JP2000142140A - コンバインのポンプ駆動構造 - Google Patents

コンバインのポンプ駆動構造

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JP2000142140A
JP2000142140A JP10319477A JP31947798A JP2000142140A JP 2000142140 A JP2000142140 A JP 2000142140A JP 10319477 A JP10319477 A JP 10319477A JP 31947798 A JP31947798 A JP 31947798A JP 2000142140 A JP2000142140 A JP 2000142140A
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泰男 瀬野
Hiroshi Kitagawara
広志 北川原
Koji Kiyooka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミッションケースと作業用油圧ポンプの間の
配管が長く、損失も大きくなっていたのである。。 【解決手段】 機体の走行速度を変更する走行用の油圧
式無段変速機構25と、機体の進行方向を変更する旋回
用の油圧式無段変速機構28を具備したコンバインにお
いて、前記両油圧式無段変速機構25・28を一つのミ
ッションケース22上に配置し、前記いずれか一方の油
圧式無段変速機構の入力軸上に作業機ポンプSPを付設
し、該作業機ポンプのサクションポート152をミッシ
ョンケースと連通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体の走行速度を
変更する走行用の無段変速機構と、機体の進行方向を変
更する旋回用の無段変速機構を具備したコンバインのト
ランスミッションに作業機ポンプを取り付けるための構
成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンバインの座席後方にエン
ジンを配置し、該エンジンからの動力を油圧式無段変速
装置に伝えて主変速し、更にミッションケース内の副変
速装置によって変速後の動力をクローラ式走行装置に伝
えて走行するようにしていた。また、前記クローラ式走
行装置の車速を変速する走行用無段変速機構に加えて、
操向を行う為の旋回用無段変速機構を具備したコンバイ
ンが公知となっている。これらの無段変速機構はHST
式の無段変速機構を採用し、一体的にコンパクトに組立
て、ミッションケースに取り付けていた。例えば、特開
平10−54452号の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の走行用と旋回用
の無段変速機構の作動油はミッションケース内の潤滑油
を利用しており、この潤滑油は更に刈取部の昇降やオー
ガの昇降等を行うための油圧アクチュエーターに利用し
ており、この油圧アクチュエーターに作動油を供給する
ための作業用油圧ポンプはエンジンの出力軸近傍に配置
されていたので、ミッションケースと作業用油圧ポンプ
の間を配管で接続する必要があり、該油圧ポンプの出力
ポートから再び配管を介して切換バルブ、油圧アクチュ
エーターと接続していたのである。従って、配管経路が
長くなり、損失も大きくなっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、機体の走行速度を変更する
走行用の油圧式無段変速機構と、機体の進行方向を変更
する旋回用の油圧式無段変速機構を具備したコンバイン
において、前記両油圧式無段変速機構を一つのミッショ
ンケース上に配置し、前記いずれか一方の油圧式無段変
速機構の入力軸上に作業機ポンプを付設し、該作業機ポ
ンプのサクションポートをミッションケースと連通した
ものである。
【0005】また、前記作業機ポンプの吐出ポートに接
続されて外部アクチュエータの作動方向を切り換える方
向制御弁を、前記ミッションケースの側面に設置したも
のである。
【0006】また、機体の走行速度を変更する走行用の
油圧式無段変速機構と、機体の進行方向を変更する旋回
用の油圧式無段変速機構を具備したコンバインにおい
て、前記両油圧式無段変速機構を一つのミッションケー
ス上に配置し、前記一方の油圧式無段変速機構の入力軸
上に作業機ポンプを付設し、他方の油圧式無段変速機構
の入力軸上にチャージポンプを付設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明のトランスミッションを
搭載したコンバインの右側面図、図2は同じく左側面
図、図3は本発明のトランスミッションの左側面図、図
4は同じく右側面図、図5は同じく後面図、図6は同じ
く平面図、図7はトランスミッションの左側面断面図、
図8はトランスミッションのスケルトン図、図9は走行
用の第一無段変速機構を含むトランスミッションの断面
展開図、図10は旋回用の第二無段変速機構を含むトラ
ンスミッションの断面展開図、図11はミッションケー
ス側面に配置したオイルフィルターの部分断面図、図1
2は油圧回路図である。
【0008】まず、図1及び図2より本発明のコンバイ
ンの全体構成について説明する。トラックフレーム1に
は左右のクローラ式走行装置2L・2Rを装設してい
る。3は前記トラックフレーム1に架設する機台、4は
フイードチェン5を左側に張架し扱胴6を内装している
脱穀部、8は刈刃9及び穀稈搬送機構10などを備える
刈取部、11は刈取フレーム12を介して刈取部8を昇
降させる油圧シリンダである。13は排藁チェンの終端
を臨ませる排藁処理部、15は脱穀部4からの穀粒を揚
穀筒16を介して搬入する穀物タンク、17は前記穀物
タンク15の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、18は
丸型の操向ハンドル19を支架するハンドルポスト、6
8は主変速レバー、20は運転席であり、また、21
は、機体左右方向に沿う出力軸を有するエンジンであ
り、コンバインの前方より連続的に穀稈を刈取って脱穀
するように構成している。
【0009】また、このコンバインには走行系の第一無
段変速機構及び旋回系の第二無段変速機構を具備してお
り、それぞれの機構はエンジン21より駆動力を得るよ
う構成されている。そして、エンジン21により駆動力
を得た第一無段変速機構により、正逆の回転方向と回転
数増減の制御が行われたのち、駆動力が走行系伝動機構
Rを介して差動機構33に伝達される。また、エンジン
21により駆動力を得た第二無段変速機構により正逆の
回転方向と回転数増減の制御が行われたのち、駆動力が
正逆転付与機構Sを介して差動機構33に伝達される。
このような構成で、差動機構33に連動連結された左右
のクローラ式走行装置2L・2Rの駆動スプロケット3
4L・34Rに駆動力を常時伝達し、前後直進走行及
び、左右駆動スプロケット34L・34Rに対する回転
数の相対的な増減制御により旋回を可能としたものであ
り、以下において、この走行及び旋回の機構について説
明する。
【0010】次にトランスミッションの構成について図
3乃至図10より説明する。本実施例においては無段変
速機構として静油圧式無段変速装置(以下HST装置)
Hを採用しており、前記クローラ式走行装置2L・2R
を駆動するトランスミッションMは前記ミッションケー
ス22内の走行系伝動機構R、逆転付与機構S及び遊星
歯車機構、及び該ミッションケース22に載置されたH
ST装置Hより構成される。HST装置Hは、1組の走
行油圧ポンプ23及び走行油圧モータ24からなる、主
変速機構である走行用の第一無段変速機構25と、1組
の旋回油圧ポンプ26及び旋回油圧モータ27からなる
旋回機構である旋回用の第二無段変速機構28とからな
る。また、ミッションケース22は左側(図5及び図6
において左側)のケース部22L及び右側のケース部2
2Rより構成され、ケース部22L・22Rがミッショ
ンケース22の左右方向で中央付近において接合されて
いる。
【0011】また、図3、図6に示すように前記走行用
の第一無段変速機構25は、機体の前後方向における後
方(図3における右側)に横置きしたケース内に走行油
圧ポンプ23及び走行油圧モータ24が並設されてお
り、該走行油圧ポンプ23の入力軸23a及び、該走行
油圧モータ24の出力軸24aの各々が機体左右方向に
軸支され、互いに前後方向に並列されている。
【0012】また、前記旋回用の第二無段変速機構28
においては、機体の前後方向における前方(図3におけ
る左側)から旋回油圧ポンプ26及び、旋回油圧モータ
27が並設され横置きのケースに内装されており、該旋
回油圧ポンプ26の入力軸26a及び、該旋回油圧モー
タ27の出力軸27aの各々が機体左右方向に軸支さ
れ、互いに前後方向に並列されている。
【0013】一方、図5、図9及び図10で示すよう
に、前記ミッションケース22の右側のケース部22R
の右上部には、ミッションケース22の上面よりも上方
に延出する入力ケース部22aが突出形成されている。
該入力ケース部22aはケース部22Rの右端部に一体
形成され、該入力ケース部22aの右端開口を閉じるべ
く蓋体22bが固定されている。そして、該ミッション
ケース22の上面に臨む入力ケース部22aの左側面に
おいて、機体後方から順に走行用の第一無段変速機構2
5及び旋回用の第二無段変速機構28を並設させるよう
に、両無段変速機構25・28のケースを取り付けてい
る。
【0014】このように、ミッションケース22上に走
行用及び旋回用の第一・第二無段変速機構25・28を
機体の前後方向に並列させたので、HST装置Hが、ミ
ッションケース22上にコンパクトに収納され、特に、
機体の前後方向に並設させたことにより、左右方向のサ
イズを小さくすることができ、二条用、三条用といった
小型のコンバインにおいても二つの第一・第二無段変速
機構25・28を装備可能となったのである。また、そ
れぞれの第一・第二無段変速機構25・28は、その構
成要素である油圧ポンプ及び油圧モータを機体前後方向
に並列に配置しているため、左右方向の幅が小さくユニ
ットとしてコンパクトな構成となっている。
【0015】また、ミッションケース22内には走行系
伝動機構R及び正逆転付与機構Sが配設されており、該
走行系伝動機構Rへの動力を受入れるギア42及び正逆
転付与機構Sへの動力を受入れるギア97が、該入力ケ
ース部22a内に設けられている。そして、前記走行用
の第一無段変速機構25の走行油圧モータ24の出力軸
24aの一端が入力ケース部22a内に挿入されギア4
2に係合され、また、前記旋回用の第二無段変速機構2
8の旋回用油圧モータ27の出力軸27aの一端が入力
ケース部22a内に挿入されギア97に係合されてい
る。
【0016】また、走行用の第一無段変速機構25のケ
ースから入力ケース部22aとは反対側へ、前記走行油
圧ポンプ23の入力軸23aが突出しており、その端部
には二連の入力プーリー23bが入力軸23aに一体的
に装着されており、また、旋回用の第二無段変速機構2
8のケースから入力ケース部22aとは反対側へ、前記
旋回油圧ポンプ26の入力軸26aが突出しており、そ
の端部には一連の入力プーリー26bが入力軸26aに
一体的に装着されている。
【0017】そして、前記入力プーリー23bの一方と
入力プーリー26bとの間には伝動ベルト30が巻回さ
れており、旋回油圧ポンプ26の入力軸26aを伝動ベ
ルト30と、入力プーリー23b・26bを介し、前記
走行油圧ポンプ23の入力軸23aに連動連結させてい
る。31は伝動ベルト30を適当な張り具合に調整する
テンションプーリーである。該テンションプーリー31
のテンションアーム205は、図3〜図6に示すよう
に、支持プレート200の上部に枢支されており、該支
持プレート200は左側のケース部22L上部と、走行
油圧モータ24のケースの左側面と、旋回用油圧モータ
27のケースの左側面に跨がってボルトによって固定さ
れている。
【0018】該支持プレート200の後上部に支軸20
4が左右方向に固設され、該支軸204にテンションア
ーム205の中央部に設けたボス206が回動自在に枢
支されている。更に、前記支持プレート200の前上部
は屈曲させて水平面を構成し、この水平面上にステー2
01が固設されている。該ステー201の上部には左右
面を構成して、この左右面に挿入孔を開口してネジロッ
ド208を前後方向に挿入し、該ネジロッド208をナ
ットによってステー201に位置調整可能に固定してい
る。該ネジロッド208の端部にテンションバネ202
の一端が係止され、該テンションバネ202の他端が前
記テンションアーム205の端部に係止されている。
【0019】このように構成して、前記テンションアー
ム205の他端部に軸支したテンションプーリー31
は、前記テンションバネ202の付勢力によって下方に
回動され、前記伝達ベルト30にテンションを与えるよ
うにしている。また、前記ナットを回動することによっ
て付勢力を調節可能としている。更に、前記支持プレー
ト200の側面下部にはブレーキ操作用のワイヤーのハ
ーネスの支持部やブレーキを解除方向に付勢するバネの
係止ステーが設けられている。
【0020】また、前記エンジン21の出力軸21aに
固設した出力プーリー21bと前記走行用油圧ポンプ2
3の入力プーリー23bの他方には伝動ベルト29が巻
回されている(図8)。このようにして走行油圧ポンプ
23の入力軸23aを伝達ベルト、プーリー等を介しエ
ンジン21に連動連結させている。 また、ミッション
ケース22の左側ケース部22Lの側面から、刈取PT
O軸55が突出しており、該刈取PTO軸55上には一
体的に回転する刈取出力プーリー55bが固設され、該
刈取出力プーリー55bからベルトを介して刈取入力プ
ーリーに動力が伝達される。そしてミッションケース2
2内の副変速軸53からギア56、55aを介して、エ
ンジン21の出力を刈取部に伝達するのである。
【0021】また、第一・第二無段変速機構25・28
の各々のケース上面には、走行油圧ポンプ23及び旋回
油圧ポンプ26に対する変速アーム23c、26cが配
設されており(図6)、該変速アーム23c、26cの
回動操作により、走行油圧ポンプ23及び旋回油圧ポン
プ26の可動斜板145、146がそれぞれ傾動し、走
行油圧モータ24及び旋回油圧モータ27の回転速度及
び回転方向が制御される。
【0022】このような構成でエンジン21の出力を走
行用、旋回用の第一・第二無段変速機構25・28に伝
達しているが、走行用及び旋回用の入力プーリー23b
・26bが近い位置にあり、また略同一平面状に配置さ
れているため、伝動ベルト29をミッションケース22
の側方の狭いスペースにおいて配設可能であり、動力伝
達構成がシンプルとなり、第一・第二無段変速機構25
・28の相互連結構造をコンパクトにすることが可能と
なるのである。
【0023】また、走行用及び旋回用の第一・第二無段
変速機構25・28の前後方向の位置関係、第一・第二
無段変速機構25・28内の油圧ポンプ及び油圧モータ
の前後方向の位置関係は、本実施例に制約されるもので
はなく、適宜前後逆にも変更可能である。また、エンジ
ン21から動力を伝達する伝動ベルト29については、
入力プーリー26bを二連プーリーにすることで、該入
力プーリー26b側に巻回してもよい。
【0024】次に、図8、図9、図10より、差動機構
33の構成について説明する。ミッションケース22内
の差動機構33は左右の1対の遊星歯車機構35L・3
5Rを有し、各遊星歯車機構35L・35Rはサンギア
36L・36Rと、該サンギア36L・36Rの外周で
噛合う複数のプラネタリギア37L・37Rと、リング
ギア38L・38Rに一体構成され、プラネタリギア3
7L・37Rに噛合うインターナルギア38a・38a
と、サンギア軸39と同軸線上の車軸40L・40Rに
固設され、プラネタリアギア37L・37Rを枢支する
キャリヤ41L・41R等から構成されている。
【0025】該プラネタリアギア37L・37Rは車軸
40L・40Rから放射状に均等配置されてキャリヤ4
1L・41Rにそれぞれ回転自在に軸支させ、左右のサ
ンギア36L・36Rを挟んで左右のキャリヤ41L・
41Rを配置させると共に、前記インターナルギア38
a・38aは各プラネタリギア37L・37Rに噛み合
い、サンギア軸39とは同一軸芯状に配置させ、車軸4
0L・40Rに回転自在に軸支させている。
【0026】そして、左右の前記サンギア36L・36
Rは共通のサンギア軸39の外周面上に刻設され、両サ
ンギア36L・36Rの中間部に係止したセンタギア4
6を介して、副変速機構32等からなる走行系伝動機構
Rに連動連結され、さらに走行系伝動機構Rの入力部に
は、前記第一無段変速機構25の出力軸24aに係合さ
れるギア42が連動連結されている。
【0027】副変速機構32は、ミッションケース22
に横架した副変速駆動軸53の一端に入力用ギア44を
固設し、該副変速駆動軸53上には低速ギア50、中速
ギア51を固設し、高速ギア52を遊嵌し、高速ギア5
2と噛合可能なクラッチスライダ81を摺動可能にスプ
ライン嵌合している。また、前記副変速駆動軸53と平
行に回転自在に横架した副変速従動軸45上には、ギア
47・48を遊嵌し、その間にクラッチスライダ80を
両者に噛合可能にスプライン嵌合し、出力ギア49を固
設している。そして、ギア47と低速用ギア50、ギア
48と中速用ギア51、ギア49と高速用ギア52とを
それぞれ常時噛合させている。
【0028】これら2つのクラッチスライダ80・81
は運転席近傍に配備した一本の副変速レバーに連係さ
れ、該副変速レバーが操作されることで各々の軸53・
45上を同時に摺動して、クラッチスライダ80・81
のいずれかがギア47・48・52のいずれかと係合す
るように構成され、これにより、副変速従動軸45に3
段の変速回転が得られ、出力ギア49から出力されるよ
うになっている。
【0029】このような構成において走行用油圧モータ
24の回転出力が、出力軸24aから入力ケース部22
a内のギア42を介して、カウンター軸43上のギア4
3a、入力用ギア44を介して副変速機構32に伝達さ
れ、副変速機構32において変速したのち出力ギア49
からカウンターギア54、センタギア46を経由して左
右のサンギア36L・36Rを回転駆動させるのであ
る。そして、左右の遊星歯車機構35L・35Rを介し
車軸40に伝達させることにより、左右の駆動スプロケ
ット34L・34Rを回転駆動させクローラ式走行装置
2L・2Rを駆動させるのである。
【0030】一方、左右の前記リングギア38L・38
Rは、支軸63上に遊嵌したギア63c・63d、アイ
ドル軸62上のアイドル歯車62a等からなる正逆転付
与機構Sに連動され、さらに正逆転付与機構Sの入力部
には旋回用の第二無段変速機構28の出力軸27aに係
合されるギア97が連動連結されている。
【0031】そして、旋回用の第二無段変速機構28の
旋回油圧モータ27の回転出力が、出力軸27aから順
にギア97、カウンター軸96上の駆動ギア96aに伝
達され、さらに入力用の伝動ギア91を介して旋回入力
軸90、クラッチ装置Cを介してクラッチ軸61へと伝
達される。
【0032】前記旋回入力軸90には同歯数の駆動ギア
90a・90bが刻設され、またクラッチ軸61上に
は、該駆動ギア90a・90bと常時噛み合うクラッチ
ギア61b・61cが遊嵌設置されている。そして、両
クラッチギア61b・61cの間に、該クラッチギア6
1b・61cの各々に対して係脱自在なクラッチスライ
ダ61dを、クラッチ軸61と相対回転不能で、かつ、
軸方向摺動自在に設置することにより、前記クラッチ装
置Cを構成している。このクラッチスライダ61dは前
述の副変速機構32のクラッチスライダ80・81と連
動連係され、副変速機構32が中立位置にあるときには
クラッチギア61b・61cのいずれとも係合せず、副
変速機構32が1速から3速までの伝動状態にあるとき
のみ係合して旋回入力軸90からの動力をクラッチ軸6
1に伝達し、クラッチ軸61と一体の出力ギア61aよ
り出力するように構成されている。
【0033】そして、クラッチ軸61上の出力ギア61
aの回転は支軸63上に遊嵌した旋回入力ギア63bに
直接的に伝達され、ギア63dを介してリングギア38
Rに伝達される。また左側のリングギア38Lに対して
は、クラッチ軸61上の出力ギア61aの回転はアイド
ル軸62上のアイドルギア62aにて逆転されたあと、
支軸63上の旋回入力ギア63aに伝達され、ギア63
cを介してリングギア38Lに伝達される。このように
して旋回油圧モータ27の回転出力が、左右のリングギ
ア38L・38Rを互いに逆回転方向へ、且つ、左右同
一回転数で駆動するよう伝達されるのである。
【0034】このような構成で、走行油圧ポンプ23の
可動斜板145に対する変速アーム23cが、運転席近
傍に配備した走行操作具である主変速レバー68にリン
ク機構を介して連動連係されており、走行用の第一無段
変速機構25は該主変速レバー68の回動操作により可
動斜板145の傾斜角度が変更されて走行油圧モータ2
4の正逆の回転方向と回転数増減及び回転停止の制御を
行うことが可能となっている。また、旋回油圧ポンプ2
6の可動斜板146に対する変速アーム26cが丸形の
操向ハンドル19にリンク機構を介して連動連係されて
おり、旋回用の第二無段変速機構28は該操向ハンドル
19の回動により可動斜板146の傾斜角度が変更され
て旋回油圧モータ27の正逆の回転方向と回転数増減及
び回転停止の制御を行うよう構成されている。
【0035】操向ハンドル19を直進走行位置におく
と、旋回油圧ポンプ26が中立位置となり、旋回油圧モ
ータ27の駆動が停止して左右リングギア38が静止固
定された状態となり、主変速レバー68にて走行油圧ポ
ンプ23より圧油を吐出させて走行油圧モータ24を駆
動すると、その回転はセンタギア46から左右のサンギ
ア36L・36Rに同一回転数で伝達され、左右遊星歯
車機構35L・35Rのプラネタリギア37L・37
R、キャリヤ41L・41Rを介し、左右の駆動スプロ
ケット34L・34Rが左右同回転方向の同一回転数で
駆動されて、機体の前進直進走行が行われる。また、主
変速レバー68にて走行油圧ポンプ23からの圧油吐出
方向を反転させると、機体は後進状態で直進走行する。
【0036】ここで、操向ハンドル19を右に切ると、
旋回油圧ポンプ26は作動状態となって圧油を吐出し、
該圧油を受けて旋回油圧モータ27が駆動される。該旋
回油圧モータ27から出力された動力は旋回入力軸90
からクラッチ装置Cを経て正逆転付与機構Sに至り、こ
こで同一回転数のまま二手に分けられ、その一方は前記
遊星歯車機構35のリングギア38Lを正転させ、他方
はリングギア38Rを逆転させる。正転するリングギア
38Lの回転数はサンギア36Lによって正転している
左キャリヤ41Lの回転数に加算される一方、逆転する
リングギア38Rの回転数はサンギア36Rによって正
転している右キャリヤ41Rの回転数に減算される。こ
れによって両駆動スプロケット34L・34Rの駆動状
態を維持しつつ、駆動スプロケット34Lの回転数が駆
動スプロケット34Rのそれよりも高くなって右方へ進
路が変更されるのである。
【0037】旋回油圧ポンプ26からの吐出油量は操向
ハンドル19の切れ角度が大きくなるに従って増加し、
これに応じて旋回油圧モータ27の回転数も無段に増加
するので、左右の駆動スプロケット34・34に生じる
相対回転差は次第に大きくなり、より小さな旋回半径で
機体が旋回することとなる。また、操向ハンドル19を
左に切ると、旋回油圧ポンプ26の圧油吐出方向が反転
して旋回油圧モータ27の回転方向が逆になり、これに
よって最終的に、キャリヤ41Lの回転数が減算される
一方、右キャリヤ41Rの回転数が加算されて、右駆動
スプロケット34Rの回転数が左駆動スプロケット34
のそれよりも高くなって左方へ進路が変更されるのであ
る。
【0038】また、正逆転付与機構Sの旋回入力軸90
には直進性を安定させるためのブレーキ機構Bが装備さ
れている。このブレーキ機構Bは、旋回入力軸90上で
一体的に回転する前記伝動ギア91と、旋回入力軸90
に外嵌され、伝動ギア91よりも歯数が少ない摩擦板で
構成した制動ギア92とを有する。そして、伝動ギア9
1は旋回用油圧モータ27からの動力を伝達する駆動ギ
ア96aと噛み合っており、該伝動ギア91を介して、
旋回入力軸90に動力が伝達されるように構成されてい
る。
【0039】また、同じく駆動ギア96aと噛み合う制
動ギア92が旋回入力軸90に2枚外嵌されており、さ
らに3枚の相手側摩擦板93・93・93が前記制動ギ
ア92を挟み込むようにして旋回入力軸90と一体回転
するよう装着され、該相手側摩擦板93と制動ギア92
は蓋体22bにて受け止められた皿バネ95のバネ力を
受ける押圧板94を介して常時押圧されている。そし
て、この押圧力を受けることにより伝動ギア91、相手
側摩擦板93、及び制動ギア92は常時圧接状態を保
つ。
【0040】このような構成において駆動ギア96aか
ら動力が伝達されると、伝動ギア91より旋回入力軸9
0に動力が伝達される一方、駆動ギア96aにより動力
を伝達された制動ギア92が伝動ギア91とは異なる回
転数で旋回入力軸90上で回転するので、伝動ギア91
と制動ギア92との間において相対回転差が発生し、伝
動ギア91、相手側摩擦板93及び制動ギア92の間に
摩擦抵抗が発生し、該旋回入力軸90に対するブレーキ
作用が発生する。これにより、旋回油圧ポンプ26の中
立位置が正確に出ておらず、旋回油圧モータ27が微動
に回転しようとしても、旋回入力軸90が制動されてい
るので左右リングギア38L・38Rの静止固定状態が
維持される。
【0041】また、図示せぬハンドブレーキを操作する
ことにより走行伝動機構Rに制動力を付与させる駐車ブ
レーキ機構Tについて説明する。まず、ハンドブレーキ
に連動連結したブレーキアーム113を回動操作すると
回動し、連動してカム軸110が回転する。そしてカム
軸110の回転によりプレッシャープレート111が回
動するとともに図9において左方向への推力が発生し
て、副変速従動軸45上に一体的に装着された摩擦板と
ミッションケース22側に装着された摩擦板とが重合し
てなる多板式摩擦ブレーキ112を押圧する。この押圧
により副変速従動軸45に抵抗を与え駐車ブレーキ作用
を発生させるのである。
【0042】次に、本発明のチャージポンプCPおよび
作業用油圧ポンプSPの取付構成について説明する。走
行油圧ポンプ23の入力軸23aの他端はケース外側に
突出し、外側面に第一・第二無段変速機構25・28に
対する作動油補給用のチャージポンプCPが付設され、
前記入力軸23aからの動力によって駆動され、また、
旋回用油圧ポンプ26の入力軸26aの他端も、入力ケ
ース部22a、蓋体22bを貫通して突出し、該蓋体2
2b外側面に刈取部の作業用ポンプSPを付設し、入力
軸26aからの動力によって駆動される。このような構
成とすることで、それぞれ常時回転する入力軸23a・
26aがエンジン21からの駆動力を個別にチャージポ
ンプCP及び作業用ポンプSPへ伝達するため、シンプ
ルな構成となり、またエンジン21の動力を効率よく伝
達する構成となっている。また、上記構成とは逆に、走
行用油圧ポンプ23の入力軸23aに作業用ポンプSP
を連結させ、旋回油圧ポンプ26の入力軸26aにチャ
ージポンプCPを連結させる構成とすることも可能であ
る。
【0043】前記チャージポンプCPと昇降用油圧ポン
プSPとの各々の吸入側は図4、図12に示すように、
ミッションケース22のケース部22R外側面にサクシ
ョンポート152が連通され、該サクションポート15
2に配管160が連通され、該配管160の他端は三方
分岐ジョイント156と接続され、該三方分岐ジョイン
ト156の一端はチャージポンプCPのポンプポート
(吸入口)と連通され、残りの端部には配管161が接
続され、該配管161の他端には作業用ポンプSPのポ
ンプポート(吸入口)に接続されている。
【0044】また、前記サクションポート152が連通
されるミッションケース22の内部は、図11に示すよ
うに、互いに仕切られた第一・第二油室142a・14
2bが形成され、該第一油室142aは、ミッションケ
ース22内に収容した歯車などを潤滑する潤滑油が溜め
られた油溜めに開放されたストレーナ141が横架され
ている。このストレーナ141と対向するようにしてミ
ッションケース22のケース部22L外側面にはフィル
タ取付座144を介して外装式の油フィルタ140が取
り付けられている。
【0045】前記フィルタ取付座144には、ストレー
ナ141の出口141aから流れ出た濾過油を受け入れ
て油フィルタ140の入口へ導く第一連通路144a
と、油フィルタ140の出口から流れ出た濾過油をケー
ス部22Lの開口22bを介し第二油室142bへ導く
第二連通路144bとを備えている。油フィルタ140
のポンプ上流側に、それよりも目の粗いストレーナ14
1を配設することにより油フィルタ140の交換頻度を
少なくするようにしてある。
【0046】また、図3に示すように、ミッションケー
ス22のケース部22L前方寄りの外側面には、前記刈
取部8を対地昇降操作自在な昇降バルブユニットVUが
配置されている。即ち、昇降バルブユニットVUのバル
ブケース150がケース部22Lの外側面に脱着自在に
付設され、該バルブケース150の正面にはポンプポー
ト153が、下面にはタンクポート154とシリンダポ
ート155が、上面には3位置切換式で電磁操作式の方
向制御弁147が配設されている。
【0047】次に、図12より油圧回路を説明する。チ
ャージポンプCP、作業用ポンプSP、走行油圧ポンプ
23及び旋回油圧ポンプ26はエンジン21によって駆
動される。該チャージポンプCPから吐出された作動油
は、走行用の第一無段変速機構25の閉回路と、旋回用
の第二無段変速機構28の閉回路に補給され、該作業用
ポンプSPから吐出された作動油は昇降バルブユニット
VU内に導入されている。走行用の第一無段変速機構2
5の補給ポートには、それぞれ、油補給時にのみ開く一
対のチェックバルブ130、中立範囲を拡大するための
絞り131が配置されている。旋回用の第二無段変速機
構28の補給ポートにも同様のチェックバルブ132、
絞り133が配置されている。そして、第一・第二無段
変速機構25・28の補給ポートはチャージポンプCP
の吐出ポートに対して一本の油路CPaにて相互接続さ
れると共に、該油路CPaにリリーフ弁143を接続し
て、第一・第二無段変速機構25・28の閉回路内に供
給される補給油圧を設定している。
【0048】作業用ポンプSPから送られる油が昇降バ
ルブユニットVUのポンプポート153に導入される。
そして刈取昇降用の油圧シリンダ11に作動油を供給す
る回路には、方向制御弁147、ロードチェック弁13
4、スローリターン弁135が配設され、油圧シリンダ
11に対する作動油の供給と排出を制御し、シリンダポ
ート155を介して油圧シリンダ11に対する作動油を
給排可能としている。またリリーフ弁148により油圧
シリンダ11の作動油圧の設定をしている。そして、油
圧シリンダ11側から排出された作動油は、タンクポー
ト154を介してオイルクーラー149に送られ、オイ
ルクーラー149において冷却され適当な粘度を維持し
た状態で、旋回用及び走行用の第一・第二無段変速機構
28・25のケース内を順次経由してミッションケース
22に戻される。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
如く、機体の走行速度を変更する走行用の油圧式無段変
速機構と、機体の進行方向を変更する旋回用の油圧式無
段変速機構を具備したコンバインにおいて、前記両油圧
式無段変速機構を一つのミッションケース上に配置し、
前記いずれか一方の油圧式無段変速機構の入力軸上に作
業機ポンプを付設し、該作業機ポンプのサクションポー
トをミッションケースと連通したので、エンジンからの
動力が常時作業機ポンプに伝達されて駆動することが可
能となり、また、ミッションケース内の作動油を短い配
管によって作業機ポンプに供給することが可能となり、
配管のコストを低減でき、配管における損失も低減でき
るのである。
【0050】また、請求項2の如く、前記作業機ポンプ
の吐出ポートに接続されて外部アクチュエータの作動方
向を切り換える方向制御弁を、前記ミッションケースの
側面に設置したので、作業機ポンプと方向制御弁を近く
に配置して配管を短くでき、戻り油の配管も短くでき
る。そして、ミッションケースの左右の重量バランスを
向上でき、ミッションケース側面の空いた空間に方向制
御弁を配置して、コンパクトな構成として空間を有効に
利用できるようになったのである。
【0051】また、請求項3の如く、機体の走行速度を
変更する走行用の油圧式無段変速機構と、機体の進行方
向を変更する旋回用の油圧式無段変速機構を具備したコ
ンバインにおいて、前記両油圧式無段変速機構を一つの
ミッションケース上に配置し、前記一方の油圧式無段変
速機構の入力軸上に作業機ポンプを付設し、他方の油圧
式無段変速機構の入力軸上にチャージポンプを付設した
ので、エンジンからの駆動力を油圧式無段変速機構と同
時に入力することが可能となって、入力部の構成をシン
プルにすることができ、作業機ポンプ及びチャージポン
プの作動油もミッションケースから容易に供給すること
ができる。また、作業機ポンプ及びチャージポンプから
吐出された作動油は容易に油圧式無段変速機構および作
業機に供給することが可能となり、更に、余剰油も容易
にミッションケースへ戻すことができる。こうして全体
構成の軽量化とコンパクト化が実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスミッションを搭載したコンバ
インの右側面図である。
【図2】同じく左側面図である。
【図3】本発明のトランスミッションの左側面図であ
る。
【図4】同じく右側面図である。
【図5】同じく後面図である。
【図6】同じく平面図である。
【図7】トランスミッションの左側面断面図である。
【図8】トランスミッションのスケルトン図である。
【図9】走行用の第一無段変速機構を含むトランスミッ
ションの断面展開図である。
【図10】旋回用の第二無段変速機構を含むトランスミ
ッションの断面展開図である。
【図11】ミッションケース側面に配置したオイルフィ
ルターの部分断面図である。
【図12】油圧回路図である。
【符号の説明】 22 ミッションケース 22a 入力ケース部 22b (入力ケース部)蓋体 23 走行油圧ポンプ 24 走行油圧モータ 25 走行用無段変速機構 26 旋回油圧ポンプ 27 旋回油圧モータ 28 旋回用無段変速機構 M ミッション装置 H HST式無段変速装置 CP チャージポンプ SP 作業用ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清岡 晃司 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株式 会社神崎高級工機製作所内 Fターム(参考) 3D039 AA01 AA04 AB13 AB22 AC33 AC65 AC68 AD43 AD44 3D052 AA01 AA16 AA17 BB08 BB11 DD03 DD04 EE01 FF01 GG03 HH01 HH02 JJ00 JJ10 JJ21 JJ22 JJ25 JJ26 JJ31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の走行速度を変更する走行用の油圧
    式無段変速機構と、機体の進行方向を変更する旋回用の
    油圧式無段変速機構を具備したコンバインにおいて、前
    記両油圧式無段変速機構を一つのミッションケース上に
    配置し、前記いずれか一方の油圧式無段変速機構の入力
    軸上に作業機ポンプを付設し、該作業機ポンプのサクシ
    ョンポートをミッションケースと連通したことを特徴と
    するコンバインのポンプ駆動構造。
  2. 【請求項2】 前記作業機ポンプの吐出ポートに接続さ
    れて外部アクチュエータの作動方向を切り換える方向制
    御弁を、前記ミッションケースの側面に設置したことを
    特徴とする請求項1記載のコンバインのポンプ駆動構
    造。
  3. 【請求項3】 機体の走行速度を変更する走行用の油圧
    式無段変速機構と、機体の進行方向を変更する旋回用の
    油圧式無段変速機構を具備したコンバインにおいて、前
    記両油圧式無段変速機構を一つのミッションケース上に
    配置し、前記一方の油圧式無段変速機構の入力軸上に作
    業機ポンプを付設し、他方の油圧式無段変速機構の入力
    軸上にチャージポンプを付設したことを特徴とするコン
    バインのポンプ駆動構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006329301A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Kubota Corp 静油圧式無段変速装置のチャージ構造
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