JP2013256270A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく、少量のガスでスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】エアバッグ本体1が畳まれて収納された状態から膨張展開する際に、補助バッグ部5が、エアバッグ本体1とエアバッグ本体1の膨張展開を妨げるピラーガーニッシュ22との間で、ピラーガーニッシュ22を覆うように膨張展開する。したがって、エアバッグ本体1が、ピラーガーニッシュ22を覆った補助バッグ部5にガイドされて車室内に向かって膨張展開でき、車室内の側面にスムーズに膨張展開できるエアバッグ装置10を得ることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車両の車室内の側面に沿ってエアバッグ本体が膨張展開するエアバッグ装置に関する。
車両の側突やロールオーバー等により所定値以上の大きな横加速度が加わった際に、車室内の側縁部であるルーフサイドレールに沿って収納されたエアバッグ本体がカーテン状に車室内の側面に沿って膨張展開して、車室内の側面を覆うカーテンエアバッグが知られている。
カーテンエアバッグが車室内の側面を覆うことにより、横加速度で振られた被拘束物をカーテンエアバッグで受け止めて拘束する。
ルーフサイドレールに沿って収納されたカーテンエアバッグが膨張展開する際に、車室内の側面に設けられた突出部材、例えば、センターピラーガーニッシュ等によって、カーテンエアバッグの膨張展開が妨げられることがある。
カーテンエアバッグ装置として、カーテンエアバッグと、カーテンエアバッグをセンターピラーガーニッシュの上端の側縁部よりも車室内方向に案内するガイドエアバッグと、カーテンエアバッグおよびガイドエアバッグの双方にガスを供給するインフレーターとを備えたカーテンエアバッグ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−88764号公報
しかしながら、2種類のバッグを備えているため部品点数が多く、双方にガスを供給して膨張展開する構造のため、膨張展開に必要なガスが多くなる。また、両者のバッグの膨張展開のタイミングの制御も煩雑になる。
そこで、本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて、部品点数が少なく、少量のガスでスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるエアバッグ装置は、車両の車室内の側縁部に取り付けられ、畳まれて収納された状態からガスの導入によって前記車室の側面に沿って膨張展開するエアバッグ本体と、前記エアバッグ本体に前記ガスを供給するインフレーターとを備えたエアバッグ装置であって、前記エアバッグ本体は、前記エアバッグ本体の内部空間と連通部で連通している袋状の補助バッグ部を有し、前記補助バッグ部は、前記エアバッグ本体が膨張展開する際に、前記エアバッグ本体と前記エアバッグ本体の膨張展開を妨げる前記車室内の突出部材との間で、前記突出部材を覆うように膨張展開することを特徴とするエアバッグ装置。
本発明によれば、エアバッグ本体が畳まれて収納された状態から膨張展開する際に、補助バッグ部が、エアバッグ本体とエアバッグ本体の膨張展開を妨げる車室内の突出部材との間で、突出部材を覆うように膨張展開する。したがって、エアバッグ本体が、突出部材を覆った補助バッグ部にガイドされて車室内に向かって膨張展開するので、別体のガイド部材を使用することなく、車室内の側面にスムーズに膨張展開できるエアバッグ装置が得られる。
すなわち、エアバッグ本体が補助バッグ部を有し、補助バッグ部がエアバッグ本体の内部空間と連通して一体となっている。したがって、部品点数が少なくなり、使用するガスの量が抑えられ、両者のバッグの膨張展開のタイミングの制御も煩雑でないエアバッグ装置が得られる。
この発明のエアバッグ装置は、前記エアバッグ本体が、前記ガスを前記エアバッグ本体に導くガス導入通路を備え、前記連通部が前記ガス導入通路に設けられ、前記補助バッグ部は、収納時には、前記突出部材に対向して、前記エアバッグ本体の外周に巻かれ、前記エアバッグ本体が膨張展開する前に、前記突出部材を覆うように膨張展開することを特徴とする。
この発明によれば、補助バッグ部が、突出部材に対向して、エアバッグ本体の外周に巻かれている。したがって、エアバッグ本体のガス導入路が膨張した際に、補助バッグ部が突出部材により早く近づいて、突出部材を覆うように膨張展開するので、エアバッグ本体が、補助バッグ部に確実にガイドされ、よりスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置が得られる。
この発明のエアバッグ装置は、前記補助バッグ部は、前記連通部から前記補助バッグ部の底部に向かって延びる複数の気室を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、袋状の補助バッグ部が、連通部から補助バッグ部の底部に向かって延びる複数の気室を備えているので、連通部から補助バッグ部にガスが導入されると、連通部から補助バッグ部の底部に向う方向の剛性が大きくなる。したがって、補助バッグ部がたるむことなく、エアバッグ本体が、補助バッグ部に確実にガイドされ、よりスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置が得られる。
本発明によれば、部品点数が少なく、少量のガスでスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置を提供することができる。
本発明の実施形態にかかるエアバッグ装置が車室内の側縁部に収納された状態を示す概略図。 エアバッグ本体の図1におけるA−A断面図。 膨張展開したエアバッグ本体を示す概略平面図。 補助バッグ部を車室外側から見た概略拡大平面図。 膨張展開したエアバッグ本体を車室外側から見た概略斜視図。 膨張展開したエアバッグ本体の図3におけるB−B断面図。 (a)〜(d)は、エアバッグ本体が畳まれた状態から展開した状態を示す断面図。 変形例1にかかるエアバッグ装置の概略図。 変形例2にかかるエアバッグ装置の概略図。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態にかかるエアバッグ装置10が、車両の車室内の側縁部に収納された状態を示す概略図である。ここで、図1は、車室内側からみた概略図である。なお、車両は図示しない屋根および車輪を備えており、車両については車体20として図示している。
図2は、エアバッグ本体1の図1におけるA−A断面図である。
図3は、膨張展開したエアバッグ本体1を示す概略平面図であり、図4は、補助バッグ部5を車室外側から見た概略拡大平面図であり、図5は、膨張展開したエアバッグ本体1を車室外側から見た概略斜視図である。
また、図6は、膨張展開したエアバッグ本体1の図3におけるB−B断面図である。
以下に、エアバッグ装置10が、車体20の車室内の側縁部に収納された状態について説明する。
図1および図2において、エアバッグ装置10は、エアバッグ本体1とエアバッグ本体1にガスを供給するインフレーター11とを備え、車体20は、ルーフサイドレール21とピラーガーニッシュ22とルーフライニング24とを備えている。ピラーガーニッシュ22は、車体20のピラーを覆う車室内の装飾部材である。
なお、図1では、エアバッグ装置10が、車体20の車室内の側縁部に収納された状態を分かりやすくするために、ルーフライニング24を省略して描いている。また、図2において、車体20に対し、ピラーガーニッシュ22およびルーフライニング24側が車室内側に相当する。さらに、以下の説明において、車体20の屋根側を上側と呼び、車輪側を下側と呼ぶ。
図1において、エアバッグ本体1は、畳まれた状態で結束され、車体20の前後にわたって、ピラーガーニッシュ22の上側を通り、車室内の側縁部であるルーフサイドレール21に沿って取り付けられている。結束には、膨張展開時に破断可能な粘着性のバインディングテープやスリーブ等のバンド部材23が用いられている。
エアバッグ本体1は、それら上端縁に適宜間隔をもって複数の取り付部2が設けられており、取り付部2によってエアバッグ本体1がルーフサイドレール21に取付けられている。
エアバッグ本体1には、インフレーター11が接続され、インフレーター11は車体20に固定されている。
インフレーター11は、車体20の側突やロールオーバー等により所定値以上の大きな横加速度が加わった際に、高圧ガスを発生させる。この高圧ガスの発生方式としては、薬剤を燃焼させる燃焼式やガスを高圧で貯蔵する貯蔵式、又はこれら燃焼式と貯蔵式とを組み合わせたハイブリッド式等を用いることができる。
図2において、ピラーガーニッシュ22は、ルーフサイドレール21の下側に設けられ、ルーフライニング24は、ルーフサイドレール21を覆うように設けられている。
エアバッグ本体1は、ピラーガーニッシュ22の上側にくるように、ルーフサイドレール21とルーフライニング24との間に畳まれて収納されている。
以下に、エアバッグ本体1の構成について、図1、図2、図3、図4および図5を参照して説明する。
エアバッグ本体1は、例えばナイロン製の2枚の基布の周縁部や内方領域の破線で示した適宜箇所を縫合して結合することにより形成されている。尚、2枚の基布は縫合によることなく、接着や溶着によって結合することもできる。
図1、図2、図3、図4および図5において、エアバッグ本体1は、ガス導入通路3と膨張部4と補助バッグ部5とインフレーター11から供給される高圧ガスのガス導入口6と非膨張部7とストラップ8とを備えている。
また、本実施形態において、膨張部4は、非膨張部7を挟んで、前方エアバッグ部41と後方エアバッグ部42とを備えている。
前方エアバッグ部41は、例えば、前部席に着座した被拘束物を拘束できる領域を有し、後方エアバッグ42は、後部席に着座した被拘束物を拘束できる領域を有する。
エアバッグ部は、前方エアバッグ部41および後方エアバッグ部42の2つに限らず、座席の列数によって1つでもよいし、3以上であってもよい。
例えば、2列シート車に限ることなく3列シート車にあっても本発明を適用できる。
ガス導入通路3は、インフレーター11からガス導入口6を介して供給されたガスを、前方エアバッグ部41と後方エアバッグ部42と補助バッグ部5とに導く通路となっている。
図3および図6において、補助バッグ部5は、エアバッグ本体1が膨張展開した状態で、ピラーガーニッシュ22と膨張部4である前方エアバッグ部41との間に位置している。
補助バッグ部5は、エアバッグ本体1の内部空間であるガス導入通路3に連通部52で連通し、ガス導入通路3より下側に突出して設けられている。
なお、補助バッグ部5は、ガス導入通路3に連通部52で連通するものに限らず、エアバッグ本体1の内部空間である膨張部4に連通していてもよい。
補助バッグ部5は、補助バッグ部5の連通部52から底部に向かって延びる3つの気室51を備えている。図3中、気室51は斜線を付して示した。
ここで、気室51の間は、縫合されており、ガスの供給によっても、補助バッグ部5が膨らんでも厚くならないようになっている。以下に詳しく説明する。
図3、図4および図5において、並んだ気室51の間は、非膨張部53となっており、ガスの導入によっても膨張しない構造となっている。図では、非膨張部53はある程度の面積を持った領域となっている。
例えば、ある程度の面積を持った非膨張部53は、ナイロン製の2枚の基布を縫合して、ガスが流入しない閉じた領域を形成することによって得られる。
ここで、非膨張部53は、面積を持ったものに限らず、線状の領域であってもよい。
また、3つの気室51は、図4および図5に示すように補助バッグ部5の底部でつながっている。気室51が補助バッグ部5の底部でつながっていることにより、補助バッグ部5は板状になり、3つの気室51の並んだ方向の剛性も得られる。なお、気室51が補助バッグ部5の底部でつながっていなくてもよい。
以上、補助バッグ部5の説明をしたが、気室51の数は、3つに限らず1つや2つ、4つ以上であってもよい。
ストラップ8は、エアバッグが展開して、乗員を拘束する際に、エアバッグを前側に引っ張って、エアバッグ本体部に前後方向の張力を発生させるものである。
以下に、エアバッグ本体1の畳み方について、図2および図3を参照して説明する。
ガス導入通路3の下側の前方エアバッグ部41と非膨張部7と後方エアバッグ部42とを下側の先端から、補助バッグ部5とガス導入通路3との連通部52まで巻きとる。
次に、連通部52で折り返し、ガス導入通路3が上側に来るように折り畳む。その後、補助バッグ部5を、巻き取られたエアバッグ本体1の外周で、ピラーガーニッシュ22に対向する位置にかぶせて巻き、図1に示したバンド部材23で結束する。
ここで、連通部52の位置としては、ピラーガーニッシュ22の上端の側縁部より車室内側に来るように巻くのが好ましい。
以下に、エアバッグ本体1の膨張展開する様子を、図7を参照して説明する。
図7(a)〜(d)は、エアバッグ本体1が畳まれた状態から膨張展開した状態を示す断面図である。
図7(a)は、図2にも示したエアバッグ本体1が膨張展開する前の状態を示す図であり、図7(b)は、エアバッグ本体1が膨張展開し、ガス導入通路3が少し膨らんだ状態を示す図であり、図7(c)は、ガス導入通路3と補助バッグ部5が膨張展開した状態を示す図であり、図7(d)は、膨張部4が膨張展開した状態を示す図である。
図7(a)において、エアバッグ本体1が膨張展開する前の状態は、エアバッグ本体1は、車体20とルーフライニング24との間に収まった状態である。
図7(b)において、車体20の側突やロールオーバー等により所定値以上の大きな横加速度が加わると、インフレーター11が高圧ガスを発生し、ガスが図5に示したガス導入口6からガス導入通路3に供給され、ガス導入通路3が少し膨らんだ状態になる。
このとき、ガス導入通路3の膨張によって図1に示したバンド部材23が外れ、ルーフライニング24が押されて開き、補助バッグ部5が垂れてピラーガーニッシュ22を覆うようにかかる。ここで、ピラーガーニッシュ22は、エアバッグ本体1の膨張展開を妨げる突出部材となっている。
補助バッグ部5が垂れてピラーガーニッシュ22に覆うようにかかるには、補助バッグ部5にある程度の長さが必要である。補助バッグ部5の長さを含めた大きさは、エアバッグ本体1、ガス導入通路3、ピラーガーニッシュ22等の大きさや形状、位置関係、ルーフライニング24の剛性、ガス導入通路3が膨張してバンド部材23が外れるタイミングによって異なり、実験等によって決めることができる。
図7(c)において、ガス導入通路3と補助バッグ部5が膨張展開した状態では、ガス導入通路3が膨らむため、補助バッグ部5がピラーガーニッシュ22により近づくとともに、補助バッグ部5の図3、図4および図5に示した気室51にガスが送り込まれ、補助バッグ部5は、剛性を持った状態でピラーガーニッシュ22を覆うように膨張展開する。
この状態で、剛性を持った補助バッグ部5によって、エアバッグ本体1が車室内に向かって膨張展開するガイドが形成される。
図7(d)において、補助バッグ部5によってガイドされて、エアバッグ本体1が車室内に向かって膨張展開する。
実施形態のエアバッグ装置10によれば、以下の効果がある。
(1)エアバッグ本体1が畳まれて収納された状態から膨張展開する際に、補助バッグ部5が、エアバッグ本体1とエアバッグ本体1の膨張展開を妨げるピラーガーニッシュ22との間で、ピラーガーニッシュ22を覆うように膨張展開する。したがって、エアバッグ本体1が、ピラーガーニッシュ22を覆った補助バッグ部5にガイドされて車室内に向かって膨張展開でき、ピラーガーニッシュ22に妨げられることなく、車室内の側面にスムーズに膨張展開できるエアバッグ装置10を得ることができる。
また、エアバッグ本体1が補助バッグ部5を有し、補助バッグ部5がエアバッグ本体1の内部空間と連通して一体となっている。したがって、部品点数を少なくでき、使用するガスの量が抑えることができ、両者のバッグの展開のタイミングの制御も煩雑でないエアバッグ装置10を得ることができる。
(2)補助バッグ部5が、ピラーガーニッシュ22に対向して、エアバッグ本体1の外周に巻かれている。したがって、エアバッグ本体1のガス導入路3が膨張した際に、補助バッグ部5がピラーガーニッシュ22により早く近づき、ピラーガーニッシュ22を覆うように膨張展開するので、エアバッグ本体1が、補助バッグ部5に確実にガイドされ、よりスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置10を得ることができる。
(3)袋状の補助バッグ部5が、連通部52から補助バッグ部5の底部に向かって延びる複数の気室51を備えているので、連通部52から補助バッグ部5にガスが導入されると、連通部52から補助バッグ部5の底部に向う方向の剛性を大きくできる。したがって、補助バッグ部5がたるむことなく、エアバッグ本体1が、補助バッグ部5に確実にガイドされ、よりスムーズに車室内の側面に膨張展開できるエアバッグ装置10を得ることができる。
例えば、補助バッグ部5を一枚の布で構成した場合と比較して、厚みを抑えて剛性を得ることができる。
(4)また、補助バッグ部5の厚みを抑えることにより、膨張に必要なガスを少なくでき、その湾曲面がエアバッグ本体1の膨張展開方向への移動を妨げる恐れを低減できる。また、大きく膨張しないのでピラーガーニッシュ22の破損等ピラーガーニッシュ22への影響も少なくできる。
(変形例1)
図8は、変形例1のエアバッグ装置100の概略図を示し、実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。図中の破線は、エアバッグ本体1が膨張展開した場合を示している。
変形例1は、後席の後方のリアウィンドウを覆うリアカーテンエアバッグに適用した例である。
図8において、本変形例のエアバッグ装置100は、エアバッグ本体1を車両の後部上縁部に折りたたんで収納し、その下方のリアウィンドウを覆うように展開するエアバッグ装置100である。
補助バッグ部5は、2つのリアピラーガーニッシュ25に応じて2つ設けられている。
なお、2つの補助バッグ部5を備えた一つのエアバッグ装置100を設ける他に、2つのリアピラーガーニッシュ25に応じて、一つの補助バッグ部5を備えたエアバッグ装置100を2つ設けてもよい。
(変形例2)
図9は、変形例2のエアバッグ装置110の概略図を示し、実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとする。図中の破線は、エアバッグ本体1が膨張展開した場合を示している。
変形例2は、オープンカー、Tバールーフ車等のようにカーテンエアバッグを収容するために利用するルーフサイドレールがなかったり、ルーフサイドレールがあったとしても非常に短かったりしてエアバッグ装置の収容に適さない場合に適用した例である。
本変形例のエアバッグ装置110が実施形態と異なる点は、車両の側縁部としてのドアの上端部26(ウエストライン)にエアバッグ装置110を収納し、下側から上側に立ち上げるように膨張展開させるエアバッグ装置110である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。
例えば、エアバッグが車両の上または下方向に膨張展開するエアバッグ装置に適用できるばかりでなく、車両の横方向に展開する種のエアバッグ装置にも適用できる。例えば、車両の側縁部としての後席横のリアピラーの前縁部からリアウィンドウを覆うように車両前方にエアバッグを展開させるカーテンエアバッグ装置におけるバッグ構造として、この発明は適用することができる。
本願発明の技術思想を、エアバッグ本体の膨張展開を妨げる車室内の突出部が存在する他のエアバッグ装置の構成においても適用することができる。
1…エアバッグ本体、2…取り付部、3…ガス導入通路、4…膨張部、5…補助バッグ部、6…ガス導入口、7…非膨張部、8…ストラップ、10,100,110…エアバッグ装置、11…インフレーター、20…車体、21…ルーフサイドレール、22…ピラーガーニッシュ、23…バンド部材、24…ルーフライニング、41…前方エアバッグ部、42…後方エアバッグ部、51…気室、52…連通部、53…非膨張部。

Claims (3)

  1. 車両の車室内の側縁部に取り付けられ、畳まれて収納された状態からガスの導入によって前記車室の側面に沿って膨張展開するエアバッグ本体と、前記エアバッグ本体に前記ガスを供給するインフレーターとを備えたエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグ本体は、前記エアバッグ本体の内部空間と連通部で連通している袋状の補助バッグ部を有し、
    前記補助バッグ部は、前記エアバッグ本体が膨張展開する際に、前記エアバッグ本体と前記エアバッグ本体の膨張展開を妨げる前記車室内の突出部材との間で、前記突出部材を覆うように膨張展開する
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグ本体が、前記ガスを前記エアバッグ本体に導くガス導入通路を備え、前記連通部が前記ガス導入通路に設けられ、
    前記補助バッグ部は、収納時には、前記突出部材に対向して、前記エアバッグ本体の外周に巻かれ、前記エアバッグ本体が膨張展開する前に、前記突出部材を覆うように膨張展開する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記補助バッグ部は、前記連通部から前記補助バッグ部の底部に向かって延びる複数の気室を備えている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアバッグ装置。
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