JP2002239190A - 遊技媒体洗浄装置 - Google Patents

遊技媒体洗浄装置

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JP2002239190A JP2001045670A JP2001045670A JP2002239190A JP 2002239190 A JP2002239190 A JP 2002239190A JP 2001045670 A JP2001045670 A JP 2001045670A JP 2001045670 A JP2001045670 A JP 2001045670A JP 2002239190 A JP2002239190 A JP 2002239190A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯媒体のつまりを検知する幅が大きく、確
実につまりを検知できるようにする。 【解決手段】 遊戯媒体14が投入される投入口15
と、遊戯媒体が排出される排出口17と、遊戯媒体を洗
浄する洗浄手段4と、投入口から洗浄手段を経由して排
出口へ遊戯媒体を搬送する搬送路と、を備えた遊戯媒体
洗浄装置において、搬送路が、少なくとも搬送路の全幅
に跨る板状の搬送ガイド58を備え、その搬送ガイド
が、遊戯媒体に押圧されて搬送路を押し広げる方向に変
位可能に設けられその変位に基づいて搬送路内の遊戯媒
体の詰まりを検知する。搬送路がベルトコンベア18を
有し、洗浄手段がベルトコンベアのコンベア面に対向し
て設けられた研磨部材51を備え、搬送ガイドが洗浄手
段の研磨部材と一体に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に遊技機等に使
用される遊技媒体、例えばメダル等の洗浄に使用する洗
浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実用新案登録第3064602号
公報に見られるように、遊技媒体洗浄装置において遊技
媒体の詰まりが発生した時の感知手段として、近接セン
サーによって搬送路内の遊技媒体を直接検知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、検知幅が近接センサーの感知幅のみで狭く、セ
ンサーの感知幅内で遊技媒体が詰まらなければ検知でき
ず、後段の装置、例えば乾燥ローラが破損する場合があ
った。本発明は、遊技媒体のつまりを検知する幅が大き
く、確実につまりを検知できる遊技媒体洗浄装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、遊技媒
体が投入される投入口と、遊技媒体が排出される排出口
と、遊技媒体を洗浄する洗浄手段と、前記投入口から前
記洗浄手段を経由して前記排出口へ遊技媒体を搬送する
搬送路と、を備えた遊技媒体洗浄装置において、前記搬
送路が、少なくとも搬送路の全幅に跨る板状の搬送ガイ
ドを備え、その搬送ガイドが、遊技媒体に押圧されて搬
送路を押し広げる方向に変位可能に設けられその変位に
基づいて前記搬送路内の遊技媒体の詰まりを検知するこ
とを特徴とする。
【0005】この手段では、搬送ガイドによって搬送路
幅幅全体で遊技媒体の詰まりを検知することができるの
で、つまり、搬送路幅の一部に片寄って詰まりが生じて
もこれを検出できるので、遊技媒体の詰まりを検知する
幅が大きく、詰まりを確実に検知する。
【0006】前記本発明の手段において、前記搬送路が
ベルトコンベアを有し、前記洗浄手段が前記ベルトコン
ベアのコンベア面に対向して設けられた研磨部材を備
え、前記搬送ガイドが前記洗浄手段の研磨部材と一体に
設けられている構成とするのがよい。この構成では、洗
浄手段の研磨部材と搬送ガイドとが一体に設けられてい
るので、簡単な構造で遊技媒体の詰まりを検知すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、概して、
遊技島や遊技機、遊技媒体貸出機等から回収されてきた
遊技媒体であるメダルを搬送手段で搬送し、搬送中に、
洗浄液を使用する洗浄手段で洗浄し、乾燥手段でメダル
の洗浄液を除去して乾燥させる構成の遊技媒体洗浄装置
である。
【0008】この遊技媒体洗浄装置は、図1〜図12に
示すように、本体フレーム1、搬送手段2(コンベア1
8)、分離分別手段3、洗浄手段4(洗浄液塗布部4
7、研磨部48)、乾燥手段5、洗浄手段4に付随した
タンク6等で構成されており、以下これらについて説明
する。
【0009】本体フレーム1は、図1〜図2に示すよう
に、傾斜した樋部10が、脚部11、12で支持された
構成である。樋部10は、傾斜した下方の端部に下方に
開口した開口13を有している。また、本体フレーム1
には、樋部10の下流側上方位置に遊技機等から回収さ
れてきた遊技媒体であるメダル14を装置内に投入する
遊技媒体投入口15が設けられている。その投入は、例
えばリフトによって行われる。そして、樋部10の傾斜
した上方の端部には洗浄されたメダル14をホッパー1
6に排出する遊技媒体排出口17が設けられている。
【0010】搬送手段2は、遊技媒体洗浄装置内でメダ
ル14を載置して搬送するもので、大部分がコンベア1
8で構成され、遊技媒体排出口17直前の部分が乾燥手
段5の乾燥ローラで構成されている。図1に示すよう
に、コンベア18は、樋部10の底から上方へ離れた位
置に、樋部10にほぼ平行に傾斜し、下方の端部を始端
側として本体フレーム1に着脱自在に設けられ、その始
端部が前記投入口15の下側に位置し、終端部が前記排
出口17に近いところに位置している。コンベア18の
両側面には、コンベア18からメダルがこぼれるのを防
止するためのコンベアガイド19が取り付けられてい
る。コンベア18の始端部を傾斜させているのは、コン
ベア18上のメダル14が積み重なっていても、積み重
なったメダルが滑り落ちることでメダルを1枚ずつに分
離しやすくするためである。
【0011】コンベア18は、図1〜図5に見られるよ
うに、駆動ローラ20や従動ローラ21が取り付けられ
たコンベアフレーム22と、駆動ローラ20および従動
ローラ21に張設された無端ベルト23から成ってい
る。コンベアフレーム22は、上部コンベアフレーム2
4と下部コンベアフレーム25との2つの部分が端部の
連結部26で連結され、コンベアフレーム22が本体フ
レーム1から分離しているときには、連結部26を軸と
して自由に折り曲げることができるようになっている。
この傾斜して設けられるコンベアフレーム22の上側端
に駆動ローラ20が設けられ、本体フレーム1に設けて
あるモータ27で歯車28、29、30、31を介して
駆動される。コンベアフレーム22の下側端には、図5
に示すように、従動ローラ21が、張設される無端ベル
トの張力を設定するテンションばね32と共に設けられ
ている。テンションばね32は下部コンベアフレーム2
5に設けたばね受33と従動ローラ21の軸受け部に設
けたばね受け34との間に配置してある。
【0012】上部コンベアフレーム24には、図3
(a)及び図6に示すように、本体フレーム1にコンベ
アフレーム22を装着するための鉤型のフレーム係合部
35が設けられており、本体フレーム1には、図6
(a)〜(c)に示すように、コンベアフレーム22の
フレーム係合部35を挿入するためのフレーム係合穴3
6と、フレーム係合穴36に挿入されたフレーム係合部
35とフレーム係合穴36との間にはまり込み、コンベ
アフレーム22を本体フレーム1に固定するフレーム固
定具37が設けられている。フレーム固定具37はコン
ベアフレーム22を本体フレーム1へ固定する固定位置
(図6(c)の状態)とフレーム係合部35とフレーム
係合穴36の間から退避してコンベアフレーム22と本
体フレーム1とを分離する解除位置(図6(a)、
(b)の状態)との2位置へ移動可能となっている。
【0013】これにより、コンベア18を本体フレーム
1に取り付ける場合には、図3(a)、(b)、図4
(a)、(b)に示すように、まずフレーム固定具37
を解除位置へ移動させておき、コンベア18の中央部付
近を矢印38の方向に押さえて、コンベアフレーム22
を真っ直ぐにしながら、上部コンベアフレーム24のフ
レーム係合部35を本体フレーム1のフレーム係合穴3
6に合わせてはめこむ。そしてフレーム固定具37を、
図4(a)に示す矢印39の方向に移動させると、フレ
ーム固定具37が固定位置でフレーム係合部35とフレ
ーム係合穴36の間にはまり込みコンベア18を本体フ
レーム1に固定すると共に、コンベア18の無端ベルト
23が張られる反力でフレーム係合部35が脱出しよう
とする作用力に抗してフレーム固定具37がフレーム係
合部35を係止し、図4(b)に示すように固定する。
コンベア18を取り外す場合には、フレーム固定具37
を解除位置へ移動させてフレーム係合部35とフレーム
係合穴36の間からフレーム固定具37を退避させる。
すると、コンベアフレーム22に張設されている無端ベ
ルト23の収縮作用によってコンベアフレームが折れ曲
がり、フレーム係合部35がフレーム係合穴36から離
脱してコンベア18が取り外される。
【0014】なお、図7に示すように、フレーム固定具
37を固定位置方向へばね40で付勢しておき、フレー
ム係合部35の外形部にフレーム固定具37方向から下
方へ傾斜するような傾斜部41を設けておくと、フレー
ム係合部35をフレーム係合穴36に挿入するときに傾
斜部41がフレーム固定具37を押し退けて解除位置へ
移動させ、フレーム係合部35の挿入後にフレーム固定
具37がばね40によってフレーム係合部35とフレー
ム係合穴36の間にはまり込むので、コンベア18装着
時にフレーム固定具37を開放位置へ移動させておく必
要がなくなり、より簡単にコンベア18を本体フレーム
1に取り付けることができるようになる。
【0015】本体フレーム1からコンベアを取り外した
時には、無端ベルト23の張力でコンベアフレーム22
が連結部分で折り曲げられ、コンベア18に張設されて
いる無端ベルト23の張力が緩み、更にコンベアフレー
ム22を折り曲げることによって、無端ベルト23がコ
ンベアフレーム22から垂れ下がった状態となり、コン
ベアフレーム22から無端ベルト23を容易に取外すこ
とができるようになる(図5参照)。
【0016】このようにコンベア18装着時には、コン
ベア18中央部を押さえてフレーム係合部35をフレー
ム係合穴36に挿入するだけで、簡単にコンベア18が
本体フレーム1に装着固定され、コンベア18を取り外
すときにはフレーム固定具37を解除位置に移動させる
だけで簡単にコンベア18が本体フレーム1から取り外
される。そして、取り外されたコンベアフレーム22を
さらに折り曲げることにより、コンベアフレーム22に
張設されている無端ベルト23も容易に取外すことがで
きる。
【0017】コンベア18に使用されている無端ベルト
23は、多数の突起を備えたゴムベルト(材質はPVC)
であり、この突起はメダルを滑り難くすると共に、メダ
ルを研磨する場合にブラシのようにメダルの表面を研磨
できるようになっている。
【0018】また、コンベア18の始端部付近にはこぼ
れ防止ガイド42が設けられており、遊技媒体投入口1
5から投入されたメダルがコンベア18の始端部側から
こぼれるのを防ぎ、図1、図2に示すように、コンベア
18のベルト面に近接する位置でコンベア18の幅に合
わせて横設されている。こぼれ防止ガイド42とコンベ
ア18のベルト面との接近部分では、こぼれ防止ガイド
42にメダルが通過しない程度の切欠43がいくつか設
けられ、コンベア18上の異物や洗浄液が切欠43ら排
出されるようになっている。そして、こぼれ防止ガイド
42からコンベア18進行方向に少し離れた後方には、
メダルリミットセンサー44が設けられており、遊技島
等から回収されてきたメダルの供給量が遊技媒体洗浄装
置の処理能力より多く、リミットセンサー44の位置ま
でコンベア18上にメダルが蓄積されると、それを検知
して遊技媒体洗浄装置へのメダルの供給を停止させるよ
うになっている。
【0019】分離分別手段3は、コンベア18の中央付
近の上部に設けられており、図1、図2に示すように、
コンベア上に積み重なって載置されたメダルを1枚ずつ
に分離する分離手段45と、コンベア上の鉄製の異物
(ビスや鉄板)を取り除く分別手段46を備えた構成であ
る。分離手段45は、コンベア18のベルト面と同じ材
質のゴムベルトで構成され、コンベア18の幅と略同じ
長さで分離手段の先端が、コンベア18のベルト面に対
し、ほぼメダル1枚分の厚さの距離を置いた位置で、コ
ンベア18を横断する方向に垂下するように設けられて
いる。分別手段46はコンベア18の幅とほぼ同じ長さ
の磁石がコンベア18を横断する方向で設けられてい
る。分離手段45と分別手段46とは一体的に形成され
て、コンベアフレーム22に取り付けられている。
【0020】これにより、コンベア18始端部に供給さ
れたメダルが積み重なって搬送されてきても、分離部材
によって1枚ずつに分離されて搬送され、メダル以外の
鉄製の異物(ビスや鉄板等)がコンベア18上に存在し
ていても分別手段46である磁石によって取り除かれ、
装置の故障を防ぐことができるようになっている。
【0021】洗浄手段4は、分離分別手段3の後方に設
けられており、洗浄液塗布部47及び研磨部48で構成
され、コンベアガイド19に取り付けられている。洗浄
液塗布部47は、後述するタンク6から供給される洗浄
液を絶えずコンベア18のベルト面に供給するようにな
っており、図1、図2に示すように、コンベア18の全
幅に跨った箱状部49を介して洗浄液が供給される。箱
状部49はコンベア18に沿って傾斜し、その傾斜の下
側の端壁が欠如し、上面壁の前半部が底側へ屈曲して底
の端縁に接近しており、底の端縁が凹凸に形成され、流
出する洗浄液が略平らで襞を有する形となって分離分別
手段3の出口付近に達するようになっている。これによ
り分離分別手段3を出たコンベア18上のメダルに略均
等に洗浄液が塗布される。
【0022】研磨部48は、図1、図8に示すように、
平板状をなし下面を研磨面50に形成され、洗浄液塗布
部47の下側に配置された研磨部材51で構成され、研
磨面50がコンベア18のベルト面と同じ材質の研磨材
を取り付けて形成され、ベルト面とほぼ同じ幅を有し、
多数の突起を有し、その研磨面50がコンベア18のベ
ルト面と対向し、ベルト面との間にメダルを挟み込ん
で、洗浄液が塗布されたメダルの表面を研磨するように
なっている。この研磨面50を有する研磨部材51は、
コンベアガイド19に取り付けられている研磨部材支持
部52によって、研磨面50がコンベア18のベルト面
に対してほぼメダル1枚分の距離を置く位置に支持され
るようになっている。研磨部材支持部52は、図9に見
られるように、コンベアガイド19に固定された両側か
ら内側へ突出した支持面53をL字型断面の部材により
形成され、研磨部材51の両側縁を支持するようになっ
ており、また洗浄手段4の箱状部49下面に取り付けら
れた板ばね54により研磨部材51を上側から支持面側
に押圧するようになっている。そして研磨部材51には
コンベア18の始端側に下方へ折り曲げた折り曲げ縁5
5を有し、研磨部材51のコンベア進行方向の移動に対
して、折り曲げ縁55が研磨部材支持部52の部材端に
係合して係止される(図9(a)参照)。
【0023】これにより、コンベア18により搬送され
てきたメダル14は、研磨部材51の研磨面50とコン
ベア18のベルト面とに挟み込まれるが、コンベア18
は駆動し続けているため、コンベア18のベルト面と研
磨部材51の研磨面50の摩擦によって研磨されながら
搬送される。なお、研磨部材51の研磨面50の材質が
コンベア18のベルト面と同じ材質であるとメダルの両
面にかかる摩擦力が双方でほぼ同じとなるため、メダル
の両面をほぼ均等に研磨することができる。この時のメ
ダルの搬送速度は、コンベア18の搬送速度の約1/2
程になる。また、コンベア18のベルト面および研磨部
材51の研磨面50に設けられている複数の突起は、各
面の摩擦によってメダルの表面をブラシのように研磨す
る。
【0024】また、研磨部材51は、コンベア18始端
部に折り曲げ縁で研磨部材支持部52に引っかかり、板
ばね54によって常にコンベア18のベルト面方向へ付
勢されているので、コンベア18の動作でメダルを搬送
し、コンベア18のベルト面と研磨部材51の研磨面5
0とでメダルの表面を研磨する時に研磨部材51がコン
ベア18の動作に伴って動くことが防止される。研磨部
材51の研磨部材支持部52に引っかかっている折り曲
げ縁55の部分を図9(b)の矢印56の方向に押し上
げると、簡単に研磨部材51を矢印57の方向に引き抜
いて取り外すことができ、研磨部材51を研磨部材支持
部52と板ばね54の間に差し込むだけで簡単に固定す
ることもできるので、研磨部材51の交換が容易であ
る。
【0025】研磨部材51のコンベア18終端部側に
は、図1、図10に示すように、乾燥手段5の近くまで
板状の搬送ガイド機能を備えた搬送検知ガイド58が設
けられており、コンベア18終端部から乾燥手段5へメ
ダルを導く搬送路59を形成していると共に、搬送路5
9のメダルの詰まりを検知するようになっている。すな
わち、搬送検知ガイド58の上部には、搬送検知ガイド
58との距離によって搬送路59内のメダルの詰まりを
検知する詰まり検知センサー60が設けられている。搬
送検知ガイド58は、前記板ばね54で押圧されている
から、これに抗して上方変位可能であり、その変位を検
知センサー60が検知するようになっている。つまり、
搬送検知ガイド58が詰まり検知センサー60の検知片
を兼ねており、搬送路59内でメダルが詰まった場合に
は、メダルによって搬送検知ガイド58が押し上げら
れ、搬送検知ガイド58と詰まり検知センサー60の距
離が小さくなることにより、詰まり検知センサー60が
搬送路59内でメダルが詰まっていることを検知するよ
うになっている。
【0026】これにより、例えば搬送路59の幅方向端
部でメダルが詰まった場合でも、メダルによって搬送検
知ガイド58全体が押し上げられ、変位するので、搬送
検知ガイド58と詰まり検知センサー60の間隔が狭ま
り、詰まり検知センサー60が搬送路59内のメダルの
詰まりを検知して駆動源であるモータ27が停止する。
これにより、メダルが詰まったままで後述する乾燥ロー
ラ61、62が回転することを防ぎ、乾燥ローラ61、
62の故障を防止できる。なお、メダルの詰まりを検知
した場合には、前述のモータ27を停止させる以外に、
モータ27を逆回転させて詰まりを解消させてもよい。
【0027】乾燥手段5は、コンベア18終端部の後方
に設けられており、図1、図10に見られるように、上
下に一対の乾燥ローラ61、62からなる。下側の乾燥
ローラ61は、モータ27に連結される駆動ローラの役
目をし、上側の乾燥ローラ62は、下側の乾燥ローラ6
1の回転に合わせて回転する従動ローラの役目をするよ
うになっている。乾燥ローラ61の駆動には、コンベア
18の駆動用モータ27を共用してある。すなわち、歯
車30に噛み合う歯車63を乾燥ローラ61の回転軸に
固定してある。
【0028】乾燥ローラ61、62は、何れも同じ筒状
の中央芯部64に吸水性の材料が巻き付けられた構成に
なっており、図2、図10に見られるように、回転軸6
5が乾燥ローラ61、62両側から夫々中央芯部64に
差し込まれ、乾燥ローラが空回りしないようピン66に
よって乾燥ローラの中央芯部64と回転軸65が固定さ
れ、回転軸65の両端には回転軸受67(外輪付きの軸
受)が取り付けられている。そして、この乾燥ロ−ラ6
1、62は、搬送路59によってコンベア18から導か
れたメダルを挟持して回転するように押圧付勢された状
態で、図11(d)に示すように、ローラ支持ガイド6
8と、ローラ固定部材69と、固定具70と、により回
転軸受67の外周部分を固定状態に支持されている。
【0029】ローラ支持ガイド68は、本体フレーム1
の後端に折り曲げ部で形成された斜面71、72が後方
に開いた位置関係で、下側乾燥ローラ61の回転軸受6
7外周に当接するように設けてある。斜面71は上方伸
延部が固定された状態の上側乾燥ローラ62の回転軸受
67にも当接するようになっている。そして更にその上
方の伸延している部分にローラ固定状態では回転軸受6
7と当接しない案内斜面73を設けてある。案内斜面7
3は案内付勢部として設けたものである。ローラ固定部
材69は、上側乾燥ローラ62の両端の回転軸受67外
周に対応して本体フレーム1に軸74により回動可能に
支持されたレバー状部75を両側に有しており、双方の
レバー状部75の間を双方が同様に回動するように板状
体76で連結してあり、双方のレバー状部75の先端部
に、図11(c)、(d)に見られるように、上側乾燥
ローラ62の回転軸受67外周を後方から押圧する傾斜
部77を有している。この傾斜部77は固定具70で係
止される位置まで回動する際に上側乾燥ローラ62の回
転軸受67を下側乾燥ローラ61側へ押圧していく案内
付勢部として設けてある。
【0030】固定具70は、図11に見られるように、
本体フレーム1後端部上方位置に一端を回動可能に軸支
持された板状のカバー部材78の他端縁に鉤状部79を
屈曲形成されたもので、その鉤状部79がローラ固定部
材69の設けられている板状体76を係止するように設
けてある。その係止状態は、ローラ固定部材69が回動
して、上側乾燥ローラ62が所定量下側乾燥ローラ61
に押圧付勢された状態となる位置(図11(d)参照)
である。
【0031】乾燥ローラ61、62を本体フレーム1に
取り付けるには、図11に示すように、乾燥ローラ6
1、62の回転軸65の両端に夫々回転軸受67を装着
し、下側の乾燥ローラ61の回転軸受67をローラ支持
ガイド68の斜面71、72間に挿入して下側の乾燥ロ
ーラ61を本体フレーム1に支持させる(同図(a)参
照)。そして、上側の乾燥ローラ62を下側の乾燥ロー
ラ61に接触するようにローラ固定部材69上に載せ
(図11(b)参照)、ゆっくりとローラ固定部材69
をローラ支持ガイド68側へ回動させる。すると、ロー
ラ固定部材69上の上側乾燥ローラ62の回転軸受67
が、ローラ支持ガイド68の案内斜面73とローラ固定
部材69の傾斜部77に挟まれて保持される(図11
(c)参照)。更にローラ固定部材69を回動し、ロー
ラ支持ガイド68側へ押し付けると、上側の乾燥ローラ
62の回転軸受67は、ローラ支持ガイド68の案内斜
面73とローラ固定部材69の傾斜部77とをすべるよ
うに移動し、途中で案内斜面73から傾斜面71の上方
部に当接位置が変わり、下側の乾燥ローラ61方向へゆ
っくりと付勢されていく。そして、ローラ支持ガイド6
8とローラ固定部材69に挟まれて、上側乾燥ローラ6
2の回転軸受67が所定の支持位置に支持された後、固
定具70によってローラ固定部材69を固定すると、乾
燥ローラ61、62は本体フレーム1に取り付けられ
る。なお、固定具70は、乾燥ローラ61、62の弾性
によるローラ固定部材69を開く方向の反力で固定位置
に保持される。このように支持された上下の乾燥ローラ
61、62の出口側、つまり繰り出し側には本体フレー
ム1の遊技媒体排出口17が位置している。なお、前記
案内付勢部としての斜面73、77は、ローラ支持ガイ
ド68とローラ固定部材69との双方に設けたが、いず
れか一方に設けても角度や位置を適切に決めれば略同じ
案内付勢作用をさせることができる。
【0032】乾燥ローラ61、62の表面の吸水性の材
料によって乾燥されたメダルは、乾燥ローラ後方の遊技
媒体排出口17へ搬送され、そこからホッパー16へと
排出されてメダルの洗浄が終了する。乾燥ローラ61、
62に吸収された洗浄液は、乾燥ローラの付勢によって
その入口側へ絞り出され、乾燥ローラ61、62下方の
本体フレーム1の樋部10へ排出される。
【0033】タンク6は、本体フレーム1下部に設けら
れ、洗浄液を貯留する箱型形状とされている。タンク6
には、図12に示すように、タンク6内容積の8分目程
まで給水部材であるスポンジ80が充填されている。こ
のスポンジ80は、タンク内形状に合わせた形状のもの
とされており、上下二つの部分81、82に分かれてお
り、上部のスポンジ81は目が細かく、洗浄装置から回
収されてきた洗浄液から不純物を取り除くフィルタの役
目をしている。また下部のスポンジ82は、目が粗く、
スポンジの飽和給水量近くまで洗浄液を吸収して保持し
ている。これによってタンク6が振動した場合でも、洗
浄液はスポンジに吸収されているためこぼれ難く、洗浄
手段4から洗浄液がタンク6上部へ回収されてきても上
部のスポンジ81によって吸収され、洗浄液が撥ね返り
にくくなっている。また、装置本体からビスやメダル等
の異物がタンクに落下してきても、スポンジの上面で洗
浄液と分離されて残るので、容易に取り除くことができ
るようになっている。
【0034】洗浄液塗布部47へ洗浄液を供給するホー
ス83の吸い込み側端は下部のスポンジ82に差し込ま
れ、タンクの下部付近に達しておりおり、下部のスポン
ジ82に吸収されている洗浄液を洗浄液供給手段である
ポンプ84によって吸出し、ホース85を介して洗浄液
塗布部47へ供給する。ポンプ84は本体フレーム1内
のタンク6近くの適所に設けられている。また、コンベ
ア18や乾燥ローラ61、62から排出された洗浄液は
洗浄液回収手段である本体フレーム1の樋部10を伝っ
て、本体フレーム1の樋部10の開口13から、タンク
6上部へ回収される。回収された洗浄液は、上部のスポ
ンジ81により不純物を取り除かれ、下部のスポンジ8
2へと送られる。
【0035】スポンジ80を供給側と回収側の2つに分
割しなくても洗浄液のこぼれ抑制の効果は得られるが、
スポンジ80を供給側と回収側の2つに分割することで
洗浄液中の不純物によってスポンジが汚れた場合であっ
ても上部のスポンジ81を交換あるいは洗浄するだけで
よく、メンテナンスが容易になるため、本実施の形態で
は、スポンジ80を二つにして使用している。また、ス
ポンジ81、82が一体の場合は、一体のスポンジに飽
和吸水量近くまで洗浄液を吸収させていると、回収され
てきた洗浄液を充分に吸収できなくなってしまう恐れが
あるので、ある程度の余裕を持たせた状態(スポンジの
上部付近が洗浄液を吸収していない状態)にしておくと
よい。また、上部のスポンジ81の形状を、中央部を低
く、端部を高く形成すれば、回収された洗浄液が、確実
に上部のスポンジ81に吸収され、洗浄液に含まれる不
純物をより確実に取り除くことができる。
【0036】また別に、図13に示すように、スポンジ
80を左右2つの部分86、87にし、一方のスポンジ
87から洗浄液を供給し、もう一方のスポンジ86へ洗
浄液を回収するようにしてもよい。この場合は、回収さ
れた洗浄液をスポンジ86内に差し込んだパイプ88で
タンク6に戻す構成とし、そのスポンジ86で異物を捕
獲するようにする。
【0037】その他の実施の形態として次のような構成
も考えられる。その概略は、前記実施の形態と同様に、
遊技島や遊技機、遊技媒体貸出機等から回収されてきた
遊技媒体であるメダルを搬送手段で搬送し、搬送中に、
洗浄液を使用する洗浄手段で洗浄し、乾燥手段でメダル
の洗浄液を除去して乾燥させる構成の遊技媒体洗浄装置
である。以下の説明において前記実施の形態と同等部分
は同一図面符号で示してある。
【0038】この遊技媒体洗浄装置は、図14〜図24
に示すように、本体フレーム1、搬送手段2(コンベア
18)、分離分別手段3、洗浄手段4(洗浄液塗布部4
7、研磨部48)、乾燥手段5、洗浄手段4に付随した
タンク6等で構成されており、以下これらについて説明
する。
【0039】本体フレーム1は、図14、図15に示す
ように、傾斜した樋部10が、脚部11、12で支持さ
れた構成である。樋部10は、傾斜した下方の端部に下
方に開口した開口13を有している。また、本体フレー
ム1には、樋部10の下流側上方位置に遊技機等から回
収されてきた遊技媒体であるメダル14を装置内に投入
する遊技媒体投入口15が設けられている。その投入
は、例えばリフトによって行われる。そして、樋部10
の傾斜した上方の端部には洗浄されたメダル14をホッ
パー16に排出する遊技媒体排出口17が設けられてい
る。
【0040】搬送手段2は、遊技媒体洗浄装置内でメダ
ル14を載置して搬送するもので、大部分がコンベア1
8で構成され、遊技媒体排出口17直前の部分が乾燥手
段5の乾燥ローラで構成されている。図14に示すよう
に、コンベア18は、樋部10の底から上方へ離れた位
置に、樋部10にほぼ平行に傾斜し、下方の端部を始端
側として本体フレーム1に着脱自在に設けられ、その始
端部が前記投入口15の下側に位置し、終端部が前記排
出口17に近いところに位置している。コンベア18の
両側面には、コンベア18からメダルがこぼれるのを防
止するためのコンベアガイド19が取り付けられてい
る。コンベア18の始端部を傾斜させているのは、コン
ベア18上のメダル14が積み重なっていても、積み重
なったメダルが滑り落ちることでメダルを1枚ずつに分
離しやすくするためである。
【0041】また、コンベア18の終端部上部には、コ
ンベア18終端部付近を軸として回動し、後述の研磨部
材51をコンベア18と共に挟み込んで固定すると共
に、コンベア18が上方向へ動かないように規制する上
部フレーム89が設けられている。上部フレーム89に
は、後述するメダルに洗浄液を塗布する洗浄液塗布部4
7と、メダルのつまりを検知する詰まり検知センサー6
0、研磨部材51をコンベア18のベルト面方向へ付勢
する板ばね54と、上部フレーム89が研磨部材51を
挟み込んだ位置で固定する上部フレーム係合部89a
(図16a参照)が取り付けられている。
【0042】コンベア18は、図14〜図18に見られ
るように、駆動ローラ20や従動ローラ21が取り付け
られたコンベアフレーム22と、駆動ローラ20および
従動ローラ21に張設された無端ベルト23から成って
いる。コンベアフレーム22は、上部コンベアフレーム
24と下部コンベアフレーム25との2つの部分が端部
の連結部26で連結され、コンベアフレーム22が本体
フレーム1から分離しているときには、連結部26を軸
として自由に折り曲げることができるようになってい
る。この傾斜して設けられるコンベアフレーム22の上
側端に駆動ローラ20が設けられ、本体フレーム1に設
けてあるモータ27で歯車28、29、30、31を介
して駆動される。コンベアフレーム22の下側端には、
図17に示すように、従動ローラ21が、張設される無
端ベルトの張力を設定するテンションばね32と共に設
けられている。テンションばね32は下部コンベアフレ
ーム25に設けたばね受33と従動ローラ21の軸受け
部に設けたばね受け34との間に配置してある。
【0043】上部コンベアフレーム24には、図16
(a)及び図18に示すように、本体フレーム1にコン
ベアフレーム22を装着するための鉤形のフレーム係合
部35と、研磨部材41を取り付ける研磨部材係合ピン
90が設けられており、本体フレーム1には、図16及
び図18に示すように、コンベアフレーム22のフレー
ム係合部35を挿入するためのフレーム係合穴36との
間にはまり込み、コンベアフレーム22を本体フレーム
1に固定するフレーム固定具37が設けられ、フレーム
固定具37には、上部フレーム89に設けられている上
部フレーム係合部89aの上方に位置して上部フレーム
89が研磨部材51を挟み込んだ位置から回動しないよ
うに固定する固定位置(図18(c)の状態)とフレーム係
合部35とフレーム係合穴36の間から退避してコンベ
アフレーム22と本体フレーム1とを分離すると共に、
上部フレーム係合部89aの上部から退避して、上部フ
レーム89を回動可能にする解除位置(図18(a)、
(b)の状態)との2位置へ移動可能になっている。
【0044】これにより、コンベア18を本体フレーム
1に取り付ける場合には、図16(a)、(b)、(c),
(d)に示すように、まずフレーム固定具37を解除位置
へ移動させておくと共に、上部フレーム89をコンベア
フレーム22の取り付け位置から回動させて退避させて
おく。そして、上部コンベアフレーム24に設けられて
いる研磨部材係合ピン90に後述する研磨部材51を取
り付けたコンベア18の中央部付近を矢印38の方向に
押さえ(図16(b)参照)、コンベアフレーム22を真
っ直ぐにしながら、上部コンベアフレーム24のフレー
ム係合部35を本体フレーム1のフレーム係合穴36に
合わせてはめ込み(図16(c)参照)、上部フレーム
89を研磨部材51がコンベアフレーム22との間に挟
み込まれる位置まで回動させる。そして、フレーム固定
具37を、図16(c)に示す矢印39の方向に移動させ
ると、フレーム固定具37が固定位置でフレーム係合部
35とフレーム係合穴36の間にはまり込むと共に、上
部フレーム固定部37aが上部フレーム係合部89aの
上方に位置し、コンベア18を本体フレームに固定する
と共に、無端ベルト23が張られる反力でフレーム係合
部35が脱出しようとする作用力に抗してフレーム固定
具37がフレーム係合部35を係止し、上部フレーム8
9が上方へ回動しないように固定すると共に、上部フレ
ーム89に設けられている板ばね54の反力で、上部フ
レーム89が上方へ回動しようとする作用力に抗してフ
レーム固定具37の上部フレーム固定部37aが上部フ
レーム係合部89aを係止する(図16(d)の状
態)。コンベア18を取り外す場合には、フレーム固定
具37を解除位置へ移動させてフレーム係合部35とフ
レーム係合穴36の間からフレーム固定具37を退避さ
せると共に、上部フレーム係合部89aの上方から上部
フレーム固定部37aを退避させる。そして、上部フレ
ームを回動させて、コンベアフレーム22の取り付け位
置から退避させると、コンベアフレーム22に調節され
ている無端ベルト23の伸縮作用によってコンベアフレ
ーム22が折れ曲がり、フレーム係合部35がフレーム
係合穴36から離脱してコンベア18が取り外される。
【0045】本体フレーム1からコンベアを取り外した
時には、無端ベルト23の張力でコンベアフレーム22
が連結部分で折り曲げられ、コンベア18に張設されて
いる無端ベルト23の張力が緩み、更にコンベアフレー
ム22を折り曲げることによって、無端ベルト23がコ
ンベアフレーム22から垂れ下がった状態となり、コン
ベアフレーム22から無端ベルト23を容易に取外すこ
とができるようになる(図17参照)。
【0046】このようにコンベア18装着時には、コン
ベア18中央部を押さえてフレーム係合部35をフレー
ム係合穴36に挿入するだけで、簡単にコンベア18が
本体フレーム1に装着固定され、コンベア18を取り外
すときにはフレーム固定具37を解除位置に移動させる
だけで簡単にコンベア18が本体フレーム1から取り外
される。そして、取り外されたコンベアフレーム22を
さらに折り曲げることにより、コンベアフレーム22に
張設されている無端ベルト23も容易に取外すことがで
きる。
【0047】コンベア18に使用されている無端ベルト
23は、多数の突起を備えたゴムベルト(材質はPVC)
であり、この突起はメダルを滑り難くすると共に、メダ
ルを研磨する場合にブラシのようにメダルの表面を研磨
できるようになっている。
【0048】また、コンベア18の始端部付近にはこぼ
れ防止ガイド42が設けられており、遊技媒体投入口1
5から投入されたメダルがコンベア18の始端部側から
こぼれるのを防ぎ、図14、図15に示すように、コン
ベア18のベルト面に近接する位置でコンベア18の幅
に合わせて横設されている。こぼれ防止ガイド42とコ
ンベア18のベルト面との接近部分では、こぼれ防止ガ
イド42にメダルが通過しない程度の切欠43がいくつ
か設けられ、コンベア18上の異物や洗浄液が切欠43
ら排出されるようになっている。そして、こぼれ防止ガ
イド42からコンベア18進行方向に少し離れた後方に
は、メダルリミットセンサー44が設けられており、遊
技島等から回収されてきたメダルの供給量が遊技媒体洗
浄装置の処理能力より多く、リミットセンサー44の位
置までコンベア18上にメダルが蓄積されると、それを
検知して遊技媒体洗浄装置へのメダルの供給を停止させ
るようになっている。
【0049】分離分別手段3は、コンベア18の中央付
近の上部に設けられており、図14、図15に示すよう
に、コンベア上に積み重なって載置されたメダルを1枚
ずつに分離する分離手段45と、コンベア上の鉄製の異
物(ビスや鉄板)を取り除く分別手段46を備えた構成で
ある。分離手段45は、コンベア18のベルト面と同じ
材質のゴムベルトで構成され、コンベア18の幅と略同
じ長さで分離手段の先端が、コンベア18のベルト面に
対し、ほぼメダル1枚分の厚さの距離を置いた位置で、
コンベア18を横断する方向に垂下するように設けられ
ている。分離手段45をゴムベルトとすることで、メダ
ルが分離手段とコンベアの間に咬み込んだ場合でも分離
手段が弾性変形してコンベアのベルト面を傷つけること
を防ぐことができる。分別手段46はコンベア18の幅
とほぼ同じ長さの磁石がコンベア18を横断する方向で
設けられている。分離手段45と分別手段46とは一体
的に形成されて、コンベアフレーム22に取り付けられ
ている。
【0050】これにより、コンベア18始端部に供給さ
れたメダルが積み重なって搬送されてきても、分離部材
によって1枚ずつに分離されて搬送され、メダル以外の
鉄製の異物(ビスや鉄板等)がコンベア18上に存在し
ていても分別手段46である磁石によって取り除かれ、
装置の故障を防ぐことができるようになっている。
【0051】洗浄手段4は、分離分別手段3の後方に設
けられており、洗浄液塗布部47及び研磨部48で構成
され、洗浄液塗布部47は、上部フレーム89に設けら
れ、研磨部48は、研磨部材係合ピン90によってコン
ベアフレーム22に取り付けられている。洗浄液塗布部
47は、後述するタンク6から供給される洗浄液を絶え
ずコンベア18のベルト面に供給するようになってお
り、図14、図15に示すように、コンベア18の全幅
に跨った箱状部49を介して洗浄液が供給される。箱状
部49はコンベア18の始端部側の下側端縁に洗浄液を
流出する複数の穴が横一列に設けられており、流出した
洗浄液は、研磨部材51の上面を伝って、分離分別手段
3の出口付近に達するようになっている。
【0052】研磨部材51は、図14、図19、図20
に示すように、洗浄液塗布部47の上部フレーム89と
コンベア18の間に挟まれた位置に配置され、両端の研
磨部材ガイド部51bと、コンベア18のベルト面と略
同幅で同じ材質の研磨材が取り付けられて研磨面50が
形成されている中央部とで構成されている。研磨面50
は、ベルト面と対向し、ベルト面との間にメダルを挟み
こんで洗浄液が塗布されたメダルの表面を研磨するよう
になっている。研磨面50は、研磨部材ガイド部51b
によってコンベア18のベルト面に対して略メダル1枚
分の距離を置く位置に保持されるようになっており、研
磨部材51の両端に設けられた、研磨部材係合穴51a
によってコンベアフレーム22に設けられている研磨部
材係合ピン90に取り付けられるようになっている。ま
た、上部フレーム89下面に取り付けられている板ばね
54によって研磨部材51をコンベアフレーム22に押
圧するようになっている。このようにコンベアフレーム
22に直接研磨部材51を取り付けることにより、前述
した実施の形態のように、研磨部材51を研磨部材支持
部52によって支持するものに比べ、研磨面50とベル
ト面の距離の誤差を少なくすることができる。
【0053】これにより、コンベア18により搬送され
てきたメダル14は、研磨部材51の研磨面50とコン
ベア18のベルト面とに挟み込まれるが、コンベア18
は駆動し続けているため、コンベア18のベルト面と研
磨部材51の研磨面50の摩擦によって研磨されながら
搬送される。なお、研磨部材51の研磨面50の材質が
コンベア18のベルト面と同じ材質であるとメダルの両
面にかかる摩擦力が双方でほぼ同じとなるため、メダル
の両面をほぼ均等に研磨することができる。この時のメ
ダルの搬送速度は、コンベア18の搬送速度の約1/2
程になる。また、コンベア18のベルト面および研磨部
材51の研磨面50に設けられている複数の突起は、各
面の摩擦によってメダルの表面をブラシのように研磨す
る。
【0054】研磨部材51のコンベア18終端部側に
は、図14、図19、図20に示すように、乾燥手段5
の近くまで板状の搬送ガイド機能を備えた搬送検知ガイ
ド58が設けられており、コンベア18終端部から乾燥
手段5へメダルを導く搬送路59を形成していると共
に、搬送路59のメダルの詰まりを検知するようになっ
ている。すなわち、搬送検知ガイド58の上部には、搬
送検知ガイド58との距離によって搬送路59内のメダ
ルの詰まりを検知する詰まり検知センサー60が設けら
れている。搬送検知ガイド58は、前記板ばね54で押
圧されているから、これに抗して上方変位可能であり、
その変位を検知センサー60が検知するようになってい
る。つまり、搬送検知ガイド58が詰まり検知センサー
60の検知片を兼ねており、搬送路59内でメダルが詰
まった場合には、メダルによって搬送検知ガイド58が
押し上げられ、搬送検知ガイド58と詰まり検知センサ
ー60の距離が小さくなることにより、詰まり検知セン
サー60が搬送路59内でメダルが詰まっていることを
検知するようになっている。
【0055】これにより、例えば搬送路59の幅方向端
部でメダルが詰まった場合でも、メダルによって搬送検
知ガイド58全体が押し上げられ、変位するので、搬送
検知ガイド58と詰まり検知センサー60の間隔が狭ま
り、詰まり検知センサー60が搬送路59内のメダルの
詰まりを検知して駆動源であるモータ27が停止する。
これにより、メダルが詰まったままで後述する乾燥ロー
ラ61、62が回転することを防ぎ、乾燥ローラ61、
62の故障を防止できる。なお、メダルの詰まりを検知
した場合には、前述のモータ27を停止させる以外に、
モータ27を逆回転させて詰まりを解消させてもよい。
【0056】乾燥手段5は、コンベア18終端部の後方
に設けられており、図14、図21に見られるように、
上下に一対の乾燥ローラ61、62からなる。下側の乾
燥ローラ61は、モータ27に連結される駆動ローラの
役目をし、上側の乾燥ローラ62は、下側の乾燥ローラ
61の回転に合わせて回転する従動ローラの役目をする
ようになっている。乾燥ローラ61の駆動には、コンベ
ア18の駆動用モータ27を共用してある。すなわち、
歯車30に噛み合う歯車63を乾燥ローラ61の回転軸
に固定してある。
【0057】乾燥ローラ61、62は、何れも同じ筒状
の中央芯部64に吸水性の材料が巻き付けられた構成に
なっており、図14、図15、図21に見られるよう
に、回転軸65が乾燥ローラ61、62両側から夫々中
央芯部64に差し込まれ、乾燥ローラが空回りしないよ
うピン66によって乾燥ローラの中央芯部64と回転軸
65が固定され、回転軸65の両端には回転軸受67
(外輪付きの軸受)が取り付けられている。そして、こ
の乾燥ロ−ラ61、62は、搬送路59によってコンベ
ア18から導かれたメダルを挟持して回転するように押
圧付勢された状態で、図21(d)に示すように、ロー
ラ支持ガイド68と、ローラ固定部材69と、固定具7
0と、により回転軸受67a、67bの外周部分を固定
状態に支持されている。
【0058】ローラ支持ガイド68は、本体フレーム1
の後端に折り曲げ部で形成された斜面71、72が後方
に開いた位置関係で、下側乾燥ローラ61の回転軸受6
7b外周に当接するように設けてある。斜面71は上方
伸延部が固定された状態の上側乾燥ローラ62の回転軸
受67aにも当接するようになっている。そして更にそ
の上方の伸延している部分にローラ固定状態では回転軸
受67aと当接しない案内面73を設けてある。案内面
73は案内付勢部として設けたものである。ローラ固定
ガイド69は、上側乾燥ローラ62の両端の回転軸受6
7a外周に対応して本体フレーム1に軸74により回動
可能に支持されたレバー状部75の先端部に、図21
(c)、(d)にみられるように、上側乾燥ローラ62の回
転軸受67aの後方から押圧する傾斜部77aと、下側
乾燥ローラ61の回転軸受67bを後方から固定する傾
斜部77bを有している。上部乾燥ローラ62の回転軸
受67を後方から押圧する傾斜部77aは、固定具70
で係止される位置まで回動する際に上側乾燥ローラ62
の回転軸受67aを下側乾燥ローラ61側へ押圧してい
く案内付勢部として設けてある。下側乾燥ローラ61を
固定する傾斜部77bを設けることにより、下側乾燥ロ
ーラ61が回転する際に、乾燥ローラ61、62同士の
弾性によって位置がずれるのを防ぐことができ、乾燥ロ
ーラ61、62を安定して回転させて遊技媒体から洗浄
液を除去することができる。
【0059】乾燥ローラ61、62を本体フレーム1に
取り付けるには、図21に示すように、乾燥ローラ6
1、62の回転軸65の両側に夫々回転軸受67a、6
7bを装着し、下側の乾燥ローラ61の回転軸受67b
をローラ支持ガイド68の斜面71、72間に挿入して
下側の乾燥ローラ61を本体フレーム1に支持させる
(図21(a)参照)。そして上側の乾燥ローラ62を下側
の乾燥ローラ61に接触するようにローラ固定部材69
上に載せ(図21(b)参照)、ゆっくりとローラ固定部
材69をローラ支持ガイド68側へ回動させる。する
と、ローラ固定部材69上の上側乾燥ローラ62の回転
軸受67aが、ローラ支持ガイド68の案内斜面73と
ローラ固定部材69の上方側の傾斜部77aに挟まれて
保持される(図21(c)参照)。更にローラ固定部69を
回動し、ローラ支持ガイド68側へ押し付けると、ロー
ラ固定部材69の下方側の傾斜部77bが、ローラ支持
ガイド68の傾斜面71、72と共に下側乾燥ローラ6
1の回転軸受67bを挟み込んで固定し、上側乾燥ロー
ラ62の回転軸受67aは、ローラ支持ガイド68の案
内斜面73とローラ固定部材69の上方側の傾斜部77
aとをすべるように移動し、途中で案内斜面73から斜
面71の上方部に当接位置が変わり、下側乾燥ローラ6
1方向へゆっくりと付勢されていく。そして、ローラ支
持ガイド68とローラ固定部材69に挟まれて、上側乾
燥ローラ62の回転軸受67aが所定の指示位置に支持
された後、固定具70によってローラ固定部材69を固
定すると、乾燥ローラ61、62は本体フレーム1に取
り付けられる。このように支持された上下の乾燥ローラ
61、62の出口側、つまり繰り出し側には本体フレー
ム1の遊技媒体排出口が位置している。なお、前記案内
付勢部として斜面73、77aは、ローラ支持ガイド6
8とローラ固定部材69との双方に設けたが、いずれか
一方に設けても角度や位置を適切に決めれば略同じ案内
付勢作用をさせることができる。
【0060】乾燥ローラ61、62の表面の吸水性の材
料によって乾燥されたメダルは、乾燥ローラ後方の遊技
媒体排出口17へ搬送され、そこからホッパー16へと
排出されてメダルの洗浄が終了する。乾燥ローラ61、
62に吸収された洗浄液は、乾燥ローラの付勢によって
その入口側へ絞り出され、乾燥ローラ61、62下方の
本体フレーム1の樋部10へ排出される。
【0061】タンク6は、本体フレーム1下部に設けら
れ、洗浄液を貯留する箱型形状とされている。タンク6
には、図22に示すように、タンク6内容積の8分目程
まで給水部材であるスポンジ80が充填されている。こ
のスポンジ80は、タンク内形状に合わせた形状のもの
とされており、上下二つの部分81、82に分かれてお
り、上部のスポンジ81は目が細かく、洗浄装置から回
収されてきた洗浄液から不純物を取り除くフィルタの役
目をしている。また下部のスポンジ82は、目が粗く、
スポンジの飽和給水量近くまで洗浄液を吸収して保持し
ている。これによってタンク6が振動した場合でも、洗
浄液はスポンジに吸収されているためこぼれ難く、洗浄
手段4から洗浄液がタンク6上部へ回収されてきても上
部のスポンジ81によって吸収され、洗浄液が撥ね返り
にくくなっている。また、装置本体からビスやメダル等
の異物がタンクに落下してきても、スポンジの上面で洗
浄液と分離されて残るので、容易に取り除くことができ
るようになっている。
【0062】タンク6内に充填されているスポンジ80
のホース83の挿入位置には、ホース83を挿入するた
めの切欠80aが設けられており(図23参照)、ホー
ス83にスポンジ80が接しないようになっている。こ
れにより、洗浄液の交換あるいは、スポンジ80の交換
のため、タンク6を取り外す場合にも容易にホース83
の抜き差しが可能となる。そしてホース83を隔離する
ようにスポンジ80の切欠80a面には、上部のスポン
ジ81からの洗浄液の流入を防ぐため、スポンジ80の
切欠80a面と同形状で、タンク6内に充填されている
スポンジ80の高さよりやや高い洗浄液ガイド部材91
(図24参照)が設けられている。洗浄液ガイド部材9
1には、下部のスポンジ82の高さ付近まで洗浄液を透
過させる透過穴91aが複数設けられており、これによ
って、例えば、回収されてきた洗浄液が上側のスポンジ
にうまく吸収されなかったとしてもホース83の挿入位
置に回収されたばかりの洗浄液が流入することがなく、
下部のスポンジ82のみから洗浄液がホース83へと供
給されるようになっている。また、ホース83を直接ス
ポンジ80に挿入する場合に比べて、洗浄液を吸入する
際に空気を一緒に吸入してしまうことも防ぐことができ
る。
【0063】洗浄液塗布部47へ洗浄液を供給するホー
ス83の吸い込み側端は、図22に示すように、洗浄液
ガイド部材91とタンクの角部で囲まれる部分に差し込
まれ、タンクの下部付近に達しており、実質的に下部の
スポンジ82に差し込まれ、下部のスポンジ82に吸収
されている洗浄液を洗浄液供給手段であるポンプ84に
よって吸出し、ホース85を介して洗浄液塗布部47へ
供給する。ポンプ84は本体フレーム1内のタンク6近
くの適所に設けられている。また、コンベア18や乾燥
ローラ61、62から排出された洗浄液は洗浄液回収手
段である本体フレーム1の樋部10を伝って、本体フレ
ーム1の樋部10の開口13から、タンク6上部へ回収
される。回収された洗浄液は、上部のスポンジ81によ
り不純物を取り除かれ、下部のスポンジ82へと送られ
る。
【0064】前記実施の形態において、洗浄液を使用す
る洗浄装置を示したが、場合によっては洗浄液を使用し
ない構成の洗浄装置とすることもある。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、搬送路におけ
る遊技媒体の詰まりを、搬送ガイドの幅方向のどの位置
でも確実に検知できる効果を奏する。請求項2に記載の
発明は、簡単な構造で遊技媒体の詰まりを検知できる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略縦断側面図で
ある。
【図2】図1の矢印A方向に見た概略平面図である。
【図3】同実施の形態におけるコンベアの取り付け過程
を順次示し、(a)、(b)は夫々異なる段階の概略側
面図である。
【図4】同実施の形態におけるコンベアの取り付け過程
を図3に続いて順次示し、(a)、(b)は夫々異なる
段階の概略側面図である。
【図5】同実施の形態におけるコンベアの折り曲げられ
る状態を示す概略側面図である。
【図6】同実施の形態におけるコンベアフレームを取り
付け部分に取り付ける過程を示し、(a)〜(c)は夫
々異なる段階の部分拡大斜視図である。
【図7】本発明におけるコンベアフレームを取り付ける
構成の、他の実施の形態を示す部分拡大斜視図である。
【図8】前記実施の形態における研磨部材を示し(a)
は概略平面図、(b)はその側面図である。
【図9】同実施の形態における取り付けられた研磨部材
を取り外す過程を示し、(a)は取り付けた状態の部分
斜視図、(b)取り外し始めの状態を示す部分図斜視図
である。
【図10】同実施の形態における洗浄手段の出口付近に
メダルが詰まった状態を示す概略の部分拡大側面図であ
る。
【図11】同実施の形態における乾燥ローラを取り付け
る過程を示し、(a)、(b)、(c)は順次異なる段
階の主要部側面図、(d)は取り付けられた状態を示す
主要部側面図である。
【図12】同実施の形態におけるタンクを示す概略縦断
側面図である。
【図13】本発明におけるタンク部分の、他の実施の形
態を示す概略縦断側面図である。
【図14】本発明の、その他の実施の形態を示す概略縦
断側面図である。
【図15】図14の矢印B方向に見た概略平面図であ
る。
【図16】同その他の実施の形態におけるコンベアの取
り付け過程を順次示し、(a)〜(d)は夫々異なる段
階の概略側面図である。
【図17】同その他の実施の形態におけるコンベアの折
り曲げられる状態を示す概略側面図である。
【図18】同その他の実施の形態におけるコンベアフレ
ームを取り付け部分に取り付ける過程を示し、(a)〜
(c)は夫々異なる段階の部分拡大斜視図である。
【図19】同その他の実施の形態における研磨部材を示
し、(a)は概略平面図、(b)はその側面図である。
【図20】同その他の実施の形態における研磨部材の取
り付け過程を示し、(a)は取り付け前の状態を示す部
分図斜視図、(b)は取り付けた状態の部分斜視図であ
る。
【図21】同その他の実施の形態における乾燥ローラを
取り付ける過程を示し、(a)、(b)、(c)は順次
異なる段階の主要部側面図、(d)は取り付けられた状
態を示す主要部側面図である。
【図22】同その他の実施の形態におけるタンクとその
内部を示す概略斜視図である。
【図23】同その他の実施の形態におけるタンクに使用
するスポンジを示す概略斜視図である。
【図24】同その他の実施の形態におけるタンクに使用
する洗浄液ガイド部材を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 搬送手段 3 分離分別手段 4 洗浄手段 5 乾燥手段 6 タンク 10 樋部 11、12 脚部 13 開口 14 メダル 15 投入口 16 ホッパー 17 排出口 18 コンベア 19 コンベアガイド 20 駆動ローラ 21 従動ローラ 22 コンベアフレーム 23 無端ベルト 24 上部コンベアフレーム 25 下部コンベアフレーム 26 連結部 27 モータ 28、29、30、31 歯車 32 テンションばね 33、34 ばね受 35 フレーム係合部 36 フレーム係合穴 37 フレーム固定具 37a 上部フレーム固定部 38、39 矢印 40 ばね 41 傾斜部 42 こぼれ防止ガイド 43 切欠 44 リミットセンサー 45 分離手段 46 分別手段 47 洗浄液塗布部 48 研磨部 49 箱上部 50 研磨面 51 研磨部材 51a 研磨部材係合穴 51b 研磨部材ガイド部 52 研磨部材支持部 53 支持面 54 板ばね 55 折り曲げ縁 56、57 矢印 58 搬送検知ガイド 59 搬送路 60 詰まり検知センサー 61、62 乾燥ローラ 64 中央芯部 65 回転軸 66 ピン 67 回転軸受 67a 上側乾燥ローラ回転軸受 67b 下側乾燥ローラ回転軸受 68 ローラ支持ガイド 69 ローラ固定部材 70 固定具 71、72 傾斜面 73 案内斜面 74 軸 75 レバー状部 76 板状体 77 傾斜部 77a 上側乾燥ローラ用傾斜部 77b 下側乾燥ローラ用傾斜部 78 カバー部材 79 鉤状部 80 スポンジ 80a 切欠 81 上部のスポンジ 81a 切欠 82 下部のスポンジ 82a 切欠 83 ホース 84 ポンプ 85 ホース 86 左のスポンジ 87 右のスポンジ 88 パイプ 89 上部フレーム 89a 上部フレーム係合部 90 研磨部材係合ピン 91 洗浄液ガイド部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体が投入される投入口と、遊技媒
    体が排出される排出口と、遊技媒体を洗浄する洗浄手段
    と、前記投入口から前記洗浄手段を経由して前記排出口
    へ遊技媒体を搬送する搬送路と、を備えた遊技媒体洗浄
    装置において、前記搬送路が、少なくとも搬送路の全幅
    に跨る板状の搬送ガイドを備え、その搬送ガイドが、遊
    技媒体に押圧されて搬送路を押し広げる方向に変位可能
    に設けられその変位に基づいて前記搬送路内の遊技媒体
    の詰まりを検知する遊技媒体洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送路がベルトコンベアを有し、前
    記洗浄手段が前記ベルトコンベアのコンベア面に対向し
    て設けられた研磨部材を備え、前記搬送ガイドが前記洗
    浄手段の研磨部材と一体に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の遊技媒体洗浄装置。
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