JP2000146444A - 加熱処理装置 - Google Patents

加熱処理装置

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JP2000146444A
JP2000146444A JP21674699A JP21674699A JP2000146444A JP 2000146444 A JP2000146444 A JP 2000146444A JP 21674699 A JP21674699 A JP 21674699A JP 21674699 A JP21674699 A JP 21674699A JP 2000146444 A JP2000146444 A JP 2000146444A
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栄一 磧本
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光広 田上
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 揮発した溶剤が装置外へ漏れることがない加
熱処理装置を提供すること。 【解決手段】 排気孔38は、ホットプレート31上の
第1の領域ばかりでなく、この第1の領域を取り囲
む第2の領域まで及ぶ大きさにされ、その入口には多
数の透孔39を有する板状部材40が配置されている。
そして、第1の領域及び第2の領域の排気を行い、
しかも加熱処理を行っていないときにも排気を行ってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレジスト処
理工程において半導体ウェハ等の被処理体を加熱処理す
る加熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスでは、フ
ォトリソグラフィー技術が利用されている。フォトリソ
グラフィー技術においては、半導体ウェハ(以下、単に
「ウェハ」と呼ぶ。)の表面にレジストを塗布し、この
塗布レジストを所定パターンに露光処理し、さらに現像
処理する。これによりウェハ上に所定パターンのレジス
ト膜が形成され、さらに成膜及びエッチング処理するこ
とにより所定パターンの回路が形成される。
【0003】従来から、これら一連のレジスト処理は、
例えばレジスト液塗布ユニットや現像処理ユニット、加
熱処理ユニット等が一体化された塗布現像処理システム
を用いて行われている。
【0004】図13は従来の塗布現像処理システムにお
ける加熱処理ユニットの一例を示す正面図である。図1
3に示すように、加熱処理ユニット101のほぼ中央に
ウェハWを加熱処理するためのホットプレート102が
配置され、ホットプレート102表面からウェハWの受
け渡しのための複数の支持ピン103が出没可能となっ
ている。また、ホットプレート102の周囲には、ホッ
トプレート102を取り囲むように出没可能とされたシ
ャッター部材104が配置されている。
【0005】ホットプレート102の上面には、ホット
プレート102上の雰囲気を排気するための排気カバー
105が配置されている。排気カバー105は、ホット
プレート102とほぼ等しい直径の円錐形状を有し、そ
のほぼ中央(ホットプレート102のほぼ中央に対応す
る位置)より図示を省略した排気装置に接続されてい
る。
【0006】そして、支持ピン103がホットプレート
102から突き出て、シャッター部材104が没した状
態で、図示を省略した搬送装置からウェハWを受け渡さ
れる。
【0007】次に、支持ピン103が下降してホットプ
レート102より没し、シャッター部材104が上昇
し、ホットプレート102とシャッター部材104と排
気カバー105との間で閉空間が形成される。この状態
で、ウェハWが加熱処理され、排気カバー105を介し
て揮発した溶剤の排気が行われる。
【0008】この後、支持ピン103が上昇してウェハ
Wをホットプレート102から浮かせ、同時にシャッタ
ー部材104が下降し、搬送装置へウェハWが受け渡さ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た加熱処理ユニット101では、加熱処理の際にホット
プレート102とシャッター部材104と排気カバー1
05との間で形成される閉空間内に揮発した溶剤の雰囲
気が充満しているため、特に加熱処理終了後にウェハW
を搬送装置へ受け渡すためにシャッター部材104が下
降したときに、揮発した溶剤が加熱処理ユニット101
の外に漏れ、他のプロセスに悪影響を与える、という課
題がある。また、上述した従来の排気カバー105はそ
の中央より排気装置に接続される構造であるため、排気
カバー105内における排気の流れに偏りを生じて均一
に排気ができず、ウェハWにおけるレジスト膜厚の均一
性を悪化させる、という課題もある。さらに、揮発した
溶剤が排気カバー105の温度の低い部分に結露し、こ
の量が多くなると結露した溶剤がウェハW上に落下す
る、という課題もある。
【0010】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、揮発した溶剤が装置外へ漏れること
がない加熱処理装置を提供することを目的としている。
本発明の別の目的は、均一に排気を行うことができる加
熱処理装置を提供することを目的としている。本発明の
さらに別の目的は、揮発した溶剤が結露して被処理体上
に落下することがない加熱処理装置を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載に係る本発明の加熱処理装置は、被処
理体が載置され加熱される第1の領域を有する加熱処理
領域と、前記第1の領域及びこの第1の領域を取り囲む
第2の領域と対面するように設けられた排気孔を有する
排気カバーと、前記排気孔を介して前記第1及び第2の
領域の排気を行う排気手段とを具備するものである。
【0012】請求項2に係る本発明の加熱処理装置は、
請求項1記載の加熱処理装置であって、前記被処理体を
加熱する際に、前記第1の領域の外周と前記排気カバー
との隙間を塞ぐシャッター部材をさらに具備するもので
ある。
【0013】請求項3に係る本発明の加熱処理装置は、
請求項1または2記載の加熱処理装置であって、前記排
気手段が、前記被処理体を加熱しないときにも前記排気
孔を介して前記第1及び第2の領域の排気を行うもので
ある。
【0014】請求項4に係る本発明の加熱処理装置は、
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の加熱
処理装置であって、前記排気カバーが、箱型の構造で、
側面から前記排気手段に接続されているものである。
【0015】請求項5に係る本発明の加熱処理装置は、
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の加熱
処理装置であって、前記排気カバーを加熱するための加
熱手段をさらに具備するものである。
【0016】請求項6に係る本発明の加熱処理装置は、
請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の加熱
処理装置であって、前記排気孔の入口に取り付けられ
た、多数の透孔を有する板状部材をさらに具備するもの
である。
【0017】請求項7に係る本発明の加熱処理装置は、
被処理体が載置され加熱される第1の領域を有する加熱
処理領域を備え、前記第1の領域とこの第1の領域を取
り囲む第2の領域とを同時に排気するようにしたもので
ある。
【0018】請求項8に係る本発明の加熱処理装置は、
請求項7記載の加熱処理装置であって、前記被処理体を
加熱しないときにも前記第1の領域及び前記第2の領域
を排気するようにしたものである。
【0019】請求項1、7記載に係る本発明では、被処
理体が載置され加熱される第1の領域を取り囲む第2の
領域についても排気を行うように構成したので、第1の
領域中で揮発した溶剤が第2の領域においても排気さ
れ、当該装置外へ漏れることはない。また、第2の領域
から周囲の溶剤を含まない気体を排気カバー内に取り入
れるようになるので、排気カバー内における揮発溶剤の
濃度が薄まり、揮発した溶剤が排気カバー内に結露して
付着することが少なくなる。
【0020】請求項2に係る本発明では、被処理体を加
熱する際に、第2の領域についての排気に加えて、シャ
ッター部材によって第1の領域の外周と排気カバーとの
隙間を塞いでいるので、第2の領域で排気カバー内に流
れる排気が第1の領域で排気カバー内に流れる排気の流
れを乱すようなことがなくなり、揮発した溶剤が当該装
置外へ漏れることはない。
【0021】請求項3、8に係る本発明では、被処理体
を加熱しないときにも第1及び第2の領域を排気するよ
うに構成したので、加熱処理終了後においても揮発した
溶剤が当該装置外へ漏れることはない。
【0022】請求項4に係る本発明では、排気カバーが
箱型の構造であるので、排気カバー内が排気すべき気体
を一旦蓄えるバッファーとして機能することになり、ま
たその側面から排気を行うようにしたので、排気カバー
内をより均一に排気することができ、従って排気カバー
によってより均一な排気を行うことができる。
【0023】請求項5に係る本発明では、排気カバーを
加熱しているので、揮発した溶剤が排気カバー内に結露
して付着することがなくなる。
【0024】請求項6に係る本発明では、多数の透孔を
有する板状部材を排気孔の入口に取り付けたので、より
均一な排気を行うことが可能となる。また、排気カバー
に揮発した溶剤が結露してもその溶剤が被処理体上に落
下する可能性が低くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る塗
布現像処理システムの平面図、図2は図1に示した塗布
現像処理システムの正面図、図3は図1に示した塗布現
像システムの背面図である。
【0026】図1乃至図3に示すように、この塗布現像
処理システム1は、カセットステーション10、処理ス
テーション11及びインターフェイス部12を一体に接
続した構成を有している。カセットステーション10で
は、ウエハWがカセットC単位で複数枚、例えば25枚
単位で、外部から塗布現像処理システム1に搬入され、
また塗布現像処理システム1から外部に搬出される。ま
た、カセットCに対してウエハWが搬出・搬入される。
処理ステーション11では、塗布現像処理工程の中で1
枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユ
ニットが所定位置に多段に配置されている。インターフ
ェイス部12では、この塗布現像処理システム1に隣接
して設けられる露光装置13との間でウエハWが受け渡
される。
【0027】カセットステーション10では、図1に示
すように、カセット載置台20上の位置決め突起20a
の位置に複数個、例えば4個のカセットCが、それぞれ
のウエハW出入口を処理ステーション11側に向けてX
方向(図1中の上下方向)一列に載置される。このカセ
ットC配列方向(X方向)及びカセットC内に収容され
たウエハWのウエハW配列方向(Z方向;垂直方向)に
移動可能なウエハ搬送体21が、搬送路21aに沿って
移動自在であり、各カセットCに選択的にアクセスす
る。
【0028】ウエハ搬送体21は、θ方向に回転自在に
構成されており、後述するように処理ステーション11
側の第3の処理ユニット群G3における多段ユニット部
に属するアライメントユニット(ALIM)及びエクス
テンションユニット(EXT)にもアクセスできるよう
になっている。
【0029】処理ステーション11では、図1に示すよ
うに、その中心部には垂直搬送型の搬送装置22が設け
られ、その周りに各種処理ユニットが1組または複数の
組に亙って多段集積配置されて処理ユニット群を構成し
ている。かかる塗布現像処理システム1においては、5
つの処理ユニット群G1、G2、G3、G4、G5が配
置可能な構成であり、第1及び第2の処理ユニット群G
1、G2はシステム正面側に配置され、第3の処理ユニ
ット群G3はカセットステーション10に隣接して配置
され、第4の処理ユニット群G4はインターフェイス部
12に隣接して配置され、さらに破線で示した第5の処
理ユニット群G5を背面側に配置することが可能となっ
ている。搬送装置22は、θ方向に回転自在でZ方向に
移動可能に構成されており、各処理ユニットとの間でウ
エハWの受け渡しが可能とされている。
【0030】第1の処理ユニット群G1では、図2に示
すように、カップCP内でウエハWをスピンチャックに
載せて所定の処理を行う2台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えばレジスト液塗布ユニット(COT)及び現像
処理ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられて
いる。そして第1の処理ユニット群G1と同様に、第2
の処理ユニット群G2においても、2台のスピンナ型処
理ユニット、例えばレジスト液塗布ユニット(COT)
及び現像処理ユニット(DEV)が下から順に2段に重
ねられている。
【0031】図2に示すように、この塗布現像処理シス
テム1の上部には、例えばULPAフィルタなどの高性
能フィルタ23が、前記3つのゾーン(カセットステー
ション10、処理ステーション11、インターフェイス
部12)毎に設けられている。この高性能フィルタ23
の上流側から供給された空気は、当該高性能フィルタ2
3を通過する際に、パーティクルや有機成分が捕集、除
去される。したがって、この高性能フィルタ23を介し
て、上記のカセット載置台20、ウエハ搬送体21の搬
送路21a、第1〜第2の処理ユニット群G1、G2、
後述する第3〜第5の処理ユニット群G3、G4、G5
及びインターフェイス部12には、上方からの清浄な空
気のダウンフローが、同図の実線矢印または点線矢印の
方向に供給されている。
【0032】第3の処理ユニット群G3では、図3に示
すように、ウエハWを載置台に載せて所定の処理を行う
オーブン型の処理ユニット、例えば冷却処理を行うクー
リングユニット(COL)、レジストの定着性を高める
ためのいわゆる疎水化処理を行うアドヒージョンユニッ
ト(AD)、位置合わせを行うアライメントユニット
(ALIM)、エクステンションユニット(EXT)、
露光処理前の加熱処理を行うプリベーキングユニット
(PREBAKE)及びポストベーキングユニット(P
OBAKE)が下から順に、例えば8段に重ねられてい
る。
【0033】同様に、第4の処理ユニット群G4では、
図3に示すように、ウエハWを載置台に載せて所定の処
理を行うオーブン型の処理ユニット、例えば冷却処理を
行うクーリングユニット(COL)、冷却処理も兼ねた
エクステンション・クーリングユニット(EXTCO
L)、エクステンションユニット(EXT)、アドヒー
ジョンユニット(AD)、プリベーキングユニット(P
REBAKE)及びポストベーキングユニット(POB
AKE)が下から順に、例えば8段に重ねられている。
【0034】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)やエクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いプ
リベーキングユニット(PREBAKE)、ポストベー
キングユニット(POBAKE)及びアドヒージョンユ
ニット(AD)を上段に配置することで、ユニット間の
熱的な相互干渉を少なくすることができる。
【0035】インターフェイス部12では、図1に示す
ように、奥行き方向(X方向)については、上記処理ス
テーション11と同じ寸法を有するが、幅方向について
はより小さなサイズに設定されている。図1及び図2に
示すように、このインターフェイス部12の正面側に
は、可搬性のピックアップカセットCRと、定置型のバ
ッファカセットBRが2段に配置され、他方背面部には
周辺露光装置24が配設されている。
【0036】インターフェイス部12の中央部には、ウ
エハ搬送体25が設けられている。ウエハ搬送体25
は、X方向、Z方向(垂直方向)に移動して両カセット
CR、BR及び周辺露光装置24にアクセスできるよう
になっている。ウエハ搬送体25は、θ方向にも回転自
在となるように構成されており、処理ステーション11
側の第4の処理ユニット群G4に属するエクステンショ
ンユニット(EXT)や、さらには隣接する露光装置1
3側のウエハ受け渡し台(図示せず)にもアクセスでき
るようになっている。
【0037】図4は本発明の加熱処理装置に係るポスト
ベーキングユニット(POBAKE)の正面図である。
図4に示すように、ポストベーキングユニット(POB
AKE)のほぼ中央には、ウェハWを加熱処理するため
のホットプレート31が配置されている。このホットプ
レート31内には、例えば加熱された流体が流れる配管
(図示を省略)が設けられ、この配管に加熱された流体
を流すことでホットプレート31が加熱されるようにな
っている。このホットプレート31には、ウェハWの受
け渡しのための複数の支持ピン32が出没可能に配置さ
れ、ホットプレート31の裏面に配置された昇降機構3
3により昇降されるようになっている。
【0038】また、ホットプレート31の周囲には、ホ
ットプレート31を取り囲むようにシャッター部材34
が出没可能に配置され、ホットプレート31の裏面に配
置された昇降機構35により昇降されるようになってい
る。さらに、シャッター部材34の内壁には、高温ガ
ス、例えば不活性ガスとしてのN2を噴出するための噴
出孔36が多数設けられている。噴出孔36は高温ガス
供給装置(図示を省略)に接続されている。ホットプレ
ート31の上面には、箱型の構造の排気カバー37が配
置されている。
【0039】図5はこの排気カバー37を図4における
A−A矢視方向から見た図である。図4及び図5に示す
ように、この排気カバー37のホットプレート31と対
面する面には、排気孔38が設けられている。この排気
孔38は、ホットプレート31上の第1の領域ばかり
でなく、この第1の領域を取り囲む第2の領域まで
及ぶ大きさにされている。そして、排気孔38の入口に
は、多数の透孔39を有する板状部材40が配置されて
いる。
【0040】また、この排気カバー37の上部には、排
気カバー37内を加熱するための加熱装置41が配置さ
れている。さらに、排気カバー37の一側面には、排気
パイプ42が接続され、排気パイプ42には排気装置4
3が接続されている。そして、上記の第1の領域及び
第2の領域が排気孔38を介してこの排気装置43に
より排気されるようになっている。
【0041】次に動作について説明する。まず、支持ピ
ン32がホットプレート31から突き出て、シャッター
部材34が没した状態で、搬送装置22から支持ピン3
2上にウェハWが受け渡される。次に、支持ピン32が
下降してホットプレート31より没し、シャッター部材
34が上昇し、ホットプレート31とシャッター部材3
4と排気カバー37との間で閉空間が形成される。この
状態で、ウェハWが加熱処理される。
【0042】図6はそのときの図4の一部拡大図であ
る。図6の実線矢印に示すように、排気カバー37は、
ホットプレート31上の第1の領域ばかりでなく、こ
の第1の領域を取り囲む、即ちシャッター部材34の
外周の第2の領域についても排気を行う。
【0043】この後、支持ピン32が上昇してウェハW
をホットプレート31から浮かせ、同時にシャッター部
材34が下降し、搬送装置22へウェハWが受け渡され
る。
【0044】図7はそのときの図4の一部拡大図であ
る。この場合も、即ちウェハWを加熱していないときに
も、図7の実線矢印に示すように、排気カバー37は、
ホットプレート31上の第1の領域及びそれを取り囲
む第2の領域の排気を行う。
【0045】以上のように、この実施の形態によれば、
ホットプレート31上の第1の領域及びそれを取り囲
む第2の領域の排気を行うようにしたので、第1の領
域中で揮発した溶剤が第2の領域においても排気さ
れ、当該ユニット外へ漏れることはなく、他のプロセス
へ悪影響を与えることはなくなる。しかも、揮発溶剤の
濃度が高くなる加熱処理の際には、シャッター部材34
によって第1の領域と第2の領域を塞いでいるの
で、第2の領域で排気カバー37内に流れる排気が第
1の領域で排気カバー37内に流れる排気の流れを乱
すようなことがなくなるので、揮発した溶剤がシャッタ
ー部材34より漏れることが少なくなり、これによって
も揮発した溶剤が当該ユニット外へ漏れることはなくな
る。加えて、加熱処理を行っていないときにも排気カバ
ー37により排気を行っているので、加熱処理終了後に
ウェハWを搬送装置22へ受け渡すためにシャッター部
材34が下降したときであっても揮発した溶剤がユニッ
ト外に漏れることもなくなる。
【0046】また、この実施の形態によれば、第2の領
域から周囲の溶剤を含まない気体を排気カバー37内
に取り入れるようになるので、排気カバー37内におけ
る揮発溶剤の濃度が薄まり、揮発した溶剤が排気カバー
37内に結露して付着することが少なくなる。しかも、
加熱装置41により排気カバー37内を加熱するように
構成したので、結露が生じることは皆無となる。
【0047】さらに、排気カバー37が箱型の構造であ
るので、排気カバー37内が排気すべき気体を一旦蓄え
るバッファーとして機能することになり、またその側面
から排気を行うようにしたので、排気カバー37内をよ
り均一に排気することができ、従って排気カバー37に
よってより均一な排気を行うことができる。
【0048】次に本発明の他の実施の形態について説明
をおこなう。図8は、図6で示した図4の一部拡大図の
他の実施の形態である。この図8に示すように、シャッ
ター部材34の内部には加熱機構、例えばヒーター20
0とシャッター部材34の温度を検出する温度検出機
構、例えば熱電対201が設けられている。前記ヒータ
ー200は、電力供給装置、例えば交流電源202に接
続され、この交流電源202からの電力により所定の温
度にシャッター部材34の温度を設定可能に構成されて
いる。また、前記熱電対201の温度検出データは制御
機構、例えばCPU203に取りこまれ、温度検出デー
タに基づいて、CPU203は、前記交流電源202に
ヒーター200に送る電力の量を指示するよう構成して
いる。このように、シャッター部材34の温度を所望の
温度、例えばウェハWから揮発した溶剤の付着を抑制す
る温度に設定できるので、前記溶剤が付着してパーティ
クルとなる発生要因を予防することが可能となり、ウェ
ハWの処理の歩留まりを向上することができる。
【0049】また、シャッター部材34に設けられた噴
出孔36から噴出するN2の温度を所望の温度に加熱す
ることができるので、N2の温度と処理空間内の温度と
を略同温に設定しておけばウェハWの温度がN2の吹き
出し部分での温度低下を抑えることができ、ウェハWの
温度の面内均一性を高めることができ、ウェハWの処理
の歩留まりを向上することができる。
【0050】また、第1の領域の上方の透孔39はそ
の孔径がφx2に設定され、また第2の領域の上方の
透孔39はその孔径がφx1に設定されている。これら
の孔径の関係は、φx1>φx2の関係に設定されてい
る。したがって、第1の領域からの孔単位の排気量は
第2の領域の孔単位の排気量より小さくなる、このよ
うに、第1の領域の透孔39と第2の領域の透孔3
9の径を変化させる事によりシャッター部材34内の処
理空間からの排気量を調節でき、その処理空間の保温性
を高め、ホットプレート31の温度を安定化することが
できる。その結果、ウェハWの温度の面内均一性が良く
なり処理の歩留まりを向上することができる。また、前
述において第1の領域の上方の透孔39の孔径と第2
の領域の上方の透孔39の孔径φx1の関係をφx1
>φx2の関係に設定したが、ウェハWの処理プロセス
等において、これらの関係をφx1<φx2に設定して
も良いことは言うまでもない。
【0051】また、排気カバー37の側壁には、さらに
透孔39aが設けられており、この透孔39aからも気
体を吸引可能に構成している。このように排気カバー3
7の側壁にも透孔39aを設けたことにより、第1の領
域の透孔39と第2の領域の透孔39から吸引した
垂直流の気体をより水平流に加速することができ、排気
カバー37内での渦流の発生を抑制でき、さらに排気カ
バー37内での吸引した気体に含有する溶剤の付着を抑
制することができる。したがって、前記溶剤が付着して
パーティクルとなる発生要因を予防することが可能とな
り、ウェハWの処理の歩留まりを向上することができ、
排気カバー37内を洗浄するメンテナンス時間の周期を
延命化することができ装置の稼働率を向上することがで
きる。
【0052】次に本発明の他の実施の形態について説明
をおこなう。図9は、図4で示したポストベーキングユ
ニット(POBAKE)の正面図の他の実施の形態であ
る。この図9に示すように、排気装置43側の排気経路
としての排気パイプ42の下方壁210は、排気装置4
3方向に所定の角度θで下降傾斜するよう構成されてい
る。これは、万が一にも排気カバー37内に結露等が生
じた際、排気装置43方向にその液体が流れるようにし
たものである。したがって、排気カバー37の透孔39
から結露した液体が漏れ出しウェハWへの付着を防止し
ているので、ウェハWの処理の歩留まりを向上すること
ができるよう構成されている。
【0053】さらに、下方壁210の排気装置43側に
は、結露した液体を収容する溜め部211を有するトラ
ッブ部212が配置されている。このトラッブ部212
の溜め部211の下方位置には溜め部211に収納され
る結露した液体を排出するための排出口213が設けら
れ、この排出口213は排液路214に接続され、排出
されるよう構成されている。さらに、溜め部211・排
出口213・排液路214の側方には、加熱機構、例え
ばヒーター215が設けられており、結露した液体が固
化するのを防止している。
【0054】また、トラッブ部212の上方位置には、
排気カバー37内の気体に含まれる溶剤等を強制的に液
化するための冷却機構216が設けられており、冷却機
構216には、冷却機構216に電力を供給する電力供
給機構としての直流電源が接続されている。したがっ
て、冷却機構216により排気カバー37内の気体に含
まれる溶剤等は強制的に液化されトラッブ部212に回
収される。このように構成されたことにより、排気装置
43による排気気体に溶剤等が含まれないために、排気
装置43の寿命を延命化することができる。
【0055】次に本発明の他の実施の形態について説明
をおこなう。図10は、図5で示した排気カバーを図4
におけるA−A矢視方向から見た図の他の実施の形態で
ある。この図10に示すように、排気カバー37を排気
する排気経路としての排気パイプ42が複数方向、例え
ば4方向に設けられている。これらの4方向に設けられ
た排気パイプ42は排気装置43に接続される。このよ
うに、4方向から排気パイプ42によって排気カバー3
7内を排気するので、より均一に排気カバー37内を排
気することができ、ウェハW上の排気ムラを防止するこ
とが可能となる。したがって、ウェハWの処理の歩留ま
りを向上することができる。
【0056】次に本発明の他の実施の形態について説明
をおこなう。図11は、図4で示した加熱処理装置に係
るポストベーキングユニット(POBAKE)の正面図
の他の実施の形態である。この図11に示すように、排
気カバー37内には、この排気カバー37内を移動可能
に構成された洗浄機構としての洗浄ブラシ220が配置
されている。この洗浄ブラシ220は、図12に示すよ
うに洗浄ブラシ220は、アーム部221により保持さ
れると共にこのアーム部221の移動により回動可能に
構成されている。また、洗浄ブラシ220は胴体部22
2とこの胴体部222に植毛された複数の毛体223と
で構成されている。この洗浄ブラシ220は、ウェハW
の処理後或いは装置のメンテナンス時に稼動し、排気カ
バー37内に付着した不要物を清掃することができる。
これにより、排気カバー37内を洗浄するメンテナンス
時間の周期を延命化することができ装置の稼働率を向上
することができる。
【0057】また、シャッター部材34に設けられた複
数の噴出孔36は高温ガス供給装置、例えば不活性ガス
としてのN2供給装置230と処理空間及び排気カバー
37内に付着した不要物を清掃する洗浄ガスを供給する
洗浄ガス供給装置231とのそれぞれの一方を選択可能
とする三方弁232と接続されている。この三方弁23
2は、制御機構としてのCPU203の指示信号234
により制御される。すなわち、ウェハWの処理中におい
ては、CPU203の指示信号234により三方弁23
2はN2供給装置230と接続され、ウェハWの処理後
或いは装置のメンテナンス時の所定の時期、つまり洗浄
を必要とする時期においてCPU203の指示信号23
4により三方弁232は洗浄ガス供給装置231と接続
される。このように構成したことで、有効に装置内に付
着した溶剤等を洗浄することができるのでパーティクル
となる発生要因を予防することが可能となり、ウェハW
の処理の歩留まりを向上することができる。また、前述
の洗浄ブラシでの洗浄と共に併用することでさらに洗浄
効率を高めることも可能である。
【0058】なお、本発明は上述した実施の形態には限
定されない。例えば、上記実施の形態では、排気孔38
が矩形であったが、これに限らず円形としたもよい。排
気孔を円形とすることで、排気のバランスがよくなり、
上述した乱流が発生する可能性をさらに低くすることが
できる。また、被処理体としてはウェハWばかりでな
く、他の被処理体、例えばLCD基板等にも本発明を当
然適用できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、7記載
に係る本発明によれば、第1の領域中で揮発した溶剤が
第2の領域においても排気され、当該装置外へ漏れるこ
とはなくなる。また、第2の領域から周囲の溶剤を含ま
ない気体を排気カバー内に取り入れるようになるので、
排気カバー内における揮発溶剤の濃度が薄まり、揮発し
た溶剤が排気カバー内に結露して付着することが少なく
なる。
【0060】請求項2に係る本発明によれば、第2の領
域で排気カバー内に流れる排気が第1の領域で排気カバ
ー内に流れる排気の流れを乱すようなことがなくなり、
揮発した溶剤が当該装置外へ漏れることはなくなる。
【0061】請求項3、8に係る本発明によれば、加熱
処理終了後においても揮発した溶剤が当該装置外へ漏れ
ることはなくなる。
【0062】請求項4に係る本発明によれば、排気カバ
ーによってより均一な排気を行うことができるようにな
る。
【0063】請求項5に係る本発明によれば、揮発した
溶剤が排気カバー内に結露して付着することがなくな
る。
【0064】請求項6に係る本発明によれば、より均一
な排気を行うことが可能となる。また、排気カバーに揮
発した溶剤が結露してもその溶剤が被処理体上に落下す
る可能性が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る塗布現像処理シス
テムの平面図である。
【図2】 図1に示した塗布現像処理システムの正面図
である。
【図3】 図1に示した塗布現像処理システムの背面図
である。
【図4】 本発明の加熱処理装置に係るポストベーキン
グユニット(POBAKE)の正面図である。
【図5】 排気カバーを図4におけるA−A矢視方向か
ら見た図である。
【図6】 図4の一部拡大図である。
【図7】 図4の一部拡大図である。
【図8】 図6の他の実施の形態を示す図である。
【図9】 図4の他の実施の形態を示す図である。
【図10】 図5の他の実施の形態を示す図である。
【図11】 図4の他の実施の形態を示す図である。
【図12】 図11の一部拡大斜視図である。
【図13】 従来の加熱処理ユニットの正面図である。
【符号の説明】
31 ホットプレート 34 シャッター部材 37 排気カバー 38 排気孔 39 透孔 40 板状部材 41 加熱装置 43 排気装置 W ウェハ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体が載置され加熱される第1の領
    域を有する加熱処理領域と、 前記第1の領域及びこの第1の領域を取り囲む第2の領
    域と対面するように設けられた排気孔を有する排気カバ
    ーと、 前記排気孔を介して前記第1及び第2の領域の排気を行
    う排気手段とを具備することを特徴とする加熱処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加熱処理装置であって、 前記被処理体を加熱する際に、前記第1の領域の外周と
    前記排気カバーとの隙間を塞ぐシャッター部材をさらに
    具備することを特徴とする加熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の加熱処理装置で
    あって、 前記排気手段が、前記被処理体を加熱しないときにも前
    記排気孔を介して前記第1及び第2の領域の排気を行う
    ことを特徴とする加熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載の加熱処理装置であって、 前記排気カバーが、箱型の構造で、側面から前記排気手
    段に接続されていることを特徴とする加熱処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載の加熱処理装置であって、 前記排気カバーを加熱するための加熱手段をさらに具備
    することを特徴とする加熱処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちいずれか1
    項に記載の加熱処理装置であって、 前記排気孔の入口に取り付けられた、多数の透孔を有す
    る板状部材をさらに具備することを特徴とする加熱処理
    装置。
  7. 【請求項7】 被処理体が載置され加熱される第1の領
    域を有する加熱処理領域を備え、 前記第1の領域とこの第1の領域を取り囲む第2の領域
    とを同時に排気するようにしたことを特徴とする加熱処
    理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の加熱処理装置であって、 前記被処理体を加熱しないときにも前記第1の領域及び
    前記第2の領域を排気するようにしたことを特徴とする
    加熱処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の加熱処理装置であって、 前記第1の領域の透孔の径と前記第2の領域の透孔の径
    とは異なることを特徴とする加熱処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6または9記載の加熱処理装置で
    あって、 前記第1の領域の透孔の径は、前記第2の領域の透孔の
    径より小さいことを特徴とする加熱処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の加熱処理装置であって、 前記シャッター部材には、加熱機構が設けられているこ
    とを特徴とする加熱処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のうちいずれか
    1項に記載の加熱処理装置であって、 前記排気手段の排気経路には、排気する気体に含まれる
    不純物の除去をおこなうトラップ部が設けられているこ
    とを特徴とする加熱処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のうちいずれか1
    項に記載の加熱処理装置であって、 前記排気カバー内の不純物の除去をおこなう洗浄機構を
    備えていることを特徴とする加熱処理装置。
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