JP2000143108A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JP2000143108A
JP2000143108A JP10309962A JP30996298A JP2000143108A JP 2000143108 A JP2000143108 A JP 2000143108A JP 10309962 A JP10309962 A JP 10309962A JP 30996298 A JP30996298 A JP 30996298A JP 2000143108 A JP2000143108 A JP 2000143108A
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control
hoistway
car
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彰宏 尾関
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    • B66B11/001Arrangement of controller, e.g. location
    • B66B11/002Arrangement of controller, e.g. location in the hoistway
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】乗り場のドアが収納される戸袋内に制御手段が
収納される機械室無しエレベータにおいて、建物構造の
制約や湿度などの昇降路特有な環境の制約を受けないエ
レベータ制御装置を得る。 【解決手段】昇降路内に設置されたエレベータかご32
を駆動するための巻上機31と、前記昇降路内に設置さ
れたつり合い重り35と、35と32を、31を介して
接続するロープ34と、32と35を昇降可能に案内す
るガイドレール36A,36B、37A,37Bと、所
定の乗り場に設置されている戸袋71に配設した32の
運行を制御する制御手段42と、42の設置されている
乗り場の戸袋71の近傍のガイドレール36Aに、42
とは異なる、停電時自動着床装置、監視盤の表示装置、
エアコン電源用トランス、地震感知器等からなる補助制
御手段45を配設したエレベータ制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤を設置する
ための機械室を不要とした機械室無しのエレベータ制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのエレベータは、利用者が乗るエレ
ベータかごと、エレベータかごを駆動するための巻上機
と、重量バランスをとるためのつり合い重りと、エレベ
ータかごとつり合い重りを、巻上機を介して結合するロ
ープと、エレベータ全体の動作を制御する制御装置から
構成されており、これをロープ式エレベータと呼んでい
る。
【0003】この構成において、エレベータを設置する
建物内のスペースとしてはエレベータかごが昇降する昇
降路と、巻上機と制御装置(制御盤)を収納するエレベ
ータ機械室が、一般的に昇降路最上部に設けられてい
る。エレベータの制御に必要な用品はオプション対応品
も含みすべて機械室内に設置していた。そのため、制御
用品の保守は機械室内での確認のみで大半が可能であっ
た。
【0004】ところが、マンション等の集合住宅では、
その日照権などの建築条件の関係から、建物の最上部に
充分な大きさの機械室が確保できない場合がある。この
場合、エレベータ機械室を建物内に設けることができる
油圧式のエレベータなどが採用されていた。
【0005】しかし、この場合においても建物には機械
室分のスペースが必要となることやロープ式に比べ、エ
レベータ駆動時の騒音・振動が大きく、また油を使うた
め発生する臭いが問題視されている。
【0006】これらを解決するために、エレベータ制御
装置を乗り場付近やかごに設置し、巻上機を昇降路最上
部や最下部に格納する方法が採用されてきている。例え
ば、一部階床のエレベータドア収納部である戸袋の奥行
きを他階部より大きくして、収納部を形成し、その収納
部にエレベータ制御装置を収納するようにするものであ
る。
【0007】この収納部は乗り場ドアが収納される戸袋
の乗り場側に設けられ、ここにエレベータ制御装置を収
納する。そして、巻上機はエレベータの昇降路最上部ま
たは最下部の空きスペースに配置するように小形化・薄
型化したものである。この結果、エレベータかごが上下
する昇降路のスペース以外の建物スペースが不要になる
特徴がある。これらを機械室無エレベータ(マシーンル
ームレスエレベータ)と呼び、この一例として、特開昭
59−163270号公報に開示されている「エレベー
タ装置」が公知である。
【0008】この公知例は、制御盤を特定階床の乗り場
の戸袋に収納するようになっている。また、客先仕様に
ついては対応可能なオプションを限定し、三方枠内に全
ての制御盤用品を収納することを基本としている。三方
枠内に収まりきらない用品については個別に昇降路内等
に収納場所を確保し、対応していた。
【0009】図13は該公知のエレベータ制御装置を説
明するための昇降路の縦断面図であり、図14は図13
の昇降路の上部から下部を見た横断面図である。ここに
は巻上機31がロープ34を介してかご32とつり合い
重り35を駆動している。
【0010】かご32は2本のガイドレール36A,3
6B(36Bは本図の紙面方向に配置され36Aと重な
った状態となっている)に沿って上下動可能に構成され
ている。また、つり合い重り35は、2本のつり合い重
りガイドレール37A,37Bに沿って上下動可能に構
成されている。
【0011】そして、機械室無しとするために、巻上機
31はかごガイドレール36A,36Bの最上部に固定
されている巻上機取付台47に載置固定され、ロープ3
4は、かご下シーブ33でかご32を持ち上げる構成と
なっている。同様につり合い重り35もつり合い重り上
シーブ38で引き上げる構成となっている。ロープ34
はつり合い重りロープヒッチ39とかごロープヒッチ
(図示しない)で固定されている。
【0012】一方、エレベータの動作を司る制御装置4
2は、乗り場ドア41が開状態のとき収納される戸袋7
1内に収納固定されている。このように構成することに
より、機械室無しエレベータが実現できる。
【0013】かご32の下には2つのかご下シーブ33
があり、ロープ34はかごガイドレール36B上部のロ
ープヒッチで固定されている。これを2:1ローピング
と呼び、巻上機31とつり合い重り35がかご32の側
面に配置されることとあわせて昇降路の面積を小さくす
ることが可能となっている。
【0014】この結果、昇降路はかご32の大きさと巻
き上げ機31の大きさのみで実現することができる。一
方、乗り場側の外観図を図15(a)に示し、乗り場側
の断面図を図15(b)に示している。乗り場三方枠5
1には、乗り場ドア41を収納する戸袋部に制御装置ド
ア53があり、その内部に制御装置42が格納されてい
る。また、乗り場操作盤52が反対側にあり、エレベー
タ利用者は、この乗り場操作盤52の呼びボタンを押し
て、エレベータを動かしている。
【0015】制御装置ドア53は利用者が簡単に開けら
れないように制御装置ドア鍵56が一般に設けられてい
る。また、この開閉状況を検知するための開閉検知器5
5がある。
【0016】ところが、この構成ではエレベータ利用者
が使用する乗り場近くにエレベータ制御装置42を設置
することになるので、いたずら等により、乗り場三方枠
51などに設けた制御装置ドア53を開けた場合には制
御装置ドア53を開けた人はもちろん、エレベータかご
内の利用者も危険な状態となる可能性がある。
【0017】これは、いたずら等により、制御装置42
内の電源を切る等の操作を行った場合に、エレベータか
ごが走行時でも停止し、エレベータかご内の利用者が閉
じこめ状態となるためである。
【0018】ところが、これに反してエレベータの運行
保守を行う専任の保守員は、この制御装置ドア53を開
けてエレベータの保守を実施する必要がある。従来のロ
ープ式エレベータでは機械室内での作業となるため、作
業中に第3者が立ち入ることなく安全に進めることが可
能であった。
【0019】しかし、制御装置42がエレベータ乗り場
に接しているために建物利用者、すなわち乗降客や通行
人の行き交う場所で作業することとなり非常に危険であ
る。制御装置42には通常3相200V程度の電圧が印
加されており、子供等が不意に近づいて装置に触れて感
電することや、保守員にも危険が及ぶ可能性があり、社
会的にも大問題となる可能性がある。
【0020】これらの問題を防止するために、制御装置
ドア53には制御装置ドア鍵56などのを取り付け、第
3者が容易に開けられないような構成としている。ま
た、制御装置ドア53を開けたときにはエレベータを停
止させるように戸開閉状態を検知するための開閉検知部
55と操作回路を設けて安全性を高めている。
【0021】最上階乗り場にエレベータ制御装置42を
設置し、制御装置ドア53に開閉検知器55を取り付け
た場合の制御装置42の回路例を、図16を用いて説明
する。図16は制御装置42の概略構成を示すブロック
図である。
【0022】制御装置42は、主として電源部57と主
回路部58と制御回路部70で構成構成され、電源部5
7は、建物からの動力線(受電電線59)をブレーカ等
で構成された主電源部60が受け、制御回路部70など
へ電源を供給している。
【0023】制御回路部70は16ビットや32ビット
のマイクロコンピュータによるCPU61が制御するも
のであり、アドレスやデータを管理するバス62に様々
な装置が付加されている。
【0024】まず、CPU61を駆動するためのプログ
ラムを格納している256KB程度のプログラム記憶部
72、変化するデータを格納するためにRAM等を用い
た128KB程度のデータ記憶部63、建物関連のデー
タや速度、停止数などのデータを格納する電気的消去可
能な記憶装置(E2−ROM)を用いた仕様データ記憶
部64、外部信号を入力しCPU61が読み取れる信号
レベルに変換する信号入力バッファ65、CPU61が
扱う信号を外部に出力する信号出力バッファ66があ
る。
【0025】一方、主回路部57はCPU61と結合し
たかご32を滑らかに駆動するための速度制御部や巻上
機31をトランジスタなどの素子で駆動する主回路駆動
部で構成している。
【0026】この駆動状況をパルスジェネレータ73が
パルス数で表している。この情報を位置検出部69に入
力して、かご32の位置検知や巻上機31駆動の速度制
御に使用している。
【0027】開閉検知器55による信号は信号入力バッ
ファ65に入力される。この信号は通常DC24V程度
の信号であるが、信号入力バッファ65内でフォトカプ
ラなどにより電圧変換された後、CPU61が読み取れ
る信号(DC5V程度)となり開閉検知信号をしてレジ
スタに保存される。
【0028】また、信号入力バッファ65と信号出力バ
ッファ66はスイッチ等だけではなく、電線数削減のた
め高速の直列伝送を用いており、直列伝送ケーブル67
を介して各階の乗り場操作盤52と信号交換を行ってお
り、かご32へはテールコード68を介してかご操作盤
(図示しない)と信号交換を行っている。
【0029】このテールコード68には、前述のインタ
ーホン54の通信ケーブルが入っており、かご32内の
乗客は、呼び出しボタン(図示しない)を押してインタ
ーホン54や建物管理者もしくはエレベータ保守会社と
通話することができる。前述の機器構成と制御装置42
により機械室無しエレベータが可能になっている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来のエレ
ベータ制御装置にあっては、次のような問題点がある。 (問題点1)制御装置42は薄型にするために、基本機
能のみを収納するようにしている。そのために、それを
超える客先仕様があった場合に追加される停電時自動着
床装置、監視盤の表示装置、エアコン電源用トランス、
地震感知器等の補助制御機器の少なくとも一つからなる
補助制御装置は、乗り場収納部以外に設ける必要があ
る。この代表的な設置場所としてかご32が上下する昇
降路にすることが考えられるが、昇降路寸法は建物の配
置上、最も小さい寸法とすることが望まれている。
【0031】従って、昇降路の最上部(頂部)と最下部
(ピット)にわずかなスペースがあるのみである。ま
た、機器の取り付けには昇降路壁に機器を固定する必要
があるが、建物の構造によっては固定用のネジを取りつ
けられないようなものもある欠点があった。
【0032】さらに、昇降路壁に設置すると、昇降路そ
のものが湿度の高い環境であるために結露等による水滴
が壁を通じて機器内に侵入し、機器破損が生じることも
あった。
【0033】一方、ピットに機器を設置すると、台風な
どによる浸水の可能性があり、防水用の箱などに設置す
る必要があった。 (問題点2)昇降路に補助制御機器を設置する場合、制
御装置42と昇降路内の補助制御機器間の信号には前述
の高速直列信号線やDC24V程度の信号線があるが、
その他にもAC100V電源線などもあり、これらの電
線の分離が困難となっていた。
【0034】これは、電線敷設を壁に実施するために、
電線を分離する手段がなく、また、経年変化による配線
のずれなどを避けることができなかったものである。こ
のため、高速直列信号の動作にノイズの形で影響を与え
ることもあった。この結果、エレベータの動作に影響を
与え、非常に強いノイズの場合にはエレベータの故障に
いたることもあった。
【0035】(問題点3)昇降路頂部に補助制御機器を
設置する場合、重量のある機器は固定しにくく、作業員
が一人で持てる重量として10kg以下にする必要があ
った。これは頂部のため、チェーンブロックなどのフッ
クの付近であり、作業用機器が使えないためである。こ
のため、重量のある機器はピットに設置することとな
り、問題点1の欠点が発生することになっていた。
【0036】一方、前述の従来のエレベータ制御装置で
は、制御装置42ならびに該制御装置42以外のオプシ
ョン対応の補助制御装置に対する点検作業を容易に行え
るという点の配慮はなされていない。
【0037】具体的には、昇降路内に設置した制御装置
42、補助制御装置を構成する制御機器(制御用品)を
点検するときには、保守員がかご上に乗り点検運転しな
がら用品の設置場所を探し、点検しやすい位置に保守員
が自らかごを停止させる必要がある。さらに、昇降路内
は暗いため、点検作業には照明器具が必要である。ま
た、昇降路内に設置した用品を点検中に誤って平常運転
に復帰しないように保守員は常に注意を払う必要があ
る。
【0038】そこで、本発明の第1の目的は、乗り場の
ドアが収納される戸袋内に制御手段が収納される機械室
無しエレベータにおいて、建物構造の制約や湿度などの
昇降路特有な環境の制約を受けないエレベータ制御装置
を提供することにあり、また本発明の第2の目的は、昇
降路内に設置される制御手段または補助制御手段を構成
する制御機器の保守点検作業を安全にかつ効率的に実施
できるエレベータ制御装置を提供することにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】前記目的を実現するた
め、請求項1に対応する発明は、昇降路内に設置された
エレベータかごを駆動するための巻上機と、前記昇降路
内に設置されたつり合い重りと、前記つり合い重りと前
記エレベータかごを、前記巻上機を介して接続するロー
プと、前記エレベータかごと前記つり合い重りを昇降可
能に案内するレールと、前記昇降路に連通され所定の乗
り場に設置されている戸袋に配設した前記エレベータか
ごの運行を制御する制御手段と、前記制御手段の設置さ
れている乗り場の戸袋近傍のエレベータ用品に、前記制
御手段の補助機能を司る補助制御手段を配設したエレベ
ータ制御装置である。
【0040】前記目的を実現するため、請求項2に対応
する発明は、請求項1記載のエレベータ用品として、前
記レール、前記巻上機、前記レールの上部に配設されて
いるロープヒッチ部のいずれかを利用したものであるエ
レベータ制御装置である。
【0041】請求項1または請求項2に対応する発明に
よれば、昇降路への制御手段の固定に対して昇降路壁と
する必要性がなくなり、据え付け工事が容易になるだけ
でなく、昇降路壁から制御手段を離して設置できるの
で、結露による影響を受けにくい構成とすることができ
る。
【0042】前記目的を実現するため、請求項3に対応
する発明は、請求項1記載のレールもしくは巻上機に、
複数の支持材を固定し、この支持材により補助制御手段
を配設固定し、各支持材に電圧等の種類の異なる電源
線、信号線を敷設するようにしたエレベータ制御装置で
ある。
【0043】請求項3に対応する発明によれば、狭い昇
降路内であっても信号線の分離が確実に行えるので、機
械室の無いエレベータであっても従来のエレベータと同
等以上の信頼性を確保できる。
【0044】前記目的を実現するため、請求項4に対応
する発明は、昇降路内に設置されたエレベータかごを駆
動するための巻上機と、前記昇降路内に設置されたつり
合い重りと、前記つり合い重りと前記エレベータかご
を、前記巻上機を介して接続するロープと、前記エレベ
ータかごと前記つり合い重りを昇降可能に案内するレー
ルと、前記昇降路に連通され所定の乗り場に設置されて
いる戸袋に配設した前記エレベータかごの運行を制御す
る制御手段と、前記かごとつり合い重りのレールの背面
に、前記制御手段の補助機能を司る補助制御手段を配置
固定したエレベータ制御装置である。
【0045】請求項4に対応する発明によれば、昇降距
離に応じた設置スペースを確保することができる。前記
目的を実現するため、請求項5に対応する発明は、前記
かごのレールまたは前記つり合い重りのレールの背面
に、該レールの幅より長い支持材を固定し、前記補助制
御手段が前記エレベータかご側より点検できるように該
支持材により固定したことを特徴とする請求項4記載の
エレベータ制御装置である。
【0046】請求項5に対応する発明によれば、ガイド
レールの背面に設置されるために保守が困難になってい
た問題を解消することができる。前記目的を実現するた
め、請求項6に対応する発明は、つり合い重りレールの
上部に設置されるロープヒッチまたはかごレールの上部
に設置されるロープヒッチの少なくとも一方の上部に、
前記制御手段の補助機能を司る補助制御手段を載置固定
したエレベータ制御装置である。
【0047】請求項6に対応する発明によれば、設置機
器の荷重をガイドレール上部に加えることになるので重
量のある制御手段を設置しても建物への影響を少なくす
ることができるである。
【0048】前記目的を実現するため、請求項7に対応
する発明は、請求項1、請求項4、請求項6のいずれか
に記載の補助制御手段として、停電時自動着床装置、監
視盤の表示装置、エアコン電源用トランス、地震感知器
等の補助制御機器の少なくとも一つであるエレベータ制
御装置である。
【0049】前記目的を実現するため、請求項8に対応
する発明は、巻上機を昇降路内に設置し、かつエレベー
タの制御手段を特定階床における昇降路近傍に収納する
ことで機械室無しとしたエレベータにおいて、前記制御
手段または停電時自動着床装置、監視盤の表示装置、エ
アコン電源用トランス、地震感知器等の補助制御機器の
少なくとも一つからなる補助制御手段を収納する制御用
品収納ボックスと、前記制御用品収納ボックスを昇降路
断面空間に配置し、取り付け固定するためのボックス配
置固定手段と、エレベータかごが制御用品収納ボックス
の取り付け位置から一定の位置に近づいたことを検出す
るための制御用品点検位置検出手段と、かご上にて行う
かご上点検運転時に制御用品点検位置検出手段が働いた
ときにエレベータを停止させる制御用品点検位置停止手
段を備えた保守時オペレーション装置を具備したエレベ
ータ制御装置である。
【0050】請求項8に対応する発明によれば、エレベ
ーターの保守時オペレーション装置では、オプション対
応にて追加する補助制御手段を制御用品収納ボックスに
収納し、それをボックス配置固定手段によって昇降路断
面空間に配置し、取り付け固定する。かご上点検運転中
にエレベータかごが制御用品収納ボックスの取り付け位
置から一定の位置に近づくと制御用品点検位置検出手段
が働き、制御用品点検位置停止手段によってエレベータ
を自動的に停止させる。これにより、昇降路内に設置し
た制御手段または補助制御手段を点検しやすい位置でエ
レベータかごを自動的に停止させることができる。
【0051】前記目的を実現するため、請求項9に対応
する発明は、請求項8記載の昇降路の頂部を照らすため
の昇降路頂部照明手段と、かご上点検運転時に制御用品
点検位置検出手段が働いたときに昇降路頂部照明を自動
的に点灯させる昇降路頂部照明自動点灯手段を備えた保
守時オペレーション装置を具備したエレベータ制御装置
である。
【0052】請求項9に対応する発明によれば、請求項
8記載の作用の他、制御用品点検位置検出手段が働いた
ときに昇降路頂部照明自動点灯手段によって昇降路頂部
照明手段に対して点灯指令を出力し、昇降路頂部照明を
点灯させる。これにより、制御手段または補助制御手段
を点検する作業時の安全性が向上する。
【0053】前記目的を実現するため、請求項10に対
応する発明は、点検の対象とする制御用品収納ボックス
を選択するための制御用品点検対象選択手段と、選択さ
れた制御用品収納ボックスを点検するのに適切な検出位
置に設定する停止位置設定切替手段を備えた保守時オペ
レーション装置を具備した請求項8または請求項9記載
のエレベータ制御装置である。
【0054】請求項10に対応する発明によれば、請求
項8または請求項9の発明の作用の他、点検の対象とす
る制御用品収納ボックスを制御用品点検対象選択手段に
よって選択すると、停止位置設定切替手段によって停止
位置が再設定され、選択した制御用品収納ボックスを点
検するのに適切な位置にかごが停止するようになる。こ
れにより、制御用品収納ボックスを複数箇所に配置した
場合にも点検するのに適した位置にエレベータかごを停
止させることができる。
【0055】前記目的を実現するため、請求項11に対
応する発明は、請求項8記載の制御用品点検位置検出手
段の代わりに、昇降路頂部あるいは制御用品収納ボック
スに設置して人体が近づいたときに反応する人体感知手
段と、前記人体感知手段が働いたときにエレベータを停
止させる制御用品点検位置停止手段を備えた保守時オペ
レーション装置を具備したエレベータ制御装置である。
【0056】請求項11に対応する発明によれば、人体
感知手段によって、昇降路頂部あるいは制御用品収納ボ
ックスに人体が近づいたことを検知し、人体感知手段が
働いたときに制御用品点検位置停止手段によつてエレベ
ータを停止させる。これによりかご上点検運転中に、昇
降路内に設置した制御手段または補助制御手段を点検し
やすい位置にエレベータかごを自動的に停止させること
ができる。
【0057】前記目的を実現するため、請求項12に対
応する発明は、請求項11記載の昇降路頂部を照らすた
めの昇降路頂部照明手段と、人体感知手段が動作したと
きに昇降路頂部照明を自動的に点灯させる昇降路頂部照
明自動点灯手段を備えた保守時オペレーション装置を具
備したエレベータ制御装置である。
【0058】請求項12に対応する発明によれば、請求
項8の発明の作用の他、制御用品点検位置検出手段が働
いたときに昇降路頂部照明自動点灯手段によって昇降路
頂部照明革換に対して点灯指令を出力し、昇降路頂部照
明を点灯させる。これにより、制御手段または補助制御
手段を点検する作業時の安全性が向上する。
【0059】前記目的を実現するため、請求項13に対
応する発明は、前記制御用品収納ボックスの開閉状態を
検出するための制御用品収納ボックス開閉検出手段と、
制御用品収納ボックスを開放している間は平常運転によ
る走行を禁止にする平常運転禁止手段を備えた保守時オ
ペレーション装置を具備した請求項8〜12のいずれか
一つに記載のエレベータ制御装置である。
【0060】請求項13に対応する発明によれば、請求
項8〜請求項12の発明の作用の他、制御用品収納ボッ
クスの開閉状態を制御用品収納ボックス開閉検出手段に
よって検出し、制御用品収納ボックスを開放している間
は平常運転禁止手段によって平常運転による走行を禁止
にする。通常、エレベータかご上点検時は、平常運転を
禁止するスイッチを操作してから行うが、制御手段また
は補助制御手段の点検により誤った動作とならないよう
に安全性を高めることが可能になる。このようなことか
ら、昇降路内の制御手段または補助制御手段の点検前後
における安全性が向上する。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照して説明する。 <第1の実施形態>図1は本発明の第1の実施形態を説
明するための昇降路の縦断面図である。エレベータの一
例として、巻上機31からかごドア40側の補助制御盤
(制御補助盤)45を設置したものを説明する。この補
助制御盤45としては、制御装置42の補助機能を司る
もので、停電時自動着床装置、監視盤の表示装置、エア
コン電源用トランス、地震感知器等のオプション対応の
補助制御機器の少なくとも一つからなるものである。
【0062】巻上機1の左上部に、ガイドレール36A
に一端がボルト等により固定された上下の支持材43,
43により補助制御手段例えば補助制御盤45が支持固
定されている。この補助制御盤45の取り付けにはかご
ガイドレール36Aに巻上機31を固定するためのボル
ト部に支持材43を2本で補助制御盤45を固定してい
る。
【0063】下部の支持材43はL字型として補助制御
盤45を受ける形とすることで、取り付けが容易にでき
る。また、上下の支持材43は共に20mm程度のナッ
ト等をあらかじめ溶接しておくことで、補助制御盤45
の取り付けが容易になる。また、この支持材43は、6
人乗りのエレベータで約1m程度の長さ、厚さ5mm、
幅20mm程度の鋼板を用いれば充分な強度となる。
【0064】また、ガイドレール36Aの振動で補助制
御盤45が昇降路壁にあたって、騒音とならないように
壁とは10mm以上離すことが望ましいが、通常、ガイ
ドレール36Aの最上部はレールブラケットが取り付く
ために、振動が問題となることは考えにくい。
【0065】第1の実施形態では、補助制御盤45の設
置にあたって、新たにレールに取り付け部材を追加する
必要がない利点がある。また、巻上機31と同等の位置
に補助制御盤45を設置できるので保守作業が同時に行
える利点がある。
【0066】<第2の実施形態>第2の実施形態は、図
1と同様に補助制御盤45を設置する構成を、図2の昇
降路横断面図を用いて説明する。支持材43と支持材4
4にて補助制御盤45を固定している。
【0067】AC100V等の電源線は支持材43を介
して巻き上げ機1側から供給し、信号線は支持材44を
介して巻上機取付台47から供給する。これは、巻上機
1の電源(すなわちモータ動力線)との位置関係から、
決まるものであり、制御装置42からガイドレール36
Aを介してモータ動力線が敷設され、巻上機31に供給
されるものと同一に敷設することが望ましいためであ
る。
【0068】一方、信号線はつり合い重りガイドレール
37Aを介して、巻上機取付台47に集合し、支持材4
4より補助制御盤45に信号を供給することで、電線の
分離が行える。
【0069】また、支持材44は、信号線の敷設だけで
なく、第1の実施形態ではレールからのみであった支持
材43を、巻上機取付台47から斜めに追加(一端部を
ボルト等により固定)することで補助制御盤45の取り
付け強度を増すこともできる。
【0070】支持材44は、補助制御盤45を直接支え
るわけではないので、厚さ2mm程度の鋼板を用い、信
号線固定のための取り付け穴を30cm程度毎に明ける
ことが望ましい。
【0071】一方、この補助制御盤45には、直列伝送
ケーブル67にて制御される基板類が格納される。これ
は信号入力バッファ65や信号出力バッファ66を拡張
する機器である。これらは、建物仕様により取り付け枚
数を変えて対応している。
【0072】以上述べた第2の実施形態では、特に直列
伝送を使用する回路を補助制御盤45に格納する場合に
有効である。 <第3の実施形態>第3の実施形態を図3の昇降路縦断
面図、図4の昇降路横断面図および図5の取り付け詳細
図を用いて説明する。
【0073】かごガイドレール36Aとつり合い重りガ
イドレール37Aの間に巻上機31分の空間がある。こ
れを利用して補助制御盤46A,46Bを設置したもの
である。
【0074】少なくとも、レールブラケット50以外の
ガイドレール36Aに補助制御盤46A,46Bを設置
したものである。通常レールブラケット50は5m毎に
設置されるので、補助制御盤46A,46Bの昇降路方
向の長さを1mとすれば3,4台を格納可能である。な
お、レールブラケット50の長さは15cmである。
【0075】以上述べた第3の実施形態では補助制御盤
46A,46Bを昇降距離分設置することができ、第1
および第2の実施形態のように昇降路頂部に設置する構
成に比べ、数多くの補助制御盤46のスペースを確保で
きる。このため、格納する機器毎に補助制御盤46A,
46Bを分けることができる利点がある。
【0076】これは、例えば熱を発生する抵抗、電力を
変換するためのトランス、直列伝送基板といったよう
に、それぞれの特性に応じて機器分離が可能となる。 <第4の実施形態>第4の実施形態は、基本構成は第3
の実施形態と同一であるが、ガイドレールへの取り付け
を改良したものである。
【0077】図6に取り付け詳細図を示す。図6におい
てかごガイドレール36Aとつり合い重りガイドレール
37Aと昇降路で囲まれた空間は200mm×200m
m程度しかなく、補助制御盤46を直接レール36A,
37Aに固定すると、その後の保守点検、交換が困難に
なることが考えられる。それを防ぐためにつり合い重り
ガイドレール37AにL字形の支持材49の一端部を、
ボルト等により取り付け、該支持材49の他端部側に補
助制御盤46を何等かの手段により固定したものであ
る。
【0078】このように構成することにより、通常補助
制御盤46の保守は、かご32よりかごガイドレール3
6Aの方向から実施されるために有効である。 <第5の実施形態>第5の実施形態を、図7の昇降路縦
断面図を用いて説明する。第5の実施形態は、つり合い
重りロープヒッチ39を通常よりも下部とし、この上部
に補助制御盤48を取り付け、第1の実施形態と同様に
ガイドレール36Aの最上端に一端部が固定された支持
材49の多端側に補助制御盤48を固定したものであ
る。支持材49の強度はガイドレール37Bに比べると
弱いため、ガイドレール37Bの頂部で補助制御盤48
の重量を支えることは有効である。
【0079】この補助制御盤48には停電時自動着床装
置などのバッテリ駆動用の機器を配置することが望まし
い。第5の実施形態では、補助制御盤48の大きさをロ
ープヒッチ部39も含めて収納する構成とできるので、
昇降路頂部の美観が向上する効果もある。
【0080】<第6の実施形態>本発明の第6の実施形
態を図8〜図9の図面を参照して説明する。図8は、本
発明の第6の実施の形態のエレベータ制御装置の構成を
示すブロック図である。走行制御装置4はエレベータの
走行を制御する中心的な装置として位置している。上記
走行制御装置4は、記憶装置3を通じてかご呼びや乗り
場呼びの存在を確認してエレベータを走行させ、エレベ
ータの走行状熊に関するデータを記憶装置3に格納す
る。かご位置の検出は、巻上機20の回転に比例して出
力するパルスジェネレータ1からの出力をうけたかご位
置パルス入力装置2によって記憶装置3に定期的に格納
される。
【0081】本発明の第6の実施形態は、上記構成のエ
レベーター制御装置に対し、保守時オペレーション装置
100を付加したものであり、エレベータかごが制御用
品収納ボックスの取り付け位置パルス値から予め格納済
みの一定位置のパルスに近づいたことを、パルス値の差
を演算して検出する制御用品点検位置検出手段10と、
運転操作をかご上にて行うかご上点検運転時に制御用品
点検位置検出手段10が働いたときにエレベータを停止
させる制御用品点検位置停止手段11と、巻上機20の
制御用品収納ボックス等を照らすための、AC100V
の白熱灯等による昇降路頂部照明12と、制御用品点検
位置検出手段10が働いたときに、昇降路頂部照明12
を自動的に点灯させる昇降路頂部照明自動点灯手段13
と、制御用品収納ボックスの開閉状態を検出するために
ボックス開閉部に取付けたスイッチ等による制御用品収
納ボックス開閉手段14と、制御用品収納ボックスを開
放している間は平常運転による走行を禁止にする平常運
転禁止手段15を有する保守時オペレーション装置を備
えたものである。
【0082】図9は、本発明の第6の実施形態における
昇降路内を説明するための図であり、(a)は巻上機2
0が設置される側の側面図、(b)は昇降路を天井から
見た平面図である。巻上機20を取り付けているレール
21からボックス配置固定用ブラケット18を出し、該
ブラケット18に対して制御用品収納ボックスAおよび
制御用品収納ボックスBを固定している。なお、各ボッ
クスA,Bともかご22の投影面を除く昇降路断面空間
に収まるよう配置している。
【0083】第6の実施形態によれば、昇降路内に設置
した制御手段(制御用品)を点検しやすい位置にエレベ
ータかごを自動的に停止させることができ、また昇降路
内用品を点検する作業時の安全性を向上させることがで
きる。
【0084】<第7の実施形態>図10は、本発明の第
7の実施形態のエレべータの制御装置の構成を示すブロ
ック図である。前述の第6の実施形熊に対して、点検の
対象とする制御用品収納ボックスをエレベータの保守用
データ収納装置例えばコンソール5の操作によって記憶
装置3内のデータから選択できる制御用品点検対象選択
手段16と、記億装置3に設定されている停止位置デー
タを点検対象選択手段16により選択された制御用品収
納ボックスを点検するのに適切な検出位置に再設定する
停止位置設定切替手段17を追加したものである。
【0085】図11は、選択した制御用品収納ボックス
によって停止位置が変化する様子を示した図である。図
中、Aは制御用品収納ボックスA、Bは制御用品収納ボ
ックスB、Cは制御用品収納ボックスC、Dは制御用品
収納ボックスDを示している。また、Lは制御用品収納
ボックスA,C,Dからかご停止位置までの設定長さ、
H1は制御用品収納ボックスAを選択した時のかご上停
止位置、H2は制御用品収納ボックスCを選択した時の
かご上停止位置、H3は制御用品収納ボックスDを選択
した時のかご上停止位置を示している。
【0086】すなわち、制御用品収納ボックスAを選択
した場合にはかご上が制御用品収納ボックスAの位置か
ら長さLだけ下がった位置H1が停止位置に設定され
る。長さLは通常1300mm程度に設定する。
【0087】但し、これは記億装置3によってデータ設
定ができる。例えば、1300mmの場合、パルス値が
1mm/パルスであれば、0514Hと格納する。同様
に制御用品収納ボックスCを選択した場合には位置H2
が、制御用品収納ボックスDを選択した場合には位置H
3がそれぞれ停止位置に設定される。
【0088】本実施形態によれば、制御用品収納ボック
スを複数箇所に配置した場合にも点検するのに適した位
置にエレベータかごを停止させることができる。昇降路
頂部は、保守員が立って作業するのに十分なスペースが
ないために、かがんだ状態でエレベータを運転する必要
があるため、自動的に停止できること非常に有効な手段
といえる。
【0089】<第8の実施形態>図12は、第8の実施
形態を示す制御ブロック図であり、図10の制御用品点
検位置検出手段10の代りに、感熱センサによる人体感
知手段30を設けた点のみが、図3の実施形態と異な
る。
【0090】人体感知手段30として感熱センサを用い
るのは、昇降路内は温度が高く、通常のスイッチによる
場合誤動作の可能性があるので、これを防ぐためであ
る。これにより、図11の実施形態と同様な作用効果が
得られる。すなわち、かご上点検運転中に、昇降路内に
設置した制御用品を点検しやすい位置にエレベータかご
を自動的に停止させることができ、かつ昇降路内用品を
点検する作業時の安全性が向上する。
【0091】<他の実施形態>第1の実施形態では、巻
上機31に対してかごドア40側に、補助制御盤45を
取りつけた場合の例を示したが、かごドア40と反対側
に取り付けてもよく。
【0092】また、第1の実施形態では、かごガイドレ
ール36に一端部が固定された支持材43により補助制
御盤45を取りつけた場合の例を示したが、支持材43
を設けず、かごガイドレール36にボルト等により直接
固定するようにしてもよい。この支持材43を設けない
実施形態の場合には、従来の技術と同様に、ガイドレー
ルに信号線、電源線を配設する。
【0093】さらに、第1の実施形態では、ガイドレー
ルは、かごガイドレール36以外につり合い重りガイド
レール37を使用、または昇降路機器取り付け専用の垂
直部材(レール相当の部材)としてもよい。
【0094】第2の実施形態では、巻上機取付台47か
ら支持材44を設置する構成を示したが、制御装置42
から直接支持材を立ち上げても良い。この場合、制御装
置42から直接信号線を出せるので、第2の実施形態の
効果よりも高くなる。また、支持材を巻上機の保守機器
や防音装置の取り付けにも使用できる利点もある。
【0095】第3の実施形態では、巻上機31の下に複
数の補助制御盤46を設置する構成を示したが、レール
ブラケット間に一つの長い補助制御盤46を設置し、内
部の機器を建物仕様毎で変えることでも対応が可能であ
る。この場合、補助制御盤46が1種類になることが利
点となる。
【0096】第4の実施形態では、つり合い重りガイド
レール37Aの背面に支持材49を配置する構成とした
が、かごガイドレール36Aから支持材を固定する構成
でもよい。また、レールブラケット50から支持材49
を固定する構成でもよい。支持材49は、L字形のみで
なく、かごガイドレール36Aより横に引き出せる構成
としてもよい。この場合、通常はレール間に補助制御盤
46が格納され、保守時にかごガイドレール36A横に
補助制御盤46を出すことができる。
【0097】第5の実施形態では重量のある機器として
説明したが、補助制御盤45のように計量のものでもよ
い。また、つり合い重りガイドレールはかごガイドレー
ルであっても同様に実現できる。
【0098】さらに、第6〜第8の実施形態では、エレ
ベータの検出位置をパルスジェネレータ1からの出力値
として説明したが、必要な位置にスイッチや光検出器に
よることでもよい。
【0099】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、乗り場のド
アが収納される戸袋内に制御手段が収納される機械室無
しエレベータにおいて、建物構造の制約や湿度などの昇
降路特有な環境の制約を受けないエレベータ制御装置を
提供することができ、また昇降路内に設置される制御手
段または補助制御手段を構成する制御機器の保守点検作
業を安全にかつ効率的に実施できるエレベータ制御装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するための昇降
路の縦断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態を説明するための昇降
路の横断面図。
【図3】本発明の第3の実施形態を説明するための昇降
路の縦断面図。
【図4】本発明の第3の実施形態を説明するための昇降
路の横断面図。
【図5】図3および図4の補助制御盤の取付状態を示す
図。
【図6】本発明の第4の実施形態を説明するための補助
制御盤の取付状態を示す図。
【図7】本発明の第5の実施形態を説明するための昇降
路の縦断面図。
【図8】本発明の第6の実施形態を示す制御ブロック
図。
【図9】図8の昇降路内の構成を説明するための図。
【図10】本発明の第7の実施形熊を示す制御ブロック
図。
【図11】選択した制御用品収納ボックスによって停止
位置が変化する様子を説明するための図。
【図12】本発明の第8の実施形態を示す制御ブロック
図。
【図13】従来のエレベータ制御装置の一例を説明する
ための昇降路の縦断面図。
【図14】従来のエレベータ制御装置の一例を説明する
ための昇降路の横断面図。
【図15】(a)は従来のエレベータ制御装置の乗り場
の外観図および(b)は(a)の断面図。
【図16】従来のエレベータ制御装置の制御ブロック
図。
【符号の説明】
1…パルスジェネレータ 2…かご位置パルス入力装置 3…記憶装置 4…走行制御装置 5…コンソール 100,100A…保守時オペレーション装置 10…制御用品点検位置検出手段 11…制御用品点検位置停止手段 12…昇降路頂部照明 13…昇降路頂部照明自動点灯手段 14…制御用品収納ボックス開閉検出手段 15…平常運転禁止手段 16…制御用品点検対象選択手段 17…停止位置設定切替手段 18…ボックス配置固定用ブラケット 20…巻上機 21…レール 22…エレベータかご 23…昇降路照明 31…巻上機 32…かご 33…かご下シーブ 34…ロープ 35…つり合い重り 36A,36B…ガイドレール 37A,37B…ガイドレール 38…つり合い重り上シーブ 39…つり合い重りロープヒッチ 40…かごドア 41…乗り場ドア 42…制御装置 43,44,49…支持材 45,46,48…補助制御盤 47…巻上機取付台 50…レールブラケット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に設置されたエレベータかごを
    駆動するための巻上機と、 前記昇降路内に設置されたつり合い重りと、 前記つり合い重りと前記エレベータかごを、前記巻上機
    を介して接続するロープと、 前記エレベータかごと前記つり合い重りを昇降可能に案
    内するレールと、 前記昇降路に連通され所定の乗り場に設置されている戸
    袋に配設した前記エレベータかごの運行を制御する制御
    手段と、 前記制御手段の設置されている乗り場の戸袋近傍のエレ
    ベータ用品に、前記制御手段の補助機能を司る補助制御
    手段を配設したことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エレベータ用品は、前記レール、前
    記巻上機、前記レールの上部に配設されているロープヒ
    ッチ部のいずれかである請求項1記載のエレベータ制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記レールもしくは前記巻上機に、複数
    の支持材を固定し、この支持材により前記補助制御手段
    を配設固定し、前記各支持材に電圧等の種類の異なる電
    源線、信号線を敷設するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のエレベータ制御装置。
  4. 【請求項4】 昇降路内に設置されたエレベータかごを
    駆動するための巻上機と、 前記昇降路内に設置されたつり合い重りと、 前記つり合い重りと前記エレベータかごを、前記巻上機
    を介して接続するロープと、 前記エレベータかごと前記つり合い重りを昇降可能に案
    内するレールと、 前記昇降路に連通され所定の乗り場に設置されている戸
    袋に配設した前記エレベータかごの運行を制御する制御
    手段と、 前記かごとつり合い重りのレールの背面に、前記制御手
    段の補助機能を司る補助制御手段を配置固定したことを
    特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記かごのレールまたは前記つり合い重
    りのレールの背面に、該レールの幅より長い支持材を固
    定し、前記補助制御手段が前記エレベータかご側より点
    検できるように該支持材により固定したことを特徴とす
    る請求項4記載のエレベータ制御装置。
  6. 【請求項6】 昇降路内に設置されたエレベータかごを
    駆動するための巻上機と、 前記昇降路内に設置されたつり合い重りと、 前記つり合い重りと前記エレベータかごを、前記巻上機
    を介して接続するロープと、 前記エレベータかごを昇降可能に案内するかごレールと
    前記つり合い重りを昇降可能に案内するつり合い重りレ
    ールと、 前記昇降路に連通され所定の乗り場に設置されている戸
    袋に配設した前記エレベータかごの運行を制御する制御
    手段と、 前記つり合い重りレールの上部に設置されるロープヒッ
    チまたは前記かごレールの上部に設置されるロープヒッ
    チの少なくとも一方の上部に、前記制御手段の補助機能
    を司る補助制御手段を載置固定したことを特徴とするエ
    レベータ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記補助制御手段は、停電時自動着床装
    置、監視盤の表示装置、エアコン電源用トランス、地震
    感知器等の補助制御機器の少なくとも一つである請求項
    1、請求項4、請求項6のいずれかに記載のエレベータ
    制御装置。
  8. 【請求項8】 巻上機を昇降路内に設置し、かつエレベ
    ータの制御手段を特定階床における昇降路近傍に収納す
    ることで機械室無しとしたエレベータにおいて、 前記制御手段または停電時自動着床装置、監視盤の表示
    装置、エアコン電源用トランス、地震感知器等の補助制
    御機器の少なくとも一つからなる補助制御手段を収納す
    る制御用品収納ボックスと、 前記制御用品収納ボックスを昇降路断面空間に配置し、
    取り付け固定するためのボックス配置固定手段と、 エレベータかごが制御用品収納ボックスの取り付け位置
    から一定の位置に近づいたことを検出するための制御用
    品点検位置検出手段と、 かご上にて行うかご上点検運転時に制御用品点検位置検
    出手段が働いたときにエレベータを停止させる制御用品
    点検位置停止手段を備えた保守時オペレーション装置を
    具備したことを特徴とするエレベータ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記昇降路の頂部を照らすための昇降路
    頂部照明手段と、 かご上点検運転時に制御用品点検位置検出手段が働いた
    ときに昇降路頂部照明を自動的に点灯させる昇降路頂部
    照明自動点灯手段を備えた保守時オペレーション装置を
    具備したことを特徴とする請求項8記載のエレベータ制
    御装置。
  10. 【請求項10】 点検の対象とする制御用品収納ボック
    スを選択するための制御用品点検対象選択手段と、選択
    された制御用品収納ボックスを点検するのに適切な検出
    位置に設定する停止位置設定切替手段を備えた保守時オ
    ペレーション装置を具備したことを特徴とする請求項8
    または請求項9記載のエレベータ制御装置。
  11. 【請求項11】 前記制御用品点検位置検出手段の代わ
    りに、昇降路頂部あるいは制御用品収納ボックスに設置
    して人体が近づいたときに反応する人体感知手段と、 前記人体感知手段が働いたときにエレベータを停止させ
    る制御用品点検位置停止手段を備えた保守時オペレーシ
    ョン装置を具備したことを特徴とする請求項8記載のエ
    レベータ制御装置。
  12. 【請求項12】 昇降路頂部を照らすための昇降路頂部
    照明手段と、人体感知手段が動作したときに昇降路頂部
    照明を自動的に点灯させる昇降路頂部照明自動点灯手段
    を備えた保守時オペレーション装置を具備したことを特
    徴とする請求項11記載のエレベータ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記制御用品収納ボックスの開閉状態
    を検出するための制御用品収納ボックス開閉検出手段
    と、制御用品収納ボックスを開放している間は平常運転
    による走行を禁止にする平常運転禁止手段を備えた保守
    時オペレーション装置を具備したことを特徴とする請求
    項8〜12のいずれか一つに記載のエレベータ制御装
    置。
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