JP2823801B2 - 天ぷらの脱油装置 - Google Patents

天ぷらの脱油装置

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JP2823801B2 JP18946994A JP18946994A JP2823801B2 JP 2823801 B2 JP2823801 B2 JP 2823801B2 JP 18946994 A JP18946994 A JP 18946994A JP 18946994 A JP18946994 A JP 18946994A JP 2823801 B2 JP2823801 B2 JP 2823801B2
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勝弘 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天ぷら揚げ機によって
油揚げされた直後に天ぷらに付着する余分の油を除去す
るための脱油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天ぷら揚げ機によって油揚げされた天ぷ
らにはその表面に可成り余分の油が付着しているため、
これを除去する必要があるが、この除去作業を自動的に
行う脱油装置としては、特開平5−211949号公報
に記載されたものがある。この従来装置は、油揚げされ
た天ぷらを搬送するコンベアを、その搬送方向に所定の
段差を設けて2段に配設し、各コンベア上に脱油用駆動
ロールを設けてなるもので、1段目のコンベア上におい
て複数列状を成す各天ぷらの一面側に付着している油を
脱油用駆動ロールで除去し、この一面側の油を除去した
各天ぷらを2段目のコンベア上に表裏が反転するように
落下させて、2段目のコンベア上において同天ぷらの他
面側に付着している油を脱油用駆動ロールで除去するよ
うにしている。尚、このような脱油装置で油を除去され
た各天ぷらは、引続き冷却装置に送られ、そこで所定時
間ずつ冷却されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の脱
油装置では、天ぷらを1段目のコンベアから2段目のコ
ンベア上に落下させて表裏を反転させる時に、1段目コ
ンベア上に整列状態で送り込まれた天ぷらが、その反転
によって、2段目コンベア上では各列のピッチが乱れる
などして、不整列状態となり、このような不整列状態の
まま天ぷらが次の冷却装置に送られると、各天ぷらをそ
れぞれ一様且つ効率良く冷却することができないと言っ
た問題があった。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、整列を乱すことなく天ぷら表裏両面の油を除去でき
る脱油装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
脱油装置は、油揚げされた天ぷらTを搬送する第1コン
ベア1と第2コンベア2とを直列状に配設し、これら両
コンベア1,2間には外周面に脱油布22を装着した下
部脱油用駆動ロール4を前記両コンベア1,2とほぼ同
一レベルに介設すると共に、この下部脱油用駆動ロール
4上には、その一端部を中心に上方に回動開放可能な
ぷら押え用の第3コンベア3を配設し、第1コンベア1
または第2コンベア2上には下部脱油用駆動ロール4と
同様な上部脱油用駆動ロール5を設け、天ぷらTが上部
脱油用駆動ロール5の直下を通過する時その天ぷらTの
上面に脱油布22が接し、同天ぷらTが下部脱油用駆動
ロール4上を通過する時にその天ぷらTの下面に脱油布
22が接するようにしてなるものである。
【0006】請求項2に係る脱油装置では、天ぷら搬送
方向に関しその後方側に第1コンベア1を、前方側に第
2コンベア2を配置し、後方側の第1コンベア1上に上
部脱油用駆動ロール5を設けてなるものである。
【0007】請求項3に係る脱油装置では、第1及び第
2コンベア1,2と下部脱油用駆動ロール4との間には
それぞれ渡し用駆動ロール59,60が介設されてなる
ものである。
【0008】請求項4に係る脱油装置では、上部脱油用
駆動ロール5が設けられるコンベア1のコンベア本体1
0は弾性支持手段11によって支持され、このコンベア
本体10と上部脱油用駆動ロール5との間を通過する天
ぷらTは弾性支持手段11の弾性力に抗して通過し、第
3コンベア3のコンベア本体18は十分な弾性力を有
し、このコンベア本体18と下部脱油用駆動ロール4と
の間を通過する天ぷらTはコンベア本体18の弾性力に
抗して通過するようにしたものである。
【0009】請求項5に係る脱油装置では、各脱油用駆
動ロール4,5は、多数の透孔21を有する中空状のロ
ール本体23と、これの外周面に装着された脱油布22
とからなり、ロール本体23は、吸引パイプ26に連通
連結されたものである。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に係る脱油装置にあっては、
第1コンベア1または第2コンベア2上を搬送中の天ぷ
らTは、当該コンベア上に設けられた上部脱油用駆動ロ
ール5の直下を通過する時にその脱油布22に接触する
ことによって、その下面側に付着した油が脱油布22に
吸収除去される。また、同天ぷらTが下部脱油用駆動ロ
ール4上を通過する時にその脱油布22に接触すること
によって、その上面側に付着した油が脱油布22に吸収
除去される。
【0011】この場合、第1コンベア1と第2コンベア
2とが直列状に配設されると共に、これら両コンベア
1,2間に下部脱油用駆動ロール4が両コンベア1,2
とほぼ同一レベルに介設されていて、天ぷらTの搬送経
路がほとんど直線状であるため、本脱油装置に整列状態
で搬入された天ぷらは、上下両面にわたる脱油を終えて
搬出されるまでの間に各列のピッチが乱されたり、各列
が蛇行したりするようなことがなく、搬入時の整列状態
をそのまま維持することができる。
【0012】また、天ぷらTが下部脱油用駆動ロール4
を通過する際、この天ぷらTは、第3コンベア3により
上から押さえつけられるため、その下面側が下部脱油用
駆動ロール4に十分に接触することができ、確実に油を
除去される。
【0013】さらにまた、下部脱油用駆動ロール4に装
着された脱油布22を取り替えたり、この駆動ロール4
を修理、点検する場合に、第3コンベア3の一端部を中
心にその他端部を持ち上げて上方へ回動させることによ
り、下部脱油用駆動ロール4はこの第3コンベア3から
開放された状態となり、したがって脱油布22の取り替
え作業や、修理、点検が容易となる。
【0014】請求項2に係る脱油装置にあっては、天ぷ
ら搬送方向に関しその後方側に第1コンベア1を、前方
側に第2コンベア2を配置し、後方側の第1コンベア1
上に上部脱油用駆動ロール5を設けた場合、天ぷらT
は、第1コンベア1上を搬送中に先ずその下面側に付着
した油を除去され、その後天ぷら押え用の第3コンベア
3直下の下部脱油用駆動ロール4上を通過する際に、上
面側の油を除去されることになる。したがって、天ぷら
T上面側の油が第3コンベア3に付着してそれより滴下
した油が再び天ぷらTに付着するようなおそれがなく、
天ぷらTの脱油をより効果的に行うことができる。
【0015】請求項3に係る脱油装置にあっては、第1
及び第2コンベア1,2と、下部脱油用駆動ロール4と
の間、つまりその間に形成される断面略V字状の空間部
にそれぞれ渡し用駆動ロール59,60が介設されてい
るため、大型の脱油装置であって各コンベア1,2と駆
動ロール4との間の空間部が可成り大きい場合でも、天
ぷらTが、両コンベア1,2間を通過する際に、上記空
間部に落ち込んだり挟まったりするおそれがない。
【0016】請求項4に係る脱油装置にあっては、第1
コンベア1のコンベア本体10を弾性支持手段11の弾
性力に抗してお押し下げるようにして通路を開けて両者
の間を通過し、その通過途上で天ぷらTが脱油布22に
弾力的に接触することによってこれに付着する油が脱油
布22に吸引除去される。このため、天ぷらTの厚みが
変化しても上部脱油用駆動ロール5と第1コンベア1の
コンベア本体10との間を脱油されながら且つ型崩れを
起こすことなく通過することができる。
【0017】また、下部脱油用駆動ロール4上を通過す
る天ぷらTは、第3コンベア3のコンベア本体18によ
り上から押さえつけられると共に、コンベア本体18の
弾性力に抗して通過するようになるため、天ぷらTの下
面側が脱油布22に弾性的に接触することになり、それ
によってその下面側に付着した油が確実に吸引除去され
る。したがってまた、天ぷらTの厚みが変化しても、脱
油用駆動ロール5と第3コンベア3との間を確実に脱油
されながら且つ型崩れを起こすことなく通過することが
できる。
【0018】請求項5に係る脱油装置にあっては、各脱
油用駆動ロール5,6に装着された各脱油布22で吸収
される油は、ロール本体23の透孔21よりロール本体
23内部に吸引されて、吸引パイプ26により排出され
る。したがって、脱油布22に含有される油を短時間で
高能率で吸引脱油でき、その後の天ぷらTに対する油の
脱油効率を格段に向上させることができる。
【0019】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明に係る脱油装置の正面図、図2はその平面
図であって、図1に示すように、基台6上の右側に第1
コンベア1が、その左側に第2コンベア2が、同一水平
面上に直列状に配設されると共に、これら両コンベア
1,2の間に下部脱油用駆動ロール4が両コンベア1,
2とほぼ同一レベルに介設され、この下部脱油用駆動ロ
ール4上には天ぷら押さえ用の第3コンベア3が第1コ
ンベア1と第2コンベア2とに橋架される状態に配設さ
れ、また第1コンベア1上に上部脱油用駆動ロール5が
設けられる。これらのコンベア1,2,3はそれぞれネ
ットコンベアからなるものである。
【0020】第1コンベア1は、基台6上に設けられた
機枠7に前後一対の回転軸8,9を軸架し、両回転軸
8,9にそれぞれ所定間隔で複数個設けられたスプロケ
ットホイール8a,9b間に、無端状のネットからなる
コンベア本体10を張架してなるもので、前部側の回転
軸8を駆動軸として、これを図1の時計回りに回転させ
ることにより、コンベア本体10上部側が図中左方向に
走行するようになっている。この第1コンベア1には、
上部脱油用駆動ロール5の下方でコンベア本体10を支
持する弾性支持手段11がコンベア走行方向前後に一対
設けられる。
【0021】第2コンベア2は、機枠7に前後一対の回
転軸12、13を軸架し、両回転軸12、13にそれぞ
れ所定間隔で複数個設けられたスプロケットホイール1
2a,13b間に、無端状のネットからなるコンベア本
体14を張架してなるもので、前部側の回転軸12を駆
動軸として、これを図1の時計回りに回転させることに
より、コンベア本体14上部側が図中左方向に走行する
ようになっている。
【0022】第3コンベア3は、機枠7上の前端部側に
回転軸15を軸架すると共に、この回転軸15にコンベ
アフレーム16の一端を枢着し、このコンベアフレーム
16の遊端部に回転軸17を軸架し、両回転軸15,1
7にそれぞれ所定間隔で複数個設けられたスプロケット
ホイール15a,17b間に、十分な弾性力を有する無
端状のネットからなるコンベア本体18を張架してなる
もので、前部側の回転軸12を駆動軸として、これを図
1の反時計回りに回転させることにより、コンベア本体
18の下辺側が図中左方向に走行するようになってい
る。また、この第3コンベア3は、前部側の回転軸12
を中心として後端部側を上方へ回動開放させることがで
き、コンベアフレーム16の遊端部(後端部)には、図
2に示すようなコンベア開放操作用のハンドル19が設
けられる。また、この遊端部には、当該コンベア3をそ
の使用位置において第1コンベア1及び第2コンベア2
と平行に支持するための支持片20が設けられる。
【0023】下部脱油用駆動ロール4と上部脱油用駆動
ロール5とは、全く同じ構造であるため、上部脱油用駆
動ロール5についてのみ、図3により説明すると、図示
のように、一端が閉塞されていて、外周面の全域に亘っ
て多数の透孔21が穿設され、その外周面に脱油布22
が着脱可能に装着されたロール本体23と、前記機枠7
にブラケット7aを介して取付けられたスイベルジョイ
ント24を両側から挟んだ状態でこれに回転自在に支持
された端板25a及び中間ロール部25bよりなる端部
支持ロール25と、から構成され、前記スイベルジョイ
ント24に吸引パイプ26が接続され、この吸引パイプ
26は、図示は省略するが、バキュームポンプを介して
油溜め又は油タンクに接続される。
【0024】また、ロール本体23の前記一端閉塞部に
は支軸27が同軸状に一体突設され、このロール本体2
3の他端部は前記端部支持ロール25の中間ロール部2
5bに同軸状に嵌合されてネジ具28により取外し可能
に連結固定されている。前記端部支持ロール25の端板
25aと中間ロール部25bとは、これらを一定間隔に
保持する円管状のスペーサ29に挿通された長尺ボルト
30によって一体的に連結固定され、端板25aに駆動
軸31が同心状に突設されている。尚、中間ロール部2
5bには三叉状の支持枠部25cが一体形成してあっ
て、前記長尺ボルト30の先端部はこの三叉状支持枠部
25cに螺着され、また前記支軸27は機枠7上に設け
られたU字形の軸受32に取外し自在に支持されてい
る。
【0025】前記脱油布22は、例えば晒木綿のような
布からなるもので、このような布を円筒状に形成してロ
ール本体23にはめ込むか、または一枚の布をロール本
体16に巻付けるなどして、その両端部を輪ゴム等によ
ってロール本体23に固定すればよい。
【0026】前記下部脱油用駆動ロール4は、図1に示
すように、その上面レベルが第1及び第2コンベア1,
2の上面レベルよりも若干上位に位置するように配設さ
れている。また、この下部脱油用駆動ロール4と、第1
コンベア1及び第2コンベア2との間のそれぞれ断面略
V字状空間部には、渡し用駆動ロール59,60が設け
られ、各渡し用駆動ロール59,60は、その回転支軸
59a,60aが機枠7に軸架されている。
【0027】前記第1コンベア1のコンベア本体10を
支持する各弾性支持手段11は、図4に示すように、コ
ンベア本体10の下面側を受支する遊転ローラー33を
ローラー支軸34に複数設けると共に、この支軸34の
両端部をガイドロッド35とコイルばね36を介して機
枠7に支持してなるもので、コンベア本体10に下向き
の荷重が負荷すると、コイルばね36の弾性力に抗し
て、コンベア本体10が下方に下がるようになってい
る。
【0028】また、図1及び図4に示すように、上部脱
油用駆動ロール5の後部側には絞りロール37が当該駆
動ロール5と平行に配置されている。この絞りロール3
7は、基端部が枢軸38により機枠7側に枢着された略
L字状のブラケット39の先端部に遊転自在に軸支され
ていて、当該ブラケット39の先端部と機枠7との間に
介装されたコイルばね40によって、常時上部脱油用駆
動ロール5の外周面に弾接されるようになっている。上
部脱油用駆動ロール5の外周面に絞りロール37が弾接
された状態において、この駆動ロール5と絞りロール3
7との間に略V字状の空間部41が形成され、この空間
部41に対応して角形き吸引管42が前記ブラケット3
9の先端に取付けられている。この吸引管42は、図示
のように空間部41に侵入して駆動ロール5と絞りロー
ル37との隙間が可及的に小さくなるように設けられ、
この吸引管42の下端V字状角部にその長手方向適当間
隔おきに吸引孔42aが穿設してある。この吸引管42
は図示しない吸引駆動手段につながれる。
【0029】また、上記L字状ブラケット39をばね4
0の付勢力に抗して図1の仮想線図示のように回動させ
ることによって、絞りロール37を吸引管42と共に駆
動ロール5から離反させることができるようになってい
る。
【0030】第1コンベア1、第2コンベア2、第3コ
ンベア3、下部脱油用駆動ロール4、上部脱油用駆動ロ
ール5、及び渡し用駆動ロール59,60の駆動系につ
いては、図1に示すように、基台6側に、1基のモータ
ー(図示せず)にそれぞれ連動連結された駆動用スプロ
ケット43〜47が配設され、その1つの駆動用スプロ
ケット45と、第1コンベア1の回転軸8側の伝動用ス
プロケット48とがチェーン49により、駆動用スプロ
ケット43と第2コンベア2の回転軸12側の伝動用ス
プロケット50とがチェーン51により、駆動用スプロ
ケット44と第3コンベア3の回転軸15側の伝動用ス
プロケット52とがチェーン53によりそれぞれ連動連
結される。また、駆動用スプロケット46と下部脱油用
駆動ロール4側の伝動用スプロケット54とがチェーン
55により、駆動用スプロケット47と上部脱油用駆動
ロール5側の伝動用スプロケット56とがチェーン57
によりそれぞれ連動連結される。更に、渡し用駆動ロー
ル59,60には、第1コンベア1の回転軸8及び第2
コンベア2の回転軸13からの回転が回転支軸59a,
60aに対しそれぞれチェーンにより伝達される。
【0031】上記のような駆動系統によって、第1コン
ベア1と第2コンベア2と第3コンベア3とがそれぞれ
図1の矢印方向にそれぞれ同じ所定の速度で走行し、ま
た下部脱油用駆動ロール4、上部脱油用駆動ロール5、
及び渡し用駆動ロール59,60は、それぞれ同図の矢
印方向に各コンベア1,2,3の走行速度と同じ周速度
でそれぞれ回転駆動されるようになっている。
【0032】上述したような構成を有する天ぷら脱油装
置の使用にあたっては、先ず、天ぷら揚げ機からの揚げ
たての天ぷらTが搬入用コンベア58によって第1コン
ベア1上に搬入され、この天ぷらTは、上部脱油用駆動
ロール5の直下を通過することによって、駆動ロール5
に装着された脱油布22で天ぷらTの上面側に付着した
油が吸引除去される。天ぷらTの油を吸引して油を含有
する脱油布22は、随時、脱油用駆動ロール5の強力な
吸引作用により、ロール本体23の外周面全域に設けら
れた多数の透孔21を通じてロール本体23内部へ強制
的に吸引され、更に吸引パイプ26から図外油溜めへと
吸引排出される。これによって脱油布22には油が殆ど
含有しなくなるから、再びその回転途上で天ぷらTに接
触することによってこれに付着する油を良好に吸収除去
することができる。
【0033】また、仮に、上部脱油用駆動ロール5の脱
油布22に油が含有されていても、その脱油布22は、
駆動ロール5の1回転途上において絞りロール37と駆
動ロール5との間で絞られ、両ロール37,5に囲繞さ
れる空間部に絞り出される。この絞り出された油は、吸
引管42によって強制的に吸引除去される。
【0034】また、天ぷらTの厚みは当然に一定とはか
ぎらず、このため第1コンベア1と上部脱油用駆動ロー
ル5との間の通路を通過する際に天ぷらT自体によって
その通路を押し開けるように、即ち第1コンベア1のコ
ンベア本体10を弾性支持手段11の弾性力に抗してお
押し下げるようにして通路を開けて両者の間を通過し、
その通過途上で天ぷらTが脱油布22に弾力的に接触す
ることによってこれに付着する油が脱油布22に吸引除
去されることになる。これがために、天ぷらTの厚みが
変化しても脱油用駆動ロール5と第1コンベア1との間
を脱油されながら且つ型崩れを起こすことなく通過する
ことができる。
【0035】上記のような天ぷらTの脱油作業を行うこ
とによって上部脱油用駆動ロール5に装着した脱油布2
2が汚れてこれを洗浄するために取外し交換する必要が
ある場合には、図3に示される状態から、ロール本体2
3と端部支持ロール25とを連結固定しているネジ具2
8を緩めて取り外し、このロール本体23を端部支持ロ
ール25から離れる方向に引っ張って上方へ持ち上げる
ことにより、ロール本体23を簡単に取り外すことがで
き、従って脱油布22の交換作業を容易に行うことがで
きる。
【0036】また、脱油布22の洗浄を繰り返し行うこ
とにより、脱油布22の両端縁がほつれたり、歪みが生
じても、この脱油布22は、直接に脱油用駆動ロール5
に装着され、特に脱油作業中は吸引力によって脱油用駆
動ロール5外周面に吸着された状態にあるため、これが
左右に蛇行するというようなことがなく長期間にわたっ
て正確に且つ確実に脱油作業を行うことができる。
【0037】上述のように第1コンベア1上で上部脱油
用駆動ロール5により上面側の油を除去された天ぷらT
は、この第1コンベア1の終端部から渡し用駆動ロール
60を経て下部脱油用駆動ロール4の直上を通過するこ
とによって、この駆動ロール4に装着された脱油布22
で天ぷらTの下面側に付着した油が吸引除去される。こ
のとき、下部脱油用駆動ロール4上には、天ぷら押え用
の第3コンベア3が、配設されているため、この駆動ロ
ール4上を通過する天ぷらTは、第3コンベア3のコン
ベア本体18により上から押さえつけられると共に、コ
ンベア本体18の弾性力に抗して通過するようになるた
め、天ぷらTの下面側が脱油布22に弾性的に接触する
ことになり、それによってその下面側に付着した油が確
実に吸引除去される。したがってまた、天ぷらTの厚み
が変化しても、脱油用駆動ロール5と第3コンベア3と
の間を確実に脱油されながら且つ型崩れを起こすことな
く通過することができる。
【0038】この下部脱油用駆動ロール4上を通過し
て、上下両面にわたって余分な油を除去し終えた天ぷら
Tは、第2コンベア2との間の渡し用駆動ロール59を
経て第2コンベア2上に移載されて搬送され、次の冷却
装置に送られることになる。
【0039】また、上記のような天ぷらTの脱油作業を
行うことによって下部脱油用駆動ロール4に装着した脱
油布22が汚れてこれを洗浄するために取外し交換する
必要がある場合には、第3コンベア3の枢軸部を中心
に、その遊端部をハンドル19を介して持ち上げて、図
1の仮想線図示のように上方へ回動させることにより、
下部脱油用駆動ロール4はこの第3コンベア3から開放
された状態となるから、その脱油布22の取外し交換作
業を容易に行うことができる。
【0040】上述したように、この脱油装置では、天ぷ
らTが第1コンベア1上を搬送中に上部脱油用駆動ロー
ル5により下面側に付着した油を除去し、引続き天ぷら
Tが第1及び第2コンベア1,2間に介設された下部脱
油用駆動ロール4と第3コンベア3との間を移送中にこ
の下部脱油用駆動ロール4によって、上面側に付着した
油を除去して、第2コンベア2により次の所要の場所に
搬出するようにしたものであって、従来装置のように天
ぷらTを搬送途中で反転させるのではなく、天ぷらTを
直線状の搬送経路上で上下両面にわたって余分な油を除
去するようにしたものであるから、図1を参照して明ら
かなように、第1コンベア1上に複数列を成してそれぞ
れ整列状態で搬入された天ぷらは、上部脱油用駆動ロー
ル5及び下部脱油用駆動ロール4により脱油されて第2
コンベア2から次の場所に搬出されるまでの間に各列の
ピッチが乱されたり、各列が蛇行したりするようなこと
がなく、搬入時の整列状態をそのまま維持することがで
きる。したがって、天ぷらTは、この脱油装置から次の
場所、即ち冷却装置へ整列状態で送られることになっ
て、その冷却装置において各天ぷらTをそれぞれ一様且
つ効率良く冷却することができる。
【0041】特に、この実施例の脱油装置では、第1コ
ンベア1上に上部脱油用駆動ロール5を設けて、最初に
天ぷらTの下面側に付着した油を除去し、その後天ぷら
押え用の第3コンベア3直下の下部脱油用駆動ロール4
によって天ぷらTの上面側の油を除去するようにしてい
るため、第3コンベア3に油が付着してその油が再び天
ぷらTに付着するようなおそれがなく、天ぷらTの脱油
をより効果的に行うことができる。
【0042】尚、この実施例の脱油装置を、その搬送方
向が図1及び図2に示す方向と反対になるようにして、
天ぷら揚げ機からの天ぷらTを第2コンベア2上に搬入
し、この天ぷらTが第2コンベア2から下部脱油用駆動
ロール4上に通過する時に、先ず、天ぷらTの下面側の
油を下部脱油用駆動ロール4により除去し、その後第1
コンベア1上を図中左方向へ搬送中に上部脱油用駆動ロ
ール5により上面側の油を除去するようにすることもで
きる。あるいは、搬送方向は図1及び図2に示す方向と
同一にし、上部脱油用駆動ロール5を、第1コンベア1
上に設ける代わりに第2コンベア1上に設けてもよく、
この場合も、先に天ぷらTの下面側の油を下部脱油用駆
動ロール4により除去し、その後第2コンベア2上の上
部脱油用駆動ロール5により上面側の油を除去する。
【0043】しかしながら、上記のように天ぷらTの下
面側を先に脱油し、その後上面側を脱油するようにする
場合には、天ぷらTが第3コンベア3と下部脱油用駆動
ロール4との間を通過中に、天ぷらTをその上面から押
える第3コンベア3に、この天ぷらTの上面側の油が付
着し易く、しかしてこの第3コンベア3に付着した油が
第1コンベア1上に滴下し、その油が、下部脱油用駆動
ロール4により下面側の脱油を終えた天ぷらTの下面に
再び付着するという不都合が生ずることがある。従っ
て、実施例のように、先に天ぷらTの上面側を脱油し、
その後に下面側を脱油するような構成とするのが望まし
い。
【0044】また、この実施例の脱油装置では、第1コ
ンベア1及び第2コンベア2と、下部脱油用駆動ロール
4との間、つまりその間に形成される断面略V字状の空
間部にそれぞれ渡し用駆動ロール59,60を介設して
いるため、天ぷらTが、第1コンベア1から下部脱油用
駆動ロール4上に移載し、またこの駆動ロール4から第
2コンベア2上に移載するときに、上記空間部に落ち込
んだり挟まったりするおそれがなく、スムーズに移載す
ることができる。尚、下部脱油用駆動ロール4はそれ自
体、コンベア1,2の搬送方向と同方向に回転駆動され
るものであるから、駆動ロール4の径、及びコンベア
1,2のスプロケットホイールの径が比較的小さくて、
上記V字状空間部が比較的浅い場合には、必ずしも渡し
用駆動ロール59,60は必要としない。
【0045】また、この実施例では、上部及び下部脱油
用駆動ロール5,6を、それぞれ多数の透孔21を有す
る中空状のロール本体23と、これの外周面に装着され
た脱油布22とで構成すると共に、ロール本体23を吸
引パイプ26に連通連結して、脱油布22に含まれた油
を強制的に吸引除去するようにしているが、各駆動ロー
ル5,6は、透孔を有しない単なるロール本体と、これ
に装着した脱油布とで構成して、脱油布のみによって脱
油を行わせるようにしてもよい。しかしながら、実施例
のように強制吸引方式にすれば、脱油布22に含有され
る油を短時間で高能率で吸引脱油でき、その後の天ぷら
Tに対する油の脱油効率を格段に向上させることができ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る脱油装置によれ
ば、第1コンベアと第2コンベアとが直列状に配設され
ると共に、これら両コンベア間に下部脱油用駆動ロール
が両コンベアとほぼ同一レベルに介設されていて、天ぷ
らの搬送経路がほとんど直線状であるため、この脱油装
置に整列状態で搬入された天ぷらは、上下両面にわたる
脱油を終えて搬出されるまでの間に各列のピッチが乱さ
れたり、各列が蛇行したりするようなことがなく、搬入
時の整列状態をそのまま維持することができる。したが
って、天ぷらは、この脱油装置から次の場所、即ち冷却
装置へ整列状態で送られることになって、その冷却装置
において各天ぷらをそれぞれ一様且つ効率良く冷却する
ことができることになる。
【0047】またこの場合、天ぷらが下部脱油用駆動ロ
ール上を通過する際、この天ぷらは、第3コンベアによ
り上から押さえつけられるため、その下面側が下部脱油
用駆動ロールに十分に接触することができ、確実に下面
側の油を除去される。
【0048】さらにまた、下部脱油用駆動ロールに装着
された脱油布を取り替えたり、この駆動ロールを修理、
点検する場合に、第3コンベアの一端部を中心にその他
端部を持ち上げて上方へ回動させることにより、下部脱
油用駆動ロールは第3コンベアから開放された状態とな
るため、脱油布の取り替え作業や、駆動ロールの修理、
点検を容易に行うことができる。
【0049】請求項2に係る脱油装置によれば、天ぷら
搬送方向に関してその後方側に第1コンベアが、前方側
に第2コンベアがそれぞれ配置され、後方側の第1コン
ベア上に上部脱油用駆動ロールが設けられているため、
天ぷらは、第1コンベア上を搬送中に先ずその下面側に
付着した油を除去され、その後天ぷら押え用の第3コン
ベア直下の下部脱油用駆動ロール上を通過する際に、上
面側の油を除去されることになる。したがって、天ぷら
上面側の油が第3コンベアに付着してそれより滴下した
油が再び天ぷらに付着するようなおそれがなく、天ぷら
の脱油をより効果的に行うことができる。
【0050】請求項3に係る脱油装置によれば、第1及
び第2コンベアと、下部脱油用駆動ロールとの間、つま
りその間に形成される断面略V字状の空間部にそれぞれ
渡し用駆動ロールが介設されているため、大型の脱油装
置であって各コンベアと駆動ロールとの間の空間部が可
成り大きい場合でも、天ぷらが、両コンベア間を通過す
る際に、上記空間部に落ち込んだり挟まったりするよう
なおそれがない。
【0051】請求項4に係る脱油装置によれば、第1コ
ンベアのコンベア本体を弾性支持手段の弾性力に抗して
お押し下げるようにして通路を開けて両者の間を通過
し、その通過途上で天ぷらが脱油布に弾力的に接触する
ことによってこれに付着する油が脱油布に吸引除去され
ため、天ぷらの厚みが変化しても上部脱油用駆動ロール
と第1コンベアのコンベア本体との間を脱油されながら
且つ型崩れを起こすことなく通過することができる。
【0052】また、下部脱油用駆動ロール上を通過する
天ぷらは、第3コンベアのコンベア本体により上から押
さえつけられると共に、コンベア本体の弾性力に抗して
通過するようになるため、天ぷらの下面側が脱油布に弾
性的に接触することになり、それによってその下面側に
付着した油が確実に吸引除去される。したがってまた、
天ぷらTの厚みが変化しても、脱油用駆動ロールと第3
コンベアとの間を確実に脱油されながら且つ型崩れを起
こすことなく通過することができる。
【0053】請求項5に係る脱油装置によれば、各脱油
用駆動ロールに装着された各脱油布で吸収される油は、
ロール本体の透孔よりロール本体内部に強制的に吸引さ
れて、吸引パイプにより排出されるため、脱油布に含有
される油を短時間で高能率で吸引脱油でき、その後の天
ぷらに対する油の脱油効率を格段に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天ぷらの脱油装置の一実施例を示
す正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】上部脱油用駆動ロールの拡大詳細断面図であ
る。
【図4】上部脱油用駆動ロール並びに第1コンベアの弾
性支持手段を示す拡大詳細断面図である。
【符号の説明】
T 天ぷら 1 第1コンベア 2 第2コンベア 3 第3コンベア 4 下部脱油用駆動ロール 5 上部脱油用駆動ロール 7 機枠 10 第1コンベアのコンベア本体 11 弾性支持手段 14 第2コンベアのコンベア本体 18 第3コンベアのコンベア本体 21 透孔 22 脱油布 23 ロール本体 26 吸引パイプ 59 渡し用駆動ロール 60 渡し用駆動ロール

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油揚げされた天ぷらを搬送する第1コンベ
    アと第2コンベアとを直列状に配設し、これら両コンベ
    ア間には外周面に脱油布を装着した下部脱油用駆動ロー
    ルを前記両コンベアとほぼ同一レベルに介設すると共
    に、この下部脱油用駆動ロール上には、その一端部を中
    心に上方に回動開放可能な天ぷら押え用の第3コンベア
    を配設し、第1コンベアまたは第2コンベア上には前記
    下部脱油用駆動ロールと同様な上部脱油用駆動ロールを
    設け、天ぷらが上部脱油用駆動ロールの直下を通過する
    時その天ぷらの上面に脱油布が接し、同天ぷらが下部脱
    油用駆動ロール上を通過する時にその天ぷらの下面に脱
    油布が接するようにしてなる天ぷらの脱油装置。
  2. 【請求項2】天ぷら搬送方向に関しその後方側に第1コ
    ンベアを、前方側に第2コンベアを配置し、後方側の第
    1コンベア上に上部脱油用駆動ロールを設けてなる請求
    項1に記載の天ぷらの脱油装置。
  3. 【請求項3】第1及び第2コンベアと下部脱油用駆動ロ
    ールとの間にはそれぞれ渡し用駆動ロールが介設されて
    なる請求項1または2に記載の天ぷらの脱油装置。
  4. 【請求項4】上部脱油用駆動ロールが設けられるコンベ
    アのコンベア本体は弾性支持手段によって支持され、こ
    のコンベア本体と上部脱油用駆動ロールとの間を通過す
    る天ぷらは弾性支持手段の弾性力に抗して通過し、第3
    コンベアのコンベア本体は十分な弾性力を有し、このコ
    ンベア本体と下部脱油用駆動ロールとの間を通過する天
    ぷらはコンベア本体の弾性力に抗して通過するようにな
    っている請求項1、2または3に記載の天ぷらの脱油装
    置。
  5. 【請求項5】各脱油用駆動ロールは、多数の透孔を有す
    る中空状のロール本体と、これの外周面に装着された脱
    油布とからなり、ロール本体は、吸引パイプに連通連結
    されている請求項1、2、3または4に記載の天ぷらの
    脱油装置。
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