JP3485471B2 - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

処理装置及び処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウェ
ハ等の基板の表面にレジスト液や現像液等の処理液を供
給する処理装置及び処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスでは、フ
ォトリソグラフィー技術が利用されている。フォトリソ
グラフィー技術においては、半導体ウェハ(以下、単に
「ウェハ」と呼ぶ。)の表面にレジストを塗布し、この
塗布レジストを所定パターンに露光処理し、さらに現像
処理する。これによりウェハ上に所定パターンのレジス
ト膜が形成され、さらに成膜及びエッチング処理するこ
とにより所定パターンの回路が形成される。
【0003】従来から、一連のレジスト処理は、レジス
ト液塗布ユニットや現像処理ユニット、熱処理ユニット
等が一体化された塗布現像処理システムを用いて行われ
ている。そして、レジスト液塗布ユニットや現像処理ユ
ニットでは、例えばウェハを裏面からスピンチャックに
より保持しつつ回転し、その表面からレジスト液や現像
液を供給することが行われている。
【0004】ところで、このようにウェハの表面にレジ
スト液や現像液を供給する際には、ウェハの裏面に付着
したレジスト液や現像液を洗浄するいわゆるバックリン
ス処理が行われている。
【0005】図8及び図9は従来のバックリンス処理を
説明するための概略図であり、図8はその平面図、図9
は正面図である。これらの図に示すように、スピンチャ
ック101により保持されたウェハWの裏面下方には、
バックリンスノズル102が配置されている。このバッ
クリンスノズル102は、ウェハWの法線方向に向けて
シンナーや純水等のリンス液を吐出するものである。
【0006】そして、スピンチャック101により保持
されたウェハWは、回転されながら、その表面から図示
を省略した供給機構によりレジスト液や現像液が供給さ
れ、その裏面からバックリンスノズル102によりリン
ス液が吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにウェハWの法線方向に向けてリンス液を吐出す
る場合には、ウェハWの表面が疎水性になった場合やウ
ェハWの回転数が高くなった場合、リンス液の流量が低
下した場合等、処理条件によってウェハWの裏面に吐出
されたリンス液が図9のように跳ね返り、十分な洗浄
が行えない、という課題がある。特に、最近では、半導
体デバイスの多様化に伴い、様々な処理条件が要求され
るようになってきたため、上述のようなリンス液の跳ね
返りに対するマージンを広げることが大きな課題となっ
てきている。
【0008】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、基板の裏面に吐出された洗浄液の跳
ね返りに対するマージンを広げることができる処理装置
及び処理方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の処理装置は、基板の裏面を保持しつつ回転
する保持回転部材と、前記保持回転部材により保持回転
される基板の表面に処理液を供給する手段と、前記保持
回転部材により保持回転される基板の裏面における当該
回転する基板の接線と法線の交点の位置に対して接線方
向でかつ回転方向に向かうように洗浄液を供給する洗浄
液吐出手段とを具備することを特徴とする。ここで、
「処理液」とは、例えばレジスト液や現像液等である。
また、「洗浄液」とは、例えばシンナー等の有機溶剤や
純水等である。
【0010】本発明の処理装置は、前記洗浄液吐出手段
が、前記保持回転部材により保持回転される基板の裏面
における当該回転する基板の接線と法線の交点の位置に
対して接線方向でかつ回転方向に向かうように洗浄液の
吐出方向が設定された複数の裏面洗浄用ノズルを有し、
前記複数の各裏面洗浄用ノズルは、前記保持回転部材に
より保持回転される基板の円周方向で、かつ、それぞれ
が前記基板の回転中心から異なる距離となる位置となる
ように設けられていることを特徴とする。 本発明の処理
装置は、前記保持回転手段が、前記複数の各裏面洗浄用
ノズルが基板の裏面に洗浄液を供給するときに、保持し
た基板を3000rpm以下で回転させることを特徴と
する。
【0011】本発明の処理方法は、回転する基板の表面
に処理液を供給する工程と、前記回転する基板の裏面に
おける当該回転する基板の接線と法線の交点の位置に対
して接線方向でかつ回転方向に向かうように洗浄液を供
給する工程とを具備したことを特徴とする。 本発明の処
理方法は、前記洗浄液供給工程が、前記回転される基板
の円周方向で、かつ、それぞれが前記基板の回転中心か
ら異なる距離となる基板裏面の複数の位置に洗浄液を供
給することを特徴とする。 本発明の処理方法は、前記洗
浄液供給工程が、基板を3000rpm以下で回転させ
ながら洗浄液を供給することを特徴とする。
【0012】本発明では、基板の裏面に回転する基板の
接線方向でかつ回転方向に向けて洗浄液を吐出している
ので、基板に吐出される洗浄液と回転する基板との間の
相対速度差が小さくなる。よって、基板の裏面に吐出さ
れた洗浄液の跳ね返りに対するマージンを広げることが
できる
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る塗
布現像処理システムの平面図、図2は図1に示した塗布
現像処理システムの正面図、図3は図1に示した塗布現
像システムの背面図である。
【0014】図1乃至図3に示すように、この塗布現像
処理システム1は、カセットステーション10、処理ス
テーション11及びインターフェイス部12を一体に接
続した構成を有している。カセットステーション10で
は、ウエハWが(カセットC単位で複数枚、例えば25
枚単位で)外部から塗布現像処理システム1に搬入さ
れ、また塗布現像処理システム1から外部に搬出され
る。また、カセットCに対してウエハWが搬出・搬入さ
れる。処理ステーション11では、塗布現像処理工程の
中で1枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種
処理ユニットが所定位置に多段に配置されている。イン
ターフェイス部12では、この塗布現像処理システム1
に隣接して設けられる露光装置13との間でウエハWが
受け渡される。
【0015】カセットステーション10では、図1に示
すように、載置部となるカセット載置台20上の位置決
め突起20aの位置に複数個(例えば4個)のカセット
Cが、それぞれのウエハW出入口を処理ステーション1
1側に向けてX方向(図1中の上下方向)一列に載置さ
れる。このカセットC配列方向(X方向)及びカセット
C内に収容されたウエハWのウエハW配列方向(Z方
向;垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体21が、搬送
路21aに沿って移動自在であり、各カセットCに選択
的にアクセスする。
【0016】ウエハ搬送体21は、θ方向に回転自在に
構成されており、後述するように処理ステーション11
側の第3の処理ユニット群G3における多段ユニット部
に属するアライメントユニット(ALIM)及びエクス
テンションユニット(EXT)にもアクセスできるよう
になっている。
【0017】処理ステーション11では、図1に示すよ
うに、その中心部には垂直搬送型の搬送装置22が設け
られ、その周りに各種処理ユニットが1組または複数の
組に亙って多段集積配置されて処理ユニット群を構成し
ている。かかる塗布現像処理システム1においては、5
つの処理ユニット群G1、G2、G3、G4、G5が配
置可能な構成であり、第1及び第2の処理ユニット群G
1、G2はシステム正面側に配置され、第3の処理ユニ
ット群G3はカセットステーション10に隣接して配置
され、第4の処理ユニット群G4はインターフェイス部
12に隣接して配置され、さらに破線で示した第5の処
理ユニット群G5を背面側に配置することが可能となっ
ている。搬送装置22は、θ方向に回転自在でZ方向に
移動可能に構成されており、各処理ユニットとの間でウ
エハWの受け渡しが可能とされている。
【0018】第1の処理ユニット群G1では、図2に示
すように、カップCP内でウエハWをスピンチャックに
載せて所定の処理を行う2台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えばレジスト液塗布ユニット(COT)及び現像
処理ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられて
いる。そして第1の処理ユニット群G1と同様に、第2
の処理ユニット群G2においても、2台のスピンナ型処
理ユニット、例えばレジスト液塗布ユニット(COT)
及び現像処理ユニット(DEV)が下から順に2段に重
ねられている。
【0019】図2に示すように、この塗布現像処理シス
テム1の上部には、例えばULPAフィルタなどの高性
能フィルタ23が、前記3つのゾーン(カセットステー
ション10、処理ステーション11、インターフェイス
部12)毎に設けられている。この高性能フィルタ23
の上流側から供給された空気は、当該高性能フィルタ2
3を通過する際に、パーティクルや有機成分が捕集、除
去される。したがって、この高性能フィルタ23を介し
て、上記のカセット載置台20、ウエハ搬送体21の搬
送路21a、第1〜第2の処理ユニット群G1、G2、
後述する第3〜第5の処理ユニット群G3、G4、G5
及びインターフェイス部12には、上方からの清浄な空
気のダウンフローが、同図の実線矢印または点線矢印の
方向に供給されている。
【0020】第3の処理ユニット群G3では、図3に示
すように、ウエハWを載置台(図示せず)に載せて所定
の処理を行うオーブン型の処理ユニット、例えば冷却処
理を行うクーリングユニット(COL)、レジストの定
着性を高めるためのいわゆる疎水化処理を行うアドヒー
ジョンユニット(AD)、位置合わせを行うアライメン
トユニット(ALIM)、エクステンションユニット
(EXT)、露光処理前の加熱処理を行うプリベーキン
グユニット(PREBAKE)及びポストベーキングユ
ニット(POBAKE)が下から順に、例えば8段に重
ねられている。
【0021】同様に、第4の処理ユニット群G4では、
図3に示すように、ウエハWを載置台(図示せず)に載
せて所定の処理を行うオーブン型の処理ユニット、例え
ば冷却処理を行うクーリングユニット(COL)、冷却
処理も兼ねたエクステンション・クーリングユニット
(EXTCOL)、エクステンションユニット(EX
T)、アドヒージョンユニット(AD)、プリベーキン
グユニット(PREBAKE)及びポストベーキングユ
ニット(POBAKE)が下から順に、例えば8段に重
ねられている。
【0022】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)やエクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いプ
リベーキングユニット(PREBAKE)、ポストベー
キングユニット(POBAKE)及びアドヒージョンユ
ニット(AD)を上段に配置することで、ユニット間の
熱的な相互干渉を少なくすることができる。
【0023】インターフェイス部12では、図1に示す
ように、奥行き方向(X方向)については、上記処理ス
テーション11と同じ寸法を有するが、幅方向について
はより小さなサイズに設定されている。図1及び図2に
示すように、このインターフェイス部12の正面側に
は、可搬性のピックアップカセットCRと、定置型のバ
ッファカセットBRが2段に配置され、他方背面部には
周辺露光装置24が配設されている。
【0024】インターフェイス部12の中央部には、ウ
エハ搬送体25が設けられている。ウエハ搬送体25
は、X方向、Z方向(垂直方向)に移動して両カセット
CR、BR及び周辺露光装置24にアクセスできるよう
になっている。ウエハ搬送体25は、θ方向にも回転自
在となるように構成されており、処理ステーション11
側の第4の処理ユニット群G4に属するエクステンショ
ンユニット(EXT)や、さらには隣接する露光装置1
3側のウエハ受け渡し台(図示せず)にもアクセスでき
るようになっている。
【0025】図4は上記レジスト液塗布ユニット(CO
T)の正面図である。図4に示すように、レジスト液塗
布ユニット(COT)の中央部には環状のカップCPが
配置され、このカップCPにより周囲を取り囲むように
スピンチャック31が設けられている。回転中のウェハ
Wから遠心分離された液はカップCPにより受けられ、
ドレンを介して排出されるようになっている。さらに、
カップCPの上部は開口している。この上部開口を介し
てウェハWがスピンチャック31上に載置されるように
なっている。なお、スピンチャック31の上面には、真
空排気機構(図示を省略)に連通する孔が開口し、これ
によりウェハWが真空吸着保持されるようになってい
る。
【0026】スピンチャック31の下部はモータ32の
回転駆動軸に連結され、スピンチャック31は垂直軸回
りに回転可能になっている。モータ32は、ユニット底
板33の開口34内に設けられている。モータ32の上
部には、アルミニウム製のフランジキャップ35が被せ
られている。このフランジキャップ35を介してモータ
32はエアシリンダ36及び昇降ガイド37に連結され
ている。モータ32の側面にはステンレス製の冷却ジャ
ケット38が取り付けられている。フランジキャップ3
5はこの冷却ジャケット38の上半部を覆うように取り
付けられている。
【0027】レジスト塗布時には、フランジキャップ3
5の下端39は開口34の外周付近でユニット底板34
に密着し、これによりユニット(COT)の内部は気密
に保たれる。ウェハ搬出時は、エアシリンダ36からロ
ッドを突出させ、スピンチャック31を上昇させ、リフ
トピン(図示を省略)をスピンチャック31から突出さ
せ、持ち上げられたウェハWの下に搬送装置22のアー
ムホルダ40を挿入し、リフトピンを下降させ、ウェハ
Wをアームホルダ40上に移載する。
【0028】カップCPの背後には、紙面垂直方向に沿
って案内レール41が設けられている。レジスト液供給
機構42は、この案内レール41に沿って走行するよう
にようになっている。レジスト液供給機構42では、水
平アーム43の先端にレジスト液供給ノズル44及びリ
ンスノズル45が取り付けられている。レジスト液供給
ノズル44には図示を省略したレジスト液供給装置から
レジスト液が供給され、リンスノズルに45には図示を
省略したリンス液供給装置からシンナー等のリンス液が
供給されるようになっている。
【0029】また、スピンチャック31により保持され
るウェハWの裏面下方、例えばフランジキャップ35に
はバックリンスノズル(裏面洗浄用ノズル)46が設け
られている。そして、バックリンスノズル46にはリン
ス液供給装置47からリンス液、例えばシンナーが供給
されるようになっている。
【0030】図5は図4に示したレジスト液塗布ユニッ
ト(COT)の概略的平面図、図6は概略的正面図であ
る。これらの図に示すように、バックリンスノズル46
は同一径の円周に沿って複数、例えば4つ設けられてい
る。各バックリンスノズル46はスピンチャック31に
よって保持されたウェハWの接線上に配置され、ウェ
ハWの回転方向に吐出方向が向けられている。従っ
て、バックリンスノズル46から吐出されたリンス液は
ウェハWの裏面における接線と法線との交点に衝
突するようになっている。
【0031】次に、レジスト塗布時の動作について説明
する。アームホルダ40よりスピンチャック31へウェ
ハWが移載され、スピンチャック31により保持された
ウェハWはモータ32に駆動によって回転されながら、
案内レール41を沿ってウェハW上に移動してきたレジ
スト供給機構42のレジスト液供給ノズル44よりその
表面にレジスト液が供給される。その際、ウェハWの裏
面には、バックリンスノズル46よりリンス液が吐出さ
れる。上述したようにバックリンスノズル46により吐
出されたリンス液は裏面における接線と法線との交
点に衝突し、ウェハWの裏面の接線方向に流れよう
とする。
【0032】以上のように、本実施の形態では、ウェハ
Wの裏面にウェハWの接線方向でかつ回転方向に向けて
リンス液を吐出しているので、ウェハWに吐出されるリ
ンス液と回転するウェハWとの間の相対速度差が小さく
なり、ウェハWの裏面に吐出されたリンス液の跳ね返り
に対するマージンを広げることができる。
【0033】図7に本発明者等が行った実験結果を示
す。この実験では、リンス液としてシンナー(OK7
3)を用い、ガラスウェハを用いてシンナーの跳ね返り
の有無を目視にて確認した。この実験結果において、
「Position」はウェハ外周からの距離を示し、
「Rate」はバックリンスの流量を示し、「rpm」
はウェハの回転数を示し、「OK」は跳ね返り無かった
場合、「NG」は跳ね返りがあった場合を示している。
また、「Type」における「法線」は従来のバックリ
ンス機構を用いた場合、「接線」は本発明のバックリン
ス機構を用いた場合を示している。
【0034】この実験結果から本発明によれば、ウェハ
の回転数「3500rpm」をみると、ウェハの回転数
に対する跳ね返りのマージンが広がっていることが分
り、またウェハの回転数「3000rpm」をみると、
バックリンスの流量に対する跳ね返りのマージンが広が
っていることが分る。
【0035】なお、本発明は上述した実施の形態には限
定されない。例えば、上記実施の形態では、同一径の円
周に沿って複数、例えば4つのバックリンスノズル46
が設けられているが、その数は問われないし、1つであ
っても構わない。また、複数にする場合には、各バック
リンスノズル46をウェハWの中心から異なる距離とな
る位置にそれぞれ設けるようにしてもよい。これによ
り、より均一な洗浄を行うことができる。
【0036】また、上述した実施の形態では、本発明を
レジスト液塗布ユニットに適用していたが、他の処理装
置、例えば現像処理ユニット等にも本発明を適用でき
る。さらに、基板としてはウェハWばかりでなく、他の
基板、例えばLCD基板等にも本発明を当然適用でき
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板の裏面に回転する基板の接線方向でかつ回転方向に
向けて洗浄液を吐出しているので、基板に吐出される洗
浄液と回転する基板との間の相対速度差が小さくなり、
基板の裏面に吐出された洗浄液の跳ね返りに対するマー
ジンを広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る塗布現像処理シス
テムの平面図である。
【図2】 図1に示した塗布現像処理システムの正面図
である。
【図3】 図1に示した塗布現像処理システムの背面図
である。
【図4】 図1〜図3に示した塗布現像処理システムに
おけるレジスト液塗布ユニットの正面図である。
【図5】 図4に示したレジスト液塗布ユニットの概略
的平面図である。
【図6】 図4に示したレジスト液塗布ユニットの概略
的正面図である。
【図7】 本発明の実験結果を示す図である。
【図8】 従来のレジスト液塗布ユニットの概略的平面
図である。
【図9】 従来のレジスト液塗布ユニットの概略的正面
図である。
【符号の説明】
31 スピンチャック 42 レジスト液供給機構 46 バックリンスノズル 47 リンス液供給機構 COT レジスト液塗布ユニット W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/30 569C (56)参考文献 特開 昭62−54438(JP,A) 実開 平1−92130(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/16 502 G03F 7/30 502 H01L 21/304 643

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の裏面を保持しつつ回転する保持回
    転部材と、 前記保持回転部材により保持回転される基板の表面に処
    理液を供給する手段と、前記保持回転部材により保持回転される基板の裏面にお
    ける当該回転する基板の接線と法線の交点の位置に対し
    て接線方向でかつ回転方向に向かうように洗浄液を供給
    する 洗浄液吐出手段とを具備することを特徴とする処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理装置において、 前記洗浄液吐出手段は、前記保持回転部材により保持回
    転される基板の裏面における当該回転する基板の接線と
    法線の交点の位置に対して接線方向でかつ回転方向に向
    かうように洗浄液の吐出方向が設定された複数の裏面洗
    浄用ノズルを有し、 前記複数の各裏面洗浄用ノズルは、前記保持回転部材に
    より保持回転される基板の円周方向で、かつ、それぞれ
    が前記基板の回転中心から異なる距離となる位置となる
    ように設けられていることを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の処理装置において、 前記保持回転手段は、前記複数の各裏面洗浄用ノズルが
    基板の裏面に洗浄液を供給するときに、保持した基板を
    3000rpm以下で回転させることを特徴とする処理
    装置。
  4. 【請求項4】 回転する基板の表面に処理液を供給する
    工程と、前記回転する基板の裏面における当該回転する基板の接
    線と法線の交点の位置に対して接線方向でかつ回転方向
    に向かうように洗浄液を供給する 工程とを具備したこと
    を特徴とする処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の処理方法において、 前記洗浄液供給工程は、前記回転される基板の円周方向
    で、かつ、それぞれが前記基板の回転中心から異なる距
    離となる基板裏面の複数の位置に洗浄液を供給すること
    を特徴とする処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の処理方法において、 前記洗浄液供給工程は、基板を3000rpm以下で回
    転させながら洗浄液を供給することを特徴とする処理方
    法。
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