JP2000348231A - コイン選別装置 - Google Patents

コイン選別装置

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JP2000348231A
JP2000348231A JP11162285A JP16228599A JP2000348231A JP 2000348231 A JP2000348231 A JP 2000348231A JP 11162285 A JP11162285 A JP 11162285A JP 16228599 A JP16228599 A JP 16228599A JP 2000348231 A JP2000348231 A JP 2000348231A
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哲 金子
Takashi Yoshioka
孝 吉岡
Masaaki Ei
正昭 詠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手を良好にするとともに、部品点数を
削減し、かつ調整の作業時間を短縮する。 【解決手段】 コイン落下通路8内に臨むローラ27の
軸27aは、U字溝30aに左右方向に移動自在に支持
されている。押え板28の下端部には軸27aの抜けを
規制する傾斜した規制部32が形成され、押え板28は
長孔31によって上下に移動自在に取り付けられる。ロ
ーラ27に対向してコイン詰まりを検出する検出レバー
35が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
弾球遊技機等の遊技機あるいは自動販売機のようにコイ
ン(硬貨に限らず、メダル、トークン等の遊技媒体を含
む)を使用する機器に用いられるコイン選別装置に関
し、特にコインの厚みを選別する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の厚み選別装置としては、コイン
が投入される投入口を有する投入口部材にゲージを設
け、厚みの異なったゲージによって投入口の間隔が調整
され、規定の厚み以上のコインが投入できないようにな
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た厚み選別装置では、投入口において規定の厚み以上の
コインが投入できないようになっているので、投入口の
間隔が正規のコインの厚みよりわずかに大きく形成され
ているだけである。このため、規定の厚みの正規のコイ
ンの投入がしずらく、特に連続的にコインを投入する必
要がある遊技機等においては、使い勝手が悪いという問
題があった。また、調整するのに厚みの異なる何種類も
のゲージを用意し、これらの種類の異なるゲージを何度
も取り付け、取り外しして行わなければならないので、
部品としてのゲージの数が増加するだけではなく、調整
の作業時間が余計にかかるという問題もあった。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、第1の目的は使い勝手を良好にすること
にある。第2の目的は部品点数を削減することにある。
第3の目的は調整の作業時間を短縮することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、コインの厚み方向の移動を
規制しコイン通路を形成する互いに対向した一対の側板
と、これら一対の側板のうちの一方の側板の外面に設け
られコインの落下方向と直交する方向に互いに対向する
一対のU字状の軸支承部と、これら一対の軸支承部に回
転自在に支持される軸部を有し前記一方の側板の外側か
らコイン通路に臨むローラと、前記一方の側板の外面に
上下方向に移動調節自在に取り付けられ、前記ローラの
軸部の抜けを規制する規制面を傾斜させた押え板とを備
えたものである。したがって、コイン投入口は正規コイ
ンの厚みよりも大きく形成することができる。また、押
え板を上下に移動させるだけで厚みの選別調整が行われ
る。また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明
において、前記他方の側板の内面の前記ローラに対応し
た部位にコイン詰まり検出センサを設けたものである。
したがって、正規コインの厚みより大きいコインはロー
ラによって硬貨通路内の落下が阻止され、その状態が検
出センサによって検出される。また、請求項3に係る発
明は、請求項1に係る発明において、前記一対の側板の
いずれか一方を他方の側板に対して開閉自在としたもの
である。したがって、ローラによって硬貨通路内の落下
が阻止された正規コイン以上の厚みのコインは、一方の
側板を開くことにより硬貨通路内から排除される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係るコイン選別装置
の基板の正面図、図2は同じくフラッパの正面図、図3
は図2におけるIII-III 線断面図であって、(a)はコ
インの収納動作状態を示し、(b)はコインの返却動作
を示す。図4は図2におけるIV-IV 線断面図、図5は図
2におけるV-V 線断面図、図6は図2におけるVI-VI 線
断面図であって、(a)は正規コインの場合を示し、
(b)は小径コインを選別した状態を示す。図7は図2
におけるVII-VII 線断面図である。
【0007】図1において、全体を符号1で示すもの
は、平板によって略正方形に形成された基板であって、
左右の側端に一対の側板2,3が一体に形成され、右側
板3の下部側にはコイン収納口4が切欠き形成されてい
る。コイン収納口4の直前には、コインの収納を検出す
る収納センサ5が設けられている。この基板1の左端側
の上部には、上下に延在して対向する一対のガイド凸条
6a,6bが突設され、これらガイド凸条6a,6b、
基板1および後述するフラッパ18とによってコイン投
入口7とこのコイン投入口7の直下に位置付けられたコ
イン落下通路8とが形成されている。9はコイン落下通
路8に対応して基板1に穿設された窓である。
【0008】10は基板1に設けられた凹部であって、
正面視において略台形状に形成され、前記コイン落下通
路8の下端から前記コイン収納口4側に図中右下がりに
傾斜している。この凹部10の上端縁11は、小径コイ
ン選別用のゲージ部を形成しており、このゲージ部11
と後述するコインレール部材47のコインレール部50
の間隔が正規のコイン16Aの直径よりもわずかに小さ
く形成されている。12は凹部10の終端部に対応して
基板1に穿設された窓である。
【0009】前記一方のガイド凸条6bの側方には、窓
13が基板1に穿設され、この窓13には、図1の紙面
の奥方から手前側に進退自在な押出部材14が設けられ
ており、この押出部材14が手前側に押し出されること
により、後述するフラッパ18が基板1に対して開くよ
うに構成されており、ねじりコイルばね21のねじり力
によって常時基板1を閉じる方向に付勢されている。
【0010】フラッパ18によって基板1を閉じること
により、フラッパ18がコイン落下通路8および凹部1
0を覆われ、図示を省略した係合手段により、図3に示
すように、フラッパ18と基板1との間に正規コイン1
6Aの厚みよりもやや大きい間隔が形成される。この状
態において、フラッパ18の下端と基板1との間にはコ
イン落下口22が形成されている。
【0011】次に、図2および図4に基づいて、コイン
落下通路8に設けられた厚み選別手段25について説明
する。厚み選別手段25は、フラッパ18の窓26から
コイン落下通路8内に進退自在な一対のローラ27,2
7と、これらローラ27,27の進退位置を決める押え
板28とによって構成されている。一対のローラ27,
27は、対向するようにして、これらのローラ27,2
7の回転軸となる軸27aとともに一体に形成されてい
る。
【0012】30,30はフラッパ18の表面に対向し
て立設された一対の軸支承部であって、U字溝30a,
30aが形成され、これらU字溝30a,30aにロー
ラ27の軸27aの両端部が回転自在に支持されてい
る。軸27aの両端部はU字溝30a内を図4中左右方
向に摺動自在であって、一対のローラ27,27はフラ
ッパ18の窓26からコイン落下通路8内に進退自在と
なっている。押え板28は、上部側に長孔31が形成さ
れ、下部が側面視略への字状に折曲され傾斜した規制部
32が形成されている。
【0013】このような構成において、図4に示すよう
に、ねじ33を押え板28の長孔31から挿通させて、
フラッパ18に埋設されたナット34に螺合させ、押え
板28をフラッパ18に取り付けると、規制部32が一
対の軸支承部30,30間に位置付けられ、軸27aの
U字溝30aからの抜けが規制される。ねじ33の締結
を緩め、押え板28を長孔31の範囲内を上下に移動さ
せると、規制部32が傾斜しているので、軸27aが図
中左右方向に移動する。したがって、コイン投入口7か
ら投入された正規コイン16Aの厚みに合わせて、ロー
ラ27の窓26からコイン落下通路8内への進出量が調
整される。
【0014】このように、ねじ33を緩め、押え板28
を上下に移動させるだけで、正規コイン16Aの厚さ選
別の調整ができるので、調整が容易であるととともに、
調整のための部品点数も削減することができる。また、
厚さ選別をコイン落下通路8内に設けたことにより、コ
イン投入口7の間隔を正規コイン8の厚みよりも大きく
することができるので、コインの連続投入が容易にな
り、利用者の使い勝手が向上する。
【0015】35は検出レバーであって、上端部に作動
部35aが設けられ、下端部に検出部35bが設けら
れ、軸36を介して基板1に回動自在に支持されてお
り、ねじりコイルばね37によって、検出部35bが基
板1の窓9からコイン落下通路8内に進出するように付
勢されている。この検出部35bは、前記一対のローラ
27,27間に位置付けられている。
【0016】38は基板1側に取り付けられたセンサで
あって、発光、受光素子によって形成され、これら発
光、受光素子間を前記検出レバー35の作動部35aが
開放、遮蔽することにより動作する。すなわち、このセ
ンサ38は、上述した厚さ選別手段25のローラ27に
よって正規のコイン16Aよりも厚みの大きいコイン1
6Bがコイン落下通路8内において落下を阻止され、コ
イン詰まりを起こしたときに、これを検出し、図示を省
略した警報手段を作動させる。
【0017】次に、図2,図5,図6に基づいて、小径
コインを基板1のゲージ部11側に押圧する押圧部材4
0について説明する。押圧部材40は、基板1の凹部1
0の入口部に対応して設けられ、フラッパ18に立設さ
れた一対の軸支承部41,41に横架した軸42に一端
が回動自在に支持されている。この押圧部材40の他端
側には、二股状に形成された一対の押圧部40a,40
aが設けられ、図5に示すように、これら押圧部40
a,40aは、ねじりコイルばね43によって押圧部材
40が軸42を回動中心として図中反時計方向に付勢さ
れることにより、フラッパ18に形成した窓44から凹
部10内に進出している。
【0018】次に、図1,図3,図7に基づいてコイン
レール部材47を説明する。コインレール部材47の上
面には、左右方向に傾斜して延在する幅広状に形成され
たコイン返却レール部48が設けられ、このコイン返却
レール部48の一側部にはレール壁49が立設され、こ
のレール壁49の上面は、コイン返却レール部48の傾
斜角度よりも小さい傾斜角度を有し幅細のコインレール
部50が設けられている。このコインレール部材47の
レール壁49には、図7に示すように、突起51および
レバー部52が突設され、レバー部52の先端には小突
起52aが突設されている。
【0019】図1に示すように、このコインレール部材
47は、基板1に立設した一対の軸支承部53,53に
横架された軸54を介してコインレール部50が凹部1
0の下端面と平行となるように回動自在に支持されてい
る。また、回動することによりコインレール部50が基
板1の収納凹部55に出没自在になっており、コイン通
路内に進出することにより、コイン落下通路8から落下
してきたコイン16の下端を支承して転動させるように
転動軌道が構成されており、常時は図示を省略した付勢
手段により、収納凹部55に収納されている。
【0020】図7において、57は基板1の裏面側に取
り付けられたソレノイドであって、進退自在なプランジ
ャー58が設けられている。59は基板1に軸60を介
して回動自在に支持されたレバーであって、基板1の窓
から基板1の裏面側に突出した前記突起51に対応して
押圧部59aが設けられている。このレバー59はプラ
ンジャー58とピン結合されており、ソレノイド57へ
の通電によりプランジャー58が吸引されると、図7中
軸60を回動中心として時計方向に回動し、押圧部59
aが突起51を押圧する。押圧された突起51を介し
て、図3(a)に示すように、コインレール部材47が
軸54を回動中心として反時計方向に回動し、コインレ
ール壁49が基板1の収納凹部55からコイン通路内に
進出し、コインレール部50がコイン落下通路8から落
下してきたコイン16の下端を支承して、転動軌道を形
成するように位置付けられる。
【0021】図3において、62は阻止片であって、基
板1に軸63を介して回動自在に支持されており、上端
には凹部10の窓12から凹部10内に進出している阻
止部62aが形成され、下端部には係合孔62bが設け
られている。この係合孔62bには、基板1の窓から基
板1の裏面側に突出した前記レバー部52の小突起52
aが係合されている。上述したようにソレノイド57の
プランジャー58が吸引され、図3(a)に示すよう
に、コインレール部材47が軸54を回動中心として反
時計方向に回動すると、阻止片62はレバー部52を介
して軸63を回動中心として時計方向に回動して、阻止
部62aが凹部10内に後退する。一方、ソレノイド5
7への通電が断たれプランジャー58が復旧し、図3
(b)に示すように、コインレール部材47が軸54を
回動中心として時計方向に復旧回動すると、阻止片62
はレバー部52を介して軸63を回動中心として反時計
方向に回動して、阻止部62aが凹部10から転動軌道
内に進出する。
【0022】次に、このような構成のコイン選別装置に
おけるコインの収納および返却の動作を説明する。機器
の使用可能状態においては、ソレノイド57への通電に
よりプランジャー58が吸引されており、図3(a)に
示すように、コインレール部材47が軸54を回動中心
として反時計方向に回動し、また阻止片62が軸63を
回動中心として時計方向に回動している。この状態にお
いて、図1に示すように、コイン投入口7から正規コイ
ン16Aが投入されると、正規コイン16Aは厚み選別
手段25を通過しコイン落下通路8内を落下する。この
とき、正規コイン16Aは厚み選別手段25が回転自在
なローラ27によって構成されているので、正規コイン
16Aの通過の際に、正規コイン16Aに追従してロー
ラ27が回転するので、正規コイン16Aが円滑に通過
する。凹部10の入口部において、正規コイン16A
は、図6(a)に示すように、下端がコインレール部材
47のコインレール部50によって支承され、上端部を
凹部10のゲージ部11によって支承される。したがっ
て、正規コイン16Aはコインレール部50上を図1中
右方向に転動し、コイン収納口4からこの装置が付設さ
れた本体のコイン収納部に収納されるとともに、収納セ
ンサ5によって収納されたことが検出される。
【0023】収納センサ5によって所定枚数のコインの
収納が検出されると、ソレノイド57への通電が断たれ
ることによりプランジャー58が復旧し、図3(b)に
示すように、コインレール部材47が軸54を回動中心
として時計方向に回動復旧し、また阻止片62がレバー
部52を介して軸63を回動中心として反時計方向に回
動する。したがって、所定枚数以降のコインは、コイン
レール部材47のコインレール部50による支承が解除
されるので、下方のコイン返却レール部48上に落下
し、このコイン返却レール部48上を転動し、図示を省
略したコイン返却口から利用者に返却される。このよう
に、返却に際して、コインレール部50によるコイン1
6Aの下端の支承を解除するようにしたので、コイン1
6Aは自重により確実にコイン返却口に導かれる。同時
に、図3(b)に示すように、阻止片62の阻止部62
aが、凹部10からコインの転動軌道に進出するので、
所定枚数以降のコインが誤って収納されるようなことが
ない。
【0024】次に、図4に基づいて、正規コイン16A
よりも厚みの大きいコイン16Bが投入された場合を説
明する。コイン投入口7から厚みの大きいコイン16B
が投入されると、このコイン16Bはローラ27によっ
てコイン落下通路8内での落下が阻止され、ローラ27
によって下端が支承されるようにして、コイン落下通路
8内で落下が停止する。このとき、このコイン16Bに
よって、検出レバー35が軸36を回動中心として時計
方向に回動したままの状態が保持されるので、コイン詰
まりを起こしたことが検出され、図示を省略した警報手
段を作動させる。利用者が図示を省略した操作釦を押圧
すると、図1において、押出部材14が紙面の手前側に
摺動するので、フラッパ18がねじりコイルばね21の
ねじり力に抗して基板1から離間しコイン落下通路8が
開かれる。したがって、コイン16Bはフラッパ18の
支承が解除され、図1においてコインレール部材47の
コイン返却レール部48上に落下し返却される。このよ
うに、正規のコインの厚みよりも大きいコイン16Bが
ローラ27によってコイン収納口4側に導かれるのが阻
止されるばかりではなく、これを検出して利用者に報知
し、利用者の押釦操作によって、これを排除することが
できるので、使い勝手が向上する。また、コイン16B
の落下を阻止するローラ27に対向して検出レバー35
を設けたので、コイン詰まりが容易にかつ確実に検出さ
れる。
【0025】次に、図5および図6に基づいて、正規コ
イン16Aよりも小径のコイン16Cが投入された場合
を説明する。硬貨投入口7から小径のコイン16Cが投
入されると、コイン16Cはコイン落下通路8内を落下
し、凹部10の入口部に導かれる。このとき、押圧部材
40の押圧部40aが凹部10側に進出しているので、
図6(b)に示すように、小径コイン16Cは基板1の
ゲージ部11側に押圧されるが上端部がゲージ部11に
おいて支承されないため、凹部10内において倒れ込
む。したがって、小径のコイン16Cはコインレール部
50からコイン返却レール部48上に落下し、利用者に
返却される。このように、押圧部材40の押圧部40a
が凹部10側に進出しているので、小径のコイン16C
は凹部10内において確実に倒れ込み、このため、確実
に小径のコイン16Cが選別され、誤収納されるような
ことがない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、コイン投入口は正規コインの厚みよりも大
きく形成することができるので、正規コインの投入が容
易になり使い勝手が良好になる。また、押え板を上下に
移動させるだけで厚みの選別調整を行うことができるの
で、調整作業が短縮されるばかりか、部品点数が削減さ
れる。さらに、正規コインはローラの回転によって円滑
に硬貨通路内を落下するので、コイン詰まりを防止する
ことができる。
【0027】また、請求項2に係る発明によれば、正規
コインよりも厚みの大きいコインの詰まりを容易にかつ
確実に検出することができる。
【0028】また、請求項3に係る発明によれば、正規
コインよりも厚みの大きいコインの詰まりを容易に除去
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコイン選別装置の基板の正面図
である。
【図2】 本発明に係るコイン選別装置におけるフラッ
パの正面図である。
【図3】 図2におけるIII-III 線断面図であって、
(a)はコインの収納動作状態を示し、(b)はコイン
の返却動作を示す。
【図4】 図2におけるIV-IV 線断面図である。
【図5】 図2におけるV-V 線断面図である。
【図6】 図2におけるVI-VI 線断面図であって、
(a)は正規コインの場合を示し、(b)は小径コイン
を選別した状態を示す。
【図7】 図2におけるVII-VII 線断面図である。
【符号の説明】
1…基板、4…コイン収納口、7…コイン投入口、8…
コイン落下通路、11…ゲージ部、16A…正規コイ
ン、16B…厚みの大きいコイン、16C…小径コイ
ン、18…フラッパ、25…厚さ選別手段、27…ロー
ラ、28…押え板、35…検出レバー、40…押圧レバ
ー、47…コインレール部材、48…コイン返却レール
部、50…コインレール部、51…突起、52…レバー
部、57…ソレノイド、59…レバー、62…阻止片。
フロントページの続き (72)発明者 詠 正昭 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 Fターム(参考) 3E001 AA06 AB02 AB03 BA01 BA03 CA07 CA08 DA14 FA01 FA07 FA22 FA57 3E002 AA03 BA01 BA08 DA03 EA01 EA10 3E044 AA01 AA05 BA01 BA03 DA01 DA02 DD05 FA02 FA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインの厚み方向の移動を規制しコイン
    通路を形成する互いに対向した一対の側板と、これら一
    対の側板のうちの一方の側板の外面に設けられコインの
    落下方向と直交する方向に互いに対向する一対のU字状
    の軸支承部と、これら一対の軸支承部に回転自在に支持
    される軸部を有し前記一方の側板の外側からコイン通路
    に臨むローラと、前記一方の側板の外面に上下方向に移
    動調節自在に取り付けられ、前記ローラの軸部の抜けを
    規制する規制面を傾斜させた押え板とを備えたコイン選
    別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイン選別装置におい
    て、前記他方の側板の内面の前記ローラに対応した部位
    にコイン詰まり検出センサを設けたことを特徴とするコ
    イン選別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコイン選別装置におい
    て、前記一対の側板のいずれか一方を他方の側板に対し
    て開閉自在としたことを特徴とするコイン選別装置。
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Cited By (4)

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