JP2000139287A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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JP2000139287A
JP2000139287A JP10330171A JP33017198A JP2000139287A JP 2000139287 A JP2000139287 A JP 2000139287A JP 10330171 A JP10330171 A JP 10330171A JP 33017198 A JP33017198 A JP 33017198A JP 2000139287 A JP2000139287 A JP 2000139287A
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  • Environmental Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で操作力を大きくすることな
く付勢力を強く作用して誤復帰が確実に防止できるこ
と。 【解決手段】 クラッチ操作機構のレバ−23が取り付け
られた軸部からなる操作部材6には偏芯係合部6aと円弧
状長溝からなる移動案内部6bが設けられると共にデット
ポイントバネからなる付勢部材7の一端部7aが移動案内
部6bに挿入係合され、他端部7bは側枠1bに穿設された穴
1dに挿入係合されている。操作部材6の中心と付勢部材
7の他端部7bの中心を結ぶ線a上にデットポイントがあ
り、釣糸巻取状態では操作部材6が時計方向に回動され
て付勢部材7の一端部7aは移動案内部6bの中で時計方向
の端に係合されている。釣糸放出状態では操作部材6が
反時計方向に回動されて付勢部材7の一端部7aは移動案
内部6bの中で反時計方向の端に変位されて係合されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デットポイント
作用で付勢力が付勢される付勢部材の付勢力が操作部材
の作動時強く作用されるように改良した魚釣用リ−ルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来魚釣用両軸受型リ−ルのスプ−ル軸
と駆動機構の連結をON/OFFするクラッチ操作機構
や魚釣用スピニングリ−ルにおけるベ−ル反転機構には
デットポイント作用で付勢力が付勢される付勢部材が組
み込まれている。魚釣用両軸受型リ−ルにおけるクラッ
チ操作機構は、スプ−ル軸に軸方向に移動自在に嵌合さ
れたピニオンを係止したクラッチ板を、カムを設けた摺
動板やクラッチレバ−を直線移動または回転移動操作す
ることやハンドルの回転で作動させることでクラッチ機
構をON/OFF操作させ、摺動板やクラッチレバ−と
機枠の間に前記付勢部材が設けられている。クラッチ操
作機構ではカムでクラッチ板を作動する移動距離が限定
されているので、従来の付勢機構では付勢力を強く作用
することが難しく、仕掛投擲時(キャスティング時)の
慣性力でハンドルが回転してしまうと容易にクラッチ操
作機構が作動して誤復帰してしまい、バネ材を太くして
付勢力を強く作用すると、操作力が不必要に大きくなっ
て操作性が悪くなる。
【0003】魚釣用スピニングリ−ルにおけるベ−ル反
転機構は、ハンドルの巻取り回転操作に連動回転するロ
−タの支持ア−ムの前部に釣糸案内部を有するベ−ル支
持部材が釣糸放出状態と釣糸巻取状態に反転可能に前記
付勢部材で振り分け付勢保持され、釣糸を所定のポイン
トへ放出する場合は、ベ−ルを放出位置へ反転した後、
釣竿と一緒に勢い良く振り下ろして仕掛を遠方へ放出操
作する。この放出操作時の勢いやロ−タの不必要な回転
によるベ−ルの釣糸巻取状態への誤復帰を防止するため
に、ベ−ルを釣糸放出状態に反転した時の保持力を強く
して釣糸放出操作時のベ−ルの釣糸巻取状態への誤復帰
を防止するものとして、ベ−ルの付勢力を調節する調節
部材を備えたものが例えば実公昭55−2780号公報で、
又、付勢バネをロ−タ支持ア−ム内の一側に設けてベ−
ルを釣糸放出位置に強く付勢保持したものが例えば実公
平4−423017号公報で夫々知られている。
【0004】しかしながら、前記前者の公報では、構造
が複雑になると共に調節部材が一方のロ−タ支持ア−ム
に装着されることによりロ−タの回転バランスが悪くな
り、又、ロ−タ支持ア−ムの表面より突出することによ
り、糸が絡み易い。更に又、付勢力全体が強化されるこ
とによりベ−ルを釣糸放出状態に反転する際にその分重
くなり操作性が低下する等の課題が残されている。又、
前記後者の公報では、付勢バネをロ−タ支持ア−ム内の
一側に偏寄させる構成上、ロ−タ支持ア−ム及びベ−ル
支持部材の形状、大きさ等の関係上、釣糸放出位置に強
く付勢保持する上で制約が生じてしまい、釣糸放出状態
の付勢保持の面において課題が残されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、前記従来の誤復帰を防止する機構では、構造が複
雑になると共にロ−タの回転バランスが悪くなり、ロ−
タ支持ア−ムの表面より突出するものがあって糸が絡み
易く、操作性が低下する等の課題が残されている。
【0006】本発明の目的は前記欠点に鑑み、簡単な構
成で操作力を大きくすることなく付勢力を強く作用して
誤復帰が確実に防止できる魚釣用リ−ルを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明は、直線移動あるいは回転移
動を作動する操作部材にデットポイントを越えて付勢力
が付勢される付勢部材で該操作部材のON/OFFの何
れか一方の動作で前記付勢力を強く作用するように前記
付勢部材の端部を変位可能とする移動案内部を操作部材
と本体の少なくとも何れか一方に設けたことを要旨とす
るものである。
【0008】請求項2に係る本発明は、ハンドルにより
連動回転するロ−タの支持ア−ムの前部に釣糸案内部を
有するベ−ル支持部材を反転可能に支持して該ベ−ル支
持部材を釣糸巻取状態と釣糸放出状態の夫々にバネ部材
で振り分け付勢保持した魚釣用リ−ルにおいて、前記ベ
−ル支持部材を釣糸巻取状態から釣糸放出状態に反転さ
せる際に該ベ−ル支持部材の付勢力が強く作用するよう
に前記ロ−タ支持ア−ムと前記ベ−ル支持部材に支持さ
れた付勢部材の端部を変位可能とする移動案内部を前記
ロ−タ支持ア−ムと前記ベ−ル支持部材の少なくとも何
れか一方に設けたことを要旨とするものである。
【0009】請求項3に係る本発明は、ハンドルにより
連動回転するロ−タの支持ア−ムの前部に釣糸案内部を
有するベ−ル支持部材を反転可能に支持して該ベ−ル支
持部材を釣糸巻取状態と釣糸放出状態の夫々にバネ部材
で振り分け付勢保持した魚釣用リ−ルにおいて、前記ベ
−ル支持部材を釣糸巻取状態から釣糸放出状態に反転さ
せる際に該ベ−ル支持部材の付勢力が強く作用するよう
に前記ベ−ル支持部材と前記ロ−タ支持ア−ムの何れか
一方に回転支軸を設け、前記ロ−タ支持ア−ムと前記ベ
−ル支持部材の何れか一方に前記回転支軸が径方向に変
位可能な移動案内部を設けたことを要旨とするものであ
る。
【0010】請求項4に係る本発明は、前記操作部材を
回動自在に支持し、前記移動案内部の形状を円弧状の溝
にて形成すると共に、前記円弧状の溝の両側に、前記付
勢部材端部の動きを規制する規制部を設けたことを要旨
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、操作部
材6に円弧状長溝からなる移動案内部6bを設けること
で、釣糸放出状態でデットポイントバネからなる付勢部
材7の一端部7aは変位されて回動角を大きく取ることが
できて簡単な構成で付勢部材7の付勢力を強く作用する
ことができ、付勢部材7の線材を太くする必要がないの
で操作部材6の操作力が不必要に大きくなることがな
く、確実にクラッチ操作機構の誤復帰が防止出来る。
【0012】請求項2の本発明により、一方のベ−ル支
持部材からなる操作部材6′に円弧状長溝からなる移動
案内部6gを設けることで、釣糸放出状態でデットポイン
トバネからなる付勢部材7の一端部7aは変位されて回動
角を大きく取ることができて簡単な構成で付勢部材7の
付勢力を強く作用することができ、仕掛投擲時の慣性力
でハンドル36に掛かる回転力によりベ−ル支持部材から
なる操作部材6′、6″が誤復帰することが確実に防止
出来ると共に慣性力でベ−ル57が振り落ちることが防止
される。付勢部材7の線材を太くする必要がないので操
作部材6′の操作力が不必要に大きくなって操作性が悪
化することがなくなる。
【0013】請求項3の本発明により、一方のベ−ル支
持部材からなる操作部材6′に中心透孔6eと連接する透
孔からなる移動案内部6kを設けて回転支軸9hと組み合わ
せることで、釣糸放出状態でデットポイントバネからな
る付勢部材7の一端部7aは変位されて回動角を大きく取
ることができて簡単な構成で付勢部材7の付勢力を強く
作用することができ、仕掛投擲時の慣性力でハンドル36
に掛かる回転力によりベ−ル支持部材からなる操作部材
6′、6″が誤復帰することが確実に防止出来ると共に
慣性力でベ−ル57が振り落ちることが防止される。付勢
部材7の線材を太くする必要がないので操作部材6′の
操作力が不必要に大きくなって操作性が悪化することが
なくなる。
【0014】請求項4の本発明により、一方のベ−ル支
持部材からなる操作部材6′に半円に近い円弧状の溝か
らなる移動案内部6oを設けることで、釣糸放出状態でデ
ットポイントバネからなる付勢部材7の一端部7aは変位
されて回動角を大きく取ることができて簡単な構成で付
勢部材7の付勢力を強く作用することができ、仕掛投擲
時の慣性力でハンドル36に掛かる回転力によりベ−ル支
持部材からなる操作部材6′、6″が誤復帰することが
確実に防止出来ると共に慣性力でベ−ル57が振り落ちる
ことが防止される。付勢部材7の線材を太くする必要が
ないので操作部材6′の操作力が不必要に大きくなって
操作性が悪化することがなくなる。更に移動案内部6oの
両側の規制部6p、6q、6r、6sによって付勢部材7の一端
部7aは一方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′が所
定量回動された後に移動が開始されるので、慣性力や衝
撃等で反転されることが防止される。
【0015】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図4は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣
用両軸受型リ−ルで述べれば、図1は魚釣用両軸受型リ
−ルの要部断面平面図と要部拡大平面図、図2はクラッ
チON状態のハンドルがわ側板内側の一部断面側面図、
図3はクラッチOFF状態のハンドルがわ側板内側の一
部断面側面図、図4はクラッチ操作機構のハンドルがわ
側板内側の要部拡大側面図である。
【0016】魚釣用両軸受型リ−ルはリ−ル本体Aが側
枠1とリ−ル側板10、2で構成され、側枠1の左右両側
枠1a、1bが複数本の支柱11とリ−ル脚12の固定板1cで一
体的に平行に保持されて左右両側枠1a、1bの外側には夫
々リ−ル側板10、2が取り付けられている。両側枠1a、
1bには軸受13、14が、リ−ル側板2に軸受15が設けられ
てスプ−ル軸3が支持され、スプ−ル軸3の大径部3aに
固定したスプ−ル16が左右両側枠1a、1b間に回転可能に
設けられている。スプ−ル16の巻胴部外周には釣糸17が
巻回され、スプ−ル軸3の左側の一端はスラスト受け18
に当てられ、他端は調整ツマミ19内のスラスト受け20に
当てられている。
【0017】リ−ル側板2内のスプ−ル軸3の小径部3b
にはピニオン4が摺動自在に嵌合され、スプ−ル軸3の
係合凸部3cとピニオン4のクラッチ係合凹部4aがクラッ
チ板21と摺動板5と連結レバ−22とクラッチレバ−23が
取り付けられた軸部からなる操作部材6とで係合・離脱
されるように構成されている。前記ピニオン4の歯部4b
には駆動歯車24が噛合され、駆動歯車24はハンドル軸25
に回り止め嵌合されてハンドル軸25に圧入固定されたワ
ッシャ−26で一方向に抜け止めされている。ピニオン4
の外周には周溝4cが形成されてクラッチ板21が係合され
ている。クラッチ機構はピニオン4のクラッチ係合凹部
4aとスプ−ル軸3の係合凸部3cとで構成され、クラッチ
操作機構はピニオン4を移動するクラッチ板21と摺動板
5と連結レバ−22とクラッチレバ−23が取り付けられた
軸部からなる操作部材6とデットポイントバネからなる
付勢部材7とで構成されている。
【0018】前記ハンドル軸25は側枠1bの軸受27と、リ
−ル側板2の軸受28で支持され、ハンドル軸25の外周に
ワッシャ−26の左側に制動板29が回り止め嵌合され、摩
擦板30と爪車31と摩擦板32が駆動歯車24の左側に回動自
在に嵌合され、更に駆動歯車24の右側に摩擦板32が嵌合
されると共に制動板33とバネ板34、34が回り止め嵌合さ
れている。軸受28の右側のハンドル軸25の外周にはドラ
グ調整摘み35の円筒部が螺合され、ドラグ調整摘み35の
回動で、軸受28を介して駆動歯車24の側面に摩擦板32と
爪車31と摩擦板32と制動板33とバネ板34、34が押圧され
て制動力が調整される。ハンドル軸25の他端にはハンド
ル36が回り止め嵌合されてナット37が螺合されている。
【0019】前記駆動歯車24の側面には板バネからなる
発音部材38の一端がビス39で固定され、発音部材38の他
端は駆動歯車24と対向する爪車31の側面に形成された発
音用凹凸部31a に臨まされている。爪車31の外側にはバ
ネ板40、40で挟まれた逆転係止爪41が軸42で回動自在に
軸承され、バネ板40、40は爪車31の両側面を挟み込み、
逆転係止爪41の先端は爪車31の外周に形成された係止歯
31b に係合自在に臨まされている。逆転係止爪41の外側
には逆転係止爪41の回動を度当りするピン43が設けられ
ている。爪車31には複数個のキックピン44が固定されて
いる。
【0020】前記クラッチ板21は両端が側枠1bに固定さ
れた支柱45、45に嵌められ、図示しない発条で前記スプ
−ル軸3の係合凸部3cとピニオン4のクラッチ係合凹部
4aが係合される方向に付勢されている。クラッチ板21に
はピニオン4の周溝4cに嵌まる円弧状の凹部21a が形成
されている。クラッチ板21は摺動板5で摺動され、摺動
板5には横向き長孔の係合部5aとクラッチ板21が作動さ
れるカム状の作動部5b、5cと二股の延長片5d、5eと屈曲
係合部5fと一方の延長片5dに長孔5gと延長片5dの一側に
屈曲部5hが形成されている。長孔5gには側枠1bに固定さ
れたピン46が嵌められ、延長片5d上に解除片8が重ねら
れて解除片8に穿設された長孔8aにピン46が嵌められて
いる。解除片8には切欠部8bとバネ掛け部8cが形成され
てバネ掛け部8cにバネ47の一端が係合され、バネ47の他
端は側枠1bに固定されたピン48に係合されている。延長
片5dと解除片8の他側の側枠1bに係止ピン49が固定され
ている。
【0021】前記クラッチレバ−23が取り付けられた軸
部からなる操作部材6はリ−ル側板2に回動自在に支持
され、操作部材6にクラッチレバ−23がビス50で取り付
けられている。更に操作部材6には偏芯係合部6aと円弧
状長溝からなる移動案内部6bが設けられると共にデット
ポイントバネからなる付勢部材7の一端部7aが移動案内
部6bに挿入係合され、他端部7bは側枠1bに穿設された穴
1dに挿入係合されている。図1では偏芯係合部6aは摺動
板5の横向き長孔の係合部5aに挿入されて簡略図示され
ている。図2から図4では摺動板5と操作部材6との間
に連結レバ−22が設けられ、連結レバ−22は軸部51で側
枠1bに回動自在に支持され、長孔22a と屈曲された係合
部22b が形成されて長孔22a に前記偏芯係合部6aが挿入
されている。係合部22a は摺動板5の横向き長孔の係合
部5aに挿入されている。
【0022】デットポイントバネからなる付勢部材7は
線材がリング状に巻回されて一端部7aと他端部7bが直線
状に延びて形成されている。図2から図4で、操作部材
6の中心と付勢部材7の他端部7bの中心を結ぶ線a上に
デットポイントがあり、図2の釣糸巻取状態では操作部
材6が時計方向に回動されて付勢部材7の一端部7aは移
動案内部6bの中で時計方向の端に係合されている。図3
の釣糸放出状態では操作部材6が反時計方向に回動され
て付勢部材7の一端部7aは移動案内部6bの中で反時計方
向の端に変位されて係合されている。図4の釣糸放出状
態で、実線の付勢部材7の一端部7aと他端部7bの夫々中
心を結ぶ線をbとし、実線の移動案内部6bの中で時計方
向の端の2点鎖線の付勢部材7の一端部7a(従来の付勢
部材の一端部の位置)と他端部7bの夫々中心を結ぶ線を
cとする。
【0023】前記結ぶ線aと結ぶ線bの回動角α、結ぶ
線aと結ぶ線cの回動角βとすると、α>βとなり、操
作部材6に円弧状長溝からなる移動案内部6bを設けるこ
とで、釣糸放出状態で付勢部材7の一端部7aは変位され
て回動角を大きく取ることができて付勢部材7の付勢力
を強く作用することが出来る。
【0024】前記魚釣用両軸受型リ−ルの動作は、ピニ
オン4のクラッチ係合凹部4aとスプ−ル軸3の係合凸部
3cが係合されたクラッチON状態でハンドル36が回転さ
れると、駆動歯車24でピニオン4とスプ−ル軸3が回転
されてスプ−ル16に釣糸17が巻き取られる。この時駆動
歯車24と摩擦板32を介して爪車31が図2で時計方向に回
転されると、爪車31とバネ板40、40の摩擦でバネ板40、
40と逆転係止爪41は反時計方向に回動されて逆転係止爪
41の先端は爪車31の係止歯31b から離間され、爪車31が
駆動歯車24と一体に回転される。
【0025】次にスプ−ル16が釣糸17の繰出しで逆回転
されると、駆動歯車24と爪車31は反時計方向に回転さ
れ、バネ板40、40と逆転係止爪41は時計方向に回動され
て逆転係止爪41の先端は爪車31の係止歯31b に係止され
る。この係止で爪車31は停止状態となり、駆動歯車24の
み回転されるので、駆動歯車24に一端が固定された発音
部材38の他端は爪車31の発音用凹凸部31a で凸から凹に
落下して発音される。次にクラッチレバ−23が図3、図
4のように下方の反時計方向に回動されると、操作部材
6の偏芯係合部6aで連結レバ−22が時計方向に回動さ
れ、係合部22aと係合部5aで摺動板5が右下方向に摺動
される。
【0026】この摺動でクラッチ板21が作動部5b、5cで
上昇されてピニオン4のクラッチ係合凹部4aとスプ−ル
軸3の係合凸部3cの係合が離脱されてクラッチOFFと
なり、スプ−ル16はフリ−回転状態となる。前記のよう
に摺動板5が摺動された時、延長片5dも図3で右下方向
に摺動されるので、係止ピン49と屈曲部5hで回動が係止
されていた解除片8がバネ47で反時計方向に回動され、
解除片8の切欠部8bはキックピン44に当接可能位置に臨
まされる。
【0027】次にハンドル36が釣糸巻取方向に回転され
ると、駆動歯車24と爪車31が図3で時計方向に回転さ
れ、キックピン44が解除片8の切欠部8bに当接されて解
除片8が左方向に押し戻され、解除片8の左端が摺動板
5の屈曲係合部5fを押し上げて摺動板5が後退され、作
動部5b、5cとクラッチ板21の係合が解除されてピニオン
4のクラッチ係合凹部4aとスプ−ル軸3の係合凸部3cが
係合されてクラッチON状態となる。クラッチON状態
でハンドル36が回転されると、ピニオン4とスプ−ル軸
3が回転されてスプ−ル16が回転され、スプ−ル16に釣
糸17が巻き取られる。クラッチOFF状態の図3、図4
でクラッチレバ−23が時計方向に回動されると、操作部
材6と連結レバ−22で摺動板5が上方に摺動されてクラ
ッチON状態となる。
【0028】前記のように操作部材6に円弧状長溝から
なる移動案内部6bを設けることで、釣糸放出状態でデッ
トポイントバネからなる付勢部材7の一端部7aは変位さ
れて回動角を大きく取ることができ、付勢部材7の付勢
力を強く作用することができるので、仕掛投擲時(キャ
スティング時)の慣性力でハンドル36に回転力が掛かっ
ても、摺動板5が上方に移動することが防止される。付
勢部材7の線材を太くする必要がないので操作部材6の
操作力か不必要に大きくなって操作性が悪化することが
なくなる。
【0029】前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成
されると、操作部材6に円弧状長溝からなる移動案内部
6bを設けることで、釣糸放出状態でデットポイントバネ
からなる付勢部材7の一端部7aは変位されて回動角を大
きく取ることができて簡単な構成で付勢部材7の付勢力
を強く作用することができ、付勢部材7の線材を太くす
る必要がないので操作部材6の操作力が不必要に大きく
なることがなく、確実にクラッチ操作機構の誤復帰が防
止出来る。
【0030】前記説明では、付勢部材7の一端部7aを操
作部材6に設けた円弧状長溝からなる移動案内部6bで変
位させたが、側枠1bに長溝からなる移動案内部を穿設
し、移動案内部に他端部7bを係合してもよい。前記説明
では、板状の摺動板5にカム状の作動部5b、5cが設けら
れてクラッチ板21が作動され、摺動板5は付勢部材7で
付勢された操作部材6で操作されるように構成したが、
操作部材6をスプ−ル軸3の外側で回動される筒状部に
形成し、筒状部にカム状の作動部と円弧状の長溝からな
る移動案内部を設けると共に、筒状部の移動案内部と側
枠1bの間に付勢部材7を設けてもよい。前記説明では、
操作部材6を魚釣用両軸受型リ−ルのクラッチ操作機構
の直線移動あるいは回転移動を作動する部材で述べた
が、デットポイントを越えて付勢力が付勢される付勢部
材が組み込まれたリ−ルの他の部材やスイッチ等の作動
部材としてもよい。
【0031】図5、図6は第2実施例で魚釣用リ−ルを
魚釣用スピニングリ−ルで述べれば、図5は魚釣用スピ
ニングリ−ルの要部断面側面図、図6はスプ−ルとロ−
タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材の平面図と
螺子が外された一部拡大平面図である。
【0032】魚釣用スピニングリ−ルはリ−ル本体A′
の前面に突出した回転筒軸52にロ−タ9が取り付けら
れ、回転筒軸52の中を通してロ−タ9の前側に突出した
スプ−ル軸3′にスプ−ル16′が取り付けられている。
ロ−タ9はハンドル36の回転で図示しない駆動機構を介
して回転され、スプ−ル16′はハンドル36の回転で図示
しないオシレ−ト機構を介して前後に往復動される。ロ
−タ9は筒部9aで回転筒軸52に取り付けられ、筒部9aと
前壁9bと大径の筒部9cと大径の筒部9cの基部の外周から
前方に向けて突出された一対の支持ア−ム9d、9eとで形
成されて支持ア−ム9d、9eに凹部9f、9gが形成されると
共に凹部9f、9gの中に段付回転支軸9h、9iと支持ア−ム
9dの凹部9fの中に度当り部9jが形成されている。回転支
軸9h、9iの中心に螺子部9k、9mが形成されている。
【0033】ロ−タ9の一対の支持ア−ム9d、9eの先端
部外側に反転自在に一方のベ−ル支持部材からなる操作
部材6′と他方のベ−ル支持部材からなる操作部材6″
の基部6c、6dが螺子53、54で軸承され、図6の実線の釣
糸17の巻取状態と2点鎖線の放出状態に反転される。一
方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′の先端部にラ
インロ−ラからなる釣糸案内部55とベ−ル取付部56が取
り付けられている。ベ−ル取付部56と他方のベ−ル支持
部材からなる操作部材6″の先端部の間にベ−ル取付部
56と一体のベ−ル57が取り付けられている。一対の支持
ア−ム9d、9eの外側は夫々カバ−58、59で覆われてビス
60、61で止められている。リ−ル本体A′のリ−ル脚部
Aaには一方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′が放
出状態にある時衝接される衝接部材62が突出して設けら
れている。
【0034】一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
6′と他方のベ−ル支持部材からなる操作部材6″の基
部6c、6dは円板状に形成されて中心に透孔6e、6fが穿設
され、透孔6e、6fは段付回転支軸9h、9iに嵌合されて螺
子53、54で抜け止めされる。基部6cの裏面には円弧状長
溝からなる移動案内部6gが穿設され、度当り突起6hが突
出されている。移動案内部6gにデットポイントバネから
なる付勢部材7の一端部7aが挿入係合され、他端部7bは
支持ア−ム9dに穿設された穴9nに挿入係合されている。
【0035】図6で、一方のベ−ル支持部材からなる操
作部材6′の中心と付勢部材7の他端部7bの中心を結ぶ
線a上にデットポイントがあり、釣糸巻取状態では実線
の操作部材6′の破線の移動案内部6gは基部6cの右側の
破線位置にあって破線の付勢部材7の一端部7aが移動案
内部6gの反時計方向の端に係合されている。釣糸放出状
態では2点鎖線の操作部材6′の移動案内部6gは基部6c
の左側の2点鎖線位置にあって2点鎖線の付勢部材7の
一端部7aが移動案内部6gの時計方向の端に変位されて係
合されている。図6の釣糸放出状態で、2点鎖線の付勢
部材7の一端部7aと他端部7bの夫々中心を結ぶ線をdと
し、2点鎖線の移動案内部6gの中で反時計方向の端の一
端部7a(従来の付勢部材の一端部の位置)と付勢部材7
の他端部7bの夫々中心を結ぶ線をeとする。
【0036】前記結ぶ線aと結ぶ線dの回動角γ、結ぶ
線aと結ぶ線eの回動角δとすると、γ>δとなり、操
作部材6′に円弧状長溝からなる移動案内部6gを設ける
ことで、釣糸放出状態でデットポイントバネからなる付
勢部材7の一端部7aは変位されて回動角を大きく取るこ
とができて付勢部材7の付勢力を強く作用することが出
来る。
【0037】前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、釣
糸巻取状態でハンドル36が回転されると、ロ−タ9が回
転されてスプ−ル16′に釣糸17が巻回される。ベ−ル57
が釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換えられる時はベ
−ル57が手で起こされる。釣糸放出状態で図示しない仕
掛が投擲されるためにリ−ルが勢いよく振り降ろされる
と、釣糸17がスプ−ル16′から繰り出される。ベ−ル57
が釣糸放出状態から釣糸巻取状態に反転される時は、ハ
ンドル36でロ−タ9が回転されて一方のベ−ル支持部材
からなる操作部材6′が衝接部材58に衝接されることで
反転される。
【0038】前記のように一方のベ−ル支持部材からな
る操作部材6′の基部6cの裏面に円弧状長溝からなる移
動案内部6gを設けることで、釣糸放出状態でデットポイ
ントバネからなる付勢部材7の一端部7aは変位されて回
動角を大きく取ることができ、付勢部材7の付勢力を強
く作用することができるので、仕掛投擲時(キャスティ
ング時)の慣性力でハンドル36に回転力が掛かっても、
ベ−ル57が釣糸放出状態から釣糸巻取状態に反転される
ことが防止される。付勢部材7の線材を太くする必要が
ないので操作部材6′の操作力が不必要に大きくなって
操作性が悪化することがなくなる。更に仕掛投擲時(キ
ャスティング時)の慣性力でベ−ル57が振り落ちること
が防止される。
【0039】前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構
成されると、一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
6′に円弧状長溝からなる移動案内部6gを設けること
で、釣糸放出状態でデットポイントバネからなる付勢部
材7の一端部7aは変位されて回動角を大きく取ることが
できて簡単な構成で付勢部材7の付勢力を強く作用する
ことができ、仕掛投擲時の慣性力でハンドル36に掛かる
回転力によりベ−ル支持部材からなる操作部材6′、
6″が誤復帰することが確実に防止出来ると共に慣性力
でベ−ル57が振り落ちることが防止される。付勢部材7
の線材を太くする必要がないので操作部材6′の操作力
が不必要に大きくなって操作性が悪化することがなくな
る。
【0040】図7は第3実施例で、図7は一方のベ−ル
支持部材からなる操作部材と支持ア−ムの要部拡大平面
図である。
【0041】第3実施例では、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′の基部6cの裏面には前記第2実施例
の移動案内部6gより幅広い円弧状長溝からなる移動案内
部6iが穿設されて移動案内部6iの中に移動駒63が移動自
在に挿入され、移動駒63に付勢部材7の一端部7aが挿入
係合される透孔63a が穿設されている。他の構成は前記
第2実施例と略同一である。
【0042】図8は第4実施例で、図8はスプ−ルとロ
−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材の平面図
と螺子が外された一部拡大平面図である。
【0043】第4実施例では、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′の基部6cの裏面に穴6jが穿設されて
付勢部材7の一端部7aが挿入係合され、ロ−タ9の支持
ア−ム9dに長溝からなる移動案内部9oが穿設されて付勢
部材7の他端部7bが挿入係合されている。他の構成は前
記第2実施例と略同一である。
【0044】第4実施例では、釣糸巻取状態と釣糸放出
状態で付勢部材7の他端部7bの移動案内部9o内における
係合位置が異なる。釣糸巻取状態では、破線の付勢部材
7の他端部7bは移動案内部9o内の左端に係合されて一方
のベ−ル支持部材からなる操作部材6′の中心と破線の
付勢部材7の他端部7bの中心を結ぶ線aとする。釣糸放
出状態では、2点鎖線の付勢部材7の他端部7bは移動案
内部9o内の右端に係合されて一方のベ−ル支持部材から
なる操作部材6′の中心と2点鎖線の付勢部材7の他端
部7bの中心を結ぶ線a′とする。付勢部材7のデットポ
イントは結ぶ線a上と結ぶ線a′上を移動する。釣糸巻
取状態における破線の付勢部材7の他端部7bの中心と釣
糸放出状態における2点鎖線の付勢部材7の一端部7aの
中心を結ぶ線をfとする。釣糸放出状態における2点鎖
線の付勢部材7の一端部7aの中心と2点鎖線の付勢部材
7の他端部7bの中心を結ぶ線をgとする。
【0045】前記結ぶ線aと結ぶ線fの回動角γ′、結
ぶ線a′と結ぶ線gの回動角δ′とすると、γ′>δ′
となり、付勢部材7の他端部7bが係合される支持ア−ム
9dに長溝からなる移動案内部9oを設けることで、釣糸放
出状態で付勢部材7の他端部7bは変位されて回動角を大
きく取ることができて付勢部材7の付勢力を強く作用す
ることが出来る。
【0046】図9から図11は第5実施例で、図9はスプ
−ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
の平面図と螺子が外された釣糸巻取状態における一部拡
大平面図、図10は一方の支持ア−ムとベ−ル支持部材か
らなる操作部材の拡大断面側面図、図11は螺子が外され
た釣糸放出状態におけるスプ−ルとロ−タと一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材の一部拡大平面図である。
【0047】第5実施例では、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′の基部6cは円板状に形成されて中心
に透孔6eと、透孔からなる移動案内部6kが連接されて釣
糸巻取状態で右前方に向けて小判形に形成され、釣糸巻
取状態では中心透孔6eが回転支軸9hに付勢部材7で押圧
付勢されている。一方のベ−ル支持部材からなる操作部
材6′の基部6cの裏面に穴6mが穿設されて付勢部材7の
一端部7aが挿入係合され、他端部7bはロ−タ9の支持ア
−ム9dに穿設された穴9nに挿入係合されている。他の構
成は前記第2実施例と略同一である。
【0048】第5実施例では釣糸巻取状態で一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材6′の中心透孔6eが回転支
軸9hに付勢部材7で押圧付勢され、釣糸巻取状態から釣
糸放出状態に反転されると、反転と同時に図11の矢印h
のように移動案内部6kに沿って一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′が左前方に変位されて透孔からなる
移動案内部6kが回転支軸9hに付勢部材7で押圧付勢され
る。図9で、一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
6′の中心と破線の付勢部材7の他端部7bの中心を結ぶ
線a上にデットポイントがあり、釣糸放出状態では図11
で、破線の付勢部材7の一端部7aの中心と他端部7bの中
心を結ぶ線をjとし、破線の付勢部材7の他端部7bの中
心と2点鎖線の付勢部材7の一端部7a(従来の付勢部材
の一端部の位置)の中心を結ぶ線をkとする。
【0049】前記結ぶ線aと結ぶ線jの回動角γ″、結
ぶ線aと結ぶ線kの回動角δ″とすると、γ″>δ″と
なり、一方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′に中
心透孔6eと透孔からなる移動案内部6kが連接されて小判
形に形成されていることで、釣糸放出状態で付勢部材7
の一端部7aは変位されて回動角を大きく取ることができ
て付勢部材7の付勢力を強く作用することが出来る。
【0050】第5実施例のように魚釣用スピニングリ−
ルが構成されると、一方のベ−ル支持部材からなる操作
部材6′に中心透孔6eと連接する透孔からなる移動案内
部6kを設けて回転支軸9hと組み合わせることで、釣糸放
出状態でデットポイントバネからなる付勢部材7の一端
部7aは変位されて回動角を大きく取ることができて簡単
な構成で付勢部材7の付勢力を強く作用することがで
き、仕掛投擲時の慣性力でハンドル36に掛かる回転力に
よりベ−ル支持部材からなる操作部材6′、6″が誤復
帰することが確実に防止出来ると共に慣性力でベ−ル57
が振り落ちることが防止される。付勢部材7の線材を太
くする必要がないので操作部材6′の操作力が不必要に
大きくなって操作性が悪化することがなくなる。
【0051】図12から図14は第6実施例で、図12はスプ
−ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
の平面図と螺子が外された釣糸巻取状態における一部拡
大平面図、図13は一方の支持ア−ムとベ−ル支持部材か
らなる操作部材の拡大断面側面図、図14は螺子が外され
た釣糸放出状態におけるスプ−ルとロ−タと一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材の一部拡大平面図である。
【0052】第6実施例では、一方の支持ア−ム9dの前
記実施例の回転支軸9h位置に中心透孔9pと透孔からなる
移動案内部9qが連接されて左前方に向けて小判形に形成
されている。一方の支持ア−ム9dのロ−タ中心方向の内
側面に中心透孔9pと透孔からなる移動案内部9qの小判形
より大きい小判形の凹部9rが形成されている。ベ−ル支
持部材からなる操作部材6′の基部6cは円板状に形成さ
れて中心に透孔6eが穿設されて螺子53が挿入されてい
る。中心透孔9pと透孔からなる移動案内部9qの中には回
転支軸64が変位自在に挿入されている。回転支軸64の段
付支軸部64a にベ−ル支持部材からなる操作部材6′の
基部6cの透孔6eが嵌合される。小判形の凹部9rの中に回
転支軸64の円形の鍔部が挿入されて回転支軸64の中心螺
子孔64b に螺子53が螺合されている。他の構成は前記第
5実施例と略同一である。
【0053】第6実施例では釣糸巻取状態で、一方のベ
−ル支持部材からなる操作部材6′に螺子53で取り付け
られた回転支軸64が付勢部材7で中心透孔9pに押圧付勢
され、釣糸巻取状態から釣糸放出状態に反転されると、
反転と同時に図14の矢印hのように移動案内部9qに沿っ
て一方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′が左前方
に変位されて透孔からなる移動案内部9qに回転支軸64が
付勢部材7で押圧付勢される。図14で、一方のベ−ル支
持部材からなる操作部材6′の中心と破線の付勢部材7
の他端部7bの中心を結ぶ線a上にデットポイントがあ
り、釣糸放出状態では図14で、破線の付勢部材7の一端
部7aの中心と他端部7bの中心を結ぶ線をjとし、破線の
付勢部材7の他端部7bの中心と2点鎖線の付勢部材7の
一端部7a(従来の付勢部材の一端部の位置)の中心を結
ぶ線をkとする。
【0054】前記結ぶ線aと結ぶ線jの回動角γ″、結
ぶ線aと結ぶ線kの回動角δ″とすると、γ″>δ″と
なり、一方の支持ア−ム9dに中心透孔9pと透孔からなる
移動案内部9qが連接されて左前方に向けて小判形に形成
されていることで、釣糸放出状態で付勢部材7の一端部
7aは変位されて回動角を大きく取ることができて付勢部
材7の付勢力を強く作用することが出来る。
【0055】図15、図16は第7実施例で、図15はスプ−
ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材の
平面図と螺子が外された釣糸巻取状態における一部拡大
平面図、図16は螺子が外された釣糸放出状態におけるス
プ−ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部
材の一部拡大平面図である。
【0056】第7実施例では、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′の基部6cは円板状に形成されて中心
より偏芯位置に大径の透孔からなる移動案内部6nが形成
されて内周の2箇所に凹部6o、6pが形成されている。一
方の支持ア−ム9dの回転支軸9hの外周に突部9sが形成さ
れている。他の構成は前記第5実施例と略同一である。
【0057】第7実施例では、釣糸巻取状態で一方のベ
−ル支持部材からなる操作部材6′の大径の透孔からな
る移動案内部6nが回転支軸9hに付勢部材7で押圧付勢さ
れると共に凹部6oが突部9sに係止され、釣糸巻取状態か
ら釣糸放出状態に反転されると、反転と同時に図16の矢
印iのように一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
6′が前方に変位されて大径の透孔からなる移動案内部
6nが回転支軸9hに付勢部材7で押圧付勢されると共に凹
部6pが突部9sに係止される。図16で、一方のベ−ル支持
部材からなる操作部材6′の中心と破線の付勢部材7の
他端部7bの中心を結ぶ線a上にデットポイントがあり、
釣糸放出状態では図16で、破線の付勢部材7の一端部7a
の中心と他端部7bの中心を結ぶ線をjとし、破線の付勢
部材7の他端部7bの中心と2点鎖線の付勢部材7の一端
部7a(従来の付勢部材の一端部の位置)の中心を結ぶ線
をkとする。
【0058】前記結ぶ線aと結ぶ線jの回動角γ″、結
ぶ線aと結ぶ線kの回動角δ″とすると、γ″>δ″と
なり、一方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′の大
径の透孔からなる移動案内部6nが形成されていること
で、釣糸放出状態で付勢部材7の一端部7aは変位されて
回動角を大きく取ることができて付勢部材7の付勢力を
強く作用することが出来る。
【0059】前記説明では、移動案内部を長溝で形成し
たが長孔で形成してもよい。
【0060】図17、図18は第8実施例で、図17は一方の
ベ−ル支持部材からなる操作部材と支持ア−ムの要部拡
大平面図、図18は支持ア−ムの反転過程を示す平面図で
ある。
【0061】第8実施例では、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′の基部6cの裏面に、前記操作部材
6′の回転軸芯に向けて凸状となり、径方向外側に開い
た半円に近い円弧状の溝からなる移動案内部6oが穿設さ
れて移動案内部6oの両側に規制部6p、6qが溝内に突出形
成され、基部6cの裏面に、度当り突起6hが突出されてい
る。移動案内部6oにデットポイントバネからなる付勢部
材7の一端部7aが挿入係合され、他端部7bは支持ア−ム
9dに穿設された穴9nに挿入係合されている。他の構成は
前記第2実施例と略同一である。
【0062】図17で、一方のベ−ル支持部材からなる操
作部材6′の中心と付勢部材7の他端部7bの中心を結ぶ
線a上にデットポイントがあり、釣糸巻取状態では実線
の操作部材6′の破線の移動案内部6oは基部6cの右側の
破線位置にあって破線の付勢部材7の一端部7aが移動案
内部6oの反時計方向の端に係合されている。釣糸放出状
態では2点鎖線の操作部材6′の移動案内部6oは基部6c
の左側の2点鎖線位置にあって2点鎖線の付勢部材7の
一端部7aが移動案内部6oの時計方向の端に変位されて係
合されている。図17の釣糸放出状態で、2点鎖線の付勢
部材7の一端部7aと他端部7bの夫々中心を結ぶ線をdと
し、2点鎖線の移動案内部6oの中で反時計方向の端の一
端部7a(従来の付勢部材の一端部の位置)と付勢部材7
の他端部7bの夫々中心を結ぶ線をeとする。
【0063】前記結ぶ線aと結ぶ線dの回動角γ、結ぶ
線aと結ぶ線eの回動角δとすると、γ>δとなり、操
作部材6′に半円に近い円弧状の溝からなる移動案内部
6oを設けることで、釣糸放出状態でデットポイントバネ
からなる付勢部材7の一端部7aは変位されて回動角を大
きく取ることができて付勢部材7の付勢力を強く作用す
ることが出来る。
【0064】前記一方のベ−ル支持部材からなる操作部
材6′の動作は、図18の釣糸巻取状態(a)から釣糸放
出状態(d)に切換えられる時は、ベ−ル57が手で起こ
されて一端部7aが(b)、(c)状態を経て釣糸放出状
態(d)に切換えられる。一方のベ−ル支持部材からな
る操作部材6′が釣糸放出状態(d)から釣糸巻取状態
(a)に反転される時は、ハンドル36でロ−タ9が回転
されて一方のベ−ル支持部材からなる操作部材6′が衝
接部材58に衝接されることで反転され、一端部7aが
(e)、(f)状態を経て釣糸放出状態(d)から釣糸
巻取状態(a)に反転される。前記切換え及び反転され
る時、一端部7aは移動案内部6oの両側の規制部6p、6qで
夫々規制されているので、一方のベ−ル支持部材からな
る操作部材6′の回動開始と同時に移動せず、一方のベ
−ル支持部材からなる操作部材6′が所定量回動された
後に移動が開始される。
【0065】前記のように一方のベ−ル支持部材からな
る操作部材6′の基部6cの裏面に半円に近い円弧状の溝
からなる移動案内部6oを設けることで、釣糸放出状態で
デットポイントバネからなる付勢部材7の一端部7aは変
位されて回動角を大きく取ることができ、付勢部材7の
付勢力を強く作用することができるので、仕掛投擲時
(キャスティング時)の慣性力でハンドル36に回転力が
掛かっても、ベ−ル57が釣糸放出状態から釣糸巻取状態
に反転されることが防止される。付勢部材7の線材を太
くする必要がないので操作部材6′の操作力が不必要に
大きくなって操作性が悪化することがなくなる。更に仕
掛投擲時(キャスティング時)の慣性力でベ−ル57が振
り落ちることが防止される。又、移動案内部6oの両側の
規制部6p、6qによって付勢部材7の一端部7aは一方のベ
−ル支持部材からなる操作部材6′が所定量回動された
後に移動が開始されるので、慣性力や衝撃等で反転され
ることが防止される。
【0066】前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構
成されると、一方のベ−ル支持部材からなる操作部材
6′に半円に近い円弧状の溝からなる移動案内部6oを設
けることで、釣糸放出状態でデットポイントバネからな
る付勢部材7の一端部7aは変位されて回動角を大きく取
ることができて簡単な構成で付勢部材7の付勢力を強く
作用することができ、仕掛投擲時の慣性力でハンドル36
に掛かる回転力によりベ−ル支持部材からなる操作部材
6′、6″が誤復帰することが確実に防止出来ると共に
慣性力でベ−ル57が振り落ちることが防止される。又、
付勢部材7の線材を太くする必要がないので操作部材
6′の操作力が不必要に大きくなって操作性が悪化する
ことがなくなる。更に移動案内部6oの両側の規制部6p、
6qによって付勢部材7の一端部7aは一方のベ−ル支持部
材からなる操作部材6′が所定量回動された後に移動が
開始されるので、慣性力や衝撃等で反転されることが防
止される。
【0067】図19は第9実施例で、図19は一方のベ−ル
支持部材からなる操作部材と支持ア−ムの要部拡大平面
図である。
【0068】第9実施例では、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材6′の基部6cの裏面に外側に開いた半円
に近い円弧状の溝からなる移動案内部6oが穿設されて移
動案内部6oの両側に周方向の溝からなる規制部6r、6sが
形成され、基部6cの裏面に、度当り突起6hが突出されて
いる。移動案内部6oにデットポイントバネからなる付勢
部材7の一端部7aが挿入係合されると、一端部7aは規制
部6r、6sに移動され、付勢部材7の他端部7bは支持ア−
ム9dに穿設された穴9nに挿入係合されている。他の構成
は前記第2実施例と略同一である。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0070】請求項1により、操作部材に円弧状長溝か
らなる移動案内部を設けることで、釣糸放出状態でデッ
トポイントバネからなる付勢部材の一端部は変位されて
回動角を大きく取ることができて簡単な構成で付勢部材
の付勢力を強く作用することができ、付勢部材の線材を
太くする必要がないので操作部材の操作力が不必要に大
きくなることがなく、確実にクラッチ操作機構の誤復帰
が防止出来る。
【0071】請求項2により、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材に円弧状長溝からなる移動案内部を設け
ることで、釣糸放出状態でデットポイントバネからなる
付勢部材の一端部は変位されて回動角を大きく取ること
ができて簡単な構成で付勢部材の付勢力を強く作用する
ことができ、仕掛投擲時の慣性力でハンドルに掛かる回
転力によりベ−ル支持部材からなる操作部材が誤復帰す
ることが確実に防止出来ると共に慣性力でベ−ルが振り
落ちることが防止される。付勢部材の線材を太くする必
要がないので操作部材の操作力が不必要に大きくなって
操作性が悪化することがなくなる。
【0072】請求項3により、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材に中心透孔と連接する透孔からなる移動
案内部を設けて回転支軸と組み合わせることで、釣糸放
出状態でデットポイントバネからなる付勢部材の一端部
は変位されて回動角を大きく取ることができて簡単な構
成で付勢部材の付勢力を強く作用することができ、仕掛
投擲時の慣性力でハンドルに掛かる回転力によりベ−ル
支持部材からなる操作部材が誤復帰することが確実に防
止出来ると共に慣性力でベ−ルが振り落ちることが防止
される。付勢部材の線材を太くする必要がないので操作
部材の操作力が不必要に大きくなって操作性が悪化する
ことがなくなる。
【0073】請求項4により、一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材に半円に近い円弧状の溝からなる移動案
内部を設けることで、釣糸放出状態でデットポイントバ
ネからなる付勢部材の一端部は変位されて回動角を大き
く取ることができて簡単な構成で付勢部材の付勢力を強
く作用することができ、仕掛投擲時の慣性力でハンドル
に掛かる回転力によりベ−ル支持部材からなる操作部材
が誤復帰することが確実に防止出来ると共に慣性力でベ
−ル57が振り落ちることが防止される。付勢部材の線材
を太くする必要がないので操作部材の操作力が不必要に
大きくなって操作性が悪化することがなくなる。更に移
動案内部の両側の規制部によって付勢部材の一端部は一
方のベ−ル支持部材からなる操作部材が所定量回動され
た後に移動が開始されるので、慣性力や衝撃等で反転さ
れることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面平面図と要部拡大平面図である。
【図2】同クラッチON状態のハンドルがわ側板内側の
一部断面側面図である。
【図3】同クラッチOFF状態のハンドルがわ側板内側
の一部断面側面図である。
【図4】同クラッチ操作機構のハンドルがわ側板内側の
要部拡大側面図である。
【図5】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
【図6】同スプ−ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材か
らなる操作部材の平面図と螺子が外された一部拡大平面
図である。
【図7】第3実施例で、一方のベ−ル支持部材からなる
操作部材と支持ア−ムの要部拡大平面図である。
【図8】第4実施例で、スプ−ルとロ−タと一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材の平面図と螺子が外された
一部拡大平面図である。
【図9】第5実施例で、スプ−ルとロ−タと一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材の平面図と螺子が外された
釣糸巻取状態における一部拡大平面図である。
【図10】同一方の支持ア−ムとベ−ル支持部材からなる
操作部材の拡大断面側面図である。
【図11】同螺子が外された釣糸放出状態におけるスプ−
ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材の
一部拡大平面図である。
【図12】第6実施例で、スプ−ルとロ−タと一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材の平面図と螺子が外された
釣糸巻取状態における一部拡大平面図である。
【図13】同一方の支持ア−ムとベ−ル支持部材からなる
操作部材の拡大断面側面図である。
【図14】同螺子が外された釣糸放出状態におけるスプ−
ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材の
一部拡大平面図である。
【図15】第7実施例で、スプ−ルとロ−タと一方のベ−
ル支持部材からなる操作部材の平面図と螺子が外された
釣糸巻取状態における一部拡大平面図である。
【図16】同螺子が外された釣糸放出状態におけるスプ−
ルとロ−タと一方のベ−ル支持部材からなる操作部材の
一部拡大平面図である。
【図17】第8実施例で、一方のベ−ル支持部材からなる
操作部材と支持ア−ムの要部拡大平面図である。
【図18】同支持ア−ムの反転過程を示す平面図である。
【図19】第9実施例で、一方のベ−ル支持部材からなる
操作部材と支持ア−ムの要部拡大平面図である。
【符号の説明】
6、6′、6″ 操作部材(6′、6″ ベ−ル支持部
材) 6b、6g、6i、6k、6n、6o、9o、9q 移動案内部 6p、6q、6r、6s 規制部 7 付勢部材 7a 一端部 7b 他端部 9 ロ−タ 9d、9e 支持ア−ム 9h、9i、64 回転支軸 36 ハンドル 55 釣糸案内部 57 ベ−ル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線移動あるいは回転移動を作動する操作
    部材にデットポイントを越えて付勢力が付勢される付勢
    部材で該操作部材のON/OFFの何れか一方の動作で
    前記付勢力を強く作用するように前記付勢部材の端部を
    変位可能とする移動案内部を操作部材と本体の少なくと
    も何れか一方に設けたことを特徴とする魚釣用リ−ル。
  2. 【請求項2】ハンドルにより連動回転するロ−タの支持
    ア−ムの前部に釣糸案内部を有するベ−ル支持部材を反
    転可能に支持して該ベ−ル支持部材を釣糸巻取状態と釣
    糸放出状態の夫々にバネ部材で振り分け付勢保持した魚
    釣用リ−ルにおいて、前記ベ−ル支持部材を釣糸巻取状
    態から釣糸放出状態に反転させる際に該ベ−ル支持部材
    の付勢力が強く作用するように前記ロ−タ支持ア−ムと
    前記ベ−ル支持部材に支持された付勢部材の端部を変位
    可能とする移動案内部を前記ロ−タ支持ア−ムと前記ベ
    −ル支持部材の少なくとも何れか一方に設けたことを特
    徴とする魚釣用リ−ル。
  3. 【請求項3】ハンドルにより連動回転するロ−タの支持
    ア−ムの前部に釣糸案内部を有するベ−ル支持部材を反
    転可能に支持して該ベ−ル支持部材を釣糸巻取状態と釣
    糸放出状態の夫々にバネ部材で振り分け付勢保持した魚
    釣用リ−ルにおいて、前記ベ−ル支持部材を釣糸巻取状
    態から釣糸放出状態に反転させる際に該ベ−ル支持部材
    の付勢力が強く作用するように前記ベ−ル支持部材と前
    記ロ−タ支持ア−ムの何れか一方に回転支軸を設け、前
    記ロ−タ支持ア−ムと前記ベ−ル支持部材の何れか一方
    に前記回転支軸が径方向に変位可能な移動案内部を設け
    たことを特徴とする魚釣用リ−ル。
  4. 【請求項4】前記操作部材を回動自在に支持し、前記移
    動案内部の形状を円弧状の溝にて形成すると共に、前記
    円弧状の溝の両側に、前記付勢部材端部の動きを規制す
    る規制部を設けたことを特徴とする請求項1記載の魚釣
    用リ−ル。
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