JP2007153456A - インサートナット供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インサートナットを正規の姿勢で位置決め工程に確実に供給する。
【解決手段】パーツフィーダから送給されるインサートナットNを整列台29上に複数個横1列に整列させる整列シリンダを設ける。整列台29上に送給されたインサートナットNを樹脂収容溝n1が上側に位置する正規の姿勢である場合には整列台29上に残す一方、樹脂収容溝n1が下側に位置する逆向き姿勢である場合には整列台29上から除く選別ブロック51を設ける。整列台29上で正規の姿勢で整列された複数個のインサートナットNから適数個だけ同時に位置決め工程に送出する送出管を設ける。
【選択図】図4
【解決手段】パーツフィーダから送給されるインサートナットNを整列台29上に複数個横1列に整列させる整列シリンダを設ける。整列台29上に送給されたインサートナットNを樹脂収容溝n1が上側に位置する正規の姿勢である場合には整列台29上に残す一方、樹脂収容溝n1が下側に位置する逆向き姿勢である場合には整列台29上から除く選別ブロック51を設ける。整列台29上で正規の姿勢で整列された複数個のインサートナットNから適数個だけ同時に位置決め工程に送出する送出管を設ける。
【選択図】図4
Description
この発明は、インサートナット供給装置の改良に関するものである。
インサートナットを樹脂製ワークに圧入して組み付ける場合、圧入工程の前工程である位置決め工程で、図12に示すように、インサートナットNをワークWの凹部w1に位置決め(仮置き)することが行われる。この場合、インサートナットNをワークWに正規の姿勢で位置決めする必要がある。
以下にその理由を述べる。つまり、ワークWの凹部w1は、インサートナットNを圧入し易いように開口径d1が底面の直径d2よりも僅かに大きく形成されて周面がテーパ形状をなしている。一方、インサートナットNは、一端側の直径d3が他端側の直径d4よりも僅かに大きく形成されていて、上記大径の一端側には環状の樹脂収容溝n1が形成されている。また、該樹脂収容溝n1の隣と他端側にはキザミn2が互いに斜め逆向きに形成された環状の回り止め部n3が形成され、かつこの両回り止め部n3間には環状の抜け止め溝n4が形成されている。
そして、インサートナットNの正規の姿勢とは、上記樹脂収容溝n1を上に向けた姿勢であり、インサートナットNをこの姿勢で、図12に示すように、ワークWの凹部w1に位置決め(仮置き)し、高周波加熱後に圧入機で圧入して組み付けるようにしている。この際、ワークWの凹部w1周面の樹脂がインサートナットNで削られるが、この削り屑は上記樹脂収容溝n1に収容されて外部にはみ出さないようになっている。また、上記削り屑は上記抜け止め溝n4にも収容されてインサートナットNが凹部w1から抜けないようにしている。インサートナットNの回り止めは上記回り止め部n3のキザミn2に樹脂が食い付くことによって行われる。しかし、インサートナットNが上記とは逆向きの姿勢でワークWの凹部w1に圧入されると、大径側である樹脂収容溝n1が下側に位置しているため、圧入し辛くなるとともに圧入時に削られた樹脂が外部にはみ出すことになる。このような事情により、樹脂収容溝n1が上側に位置する正規の姿勢でインサートナットNをワークWに位置決めする必要があるのである。
ところで、アクチュエータ等で部品の姿勢を変えるようにした部品供給装置が特許文献1に開示されている。
特開2000−349494号公報
しかし、現状では、インサートナットNの位置決め(仮置き)は、作業者が手作業で行っているため、逆向きの姿勢でワークWに組み付けられる事態が頻繁に発生しており、不良品が多発している。なお、上記の特許文献1の姿勢変更機構を採用することが考えられるが、特許文献1では、正規の姿勢であるか否かに拘わらず、全ての部品の姿勢を変えるようにしているため、これをそのまま採用することができない。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インサートナットを正規の姿勢で位置決め工程に確実に供給することである。
上記の目的を達成するため、この発明は、インサートナットの姿勢が正規であるか否かを判定して逆向き姿勢のインサートナットを供給ラインが外すようにしたことを特徴とする。
具体的には、この発明は、一端側に樹脂収容溝を有し樹脂製ワークに圧入されるインサートナットを圧入工程の前工程である位置決め工程に供給するインサートナット供給装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、送給手段から送給されるインサートナットを整列台上に複数個横1列に整列させる整列手段と、上記整列台上に送給されたインサートナットを上記樹脂収容溝が上側に位置する正規の姿勢である場合には整列台上に残す一方、上記樹脂収容溝が下側に位置する逆向き姿勢である場合には整列台上から除く選別手段と、上記整列台上で正規の姿勢で整列された複数個のインサートナットから適数個だけ同時に上記位置決め工程に送出する送出手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、選別手段により整列台上から除かれた逆向き姿勢のインサートナットを正規の姿勢に反転させて上記整列台上に再送給する再送給手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、整列台上に送給された逆向き姿勢のインサートナットは選別手段によって整列台上から除かれるので、位置決め工程には正規の姿勢であるインサートナットのみが送出手段によって確実に送出され、逆向き姿勢のインサートナットがワークに組み付けられる事態をなくすことができる。
請求項2に係る発明によれば、選別手段により整列台上から除かれた逆向き姿勢のインサートナットは、再送給手段によって正規の姿勢に反転させられて整列台上に再送給されるので、インサートナットの圧入作業を効率良く行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1はインサートナット供給装置周りの構成を示す斜視図である。図1中、1はベースであり、該ベース1上にはテーブル3が4本の支柱5により平行に支持されて配置されている。上記テーブル3上には門形の枠部材7が立設され、該枠部材7にはこの発明の実施の形態に係るインサートナット供給装置9が設置されている。なお、供給対象であるインサートナットNの構造は、既に背景技術のところで図12に基づいて説明したので、繰り返し説明しない。
上記ベース1側方には、図2に示すように、送給手段としてのパーツフィーダ11が据付台13に据え付けられて配置されている。このパーツフィーダ11は、上記据付台13の底部に設置された送給シリンダ15を備え、該送給シリンダ15の上方に延びるピストンロッド15a先端には、押上げブロック17がパーツフィーダ11内を昇降可能に固定されていて、パーツフィーダ11内に収容された複数個(図2では1個のみ表す)のインサートナットNを上記送給シリンダ15の伸長作動により押上げブロック17で上方に押し上げて第1導出管19に導出するようになっている。この第1導出管19は、上記インサートナット供給装置9から上方に延びる第2導出管21上端に中継ボックス23を介して横方向に位置ずれした状態で接続されている。この中継ボックス23はプレート25の一端側に固定され、該プレート25の他端側には2段送り機構の横送りシリンダ27が据え付けられ、該横送りシリンダ27のピストンロッド27a先端は上記中継ボックス23内に進退可能に挿入され、上記第1導出管19から中継ボックス23内に導出されたインサートナットNを横送りして上記第2導出管21に導出するようになっている。
上記インサートナット供給装置9は矩形の整列台29を備えている。この整列台29上には、図6〜8に拡大して示すように、整列台29の長手方向に延びる固定ブロック31が固定され、該固定ブロック31には、可動ブロック33が移動可能に対向配置されている。この可動ブロック33は、上記整列台29から張り出す張出板29a上の押出シリンダ35のピストンロッド35a先端に連結ブロック37を介して連結され、該押出シリンダ35の伸縮作動により可動ブロック33を進退させるようになっている。上記可動ブロック33上面には、互いに間隔をあけて配置された3個の連結板38の一端が固定され、該連結板38他端の下面には可動整列板39が上記固定ブロック31上面を移動可能に固定されている。また、上記整列台29には固定整列板41が上記可動整列板39に対向するように固定されている。上記固定ブロック31と可動ブロック33との間には、上記整列台29上で正規の姿勢で整列された複数個のインサートナットNから適数個(5個)だけ同時に位置決め工程に送出する送出手段としての5本の送出管43の上端が接続されている。そして、インサートナットNが整列台29上に整列した図6の状態で押出シリンダ35を伸長作動させて可動ブロック33及び可動整列板39を前進させることにより、図7及び図8に示すように、複数個のインサートナットNを位置ずれしないように可動ブロック33と可動整列板39とで前後から挟んで固定ブロック31側に横移動させる。これにより、上記5本の送出管43の上方に位置するインサートナットNが各送出管43に落下する。なお、固定ブロック31及び可動ブロック33の送出管43に対応する箇所には、インサートナットNの外周面と僅かな間隔があくように凹状湾曲面31a及び33aが形成され、これにより、インサートナットNの落下を阻害しないようにしている。
上記中継ボックス23下方の整列台29上には、整列手段としての整列シリンダ45が設置され、上記パーツフィーダ11から送給されるインサートナットNをこの整列シリンダ45の伸縮作動の繰り返しによりピストンロッド45a先端で1個ずつ押して整列台29上に複数個横1列に整列させるようになっている。
上記整列台29上の第2導出管21近傍には、図3〜5に拡大して示すように、選別補助シリンダ47が設置され、該選別補助シリンダ47のピストンロッド47a先端には、パッド49がインサートナットNの当接により若干後退可能なように取り付けられている。この選別補助シリンダ47は、上記整列シリンダ45と連係して伸縮作動するようになっている。つまり、整列シリンダ45が1回伸縮作動してインサートナットNを1個押し出す毎に、選別補助シリンダ47も1回伸縮作動するようになっている。上記整列台29上の第2導出管21近傍には、先端上寄りに選別ピン51aを有する選別手段としての選別ブロック51が上記選別補助シリンダ47と対向するように設置されている。また、上記選別補助シリンダ47と選別ブロック51との間の整列台29下面には、断面略逆三角形状のホッパ53が固定されている。
そして、上記整列台29上に送給されて整列シリンダ45で1個ずつ送り出されるインサートナットNを上記選別補助シリンダ47のパッド49と選別ブロック51先端とで両側から挟み、図3に示すように、インサートナットNの樹脂収容溝n1が上側に位置する正規の姿勢である場合には、選別ブロック51の選別ピン51aを上記樹脂収容溝n1に横方向から挿入してインサートナットNをホッパ53側に移動させることなく直線的に通過させ、インサートナットNは重心が整列台29上に位置している。この際、上記選別補助シリンダ47のパッド49は、上記押し出されるインサートナットNが通過する際にインサートナットNの圧接により若干後退する。その後、上記選別補助シリンダ47は整列シリンダ45との連係により収縮作動してパッド49がインサートナットNから離れるが、インサートナットNは上述の如く重心が整列台29上に位置しているため、ホッパ53に落下せず、整列台29上に残るようになっている。
一方、図4に示すように、インサートナットNの樹脂収容溝n1が下側に位置する逆向き姿勢である場合には、選別ブロック51の選別ピン51aはインサートナットNの回り止め部n3(図12参照)に当接し、これにより、インサートナットNがホッパ53側に移動させられ、重心が整列台29上からホッパ53側に外れている。この段階では、インサートナットNは選別補助シリンダ47のパッド49に支持されてホッパ53に落下しないが、選別補助シリンダ47が整列シリンダ45に連係して収縮作動すると、図5に示すように、インサートナットNはバランスを崩してホッパ53に上下方向に180°反転しながら落下し、整列台29上から除かれる。なお、ホッパ53の形状は、インサートナットNがホッパ53で180°反転するように経験上から設定されている。
上記ホッパ53の下端には再送給管55の一端が接続され、該再送給管55の他端は上記中継ボックス23の第1導出管19後側に接続されている。また、上記ホッパ53の下端にはエア供給管57が接続され、該エア供給管57は図外のエア供給源に接続されている。そして、エア供給源からエアをホッパ53の下端を経て再送給管55に供給することで、上記選別ブロック51により整列台29上から除かれホッパ53を落下する過程で逆向き姿勢から正規の姿勢に反転させられたインサートナットNを上記中継ボックス23に戻し、整列台29上に再送給するようになっている。したがって、上記ホッパ53、再送給管55、エア供給管57及びエア供給源により、再送給手段としての再送給装置59が構成されている。
上記各送出管43の下端は、図9〜11に示すように、プレート61にストッパ(図示せず)を備えた連結管65を介して連結され、各送出管43から送出されたインサートナットNを落下しないように支持するようになっている。一方、上記テーブル3上には、下方に延びるピストンロッド67aを有する位置決めシリンダ67が据え付けられ、該位置決めシリンダ67のピストンロッド67a先端には取付プレート69が連結され、該取付プレート69下面に5本の位置決めピン71が一体に突設されている。これら位置決めピン71は上記連結管65内に上下動可能に挿入されている。
上記ベース1上には移載シリンダ73が設置され、該移載シリンダ73のピストンロッド73a先端には、移動テーブル75が連結材77で連結されている。上記ベース1上には2本のガイドレール79が固定されている一方、上記移動テーブル75下面には2個のスライド部材81が固定され、該スライド部材81は上記移載シリンダ73の伸縮作動により上記ガイドレール79に移動可能に係合されている。上記移動テーブル75には、上方に延びるピストンロッド83aを有する持上げシリンダ83が設置され、該持上げシリンダ83のピストンロッド83a先端には、ワークWを載置する支持プレート87が固定されている。そして、上記各送出管43からインサートナットNを位置決め工程の支持台87上に載置されたワークWに送給する際、持上げシリンダ83を収縮作動させて支持台87を連結管65の下方に位置付けて待機させるようになっている(図9参照)。インサートナットNを各送出管43から支持台87上のワークWに移載する際には、上記持上げシリンダ83を伸長作動させて各連結管65の下端をワークWの各凹部w1に対応させた後、各連結管65のストッパを解除し、上記位置決めシリンダ67を伸長作動させて5個のインサートナットNを上記各凹部w1に同時に位置決め(仮置き)するようになっている(図10参照)。このようにしてインサートナットNが位置決めされたワークWは、移載シリンダ73を伸長作動させて図示しない圧入装置側に移動させ(図11参照)、高周波加熱後に上記5個のインサートナットNをワークWの5個の凹部w1に同時に圧入するようになっている。
次に、インサートナットNの送出工程から圧入工程までの作業の一連の流れを説明する。なお、以下に括弧書で付した番号は作業工程の順番を示す。
(1)パーツフィーダ11内に収容された複数個のインサートナットNを送給シリンダ15の伸縮作動により1個ずつ第1導出管19を経て中継ボックス23内に導出する。
(2)横送りシリンダ27を伸長作動させ、上記第1導出管19により中継ボックス23内に導出されたインサートナットNを第2導出管21に導出して整列台29上に送出する。この際、中継ボックス23内に再送給管55から戻されたインサートナットNがある場合とない場合とで横送りシリンダ27の進出ストロークを切り換える。再送給管55から戻されたインサートナットNの有無は図示しないセンサで判定する。
(3)整列シリンダ45の伸縮作動を繰り返し行わせ、第2導出管21から導出(送給)されるインサートナットNを整列台29上に送り出して横1列に整列させる。
(4)インサートナットNは整列台29上に送り出される過程で選別ブロック51を横切る。
この際、インサートナットNが樹脂収容溝n1を上側に向けた正規の姿勢である場合には、選別ブロック51の選別ピン51aが上記樹脂収容溝n1を通過し、インサートナットNはホッパ53側に押し出されることなく直線的に移動するため、インサートナットNの重心は整列台29上に位置している(図3参照)。したがって、選別補助シリンダ47が整列シリンダ45と連係して収縮作動しても、インサートナットNは整列台29上に残っていてホッパ53に落下しない。
一方、インサートナットNが樹脂収容溝n1を下側に向けた逆向き姿勢である場合には、選別ブロック51の選別ピン51aがインサートナットNの回り止め部n3に当接してインサートナットNがホッパ53側に押し出され、インサートナットNの重心が整列台29上からホッパ53側に外れる(図4参照)。したがって、選別補助シリンダ47が整列シリンダ45と連係して収縮作動すると、インサートナットNはバランスを崩してホッパ53に落下して整列台29上から除かれ、上下方向に180°反転して正規の姿勢に修正される(図5参照)。
(5)正規の姿勢に修正されたインサートナットNは、エア圧で再送給装置59の再送給管55を経て中継ボックス23内に戻されて整列台29上に再供給される。
(6)押出シリンダ35が伸長作動し、選別ブロック51を通過した正規の姿勢の複数個のインサートナットNを同時に送出管43側に押し出す。これにより、5本の送出管43に5個のインサートナットNが同時に落下し(図8参照)、各送出管43下端の連結管65内でストッパにより支持される。各連結管65の下方には支持台87上に載置されたワークWが待機している(図9参照)。
(7)持上げシリンダ83を伸長作動させて各連結管65の下端をワークWの各凹部w1に対応させた後、各連結管65のストッパを解除し、位置決めシリンダ67を伸長作動させて5個のインサートナットNを上記各凹部w1に同時に位置決め(仮置き)する(図10参照)。
(8)持上げシリンダ83及び位置決めシリンダ67を共に収縮作動させた後、移載シリンダ73を伸長作動させ、インサートナットNが位置決めされたワークWを図示しない圧入装置側に移動し(図11参照)、高周波加熱後に5個のインサートナットNをワークWの5個の凹部w1に同時に圧入し、一連の圧入作業を終える。
このように、この実施の形態では、整列台29上に送給された逆向き姿勢のインサートナットNを選別ブロック51によって整列台29上から除くので、正規の姿勢であるインサートナットNのみを送出管43を経てワークW側に確実に送出して、逆向き姿勢のインサートナットNがワークWに組み付けられる事態をなくすことができる。
また、選別ブロック51により整列台29上から除かれた逆向き姿勢のインサートナットNを再送給装置59によって正規の姿勢に180°反転させて整列台29上に再送給するので、インサートナットNの圧入作業を効率良く行うことができる。
この発明は、一端側に樹脂収容溝を有し樹脂製ワークに圧入されるインサートナットを圧入工程の前工程である位置決め工程に供給するインサートナット供給装置として有用である。
9 インサートナット供給装置
11 パーツフィーダ(送給手段)
29 整列台
43 送出管(送出手段)
45 整列シリンダ(整列手段)
51 選別ブロック(選別手段)
59 再送給装置(再送給手段)
N インサートナット
n1 樹脂収容溝
W ワーク
11 パーツフィーダ(送給手段)
29 整列台
43 送出管(送出手段)
45 整列シリンダ(整列手段)
51 選別ブロック(選別手段)
59 再送給装置(再送給手段)
N インサートナット
n1 樹脂収容溝
W ワーク
Claims (2)
- 一端側に樹脂収容溝を有し樹脂製ワークに圧入されるインサートナットを圧入工程の前工程である位置決め工程に供給するインサートナット供給装置であって、
送給手段から送給されるインサートナットを整列台上に複数個横1列に整列させる整列手段と、
上記整列台上に送給されたインサートナットを上記樹脂収容溝が上側に位置する正規の姿勢である場合には整列台上に残す一方、上記樹脂収容溝が下側に位置する逆向き姿勢である場合には整列台上から除く選別手段と、
上記整列台上で正規の姿勢で整列された複数個のインサートナットから適数個だけ同時に上記位置決め工程に送出する送出手段とを備えたことを特徴とするインサートナット供給装置。 - 請求項1に記載のインサートナット供給装置において、
選別手段により整列台上から除かれた逆向き姿勢のインサートナットを正規の姿勢に反転させて上記整列台上に再送給する再送給手段を備えたことを特徴とするインサートナット供給装置。
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2005
- 2005-11-30 JP JP2005346732A patent/JP2007153456A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
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