JP2000150289A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ

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JP2000150289A JP10324693A JP32469398A JP2000150289A JP 2000150289 A JP2000150289 A JP 2000150289A JP 10324693 A JP10324693 A JP 10324693A JP 32469398 A JP32469398 A JP 32469398A JP 2000150289 A JP2000150289 A JP 2000150289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層セラミックコンデンサを基板実装後、撓
み応力によるクラックが発生した場合においても絶縁抵
抗の劣化を防止することのできる積層セラミックコンデ
ンサを提供することを目的とする。 【解決手段】 積層セラミックコンデンサ10におい
て、奇数層用内部電極層5が露出した一端面8から対向
する他端面9側に延長された奇数層用内部電極層5の終
端部と他端面9との間隔A16と、偶数層用内部電極層
6が露出した他端面9から対向する一端面8側に延長さ
れた偶数層用内部電極層6終端部と、一端面8との間隔
B14が常にA>Bの関係にあり、かつ内部電極層5,
6が露出した両端部に形成する外部電極11,12の端
面8,9よりの廻り込み電極寸法13,15の長さが、
一端面8側は間隔B14より長く、他端面9側に向け形
成し、また他端面9側は、間隔A16より短く一端面8
側に向け形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子回路に用い
られる積層セラミックコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の積層セラミックコンデンサの製造
方法について、図7〜図12を用いて説明する。
【0003】先ず、公知の積層セラミックコンデンサの
製造方法を用い、セラミック誘電体層(以降、セラミッ
ク層と称する)42のグリーンシートを作製する。次に
作製したセラミック層42のグリーンシートを複数枚積
層し、上部無効層44、下部無効層43を作製する。
【0004】次に下部無効層43面にセラミック層42
のグリーンシートを積層し、その面に第一層目の内部電
極層45を印刷し、続いて第一層目の内部電極層45面
にセラミック層42のグリーンシートを積層し、その面
に第一層目の内部電極層45と対になる第二層目の内部
電極層45を印刷する。更にその面にセラミック層42
のグリーンシートを積層し、その面に第一層目と同じ第
三層目の内部電極層45を印刷し、続いてその面にセラ
ミック層42のグリーンシートを積層し、第二層目と同
じ第四層目の内部電極層45を印刷する。このようにし
て順次セラミック層42のグリーンシートの積層と、内
部電極層45の印刷を交互に所定数積層した後、最後に
上部無効層44を重ね加圧積層して積層体グリーンブロ
ック(図示せず)を作製する。この時奇数層の内部電極
層45と偶数層の内部電極層45は共に長方形の同一形
状をしており、図7に示すグリーン積層体41の形状に
切断した際に、奇数層目の内部電極層45はセラミック
層42を挟んで一方の端面に、偶数層目の内部電極層4
5はセラミック層42を挟んで対向する他端面に一層お
きに交互にそれぞれ露出するように積層する。
【0005】次いで作製した積層体グリーンブロックを
切断後、所定温度で焼成を行い図9に示すような焼結体
46を作製する。
【0006】その後、得られた焼結体46をバレル研磨
し、焼結体46の内部に形成した内部電極層45を焼結
体46の端面47にそれぞれ露出させた後、露出した内
部電極層45と電気的に接続するようにして両端部面全
体を覆うように外部電極48を形成し、図10に示すよ
うな積層セラミックコンデンサ(以降、積層コンデンサ
と称する)49を製造する方法が一般に知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の積
層コンデンサの内部電極層45は、一方の端面47から
対向する他端面側に延長された終端部と他端面47との
間隔、及び他端面から対向する一方の端面側に延長され
た終端部と一方の端面との間隔50が、外部電極48の
廻り込み寸法51より短いために、完成品49を実装基
板17に実装した後、実装基板17を撓ませた場合、図
12に示すように外部電極48の廻り込み終端部際か
ら、撓み応力によるクラック19が生じ、セラミック層
42を挟んで対向する異極内部電極層45間の絶縁抵抗
が劣化し、電気的に短絡するという問題点があった。
【0008】本発明は前記従来の問題点を解決し、撓み
応力によるクラック19が発生しても対向する内部電極
層45間での絶縁抵抗が劣化しない、信頼性の高い積層
コンデンサを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、セラミック誘電体層と内部電極層とを交互
に複数積層し、前記内部電極層を前記セラミック誘電体
層を挟んで一層おきに対向する異なる端面に交互に露出
させた積層体と、この積層体の端面に露出した内部電極
層と電気的に接続するように、前記積層体の両端部を覆
う様に形成した外部電極とを備え、前記積層体の一端面
にその一端側が露出した一方の内部電極層の終端部と積
層体の他端面との間隔Aと、他方の内部電極層の終端部
と積層体の一端面との間隔BはA>Bの関係にあり、か
つ積層体の両端部に形成した外部電極の端面よりの廻り
込み部分の長さが、積層体の一端側はBより長く他端面
側に向けて形成し、積層体の他端側はAより短く一端側
に向けて形成することにより、得られた積層コンデンサ
を基板実装し、その実装基板を撓ませた時、積層コンデ
ンサに生じる撓み応力によるクラックは、積層体の他面
側の外部電極の廻り込み部分の終端部際から常に発生す
るため、他端側のセラミック誘電体層を挟んで対向する
同極内部電極層間では電気的に短絡状態となるが、異極
内部電極層間での絶縁抵抗の劣化を生じることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、セラミック誘電体層と内部電極層とを交互に複数積
層し、前記内部電極層を前記セラミック誘電体層を挟ん
で一層おきに対向する異なる端面に交互に露出させた積
層体と、この積層体の端面に露出した内部電極層と電気
的に接続するように、前記積層体の両端部を覆う様に形
成した外部電極とを備え、前記積層体の一端面にその一
端側が露出した一方の内部電極層の終端部と積層体の他
端面との間隔Aと、他方の内部電極層の終端部と積層体
の一端面との間隔BはA>Bの関係にあり、かつ積層体
の両端部に形成した外部電極の端面よりの廻り込み部分
の長さが、積層体の一端側はBより長く他端面側に向け
て形成し、積層体の他端側はAより短く一端側に向けて
形成することにより、得られた積層コンデンサを基板実
装し、その実装基板を撓ませた時、積層コンデンサに生
じる撓み応力によるクラックは、積層体の他端側の外部
電極の廻り込み部分の終端部際から常に発生するため、
他端側のセラミック誘電体層を挟んで対向する同極内部
電極層間では電気的に短絡状態となるが、異極内部電極
層間での絶縁抵抗の劣化を生じることはない。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、積層体
の一端側に形成した外部電極の廻り込み部分の長さを、
積層体の他端側に形成した外部電極の廻り込み長さの
1.5倍より長く形成したことを特徴とする請求項1に
記載の積層コンデンサであり、これにより積層コンデン
サの完成品を基板実装し、その実装基板を撓ませた場
合、撓み応力は確実に他端側の外部電極の廻り込み部分
の終端部に強く加わり、他端側の外部電極の廻り込み部
分の終端部際から撓み応力によるクラックが常に発生
し、セラミック層を挟んで対向する異極内部電極層間で
絶縁抵抗の劣化を生じることはない。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、B寸法
を、A寸法の1/1.5倍より短く形成したことを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の積層セラミック
コンデンサであり、これにより積層コンデンサの完成品
を基板実装し、その実装基板を撓ませた場合、他端側の
外部電極の廻り込み部分の終端際から、撓み応力による
クラックが常に発生し、セラミック層を挟んで対向する
異極内部電極層間での絶縁抵抗の劣化を生じることはな
い。
【0013】以下、本発明の一実施形態について図を用
いて説明する。 (実施の形態1)図1から図6に本発明の一実施形態の
積層コンデンサを示した。図において1はグリーン積層
体、2はセラミック層、3は下部無効層、4は上部無効
層、5は奇数層用の内部電極層、6は偶数層用の内部電
極層、7は焼結体、8は一方の端面、9は他方の端面、
10は完成品、11は一方の端面8側の外部電極、12
は他方の端面9側の外部電極、13は一方の端面8側の
外部電極11の廻り込み電極寸法、14は一方の端面8
と他方の端面9から延長した内部電極層6の終端部との
間隔B、15は他方の端面9側の外部電極12の廻り込
み電極寸法、16は他方の端面9と一方の端面8から延
長した内部電極層5の終端部との間隔A、17は実装基
板、18は半田、19は撓み応力によるクラックであ
る。
【0014】先ず、セラミック誘電体粉末とバインダ
ー、及び可塑剤を混合分散したスラリーからリバースロ
ール成形法を用い、セラミック層2のグリーンシートを
作製する。
【0015】作製したセラミック層2のグリーンシート
を複数枚積層し下部無効層3と上部無効層4を作製す
る。
【0016】次にセラミック層2のグリーンシートを下
部無効層3の上に積層し、その上に図2に示す様に第一
層目の奇数層用の内部電極層5を印刷する。続いて第一
層目の奇数層用の内部電極層5の上にセラミック層2の
グリーンシートを積層し、その上に第一層目の奇数層用
の内部電極層5と対向する第二層目の偶数層用の内部電
極層6を印刷する。続いて第二層目の偶数層用の内部電
極層6の上にセラミック層2のグリーンシートを積層
し、その上に奇数層用の内部電極層5を印刷する。更に
その上にセラミック層2のグリーンシートを積層し、偶
数層用の内部電極層6を印刷する。このようにして前記
作業を繰り返しセラミック層2のグリーンシートと奇数
層用の内部電極層5、または偶数層用の内部電極層6と
を交互に所定数積層した後、最後に上部無効層4を重ね
加圧積層して積層体グリーンブロック(図示せず)を作
製する。
【0017】次いで作製した積層体グリーンブロックを
所定形状に切断し、図1に示す本発明のグリーン積層体
1を得る。
【0018】その後、グリーン積層体1を所定温度で焼
成し図3に示す焼結体7を作製する。この時の得られた
焼結体7は図5に示すように、奇数層用の内部電極層5
の終端部と他方の端面9との間隔A16は、偶数層用の
内部電極層6と一方の端面8との間隔B14より常に長
く、ほぼ1.5倍より長くなるように積層体グリーンブ
ロックは印刷積層を行った。
【0019】次に、焼結体7のバレル研磨を行い、焼結
体7の内部に形成された奇数層用の内部電極層5群を焼
結体7の一方の端面8に、また偶数層用の内部電極層6
群を他方の端面9に露出させる。
【0020】次いで、奇数層用の内部電極層5群が露出
した一方の端面8側に外部電極11、同様に偶数層用の
内部電極層6が露出した他方の端面9側に外部電極12
用の電極ペーストを塗布し、焼付を行う。この時図5に
示すように、一方の端面8側の外部電極11の廻り込み
電極寸法13はその端面8と他方の端面9から延長され
た偶数層用の内部電極層6の終端部との間隔B14より
他方の端面9側に長く形成し、また他方の端面9側の外
部電極12の廻り込み電極寸法15は、その端面9と一
方の端面8から延長された奇数層用内部電極層5の終端
部との間隔A16より一方の端面8側に短く形成すると
共に、一方の端面8側の廻り込み電極寸法13は他方の
端面9側の廻り込み電極寸法15のほぼ1.5倍長く形
成して積層コンデンサ10を完成させた。
【0021】このようにして作製した本実施形態の積層
コンデンサ10と、従来例の積層コンデンサ49各々1
0個を、図6及び図12に示すように実装基板17に半
田18を実装した後、実装基板17を積層コンデンサと
反対側に撓ませ、撓み応力によるクラック19を発生さ
せた。その後積層コンデンサ10,49を湿度槽に10
時間放置し絶縁抵抗の劣化を測定し、その結果を(表
1)に示した。尚試料の積層コンデンサは、公称静電容
量が22nFで、寸法が長さ3.2mm×幅1.6mm×厚
さ0.65mmで、一方の端面8側の外部電極11の廻り
込み電極寸法13は0.7mmで、他方の端面9側の外部
電極12の廻り込み電極寸法15を0.4mmに形成し、
また一方の端面8と偶数層用内部電極層6の終端部との
間隔B14は0.25mmで、他方の端面9と奇数層用内
部電極層5の終端部との間隔A16を0.75mmとなる
ように設定した。絶縁抵抗は定格電圧を1分間印加した
時の抵抗値を示した。
【0022】
【表1】
【0023】(表1)に示すように、本発明の積層コン
デンサ10は全て1010Ω以上であったのに対して、従
来品は全て103Ω以下であった。またこれら積層コン
デンサ10,49のクラック発生箇所を検査した結果、
本発明品では他方の端面9側の廻り込み電極寸法15の
終端部際からクラックが常に発生しており、対向する一
方の端面8側の廻り込み電極寸法13の終端部際からは
クラックの発生が認められなかった。一方従来品は、全
ての試料で対向する内部電極層間を貫くようにいずれか
一方の外部電極48の廻り込み電極の終端部からクラッ
クが発生していた。
【0024】尚、本発明で一方の端面8と偶数層用内部
電極層6の終端部との間隔B14と、他方の端面9と奇
数層用内部電極層5の終端部との間隔A16との関係
を、A/B≧1.5とすると共に、一方の端面8側の廻
り込み電極寸法13の長さを、他方の端面9側の廻り込
み電極寸法15の長さの1.5倍以上としたのは、実装
基板17に半田18を実装して実装基板17を撓ませ、
積層コンデンサ10にクラックを発生させたとき、必ず
他方の端面9側の廻り込み電極寸法15の終端部からク
ラックを発生させ、一方の端面8側の廻り込み電極寸法
13の終端部でクラックを発生させないようにするため
である。つまり、積層コンデンサ10の中心部からの応
力の作用点間距離に明らかな差をもたせると共に、クラ
ックが廻り込み電極寸法15終端部の上下面間で直線的
に発生せず、上下いずれかの廻り込み電極寸法15の終
端部から一方の端面8側にずれて斜めにクラックが発生
した場合においても、奇数層用内部電極層5をクラック
が通過しないように、奇数層用内部電極層5の終端部
と、廻り込み電極寸法15の終端部との間に安全距離を
確保しているのである。また奇数層用の内部電極層5の
長さを、偶数層用内部電極層6の長さより短くしたが、
これを逆にすることも可能である。また更に図5に示す
廻り込み電極寸法15の上下面での廻り込み長さを同じ
に示したが、奇数層用内部電極層5の終端部と他方の端
面9との間隔A16より短い範囲で上下面の長さを変え
ることも可能である。
【0025】以上の結果から、積層コンデンサの一方の
端面8から延長された奇数層用内部電極層5の終端部と
他方の端面9との間隔A16を対向する他方の端面9か
ら延長された偶数層用内部電極層6と一方の端面8との
間隔B14より明らかに長く設け、またこれら内部電極
層5,6と電気的に接続するようにそれぞれの端面8,
9に形成する外部電極11、及び12の廻り込み電極寸
法13,15の終端部までの長さを、廻り込み電極寸法
13の終端部は偶数層用内部電極層6の終端部より他方
の端面9側に長く、更に廻り込み電極寸法15は奇数層
用内部電極層5の終端部より他方の端面9側に短く、し
かも廻り込み電極寸法13の廻り込み長さを廻り込み電
極寸法15の廻り込み長さより明らかに長くすることに
より、積層コンデンサを実装基板17に半田18を実装
した後、その実装基板17が撓んで積層コンデンサに撓
み応力によるクラックが生じても、セラミック層2を挟
んで対向する異極内部電極層5,6間でクラック発生に
よる絶縁抵抗の劣化を生じさせることがなくなることが
分かる。
【0026】
【発明の効果】以上本発明によれば、積層体の一端面か
ら延長された内部電極層の終端部と積層体の他端面との
間隔と、積層体の他端面から延長された内部電極層の終
端部と積層体の一端面との間隔との間に差を設けると共
に、一端面側に形成する外部電極の廻り込み電極部分の
長さを、他端面から延長された内部電極層の終端部より
他端面側に向けて長く、他端面の外部電極の廻り込み電
極部分の長さを、一端面より延長された内部電極層の終
端部より、他端面側に向けて短く形成することにより、
基板実装後の、撓み応力によりクラックが発生しても異
極内部電極層間で絶縁抵抗の劣化が生じることのない積
層セラミックコンデンサを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の積層セラミックコンデン
サのグリーン積層体の斜視図
【図2】同グリーン積層体の展開図
【図3】同焼結体の斜視図
【図4】同完成品の斜視図
【図5】同完成品の断面図
【図6】同撓みクラックが生じた完成品の断面図
【図7】従来の積層セラミックコンデンサのグリーン積
層体の斜視図
【図8】同グリーン積層体の展開図
【図9】同焼結体の斜視図
【図10】同完成品の斜視図
【図11】同完成品の断面図
【図12】同撓みクラックが生じた完成品の断面図
【符号の説明】
1 グリーン積層体 2 セラミック誘電体層 3 下部無効層 4 上部無効層 5 奇数層用内部電極層 6 偶数層用内部電極層 7 焼結体 8 一端面 9 他端面 10 完成品 11 一端面側の外部電極 12 他端面側の外部電極 13 一端面側の廻り込み電極寸法 14 間隔B 15 他端面側の廻り込み電極寸法 16 間隔A 17 実装基板 18 半田 19 クラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック誘電体層と内部電極層とを交
    互に複数積層し、前記内部電極層を前記セラミック誘電
    体層を挟んで一層おきに対向する異なる端面に交互に露
    出させた積層体と、この積層体の端面に露出した内部電
    極層と電気的に接続するように、前記誘電体の両端部を
    覆う様に形成した外部電極とを備え、前記積層体の一端
    面にその一端側が露出した一方の内部電極層の終端部と
    積層体の他端面との間隔Aと、他方の内部電極層の終端
    部と積層体の一端面との間隔BはA>Bの関係にあり、
    かつ積層体の両端部に形成した外部電極の端面よりの廻
    り込み部分の長さが、積層体の一端側はBより長く他端
    側に向け形成し、積層体の他端側はAより短く一端側に
    向け形成したことを特徴とする積層セラミックコンデン
    サ。
  2. 【請求項2】 積層体の一端側に形成した外部電極の廻
    り込み部分の長さを、積層体の他端側に形成した外部電
    極の廻り込み長さの1.5倍より長く形成したことを特
    徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 【請求項3】 B寸法を、A寸法の1/1.5倍より短
    く形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の積層セラミックコンデンサ。
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