JP2000149098A - 自動取引システム及びその制御方法 - Google Patents

自動取引システム及びその制御方法

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JP2000149098A
JP2000149098A JP32520398A JP32520398A JP2000149098A JP 2000149098 A JP2000149098 A JP 2000149098A JP 32520398 A JP32520398 A JP 32520398A JP 32520398 A JP32520398 A JP 32520398A JP 2000149098 A JP2000149098 A JP 2000149098A
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atm
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JP32520398A
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Takashi Masuda
崇 益田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、例えば、同時に複数のATMで障害
が発生して取扱中止となった場合に、1台のATMから
のリモート操作による電子ジャーナル検索に基づいて他
のATMに対する障害処理の操作を可能にする。 【解決手段】本発明の一態様によると、所定の領域内
で、互いに通信回線で接続された複数の自動取引装置を
有する自動取引システムにおいて、前記複数の自動取引
装置それぞれに設けられ、取引情報、障害情報等を記憶
するとともに各自動取引装置に対して共通利用可能に設
定された記憶手段と、前記複数の自動取引装置それぞれ
に設けられ、他の自動取引装置の記憶手段に対して自動
取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行っ
た自動取引装置の障害内容を確認する障害内容確認手段
と、この障害内容確認手段によって障害内容が確認され
た自動取引装置に対して障害の復旧を指示する復旧手段
とを有する自動取引システムが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、銀行など
の金融機関に設置され、不特定多数の利用者が操作する
現金自動預出金機などの複数の現金自動取引装置(以下
ATM)を有する自動装置システムに係り、特に、同時
に複数のATMで障害が発生して取扱中止となった場合
に、1台のATMからのリモート操作による電子ジャー
ナル検索に基づいて他のATMに対する障害処理の操作
を可能とすることができるようにした自動取引システム
およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行などの金融機関には、各種取
引を自動的に行う現金自動取引装置の導入が進められて
おり、利用者に対して迅速なサービスが展開されてい
る。
【0003】金融機関の支店等にある複数の現金自動取
引装置(以下ATM)の1台で障害が発生した場合、係
員及び保守員は障害が発生したことにより取扱中止とな
っているATMのところに行き、そのATMの後扉を当
該ATMの鍵で開けてリセット等の障害処理を行う。
【0004】このATMの障害処理中に別のATMで障
害が発生した場合、その係員及び保守員はさらに障害が
発生したことにより取扱中止となっている別のATMの
ところに行き、そのATMの後扉を当該ATMの鍵で開
けてリセット等の障害処理を行わなければならない。
【0005】なお、無人運用の時間帯に障害が発生した
場合であれば、監視センタからのリセット指示電文で、
障害が発生したことにより取扱中止となっているATM
復旧させることができる。
【0006】しかるに、監視センタのリセット指示電文
がない時間帯では、係員及び保守員は、その都度、障害
が発生したことにより取扱中止となっている各ATMの
鍵で後扉を開けてリセット等の障害処理を行って復旧さ
せなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術では、通常、金融機関の支店等に設置されているA
TMの後扉は閉まっているため、無人運用でない時間帯
に同時に複数のATMで障害が発生すると係員及び保守
員は障害が発生したことにより取扱中止となっている各
ATMの鍵で後扉を開け、リセット処理等で障害を復旧
させなければならない。
【0008】なお、無人運用でない時間帯で、同時に複
数のATMを休止させてしまうことは、係員及び保守員
の手間をとるだけでなく、ATMを休止状態にさせる時
間が長くなり稼働率を低下させてしまうという点で問題
である。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、例えば、銀行などの金融機関に設置され、不特定
多数の利用者が操作する現金自動預出金機などの複数の
現金自動取引装置(以下ATM)を有する自動取引シス
テムにおいて、同時に複数のATMで障害が発生して取
扱中止となった場合に、1台のATMからのリモート操
作による電子ジャーナル検索に基づいて他のATMに対
する障害処理の操作を可能にすることにより、係員の負
担を軽減するとともに、各ATMの稼働率の向上を可能
にし得る自動取引システム及びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 所定の領域内で、互いに
通信回線で接続された複数の自動取引装置を有する自動
取引システムにおいて、前記複数の自動取引装置それぞ
れに設けられ、取引情報、障害情報等を記憶するととも
に各自動取引装置に対して共通利用可能に設定された記
憶手段と、前記複数の自動取引装置それぞれに設けら
れ、他の自動取引装置の記憶手段に対して自動取引装置
の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自動取
引装置の障害内容を確認する障害内容確認手段と、この
障害内容確認手段によって障害内容が確認された自動取
引装置に対して障害の復旧を指示する復旧手段と、を有
する自動取引システムが提供される。
【0011】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引
装置を有する自動取引システムにおいて、前記複数の自
動取引装置それぞれに設けられ、取引情報、当該装置の
稼働状況の記録等の電子ジャーナルファイルを記憶する
とともに各自動取引装置に対して共通利用可能に設定さ
れた記憶手段と、前記複数の自動取引装置それぞれに設
けられ、他の自動取引装置の記憶手段に記憶された電子
ジャーナルファイルから自動取引装置の障害内容の検索
を行うとともに、検索を行った自動取引装置の障害内容
を自己の内部モニタに表示させる障害内容表示手段と、
この障害内容表示手段によって障害内容が表示された際
に自己の内部モニタから障害が発生した自動取引装置に
対して障害の復旧を指示する復旧手段と、を有する自動
取引システムが提供される。
【0012】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引
装置を有する自動取引システムにおいて、前記複数の自
動取引装置それぞれに設けられ、取引情報、当該装置の
稼働状況の記録等の電子ジャーナルファイルを記憶する
とともに各自動取引装置に対して共通利用可能に設定さ
れた記憶手段と、前記複数の自動取引装置それぞれに設
けられ、他の自動取引装置の記憶手段に記憶された電子
ジャーナルファイルから自動取引装置の障害内容の検索
を行うとともに、検索を行った自動取引装置の障害内容
を自己の内部モニタに表示させる障害内容表示手段と、
この障害内容表示手段によって障害内容が表示された際
に自己の内部モニタから障害が発生した自動取引装置に
対して障害の復旧を指示する復旧手段と、この復旧手段
により障害の復旧が指示されたとき、当該障害が発生し
た自動取引装置に対して障害復旧データを送信する送信
手段と、を有する自動取引システムが提供される。
【0013】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続された複数の自動取引装置と、該複数の自動取引装
置の運用を管理する運用管理装置とを有する自動取引シ
ステムにおいて、前記複数の自動取引装置それぞれに設
けられ、取引情報、障害情報等を記憶するとともに各自
動取引装置に対して共通利用可能に設定された記憶手段
と、前記複数の自動取引装置及び前記運用管理装置それ
ぞれに設けられ、他の自動取引装置の記憶手段に対して
自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を
行った自動取引装置の障害内容を確認する障害内容確認
手段と、この障害内容確認手段によって障害内容が確認
された自動取引装置に対して障害の復旧を指示する復旧
手段と、を有する自動取引システムが提供される。
【0014】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(5) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引
装置と、該複数の自動取引装置の運用を管理する運用管
理装置とを有する自動取引システムにおいて、前記複数
の自動取引装置それぞれに設けられ、取引情報、当該装
置の稼働状況の記録等の電子ジャーナルファイルを記憶
するとともに各自動取引装置に対して共通利用可能に設
定された記憶手段と、前記複数の自動取引装置それぞれ
に設けられ、他の自動取引装置の記憶手段に記憶された
電子ジャーナルファイルから自動取引装置の障害内容の
検索を行うとともに、検索を行った自動取引装置の障害
内容を自己の内部モニタに表示させる第1の障害内容表
示手段と、前記運用管理装置に設けられ、前記各自動取
引装置の記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイル
から自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検
索を行った自動取引装置の障害内容を表示させる第2の
障害内容表示手段と、これら第1又は第2の障害内容表
示手段によって障害内容が表示された際に障害の復旧を
指示する復旧手段と、この復旧手段により障害の復旧が
指示されたとき、当該障害が発生した自動取引装置に対
して障害復旧データを送信する送信手段と、を有する自
動取引システムが提供される。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(6) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続された複数の自動取引装置を有する自動取引システ
ムの制御方法において、前記複数の自動取引装置それぞ
れに設けられた記憶手段に、取引情報、障害情報等を記
憶するとともに各自動取引装置に対して共通利用可能に
設定するステップと、前記各自動取引装置のいずれかか
ら他の自動取引装置の記憶手段に対して自動取引装置の
障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自動取引
装置の障害内容を確認するステップと、前記障害内容が
確認された自動取引装置に対して障害の復旧を指示する
ステップと、を有する自動取引システムの制御方法が提
供される。
【0016】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(7) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引
装置を有する自動取引システムの制御方法において、前
記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
に、取引情報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャ
ーナルファイルを記憶するとともに各自動取引装置に対
して共通利用可能に設定するステップと、前記各自動取
引装置のいずれかから他の自動取引装置の記憶手段に記
憶された電子ジャーナルファイルに対して自動取引装置
の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自動取
引装置の障害内容を自己の内部モニタに表示させるステ
ップと、前記障害内容が表示された際に自己の内部モニ
タから障害が発生した自動取引装置に対して障害の復旧
を指示するステップと、を有する自動取引システムの制
御方法が提供される。
【0017】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(8) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引
装置を有する自動取引システムの制御方法において、前
記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
に、取引情報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャ
ーナルファイルを記憶するとともに各自動取引装置に対
して共通利用可能に設定するステップと、前記各自動取
引装置のいずれかから他の自動取引装置の記憶手段に記
憶された電子ジャーナルファイルに対して自動取引装置
の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自動取
引装置の障害内容を自己の内部モニタに表示させるステ
ップと、前記障害内容が表示された際に自己の内部モニ
タから障害が発生した自動取引装置に対して障害の復旧
を指示するステップと、前記障害の復旧が指示されたと
き、当該障害が発生した自動取引装置に対して障害復旧
データを送信するステップと、を有する自動取引システ
ムの制御方法が提供される。
【0018】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(9) 所定の領域内で、互いに通信回線で
接続された複数の自動取引装置と、該複数の自動取引装
置の運用を管理する運用管理装置とを有する自動取引シ
ステムの制御方法において、前記複数の自動取引装置そ
れぞれに設けられた記憶手段に、取引情報、障害情報等
を記憶するとともに各自動取引装置に対して共通利用可
能に設定するステップと、前記複数の自動取引装置及び
前記運用管理装置のいずれかから他の自動取引装置の記
憶手段に対して自動取引装置の障害内容の検索を行うと
ともに、検索を行った自動取引装置の障害内容を確認す
るステップと、前記障害内容が確認された自動取引装置
に対して障害の復旧を指示するステップと、を有する自
動取引システムの制御方法が提供される。
【0019】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(10) 所定の領域内で、互いに通信回線
で接続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取
引装置と、該複数の自動取引装置の運用を管理する運用
管理装置とを有する自動取引システムの制御方法におい
て、前記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶
手段に、取引情報、当該装置の稼働状況の記録等の電子
ジャーナルファイルを記憶するとともに各自動取引装置
に対して共通利用可能に設定するステップと、前記各自
動取引装置のいずれかから他の自動取引装置の記憶手段
に記憶された電子ジャーナルファイルに対して自動取引
装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自
動取引装置の障害内容を自己の内部モニタに表示させる
ステップと、前記運用管理装置から前記各自動取引装置
の記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイルに対し
て自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索
を行った自動取引装置の障害内容を該運用管理装置に表
示させるステップと、これら障害内容が表示された際に
障害の復旧を指示するステップと、この障害の復旧が指
示されたとき、当該障害が発生した自動取引装置に対し
て障害復旧データを送信するステップと、を有する自動
取引システムの制御方法が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について述べ
ると、本発明は、例えば、銀行等の金融機関の支店等に
設置されている複数の現金自動取引装置(ATM)で同
時に障害が発生した場合に、1台の端末(ATMまたは
運用管理装置)で電子ジャーナル検索を行うことによ
り、障害が発生して取扱中止となっている全てのATM
を復旧させる処理を含む自動取引システムについて記述
したものである。
【0021】すなわち、本発明は、上述した復旧処理を
行うために、複数の現金自動取引装置(ATM)と、各
ATMで電子ジャーナル検索する電子ジャーナル検索手
段と、各ATM間で電子ジャーナルファイルを共有させ
る電子ジャーナルファイル共有手段と、同時に複数のA
TMで障害が発生した場合に、1台のATMからのリモ
ート操作により、上記電子ジャーナル検索手段による電
子ジャーナル検索に基づいて各ATMを障害から復旧さ
せる障害復旧手段とを有し、より詳細には、所定の領域
内で、互いに通信回線で接続された複数の自動取引装置
を有する自動取引システムにおいて、前記複数の自動取
引装置それぞれに設けられ、取引情報、障害情報等を記
憶するとともに各自動取引装置に対して共通利用可能に
設定された記憶手段と、前記複数の自動取引装置それぞ
れに設けられ、他の自動取引装置の記憶手段に対して自
動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行
った自動取引装置の障害内容を確認する障害内容確認手
段と、この障害内容確認手段によって障害内容が確認さ
れた自動取引装置に対して障害の復旧を指示する復旧手
段と、を有する自動取引システムである。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態として銀行等
の金融機関の支店内に設置される現金自動取引装置(A
TM)システムの機器構成を示すブロック図である。
【0024】ここでは、本発明に関係のあるもののみを
記し、他の機器は省略する。
【0025】支店内には、複数のATM101−A,1
01−B,101−C…と、運用管理装置102とが設
置されており、これらのATM101−A,101−
B,101−C…と運用管理装置102とは通信回線の
一種であるローカルエリアネットワーク(LAN)10
3により接続されている。
【0026】また、複数のATM101−A,101−
B,101−C…は、従来通り、外部の監視センタ内に
設置されるホストコンピュータ24と通信回線23A,
23B,23C…により接続されている。
【0027】各ATM101−A,101−B,101
−C…で発生した事象は、各ATMに備え付けられてい
るジャーナル用紙に履歴が印字される。
【0028】このジャーナルへの印字データを各ATM
のハードディスク(HD)のファイルに保存し、必要な
際に、このファイルのデータを参照する技術に電子ジャ
ーナル検索がある。
【0029】また、LANにより接続された各端末(パ
ーソナルコンピュータ等)間で、各端末のHDのファイ
ルを共有して、ある端末の共有されたファイルを別の端
末からそのファイルを参照する技術がある。
【0030】本発明は、上記2つの技術を用いて、例え
ば、支店内の複数のATMで障害が同時に発生して共に
取扱中止となった場合に適用されるもので、支店内の複
数のATMで同時に障害が発生した場合に、例えば、1
台のATMからのリモート操作により、電子ジャーナル
検索結果に基づいて、他のATMの障害内容を認知して
復旧させる処理を実行させるものである。
【0031】ここでは、本発明の成立手段を記述したも
のであり、本発明においては、各ATMで発生した障害
は、各ATMのリセット動作によって復旧可能であるも
のとする。
【0032】図2は、この発明の一実施の形態に係る上
記各自動取引装置(ATM101−A,101−B,1
01−C…)の具体例として、銀行の営業店に設置さ
れ、入金、出金、振込、振替、残高照会、通帳記入、住
所変更などの取引操作が可能な現金自動預出金機の外観
を概略的に示す斜視図である。
【0033】図3は、上記した自動取引装置の全体的な
システム構成を概略的に示すブロック図である。
【0034】図2において、自動取引装置筺体1の前面
には、略L字形状の接客操作部2が形成されている。
【0035】この接客操作部2の水平面には、紙幣を多
数枚一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一
括して受け取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口3、お
よぴ、硬貨を多数枚一括して投入し得るとともに、放出
された硬貨を一括して受け取る、開閉可能な蓋体を有す
る硬貨口4が設けられている。
【0036】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して矩形状の表示画面を有するカラー液
晶表示装置6が設けられている。
【0037】タッチパネル5は、液晶表示装置6の表示
画面上に重ねて用いられる、たとえば、透明なタッチス
クリーンであり、利用者によって指などでタッチされた
当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、赤
外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検知
するものである。
【0038】なお、タッチパネル5は、液晶表示装置6
の下に置いて動力の変化を検知し、タッチされた位置を
所定の計算によって割り出すものでもよい。
【0039】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種情報を入力するための数字、片
仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、この表
示された操作キーに対応するタッチパネル5のセグメン
ト部位を指で触れることにより、所望のキー入力(各種
情報の入力など)を行なうことができるようになってい
る。
【0040】接客操作部2の垂直面には、暗証番号や口
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細票)を排出する
カード口8、同じく取引媒体としての磁気通帳を受入れ
る通帳口9、および、利用者に対する音声案内のための
スピーカ10などが設けられている。
【0041】一方、筺体1の内部には、カード口8に対
応したカードリーダ・レシートプリンタユニット11、
通帳口9に対応した通帳プリンタユニット12、紙幣口
3に対応した紙幣入出金ユニット13、硬貨口4に対応
した硬貨入出金ユニット14、タッチパネル5および液
晶表示装置6を含むタッチパネル式接客ユニット7、本
装置の制御を司る制御ユニット15などが設けらてい
る。
【0042】続いて、図3を参照して、上記した自動取
引装置301の全体的な構成について説明する。
【0043】自動取引装置301は、カードリーダ・レ
シートプリンタユニット11、通帳プリンタユニット1
2、紙幣入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット1
4、タッチパネル式接客ユニット7、音声案内ユニット
16、内部モニタ17、記憶部18、フロッピィディス
ク装置19、伝送制御部20、および主制御部21、こ
れらに動作電源を供給する電源部22などによって構成
される。
【0044】タッチパネル式接客ユニット7は、前述し
たように、タッチパネル5および液晶表示装置6などに
よって構成されている。
【0045】カードリーダ・レシートプリンタユニット
11は、カード口8から受入れた利用者認証媒体として
のIDカードである磁気カードあるいは振込券の磁気ス
トライプに対してデータの読取りあるいは書込みを行
う。
【0046】また、カードリーダ・レシートプリンタユ
ニット11は、取引内容を印字したレシートを発行し、
カード口8から排出する。
【0047】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。
【0048】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0049】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0050】音声案内ユニット16は、自動取引装置に
おける各種操作をガイドするための音声を状況に応じて
スピーカ10へ出力する。
【0051】内部モニタ17は、本装置の運用に係る係
員に本装置の状態を通知するとともに、係員による操作
指示の入力などを行うもので、本装置に異状が発生した
場合には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するよ
うになっている。
【0052】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるもので、本装置の運用に係る処理手順のプログラム
を格納しているとともに、取引に供する各種の情報や取
引の記録、本装置の稼働状況や障害情報等の記録などを
行う電子ジャーナルファイルとしてのデータが記憶され
ている。
【0053】フロッピィディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0054】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳を保存している上位機種としてのホス
トコンピュータ24とオンライン接続されていて、必要
に応じてホストコンピュータ24とオンライン交信する
ようになっている。
【0055】また、伝送制御部20は、上述したよう
に、図1のLAN103により、運用管理装置102及
び他の自動取引装置と接続されている。
【0056】これにより、記憶部18は、該記憶部18
に記憶されている本装置の稼働状況や障害情報等の記録
などを行う電子ジャーナルファイルに対して運用管理装
置102及び他の自動取引装置から検索等に共通利用可
能に設定されている。
【0057】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ムに基づいて各ユニット7、11〜14、16、フロッ
ピィディスク装置19、および伝送制御部20を制御し
て、入金、出金あるいは振込など、所定の取引動作を行
わしめる。
【0058】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。
【0059】なお、電源部22は、停電が発生した際、
商用交流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバ
ッテリ(図示しない)を備えていて、図示しない充電回
路によって必要に応じて充電されるようになっている。
【0060】次に、以上のような自動取引システムにお
いて、例えば、複数のATMで同時に障害が発生した場
合に、1台のATMからのリモート操作により、電子ジ
ャーナル検索結果に基づいて、他のATMの障害内容を
認知して復旧させる処理について説明する。
【0061】図4は、以上のような自動取引システムに
おいて、例えば、複数のATMで同時に障害が発生した
場合に、1台のATMからのリモート操作により、電子
ジャーナル検索結果に基づいて、他のATMの障害内容
を認知して復旧させる処理を実行する手順を示すフロー
チャートである。
【0062】支店内の2台の現金自動取引装置(図1の
101−A及び1−B)が無人運用ではない時間帯(監
視センタからのリセット指示電文がない時問帯)に、同
時に障害が発生した(又はATM101−Aの障害復旧
処理中にATM101−Bに障害が発生した)とする
(ステップS1)。
【0063】すると、係員は、まず、ATM101−A
の障害を復旧させるために、ATM101−Aの後扉を
開けて内部モニタ17の画面(図示せず)で障害内容を
確認する(ステップS2,S3)。
【0064】ここで、係員は、ATM101−Aの障害
内容が、リセット動作で復旧可能な障害であることを確
認した後、ATM101−Aに対する内部モニタ17の
リセット釦(図示せず)を押下することにより、まず、
ATM101−Aを復旧させる(ステップS4,S5,
S6)。
【0065】その後、係員は、ATM101−Bの障害
をATM101−Aからのリモート操作により、復旧さ
せるために、図5に示す、ATM101−Aの内部モニ
タ17の電子ジャーナル釦171を押下して、電子ジャ
ーナル検索に入る(ステップS7)。
【0066】ATM101−Aからのリモート操作によ
り、電子ジャーナル検索結果に基づいて、ATM101
−Bの障害内容を認知して復旧させる処理を実行させる
ために、ATM101−Aの内部モニタ17からATM
101−Bの電子ジャーナル検索を行う手順等は図5乃
至図13に記した通りである。
【0067】まず、係員は、前述したように、ATM1
01−Aの取扱中表示の内部モニタ17の電子ジャーナ
ル釦171を押下する(図5)。
【0068】上述したように、このシステムでは、支店
内でLAN103に接続されているATM101−A,
101−B,101−C…の電子ジャーナルファイル
は、支店内の各端末(ATM101−A,101−B,
101−C…及び運用管理装置102)に共有されてい
るため、どの端末からでもそのファイル内容を参照する
ことができる。
【0069】そこで、係員は、ATM101−AからA
TM101−Bの電子ジャーナルファイルの内容を参照
するため、図6に示す、ATM101−Aの内部モニタ
17の表示画面から電子ジャーナル検索を行いたい機体
の機体番号の釦172−A,172−B,172−C…
を押下することにより、電子ジャーナル検索を行いたい
機体(ここでは、ATM101−B)を選択する(ステ
ップS8,S9)。
【0070】次に、係員は、図7に示す、設定釦170
を押下後、ATM101−Bの電子ジャーナルデータの
中で現在の障害情報があるデータを検索したい項目とし
て入力し、現在の障害情報があるデータを検索する(ス
テップS10,S11)。
【0071】これにより、検索したい項目から該当デー
タが検出されると、そのデータがジャーナル印字イメー
ジで内部モニタ17に、図8に示すように表示される
(ステップS12)。
【0072】この際、検索中のATM101−Bが障害
中であれば、図8に示す、ジャーナル表示画面中のリセ
ット釦173が正転しており、このリセット釦173を
押下することにより、リセットをかけることが可能とな
っている。
【0073】そこで、係員は、図8に示す、このジャー
ナル表示画面の表示データで障害内容を確認し、すなわ
ち、ATM101−Bの障害内容が、リモート操作によ
るリセット動作で復旧可能な障害であることを確認した
後、リセット釦173を押下する(ステップS13,S
14,S15)。
【0074】そして、リセット釦173が押下される
と、図9に示す、障害復旧データ(ID1)がLAN1
03上の回線を伝わって障害が発生したATM101−
Bに送信される(ステップS16)。
【0075】ATM101−Bが、この障害復旧データ
(ID1)を受信するとリセット処理を行い復旧動作を
行うとともに、図10に示す、復旧動作が終了したこと
を示す障害復旧終了データ(ID2)がLAN103上
の回線を伝わって障害が発生したATM101−Aに送
信される。
【0076】そして、係員は、ATM101−1側で、
図10に示す、ATM101−Bの復旧動作が終了した
ことを示す障害復旧終了データ(ID2)を受信する
(ステップS17,S18)と、図11に示す内部モニ
タ17の表示画面でATM101−Bの復旧動作が終了
したことを確認する。
【0077】すなわち、図11に示すように、内部モニ
タ17の表示画面には、ATM101一Bがリセットさ
れ、取扱中となったことが表示される。
【0078】その後、図11に示す内部モニタ17の表
示画面中の確認釦174を押下してATM101一Bの
障害処理を終了させた後、図12に示す前の画面に戻さ
れると、係員は、電子ジャーナル検索を終了するために
終了釦175を押下する(ステップS19)。
【0079】そして、図13に示すATM101−Aの
取扱中画面に戻されると、係員は、障害が発生したAT
Mの復旧処理を終了するために、終了釦177を押下す
る(ステップS20)。
【0080】その後、係員は、ATM101−Aの後扉
取を閉めて鍵を掛ける(ステップS20)。
【0081】なお、運用管理装置102も支店内のLA
N103に接続されているため、各ATM101−A,
101−B,101−C…の電子ジャーナルファイルは
共有されている。
【0082】従って、上述したような電子ジャーナル検
索処理機能を運用管理装置に持たせることにより、前述
の電子ジャーナル検索により各ATMを障害から復旧さ
せることが可能である。
【0083】以上のように、本発明のシステムによれ
ば、 (1)支店内の複数のATMで障害が発生した場合、障
害が発生した全てのATMの後扉を係員及び保守員が開
けて障害復旧処理を行う必要が少なくなる。
【0084】(2)LANに接続された支店内のどの端
末(ATM及び運用管理装置)からでも障害が発生した
ATMの障害内容を知ることができ、その障害内容によ
って係員が次に取るべき行動が明確になる。
【0085】(3)更に、各ATMの障害復旧処理を1
ケ所で行えることから、各ATMの障害復旧時間を短縮
することとなり、ATMの稼働率が向上する。
【0086】そして、上述したような実施の形態で示し
た本発明には、以下のような発明が含まれている。
【0087】(1) 支店内のLANに接続された複数
の端末(現金自動取引装置及び運用管理装置)で、支店
内の各現金自動取引装置のファイルを共有するファイル
共有手段と、共有したファイルを基に障害内容の検索を
行い、検索を行った現金自動取引装置の障害内容を確認
する障害内容確認手段と、障害内容を確認した現金自動
取引装置に対し、別の現金自動取引装置から復旧させる
復旧手段と、を有する現金自動取引システム。
【0088】(2) 支店内のLANに接続された複数
の端末(現金自動取引装置及び運用管理装置)で、支店
内の各現金自動取引装置の電子ジャーナルファイルを共
有する電子ジャーナルファイル共有手段と、共有した電
子ジャーナルファイルを使用して電子ジャーナル検索を
行うとともに、現金自動取引装置の内部モニタに表示さ
せて障害内容を確認する障害内容確認手段と、電子ジャ
ーナル検索で障害内容を確認した現金自動取引装置にリ
セットをかけることにより障害から復旧を行う復旧手段
と、を有する現金自動取引システム。
【0089】(3) 支店内のLANに接続された複数
の端末(現金自動取引装置及び運用管理装置)で、支店
内の各現金自動取引装置の電子ジャーナルファイルを共
有する電子ジャーナルファイル共有手段と、共有した電
子ジャーナルファイルを使用して電子ジャーナル検索を
行うとともに、現金自動取引装置の内部モニタにその障
害内容を表示させる障害内容表示手段と、障害内容を係
員に通知する係員通知手段と、障害が発生した現金自動
取引装置に対して、電子ジャーナル検索を行った現金自
動取引装置の内部モニタから障害復旧を行う障害復旧手
段と、LANの回線を使用して障害復旧データ(リセッ
ト信号)を障害が発生した現金自動取引装置に送信する
送信手段と、を有する現金自動取引システム。
【0090】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、例えば、銀行などの金融機関に設置され、不特
定多数の利用者が操作する現金自動預出金機などの複数
の現金自動取引装置(以下ATM)を有する自動取引シ
ステムにおいて、同時に複数のATMで障害が発生して
取扱中止となった場合に、1台のATMからのリモート
操作による電子ジャーナル検索に基づいて他のATMに
対する障害処理の操作を可能にすることにより、係員の
負担を軽減するとともに、各ATMの稼働率の向上を可
能にする自動取引システム及びその制御方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る自動取
引システムの機器構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、この発明の一実施の形態に係る自動取
引装置の一例として、銀行の営業店に設置され、入金、
出金、振込、振替、残高照会、通帳記入、住所変更など
の取引が可能な現金自動預出金機の外観を概略的に示す
斜視図である。
【図3】図3は、この発明の一実施の形態に係る自動取
引装置の全体的なシステム構成を概略的に示すブロック
図である。
【図4】図4は、この発明の一実施の形態に係る自動取
引システムにおいて、同時に複数のATMで障害が発生
して取扱中止となった場合に、1台のATMからのリモ
ート操作による電子ジャーナル検索に基づいて他のAT
Mに対する障害処理の操作を可能にする処理の手順を示
すフローチャートである。
【図5】図5は、係員が、ATM101−Bの障害をA
TM101−Aからのリモート操作により、復旧させる
ために、ATM101−Aの内部モニタ17の電子ジャ
ーナル釦171を押下して、電子ジャーナル検索に入る
画面(ステップS7)である。
【図6】図6は、係員が、ATM101−AからATM
101−Bの電子ジャーナルファイルの内容を参照する
ため、ATM101−Aの内部モニタ17の表示画面か
ら電子ジャーナル検索を行いたい機体の機体番号の釦1
72−A,172−B,172−C…を押下することに
より、電子ジャーナル検索を行いたい機体(ここでは、
ATM101−B)を選択する画面(ステップS8,S
9)である。
【図7】図7は、係員が、ATM101−Bの電子ジャ
ーナルデータの中で現在の障害情報があるデータを検索
したい項目として入力することにより、現在の障害情報
があるデータを検索する画面(ステップS10,S1
1)である。
【図8】図8は、検索したい項目から該当データが検出
されたとき、そのデータがジャーナル印字イメージで内
部モニタ17に表示される(ステップS12)画面であ
る。
【図9】図9は、リセット釦173が押下されたとき、
ATM101−AからLAN103上の回線を伝わって
障害が発生したATM101−Bに送信される(ステッ
プS16)障害復旧データ(ID1)を示すフォーマッ
トである。
【図10】図10は、ATM101−BからLAN10
3上の回線を伝わってATM101−Aに送信される復
旧動作が終了したことを示す障害復旧終了データ(ID
2)を示すフォーマットである。
【図11】図11は、ATM101−AでATM101
−Bからの障害復旧終了データ(ID2)を受信(ステ
ップS17)したとき、ATM101−Bの復旧動作が
終了したことを確認する内部モニタ17の表示画面であ
る。
【図12】図12は、係員が、電子ジャーナル検索を終
了するために、終了釦175を押下する(ステップS1
8)内部モニタ17の表示画面である。
【図13】図13は、ATM101−Aの取扱中画面に
戻されたとき、係員が、障害が発生したATMの復旧処
理を終了するために、終了釦177を押下する(ステッ
プS19)内部モニタ17の表示画面である。
【符号の説明】
101−A,101−B,101−C…複数のATM、 102…運用管理装置、 103…LAN、 24…ホストコンピュータ24と 23A,23B,23C…通信回線 1…筐体、 2…接客操作部、 3…紙幣口、 4…硬貨口、 5…タッチパネル、 6…カラー液晶表示装置、 7…タッチパネル式接客ユニット、 8…カード口、 9…通帳口、 10…スピーカ、 11…カードリーダ・レシートプリンタユニット、 12…通帳プリンタユニット、 13…紙幣入出金ユニット、 14…硬貨入出金ユニット、 15…制御ユニット、 16…音声案内ユニット、 17…内部モニタ、 18…記憶部、 19…フロッピィディスク装置、 20…伝送制御部、 21…主制御部、 22…電源部、 23…通信回線。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    された複数の自動取引装置を有する自動取引システムに
    おいて、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、取引情
    報、障害情報等を記憶するとともに各自動取引装置に対
    して共通利用可能に設定された記憶手段と、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、他の自動
    取引装置の記憶手段に対して自動取引装置の障害内容の
    検索を行うとともに、検索を行った自動取引装置の障害
    内容を確認する障害内容確認手段と、 この障害内容確認手段によって障害内容が確認された自
    動取引装置に対して障害の復旧を指示する復旧手段と、 を有する自動取引システム。
  2. 【請求項2】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引装置
    を有する自動取引システムにおいて、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、取引情
    報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャーナルファ
    イルを記憶するとともに各自動取引装置に対して共通利
    用可能に設定された記憶手段と、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、他の自動
    取引装置の記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイ
    ルから自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、
    検索を行った自動取引装置の障害内容を自己の内部モニ
    タに表示させる障害内容表示手段と、 この障害内容表示手段によって障害内容が表示された際
    に自己の内部モニタから障害が発生した自動取引装置に
    対して障害の復旧を指示する復旧手段と、 を有する自動取引システム。
  3. 【請求項3】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引装置
    を有する自動取引システムにおいて、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、取引情
    報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャーナルファ
    イルを記憶するとともに各自動取引装置に対して共通利
    用可能に設定された記憶手段と、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、他の自動
    取引装置の記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイ
    ルから自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、
    検索を行った自動取引装置の障害内容を自己の内部モニ
    タに表示させる障害内容表示手段と、 この障害内容表示手段によって障害内容が表示された際
    に自己の内部モニタから障害が発生した自動取引装置に
    対して障害の復旧を指示する復旧手段と、 この復旧手段により障害の復旧が指示されたとき、当該
    障害が発生した自動取引装置に対して障害復旧データを
    送信する送信手段と、 を有する自動取引システム。
  4. 【請求項4】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    された複数の自動取引装置と、該複数の自動取引装置の
    運用を管理する運用管理装置とを有する自動取引システ
    ムにおいて、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、取引情
    報、障害情報等を記憶するとともに各自動取引装置に対
    して共通利用可能に設定された記憶手段と、 前記複数の自動取引装置及び前記運用管理装置それぞれ
    に設けられ、他の自動取引装置の記憶手段に対して自動
    取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行っ
    た自動取引装置の障害内容を確認する障害内容確認手段
    と、 この障害内容確認手段によって障害内容が確認された自
    動取引装置に対して障害の復旧を指示する復旧手段と、 を有する自動取引システム。
  5. 【請求項5】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引装置
    と、該複数の自動取引装置の運用を管理する運用管理装
    置とを有する自動取引システムにおいて、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、取引情
    報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャーナルファ
    イルを記憶するとともに各自動取引装置に対して共通利
    用可能に設定された記憶手段と、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられ、他の自動
    取引装置の記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイ
    ルから自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、
    検索を行った自動取引装置の障害内容を自己の内部モニ
    タに表示させる第1の障害内容表示手段と、 前記運用管理装置に設けられ、前記各自動取引装置の記
    憶手段に記憶された電子ジャーナルファイルから自動取
    引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った
    自動取引装置の障害内容を表示させる第2の障害内容表
    示手段と、 これら第1又は第2の障害内容表示手段によって障害内
    容が表示された際に障害の復旧を指示する復旧手段と、 この復旧手段により障害の復旧が指示されたとき、当該
    障害が発生した自動取引装置に対して障害復旧データを
    送信する送信手段と、 を有する自動取引システム。
  6. 【請求項6】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    された複数の自動取引装置を有する自動取引システムの
    制御方法において、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
    に、取引情報、障害情報等を記憶するとともに各自動取
    引装置に対して共通利用可能に設定するステップと、 前記各自動取引装置のいずれかから他の自動取引装置の
    記憶手段に対して自動取引装置の障害内容の検索を行う
    とともに、検索を行った自動取引装置の障害内容を確認
    するステップと、 前記障害内容が確認された自動取引装置に対して障害の
    復旧を指示するステップと、 を有する自動取引システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引装置
    を有する自動取引システムの制御方法において、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
    に、取引情報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャ
    ーナルファイルを記憶するとともに各自動取引装置に対
    して共通利用可能に設定するステップと、 前記各自動取引装置のいずれかから他の自動取引装置の
    記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイルに対して
    自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を
    行った自動取引装置の障害内容を自己の内部モニタに表
    示させるステップと、 前記障害内容が表示された際に自己の内部モニタから障
    害が発生した自動取引装置に対して障害の復旧を指示す
    るステップと、 を有する自動取引システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引装置
    を有する自動取引システムの制御方法において、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
    に、取引情報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャ
    ーナルファイルを記憶するとともに各自動取引装置に対
    して共通利用可能に設定するステップと、 前記各自動取引装置のいずれかから他の自動取引装置の
    記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイルに対して
    自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を
    行った自動取引装置の障害内容を自己の内部モニタに表
    示させるステップと、 前記障害内容が表示された際に自己の内部モニタから障
    害が発生した自動取引装置に対して障害の復旧を指示す
    るステップと、 前記障害の復旧が指示されたとき、当該障害が発生した
    自動取引装置に対して障害復旧データを送信するステッ
    プと、 を有する自動取引システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 所定の領域内で、互いに通信回線で接続
    された複数の自動取引装置と、該複数の自動取引装置の
    運用を管理する運用管理装置とを有する自動取引システ
    ムの制御方法において、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
    に、取引情報、障害情報等を記憶するとともに各自動取
    引装置に対して共通利用可能に設定するステップと、 前記複数の自動取引装置及び前記運用管理装置のいずれ
    かから他の自動取引装置の記憶手段に対して自動取引装
    置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自動
    取引装置の障害内容を確認するステップと、 前記障害内容が確認された自動取引装置に対して障害の
    復旧を指示するステップと、 を有する自動取引システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 所定の領域内で、互いに通信回線で接
    続されるとともに内部モニタを有する複数の自動取引装
    置と、該複数の自動取引装置の運用を管理する運用管理
    装置とを有する自動取引システムの制御方法において、 前記複数の自動取引装置それぞれに設けられた記憶手段
    に、取引情報、当該装置の稼働状況の記録等の電子ジャ
    ーナルファイルを記憶するとともに各自動取引装置に対
    して共通利用可能に設定するステップと、 前記各自動取引装置のいずれかから他の自動取引装置の
    記憶手段に記憶された電子ジャーナルファイルに対して
    自動取引装置の障害内容の検索を行うとともに、検索を
    行った自動取引装置の障害内容を自己の内部モニタに表
    示させるステップと、 前記運用管理装置から前記各自動取引装置の記憶手段に
    記憶された電子ジャーナルファイルに対して自動取引装
    置の障害内容の検索を行うとともに、検索を行った自動
    取引装置の障害内容を該運用管理装置に表示させるステ
    ップと、 これら障害内容が表示された際に障害の復旧を指示する
    ステップと、 この障害の復旧が指示されたとき、当該障害が発生した
    自動取引装置に対して障害復旧データを送信するステッ
    プと、 を有する自動取引システムの制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6510986B1 (en) 1999-05-06 2003-01-28 Fujitsu Limited Transaction record storing device and transaction machine including same
CN103971465A (zh) * 2013-01-25 2014-08-06 日立欧姆龙金融系统有限公司 现金处理系统及方法

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US6510986B1 (en) 1999-05-06 2003-01-28 Fujitsu Limited Transaction record storing device and transaction machine including same
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