JP2000135634A - ピストンクリップ供給装置 - Google Patents

ピストンクリップ供給装置

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JP2000135634A
JP2000135634A JP10309148A JP30914898A JP2000135634A JP 2000135634 A JP2000135634 A JP 2000135634A JP 10309148 A JP10309148 A JP 10309148A JP 30914898 A JP30914898 A JP 30914898A JP 2000135634 A JP2000135634 A JP 2000135634A
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piston
magazine
clip
piston clip
clips
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JP10309148A
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Takayuki Kosugi
孝幸 小杉
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンクリップを1個ずつ確実に供給する
ことができること。 【解決手段】 ピストンクリップ供給装置10は、略C
形状のピストンクリップ5…を段積み状態で保持する棒
状のマガジン13と、マガジン13を縦向きに支えるス
タンド12と、ピストンクリップ5…をマガジン13に
沿って下方へ押出すウエイト14と、マガジン13の下
端から1個のピストンクリップ5の厚みに相当する隙間
18を保って配置した受け台11と、マガジン13から
落下した最下段のピストンクリップ5を受け台11に沿
って水平移動させるプッシャ21とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンにコンロ
ッドをピストンピンで組付けるときに、ピストンのピン
孔に組付けるピストンクリップを供給するための、ピス
トンクリップ供給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの組立に際し、一般には、予め
ピストンにコンロッドをピストンピンで組付けておき、
この組付け品をシリンダブロックに組付ける。コンロッ
ドの一般的な組付け手順を次の図9で説明する。
【0003】図9(a)〜(c)は一般的なコンロッ
ド、ピストンピン、ピストンクリップの取付け手順説明
図である。(a)において、ピストン100の凹部10
1にコンロッド102の先端部を矢印の通りに挿入
し、互いのピン孔103,104の位置合せをする。次
に、ピン孔103,104に矢印の通りピストンピン
105を挿入して、ピストン100にコンロッド102
を組付ける。(b)において、クリップガイド106の
通孔107にピストンクリップ108を矢印の通りに
セットする。ピストンクリップ108は、細い線材から
なる略C形状の止め輪である。次に、クリップガイド1
06を、ピストン100のピン孔103に位置合せし、
矢印の通りに端面をピストン100の外周面に当て
る。(c)において、通孔107から矢印の通りにピ
ストンクリップ108を押出しロッド109で押出し
て、ピン孔103に組付ける。
【0004】このようにピストンにピストンクリップを
組付けるときに、ピストンクリップを供給するためのピ
ストンクリップ供給装置としては、例えば実公平4−3
5064号公報「ピストンクリップの組付装置」に示さ
れるものがある。上記従来の技術は、その公報の第4図
によれば、振動フィーダー2又は3(番号は公報に記載
されたものを引用した。以下同じ。)からクリップCP
を1個ずつ取出し、このクリップCPを旋回装置4で9
0゜旋回し、さらに、クリップ移載装置5によって搬送
装置6の所定位置に移載するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、クリップCPが極めて薄くて切欠きがある
ので、重なり合ったり絡み合ったりすることがあり、こ
れを外すのが面倒である。また、湿気で2個のクリップ
CPが密着することがあり、これを2個に分離するのが
面倒である。さらには、振動フィーダー2,3であるか
ら、設置スペースは大きい。
【0006】そこで本発明の目的は、ピストンクリップ
を1個ずつ確実に供給することができる技術を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、略C形状のピストンクリップを段積み状
態で保持する棒状のマガジンと、このマガジンを縦向き
に支えるスタンドと、ピストンクリップをマガジンに沿
って下方へ押出すウエイトと、マガジンの下端から1個
のピストンクリップの厚みに相当する隙間を保って配置
した受け台と、マガジンから落下した最下段のピストン
クリップを受け台に沿って水平移動させるプッシャとか
らなるピストンクリップ供給装置である。
【0008】受け台の上の隙間は、1個のピストンクリ
ップの厚みに相当する大きさであり、この隙間には、段
積み状態のピストンクリップのうち、常に最下段の1個
分のみが落下して縁切りされている。しかも、隙間から
複数のピストンクリップが押出されることはない。従っ
て、ピストンクリップを重なり合ったり、絡み合った
り、密着し合ったりすることなく、1個ずつ確実に供給
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るピストンクリップ組付
装置の平面図である。ピストンクリップ組付装置1は、
図示せぬコンロッド並びにピストンピンを組込済のピス
トン2…(…は複数個を示す。以下同様。)を搬送トレ
イ6…にセットし、これらの搬送トレイ6…を搬送コン
ベア7で白抜き矢印A方向に搬送し、所定の組付位置B
で一時停止し、この位置にあるピストン2に両側から、
左右2個のピストンクリップを同時に組付ける装置であ
る。このため、ピストンクリップ組付装置1は、搬送コ
ンベア7の搬送方向両側に2組の組付装置(右側組付装
置1Rと左側組付装置1L)を、左右対称に配置したも
のである。
【0010】右側組付装置1Rは、ピストンクリップ5
…を1個ずつ切出して供給するピストンクリップ供給装
置10と、切出したピストンクリップを水平に所定距離
だけ移送する移送装置20と、移送後のピストンクリッ
プを緩く保持して所定の場所へ移載する移載装置30
と、移載装置30からピストンクリップを縮径させつつ
受け取る縮径・ガイド装置40と、縮径・ガイド装置4
0を組付位置Bにあるピストン2のピン孔に位置合せす
る位置合せ機構50と、位置合せした縮径・ガイド装置
40からピストンクリップをピン孔へ押出す押出し装置
60とからなる。左側組付装置1Lは、右側組付装置1
Rと同一の構成・作用であり、同一符号を付して、その
説明を省略する。以下、右側組付装置1Rについて、図
2以降で説明する。
【0011】図2は本発明に係るピストンクリップ供給
装置、移送装置、移載装置廻りの側面図であり、一部を
断面して示す。ピストンクリップ供給装置10は、縦置
きマガジン13に段積み状態で収納したピストンクリッ
プ5…のうち、最下段のピストンクリップ5を縁切りさ
せることで1個ずつ切出すピストンクリップ切出し機構
である。詳しくは、ピストンクリップ供給装置10は、
フロア8に設置した受け台11と、受け台11の上に設
置したスタンド12と、スタンド12の側部に縦向きに
(例えば鉛直に)取付けた棒状のマガジン13と、マガ
ジン13に上下動可能に差込んだウエイト14と、マガ
ジン13の下方で受け台11に沿って水平移動するプッ
シャ21と、プッシャ21を所定距離だけ往復動させる
移送駆動機構22とからなる。
【0012】受け台11は、上面のうちピストンクリッ
プ5が移動する部分に、平板状の当て板15を張ったも
のである。なお、この当て板15の有無は任意である。
スタンド12は、プッシャ21が通過する部分を切欠い
たものである。移送駆動機構22は、例えば、受け台1
1の下部に取付けたロッドレスシリンダである。図中、
9は上部マガジン有無検知センサである。
【0013】移送装置20は、ピストンクリップ5を第
1位置P1(マガジン13の中心位置)から第2位置P
2までの所定距離Lだけ移送する移送機構であり、上記
ピストンクリップ供給装置10の構成要素の一部を兼ね
たプッシャ21並びに移送駆動機構22と、ガイド部材
23とからなる。
【0014】移載装置30は、第2位置P2へ移送後の
ピストンクリップ5を上昇させる上昇機構31と、上昇
後のピストンクリップ5を緩く保持して所定の場所へ移
動する移載機構35とからなる。上昇機構31は、ピス
トンクリップ5を上昇させる押上げロッド32と、押上
げロッド32を昇降させる昇降駆動機構33とからな
る。昇降駆動機構33は、例えば受け台11の脚に取付
けたシリンダである。移載機構35は、ピストンクリッ
プ5を緩く保持する移載チャック36と、移載チャック
36を移動する移動機構37とからなる。移動機構37
は、移載チャック36を移動するとともに、実線にて示
す下向き状態から想像線にて示す水平状態まで、約90
゜旋回させる旋回機構をも有する。
【0015】押上げロッド32の中心(軸線)並びに下
向き状態の移載チャック36の中心(軸線)は、第2位
置P2に設定したものである。押上げロッド32は丸棒
からなり、その上端にピストンクリップ5を載せる平坦
な載置面32aを有する。移載チャック36は、丸棒状
からなり、その先端に保持凹部36aを形成したもので
ある。
【0016】図3は本発明に係るスタンド、マガジン、
ウエイト、ピストンクリップの分解斜視図である。ピス
トンクリップ5は、細い線材からなる略C形状の止め輪
である。スタンド12は、ベース12aと、ベース12
aから起立した平板状の支柱12bとからなり、支柱1
2bでマガジン13を縦向きに支えるものである。マガ
ジン13は、多数のピストンクリップ5(この図では1
個のみ示す。)を段積み状態で保持、すなわち、鉛直方
向に整列させるとともに収納する縦置きマガジンであ
り、支柱12bの下部に取付ける下部マガジン16と、
支柱12bの上部に取付ける上部マガジン17とからな
る。
【0017】下部マガジン16は基準となるマガジンで
あって、この基準マガジンは、ピストンクリップ5を差
込んで保持する保持部16aと、ピストンクリップ5の
切欠き5aを差込むことによってその切欠き方向を整え
る整列部16bと、取付板16cとからなる。具体的に
は、下部マガジン16は、円形断面の棒状の保持部16
aと、保持部16aに沿ってその側面から突出した角形
断面の整列部16bと、整列部16bに沿ってその突出
側面から突出し支柱12bにボルト19…にて取付ける
平板状の取付板16cとを、一体に形成したものであ
る。保持部16aは、上端面16dに一体形成した嵌合
凸部16eを有する。
【0018】上部マガジン17は、ピストンクリップ5
のストックが無くなったときに交換する、交換マガジン
であって、下部マガジン16よりも長いものである。こ
の上部マガジン17は、下部マガジン16と同様の平面
断面構造体であって、ピストンクリップ5を差込んで保
持する保持部17aと、ピストンクリップ5の切欠き5
aを差込むことによってその切欠き方向を整える整列部
17bと、取付板17cとからなる。具体的には、上部
マガジン17は、円形断面の棒状の保持部17aと、保
持部17aに沿ってその側面から突出した角形断面の整
列部17bと、整列部17bに沿ってその突出側面から
突出し支柱12bにボルト19…にて取付ける平板状の
取付板17cとを、一体に形成したものである。保持部
17aは、下端面17dに一体形成した嵌合凹部17e
を有する。
【0019】上部マガジン17の保持部17aの径は、
下部マガジン16の保持部16aの径と同一であり、こ
れら保持部16a,17aの径は、ピストンクリップ5
の内径より若干小さい。従って、棒状の保持部16a,
17aは、多数のピストンクリップ5を差込んで鉛直方
向に整列させ、段積み状態で保持することになる。
【0020】ウエイト14は、下部・上部マガジン1
6,17に保持されたピストンクリップ5を下部・上部
マガジン16,17に沿って下方へ押出す重り(重錘)
であり、側部には、整列部16b,17bに嵌合する切
欠き14aを有する。ところで、略C形状のピストンク
リップ5は切欠き5aを有するので、平面視での重量が
不均一である。すなわち、切欠き5aを有する部分より
も、無い部分の方が重い。このため、ウエイト14がな
い場合には、下部・上部マガジン16,17に段積みさ
れたピストンクリップ5は斜め向きになり、下部・上部
マガジン16,17に引っ掛かる心配がある。本発明に
おいては、段積みされたピストンクリップ5の上面全体
を、ウエイト14で常に下方へ均一に押しして(面押し
して)、均一に落下させることができる。従って、ピス
トンクリップ5は斜め向きになることが防止されるの
で、下部・上部マガジン16,17に引っ掛かる心配が
ない。
【0021】図4は本発明に係る受け台及び下・上マガ
ジンの側面断面図であり、マガジン13の下端(下部マ
ガジン16の下端面16f)から、1個のピストンクリ
ップ5の厚みに相当する寸法Sの隙間18を保って受け
台11を配置したことを示す。詳しくは、下部マガジン
16は、受け台11の上面から寸法Sだけ上位に下端面
16fを配置して、スタンド12(図2参照)に取付け
たものである。上部マガジン17は、その下端面17d
を下部マガジン16の上端面16dに重ね、嵌合凸部1
6eと嵌合凹部17eとの嵌合により、下部マガジン1
6の軸上に(軸心上に)位置合せして、スタンド12
(図2参照)に取付けたものである。従って、上部マガ
ジン17に保持したピストンクリップ5…のストックが
無くなって、新たな上部マガジン17と交換するとき
に、正確な位置に容易にセットすることができる。ま
た、上部マガジン17に段積み状態のピストンクリップ
5…を、下部マガジン16に円滑に落下させることがで
きる。
【0022】プッシャ21は、隙間18を横切るように
水平移動し、マガジン13から落下した最下段のピスト
ンクリップ5を受け台11に沿って、水平移動させるも
のである。
【0023】図5は本発明に係る受け台、マガジン、プ
ッシャ廻りの斜視図である。マガジン13の整列部16
b,17b(図4参照)は、プッシャ21側を向くこと
によって、ピストンクリップ5の切欠き5aをプッシャ
21側を向けたものである。プッシャ21は、移送駆動
機構22のスライダ22aにボルト止めした細長い平板
であり、先端に、ピストンクリップ5の外形に対応した
凹状の押出し部21aと、ピストンクリップ5の切欠き
5aに差込む凸部21bとを形成したものである。
【0024】受け台11は、上面にガイド部材23をボ
ルト止めしたものである。ガイド部材23は、下部マガ
ジン16が貫通する切欠孔23aと、プッシャ21を案
内するとともに受け台11上のピストンクリップ5をプ
ッシャ21の押込み方向に案内するガイド溝23bと、
ガイド溝23bの先端位置(第2位置P2)で上下貫通
したガイド孔23cとを一体に形成したものである。1
1aはスライダ移動用長孔、32bはプッシャ凸部逃げ
溝である。
【0025】次に、上記構成のピストンクリップ供給装
置10、移送装置20並びに移載装置30の作用を説明
する。図6(a)〜(d)は本発明に係るピストンクリ
ップ供給装置並びに移送装置の作用図である。(a)に
示すように、ウエイト14はその重量によって、マガジ
ン13に段積み状態のピストンクリップ5…を、下方へ
押している。この結果、最下段のピストンクリップ5
は、常に受け台11に落下している。次に、プッシャ2
1が進出する。この様子を、(a)のb−b断面図であ
る(b)で示すと、プッシャ21は進出先端の凸部21
bをピストンクリップ5の切欠き5aに差込むことによ
って、ピストンクリップ5の向きを常に規制する。
【0026】次いで、プッシャ21は(c)に示すよう
に、進出先端の押出し部21aでピストンクリップ5の
外周面を押出す。次いで、プッシャ21は(d)に示す
ように進出し、ガイド溝23bを案内として、ピストン
クリップ5を第2位置P2まで移送する。このように、
受け台11上の1個のピストンクリップ5は、マガジン
13の下端面16fと受け台11との間の隙間18から
プッシャ21で押出され、受け台11に沿って水平移動
することにより、移載装置30(図2参照)へ供給され
ることになる。
【0027】図7(a)〜(d)は本発明に係る移送装
置並びに移載装置の作用図である。(a)は、押上げロ
ッド32の載置面32aにピストンクリップ5を載せた
状態を示す。この状態で押上げロッド32を上昇させ
る。(b)は、押上げロッド32を上昇させて、ピスト
ンクリップ5を保持凹部36aに挿入する途中の状態を
示す。(c)は、上記(b)の状態の要部拡大図であ
り、保持凹部36aに押上げロッド32で、ピストンク
リップ5を若干縮径させつつ嵌める途中の状態を示す。
(d)は、保持凹部36aにピストンクリップ5を保持
したことを示す。これで、移載チャック36にピストン
クリップ5を緩く保持することができる。
【0028】図8(a)〜(c)は本発明に係るピスト
ンクリップ供給装置、移送装置並びに移載装置の作用図
である。(a)は、ピストンクリップ5を保持した移載
チャック36が旋回を開始するとともに、プッシャ21
が退縮を開始したことを示す。(b)は、プッシャ21
がマガジン13の近傍まで退縮しつつあることを示す。
(c)は、プッシャ21が完全に退縮したことを示す。
このとき、ウエイト14の重量によって、マガジン13
の下端16fから受け台11へ、ピストンクリップ5が
落下する。ピストンクリップ5の1個分の隙間18によ
り、最下段の1個のピストンクリップ5だけが、確実に
切出されることになる。この結果、ピストンクリップを
重なり合ったり、絡み合ったり、密着し合ったりするこ
となく、1個ずつ確実に供給することができる。
【0029】なお、上記本発明の実施の形態において、
ピストンクリップ組付装置1は、ピストン2…に両側か
ら左右2個のピストンクリップ5,5を同時に組付ける
ものに限定されず、別々に組付けてもよい。また、棒状
のマガジン13には、柱状体、筒状体を含む。さらに
は、マガジン13は、略C形状のピストンクリップ5を
段積み状態で保持するものであればよい。例えば、マガ
ジン13の保持部16a,17aの径を、ピストンクリ
ップ5の内径より若干大きく設定し、ピストンクリップ
5を鉛直方向に整列させるとともに、摩擦力で保持する
ようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ピストンクリップを段積み状態で保
持する棒状のマガジンと、ピストンクリップをマガジン
に沿って下方へ押出すウエイトと、マガジンの下端から
1個のピストンクリップの厚みに相当する隙間を保って
配置した受け台と、マガジンから落下した最下段のピス
トンクリップを受け台に沿って水平移動させるプッシャ
とからなるので、受け台の上の隙間には、段積み状態の
ピストンクリップのうち、常に最下段の1個のみが縁切
りされ、この1個のみを隙間から水平移動させて供給す
ることができる。従って、ピストンクリップを重なり合
ったり、絡み合ったり、密着し合ったりすることなく、
1個ずつ確実に供給することができる。しかも、受け台
の上方に縦向きのマガジンを配置した構成なので、ピス
トンクリップ供給装置の設置スペースを小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピストンクリップ組付装置の平面
【図2】本発明に係るピストンクリップ供給装置、移送
装置、移載装置廻りの側面図
【図3】本発明に係るスタンド、マガジン、ウエイト、
ピストンクリップの分解斜視図
【図4】本発明に係る受け台及び下・上マガジンの側面
断面図
【図5】本発明に係る受け台、マガジン、プッシャ廻り
の斜視図
【図6】本発明に係るピストンクリップ供給装置並びに
移送装置の作用図
【図7】本発明に係る移送装置並びに移載装置の作用図
【図8】本発明に係るピストンクリップ供給装置、移送
装置並びに移載装置の作用図
【図9】一般的なコンロッド、ピストンピン、ピストン
クリップの取付け手順説明図
【符号の説明】
1…ピストンクリップ組付装置、5…ピストンクリッ
プ、10…ピストンクリップ供給装置、11…受け台、
12…スタンド、13…マガジン、14…ウエイト、1
6…下部マガジン、16f…下端面、17…上部マガジ
ン、18…隙間、21…プッシャ、22…移送駆動機
構、23…ガイド部材、S…ピストンクリップの厚みに
相当する寸法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略C形状のピストンクリップを段積み状
    態で保持する棒状のマガジンと、このマガジンを縦向き
    に支えるスタンドと、前記ピストンクリップをマガジン
    に沿って下方へ押出すウエイトと、マガジンの下端から
    1個のピストンクリップの厚みに相当する隙間を保って
    配置した受け台と、マガジンから落下した最下段のピス
    トンクリップを受け台に沿って水平移動させるプッシャ
    とからなるピストンクリップ供給装置。
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