JP3108711B1 - メダル洗浄装置 - Google Patents

メダル洗浄装置

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JP3108711B1
JP3108711B1 JP11259638A JP25963899A JP3108711B1 JP 3108711 B1 JP3108711 B1 JP 3108711B1 JP 11259638 A JP11259638 A JP 11259638A JP 25963899 A JP25963899 A JP 25963899A JP 3108711 B1 JP3108711 B1 JP 3108711B1
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一生 森
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株式会社森久製作所
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Abstract

【要約】 【課題】 乾燥ローラ、絞りローラの洗浄の手数を省
き、長時間連続して洗浄作業を行うことができるメダル
の付着液除去手段を備えたメダル洗浄装置を提供するこ
と。 【解決手段】 供給されるメダルAを整列して送り出す
メダル整列送出手段2と、このメダル整列送出手段上に
配設してメダルを洗浄するメダル洗浄液噴射ノズル3
と、移送されたメダルを受け取り、付着液を除去する付
着液除去手段4とを備えたメダル洗浄装置1であって、
付着液除去手段4は、加熱空気室10を備え、上方から
供給されるメダルAを順次下方に導き、所要時間滞留さ
せて加熱乾燥するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メダル洗浄装置に
関し、特に、遊戯等に使用されるメダルを自動的に洗浄
し、かつ洗浄液を完全に乾燥除去し、連続的な洗浄を可
能としたメダル洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種遊戯等に使用されるメダルを
自動的に洗浄するメダル洗浄装置として、その一例を図
2〜図4に示す。この従来のメダル洗浄装置50は、ホ
ッパーHから供給されるメダルAを順次移送する搬送コ
ンベア等の移送手段51と、移送手段51にて移送され
たメダルAに付着している洗浄液を除去する付着液除去
手段52とを備える。
【0003】移送手段51は、ホッパーHから搬送コン
ベア54上に供給されるメダルAに洗浄液を吹き付ける
洗浄液噴射ノズル53と、ホッパーHからメダルAを受
け取りこれを移送する搬送コンベア54と、コンベア上
のメダルAの拭払と、メダルを整列する洗浄ブラシ55
とを備える。また、付着液除去手段52は、上下対をな
す乾燥ローラ56、57と、それぞれの乾燥ローラ5
6、57に圧接して取付けられる絞りローラ58、59
とを備える。
【0004】洗浄ブラシ55は、搬送コンベア54の駆
動にて搬送されるコンベア上のメダルAを拭払し、クリ
ーニングを行うとともに、メダル同士が重なって移行さ
れるのを防止するように、コンベアとは所定の間隙を存
し、かつ移送方向とは逆方向に回転するようにしたもの
で、これによりメダルを重なることがないようにして移
送できるようにする。
【0005】上記乾燥ローラ56、57は、図3に示す
如く吸水性を有する例えば微細連続孔を有する多孔質の
柔軟材料により構成する外筒60と、これを貫挿する支
軸61とよりなる。なお、下部乾燥ローラ57にはスプ
ロケットホイール62を備える。B1、B2は支軸61
を支承するベアリング、Fはフレームを示す。
【0006】また、絞りローラ58、59は、上記乾燥
ローラ56、57の水分を除去排出するようにしたもの
で、その一例を図4に示す如く、中央部より左右反対の
捩じれ溝63を形成した溝付ローラとし、乾燥ローラに
圧接して乾燥ローラに含まれる洗浄液を押し出し、押し
出された液は該溝に沿ってローラ端部に移行し、そこで
落下し、適宜の手段で排出するようにしたものである。
【0007】なお、Mは駆動モータを示し、下部の乾燥
ローラ57とコンベア駆動プーリ60とはチエンC1を
介して、また洗浄ブラシ55はチエンC2によりコンベ
ア駆動プーリ60側から駆動される。Hは投入用ホッ
パ、Tは洗浄液収納タンクを示す。
【0008】上記構成において、ホッパH上に投入され
たメダルAは搬送コンベア54上に落下するとともに、
その間に洗浄液噴射ノズル53から洗浄液が吹き付けら
れ、濡れた状態で移送され、洗浄ブラシ55の回転によ
り拭払され、乾燥ローラ56、57側に移送され、乾燥
ローラにより付着液は吸着除去され、排出シュートSに
より排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
メダル洗浄装置における乾燥ローラ56、57、絞りロ
ーラ58、59は、使用中にメダルに付着した不純物な
どにて汚染され、この汚染された状態でメダルを洗浄し
ても清浄とはならない。このため、時々これら乾燥ロー
ラ56、57、絞りローラ58、59を洗浄装置から取
外して洗浄する必要があり、その間はメダルの洗浄作業
が中断されるという問題があった。
【0010】本発明は、上記従来のメダル洗浄装置の有
する問題点に鑑み、乾燥ローラ、絞りローラの洗浄の手
数を省き、長時間連続して洗浄作業を行うことができる
メダルの付着液除去手段を備えたメダル洗浄装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のメダル洗浄装置は、供給されるメダルを整列
して送り出すメダル整列送出手段と、該メダル整列送出
手段上に配設してメダルを洗浄するメダル洗浄液噴射ノ
ズルと、移送されたメダルを受け取り、付着液を除去す
る付着液除去手段とを備え、上記付着液除去手段は、
圧手段及び開口部にエアーカーテンからなる遮断手段を
配設し、減圧下でメダルを加熱乾燥するようにした加熱
空気室を備え、該加熱空気室内において、上方から供給
されるメダルをコンベア群により順次下方に導き、所要
時間滞留させて加熱乾燥し、排出シュートから排出する
ように構成したことを特徴とする。
【0012】このメダル洗浄装置は、乾燥ローラ、絞り
ローラを省き、メダルの付着液除去手段としてメダル整
列送出手段の終端部に加熱空気室を備え、上方から供給
されるメダルを順次下方に導びく間に加熱空気室内にて
所要時間滞留させ、加熱乾燥するようにする。
【0013】そして、特に、付着液除去手段を、減圧手
段及び開口部にエアーカーテンからなる遮断手段を配設
し、減圧下でメダルを加熱乾燥するようにした加熱空気
室を備え、該加熱空気室内において、上方から供給され
るメダルをコンベア群により順次下方に導き、所要時間
滞留させて加熱乾燥し、排出シュートから排出するよう
に構成するようにしているので、加熱空気室におけるメ
ダルの加熱乾燥を効率的、かつ確実に行うことができ、
メダルの加熱空気室の滞留時間を短縮化でき、これによ
り、加熱空気室の形状を小形化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のメダル洗浄機の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】図1に、本発明のメダル洗浄機の一実施例
を示す。
【0016】このメダル洗浄装置1は、メダルAの整列
送出手段2と、手段上のメダルに対する洗浄液噴射ノズ
ル3と、整列送出手段2にて移送されたメダルを受け取
り、かつメダルに付着した洗浄液等の付着液除去手段4
とを備える。
【0017】メダルAの整列送出手段2としては、従来
と同様に、ホッパーHから供給されるメダルAを受け取
り、これを移送する搬送コンベア5と、コンベア上のメ
ダルAを拭払し、かつメダルが互いに重なり合わないよ
うに整列させる洗浄ブラシ6とを備えた例を示す。この
洗浄ブラシ6は、メダルAを拭払し、クリーニングを行
うとともに、重なって移行されるのを防止するように、
コンベアとは所定の間隙を存し、かつ移送方向とは逆方
向に回転するようにしたものである。
【0018】また、付着液除去手段4は、メダルAの整
列送出手段2の終端部位置に配設されて搬送されてきた
メダルAを受け取るようにした加熱空気室10と、室内
に上方から供給されるメダルAを順次下方にジグザグ状
に導く複数のコンベアよりなるコンベア群11による所
要乾燥時間の保持手段と、室内に加熱空気を供給する加
熱空気供給手段12とを主体として構成される。なお、
13は加熱空気供給手段12の加熱空気噴出孔、14a
は導入シュート、14bは排出シュートを示す。
【0019】この場合、特に限定されるものではない
が、コンベア群11を構成するコンベアのコンベアベル
トには、ネット、パンチングメタル等の通気性を有する
部材を使用し、搬送中のメダルAの裏面(コンベアベル
トに接する面)に、加熱空気が触れて乾燥が促進される
ようにしたり、搬送中のメダルAが上方のコンベアから
下方のコンベアに移行する際にメダルAの表裏が順次切
り替わるようにコンベアを配置したり、メダルAの表裏
を順次切り替える切替手段を配設することが望ましい。
【0020】また、付着液除去手段4を構成する加熱空
気室10には、必要に応じて、加熱空気室10内の空気
を強制的に排出することにより、加熱空気室10内の圧
力を大気圧以下に減圧する減圧手段15を配設するとと
もに、加熱空気室10の開口部10a、10bには、エ
アーカーテンからなるの空気の自由な流通を規制して加
熱空気室10内の圧力を大気圧以下に保持しやすくする
適宜の遮断手段16を配設するようにする。
【0021】このメダル洗浄機1において、ホッパーH
に供給されたメダルAは、搬送コンベア5上に落下し、
コンベアにより移行中にノズル3より噴射される洗浄液
を吹き付けられ、洗浄ブラシ6により重なりを防止する
とともに、拭払されて洗浄され、その後洗浄液が付着し
て濡れた状態のメダルAは付着液除去手段4に移送され
る。
【0022】付着液除去手段4の加熱空気室10内にお
いて、メダルAは加熱空気室10内に配設されたコンベ
ア群11により順次下方に移行する間に、加熱空気供給
手段に接続された加熱空気噴出孔13から熱風が吹き付
けられて乾燥し、排出シュート14から排出される。
【0023】そして、加熱空気室10に減圧手段15を
配設し、減圧下でメダルAを加熱乾燥するように構成す
ることにより、加熱空気室10におけるメダルAの加熱
乾燥を効率的、かつ確実に行うことができるものとな
る。
【0024】なお、付着液除去手段4における所要時間
の保持手段として、コンベア群11によりメダルを順次
下方にジグザグ状に移行する構造を示したが、これに限
ることはなく、適宜の手段により所要時間滞留させるこ
とにより、付着液を加熱乾燥することができればよい。
【0025】
【発明の効果】本発明のメダル洗浄装置によれば、乾燥
ローラ、絞りローラを省き、メダルの付着液除去手段と
してメダル整列送出手段の終端部に加熱空気室を備え、
上方から供給されるメダルを順次下方に導びく間に加熱
空気室内にて所要時間滞留させ、加熱乾燥するようにし
ているので、順次供給されるメダルを連続的に洗浄する
ことができ、これにより、メダルの付着液除去手段のメ
ンテナンスが基本的に不要となり、長時間連続して洗浄
作業を行うことを可能にして、メダルの洗浄効果を向上
することができる。
【0026】そして、特に、付着液除去手段を、減圧手
段及び開口部にエアーカーテンからなる遮断手段を配設
し、減圧下でメダルを加熱乾燥するようにした加熱空気
室を備え、該加熱空気室内において、上方から供給され
るメダルをコンベア群により順次下方に導き、所要時間
滞留させて加熱乾燥し、排出シュートから排出するよう
に構成するようにしているので、加熱空気室におけるメ
ダルの加熱乾燥を効率的、かつ確実に行うことができ、
メダルの加熱空気室の滞留時間を短縮化でき、これによ
り、加熱空気室の形状を小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメダル洗浄装置の全体説明図である。
【図2】従来のメダル洗浄装置の全体説明図である。
【図3】従来例の乾燥手段に使用される乾燥ローラの説
明図である。
【図4】従来例の乾燥手段に使用される絞りローラの説
明図である。
【符号の説明】
1 メダル洗浄装置 2 整列送出手段 3 洗浄液噴射ノズル 4 付着液除去手段 10 加熱空気室 11 コンベア群 12 加熱空気供給手段 13 加熱空気噴出孔 14a 導入シュート 14b 排出シュート 15 減圧手段 16 遮断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 9/00 A63F 7/02 B08B 3/02 F26B 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されるメダルを整列して送り出すメ
    ダル整列送出手段と、該メダル整列送出手段上に配設し
    てメダルを洗浄するメダル洗浄液噴射ノズルと、移送さ
    れたメダルを受け取り、付着液を除去する付着液除去手
    段とを備え、上記付着液除去手段は、減圧手段及び開口
    部にエアーカーテンからなる遮断手段を配設し、減圧下
    でメダルを加熱乾燥するようにした加熱空気室を備え、
    該加熱空気室内において、上方から供給されるメダルを
    コンベア群により順次下方に導き、所要時間滞留させて
    加熱乾燥し、排出シュートから排出するように構成した
    ことを特徴とするメダル洗浄装置。
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