JP2000108930A - 自動車の車体側面下部構造 - Google Patents

自動車の車体側面下部構造

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JP2000108930A
JP2000108930A JP10282901A JP28290198A JP2000108930A JP 2000108930 A JP2000108930 A JP 2000108930A JP 10282901 A JP10282901 A JP 10282901A JP 28290198 A JP28290198 A JP 28290198A JP 2000108930 A JP2000108930 A JP 2000108930A
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Japan
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side sill
reinforcement
pillar
center pillar
vehicle body
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JP10282901A
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English (en)
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Hisashi Kondo
尚志 近藤
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車体側方及び前方からの荷重を確実に他の部材
に分散伝達可能な自動車の車体側面下部構造を提供す
る。 【解決手段】サイドシルインナ12とリンフォースサイ
ドシル14によってサイドシル10とフロントピラー3
0の接合部からサイドシル10とセンタピラー20の接
合部より車体後方向まで連続すると共に車体後方端側に
おいて次第に断面積が減少する閉断面形状を形成し、こ
の閉断面形状の車体前方端側にフロントピラーインナロ
ア32とリンフォースフロントピラーロア33によって
形成される閉断面形状を連続形成し、かつ上記センタピ
ラーインナ22とリンフォースセンタピラー23によっ
て形成される閉断面形状が上記サイドシルインナフロン
ト12とリンフォースサイドシル14によって形成され
る閉断面形状に連続形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体構造
に関し、特に自動車の車体側面における下部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の側面下部構造は、一般にフロア
の側端に結合されて車体前後方向に延設された閉断面形
状のサイドシルを有し、サイドシルの前端にフロントピ
ラーの下端が結合され、サイドシルの中間部乃至後端近
傍にセンタピラーの下端が結合されている。
【0003】そして、フロントピラーやセンタピラーに
作用する荷重或いはサイドシルに作用する荷重を効率的
に他の構成部材に分散伝達するために、フロントピラー
とサイドシル及びセンタピラーとサイドシルの各結合部
には、充分な結合剛性が要求される。
【0004】このため、例えば実開昭63−12371
号公報に開示されるように、フロントピラーアウタとフ
ロントピラーインナによって閉断面形状に形成されるフ
ロントピラーのドアヒンジ取付部の裏面部に接合固着さ
れるヒンジブラケットを、フロントピラー下端部とサイ
ドシル前端部との結合部を通りサイドシル内に回り込む
ように構成すると共に、該ヒンジブラケットをサイドシ
ル内に固着されたリンフォースに結合固着することによ
ってフロントピラーとサイドシルとの結合剛性を向上さ
せる車体構造が提案されている。
【0005】しかし、サイドシル内に配置されるリンフ
ォースが平板状であって、サイドシルの充分な剛性が得
られず、車体側方から加わる荷重によりサイドシルに応
力が集中して曲げが生じ、また車体前方からフロントピ
ラーに荷重が作用すると、フロントピラーからの荷重に
よってサイドシルが変形して充分な荷重の分散伝達が達
成されなくなるおそれがある。
【0006】一方、特開平4−66375号公報に開示
され、かつ図12に要部斜視図を示すように、リンフォ
ースサイドシル102が内部に設けられたサイドシル1
01と、リンフォースピラー104が内部に設けられた
センタピラー103とを結合するセンタピラー下部構造
において、リンフォースピラー104を下方へ延設し、
その延設部104aをサイドシル101内のリンフォー
スサイドシル102に結合することによって、センタピ
ラー103とサイドシル101との結合剛性を向上させ
るピラー下部構造が提案されている。
【0007】しかし、リンフォースサイドシル102の
断面形状がサイドシル101内を区画する略クランク状
であって、サイドシル101の充分な剛性が得られず、
サイドシル101及びセンタピラー103に加わる荷重
によりサイドシル101に曲げが生じ、充分な荷重の分
散伝達が達成されないことがある。
【0008】また、上記実開昭63−12371号公報
及び、特開平5−39063号公報のように、サイドシ
ルとフロントピラーの接合部と、サイドシルとセンタピ
ラーの接合部をそれぞれ個別に補剛した場合には、フロ
ントピラーやセンタピラーからサイドシルに、或いはサ
イドシルに直接入力された荷重がサイドシルに集中す
る。この結果大きな荷重が作用するとサイドシルに曲げ
が生じて充分な荷重の分散伝達が達成されないことがあ
る。
【0009】この対策として、特開平5−39063号
公報に開示され、図13に分解斜視図を示すように、断
面略コ字形のリンフォースサイドシル106をサイドレ
ール105内に配設し、このリンフォースサイドシル1
06の前端部に設けた接合部106Aが、フロントピラ
ー107内に配設されたリンフォースフロントピラー1
08に接合され、リンフォースサイドシル106の後端
部に設けた接合部106Bがセンタピラー109内に設
けられたリンフォースセンタピラー110に接合されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記、特開平5−39
063号公報によると、断面略コ字形のリンフォースサ
イドシルをサイドシル内に配設し、リンフォースサイド
シルの前端部にリンフォースフロントピラーに接合され
る接合部を設け、後端部にリンフォースセンタピラーに
接合される接合部を設けることにより、フロントピラー
と、サイドシルと、センタピラーとの一体化が得られ
る。
【0011】しかし、リンフォースサイドシルが、フロ
ントピラーとセンタピラーとの間にのみに配置されるこ
とから、サイドシルの断面形状がセンタピラーの下端結
合部を境に車体前方側と、車体後方側とにおいて急激に
変化している。
【0012】この結果、例えばフロントピラー、センタ
ピラー、或いはサイドシルに側方から荷重が作用した場
合、断面形状が急激に変化するサイドシルのリンフォー
スサイドシル後端部付近に応力が集中し、該部が変形し
て充分な荷重分散が達成されないおそれがある。
【0013】同様に、前方衝突時に後退するフロントタ
イヤを介して車体に作用する荷重は、リンフォースフロ
ントピラーに入力されてリンフォースサイドシルの前端
部に作用し、断面形状が急激に変化するサイドシルのリ
ンフォースサイドシル後端部付近に応力が集中して該部
が変形して充分な荷重分散が達成されないおそれがあ
る。
【0014】従って、かかる点に鑑みなされた本発明に
目的は、車体側方及び前方からの荷重を確実に他の部材
に分散伝達可能な自動車の車体側面下部構造を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車の車体側面下部構造は、上記サイド
シルインナと協働して上記サイドシルとフロントピラー
の接合部から上記サイドシルとセンタピラーの接合部よ
り車体後方向まで連続すると共に車体後方端側において
次第に断面積が減少する閉断面形状を形成するリンフォ
ースサイドシルと、上記フロントピラーインナと協働し
て下端が上記サイドシルインナとリンフォースサイドシ
ルによって形成される上記閉断面形状の車体前方端側に
連続する閉断面形状を形成するリンフォースフロントピ
ラーと、上記センタピラーインナと協働してセンタピラ
ーに沿って下端が上記サイドシルインナとリンフォース
サイドシルによって形成される閉断面形状に連続する閉
断面形状を形成するリンフォースセンタピラーとを備え
たことを特徴とする。
【0016】この請求項1に記載の発明によると、サイ
ドシル内にサイドシルインナとリンフォースサイドシル
によって閉断面形状が形成され、この閉断面形状にフロ
ントピラーインナとリンフォースフロントピラーによっ
て形成された閉断面形状及びセンタピラーインナとリン
フォースセンタピラーによって形成されて閉断面形状が
連続形成されることからサイドシルとセンタピラーとフ
ロントピラーが強固に結合される。
【0017】更に、サイドシルインナとリンフォースサ
イドシルによって形成される閉断面形状の面積がセンタ
ピラーの後方において車体後方に移行するに従って次第
に減少するよう形成することによってサイドシルの急激
な断面形状変化が回避されてリンフォースサイドシル後
端付近の応力集中が回避され、サイドシル、センタピラ
ー、フロントピラー等に作用する荷重を効率的に他の部
材に分散伝達することが可能になる。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の自動車の車
体側面下部構造において、上記サイドシルインナとリン
フォースサイドシルによって形成される閉断面形状の車
体前方端が閉鎖されていることを特徴とする。
【0019】この請求項2の発明によると、サイドシル
インナとリンフォースサイドシルによって形成される閉
断面形状の車体前方端が閉鎖されてサイドシルインナ及
びリンフォースサイドシルの変形が拘束されてサイドシ
ルとフロントピラーの結合剛性が向上する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2の自動車の車体側面下部構造において、リンフォース
サイドシルが、上記サイドシルインナと協働して上記サ
イドシルとフロントピラーの接合部から上記サイドシル
とセンタピラーの接合部より車体後方向まで連続すると
共に、車体前方端側が閉鎖されかつ車体後方端側におい
て次第に断面積が減少する閉断面形状を形成するサイド
シル部と、上記サイドシルとセンタピラーの接合部にお
いて上記サイドシル部から上方に突出すると共にサイド
シルインナと協働して上記センタピラーインナ及びリン
フォースセンタピラーを囲繞すると共に上記リンフォー
スセンタピラーと結合するセンタピラー部を備えたこと
を特徴とする。
【0021】請求項3の発明によると、リンフォースサ
イドシルをサイドシル部とセンタピラー部とによって形
成することによって、サイドシルとセンタピラー及びサ
イドシルとフロントピラーの結合剛性が確保され、かつ
サイドシルの急激な断面形状の変化が回避されて、上記
請求項1或いは2の効果がより確実に達成される。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
自動車の車体側面下部構造において、センタピラーイン
ナとリンフォースセンタピラーによって形成される閉断
面形状の下端が閉鎖されていることを特徴とする。
【0023】請求項4の発明によると、センタピラーイ
ンナとリンフォースセンタピラーによって形成される閉
断面形状の下端を閉鎖することによって、センタピライ
ンナ及びリンフォースセンタピラーの変形が拘束されて
剛性が向上し、ひいてはセンタピラーの剛性及びサイド
シルとセンタピラーとの結合剛性が向上する。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
自動車の車体側面下部構造において、センタピラーイン
ナ及びリンフォースセンタピラーがサイドシル内を貫通
して下端がサイドシルアウタ及びサイドシルインナに結
合されたことを特徴とする。
【0025】この請求項5の発明によると、センタピラ
ーインナ及びリンフォースセンタピラーの下端がサイド
シル内を貫通してサイドシルアウタ及びサイドシルイン
ナに結合されて、サイドシルとセンタピラーとの結合剛
性が向上する。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項1から5
に記載の自動車の車体側面下部構造において、上記リン
フォースフロントピラーが、リンフォースフロントピラ
ーロアと、該リンフォースフロントピラロアの上端に下
端が重合するリンフォースセンタピラーアッパとによっ
て形成され、リンフォースフロントピラーロアとリンフ
ォースフロントピラーアッパの上記重合部にドアヒンジ
取付部を形成したことを特徴とする。
【0027】請求項6の発明によると、リンフォースフ
ロントピラーロアとリンフォースフロントピラーを重合
して剛性が向上した部位にドアヒンジ取付部を形成する
ことによって、ドアからの荷重をより確実に受け止める
ことが可能になる。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6に
記載の自動車の車体側面下部構造において、センタピラ
ーインナ及びリンフォースセンタピラーがサイドシル内
を貫通して下端がサイドシルアウタ及びサイドシルイン
ナに結合されたことを特徴とする。
【0029】この請求項7の発明によると、サイドシル
アウタとセンタピラーアウタとフロントピラーアウタと
が一体形成されて構成部品の削減が得られると共に、サ
イドシルとセンタピラー及びサイドシルとフロントピラ
ーとの結合剛性が向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車の車体
側面下部構造の実施形態を図によって説明する。なお、
図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上方方
向を、また矢印OUTは車幅外方向を示す。
【0031】図1は、自動車1の要部斜視図であって、
自動車1の車体側部にはフロントドア開口部2とリヤド
ア開口部3が形成されている。
【0032】これらフロントドア開口部2及びリヤドア
開口部3の下部に車体前後方向に沿ってサイドシル10
が配置され、フロントドア開口部2とリヤドア開口部3
との間にセンタピラー20が配置され、フロントドア開
口部2の前縁に沿ってフロントピラー30が配置され、
センタピラー20の下端がサイドシル10の車体前後方
向の中間部に、またフロントピラー30の下端部がサイ
ドシル10の前端に各々結合されている。
【0033】更に、サイドシル10、センタピラー20
及びフロントピラー30の各々の外側に配置されるサイ
ドシルアウタ11、センタピラーアウタ21及びフロン
トピラーアウタ31は車体側面を形成するパネルサイド
アウタ9によって一体に形成されている。
【0034】図2は、図1におけるA部の要部を示す側
面図であり、図3は図2のB−B線断面図、図4は図2
のC−C線断面図、図5は図2のD−D線断面図、図6
は図2のE−E線断面図、図7は図2のF−F線断面
図、図8は図2のG−G線断面図、図9は要部分解斜視
図、図10は車体内方からに要部斜視図である。
【0035】サイドシル10とセンタピラー20との結
合部は、上記パネルサイドアウタ9のサイドシルアウタ
11と、サイドシルインナ12と、リンフォースサイド
シル14のサイドシル部14Aによって形成され、セン
タピラー20は、パネルサイドアウタ9のセンタピラー
アウタ21と、センタピラインナ22と、リンフォース
センタピラー23と、リンフォースセンタピラーロア2
4及びリンフォースサイドシル14のセンタピラー部1
4B等によって形成されている。
【0036】サイドシル10とフロントピラー30の結
合部は、上記パネルサイドアウタ9のサイドシルアウタ
11及びフロントピラーアウタ31と、サイドシルイン
ナ12、リンフォースサイドシル14の前端結合部14
C、フロントピラーインナ32、リンフォースフロント
ピラーロア33、リンフォースフロントピラーアッパ3
4等によって形成されている。
【0037】パネルサイドアウタ9のサイドシルアウタ
11は、図5及び図6に示すように車体前後方向に連続
して車体外方に突出する断面略コ字状乃至C字状であっ
て、その上縁及び下縁に上方フランジ11a及び下方フ
ランジ11bが形成され、サイドシルアウタ11に連続
形成されるセンタピラーアウタ21は、図4に示すよう
に上下方向に連続して車体外方に突出する断面略コ字状
で、その前縁及び後縁に上記上方フランジ11aに連続
する前方フランジ21a及び後方フランジ21bが形成
されている。
【0038】サイドシルアウタ11の前部は、その前端
が上方に立ち上がってフロントピラー30のフロントピ
ラーアウタ31に連続形成され、フロントピラーアウタ
31は図7に示すように上下方向に連続して車体外方に
突出する断面略コ字状で、その前縁及び後縁に上記下方
フランジ11b及び上方フランジ11aに連続する前方
フランジ31a及び後方フランジ31bが形成されてい
る。
【0039】サイドシルインナフロント12は、車体前
後方向に連続する比較的平板状で上縁及び下縁に上記サ
イドシルアウタ11の上方フランジ11a及び下方フラ
ンジ11bに対向する上方フランジ12a及び下方フラ
ンジ12bが形成されている。
【0040】上記リンフォースサイドシル14は、図2
及び図11(a)に側面図、図11(b)に平面図を示
すようにサイドシルアウタ11の内面の沿って前端がフ
ロントピラ30の下方から後端がセンタピラー20を越
えてリヤドア開口部3の中央部まで車体前後方向に連続
して車体外方に突出する断面コ字状乃至C字状のサイド
シル部14Aと、サイドシル部14Aからセンタピラー
アウタ21の内面に沿って上方に延設された断面略コ字
形のセンタピラー部14Bを有している。
【0041】そして、サイドシル部14Aの前端には、
球面状の船底形に形成される前端接合部14Cが形成さ
れる一方、後端は次第に突出量が減少して平板状に移行
する移行部14Dが形成され、その上縁及び下縁にサイ
ドシルアウタ11の上方フランジ11a及び下方フラン
ジ11bに対向する上方フランジ14a及び下方フラン
ジ14bが形成されている。
【0042】センタピラーインナ22は、図4に示すよ
うに上下方向に連続して車体内方に突出する断面略コ字
状で、その前縁及び後縁に上記センタピラーアウタ21
の前方フランジ21a及び後方フランジ21bに対向す
る前方フランジ22a及び後方フランジ22bが形成さ
れると共に、シートベルトアンカ50を取り付けるため
のシートベルトアンカ取付穴22Aが開口し、下端は複
数に分岐して上記サイドシルアウタ11の下方フランジ
11bと対向する下方フランジ21cが形成されてい
る。
【0043】リンフォースセンタピラー23は、図4に
示すように上記センタピラーアウタ21の内面に沿った
断面略コ字状で、その前縁及び後縁にセンタピラーアウ
タ21の前方フランジ21a及び後方フランジ21bに
対向する前方フランジ23a及び後方フランジ23bが
形成され、下端は図3に示すようにサイドシル部14A
に重合する船底形に形成されると共にサイドシルアウタ
11の下方フランジ11bに対向する下方フランジ(図
示せず)が形成されている。
【0044】リンフォースセンタピラーロア24は、セ
ンタピラーインナ22に開口するシートベルトアンカ取
付穴22Aに対応してリンフォースセンターピラー23
に取り付けられる断面コ字状に形成されている。
【0045】フロントピラーインナ32は、図7に示す
ように断面が比較的平坦でその前縁及び後縁に上記フロ
ントピラーアウタ31の前方フランジ31a及び後方フ
ランジ31bに対向する前方フランジ32a及び後方フ
ランジ32bが形成されている。
【0046】リンフォースフロントピラーロア33は、
上記フロントピラーアウタ31の下部内面に沿って上下
方向に連続する断面略コ字状乃至C字状で、図2、図
6、図8に示すように下端部がサイドシルアウタ11の
内面に沿って車体後方に湾曲形成すると共に、リンフォ
ースサイドシル14の前端接合部14Cの外面に車体外
方から嵌合する下端接合部33Aが形成され、上端には
ドアヒンジ取付部33Bが形成されている。更に、リン
フォースフロントピラーロア33の前縁及び後縁にはフ
ロントピラーアウタ31の前方フランジ31a及び後方
フランジ31bに対向する前方フランジ33a及び後方
フランジ33bが形成されている。
【0047】リンフォースフロントピラーアッパ34
は、フロントピラーアウタ31の上部内面に沿って上下
方向に連続する断面略コ字状乃至C字状で、下端部に上
記リンフォースフロントピラーロア33の上端に形成し
たドアヒンジ取付部33Bに重合するドアヒンジ取付部
34Bが形成されると共に、フロントピラーアウタ31
の前方フランジ31a及び後方フランジ31bに対向す
る前方フランジ34a及び後方フランジ34bが形成さ
れている。
【0048】一方、フロア41の側端には、サイドシル
インナ12に対向する側端フランジ41aが形成され
て、フロア41の上面には断面ハット状でシート支持部
材となるクロスメンバ42が車体幅方向に延設されて、
フロア41とクロスメンバ42によって閉断面を形成す
ると共に、クロスメンバー42の側端にサイドシルイン
ナ12に対向する側端フランジ42aが形成されてい
る。
【0049】フロア41の下面側端には、断面略コ字状
で側方、換言すると車体外方に移行するに従って断面が
増大するリンフォースロアサイド43が設けられ、その
側端にサイドシルインナ12の下方フランジ11bに対
向する側端フランジ43aが形成されると共に、フロア
41の先端にトーボード及び上記フロントピラーインナ
パネル32が取り付けられている。
【0050】次に、このように形成された各パネルの結
合について説明する。
【0051】リンフォースロアサイド43の側端フラン
ジ43aにサイドシルインナ12の下方フランジ12b
に重合すると共に、フロア41及びクロスメンバ42の
側端フランジ41a及び42aにサイドシルインナ12
を重合せしめ、フロア41及びクロスメンバ42の側端
フランジ41a、42aとサイドシルインナ12の重合
部を抵抗溶接してサイドシルインナ12をフロア41及
びクロスメンバ42に取り付ける。
【0052】更に、サイドシルインナ12の下方フラン
ジ12b上にセンタピラーインナ22の下方フランジ2
2cを重合すると共に、サイドシルインナ12の上方フ
ランジ12aとセンタピラーインナ22を重合してサイ
ドシルインナ12の上方フランジ12aとセンタピラー
インナ22を抵抗溶接する。
【0053】一方、互いのドアヒンジ取付部33Bと3
4Bを重合してリンフォースフロントピラーロア33と
リンフォースフロントピラーアッパ34をパネルサイド
アウタ9のフロントピラーアウタ31内に嵌合する。
【0054】更に、リンフォースサイドシル14の前端
結合部14Cをリンフォースフロントピラーロア33の
下端接合部33Aに嵌合し、かつサイドシル部14A及
びセンタピラー部14Bをサイドシルアウタ11に嵌合
すると共に、センタピラー部14Bを介在してリンフォ
ースセンタピラー23をセンタピラーアウタ21に嵌合
させる。
【0055】そして、パネルサイドアウタ9のフロント
ピラーアウタ31に形成された前方フランジ31a及び
後方フランジ31bを、リンフォースフロントピラーロ
ア33及びリンフォースフロントピラーアッパ34に形
成された前方フランジ33a、34a及び後方フランジ
33b、34bを介在してフロントピラーインナ32の
前方フランジ32a及び後方フランジ32bに重合し、
互いに重合する前方フランジ31a、33a、34a、
32a及び後方フランジ31b、33b、34b、32
bを抵抗溶接して閉断面形状のフロントピラー30を形
成する。
【0056】同様に、パネルサイドアウタ9のセンタピ
ラーアウタ11に形成された前方フランジ11a及び後
方フランジ11bを、リンフォースピラー23の前方フ
ランジ23a及び後方フランジ23bを挟んでセンタピ
ラーインナ22の前方フランジ22a及び後方フランジ
22bを重合し、重合するセンタピラーアウタ21、リ
ンフォースセンタピラー23、及びセンタピラーインナ
22の前方フランジ21a、23a、22aを抵抗溶接
すると共に、後方フランジ21b、23b、22bを抵
抗溶接して閉断面形状のセンタピラー20を形成する。
【0057】更に、サイドシルインナ12に形成された
上方フランジ12a上にリンフォースサイドシル14の
サイドシル部14Aに形成された上方フランジ14aを
介在してサイドシルアウタ11の上方フランジ11aを
重合して抵抗溶接すると共に、サイドシルインナ12の
下方フランジ12b上にセンタピラーインナ22の下方
フランジ22cを介在してリンフォースサイドシル14
の下方フランジ14b及びサイドシルアウタ11の下方
フランジ12bを重合し、重合したリンフォースロアサ
イド43の下方フランジ43aとサイドシルインナ1
2、センタピラインナ22、リンフォースセンターピラ
ー23、リンフォースサイドシル14及びサイドシルア
ウタ11の各下方フランジ12b、22c、23c、1
4b、11bを抵抗溶接して閉断面形状のサイドシル1
0を形成する。
【0058】このように形成された車体側面下部構造に
よると、サイドシル10内にサイドシルインナ12とリ
ンフォースサイドシル14によって車体前後方向に沿っ
て閉断面形状が連続形成され、しかもその前部及び後部
が閉鎖されることからサイドシル10の剛性が向上し、
かつフロントピラー30内にフロントピラーインナ32
と共に閉断面を形成するリンフォースフロントピラーロ
ア33の下端接合部33Aが閉鎖されたリンフォースサ
イドシル14の前端接合部14Cに外方から嵌合して、
リンフォースフロントピラーロア33とフロントピラー
インナ32によって形成される閉断面形状と、リンフォ
ースサイドシル14のサイドシル部14Aとサイドシル
インナ12によって形成される閉断面形状が連続形成さ
れ、フロントピラー30とサイドシル10の結合剛性が
確保される。
【0059】また、リンフォースセンタピラーロア33
のドアヒンジ取付部33Bとリンフォースセンタピラー
アッパ34のドアヒンジ取付部34Bを重合せしめるこ
とによって、該部にドアヒンジが極めて剛性が確保され
た部位に取り付けられ、ドアの開閉によって入力される
応力を確実に受け止めることが可能になる。
【0060】更に、センタピラーインナ22とリンフォ
ースセンタピラー23によって閉断面形状が形成され、
しかもこの閉断面形状の下端が閉鎖されると共にセンタ
ピラーインナ22及びリンフォースセンタピラー23の
下端がサイドシル10内を貫通してサイドシルインナ1
2及びリンフォースサイドシル14と共に結合されてサ
イドシル10とセンタピラー20との結合剛性が確保さ
れる。
【0061】しかも、リンフォースサイドシル14のサ
イドシル部14Aの後端が、後端に形成した移行部14
Dによってリンフォースサイドシル14とサイドシルイ
ンナ12によって形成される閉断面形状の面積が次第に
減少することから、サイドシル10の急激な断面形状変
化が回避され、例えばフロントピラー30、センタピラ
ー20、或いはサイドシル10に側方からの荷重が作用
した場合、サイドシル10のリンフォースサイドシル1
4の後端部付近に応力が集中することなく、互いに強固
に結合されたサイドシル10、センタピラー20及びフ
ロントピラー30を介して他の部材に荷重を効率的に分
散することが可能になる。
【0062】また同様に、前衝突時等にフロントタイヤ
を介してリンフォースフロントピラーロア33に入力さ
れる荷重は、互いに結合されたサイドシル10、センタ
ピラー20、フロントピラー30等から他の部材に効率
的に分散伝達される。
【0063】上記実施形態では、サイドシルアウタ、セ
ンタピラーアウタ及びフロントピラーアウタが一体形成
されたパネルサイドアウタを使用したが、サイドシルア
ウタ、センタピラーアウタ、フロントピラーアウタを別
個に形成する等、本発明は上記実施形態に限定されるこ
となく本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0064】
【発明の効果】以上説明した自動車の側面下部構造によ
ると、サイドシル内にサイドシルとリンフォースサイド
シルによって閉断面形状が形成され、この閉断面形状に
フロントピラー内にフロントピラーインナとリンフォー
スフロントピラーによって形成された閉断面形状及びセ
ンターピラー内にセンタピラーインナとリンフォースセ
ンタピラーによって形成されて閉断面形状が連続形成さ
れることからサイドシルとセンタピラーとフロントピラ
ーが強固に結合され、しかもサイドシルインナとリンフ
ォースサイドシルによって形成される閉断面形状の面積
が車体後方に移行するに従って次第に減少するよう形成
することによってサイドシルの急激な断面形状変化が回
避されてリンフォースサイドシル後端付近の応力集中が
回避され、サイドシル、センタピラー、フロントピラー
等に作用する荷重を効率的に他の部材に分散伝達するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車の側面下部構造の実施形態
を説明する自動車の要部斜視図である。
【図2】同じく、図1におけるA部の要部を示す側面図
である。
【図3】同じく、図2のB−B線断面図である。
【図4】同じく、図2のC−C線断面図である。
【図5】同じく、図2のD−D線断面図である。
【図6】同じく、図2のE−E線断面図である。
【図7】同じく、図2のF−F線断面図である。
【図8】同じく、図2のG−G線断面図である。
【図9】同じく、要部分解斜視図である。
【図10】同じく、車体内方からの要部斜視図である。
【図11】同じく、本実施形態に用いられるリンフォー
スサイドシルの概要説明図であり、(a)はリンフォー
スサイドシルの側面図、(b)は平面図である。
【図12】従来の車体側面構造を説明する要部分解斜視
図である。
【図13】同じく、従来の車体側面構造を説明する要部
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車 9 パネルサイドアウタ 10 サイドシル 11 サイドシルアウタ 12 サイドシルインナフロント 14 リンフォースサイドシル 14A サイドシル部 14B センタピラー部 14C フロントピラー部 20 センタピラー 21 センタピラーアウタ 22 センタピラーインナ 23 リンフォースセンターピラー 24 リンフォースセンターピラーロア 30 フロントピラー 31 フロントピラーアウタ 32 フロントピラーインナ 33 リンフォースフロントピラーロア 33B ドアヒンジ取付部 34 リンフォースフロントピラーアッパ 34B ドアヒンジ取付部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドシルアウタとサイドシルインナによ
    って形成された閉断面形状のサイドシルと、センタピラ
    ーアウタとセンタピラーインナによって形成された閉断
    面形状のセンタピラーと、フロントピラーアウタとフロ
    ントピラーインナとによって形成されたフロントピラー
    とを結合する自動車の車体側面下部構造において、 上記サイドシルインナと協働して上記サイドシルとフロ
    ントピラーの接合部から上記サイドシルとセンタピラー
    の接合部より車体後方向まで連続すると共に車体後方端
    側において次第に断面積が減少する閉断面形状を形成す
    るリンフォースサイドシルと、 上記フロントピラーインナと協働して下端が上記サイド
    シルインナとリンフォースサイドシルによって形成され
    る上記閉断面形状の車体前方端側に連続する閉断面形状
    を形成するリンフォースフロントピラーと、 上記センタピラーインナと協働してセンタピラーに沿っ
    て下端が上記サイドシルインナとリンフォースサイドシ
    ルによって形成される閉断面形状に連続する閉断面形状
    を形成するリンフォースセンタピラーとを備えたことを
    特徴とする自動車の車体側面下部構造。
  2. 【請求項2】上記サイドシルインナとリンフォースサイ
    ドシルによって形成される閉断面形状の車体前方端が閉
    鎖されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車
    の車体側面下部構造。
  3. 【請求項3】リンフォースサイドシルが、 上記サイドシルインナと協働して上記サイドシルとフロ
    ントピラーの接合部から上記サイドシルとセンタピラー
    の接合部より車体後方向まで連続すると共に、車体前方
    端側が閉鎖されかつ車体後方端側において次第に断面積
    が減少する閉断面形状を形成するサイドシル部と、 上記サイドシルとセンタピラーの接合部において上記サ
    イドシル部から上方に突出すると共にサイドシルインナ
    と協働して上記センタピラーインナ及びリンフォースセ
    ンタピラーを囲繞すると共に上記リンフォースセンタピ
    ラーと結合するセンタピラー部を備えたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の自動車の車体側面下部構
    造。
  4. 【請求項4】センタピラーインナとリンフォースセンタ
    ピラーによって形成される閉断面形状の下端が閉鎖され
    ていることを特徴とする請求項1〜3に記載の自動車の
    車体側面下部構造。
  5. 【請求項5】センタピラーインナ及びリンフォースセン
    タピラーがサイドシル内を貫通して下端がサイドシルア
    ウタ及びサイドシルインナに結合されたことを特徴とす
    る請求項1〜4に記載の自動車の車体側面下部構造。
  6. 【請求項6】上記リンフォースフロントピラーが、 リンフォースフロントピラーロアと、該リンフォースフ
    ロントピラーロアの上端に下端が重合するリンフォース
    フロントピラーアッパとによって形成され、リンフォー
    スフロントピラーロアとリンフォースフロントピラーア
    ッパの上記重合部にドアヒンジ取付部を形成したことを
    特徴とする請求項1から5に記載の自動車の車体側面下
    部構造。
  7. 【請求項7】上記サイドシルアウタとセンタピラーアウ
    タとフロントピラーアウタが一体形成されたパネルサイ
    ドアウタを備えたことを特徴とする請求項1〜6に記載
    の自動車の車体側面下部構造。
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