JP2000118346A - 頭部保護エアバッグ袋体 - Google Patents

頭部保護エアバッグ袋体

Info

Publication number
JP2000118346A
JP2000118346A JP10295838A JP29583898A JP2000118346A JP 2000118346 A JP2000118346 A JP 2000118346A JP 10295838 A JP10295838 A JP 10295838A JP 29583898 A JP29583898 A JP 29583898A JP 2000118346 A JP2000118346 A JP 2000118346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folded
airbag
airbag bag
vehicle
head protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10295838A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3353722B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Asano
俊幸 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP29583898A priority Critical patent/JP3353722B2/ja
Priority to US09/362,902 priority patent/US6371512B1/en
Priority to EP99115231A priority patent/EP0980796B1/en
Priority to DE69932122T priority patent/DE69932122T2/de
Priority to EP05020232A priority patent/EP1607277B1/en
Priority to DE69939957T priority patent/DE69939957D1/de
Priority to EP05020231A priority patent/EP1607276B1/en
Publication of JP2000118346A publication Critical patent/JP2000118346A/ja
Priority to US10/102,876 priority patent/US6644687B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3353722B2 publication Critical patent/JP3353722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内突出物に引っ掛かり難くし、展開性能
を向上する。 【解決手段】 エアバッグ袋体16の上部16Dは、略
下方へ向けて蛇腹状に折り畳まれたており、下部16E
が蛇腹折りされた上部16Dの車室内側へ折り返されて
いる。なお、下部16Eの先端16Fは、上部16Dの
上面部16Gに達している。この結果、エアバッグ袋体
展開時、折り返されたエアバッグ袋体16の下部16E
は、先行して車両外側へ突出した上部16Dにより、車
室内方へ向けて押し出され、スリップジョイント等の車
室内突出物52から離れた位置において下方へ向けて膨
張展開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピラー部からルー
フサイドレール部に沿って格納され、車体側部への所定
の高荷重作用時にインフレータから噴出したガスによっ
てカーテン状に膨張する頭部保護エアバッグ袋体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車体側部への所定の高荷重作用時におけ
る前席に着座した乗員の頭部の保護性能を向上させるべ
く、フロントピラー部からルーフサイドレール部に跨が
って折り畳み状態で格納されたエアバッグ袋体を、サイ
ドウインドガラスに沿ってカーテン状に膨張させる頭部
保護エアバッグ装置が既に提案されている。以下、この
種の頭部保護エアバッグ装置を開示したWO 96/2
6087号公報に示される構成について説明する。
【0003】図8に示される如く、この頭部保護エアバ
ッグ装置100は、フロントピラー部102からルーフ
サイドレール部104に跨がって配設された長尺状のダ
クト106と、このダクト106内に折り畳み状態で格
納されると共に前端固定点108及び後端固定点110
にて車体側に固定されたエアバッグ袋体112と、ホー
ス114を介してダクト106の後端部と接続されると
共に車体側部への所定の高荷重作用時にガスを噴出する
インフレータ116と、一端部が車体側に固定されると
共に他端部がエアバッグ袋体112の後端部に固定され
た帯状のストラップ118と、を主要構成要素として構
成されている。さらに、エアバッグ袋体112は、各々
略円筒状に形成されかつ略車両上下方向を長手方向とし
て配置された複数のセル120を連接させることにより
構成されている。
【0004】上記構成によれば、車体側部への所定の高
荷重作用時になると、インフレータ116からガスが噴
出される。このため、噴出されたガスは、ホース114
及びダクト106を介して折り畳み状態のエアバッグ袋
体112の各セル120内へ流入される。その結果、各
セル120が略車両上下方向を長手方向として略円筒状
に膨張し、これによりエアバッグ袋体112がウインド
ガラス122に沿ってカーテン状に膨張される。さら
に、エアバッグ袋体112の後端部はストラップ118
を介して車体側に連結されているため、エアバッグ袋体
112の後端側は確実にセンタピラー部124の上部内
側に配置されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな頭部保護エアバッグ装置では、折り畳まれた状態の
エアバッグ袋体が展開する際に、エアバッグ袋体の下部
がセンタピラー部の車室内側部に配設されたピラーガー
ニッシュに沿って下方へ向けて移動する。この際、セン
タピラー部の上部に、スリップジョイント等の車室内突
出物が配設されている車両においては、展開途中のエア
バッグ袋体の下部がこの車室内突出物に引っ掛かり、エ
アバッグ袋体の展開が邪魔されることが考えられる。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、車室内突出物
に引っ掛かり難く、展開性能を向上できる頭部保護エア
バッグ袋体を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ピラーとルーフサイドレールに跨がって格納したカ
ーテン状の頭部保護エアバッグ袋体において、展開時に
上部が下部よりも先行して車両外側へ突出するように折
り畳まれたことを特徴とする。
【0008】従って、エアバッグ袋体が展開する際に、
エアバッグ袋体の上部からエアバッグ袋体内に入ったガ
スは、エアバッグ袋体の上部を膨張展開すると共に、エ
アバッグ袋体の下部を車両下方へ向けて膨張展開させ
る。この時、本発明のエアバッグ袋体では、展開時に上
部が下部よりも先行して車両外側へ突出するように折り
畳まれているため、エアバッグ袋体の下部は、先行して
車両外側へ突出した上部により、車室内方へ向けて押し
出される。この結果、エアバッグ袋体の下部は、車室内
方へ向けて押し出された状態で車両下方へ向けて膨張展
開する。このため、エアバッグ袋体の下部がスリップジ
ョイント等の車室内突出物から車室内側へ離れた位置に
おいて下方へ移動する。従って、エアバッグ袋体が展開
する部位に、車室内突出物がある車両において、展開途
中のエアバッグ袋体の下部が車室内突出物に引っ掛かり
難く、エアバッグ袋体の展開性能を向上できる。
【0009】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
頭部保護エアバッグ袋体において、上部が蛇腹折りさ
れ、下部が前記蛇腹折りされた上部の車室内側へ折り返
されていることを特徴とする。
【0010】従って、エアバッグ袋体が展開する際に、
折り返されたエアバッグ袋体の下部は、先行して車両外
側へ突出した上部により、車室内方へ向けて押し出され
る。この結果、エアバッグ袋体の下部は、車室内方へ向
けて押し出された状態で車両下方へ向けて膨張展開す
る。このため、エアバッグ袋体の下部がスリップジョイ
ント等の車室内突出物から車室内側へ離れた位置におい
て下方へ移動する。従って、エアバッグ袋体が展開する
部位に、車室内突出物がある車両において、展開途中の
エアバッグ袋体の下部が車室内突出物に引っ掛かり難
く、エアバッグ袋体の展開性能を向上できる。
【0011】また、折り畳み状態にあるエアバッグ袋体
においては、エアバッグ袋体の下部が蛇腹折りされた上
部の車室内側へ折り返されており、実質的に、蛇腹折り
された上部を覆っている。この結果、車両に組付けるま
での輸送段階において蛇腹折り部内に異物が挟み込まれ
るという不具合を低減することができる。
【0012】請求項3記載の本発明は、ピラーとルーフ
サイドレールに跨がって格納したカーテン状の頭部保護
エアバッグ袋体において、上部が蛇腹折りされ、下部が
車室内側へ向けてロール折りされたことを特徴とする。
【0013】従って、エアバッグ袋体が展開する際に、
エアバッグ袋体の上部からエアバッグ袋体内に入ったガ
スは、エアバッグ袋体の上部を膨張展開すると共に、エ
アバッグ袋体の下部を車両下方へ向けて膨張展開させ
る。この時、本発明のエアバッグ袋体では、展開途中で
車室内側へ向けてロール折りされた下部が展開する。こ
の結果、エアバッグ袋体の下部がスリップジョイント等
の車室内突出物を容易に乗り越えることができる。この
ため、エアバッグ袋体が展開する部位に、車室内突出物
がある車両において、展開途中のエアバッグ袋体の下部
が車室内突出物に引っ掛かり難く、エアバッグ袋体の展
開性能を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の頭部保護エアバッグ袋体
の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0015】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0016】図3に示される如く、本実施形態の頭部保
護エアバッグ装置10は、側突状態を検出するためのセ
ンサ12と、作動することによりガスを噴出する円柱状
のインフレータ14と、エアバッグ袋体16と、を主要
構成要素として構成されている。センサ12は、センタ
ピラー(Bピラー)18の下端部付近に配設されてお
り、所定値以上の側突荷重が車体側部に作用した場合に
側突状態を検出するようになっている。
【0017】インフレータ14はフロントピラー(Aピ
ラー)20とインストルメントパネル22との接続部付
近に配設されており、前述したセンサ12と接続されて
いる。従って、センサ12が側突状態を検出すると、イ
ンフレータ14が作動するようになっている。
【0018】図4に示される如く、エアバッグ袋体16
の側面視で上下方向中間部には、エアバッグ袋体16の
前端固定点と後端固定点とを結ぶテンションラインTを
横切りエアバッグ袋体上下方向を長手方向とする複数の
非膨張部24が所定の間隔で形成されており、これらの
非膨張部24によって、エアバッグ袋体展開時にテンシ
ョンラインTを横切る複数の略平行な円筒状膨張部26
が形成されるようになっている。
【0019】図3に示される如く、エアバッグ袋体16
の前端部16Aは、インフレータ14に連結された導管
14Aの先端部に配置されており、中間部16Bの上縁
部はフロントピラー20及びルーフサイドレール28に
沿って配置され、後端部16Cの上縁部はクォータピラ
ー(Cピラー)30付近に配置されている。また、略上
下方向へ折り畳まれて長尺状にされたエアバッグ袋体1
6の車室内側には、フロントピラーガーニッシュ(図示
省略)とルーフヘッドライニング(図示省略)とが配設
されており、エアバッグ袋体は、これらのフロントピラ
ーガーニッシュとルーフヘッドライニング(図示省略)
とを押し開いて車室内に展開するようになっている。な
お、図3の符号31はアシストグリップを示している。
【0020】図4に示される如く、エアバッグ袋体16
は、基布により構成されており、上縁部にはベロ状の取
付部35が突出形成されており、これらの取付部35の
略中央部には円形の取付孔36が穿設されている。エア
バッグ袋体16はこれらの取付孔36において、所定の
固定手段によりフロントピラー20及びルーフサイドレ
ール28に固定されており、各取付孔36のピッチは、
ボデー側の取付穴のピッチよりも長く、且つ、エアバッ
グ袋体展開時に、フロントピラー20及びルーフサイド
レール28を隙間無く覆うことができる長さ以下に設定
されている。
【0021】図1に示される如く、ルーフサイドレール
28は、車室外側に配置されたアウタパネル32と、車
室内側に配置されたインナパネル34とによって閉断面
構造とされている。
【0022】ルーフサイドレール28のインナパネル3
4の車室内側には、樹脂製のルーフヘッドライニング4
0の車幅方向外側縁部42が配設されている。ルーフヘ
ッドライニング40の車幅方向外側縁部42は、エアバ
ッグ袋体展開時に、図2に示される如く、車室内方へ変
形し、開く構成となっている。なお、ルーフヘッドライ
ニング40の車幅方向外側縁部42の端末部42Aは、
センタピラーガーニッシュ38の上縁部38Aの車室外
側面に係止されている。
【0023】図1に示される如く、エアバッグ袋体16
の上部16Dは、略下方へ向けて蛇腹状に折り畳まれた
ており、下部16Eが蛇腹折りされた上部16Dの車室
内側へ折り返されている。なお、下部16Eの先端16
Fは、上部16Dの上面部16Gに達している。
【0024】エアバッグ袋体16の取付部35において
は、取付孔36にグロメット48が挿入されており、こ
のグロメット48によって、ルーフサイドレール28の
インナパネル34に固定されている。また、センタピラ
ー18の上方の部位においては、エアバッグ袋体16と
インナパネル34との間にジャンプ台50が配設されて
おり、このジャンプ台50もグロメット48によってル
ーフサイドレール28のインナパネル34に固定されて
いる。
【0025】ジャンプ台50は断面略L字状の板材で構
成されており、下端部に車室内側へ突出されたガイド部
50Aが形成されている。従って、エアバッグ袋体16
が展開する際には、図2に示される如く、エアバッグ袋
体16がガイド部50Aによって、車室内側方向へ案内
され、センタピラーガーニッシュ38の上縁部38Aの
車室内側部に展開するようになっている。なお、グロメ
ット48は円盤状の頭部48Aと、この頭部48Aの中
心部に平行に立設された一対の脚部48B、48Cとで
構成されており、一対の脚部48B、48Cは互いに接
離する方向へ弾性変形可能となっている。一方、ルーフ
サイドレール28のインナパネル34には、係止孔54
が穿設されており、この係止孔54に脚部48B、48
Cを挿入すると、脚部48B、48Cが互いに接近する
方向に付勢され、その反力によって、グロメット48が
インナパネル34に係止されるようになっている。
【0026】図3に示される如く、エアバッグ袋体16
は所定の間隔で巻かれたテープ46によって、折り畳み
状態に保持されており、テープ46は、エアバッグ袋体
展開時に容易に破断するようになっている。
【0027】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0028】本実施形態では、センサ12が側突状態を
検出すると、インフレータ14が作動し、エアバッグ袋
体16が膨出して、エアバッグ袋体16が車室内に展開
を開始する。この時、エアバッグ袋体16の下部16E
が蛇腹折りされた上部16Dの車室内側へ折り返されて
いるため、図2に実線で示される如く、折り返されたエ
アバッグ袋体16の下部16Eは、先行して車両外側へ
突出した上部16Dにより、車室内方へ向けて押し出さ
れる。この結果、エアバッグ袋体16の下部16Eは、
図2に一点鎖線で示されるように、車室内方へ向けて押
し出された状態で車両下方(図2の矢印A方向)へ向け
て膨張展開する。このため、エアバッグ袋体16の下部
16Eがスリップジョイント等の車室内突出物52から
車室内側へ離れた位置において下方へ移動する。
【0029】従って、図2に二点鎖線で示されるよう
に、エアバッグ袋体16が展開する部位に、車室内突出
物52がある車両において、展開途中のエアバッグ袋体
16の下部16Eが車室内突出物52に引っ掛かり難
く、エアバッグ袋体16の展開性能を向上できる。
【0030】また、折り畳み状態にあるエアバッグ袋体
16においては、エアバッグ袋体16の下部16Eが蛇
腹折りされた上部16Dの車室内側へ折り返されてお
り、実質的に、蛇腹折りされた上部16Dを覆ってい
る。この結果、エアバッグ袋体16を車両に組付けるま
での輸送段階において、エアバッグ袋体16の蛇腹折り
部内に異物が挟み込まれるという不具合を低減すること
ができる。
【0031】なお、本実施形態では、エアバッグ袋体1
6の下部16Eの先端16Fが、上部16Dの上面部1
6Gに達しているが、これに代えて、先端16Fの位置
を上面部16Gの手前で止めた構成としても良い。
【0032】本発明の頭部保護エアバッグ袋体の第2実
施形態を図5〜図7に従って説明する。
【0033】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】図5に示される如く、本実施形態では、エ
アバッグ袋体16の上部16Hが、略下方へ向けて蛇腹
状に折り畳まれたており、下部16Jが車室内側へ向け
て、即ち、車室内側方向を巻き込み側としてロール折り
されている。
【0035】なお、図6に示される如く、エアバッグ袋
体16は、膨張部26の上端に形成された首部24Aか
ら上方の部位が蛇腹状に折り畳まれており、首部26A
より下方の比較的広い部位がロール折りされている。
【0036】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0037】本実施形態では、センサ12が側突状態を
検出すると、インフレータ14が作動し、エアバッグ袋
体16が膨出して、エアバッグ袋体16が車室内に展開
を開始する。この時、エアバッグ袋体16の上部16H
が、略下方へ向けて蛇腹状に折り畳まれたており、下部
16Jが車室内側へ向けてロール折りされているため、
図7に実線で示される如く、蛇腹状に折り畳まれた上部
16Hが膨張し、ルーフヘッドライニング40の車幅方
向外側縁部42を車室内方へ押し開く、その後、図7に
一点鎖線で示されるように、展開途中でロール折りされ
たエアバッグ袋体16の下部16Jが下方へ向けて展開
する。
【0038】この時、エアバッグ袋体16の下部16J
が、車室内側へ向けてロール折りされているため、この
ロール折りの展開により、図7に二点鎖線で示されるよ
うに、スリップジョイント等の車室内突出物52を容易
に乗り越えることができる。この結果、展開途中のエア
バッグ袋体16の下部16Jが車室内突出物52に引っ
掛かり難く、エアバッグ袋体16の展開性能を向上でき
る。
【0039】また、折り畳み状態にあるエアバッグ袋体
16においては、蛇腹折りされた上部16Dが比較的狭
いため、エアバッグ袋体16を車両に組付けるまでの輸
送段階において、エアバッグ袋体16の蛇腹折り部内に
異物が挟み込まれるという不具合を低減することができ
る。
【0040】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、グロメット48に代えて、他の係止手段
を使用しても良い。また、本発明の頭部保護エアバッグ
装置は、クォータピラー(Cピラー)30側にインフレ
ータを配設した構成にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】上記説明した如く、請求項1記載の本発
明の頭部保護エアバッグ袋体は、車室内突出物に引っ掛
かり難く、展開性能を向上できるという優れた効果を有
する。
【0042】また、請求項2記載の本発明の頭部保護エ
アバッグ袋体は、請求項1記載の効果に加えて、蛇腹折
り部内への異物の挟み込みを低減できるという優れた効
果を有する。
【0043】また、請求項3記載の本発明の頭部保護エ
アバッグ袋体は、車室内突出物に引っ掛かり難く、展開
性能を向上できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の作用説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の格納状態を示す概略側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の展開状態を示す概略側面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の図1に対応する断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の折り畳み前の状態を示す概略側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る頭部保護エアバッ
グ袋体の作用説明図である。
【図8】従来の実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置
におけるエアバッグ袋体の展開完了状態を示す概略側面
図である。
【符号の説明】
10 頭部保護エアバッグ装置 14 インフレータ 16 エアバッグ袋体 16D エアバッグ袋体の上部 16E エアバッグ袋体の下部 16H エアバッグ袋体の上部 16J エアバッグ袋体の下部 18 センタピラー 20 フロントピラー 28 ルーフサイドレール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピラーとルーフサイドレールに跨がって
    格納したカーテン状の頭部保護エアバッグ袋体におい
    て、 展開時に上部が下部よりも先行して車両外側へ突出する
    ように折り畳まれたことを特徴とする頭部保護エアバッ
    グ袋体。
  2. 【請求項2】 上部が蛇腹折りされ、下部が前記蛇腹折
    りされた上部の車室内側へ折り返されていることを特徴
    とする請求項1記載の頭部保護エアバッグ袋体。
  3. 【請求項3】 ピラーとルーフサイドレールに跨がって
    格納したカーテン状の頭部保護エアバッグ袋体におい
    て、 上部が蛇腹折りされ、下部が車室内側へ向けてロール折
    りされたことを特徴とする頭部保護エアバッグ袋体。
JP29583898A 1998-08-03 1998-10-16 頭部保護エアバッグ袋体 Expired - Lifetime JP3353722B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29583898A JP3353722B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 頭部保護エアバッグ袋体
US09/362,902 US6371512B1 (en) 1998-08-03 1999-07-29 Airbag apparatus for head-protecting
DE69932122T DE69932122T2 (de) 1998-08-03 1999-08-02 Kopfschutz-Airbag-Vorrichtung
EP05020232A EP1607277B1 (en) 1998-08-03 1999-08-02 Airbag apparatus for head-protecting
EP99115231A EP0980796B1 (en) 1998-08-03 1999-08-02 Airbag apparatus for head-protecting
DE69939957T DE69939957D1 (de) 1998-08-03 1999-08-02 Kopfschutz-Airbag-Vorrichtung
EP05020231A EP1607276B1 (en) 1998-08-03 1999-08-02 Airbag apparatus for head-protecting
US10/102,876 US6644687B2 (en) 1998-08-03 2002-03-22 Airbag apparatus for head-protecting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29583898A JP3353722B2 (ja) 1998-10-16 1998-10-16 頭部保護エアバッグ袋体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000118346A true JP2000118346A (ja) 2000-04-25
JP3353722B2 JP3353722B2 (ja) 2002-12-03

Family

ID=17825850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29583898A Expired - Lifetime JP3353722B2 (ja) 1998-08-03 1998-10-16 頭部保護エアバッグ袋体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3353722B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034216A (ja) * 2001-07-25 2003-02-04 Toyota Motor Corp 頭部保護エアバッグの取付構造
JP2003175792A (ja) * 2001-12-10 2003-06-24 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2004058848A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Toyoda Gosei Co Ltd 頭部保護エアバッグ装置
WO2005009803A1 (ja) * 2003-07-29 2005-02-03 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ
US6913282B2 (en) 2000-08-28 2005-07-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Head-protection airbag device
EP1167129A3 (en) * 2000-06-30 2005-12-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag
JP2006044480A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Hino Motors Ltd エアバッグ装置
US7344154B2 (en) 2001-11-26 2008-03-18 Nihon Plast Co., Ltd. Curtain airbag and its folding method and system
WO2009131046A1 (ja) * 2008-04-23 2009-10-29 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
JP2013256270A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0840165A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Mazda Motor Corp 車両のエアバック構造
JPH09142245A (ja) * 1995-09-22 1997-06-03 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 助手席用エアバッグ装置
JPH10138858A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Toyota Motor Corp 自動車用乗員保護装置の配設構造
US5755457A (en) * 1995-11-30 1998-05-26 Becker Group Europe Gmbh Air bag device
JPH10203289A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0840165A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Mazda Motor Corp 車両のエアバック構造
JPH09142245A (ja) * 1995-09-22 1997-06-03 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 助手席用エアバッグ装置
US5755457A (en) * 1995-11-30 1998-05-26 Becker Group Europe Gmbh Air bag device
JPH10138858A (ja) * 1996-11-07 1998-05-26 Toyota Motor Corp 自動車用乗員保護装置の配設構造
JPH10203289A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1167129A3 (en) * 2000-06-30 2005-12-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag
US6913281B2 (en) 2000-08-28 2005-07-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Head-protection airbag device
US6913282B2 (en) 2000-08-28 2005-07-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Head-protection airbag device
JP4696417B2 (ja) * 2001-07-25 2011-06-08 トヨタ自動車株式会社 頭部保護エアバッグの取付構造
JP2003034216A (ja) * 2001-07-25 2003-02-04 Toyota Motor Corp 頭部保護エアバッグの取付構造
US7344154B2 (en) 2001-11-26 2008-03-18 Nihon Plast Co., Ltd. Curtain airbag and its folding method and system
JP2003175792A (ja) * 2001-12-10 2003-06-24 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ
JP2004058848A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Toyoda Gosei Co Ltd 頭部保護エアバッグ装置
WO2005009803A1 (ja) * 2003-07-29 2005-02-03 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ
JPWO2005009803A1 (ja) * 2003-07-29 2007-04-19 オートリブ ディベロップメント エービー カーテンエアバッグ
JP2006044480A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Hino Motors Ltd エアバッグ装置
WO2009131046A1 (ja) * 2008-04-23 2009-10-29 芦森工業株式会社 エアバッグ装置
US8308192B2 (en) 2008-04-23 2012-11-13 Ashimori Industry Co., Ltd. Airbag device
JP2013256270A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3353722B2 (ja) 2002-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6371512B1 (en) Airbag apparatus for head-protecting
JP3093199B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置の配設構造
US7673897B2 (en) Head-protecting airbag apparatus
JP3494026B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
US8955875B2 (en) Airbag device
JP2001039259A (ja) 自動車用乗員保護装置の配設構造
JP6214787B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP3107072B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP4770791B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP3852412B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
US7234728B2 (en) Airbag system
JP3353722B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体
JP3560127B2 (ja) 前後席用頭部保護エアバッグ装置
JPH10138860A (ja) 自動車の乗員保護装置
JP2006088919A (ja) エアバッグ装置
KR20050049335A (ko) 측면 에어백및 그 접음방법
JP2001163161A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP2010083240A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JPH10166988A (ja) 自動車用乗員保護装置
JP3444789B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体の固定構造
JP2002104126A (ja) 頭部保護用エアバッグ装置
JP3200589B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を格納したフロントピラーガーニッシュの配設構造
JP5034552B2 (ja) カーテンエアバッグ装置を備えた車両の後部構造
JP2002337648A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP3204209B2 (ja) 頭部保護エアバッグ袋体を格納したフロントピラーガーニッシュ構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130927

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term