JP2000140776A - 小物洗浄装置 - Google Patents

小物洗浄装置

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JP2000140776A
JP2000140776A JP10317021A JP31702198A JP2000140776A JP 2000140776 A JP2000140776 A JP 2000140776A JP 10317021 A JP10317021 A JP 10317021A JP 31702198 A JP31702198 A JP 31702198A JP 2000140776 A JP2000140776 A JP 2000140776A
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drying
roll
rolls
housing
cleaning
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Katsuhiro Ogawa
勝広 小川
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MORIHISA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の小物洗浄装置の従来構造によるとき
は、乾燥ロールの着脱には、相当の手数を必要とする。
本発明はかゝる点に鑑み、その着脱を簡単に行うことの
できる取付け構造とした小型洗浄装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 洗浄された小物を移送する搬送コンベア
2と、該コンベアより受取り付着洗浄液を除去する付着
液除去手段3とよりなり、該付着液除去手段は、上下対
をなす乾燥ロール10、11と、該乾燥ロールを回動
し、かつ吸着液を除去する絞りロール12、13とより
なり、絞りロールは筐体に固定して取付けられ、上下対
をなす乾燥ロールは、それぞれ両端を支持枠により回動
可能に保持したカセット構造A、Bとし、筐体に形成さ
れた挿入溝に着脱可能に挿入され、かつ上記絞りロール
に圧接され、該絞りロールにより回動せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤もしくは球状
等の小物、例えば遊戯用メダルまたは硬貨等の円盤やパ
チンコ玉等の球状物(以下単に小物という)を洗浄し、
ついで付着液を除去する一連の工程を自動的に行う小物
洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記小物洗浄装置としては、例えば大量
の遊戯用メダルの洗浄装置として、該メダルを洗浄液に
浸漬された洗浄用回転ドラム内に投入し、該ドラムの回
転により洗浄すると共に、これを順次取出して乾燥ロー
ルにより付着液を除去する手段が採られている。但しこ
ゝにいう乾燥ロールとは、小物に付着する洗浄液の吸着
除去作用と共に、拭払作用を含むものとする。この乾燥
ロールは使用に伴い汚染され、定期的に取り出し、洗浄
する必要がある。本発明者は、先にその乾燥ロールの着
脱操作を容易に行う構造について提案した(特願平9ー
113498号)。その概略を図7及び図8に示す。
【0003】この小物洗浄装置50は、適宜手段で洗浄
れれた小物を移送する金網等通水性の搬送コンベア5
1、該コンベアにより移送された小物の付着液を拭払し
乾燥する洗浄液除去部52とを備える。ただし図は上記
洗浄を搬送コンベア51上で行う例を示し、該コンベア
により移送される小物Wに洗浄液を吹きつける洗浄液噴
射管53と、コンベア上の小物を拭払しクリーニングを
行うと共に、重なって移送されるのを防止するための洗
浄ブラシ54とを備える。
【0004】付着液除去部52は、上下対をなす2組の
吸水性の乾燥ロール60a、60bと61a、61b
(以下総称するときは単に60、61という)と、絞り
ロール62、63よりなる。これによりメダルへの付着
液は、乾燥ロール60、61により吸引除去され、該乾
燥ロールに蓄積した洗浄液は、下部の絞りロール62、
63により絞り出され、排出される。
【0005】この際、上記乾燥ロール60、61の着脱
を容易ならしめる手段として、乾燥ロール60、61の
それぞれの上部ロール60b、61bを、左右対をなす
揺動腕64、64の揺動により下部ロール60a、61
aより離間または圧着させるようにしたもので、両腕下
方は操作バー65により連結され、この操作バー65は
筐体66に形成される逆U字状の案内溝67を貫通して
連結され、該案内溝により上部ロールを下部ロールより
離間または圧着位置に保持される。
【0006】この揺動腕64は、上部乾燥ロール61b
のベアリングハウジング68a、68b(以下総称する
ときは、単に68という)とはアーム69により連結す
る。70は揺動腕64を介して上部乾燥ロール61bを
下部乾燥ロール61a側に付勢する引っ張りバネであ
る。
【0007】また上部乾燥ロール60bに対しては、該
ロール60bのベアリングハウジング71を、上記乾燥
ロール61b側とは反対側を支軸72により筐体66に
揺動可能に支持し、その反対側適所に突起73を備え、
上部絞りロール61bのハウジング68に突設した押し
上げ腕74により、該ハウジング68の回動に伴い、突
起73を押し上げ回動する。75は該ハウジング71を
押し下げ乾燥ロール60bを下部乾燥ロール60aに圧
接する加圧バネを示す。
【0008】次に各上部ロール60b、61bの取り外
しに際しては、操作バー65の操作により、揺動腕64
を揺動して上部乾燥ロール61bを下部乾燥ロール61
aより引き上げ、下部乾燥ロール61aより離間した位
置に保持する。同時に該上部乾燥ロール61bのハウジ
ング68は、押し上げ腕74を伴って移行し、この押し
上げ腕74は、上部乾燥ロール60bのハウジング71
に取付けられる突起73を押し上げる。これにより該ハ
ウジング71を支軸72を中心として揺動し、上部乾燥
ロール60bを下部乾燥ロール60aから離間保持す
る。
【0009】なお、各乾燥ロール60、61はその着脱
操作を容易に行うための適宜構造とする。図はその一例
を示し、上部乾燥ロール61bはその両端を支持バー8
0a、80bに形成した係止片81a、81bにより着
脱可能に支持し、一方の支持バー80aはハウジング6
8aに固定して支持せしめ、他方の支持バー80bは他
方のハウジング68bに摺動可能に支持せしめ、バネ8
2により常時乾燥ロール61b側に付勢せしめる。
【0010】これにより上部乾燥ロール61bの離脱に
際しては、可動支持バー80bを撮み83により引き出
すことにより離脱を可能としたものであり、取付けに際
してはその逆に操作すればよい。その他の乾燥ロールに
対しても同様であり、説明を省略する。なお、下部乾燥
ロール10a、11aは自重により絞りロール上に載置
されているのみで、従って上部乾燥ロールの除去によ
り、その着脱は容易である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来構造
によるときは、乾燥ロールの着脱には、相当の手数を必
要とするものである。本発明はこれを改良したもので、
その着脱を更に簡単に行うことのできる取付け構造とし
た小型洗浄装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、洗浄された小物を移送する搬送コンベ
アと、該コンベアより受取り付着洗浄液を除去する付着
液除去手段とよりなり、該付着液除去手段は、上下対を
なす乾燥ロールと、該乾燥ロールを回動し、かつ吸着液
を除去する絞りロールとよりなり、絞りロールは筐体に
固定して取付けられ、上下対をなす乾燥ロールは、それ
ぞれ両端を支持枠により回動可能に保持したカセット構
造とし、筐体に形成された挿入溝に着脱可能に挿入さ
れ、かつ下方に取付けられた上記絞りロールに圧接さ
れ、該絞りロールにより回動されることを特徴とする。
【0013】上記の構成からなる本発明は、上下対をな
す乾燥ロールは、カセット構造とし、筐体に形成された
挿入溝に着脱可能に挿入し、絞りロールに圧接して回動
されるようにしたから、その装着、取り出しは極めて簡
単に行うことができる。
【0014】また第2の発明は、上記カセット構造の乾
燥ロールは、前後に2組またはそれ以上の複数組を配置
したことを特徴とする。
【0015】上記の構成からなる本発明は、小物の付着
液を前後の乾燥ロールにより再度に亘って行うことによ
り、脱水、乾燥は確実に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の実施の態
様を示す。図において、小物洗浄装置1は、適宜手段で
洗浄された小物を移送する金網等通水性の搬送コンベア
2と、その下流側(排出側)に配置され、該コンベアに
より移送された小物の付着液を拭払し乾燥する洗浄液除
去部3とを備える。ただし図は上記洗浄を搬送コンベア
2上で行う例を示し、該コンベアにより移送される小物
Wに洗浄液を吹きつける洗浄液噴射管4と、コンベア上
の小物を拭払しクリーニングを行うと共に、重なって移
送されるのを防止するための洗浄ブラシ5とを備える。
この搬送コンベア2側は従来構造と同一であり、かつ本
願発明の要旨外であり、説明を省略する。
【0017】上記洗浄液除去部3は、上下対をなす乾燥
ロール10a、10b及び11a、11b(以下総称す
るときは、単に10、11という)並びに該乾燥ロール
を回動する絞りロール12、13とを備える。
【0018】この乾燥ロール10、11は吸水性を有す
る材質、例えばスポンジ状ウレタン等で構成する。絞り
ロール12は中央より左右反対のねじれの溝12aを形
成した溝付ロールとし、乾燥ロールを圧接することによ
り、該乾燥ロールに含まれる吸収した洗浄液を押し出
し、押し出された洗浄液は該溝12aに沿ってロールの
端部に移行し、そこで落下するようにしたもので、両側
は筐体15に取付けられたベアリング16a、16bに
回動可能に支持され、その先端には従動プーリ17aを
接続し、駆動モータMにより駆動される。他方の絞りロ
ール13も同一構造である。但し17bは絞りロール1
3の従動プーリを示す。
【0019】上記上下に対をなす乾燥ロール10、11
は、それぞれその両端をベアリング18a、18b及び
19a、19bを収納する支持枠20a、20b及び2
1a、21b(以下総称するときは、単に20、21と
いう)に支持せしめてカセットA、Bを形成する。な
お、それぞれの支持枠20、21は、筐体15に形成さ
れた挿入溝22、23に挿入し、下部乾燥ロール10
a、11aを絞りロール12、13に圧着し、筐体15
に一端を軸支されるカバー25、25により保持され
る。なお、24は支持枠20、21のそれぞれの側面に
形成された筐体嵌合溝を示す。
【0020】上記構成において、洗浄コンベア2上に供
給された被洗浄物Wは、まず洗浄液噴射管4から噴射さ
れる洗浄液に浸され洗浄ブラシ5によりブラッシングさ
れつゝ、該コンベア2により移行され、付着液除去部3
に供給される。該除去部3において被洗浄物Wは乾燥ロ
ール10、11により付着洗浄液は吸収除去され、乾燥
した状態で排出される。
【0021】該乾燥ロールに吸着された洗浄液は、絞り
ロール12、13により絞り取られ、下方に排出され
る。
【0022】この際、乾燥ロール10、11は使用によ
り汚染され、定期的に取り外して洗浄する必要がある。
本発明はこの乾燥ロールをカセットA、Bとし、筐体1
5に形成された挿入溝22、23に挿入した構造であ
り、その着脱は容易に行うことができる。
【0023】なお図例は乾燥ロールは、前後に2組1
0、11を備えた例を示したが、これは1組としてもよ
く、または3組以上を設置してもよい。これは使用目的
により適宜増減できる。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、洗浄さ
れた小物の付着洗浄液の除去を行う上下対をなす乾燥ロ
ールを、両側の支持枠に取付けてカセット構造とし、筐
体に形成した挿入溝に着脱可能に取付け、下方に取付け
られた絞りロールに圧着し、追随回動されるようにしか
たから、取り外し及び装着は極めて簡単に行うことがで
きる。また該乾燥ロールのカセットを2組またはそれ以
上の複数組を配置するときは、小物の洗浄、乾燥をより
効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小物洗浄装置の全体正面図である。
【図2】図1におけるカセットカバーを除く平面図であ
る。
【図3】筐体のカセット挿入部の説明図である。
【図4】乾燥ロールのカセットの取付け時の絞りロール
との関係説明図である。
【図5】カセットの筐体への装着要領説明図である。
【図6】乾燥ロールのカセットの側面図である。
【図7】従来の小物洗浄装置の全体正面図である。
【図8】図7における平面図である。
【符号の説明】
1 小物洗浄装置 2 搬送コンベア 3 付着液除去部 10 乾燥ロール 11 乾燥ロール 12 絞りロール 13 絞りロヒル 15 筐体 20 支持枠 21 支持枠 A カセット B カセット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月31日(1999.8.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 小物洗浄装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤もしくは球状
等の小物、例えば遊戯用メダルまたは硬貨等の円盤やパ
チンコ玉等の球状物(以下単に小物という)を洗浄し、
ついで付着液を除去する一連の工程を自動的に行う小物
洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記小物洗浄装置としては、例えば大量
の遊戯用メダルの洗浄装置として、該メダルを洗浄液に
浸漬された洗浄用回転ドラム内に投入し、該ドラムの回
転により洗浄すると共に、これを順次取出して乾燥ロー
ルにより付着液を除去する手段が採られている。但しこ
ゝにいう乾燥ロールとは、小物に付着する洗浄液の吸着
除去作用と共に、拭払作用を含むものとする。この乾燥
ロールは使用に伴い汚染され、定期的に取り出し、洗浄
する必要がある。本発明者は、先にその乾燥ロールの着
脱操作を容易に行う構造について提案した(特願平9ー
113498号)。その概略を図7及び図8に示す。
【0003】この小物洗浄装置50は、適宜手段で洗浄
れれた小物を移送する金網等通水性の搬送コンベア5
1、該コンベアにより移送された小物の付着液を拭払し
乾燥する洗浄液除去部52とを備える。ただし図は上記
洗浄を搬送コンベア51上で行う例を示し、該コンベア
により移送される小物Wに洗浄液を吹きつける洗浄液噴
射管53と、コンベア上の小物を拭払しクリーニングを
行うと共に、重なって移送されるのを防止するための洗
浄ブラシ54とを備える。
【0004】付着液除去部52は、上下対をなす2組の
吸水性の乾燥ロール60a、60bと61a、61b
(以下総称するときは単に60、61という)と、絞り
ロール62、63よりなる。これによりメダルへの付着
液は、乾燥ロール60、61により吸引除去され、該乾
燥ロールに蓄積した洗浄液は、下部の絞りロール62、
63により絞り出され、排出される。
【0005】この際、上記乾燥ロール60、61の着脱
を容易ならしめる手段として、乾燥ロール60、61の
それぞれの上部ロール60b、61bを、左右対をなす
揺動腕64、64の揺動により下部ロール60a、61
aより離間または圧着させるようにしたもので、両腕下
方は操作バー65により連結され、この操作バー65は
筐体66に形成される逆U字状の案内溝67を貫通して
連結され、該案内溝により上部ロールを下部ロールより
離間または圧着位置に保持される。
【0006】この揺動腕64は、上部乾燥ロール61b
のベアリングハウジング68a、68b(以下総称する
ときは、単に68という)とはアーム69により連結す
る。70は揺動腕64を介して上部乾燥ロール61bを
下部乾燥ロール61a側に付勢する引っ張りバネであ
る。
【0007】また上部乾燥ロール60bに対しては、該
ロール60bのベアリングハウジング71を、上記乾燥
ロール61b側とは反対側を支軸72により筐体66に
揺動可能に支持し、その反対側適所に突起73を備え、
上部絞りロール61bのハウジング68に突設した押し
上げ腕74により、該ハウジング68の回動に伴い、突
起73を押し上げ回動する。75は該ハウジング71を
押し下げ乾燥ロール60bを下部乾燥ロール60aに圧
接する加圧バネを示す。
【0008】次に各上部ロール60b、61bの取り外
しに際しては、操作バー65の操作により、揺動腕64
を揺動して上部乾燥ロール61bを下部乾燥ロール61
aより引き上げ、下部乾燥ロール61aより離間した位
置に保持する。同時に該上部乾燥ロール61bのハウジ
ング68は、押し上げ腕74を伴って移行し、この押し
上げ腕74は、上部乾燥ロール60bのハウジング71
に取付けられる突起73を押し上げる。これにより該ハ
ウジング71を支軸72を中心として揺動し、上部乾燥
ロール60bを下部乾燥ロール60aから離間保持す
る。
【0009】なお、各乾燥ロール60、61はその着脱
操作を容易に行うための適宜構造とする。図はその一例
を示し、上部乾燥ロール61bはその両端を支持バー8
0a、80bに形成した係止片81a、81bにより着
脱可能に支持し、一方の支持バー80aはハウジング6
8aに固定して支持せしめ、他方の支持バー80bは他
方のハウジング68bに摺動可能に支持せしめ、バネ8
2により常時乾燥ロール61b側に付勢せしめる。
【0010】これにより上部乾燥ロール61bの離脱に
際しては、可動支持バー80bを撮み83により引き出
すことにより離脱を可能としたものであり、取付けに際
してはその逆に操作すればよい。その他の乾燥ロールに
対しても同様であり、説明を省略する。なお、下部乾燥
ロール10a、11aは自重により絞りロール上に載置
されているのみで、従って上部乾燥ロールの除去によ
り、その着脱は容易である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来構造
によるときは、乾燥ロールの着脱には、相当の手数を必
要とするものである。本発明はこれを改良したもので、
その着脱を更に簡単に行うことのできる取付け構造とし
た小型洗浄装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、洗浄された小物を移送する搬送コンベ
アと、該搬送コンベアより小物を受取り、小物に付着し
た洗浄液を除去する付着液除去手段とからなる小物洗浄
装置において、付着液除去手段を、両端を支持枠に回動
可能に保持したカセット構造とし、筐体に形成された挿
入溝に着脱可能に挿入するようにした、小物に付着して
いる洗浄液を吸収、除去するための上下対をなす乾燥ロ
ールと、筐体に取付けられ、駆動モータにより駆動され
るとともに、下部乾燥ロールに圧接することにより、乾
燥ロールを回動しながら乾燥ロールに含まれる洗浄液を
除去する絞りロールとより構成したことを特徴とする。
【0013】上記の構成からなる本発明は、上下対をな
す乾燥ロールは、カセット構造とし、筐体に形成された
挿入溝に着脱可能に挿入し、絞りロールに圧接して回動
されるようにしたから、その装着、取り出しは極めて簡
単に行うことができる。
【0014】また第2の発明は、上記カセット構造の乾
燥ロールは、前後に2組またはそれ以上の複数組を配置
したことを特徴とする。
【0015】上記の構成からなる本発明は、小物の付着
液を前後の乾燥ロールにより再度に亘って行うことによ
り、脱水、乾燥は確実に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の実施の態
様を示す。図において、小物洗浄装置1は、適宜手段で
洗浄された小物を移送する金網等通水性の搬送コンベア
2と、その下流側(排出側)に配置され、該コンベアに
より移送された小物の付着液を拭払し乾燥する洗浄液除
去部3とを備える。ただし図は上記洗浄を搬送コンベア
2上で行う例を示し、該コンベアにより移送される小物
Wに洗浄液を吹きつける洗浄液噴射管4と、コンベア上
の小物を拭払しクリーニングを行うと共に、重なって移
送されるのを防止するための洗浄ブラシ5とを備える。
この搬送コンベア2側は従来構造と同一であり、かつ本
願発明の要旨外であり、説明を省略する。
【0017】上記洗浄液除去部3は、上下対をなす乾燥
ロール10a、10b及び11a、11b(以下総称す
るときは、単に10、11という)並びに該乾燥ロール
を回動する絞りロール12、13とを備える。
【0018】この乾燥ロール10、11は吸水性を有す
る材質、例えばスポンジ状ウレタン等で構成する。絞り
ロール12は中央より左右反対のねじれの溝12aを形
成した溝付ロールとし、乾燥ロール圧接することによ
り、該乾燥ロールに含まれる吸収した洗浄液を押し出
し、押し出された洗浄液は該溝12aに沿ってロールの
端部に移行し、そこで落下するようにしたもので、両側
は筐体15に取付けられたベアリング16a、16bに
回動可能に支持され、その先端には従動プーリ17aを
接続し、駆動モータMにより駆動される。他方の絞りロ
ール13も同一構造である。但し17bは絞りロール1
3の従動プーリを示す。
【0019】上記上下に対をなす乾燥ロール10、11
は、それぞれその両端をベアリング18a、18b及び
19a、19bを収納する支持枠20a、20b及び2
1a、21b(以下総称するときは、単に20、21と
いう)に支持せしめてカセットA、Bを形成する。な
お、それぞれの支持枠20、21は、筐体15に形成さ
れた挿入溝22、23に挿入し、下部乾燥ロール10
a、11aを絞りロール12、13に圧着し、筐体15
に一端を軸支されるカバー25、25により保持され
る。なお、24は支持枠20、21のそれぞれの側面に
形成された筐体嵌合溝を示す。
【0020】上記構成において、洗浄コンベア2上に供
給された小物Wは、まず洗浄液噴射管4から噴射される
洗浄液に浸され洗浄ブラシ5によりブラッシングされつ
ゝ、該コンベア2により移行され、付着液除去部3に供
給される。該除去部3において小物Wは乾燥ロール1
0、11により付着洗浄液は吸収除去され、乾燥した状
態で排出される。
【0021】該乾燥ロールに吸着された洗浄液は、絞り
ロール12、13により絞り取られ、下方に排出され
る。
【0022】この際、乾燥ロール10、11は使用によ
り汚染され、定期的に取り外して洗浄する必要がある。
本発明はこの乾燥ロールをカセットA、Bとし、筐体1
5に形成された挿入溝22、23に挿入した構造であ
り、その着脱は容易に行うことができる。
【0023】なお図例は乾燥ロールは、前後に2組1
0、11を備えた例を示したが、これは1組としてもよ
く、または3組以上を設置してもよい。これは使用目的
により適宜増減できる。
【0024】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、洗浄さ
れた小物の付着洗浄液の除去を行う上下対をなす乾燥ロ
ールを、両側の支持枠に取付けてカセット構造とし、筐
体に形成した挿入溝に着脱可能に取付け、下方に取付け
られた絞りロールに圧着し、追随回動されるようにした
から、取り外し及び装着は極めて簡単に行うことができ
る。また該乾燥ロールのカセットを2組またはそれ以上
の複数組を配置するときは、小物の洗浄、乾燥をより効
果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小物洗浄装置の全体正面図である。
【図2】図1におけるカセットカバーを除く平面図であ
る。
【図3】筐体のカセット挿入部の説明図である。
【図4】乾燥ロールのカセットの取付け時の絞りロール
との関係説明図である。
【図5】カセットの筐体への装着要領説明図である。
【図6】乾燥ロールのカセットの側面図である。
【図7】従来の小物洗浄装置の全体正面図である。
【図8】図7における平面図である。
【符号の説明】 1 小物洗浄装置 2 搬送コンベア 3 付着液除去部 10 乾燥ロール 11 乾燥ロール 12 絞りロール 13 絞りロヒル 15 筐体 20 支持枠 21 支持枠 A カセット B カセット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄された小物を移送する搬送コンベア
    と、該コンベアより受取り付着洗浄液を除去する付着液
    除去手段とよりなり、該付着液除去手段は、上下対をな
    す乾燥ロールと、該乾燥ロールを回動し、かつ吸着液を
    除去する絞りロールとよりなり、絞りロールは筐体に固
    定して取付けられ、上下対をなす乾燥ロールは、それぞ
    れ両端を支持枠により回動可能に保持したカセット構造
    とし、筐体に形成された挿入溝に着脱可能に挿入され、
    かつ下方に取付けられた上記絞りロールに圧接され、該
    絞りロールにより回動されることを特徴とする小物洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 カセット構造の乾燥ロールは、前後に2
    組またはそれ以上の複数組を配置したことを特徴とする
    請求項1記載の小物洗浄装置。
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