JP2021037840A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントフレームがフロアパネルの内側部と内側部より下側に配置される外側部とに亘って接合される車両において、前突時にフロントフレームの面外変形を抑制してダッシュパネルの車室側への移動を抑制する。【解決手段】フロントフレーム3は、前部フレームと傾斜フレームと後部フレーム33とを備え、後部フレーム33は、底壁部33aから上側に延びてフロアパネル5の外側部8に接合される外側縦壁部33bと、底壁部33aから外側縦壁部33bより上側に延びてフロアパネル5の内側部7に接合される内側縦壁部33cとを有する。後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側に、補強部材40が接合され、補強部材40は、車体前後方向においてダッシュパネルの傾斜部とフロアパネル5との間の屈曲部を含む所定範囲に設けられる。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の前部車体構造に関し、特にフロントフレームがフロアパネルの内側部と内側部より下側に配置される外側部とに亘って接合される車両の前部車体構造に関する。
自動車等の車両では、車体前部に前後方向に延びる左右一対のフロントフレームが閉断面状に配設され、フロントフレームとして、車室前側を区画するダッシュパネルの縦壁部から前側に延びると共にダッシュパネルの縦壁部から後側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜部に沿って傾斜してからフロアパネルに沿って後側に延び、ダッシュパネルの傾斜部とフロアパネルとの間の屈曲部に沿って屈曲部が設けられたものが知られている。
このようなフロントフレームを備えた車両では、前面衝突(前突)時に、特にオフセット衝突時に、車両前方から衝突荷重がフロントフレームに作用するとき、フロントフレームが屈曲部において座屈してフロントフレームの屈曲部より前側部分が後側に移動してダッシュパネルが車室側に移動するおそれがある。
これに対し、例えば特許文献1には、断面コ字状の基部を有するフロントフレームの屈曲部に、基部の両側から外側に延びる第1フランジと、第1フランジから基部の側面部に平行に延びる第2フランジとを有する補強部材を固着させて補強した車体構造が開示されている。
実開昭52−126517号
ところで、自動車等の車両では、フロアパネルの車幅方向外側が車幅方向内側に比して下側に設けられる場合がある。かかる場合に、底壁部と両側の縦壁部とを有するフロントフレームの後側がフロアパネルの下面における内側部と外側部とに亘って接合されると、フロントフレームの内側縦壁部が外側縦壁部に比して上下方向長さが大きくなることとなる。
このようなフロントフレームを備えた車両では、前突時に車両前方から衝突荷重がフロントフレームに作用するとき、フロントフレームの屈曲部において内側縦壁部が車幅方向内側に膨らんで面外変形するおそれがある。フロントフレームの内側縦壁部が面外変形すると、フロントフレームが座屈してフロントフレームの屈曲部より前側部分が後側に移動してダッシュパネルが車室側に移動するおそれがある。
そこで、本発明は、フロントフレームがフロアパネルの内側部と内側部より下側に配置される外側部とに亘って接合される車両において、前突時にフロントフレームの面外変形を抑制してダッシュパネルの車室側への移動を抑制することができる車両の前部車体構造を提供することを課題とする。
本発明は、前後方向に延びるフロントフレームと、車室前側を区画して縦壁部と前記縦壁部から後側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜部とを有するダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの傾斜部から後側に延びるフロアパネルとを備え、前記フロアパネルが、車幅方向内側に配置される内側部と前記内側部より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部とを有する車両の前部車体構造であって、前記フロントフレームは、前記ダッシュパネルの縦壁部から前側に延びる前部フレームと、前記ダッシュパネルの傾斜部に沿って後側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜フレームと、前記フロアパネルに沿って後側に延びる後部フレームとを備え、前記後部フレームは、底壁部と、前記底壁部の車幅方向外側から上側に延びて前記フロアパネルの外側部に接合される外側縦壁部と、前記底壁部の車幅方向内側から前記外側縦壁部より上側に延びて前記フロアパネルの内側部に接合される内側縦壁部とを有し、前記後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に、前記後部フレームの内側縦壁部に沿って設けられる補強部材が接合され、前記補強部材は、車体前後方向において前記ダッシュパネルの傾斜部と前記フロアパネルとの間の屈曲部を含む所定範囲に設けられている車両の前部車体構造を提供する。
本発明によれば、フロントフレームは、前部フレームと傾斜フレームと後部フレームとを備え、後部フレームは、底壁部の車幅方向外側から上側に延びてフロアパネルの外側部に接合される外側縦壁部と、底壁部の車幅方向内側から外側縦壁部より上側に延びてフロアパネルの内側部に接合される内側縦壁部とを有する。後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側には、内側縦壁部に沿って設けられる補強部材が接合され、補強部材は、車体前後方向においてダッシュパネルの傾斜部とフロアパネルとの間の屈曲部を含む所定範囲に設けられる。
これにより、フロントフレームがフロアパネルの内側部と内側部より下側に配置される外側部とに亘って接合される車両において、前突時に車両前方からフロントフレームに衝撃荷重が作用するときに、ダッシュパネルの傾斜部とフロアパネルの間の屈曲部近傍においてフロントフレームの後部フレームにおける外側縦壁部より上側に延びる内側縦壁部が面外変形することを補強部材によって抑制することができる。したがって、前突時にフロントフレームの面外変形を抑制してダッシュパネルの車室側への移動を抑制することができる。
前記ダッシュパネルの傾斜部は、車幅方向内側に配置される内側部と前記内側部より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部とを有し、前記傾斜フレームは、底壁部と、前記底壁部の車幅方向外側から上側に延びて前記傾斜部の外側部に接続される外側縦壁部と、前記底壁部の車幅方向内側から前記外側縦壁部より上側に延びて前記傾斜部の内側部に接続される内側縦壁部とを有し、前記補強部材は、前記傾斜フレームの内側縦壁部に沿って設けられて前記傾斜フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に接合される。
本構成によれば、前突時に車両前方からフロントフレームに衝撃荷重が作用するときに、ダッシュパネルの傾斜部とフロアパネルの間の屈曲部近傍においてフロントフレームの傾斜フレームにおける外側縦壁部より上側に延びる内側縦壁部が面外変形することを補強部材によって抑制することができる。したがって、前突時にフロントフレームの面外変形を抑制してダッシュパネルの車室側への移動を抑制することができる。
前記補強部材は、上下方向に延びる縦面部と前記縦面部から車幅方向外側に延びるフランジ部とを備えて断面略L字状に形成されていることが好ましい。
本構成によれば、フランジ部によって補強部材の剛性を向上させることができ、フロントフレームの内側縦壁部が面外変形することを有効に抑制することができる。
前記補強部材は、上下方向に延びて前記後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に接合される縦面部を備え、前記縦面部の後端部に、前記縦面部の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなるように前記縦面部の下側が切り欠かれた切欠部が設けられてもよい。
本構成によれば、縦面部の後端部に切欠部が設けられない場合に比して、フロントフレームの後端部において補強部材による強度変化を抑制することができ、前突時にフロントフレームの後端部に変形の起点が生じることを抑制することができる。
前記縦面部と前記後部フレームの内側縦壁部との接合部は、前記切欠部の周囲に設けられることが好ましい。
本構成によれば、切欠部の周囲において補強部材がフロントフレームの後部フレームに接合されるので、フロントフレームの後端部において補強部材による強度変化を有効に抑制することができる。
前記補強部材は、上下方向に延びて前記後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に接合される縦面部を備え、前記縦面部の後端部に、前記縦面部から車幅方向外側に窪む凹部が設けられ、前記凹部は、前記縦面部との間に前記縦面部の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなる稜線を形成するように設けられてもよい。
本構成によれば、縦面部の後端部に凹部が設けられない場合に比して、フロントフレームの後端部において補強部材による強度変化を抑制することができ、前突時にフロントフレームの後端部に変形の起点が生じることを抑制することができる。
前記縦面部と前記後部フレームの内側縦壁部との接合部は、前記稜線の周囲に設けられることが好ましい。
本構成によれば、稜線の周囲において補強部材がフロントフレームの後部フレームに接合されるので、フロントフレームの後端部において補強部材による強度変化を有効に抑制することができる。
前記補強部材の後端部に、前記補強部材とは異なる他の補強部材が接合され、前記他の補強部材は、車体構成部材に接合される。
本構成によれば、前突時にフロントフレームに入力された衝撃荷重を補強部材から他の補強部材を介して車体各部に分散して伝達することができる。
本発明に係る車両の前部車体構造によれば、フロントフレームがフロアパネルの内側部と内側部より下側に配置される外側部とに亘って接合される車両において、前突時にフロントフレームの面外変形を抑制してダッシュパネルの車室側への移動を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る車両の前部車体構造を適用した車体前部の平面図である。 本発明の実施形態に係る車両の前部車体構造を適用した車体前部の底面図である。 車体前部の要部の斜視図である。 図1におけるY4−Y4線に沿った車体の断面図である。 図3におけるY5−Y5線に沿った車体の断面図である。 図3におけるY6−Y6線に沿った車体の断面図である。 補強パネル及びタイダウンブラケットの斜視図である。 補強パネルの側面図及び断面図である。 タイダウンブラケットの斜視図である。 補強パネルの変形例を示す図である。 フロントフレームに車両前方から荷重が作用するときにフロントフレームに生じる応力を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両の前部車体構造を適用した車体前部の平面図、図2は、本発明の実施形態に係る車両の前部車体構造を適用した車体前部の底面図、図3は、車体前部の要部の斜視図、図4は、図1におけるY4−Y4線に沿った車体の断面図、図5は、図3におけるY5−Y5線に沿った車体の断面図、図6は、図3におけるY6−Y6線に沿った車体の断面図である。
図1から図6に示すように、本発明の実施形態に係る車両の前部車体構造を適用した車体1は、車体前部にエンジン2を縦置き式に搭載して後輪を駆動するフロントエンジンリア・ドライブ式の車体である。車体1は、車体前部に、前後方向に延びる左右一対のフロントフレーム3と、車室前側を区画するダッシュパネル4と、ダッシュパネル4から後側に延びるフロアパネル5とを備えている。
フロアパネル5は、車幅方向中央側に前後方向に延びると共に上側に膨出するトンネル部6を有する。フロアパネル5は、トンネル部6の車幅方向両側にそれぞれ、図3に示すように、車幅方向内側に配置される内側部7と、内側部7より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部8とを有する。内側部7と外側部8との間には車幅方向外側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜部9が設けられている。
フロアパネル5の内側部7の車幅方向内側は、トンネル部6に結合されている。フロアパネル5の外側部8の車幅方向外側は、前後方向に延びるサイドシル10に接合されている。サイドシル10は、サイドシル10の車体内側を構成するサイドシルインナ10aとサイドシル10の車体外側を構成するサイドシルアウタ10bとが接合されて閉断面状に形成されている。
ダッシュパネル4は、図4に示すように、車体上下方向に延びる縦壁部21と、縦壁部21の下端部から後側に向かうにつれて車体下側に傾斜して延びる傾斜部22とを有している。ダッシュパネル4は、エンジン2が配設されるエンジンルーム13とエンジンルーム13の後方に設けられた車室14とを区画して車室前側を区画する。ダッシュパネル4の傾斜部22は、車室14内の乗員の足置き台であるトーボードとして機能する。ダッシュパネル4は、例えば縦壁部21と傾斜部22とを別体で構成するなど、2部材で構成することも可能である。
ダッシュパネル4の傾斜部22は、車幅方向中央側に車体前後方向に延びると共に上側に膨出するトンネル部23を有する。ダッシュパネル4の傾斜部22は、トンネル部23の車幅方向両側にそれぞれ、図6に示すように、車幅方向内側に配置される内側部24と、内側部24より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部25と有し、内側部24と外側部25との間に車幅方向外側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜部26が設けられている。
ダッシュパネル4の内側部24の車幅方向内側は、トンネル部23に結合されている。ダッシュパネル4の外側部25の車幅方向外側は、サイドシル10に結合されている。ダッシュパネル4のトンネル部23、内側部24、外側部25及び傾斜部26はそれぞれ、フロアパネル5のトンネル部6、内側部7、外側部8及び傾斜部9に接続されている。
フロントフレーム3は、図4に示すように、ダッシュパネル4の縦壁部21から前側に延びる前部フレーム31と、ダッシュパネル4の傾斜部22に沿って後側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜フレーム32と、フロアパネル5に沿って後側に延びる後部フレーム33とを備えている。
フロントフレーム3は、ダッシュパネル4の縦壁部21より前側に延びると共にダッシュパネル4の傾斜部22に沿って後側に向かうにつれて下側に延びるフロントサイドフレーム34と、フロントサイドフレーム34の後端部に接続されてダッシュパネル4の傾斜部22に沿って後側に向かうにつれて下側に延びると共にフロアパネル5に沿って後側に延びるフロントフレームリア35とによって構成されている。
フロントサイドフレーム34は、図1に示すように、車幅方向内側に膨出するように断面略ハット状に形成されたフレームサイドフレームインナ34aと車幅方向外側に膨出するように断面略ハット状に形成されたフロントサイドフレームアウタ34bとが接合されて閉断面状に形成されている。
フロントフレームリア35は、下側に膨出するように断面略ハット状に形成されたフロントフレームリア35がダッシュパネル4の傾斜部22及びフロアパネル5に接合されてダッシュパネル4及びフロアパネル5と共に閉断面状に形成されている。フロントフレームリア35の前端部は、フロントサイドフレーム34の後端部に重ね合わせて接合されている。
フロントフレーム3の前部フレーム31は、フロントサイドフレーム34によって構成され、フロントフレーム3の傾斜フレーム32は、フロントサイドフレーム34及びフロントフレームリア35によって構成され、フロントフレーム3の後部フレーム33は、フロントフレームリア35によって構成されている。
フロントフレーム3の後部フレーム33は、図5に示すように、車体上下方向と略直交する方向に延びる底壁部33aと、底壁部33aの車幅方向外側から上側に延びる外側縦壁部33bと、底壁部33aの車幅方向内側から上側に延びる内側縦壁部33cとを有する。外側縦壁部33bは、上側から車幅方向外側に延びるフランジ部33dによってフロアパネル5の外側部8に接続され、内側縦壁部33cは、上側から車幅方向内側に延びるフランジ部33eによってフロアパネル5の内側部7に接続されている。
フロントフレーム3の後部フレーム33は、フロアパネル5の内側部7と内側部7より下側に配置される外側部8とに亘って接合され、内側縦壁部33cが外側縦壁部33bより上側に延びて外側縦壁部33bより上下方向長さが大きく形成されている。
フロントフレーム3の傾斜フレーム32についても、図6に示すように、車体上下方向と略直交する方向に延びる底壁部32aと、底壁部32aの車幅方向外側から上側に延びる外側縦壁部32bと、底壁部32aの車幅方向内側から上側に延びる内側縦壁部32cとを有する。外側縦壁部32bは、上側から車幅方向外側に延びるフランジ部32dによってダッシュパネル4の傾斜部22の外側部25に接続され、内側縦壁部32cは、上側から車幅方向内側に延びるフランジ部32eによってダッシュパネル4の傾斜部22の内側部24に接続されている。
フロントフレーム3の傾斜フレーム32についても、ダッシュパネル4の傾斜部22の内側部24と内側部24より下側に配置される外側部25とに亘って接合され、内側縦壁部32cが外側縦壁部32bより上側に延びて外側縦壁部32bより上下方向長さが大きく形成されている。
車体1では、図4に示すように、ダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5との間の屈曲部11に沿ってフロントフレーム3の傾斜フレーム32と後部フレーム33との間に屈曲部36が設けられている。フロントフレーム3の屈曲部36にはフロントフレーム3を補強する補強部材として補強パネル40が配設されている。
補強パネル40は、図5及び図6に示すように、後部フレーム33の内側縦壁部33cに沿って上下方向に延びて後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側に接合されると共に、傾斜フレーム32の内側縦壁部32cに沿って上下方向に延びて傾斜フレーム32の内側縦壁部32cの車幅方向外側に接合されている。補強パネル40は、車体前後方向においてダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5との間の屈曲部11を含む所定範囲に設けられる。
図11は、フロントフレームに車両前方から荷重が作用するときにフロントフレームに生じる応力を示す図である。図11では、シミュレーション解析によって得られたフロントフレーム3に生じる応力分布を示している。シミュレーション解析では、補強パネルを備えていないフロントフレーム3に車両前方から荷重が作用するときにフロントフレーム3に生じる応力分布を解析した。
図11に示すように、シミュレーション解析によれば、フロントフレーム3に生じる応力は、ダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5との間の屈曲部11近傍において高くなっている。シミュレーション解析結果から、補強パネル40をフロントフレーム3に取り付ける際、ダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5の間の屈曲部11近傍の応力の高い部分(図11のA1で示す部分)である応力集中部に補強パネル40を設けることが有効であると考えられる。
図7は、補強パネル及びタイダウンブラケットの斜視図である。図8は、補強パネルの側面図及び断面図であり、図8(a)は、補強パネルの側面図、図8(b)及び図8(b)はそれぞれ、図8(a)におけるY8b−Y8b線及びY8c−Y8c線に沿った補強パネルの断面図である。
補強パネル40は、図4及び図7に示すように、車体前後方向においてダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5との間の屈曲部11を含む所定範囲である応力集中部A1に設けられている。
補強パネル40は、図8に示すように、上下方向に延びる縦面部41と、縦面部41から車幅方向外側に延びるフランジ部42とを備えて断面略L字状に形成されている。補強パネル40の縦面部41は、図5及び図6に示すように、傾斜フレーム32の内側縦壁部32c及び後部フレーム33の内側縦壁部33cに接合され、補強パネル40のフランジ部42は、ダッシュパネル4の傾斜部22及びフロアパネル5と離間して配置されている。
補強パネル40の縦面部41の後端部には、縦面部41から車幅方向外側に窪む凹部43が設けられている。凹部43の底面部44は、縦面部41より車幅方向外側に縦面部41と平行に上下方向に延びている。凹部43は、縦面部41との間に縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなる稜線45を形成するように設けられている。
図7では、補強パネル40とフロントフレーム3とがスポット溶接によって接合される接合部SWを×印で示している。図7に示すように、縦面部41と後部フレーム33の内側縦壁部33cとの接合部SWは、補強パネル40の車体前後方向に複数設けられ、凹部43の周囲、具体的には稜線45の周囲にも設けられている。
このように、ダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5の間の屈曲部11近傍においてフロントフレーム3の傾斜フレーム32及び後部フレーム33において、傾斜フレーム32及び後部フレーム33の内側縦壁部32c、33cの車幅方向外側に、車体前後方向においてダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5との間の屈曲部11を含む所定範囲に補強パネル40が接合されることで、外側縦壁部32b、33bより上側に延びる内側縦壁部32c、33cが面外変形することを補強パネル40によって抑制し、前突時にフロントフレーム3の面外変形を抑制することができる。
フロントフレーム3にはまた、補強パネル40の後端部に、車体構成部材としてのフロントフレーム3に結合された補強部材40とは異なる他の補強部材としてタイダウンブラケット50が接合されている。タイダウンブラケット50は、パネル状に形成されている。
図9は、タイダウンブラケットの斜視図である。図5、図7及び図9に示すように、タイダウンブラケット50は、後部フレーム33の底壁部33aに沿って上下方向と直交する方向に延びる略矩形状の本体部51と、本体部51の車幅方向内側から上側に延びる内側フランジ部52と、本体部51の車幅方向外側から上側に延びる外側フランジ部53とを備えて断面略コ字状に形成されている。
タイダウンブラケット50の本体部51には、車両を搬送する際に車両を固定するためのタイダウンフック(不図示)が係合されるタイダウンホール54が設けられている。タイダウンブラケット50の内側フランジ部52には、略三角形状に上側に突出する突出部55が設けられている。
タイダウンブラケット50は、図7に示すように、突出部55が補強パネル40の凹部43に重ね合わせられて補強パネル40に接合されると共に、本体部51におけるタイダウンホール54の前側及び後側がそれぞれフロントフレーム3の後部フレーム33の底壁部33aに接合されている。図7では、タイダウンブラケット50と補強パネル40との接合部及びタイダウンブラケット50と後部フレーム33との接合部についても×印で示している。
このように、タイダウンブラケット50が後部フレーム33の底壁部33aに接合されることによって、前突時に補強パネル40からタイダウンブラケット50を介して屈曲部11より後方の後部フレーム33に荷重を伝達することができる。
車体1は、フロントフレーム3の後端部に接続されてフロアパネル5の下側において前後方向に延びる左右一対のフロアフレーム15と、トンネル部6の車幅方向両側に配設されてフロアパネル5の下側において前後方向に延びる左右一対のトンネルレイン16と、フロントフレーム3とサイドシル10とに接続されるトルクボックス19とを備えている。
車体1はまた、フロアパネル5の上側において前後方向に延びる左右一対のフロア補強部材17を備えている。フロア補強部材17は、図5及び図6に示すように、車体上下方向と略直交する方向に延びる上壁部17aと、上壁部17aの車幅方向内側から下側に延びる内側縦壁部17bと、上壁部17aの車幅方向外側から下側に延びる外側縦壁部17cとを有する。内側縦壁部17bは、下側から車幅方向内側に延びるフランジ部17dによってフロアパネル5の内側部7に接続され、外側縦壁部17cは、下側から車幅方向外側に延びるフランジ部17eによってフロアパネル5の外側部8に接続されている。
フロア補強部材17は、フロントフレーム3に沿って車体前後方向に延び、ダッシュパネル4の傾斜部22及びフロアパネル5に亘って前後方向に略直線状に延びている。フロア補強部材17の前端部は、ダッシュパネル4の傾斜部22に接合され、フロア補強部材17の後端部は、フロアパネル5のトンネル部6とサイドシル10との間に架設されるクロスメンバ18より車体後側に延びている。
本実施形態では、補強パネル40は、後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側に接合されると共に、傾斜フレーム32の内側縦壁部32cの車幅方向外側に接合されているが、傾斜フレーム32の内側縦壁部32cの車幅方向外側に接合されることなく、後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側に接合されるようにすることも可能である。
このように、本実施形態に係る車両の前部車体構造では、フロントフレーム3は、前部フレーム31と傾斜フレーム32と後部フレーム33とを備え、後部フレーム33は、底壁部33aの車幅方向外側から上側に延びてフロアパネル5の外側部8に接合される外側縦壁部33bと、底壁部33aの車幅方向内側から外側縦壁部33bより上側に延びてフロアパネル5の内側部7に接合される内側縦壁部33cとを有する。後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側には、内側縦壁部33cに沿って設けられる補強部材40が接合され、補強部材40は、車体前後方向においてダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5との間の屈曲部11を含む所定範囲に設けられる。
これにより、フロントフレーム3がフロアパネル5の内側部7と内側部7より下側に配置される外側部8とに亘って接合される車両において、前突時に車両前方からフロントフレーム3に衝撃荷重が作用するときに、ダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5の間の屈曲部11近傍においてフロントフレーム3の後部フレーム33における外側縦壁部33bより上側に延びる内側縦壁部33cが面外変形することを補強部材40によって抑制することができる。したがって、前突時にフロントフレーム3の面外変形を抑制してダッシュパネル4の車室側への移動を抑制することができる。
また、ダッシュパネル4の傾斜部22は、車幅方向内側に配置される内側部24と内側部24より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部25とを有し、傾斜フレーム32は、底壁部32aと、底壁部32aの車幅方向外側から上側に延びて傾斜部22の外側部25に接続される外側縦壁部32bと、底壁部32aの車幅方向内側から外側縦壁部32bより上側に延びて傾斜部22の内側部24に接続される内側縦壁部32cとを有する。補強部材40は、傾斜フレーム32の内側縦壁部32cに沿って設けられて傾斜フレーム32の内側縦壁部32cの車幅方向外側に接合される。
これにより、前突時に車両前方からフロントフレーム3に衝撃荷重が作用するときに、ダッシュパネル4の傾斜部22とフロアパネル5の間の屈曲部11近傍においてフロントフレーム3の傾斜フレーム32における外側縦壁部32bより上側に延びる内側縦壁部32cが面外変形することを補強部材40によって抑制することができる。したがって、前突時にフロントフレーム3の面外変形を抑制してダッシュパネル4の車室側への移動を抑制することができる。
また、補強部材40は、上下方向に延びる縦面部41と縦面部41から車幅方向外側に延びるフランジ部42とを備えて断面略L字状に形成されている。これにより、フランジ部42によって補強部材40の剛性を向上させることができ、フロントフレーム3の内側縦壁部33cが面外変形することを有効に抑制することができる。
また、補強部材40は、上下方向に延びて後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側に接合される縦面部41を備え、縦面部41の後端部に、縦面部41から車幅方向外側に窪む凹部43が設けられ、凹部43は、縦面部41との間に縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなる稜線45を形成するように設けられる。これにより、縦面部41の後端部に凹部43が設けられない場合に比して、フロントフレーム3の後端部において補強部材40による強度変化を抑制することができ、前突時にフロントフレーム3の後端部に変形の起点が生じることを抑制することができる。
また、縦面部41と後部フレーム33の内側縦壁部33cとの接合部は、稜線45の周囲に設けられる。これにより、稜線45の周囲において補強部材40がフロントフレーム3の後部フレーム33に接合されるので、フロントフレーム3の後端部において補強部材40による強度変化を有効に抑制することができる。
また、補強部材40の後端部に、補強部材40とは異なる他の補強部材50が接合され、他の補強部材50は、車体構成部材3に接合される。これにより、前突時にフロントフレーム3に入力された衝撃荷重を補強部材40から他の補強部材50を介して車体各部、特に屈曲部より後方に位置する後部フレーム33及び/又はフロアフレーム15に分散して伝達することができる。
前述した実施形態では、補強部材40は、縦面部41の後端部に、縦面部41との間に縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなる稜線45を形成するように縦面部41から車幅方向外側に窪む凹部43が設けられているが、縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなるように縦面部41の下側が切り欠かれた切欠部を設けるようにすることも可能である。
図10は、補強パネルの変形例を示す図である。図10に示すように、補強部材としての補強パネル40´は、前述した補強パネル40における凹部43に対応する部分が切り欠かれて凹部43に変えて、縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなるように縦面部41の下側が切り欠かれた切欠部46を設けることも可能である。この場合においても、図7に示す補強部材40のように、縦面部41と後部フレーム33の内側縦壁部33cとの接合部SWは、補強部材40´の車体前後方向に複数設けられ、切欠部46の周囲にも設けられる。
このように、補強部材40´は、上下方向に延びて後部フレーム33の内側縦壁部33cの車幅方向外側に接合される縦面部41を備え、縦面部41の後端部に、縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなるように縦面部41の下側が切り欠かれた切欠部46が設けられるようにすることも可能である。
かかる場合、縦面部41の後端部に切欠部46が設けられない場合に比して、フロントフレーム3の後端部において補強部材40´による強度変化を抑制することができ、前突時にフロントフレーム3の後端部に変形の起点が生じることを抑制することができる。
また、縦面部41と後部フレーム33の内側縦壁部33cとの接合部SWは、切欠部46の周囲に設けられる。これにより、切欠部46の周囲において補強部材40´がフロントフレーム3の後部フレーム33に接合されるので、フロントフレーム3の後端部において補強部材40による強度変化を有効に抑制することができる。
本実施形態では、補強部材40の後端部に設けられる凹部43は、縦面部41との間に縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなる曲線状の稜線45を形成するように設けられているが、直線状の稜線45を形成するように設けることも可能である。補強部材40´の後端部に設けられる切欠部46についても、縦面部41の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなるように曲線状に形成されているが、直線状に形成することも可能である。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、フロントフレームがフロアパネルの内側部と内側部より下側に配置される外側部とに亘って接合される車両において、前突時にフロントフレームの面外変形を抑制してダッシュパネルの車室側への移動を抑制することが可能となるから、この種の車両において好適に利用される可能性がある。
1 車体
3 フロントフレーム
4 ダッシュパネル
5 フロアパネル
7 フロアパネルの内側部
8 フロアパネルの外側部
11 屈曲部
21 ダッシュパネルの縦壁部
22 ダッシュパネルの傾斜部
31 前部フレーム
32 傾斜フレーム
33 後部フレーム
33a 後部フレームの底壁部
33b 後部フレームの外側縦壁部
33c 後部フレームの内側縦壁部
40 補強パネル
41 補強パネルの縦面部
42 補強パネルのフランジ部
43 凹部
45 稜線
46 切欠部
SW 接合部

Claims (8)

  1. 前後方向に延びるフロントフレームと、車室前側を区画して縦壁部と前記縦壁部から後側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜部とを有するダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの傾斜部から後側に延びるフロアパネルとを備え、前記フロアパネルが、車幅方向内側に配置される内側部と前記内側部より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部とを有する車両の前部車体構造であって、
    前記フロントフレームは、前記ダッシュパネルの縦壁部から前側に延びる前部フレームと、前記ダッシュパネルの傾斜部に沿って後側に向かうにつれて下側に傾斜する傾斜フレームと、前記フロアパネルに沿って後側に延びる後部フレームとを備え、
    前記後部フレームは、底壁部と、前記底壁部の車幅方向外側から上側に延びて前記フロアパネルの外側部に接合される外側縦壁部と、前記底壁部の車幅方向内側から前記外側縦壁部より上側に延びて前記フロアパネルの内側部に接合される内側縦壁部とを有し、
    前記後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に、前記後部フレームの内側縦壁部に沿って設けられる補強部材が接合され、
    前記補強部材は、車体前後方向において前記ダッシュパネルの傾斜部と前記フロアパネルとの間の屈曲部を含む所定範囲に設けられている、
    ことを特徴とする車両の前部車体構造。
  2. 前記ダッシュパネルの傾斜部は、車幅方向内側に配置される内側部と前記内側部より下側且つ車幅方向外側に配置される外側部とを有し、
    前記傾斜フレームは、底壁部と、前記底壁部の車幅方向外側から上側に延びて前記傾斜部の外側部に接合される外側縦壁部と、前記底壁部の車幅方向内側から前記外側縦壁部より上側に延びて前記傾斜部の内側部に接合される内側縦壁部とを有し、
    前記補強部材は、前記傾斜フレームの内側縦壁部に沿って設けられて前記傾斜フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に接合されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の前部車体構造。
  3. 前記補強部材は、上下方向に延びる縦面部と前記縦面部から車幅方向外側に延びるフランジ部とを備えて断面略L字状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の前部車体構造。
  4. 前記補強部材は、上下方向に延びて前記後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に接合される縦面部を備え、
    前記縦面部の後端部に、前記縦面部の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなるように前記縦面部の下側が切り欠かれた切欠部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両の前部車体構造。
  5. 前記縦面部と前記後部フレームの内側縦壁部との接合部は、前記切欠部の周囲に設けられている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両の前部車体構造。
  6. 前記補強部材は、上下方向に延びて前記後部フレームの内側縦壁部の車幅方向外側に接合される縦面部を備え、
    前記縦面部の後端部に、前記縦面部から車幅方向外側に窪む凹部が設けられ、
    前記凹部は、前記縦面部との間に前記縦面部の上下方向長さが後側に向かうにつれて小さくなる稜線を形成するように設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両の前部車体構造。
  7. 前記縦面部と前記後部フレームの内側縦壁部との接合部は、前記稜線の周囲に設けられている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両の前部車体構造。
  8. 前記補強部材の後端部に、前記補強部材とは異なる他の補強部材が接合され、
    前記他の補強部材は、車体構成部材に接合されている、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の車両の前部車体構造。
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