JP2000136089A - クローラクレーン - Google Patents
クローラクレーンInfo
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- B66C23/36—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes
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- B66D1/00—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
- B66D1/28—Other constructional details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
提供する。 【解決手段】 本クローラクレーン1は、主巻ドラム
3,補巻ドラム4およびサードドラム5にそれぞれ駆動
用の圧油を供給するパワープラント含むエンジン7を旋
回フレーム2の左右いずれかの側面側に搭載し、かつ、
これらの主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムの
後部に、前側が凹面状をなすように形成したカウンタウ
エイト8を搭載してこの凹部内にブーム起伏用ドラム1
3を設置したので、例えば主巻ドラム3および補巻ドラ
ム4と同一形状のサードドラム5を搭載可能となり、多
用途作業に対応可能となる。
Description
可能なクローラクレーンに関するものである。
ン51の上面図および側面図を示している。同図におい
て、クローラクレーン51では、左右に走行用クローラ
52を備えた走行台53上に、剛体の旋回フレーム54
が旋回自在に搭載されている。旋回フレーム54上の先
端部には、作業用のブーム55が前後方向に揺動自在に
取り付けられ、ブーム55の後部には、旋回装置56,
主巻(第1)ドラム57,補巻(第2)ドラム58,サ
ード(第3)ドラム59が一列に配置され、各作業用ロ
ープの巻回を行うようになっている。サードドラム59
の後部には、エンジン60が配置され、図示しない油圧
ポンプ等からなるパワープラントを駆動して各ドラムに
圧油を供給するとともに、旋回および走行用の駆動力を
も供給するようになっている。
ーム54上の後端部には、転倒防止用のカウンタウエイ
ト61が搭載されている。カウンタウエイト61の形状
は、前面がエンジン60と干渉しないようにフラットに
なっている。一方、旋回フレーム54の前方に向かって
左側に張り出したフレーム上には、ブーム起伏ドラム6
2が配置され、ブーム55の起伏用ロープの巻回を行う
ようになっている。他方、旋回フレーム54の前方に向
かって右側に張り出したフレーム上には、運転室63が
設けられ、ここで作業者が各種の操作を行えるようにな
っている。
に、各ドラムはいずれもドラム側面に取り付けられた乾
式ブレーキ64によって制動されるようになっている。
この乾式ブレーキは、例えばブレーキバンドの締め付け
によりドラムを制動するものである。また、減速機も外
付けの多段ギヤによるものである。さらに、各ドラムは
いずれも旋回フレーム54上に図示しないボルト止め部
分にて固定されている。
用途は、一般に多岐にわたり、例えば標準クレーン,ハ
ンマグラブ,連壁バケット(油圧式),連壁バケット(機
械式),アースドリル,クラムセル,ロギング,アース
オーガ,ダウンザホール等の各種作業用途がある。これ
らの作業に伴う、吊荷,バケットの上下は、標準装備で
ある主巻ドラム57,補巻ドラム58の巻上,巻下作業
によって行われる。これに対して、サードドラム59
は、オプション装備であり、これにより、ハンマーグラ
ブ作業でのケーシングジャッキハンドリング,バイブロ
作業でのバイブロ手元引き込み,台船上作業でのクレー
ン作業等が行われる。台船上作業では、主巻ドラム57
はクラムセルバケット開閉用、補巻ドラム58はクラム
セルバケット支持用に使用し、サードドラム59はテト
ラ等の据付クレーン作業用に使用する場合が多い。ま
た、これらの作業では、巻下フリーフォール作業が必要
とされ、各ドラムはフリーフォールできることが要求さ
れる。
ーンでは、作業現場で要求される小さな後端旋回半径
と、輸送時に要求される小さな全幅とを満足させる一
方、ロープ巻取容量の大きな幅広ドラムを搭載する必要
があるという本体レイアウト上の制約がある。しかし、
上記従来のクローラクレーン51の構成では、サードド
ラム59をオプション装備する際、上記本体レイアウト
上、主巻ドラム57および補巻ドラム58よりも小型の
サードドラム59しか組み込めない。このため、サード
ドラム59のロープの仕込み量の制限からロープ径が細
く、吊上作業時に多本掛けにする必要があり、かつ、吊
上能力にも制約がある。したがって、作業用途に合わせ
てドラムを使用する際、サードドラム59はクローラク
レーンの作業用途にかなりの制約を与えていた。
ジン60を旋回フレーム54の側面に配置した例(クロ
ーラクレーン51')もあるが、掘削作業等で要求され
る大きなブレーキ力を確保するために、図14(a),
(b)に示すように、大型の乾式ブレーキ64'がダブ
ル装備されており、この場合もやはり小型のサードドラ
ム59しか組み込めなかった。なお、図12〜図14に
おけるその他の構成は上記した例(クローラクレーン5
1)と同様であり、それぞれ同一符号で示している。
創案されたもので、多用途作業に対応可能なクローラク
レーンを提供することを目的とするものである。
ーム上に、作業用ロープをそれぞれ巻回する主巻ドラ
ム,補巻ドラムおよびサードドラムを、それぞれの回転
軸がブーム中心軸と直角となるように一列に配置して搭
載したクローラクレーンにおいて、上記主巻ドラム,補
巻ドラムおよびサードドラムにそれぞれ駆動用の圧油を
供給するパワープラントを含むエンジンを上記旋回フレ
ームの左右いずれかの側面側に搭載し、かつ、これらの
主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムの後部に、
前側が凹面状をなすように形成したカウンタウエイトを
搭載してこの凹部内にブーム付帯装置を設置してなるこ
とを特徴とするクローラクレーンとして構成されてい
る。
巻ドラムおよびサードドラムにそれぞれ駆動用の圧油を
供給するパワープラントを含むエンジンが旋回フレーム
の左右いずれかの側面側に搭載され、かつ、これらの主
巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムの後部に、前
側が凹面状をなすように形成したカウンタウエイトが搭
載されてこの凹部内にブーム付帯装置が設置されること
により、各ドラムのブレーキ形式のいかんを問わず、上
記主巻ドラムおよび補巻ドラムと同一あるいはそれ以上
の大きさのサードドラムが上記旋回フレーム上に搭載可
能となるため、サードドラムにも主巻ドラムおよび補巻
ドラムと同一あるいはそれ以上の吊上能力が得られ、ユ
ーザによる多用途作業でのドラム選択も可能となる。
作業を多本掛けで行っていたが、本発明では、サードド
ラムのロープの仕込み量が大きくなり、サードドラムの
ロープ径を太くしてその掛け本数を減らして作業するこ
とができるようになるため、作業速度が向上し、かつ、
ロープの仕込み作業も容易になる。さらに、サードドラ
ムでも主巻ドラムおよび補巻ドラムと同じく巻下フリー
フォールができるようになるため、作業効率が向上し、
多用途作業にも対応可能となる。
ロープをそれぞれ巻回する主巻ドラム,補巻ドラムおよ
びサードドラムを、それぞれの回転軸がブーム中心軸と
直角となるように一列に配置して搭載したクローラクレ
ーンにおいて、上記主巻ドラム,補巻ドラムおよびサー
ドドラムにそれぞれ駆動用の圧油を供給するパワープラ
ントを含むエンジンを上記旋回フレームの左右いずれか
の側面側に搭載し、かつ、これらの主巻ドラム,補巻ド
ラムおよびサードドラムを制動するドラム内蔵型ブレー
キを各ドラムに装備してなることを特徴とするクローラ
クレーンとして構成されている。
巻ドラムおよびサードドラムにそれぞれ駆動用の圧油を
供給するパワープラントを含むエンジンが旋回フレーム
の左右いずれかの側面側に搭載され、かつ、これらの主
巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムを制動するド
ラム内蔵型ブレーキが各ドラムに装備されることによ
り、カウンタウエイトの形状のいかんを問わず、上記主
巻ドラムおよび補巻ドラムと同一あるいはそれ以上の大
きさのサードドラムが上記旋回フレーム上に搭載可能と
なるため、上記第1の発明と同様に、サードドラムにも
主巻ドラムおよび補巻ドラムと同一あるいはそれ以上の
吊上能力が得られ、ユーザによる多用途作業でのドラム
選択も可能となる。
合わせ適用したものであり、したがって、本第3の発明
の構成によれば、相乗した作用効果を得ることができ
る。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ン(以下、単に「クローラクレーン」という。)の概略
構成を示す上面図である。図1に示すように、本クロー
ラクレーン1は、旋回フレーム2上に、作業用ロープを
それぞれ巻回する主巻ドラム3,補巻ドラム4およびサ
ードドラム5を、それぞれの回転軸がブーム6の中心軸
と直角となるように一列に配置して搭載した点では従来
例と同様である。しかし、本クローラクレーン1では、
主巻ドラム3,補巻ドラム4およびサードドラム5に
それぞれ駆動用の圧油を供給するパワープラントを含む
エンジン7を旋回フレーム2の左右いずれかの側面側に
搭載し、かつ、これらの主巻ドラム3,補巻ドラム4
およびサードドラム5の後部に、前側が凹面状をなすよ
うに形成したカウンタウエイト8を搭載してこの凹部内
にブーム付帯装置を設置し、かつ、これらの主巻ドラ
ム3,補巻ドラム4およびサードドラム5を制動するド
ラム内蔵型ブレーキ9を各ドラムに装備している点で従
来例と異なる。なお、本クローラクレーン1は、上記
との組み合わせ、あるいは、との組み合わせ(こ
の場合はカウンタウエイト8の前側はフラット形状等な
んでもよい)のものであってもよく、その場合も従来例
と異なるが、ここでは、主として上記のようにとと
の組み見合わせの場合を例にとって説明する。
図および側面図を示している。同図において、本クロー
ラクレーン1では、左右に走行用クローラ10を備えた
走行台11上に、旋回フレーム2が旋回自在に搭載され
ている。本クローラクレーン1の旋回フレーム2は、そ
の側面左右縦板をベースにした箱構造となっており、こ
れにより十分な剛性を有するものとなっている。旋回フ
レーム2上の先端部には、作業用のブーム6が前後方向
に揺動自在に取り付けられ、ブーム6の後部には、旋回
装置12,主巻(第1)ドラム3,補巻(第2)ドラム
4,サード(第3)ドラム5が一列に配置され、各作業
用ロープの巻回を行うようになっている。
ン7が旋回フレーム2の前方に向かって左側に張り出し
たフレーム上に配置した。このエンジン7により図示し
ない油圧ポンプ等からなるパワープラントを駆動して各
ドラムに圧油を供給するとともに、旋回および走行用の
駆動力をも供給する。このようなエンジン7の配置によ
り、旋回フレーム2上にスペースができる。しかし、単
純にエンジン7を横置きしただけでは、従来そこに配置
されていたブーム付帯装置であるブーム起伏用ドラム1
3とエンジン7とが干渉してしまい、そのような配置は
実現不可能となる。
フレーム2上の後端部に搭載されている転倒防止用のカ
ウンタウエイト8の形状を、前面が凹面状となるように
形成した。そしてこの凹部内に、ブーム起伏用ドラム1
3を挟み込むように配置し、ブーム6の起伏用ロープの
巻回を行うようにした。このカウンタウエイト8の形状
により、サードドラム5のさらに後部にブーム起伏用ド
ラム13を搭載できるようになった。したがって、ブー
ム起伏用ドラム13とエンジン7とが干渉することがな
くなり、エンジン7を旋回フレーム2の左側に張り出し
たフレーム上に容易に配置することができた。
一形状の主巻ドラム3,補巻ドラム4およびサードドラ
ム5が、それぞれの回転軸がブーム6の中心軸と直角と
なるように一列に搭載できるようになった。したがっ
て、同等クレーンクラスかつ同等旋回後端半径の制約の
中、巻下フリーフォール機能付きの同一巻上ウインチド
ラムの3個搭載が可能となるため、作業効率が向上し、
作業用途を多様化できるものとなった。
側に張り出したフレーム上には、運転室14が設けら
れ、ここで作業者が各種の操作を行えるようになってい
る。
示すように、各ドラムはいずれもドラム内臓型の湿式ブ
レーキ15によって制動されるようになっている。この
湿式ブレーキは、例えば多板ディスクタイプのブレーキ
に圧油を供給して制動時の発散熱量を除去するものであ
る。減速機も例えば遊星ギヤを用いたドラム内臓型のも
のを採用している。これにより、ブレーキリム等の張り
出し部分がなくなり、エンジン7の横配置が可能とな
る。その結果、旋回フレーム2上にスペースができ、旋
回フレーム2上に、同一形状の主巻ドラム3,補巻ドラ
ム4およびサードドラム5が、それぞれの回転軸がブー
ム6の中心軸と直角となるように一列に搭載できるよう
になった。したがって、この場合にも、同等クレーンク
ラスかつ同等旋回後端半径の制約の中、巻下フリーフォ
ール機能付きの同一巻上ウインチドラムの3個搭載が可
能となるため、作業効率が向上し、作業用途を多様化で
きるものとなった。
りも広く取れるようになるため、巻取り容量の増大が図
れ、例えばバケット作業時に巻上ドラムでの層がわりな
しに作業ができ、ロープの損傷が防止できるようになっ
た。これとともに、ブレーキ回りの組み立て、メンテナ
ンススペースが不要となった。したがって、この点から
も同等クレーンクラスかつ同等旋回後端半径の制約の
中、巻下フリーフォール機能付きの同一巻上ウインチド
ラムの3個搭載が可能となり、作業効率の向上等を図る
ことができた。ただし、従来例と同様の乾式ブレーキを
採用することも可能である。
ラムを旋回フレーム2上に図示しないピン止め部分にて
固定することにより、各ドラムを旋回フレーム2上に着
脱自在に搭載可能としている。これにより、各ドラムの
取り付け位置が任意に得られ、作業に応じてドラムフラ
ンジ径の大きなドラムを取り付けることができるように
なる。このように、各ドラムの組み立て、分解がさらに
容易となり、その結果、旋回フレーム2の形状が簡素化
されてその製作コストの低減をも図ることができた。た
だし、従来例と同様にボルト止めを採用することも可能
である。
に向かって右側に張り出したフレーム上に配置してもよ
く、その場合にも上記と同様の作用効果が得られる。た
だし、その場合には、運転室14を旋回フレーム2の左
側に張り出したフレーム上に配置することとなる。
いて概略説明する。図4に示すように、例えばオールケ
ーシング作業(全旋回掘削)において、本クローラクレ
ーン1では、主巻ドラム3によるクラウン操作によりハ
ンマグラブ開閉を行い、補巻ドラム4によりハンマグラ
ブ支持を行う。そして、サードドラム5によりケーシン
グジャックつり込み等の相伴作業を行う。このような各
ドラムの協同作業により、ケーシングジャッキを据え付
けて、ケーシングの建て込みを行い、ケーシングジャッ
キでケーシングを回転・押し込みながら、ハンマグラブ
でケーシング内を掘削してくい穴を作り、コンクリート
を流し込んで、くいを造成することができる。つまり、
これらの一連の作業において、本クローラクレーン1で
は、掘削作業を主巻ドラム3および補巻ドラム4により
実施し、重量物のハンドリングは、主巻ドラムおよび補
巻ドラムと同サイズのサードドラム5により実施でき
る。したがって、サードドラムによる作業に用いられる
ロープ径を大きくできるため、掛け数が少なくて済み,
吊り荷の上下移動速度を速めることもできる。また、幅
広のドラムであるので、バケット作業が少ない巻き数で
行え、ロープの消耗が少なくなる。また、同サイズのド
ラムを使用するので、ユーザが作業用途に合わせて任意
のドラムを主巻ドラム,補巻ドラムあるいはサードドラ
ムとして選択できる。これにより、同一巻上ウインチ
力,同一巻上速度,同一ブレーキ力が得られ、また、同
一ロープが使用できる。したがって、1つのドラムが故
障しても、緊急対策として他のドラムを使用して作業を
続行することができる。もちろん、各ドラムによる巻下
フリーフォール作業も容易に行うこともできる。
えば図5は、各ドラムに乾式ダブルブレーキを装備し、
かつ、各ドラムをボルト止めしたもの、図6は、各ドラ
ムに湿式ブレーキを装備し、かつ、各ドラムをピン止め
したもの、図7は、各ドラムに湿式ブレーキを装備し、
かつ、エンジンを左側に搭載したもの、図8は、各ドラ
ムに湿式ブレーキを装備し、かつ、エンジンを右側に搭
載したものをそれぞれ示している。これらの図における
ように、同一形状の主巻ドラム3,補巻ドラム4およびサ
ードドラム5を一列に配置して搭載し、さらに小型のサ
ードドラム15を搭載することもできる。その他の符号
は、図1と同様の要素を示している。なお、本発明は、
台船搭載型のクレーンにも応用可能である。
主巻ドラムおよび補巻ドラムと同一あるいはそれ以上の
大きさのサードドラムが上記旋回フレーム上に搭載可能
となるため、サードドラムにも主巻ドラムおよび補巻ド
ラムと同一あるいはそれ以上の吊上能力が得られ、ユー
ザによる多用途作業でのドラム選択も可能となる。
業を多本掛けで行っていたが、本発明では、サードドラ
ムのロープの仕込み量が大きくなり、サードドラムのロ
ープ径を太くしてその掛け本数を減らして作業すること
ができるようになるため、作業速度が向上し、かつ、ロ
ープの仕込み作業も容易になる。さらに、サードドラム
でも主巻ドラムおよび補巻ドラムと同じく巻下フリーフ
ォールができるようになるため、作業効率が向上し、多
用途作業にも対応可能となる。
概略構成を示す上面図である。
概略構成を示す側面図である。
である。
ある。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
成を示す上面図である。
構成を示す側面図である。
ドラムの部分拡大図である。
略構成を示す平面図である。
略構成を示す側面図である。
巻ドラムの部分拡大図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 旋回フレーム上に、作業用ロープをそれ
ぞれ巻回する主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラ
ムを、それぞれの回転軸がブーム中心軸と直角となるよ
うに一列に配置して搭載したクローラクレーンにおい
て、 上記主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムにそれ
ぞれ駆動用の圧油を供給するパワープラントを含むエン
ジンを上記旋回フレームの左右いずれかの側面側に搭載
し、かつ、これらの主巻ドラム,補巻ドラムおよびサー
ドドラムの後部に、前側が凹面状をなすように形成した
カウンタウエイトを搭載してこの凹部内にブーム付帯装
置を設置してなることを特徴とするクローラクレーン。 - 【請求項2】 旋回フレーム上に、作業用ロープをそれ
ぞれ巻回する主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラ
ムを、それぞれの回転軸がブーム中心軸と直角となるよ
うに一列に配置して搭載したクローラクレーンにおい
て、 上記主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムにそれ
ぞれ駆動用の圧油を供給するパワープラントを含むエン
ジンを上記旋回フレームの左右いずれかの側面側に搭載
し、かつ、これらの主巻ドラム,補巻ドラムおよびサー
ドドラムを制動するドラム内蔵型ブレーキを各ドラムに
装備してなることを特徴とするクローラクレーン。 - 【請求項3】 旋回フレーム上に、作業用ロープをそれ
ぞれ巻回する主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラ
ムを、それぞれの回転軸がブーム中心軸と直角となるよ
うに一列に配置して搭載したクローラクレーンにおい
て、 上記主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードドラムにそれ
ぞれ駆動用の圧油を供給するパワープラントを含むエン
ジンを上記旋回フレームの左右いずれかの側面側に搭載
し、かつ、これらの主巻ドラム,補巻ドラムおよびサー
ドドラムの後部に、前側が凹面状をなすように形成した
カウンタウエイトを搭載してこの凹部内にブーム付帯装
置を設置し、かつ、これらの主巻ドラム,補巻ドラムお
よびサードドラムを制動するドラム内蔵型ブレーキを各
ドラムに装備してなることを特徴とするクローラクレー
ン。 - 【請求項4】 主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードド
ラムを旋回フレーム上に着脱自在に搭載可能なピン係止
部を具備した請求項1から3までのいずれか一項に記載
のクローラクレーン。 - 【請求項5】 主巻ドラム,補巻ドラムおよびサードド
ラムが、いずれも巻下フリーフォール機能付きのドラム
である請求項1から3までのいずれか一項に記載のクロ
ーラクレーン。
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EP04013259.9A EP1452477B1 (en) | 1998-10-29 | 1999-10-28 | Crawler crane |
EP99121474A EP0997428B1 (en) | 1998-10-29 | 1999-10-28 | Crawler crane |
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