JPH10295973A - マット洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量のマットも効率よく洗浄することがで
き、マットのパイル生地の奥に入った砂をパイル生地を
傷めることなく容易に取り去ることのできるマット洗浄
装置を提供する。 【解決手段】 マット２を連続的に移送するライン３中
に、マット２を裏返し、そのマット２の表面に付着した
ゴミ、砂等を落とす予備清掃部４を設け、該予備清掃部
４の下流側に、マット２に発泡性の洗浄液を浸す洗浄液
浸透部６を設け、該洗浄液浸透部６の下流側に、マット
２に発泡性の洗浄液を吹き付けながらマット２を柔らか
なブラシ３１で擦る一次洗浄部７を設け、該一次洗浄部
７の下流側に、マット２に気泡の混入されたジェット水
流を吹き付けて洗浄する二次洗浄部８を設け、該二次洗
浄部８の下流側にマット２の表面が下向きとなるように
マット２を反転させる反転部４９を設け、該反転部４９
の下流側に、マット２を震動させるバイブレータ５２を
有する砂落し部１３を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、マットを洗浄する
マット洗浄装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】足拭きマット等の表面にパイル生地を有
するマットの洗浄には、洗浄、濯ぎ、脱水、乾燥、風合
等の工程があり、各工程は、それぞれの工程ごとに分離
された装置でバッチ式に行われている。

【０００３】洗浄工程は、多数のマットをまとめてブラ
シ洗いするようになっている。また、マットには一般的
に塵や砂を吸着するための吸着剤が付けられており、使
用後のマットには生地の奥に相当量の砂が入り込んで付
着しているため、洗浄工程ではマットの表面の生地を硬
いブラシで勢いよく洗うようになっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにバッチ式にマットを洗浄する装置は、一度にまとま
った数のマットを洗浄するものであるため、洗浄するマ
ットの量が少量である場合、効率が悪いという課題があ
る。

【０００５】また、洗浄工程でマットを硬いブラシで勢
いよく洗うため、マットのパイル生地を早く傷めてしま
うという課題があった。

【０００６】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、少量のマットも効率よく洗浄することができ、パイ
ル生地の奥に入った砂をマットを傷めることなく容易に
取り去ることのできるマット洗浄装置を提供することに
ある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、マットを連続的に移送するライン中に、マ
ットを裏返し、そのマットの表面に付着したゴミ、砂等
を落とす予備清掃部を設け、この予備清掃部の下流側
に、マットに発泡性の洗浄液を浸す洗浄液浸透部を設
け、この洗浄液浸透部の下流側に、マットに発泡性の洗
浄液を吹き付けながらマットを柔らかなブラシで擦る一
次洗浄部を設け、この一次洗浄部の下流側に、マットに
気泡の混入されたジェット水流を吹き付けて洗浄する二
次洗浄部を設け、この二次洗浄部の下流側にマットの表
面が下向きとなるようにマットを反転させる反転部を設
け、この反転部の下流側に、マットを震動させるバイブ
レータを有する砂落し部を設けたものである。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。

【０００９】図１に示すように、マット洗浄装置１は、
マット２をライン３に流しながら洗浄するものであり、
ライン３中には、マット２の表面に付着したゴミ、砂等
を落とす予備清掃部４と、マット２の裏面側を洗浄する
裏面洗浄部５と、マット２に発泡性の洗浄液を浸す洗浄
液浸透部６と、発泡性の洗浄液でマット２を洗浄する一
次洗浄部７と、ジェット水流でマット２を洗浄する二次
洗浄部８と、マット２に付いた洗浄液を濯ぎ落とす濯ぎ
部９と、マット２を絞る絞り部１０と、マット２を脱水
する脱水部１１と、マット２を乾燥させる乾燥部１２
と、マット２の奥に残る砂を落とす砂落し部１３と、マ
ット２に風合い処理を施すと共にマットに吸着剤を付け
る風合い部１４とが上流側から順に設けられている。

【００１０】図１及び図２に示すように、予備清掃部４
は、マット２の表面に付いている比較的容易に落ちるゴ
ミ、砂等を洗浄前に落とす予備清掃工程６０を行うもの
であり、上流側から送られてくるマット２を表面が下向
きとなるように反転させる第１反転部１５と、第１反転
部１５の下流側に設けられ反転されたマット２の裏面側
に接してマット２の表面側をＵ字状に下方に突き出させ
る第１ガイドコンベヤ１６と、下方に突き出たマット２
の表面に接しながら回転するゴム等の柔らかな材質から
なる第１回転ブラシ１７と、第１回転ブラシ１７の下方
に設けられマット２の表面側を吸引する吸引機１８とか
らなる。予備清掃部４の下流側には、マット２を再び反
転して表面を上向きとする第２反転部１９が設けられて
いる。

【００１１】裏面洗浄部５は、マット２の裏面の汚れを
落とす裏面洗浄工程６１を行うものであり、表面側を上
向きにして搬送されるマット２を第１押えコンベヤ２０
で下方に押えつつ、回転する第２回転ブラシ２１をマッ
ト２の下面（裏面）に当ててマット２の裏面を洗浄する
ようになっている。

【００１２】洗浄液浸透部６は、洗浄前にマット２内に
洗浄液を浸透させる洗浄液浸透工程６２を行うものであ
り、発泡性の洗浄液を入れる洗浄液槽２２と、洗浄液槽
２２内にマット２を移送して洗浄液に漬ける槽部コンベ
ヤ体２３とからなる。洗浄液槽２２は、平面視略矩形状
の槽であり、上端が開放されている。槽部コンベヤ体２
３は、マット２を洗浄液槽２２内に送り込んで洗浄液に
漬ける漬入コンベヤ２４と、漬入コンベヤ２４からマッ
ト２を受け取ると共に洗浄液内を下流に向けて送る液中
コンベヤ２５と、液中コンベヤ２５からマット２を受け
取って洗浄液外にマット２を送り出す漬出コンベヤ２６
と、洗浄液中でマット２を上から押える第２押えコンベ
ヤ２７とからなる。洗浄液浸透部６の下流側には、マッ
ト２を反転させて表面を下向きにする第３反転部２８が
設けられている。

【００１３】一次洗浄部７及び二次洗浄部８は、マット
２のパイル生地に付いた砂、泥、毛髪、油等の汚れを落
とす洗浄工程６３を行うものである。

【００１４】一次洗浄部７は、反転されたマット２の上
面側（裏面側）に接してマット２がＵ字状の軌跡をたど
るように送る第２ガイドコンベヤ２９と、マット２の表
面側に接する第１押えローラ３０とでマット２を挟んで
送りながら第３回転ブラシ３１と洗浄液でマット２を洗
うものである。

【００１５】第３回転ブラシ３１は、マット２の生地を
傷めないように比較的柔らかなナイロン等の材質で円柱
状に形成されたものであり、回転しながら第２ガイドコ
ンベヤ２９の下端近傍の位置でマット２の表面に接する
ようになっている。また、洗浄液は発泡性のものであ
り、ノズル３２からマット２の生地に向けて噴射される
ようになっている。

【００１６】二次洗浄部８は、上流から送られてくるマ
ット２を第２ガイドコンベヤ２９と略同様の第３ガイド
コンベヤ３３でＵ字状の軌跡をたどるように送りながら
マット２の表面に気泡の混入されたジェット水流を吹き
付けて洗浄するものである。ジェット水流は、図示しな
い複数のノズルからマット２を第３ガイドコンベヤ３３
に押しつける方向に吹き付けるようになっており、第３
ガイドコンベヤ３３の下部外周には、マット２に噴射し
た水の飛散を防ぐフード３４が設けられている。

【００１７】また、二次洗浄部８の下流側には二次洗浄
部８から送られてくるマット２を回転する一対のローラ
３５で上下から挟んで絞る絞り機３６が配置されてお
り、濯ぎ工程６４に入る前にマット２の生地に吸い込ま
れている洗浄液を絞り落とすようになっている。

【００１８】濯ぎ部９は、マット２に残る洗浄液を洗い
流すと共にマット２表面に付着したゴミを洗い流す濯ぎ
工程６４を行うものであり、上流から送られてくるマッ
ト２を第２ガイドコンベヤ２９と略同様の第４ガイドコ
ンベヤ３７でＵ字状の軌跡をたどるように送りながらマ
ット２の表面に気泡の混入されたジェット水流を吹き付
けて洗浄するものである。ジェット水流は、図示しない
複数のノズルからマット２を第４ガイドコンベヤに押し
つける方向に吹き付けるようになっている。また、第４
ガイドコンベヤの下部外周には、マット２に噴射した水
の飛散を防ぐフード３８が設けられている。

【００１９】絞り部１０は、上流から送られてくるマッ
ト２を回転するローラ３９、４０で上下から挟んで絞る
ものであり、下部ローラ４０の下方には絞り取られた水
を集めて排水するための受け部４１が配置されている。
絞り部１０の下流側には、マット２を反転させて表面を
上向きにする第４反転部４２が設けられている。

【００２０】脱水部１１は、乾燥工程６６での乾燥時間
を短縮するために前もってマット２を脱水しておく脱水
工程６５を行うものであり、脱水用ブロワ４３を有する
脱水機４４で上流から送られてくるマット２の表面に真
空脱水を施すようになっている。

【００２１】乾燥部１２は、マット２を乾燥させる乾燥
工程６６を行うものであり、ダクト状に形成された乾燥
室４５内にマット２を通過させて乾燥させるようになっ
ている。乾燥室４５の上流部には熱風を送り込むための
送風ダクト４６が接続され、乾燥室４５の下流部にはマ
ット２乾燥後の湿った熱風を排出するための排気ダクト
４７が接続され、乾燥室内には熱風を放出する多数のノ
ズル５６が設けられている。送風ダクト４６及びノズル
５６は、それぞれヒータ（図示せず）を有するブロワ４
８が接続されている。また、乾燥部１２の下流側には、
マット２を反転させて表面を下向きにする第５反転部４
９が設けられている。

【００２２】砂落し部１３は、洗浄工程６３で落ちきら
なかった砂を落とす砂落し工程６７を行うものであり、
マット２を下向きに載置して移送する送りコンベヤ５０
と、送りコンベヤ５０上のマット２を上方から押さえ付
ける複数の第２押えローラ５１と、マット２の奥を震動
させるバイブレータ５２とからなる。

【００２３】送りコンベヤ５０は、メッシュ状の隙間の
開いたコンベヤベルト５３上にマット２を載置して移送
するものであり、コンベヤベルト５３は、マット２から
落ちた砂を透過させて落とすようになっている。

【００２４】バイブレータ５２は、第２押えローラ５１
と適宜間隔を隔てて送りコンベヤ５０の上方の位置に設
けられており、マット２の裏面側（上面側）に接して振
動することによりマット２の奥に残っている砂を落とす
ようになっている。バイブレータ５２は、具体的にはエ
アバイブレータであり、砂取りブロワ５４から送られる
圧気により震動するようになっている。

【００２５】また、バイブレータ５２及びコンベヤベル
ト５３の下方の位置には、マット２から落ちる砂を受け
て集める砂受け部５５が設けられている。

【００２６】風合い部１４は、仕上げにパイル地を立て
る風合い６８工程を行うものである。

【００２７】次に作用を述べる。

【００２８】表面にパイル生地を張られたマット２を表
面を上向きにしてライン３に流すと、マット２は予備清
掃部４の第１反転部１５で反転されて表面が下向きとな
る。そして、マット２は、第１ガイドコンベヤ１６に送
られて表面側をＵ字状に下方に突き出され、下方に突き
出た位置で回転する第１回転ブラシ１７に擦られながら
吸引機１８で吸引される。このとき、第１回転ブラシ１
７はゴム等の柔らかい材質で形成されたものであるた
め、マット２のパイル生地を傷めることなどなく、ま
た、表面をＵ字状に突き出すことでパイル生地を押し開
き、その押し開いた部分を第１回転ブラシ１７で擦りな
がら吸引機１８で吸引するため、マット２の表面に付着
したゴミ、砂等を容易に除去することができる。

【００２９】この後、マット２は、第２反転部１９に送
られて再び表面が上向きとなるように反転され、裏面洗
浄部５に送られる。裏面洗浄部５でマット２は、第１押
えコンベヤ２０に表面を下方に押さえ付けられ、回転す
る第２回転ブラシ２１に裏面を擦られて裏面洗浄され
る。

【００３０】裏面洗浄されたマット２は、洗浄液浸透部
６に送られる。洗浄液浸透部６にてマット２は、漬入コ
ンベヤ２４と第２押えコンベヤ２７に上下方向から挟ま
れ、発泡性の洗浄液の入った洗浄液槽２２内に送られて
洗浄液に漬けられる。洗浄液内に入ったマット２は、液
中コンベヤ２５に受け渡される。このとき、マット２は
上面側を第２押えコンベヤ２７に押さえ付けられてお
り、洗浄液中に浮かび上がるようなことはない。そし
て、マット２は、上面側を第２押えコンベヤ２７に押さ
え付けられた状態のまま漬出コンベヤ２６に受け渡され
て液外に送り出される。

【００３１】この後、マット２は、第３反転部２８に送
られて表面が下向きとなるように反転され、一次洗浄部
７に送られる。一次洗浄部７でマット２は、第２ガイド
コンベヤ２９に送られて表面側をＵ字状に突き出され、
Ｕ字状に湾曲した位置に発泡性の洗浄液を噴射されなが
ら回転する第３回転ブラシ３１に擦られる。このとき、
第３回転ブラシ３１は比較的柔らかなナイロン等の材質
で形成されたものであるため、マット２のパイル生地を
傷めることはない。また、予め洗浄液が浸透されたマッ
ト２をＵ字状に湾曲させてパイル生地を押し開き、その
押し開いた部分に洗浄液を噴射しながら第３回転ブラシ
３１で擦るため、マット２の奥まで効果的に洗浄するこ
とができ、吸着剤も同時に洗い落とすことができる。

【００３２】一次洗浄部７を通過したマット２は、その
まま二次洗浄部８に送られる。二次洗浄部８でマット２
は、第３ガイドコンベヤ３３に送られて表面側をＵ字状
に突き出され、Ｕ字状に湾曲した位置にジェット水流を
吹き付けられて洗浄される。このとき、ジェット水流
は、マット２を第３ガイドコンベヤ３３に押しつける方
向に吹き付けているため、マット２は落ちることなく第
３ガイドコンベヤ３３に沿って送られることとなる。ま
た、ジェット水流には空気が混入されているため、マッ
ト２に当るまで流速は落ちず、マット２を効果的に洗浄
することができる。

【００３３】二次洗浄部８を通過したマット２は、絞り
機３６に送られて洗浄液を絞り落とされ、濯ぎ部９に送
られる。濯ぎ部９でマット２は、第４ガイドコンベヤに
送られて表面側をＵ字状に突き出され、Ｕ字状に湾曲し
た位置にジェット水流を吹き付けられて濯がれる。この
ときマット２は二次洗浄部８と同様にジェット水流に吹
き付けられているため落ちることはなく、また、マット
２に当るまで流速は落ちないため、効果的に濯がれるこ
ととなる。

【００３４】この後、マット２は、絞り部１０に送ら
れ、上部ローラと下部ローラとに挟まれて水を絞られ
る。このとき、絞り取られた水は、受け部４１に集めら
れて排水される。

【００３５】そして、マット２は、第４反転部４２に送
られて表面が上向きとなるように反転され、脱水部１１
に送られる。脱水部１１に送られたマット２は、上向き
となった表面を脱水用ブロワに吸引されて真空状態にさ
れ、常温で脱水される。

【００３６】脱水部１１を通過したマット２は、乾燥部
１２に送られる。乾燥部１２の乾燥室４５内に送られた
マット２は、乾燥室４５内を移動しながら送風ダクト４
６から送られてくる熱風にさらされて乾燥され、マット
２から水分を蒸発させた湿った熱風は、排気ダクト４７
から排出される。

【００３７】乾燥室４５を通過して乾燥されたマット２
は、第５反転部４８に送られて表面が下向きとなるよう
に反転され、砂落し部１３に送られる。砂落し部１３に
送られたマット２は、表面を下向きにしたまま送りコン
ベヤ５０に受け渡され、送りコンベヤ５０と第２押えロ
ーラ５１の間に挟まれる。そして、マット２は裏面側を
バイブレータ５２で震動され、マット２の奥に残る砂を
マット２のパイル生地を傷めることなく容易に取り去る
ことができる。マット２から落ちた砂は、コンベヤベル
ト５３を透過して砂受け部５５に集められることとな
る。

【００３８】この後、マット２は風合い部１４に送られ
て風合い処理され、一連の洗浄処理を終了する。

【００３９】このようにマット２を一連の流れの中で連
続的に洗浄するため、仕上げ（風合い処理）まで容易に
自動化することができ、少量のマット２も効率よく洗浄
することができる。

【００４０】

【発明の効果】以上要するに本発明によれば、少量のマ
ットも効率よく洗浄することができ、マットの奥に入っ
た砂をマットを傷めることなく容易に取り去ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の好適実施の形態を示すマット洗浄装置
の側面図である。

【図２】マット洗浄の流れを示す流れ図である。

【符号の説明】

１ マット洗浄装置 ２ マット ３ ライン ４ 予備清掃部 ６ 洗浄液浸透部 ７ 一次洗浄部 ８ 二次洗浄部 １３ 砂落し部 ３１ 第３回転ブラシ（ブラシ） ４９ 第５反転部（反転部） ５２ バイブレータ

フロントページの続き (72)発明者 柴田 秀夫 東京都江東区豊洲三丁目２番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マットを連続的に移送するライン中に、
   マットを裏返し、そのマットの表面に付着したゴミ、砂
   等を落とす予備清掃部を設け、該予備清掃部の下流側
   に、マットに発泡性の洗浄液を浸す洗浄液浸透部を設
   け、該洗浄液浸透部の下流側に、マットに発泡性の洗浄
   液を吹き付けながらマットを柔らかなブラシで擦る一次
   洗浄部を設け、該一次洗浄部の下流側に、マットに気泡
   の混入されたジェット水流を吹き付けて洗浄する二次洗
   浄部を設け、該二次洗浄部の下流側にマットの表面が下
   向きとなるようにマットを反転させる反転部を設け、該
   反転部の下流側に、マットを震動させるバイブレータを
   有する砂落し部を設けたことを特徴とするマット洗浄装
   置。
2. 【請求項２】 上記砂落し部が、反転されたマットを下
   流側に送るコンベヤと、マットをコンベヤに押え付ける
   べくコンベヤの上方に設けられる押えローラと、コンベ
   ヤ上のマットに接して振動するバイブレータとを備えた
   請求項１に記載のマット洗浄装置。