JP7207189B2 - 側部車体構造 - Google Patents
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Description
図中、矢印Fは車両前方、矢印Uは車両上方、矢印OUTは車幅方向外側(車両右方)を夫々示すものとする。また、以下の説明において車幅方向外側(車室外側)は車幅外側と称し、車幅方向内側(車室内側)は車幅内側と称する。なお、以下に述べる本実施形態の側部車体構造は、車両の左右サイドに略左右略対称に備えている。
これにより、側部開口部2f,2rは、センターピラー5によって車両前後各側に仕切られており、夫々乗降用開口部2f,2r(前側乗降用開口部2f、後側乗降用開口部2r)として設けられている。
車体側部には、前後各の乗降用開口部2f,2rを開閉するサイドドアを備えている。但し、図1では、サイドドアの図示を省略している。
これら節21F,21R,22F,22Rを、前方から後方へ順にピラー前方節21F、ピラー前部節22F、ピラー後部節22R、ピラー後方節21Rに設定する。
アウタ側節構成部材23は、車両前後方向に離間して配設される前壁23aおよび後壁23bと、これら前壁23aと後壁23bとの各車幅外端同士を車両前後方向に連結する内壁23cとで平面視で門形となる二重壁構造に一体形成されている。さらに、前壁23aには、上端から前方へ延出する前壁上端フランジ23dが、車幅方向外端から前方へ延出する前壁外端フランジ23gが夫々一体形成されるとともに、後壁23bには、上端から後方へ延出する後壁上端フランジ23fが、車幅方向外端から後方へ延出する後壁外端フランジ23iが、夫々一体形成されている。さらに、内壁23cには、上端から上方へ延出する上端フランジ23hと、下端から下方へ延出する下端フランジ23jとが夫々一体に形成されている。
第1補強部材30U,30Dは、サイドシル4の上部に位置する第1上側補強部材30Uと、サイドシル4の下部に位置する第1下側補強部材30Dとを有している。
図2、図5に示すように、第1下側補強部材30Dは、サイドシル4におけるセンターピラー接合部4Aの高さ位置よりも下方に接合されている。
図5に示すように、これら第1上側補強部材30Uと第1下側補強部材30Dとは、共にサイドシル4の長手方向に沿って、センターピラー5よりも前方位置から上記サイドシル4の後部に亘ってセンターピラー5を跨ぐように車両前後方向に連続して延びている。
図1、図6に示すように、ピラーアウタ52の下部には、外壁52bの下端から下方へ延びる下端フランジ52eが形成されるとともに、この下端フランジ52eがサイドシル4の第2部材42の外壁42cに接合されている。これにより図1に示すように、センターピラー5の外壁52bとサイドシル4の外壁42cとが車幅方向において略面一になるように配置される。また、ピラーアウタ52の前後各フランジ52dとピラーインナ51の前後各フランジ51dとは、上述したように一体に接合されているが、これら前後各フランジ51d,52dの下部については、図4に示すように、サイドシルアウタ4o側の第2部材42の上端フランジ42aを車幅方向の内外両側から挟み込んだ状態で一体に接合されている。これにより、センターピラー5の前後各フランジ51d,52dとサイドシル4の上端フランジ42aとが車幅方向において略面一になるように配置される。
なお、ピラーアウタアッパ53とピラーアウタロア54との境界部52aは、サイドシル4の上端よりも上方位置であって、ピラーアウタ52の上部および上下方向の中間部に対して、下方に向けて幅広となる下部の上端部分(車両側面視で直線部分と幅広部分との境界部)又はその近傍に位置する。
なお、ピラーインナ51の下部は、延出部55も含めて上述したように、車両前後方向に幅広に形成している。
なお、フランジ43cは図2に示すように、サイドシル4の最も車幅外側に取付けられる外装パネル44を下側から支持する機能も兼ねることができる。
4s…閉断面空間
21F,21R,22F,22R…節
25H…連通部(車両前後方向に連通する空間)
41…第1部材
41a…上端フランジ(第1部材の上部フランジ)
41e…下端フランジ(第1部材の下部)
42…第2部材
42c…外壁(サイドシルの車幅方向の外壁)
43…第3部材
43c…車幅外端フランジ(フランジ)
45b…外下稜線(稜線)
46…第2部材と第3部材との接合による重合部
Claims (3)
- 内部に車両前後方向に延びる閉断面空間を有するサイドシルを備えた車両の側部車体構造であって、
上記サイドシルは、車両前後方向の直交断面が車幅方向内側へ突出するハット型に形成された第1部材と、
上部が上記第1部材の上部フランジに接合された第2部材と、
上記第1部材の下部と上記第2部材に接合された第3部材とを有し、
上記第1部材、上記第2部材及び上記第3部材により、上記閉断面空間が構成され、
上記第3部材における上記第2部材と接合する側の端部に、該第2部材と離間して車幅方向外側へ延出するフランジが形成された
側部車体構造。 - 上記サイドシルの車幅方向の外壁には、車両前後方向に延びる稜線を有しており、
上記第2部材と上記第3部材との接合による重合部は、上記サイドシルの車両前後方向の直交断面視で上記稜線と一致する位置又はその近傍に位置するように設けた
請求項1に記載の側部車体構造。 - 上記サイドシルには、上記閉断面空間を車両前後方向に仕切る節を備えており、
上記第2部材と上記第3部材との接合による重合部において、上記節と上記サイドシルの内面との間に、車両前後方向に連通する空間を有した
請求項1又は2に記載の側部車体構造。
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