JP2000107108A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000107108A
JP2000107108A JP10279005A JP27900598A JP2000107108A JP 2000107108 A JP2000107108 A JP 2000107108A JP 10279005 A JP10279005 A JP 10279005A JP 27900598 A JP27900598 A JP 27900598A JP 2000107108 A JP2000107108 A JP 2000107108A
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Japan
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reel
exhaust
cord
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ribs
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JP10279005A
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Fumiki Mano
文樹 真野
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動送風機から排気口に至る排気のコード通し
部を通る吹出しを防止でき、かつ、小型化及びコストの
低減が可能な電気掃除機を得ることにある。 【解決手段】後壁に排気口を有した掃除機本体12に、
電動送風機とこれに給電するコードリール51とを内蔵
し、このリールの電源コード56を本体12のコード通
し部65に貫通させた電気掃除機を前提とする。本体1
2をなす一対の本体ケース21の夫々に一対のリブ67
を設ける。リール51が備えるコードリールケース52
に周部閉鎖壁を設け、この壁に一対のリブ61を設け
る。各リブ61、67を係合させてケース21にリール
51を位置決めし、かつ、ケース21と周部閉鎖壁との
間にコード通し部65から独立したトンネル状の排気通
路72を形成する。通路72を介して電動送風機から流
出された排気を排気口から外部に排出させることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動送風機に給電す
るためのコードリールが掃除機本体に内蔵された空気循
環式等の電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】コードリールが内蔵された掃除機本体に
はコードリールの電源コードが貫通するコード通し部が
開口されているため、使用時に、掃除機本体内の電動送
風機から掃除機本体外に排出される排気がコード通し部
を通って吹出されると、使用者が異常な排気漏れがある
と勘違いしてしまうことがある。このような可能性は、
コード通し部が身体の近くに位置されるハンディ型の電
気掃除機において特に高い。
【0003】そこで従来は、使用時に電動送風機から掃
除機本体外に排出される排気がコード通し部を通らない
ようにするために、掃除機本体をなす一対の本体ケース
の内面に隔離リブを一体に突設し、これらのリブの先端
を当接させて電動送風機からの排気が入り込まないリー
ル室を形成し、このリール室にコードリール全体を収容
するとともに、コード通し部をリール室に臨ませて本体
ケースに形成する前記構成を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記隔離リブは成形の
都合から本体ケースの内面に対向する面を作るように設
けることはできないとともに、これらの隔離リブは、リ
ール室を掃除機本体内の排気から独立させるために、コ
ードリール全体を囲う大きさ及び突出高さをもって、電
動送風機を支持する仕切りリブとは別に設けられる。そ
のため、掃除機本体をなす本体ケースに必要とする大き
く高さが高いリブの数が多く材料費が嵩むだけではな
く、この本体ケースを成形する金型の製作が煩雑になる
とともに、成形条件も悪くなり成形に手間が掛かるの
で、コスト高になるという問題がある。しかも、前記仕
切りリブとは別に隔離リブを設けることにより、この隔
離リブに沿ってリール室を大きく迂回して電動送風機か
ら掃除機本体の排気口に至る排気径路が形成されるの
で、この排気径路を確保するためのスペースにより、特
に小型であることが望まれるハンディ型の電気掃除機等
ではその掃除機本体を小型化する際の妨げになるという
問題がある。
【0005】又、コードリールがユニット構造をなして
いる場合には、このリール全体を回り止めするリール係
止部を前記隔離リブに設ける必要があるので、本体ケー
スの材料費が更に嵩むという問題もある。
【0006】更に、コードリールは使用時に電動送風機
よりも高い温度に発熱するが、コードリールを収容する
リール室を作っている隔離リブが排気に対する遮壁とな
って、排気にコードリールをさらすことができないか
ら、電動送風機から排気口に至る排気を利用してコード
リールの温度を下げることができず、そのため、コード
リールひいては掃除機本体の温度が高まり易いという問
題がある。特に、ハンディ型電気掃除機では、使用中殆
どの期間を掃除機本体のハンドルを握っているから、手
に汗をかいて滑ることがないようにハンドルの温度を極
力下げることが望まれているが、このような要請にはそ
ぐわなかった。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、電動送風機から排気口に至る排気がコード
通し部を通って外部に吹出されることを防止できるとと
もに、小型化及びコストの低減を図ることができる電気
掃除機を得ることにある。
【0008】本発明が解決しようとする第2の課題は、
前記第1の課題を解決するにあたり、掃除機本体をなす
本体ケースの構造を簡単にできるとともに更にコストを
低減できる電気掃除機を得ることにある。
【0009】本発明が解決しようとする第3の課題は、
前記第2の課題を解決するにあたり、掃除機本体の温度
上昇を抑制できる電気掃除機を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、掃除機本体に
電動送風機とこの送風機に給電するコードリールとが内
蔵され、かつ、前記掃除機本体に排気口と前記コードリ
ールの電源コードが貫通するコード通し部とが夫々設け
られた電気掃除機を前提とする。
【0011】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明は、前記掃除機本体をなす本体ケー
スと前記コードリールの外面との間に前記コード通し部
に対して独立したトンネル状の排気径路を前記コードリ
ールの外面に沿って形成し、この排気径路を介して前記
電動送風機から流出された排気を前記排気口から排出さ
せることを特徴とするものである。
【0012】この発明において、コードリールは、その
外面と掃除機本体をなす本体ケースとの間に前記外面に
沿う排気径路を形成して、掃除機本体に組込まれる。排
気径路は、掃除機本体に形成されたコード通し部とは独
立したトンネル状をなしていて、電動送風機から流出し
て掃除機本体の排気口に導くので、電動送風機から流出
して掃除機本体外に排出されようとする排気を、前記排
気径路に通して排気口から外部に排出させ、前記排気が
掃除機本体のコード通し部を通って吹き出ることを防止
しつつ既述のような排気を実現できる。そして、前記の
ようにコードリールの外面を排気径路を形成するための
壁として利用したから、排気径路を形成するのにリブを
立てる必要があるとしても、従来のようにコードリール
全体を排気から隔離するように大きく、かつ高さが高い
構造の隔離リブを必要とすることがなく、高さが低く、
かつ局部的なリブを設ければよい。しかも、コードリー
ル全体を収容するリール室を作る隔離リブを省略できる
ことに伴い、電動送風機から排気口に至る所定風路断面
積の排気径路を前記仕切りリブに沿って大きく迂回させ
る必要がなくなるので、それに応じてスペースファクタ
ーを向上でき、前記排気径路が掃除機本体を大型化する
因子となることがない。
【0013】前記第2の課題を解決するために、請求項
1の発明の従属する請求項2の発明は、前記本体ケース
の内面にリブからなるコードリール支えを形成するとと
もに、これらのリブに対応して前記コードリールの外面
にもリブを一体に突設して、これら本体ケースとコード
リールとのリブとを夫々係合させて前記排気径路の一部
を形成したことを特徴とするものである。
【0014】この発明においては、コードリール支えを
なす本体ケース内面のリブとコードリールの外面に設け
たリブとを係合させたから、その係合によりトンネル状
の排気径路の一部を形成できるとともに、コードリール
を本体ケースに位置決めすることができる。すなわち、
排気径路を形成するための構成である本体ケースとコー
ドリールとのリブを利用して、コードリールを本体ケー
スに位置決めしたから、特別に位置決め用のリブを設け
る必要がなくなり、本体ケースに必要なリブの数を削減
できるとともに、前記リブの高さも低くできるから、そ
れに応じて成形材料費を低減できかつ成形も容易化でき
る。
【0015】前記第3の課題を解決するために、請求項
1又は2の発明に従属する請求項3の発明は、前記排気
径路を前記コードリールの両側壁外面及びこれら両側壁
間を接続した周部閉鎖壁外面に沿って連続して設けたこ
とを特徴とするものである。
【0016】この発明においては、コードリールより低
温で発熱する電動送風機から流出して掃除機本体外に排
出されようとする排気を、排気径路からコードリールの
一側壁外面に沿わせた後、コードリールの周部閉鎖壁外
面に沿わせ、更に、個々からコードリールの排気口側の
他側壁に沿わせて排気口に案内できる。そのため、前記
排気によって排気径路に臨んだコードリールの周部閉鎖
壁及びコードリールの側壁を冷却できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1〜図3に示さ
れるように第1の実施の形態に係るハンディ型の空気循
環式電気掃除機11は、掃除機本体12と、吸込み口体
13とを備えている。
【0018】後部上面にハンドル12aを有した掃除機
本体12は、上下又は左右一対の合成樹脂製本体ケース
21をねじ止め等により連結して形成されている。本体
ケース21の前部にはその前傾した前端面に一端が露出
する接続口22が取付けられている。接続口22には吸
込み口体13が着脱自在に挿入して取付けられる。この
接続口22は、大径部と小径部とを連ねて段付き円筒状
をなしていて、その小径部と大径部との境をなす壁面に
は複数の通気孔22aが周方向に間隔的に設けられてい
る。
【0019】両本体ケース21の内面にはこれらの連結
に伴って先端が互いに当接される所要の仕切りリブが一
体に設けられており、これらリブによって、本体ケース
21内は、前部の集塵室23と、中間部の排気室24
と、後部のリール収容部25と、集塵室23及び排気室
24の下側にわたる戻し風路をなす本体ケース21下部
の還流室26とに仕切られている。排気室24の前側に
位置された集塵室23の上面は開口され、この開口は本
体ケース21の前部上側部分に着脱可能に取付けられる
ケース蓋27により気密的に閉じられている。
【0020】図3に示されるように集塵室23の前壁は
フィルタ取付け部28として形成され、このフィルタ取
付け部28の上端近傍には手動によりばね29の力に抗
して図3中矢印方向に枢軸30aを中心に回動操作され
るフィルタ押さえ30が取付けられている。集塵室23
に出し入れ可能に収容されるフィルタとしての紙パック
製の集塵袋31は、その平板状の口枠31aをフィルタ
押さえ30によりフィルタ取付け部28に取付けること
により集塵室23に収容されている。集塵室23の後部
には多数の細長い通気孔を有したフィルタ支え32が収
容され、このフィルタ支え32は掃除動作に伴い膨張し
た集塵袋31の後面を支持する。
【0021】排気室24には電動送風機35がその吸込
み口を集塵室23側に向けて設置されている。36、3
7は電動送風機35の前後に嵌合された防振用のモータ
支持ゴムである。排気室24と集塵室23との境界部に
位置される仕切りリブ38には前記吸込み口に対向する
開口38aが開けられており、それによって集塵室23
内の集塵袋31を通過した空気が電動送風機35に吸込
まれる。
【0022】電動送風機35は、固定子35aと、この
固定子35aの鉄心の一端面に固定された軸受ブラケッ
ト35bにねじ止めされたディフューザ35cと、この
ディフューザ35cの周部に嵌合して取付けられて前記
吸込み口を有したファンカバー35dと、固定子鉄心の
他端面にねじ止めされた軸受ブラケット35e及び前記
ブラケット35bに夫々取付けられた軸受にわたって回
転自在に支持された回転子35fと、この回転子35f
の回転子軸の一端部に連結されてファンカバー35dで
覆い隠される遠心ファン35gと、回転子35fが有す
る整流子35hに弾性的に押付けられるカーボンブラシ
を有した図示しない一対のブラシ装置とを有している。
ファンカバー35dの外周面には前記モータ支持ゴム3
6が嵌合されている。軸受ブラケット35eの軸受取付
部35i以外の所は例えば4本の柱構造をなしており、
そのうちの2本の柱部に前記ブラシ装置が取付けられて
いる。
【0023】この電動送風機35の運転時には、その吸
込み口から遠心ファン35gに吸込まれた集塵室23側
の空気が、このファン35gの周囲から吐出された後、
ファンカバー35dの内面で案内されながらディフュー
ザ35c内にその外周部の入口から流入し、そして、こ
のディフューザ35cにより静圧化されながら固定子3
5aの周囲に向けて流出される。
【0024】図3及び図6に示されるように電動送風機
35には、そのディフューザ35cよりも下流側部分を
覆い隠して合成樹脂からなるカップ状のモータカバー3
9がファンカバー35dに被着されたモータ支持ゴム3
6のディフューザ35c側の端部外周部に嵌合して取付
けられている。このモータカバー39の周壁には温度過
昇防止用のサーモスタット40(図8参照)が取付けら
れているとともに、モータカバー39内と排気室24と
を連通する複数の排気通孔41(一つのみ図示)が設け
られている。そして、少なくとも一部の排気通孔41は
電動送風機35に接続されるリード線41aの通路とし
ても利用される。
【0025】モータカバー39の底壁39a中央部に設
けた孔には前記ブラケット35eの軸受取付部35iが
貫通され、この取付部35iの外面に前記モータ支持ゴ
ム37が嵌合されている。図6に示すようにモータ支持
ゴム37は、ベース部37aと、嵌め込み部37bと、
これらベース部37aと嵌め込み部37bとを一体につ
ないだサポート嵌合部37cとから形成されている。ベ
ース部37aはその径方向両側部の嵌合凸部37dを前
記底壁39aの取付孔に嵌め付けて底壁39aの外面に
取付けられ、このベース部37aの後方に離れて設けら
れた嵌め込み部37bは平行な側縁を有して略四角形状
をなしている。又、サポート嵌合部37cは、ベース部
37aよりも小形状の短い2重円筒構造をなしていると
ともに、嵌め込み部37bで閉じられており、その内側
筒部37c1に軸受取付部35iが嵌合される。
【0026】モータカバー39付きの電動送風機35
は、その前後両端部にモータ支持ゴム36、37を夫々
嵌め付けた状態で、排気室24及びリール収容部25の
境界をなす仕切りリブ45と前記仕切りリブ38との間
に挿入して設置される。図3、図7、図8に示されるよ
うに仕切りリブ45は、平面視コ字形状ないしロ字形状
をなす一対の位置決め壁部46を有しているとともに、
これらの壁部46にわたる部分に、半円形状の凹み47
と、この凹み47の奥端部に連通するU字状の切欠き4
8とが設けられている。
【0027】電動送風機35の前記配置状態では、モー
タ支持ゴム37の嵌め込み部37bが一対の位置決め壁
部45の対向面間に嵌ま込まれるとともに、サポート嵌
合部37cの外側筒部37c2が凹み47に嵌合され、
かつ、モータ支持ゴム37のベース部37aが一対の位
置決め壁部44とモータカバー39の底壁39aとの間
に挟まれるように設けられて、電動送風機35の後端部
がモータ支持ゴム37を介して仕切りリブ45に支持さ
れる。なお、こうした支持は掃除機本体12の組み立て
に伴って一対の本体ケース21の夫々についてなされ
る。
【0028】この設置状態においてベース部37aは、
仕切りリブ45の排気室24に臨んだ面に近接ないしは
接触して切欠き48の凹み47側部分のみを塞ぐように
位置されるが、切欠き48の先端部側は塞がれることが
ない。そのため、切欠き48は排気室24とリール収容
部25とを連通する通気孔として使用されるようになっ
ている。この通気孔を通る排気の流れを図5中点線で示
す。又、切欠き48は電動送風機35と次に述べるコー
ドリール51とを接続する電線を通すための配線孔とし
ても使用されるようになっている。
【0029】図3に示されるようにリール収容部25に
は電動送風機35に給電するためのコードリール51が
収容されている。図9に示されるようにコードリール5
1は、合成樹脂製のコードリールケース52にコードリ
ールカバー53を連結するとともに、これらの間に、支
え軸54を中心に回転自在なリール55と、このリール
55を付勢するとともにリール55に巻き付けられた電
源コード56が繰り出されたときに巻き締められるぜん
まいばね50とを設けて、ユニット化されている。な
お、57はリール55の回転を制動するロックレバー、
58はロックばね、59はロック解除釦である。
【0030】コードリールケース52及びコードリール
カバー53はいずれも正面から見て円板形状をなしてお
り、この円板状部分はコードリール51の側壁をなして
いるとともに通気できないようになっている。コードリ
ールケース52の周部は周方向に間隔的に設けられた複
数本のブリッジと一対の周部閉鎖壁60とで形成されて
いて、これらの先端部にコードリールカバー53が接続
されている。コードリールカバー53の後述する排気ヘ
ッダ室64に臨んだ面にはコードリール51の端子が複
数突設され、これらに切欠き48を通った電線等が接続
されている。
【0031】コードリールケース52の周部の一部をな
した各周部閉鎖壁60は、コードリール51をリール収
容部25に組込んだときに本体ケース21の内面に最も
近付くところに設けられている。これら閉鎖壁60はそ
の周方向両端部に位置して、コードリール51の軸方
向、つまり、掃除機本体12の前後方向に延びる一対の
リブ61を有している。これらのリブ61の出幅は短
い。
【0032】前記構成のコードリール51は、コードリ
ールケース52と本体ケース21の後壁21aとを凹凸
嵌合(この凹凸嵌合部を図3に符号62で示す)させる
とともに、コードリールカバー53と前記仕切りリブ4
5とを凹凸嵌合(この凹凸嵌合部を図3に符号63で示
す)させて、排気室24の後側に隣接した前記リール収
容部25に周方向に位置決めして配置されている。この
コードリール51の設置によって、排気室24側に寄っ
ている前記位置決め壁部46間にはコードリールカバー
53で閉じられた排気ヘッダ室64が形成され、このヘ
ッダ室64は前記切欠き48を介して排気室24に連通
されている。又、一方の本体ケース21には図5及び図
7に示されるようにリール収容部25に連通するコード
通し部65が開口されており、この通し部65には前記
電源コード56が通されている。他方の本体ケース21
には図8に示されるように釦通孔66が設けられ、この
孔66には前記ロック解除釦59が貫通されている。
【0033】両本体ケース21のリール収容部25に臨
んだ内面には、夫々コードリール支えとしての一対のリ
ブ67が一体に突設されているとともに、これらリブ6
7に一体に連続するガイドリブ68が設けられている。
リブ67は掃除機本体12の前後方向に延びていて、コ
ードリール51の前記リブ61に対応して設けられてい
るとともに、これらリブ67の出幅もリブ61と同様に
短い。一対のガイドリブ68は前記後壁21aの内面と
の間に通気性のスポンジが詰め込まれる排気溝を形成し
て設けられており、この排気溝と連通して後壁21aに
は排気口69が複数設けられている。これら排気口69
は、掃除機本体12をその後壁21aにを突設された脚
用突部71に開口されている。脚用突部71は後壁21
aを下にして床面上に立てて置く場合に脚として使用さ
れる。又、排気口69側のコードリール51の側壁であ
るコードリールケース52の円板状部分は、一対のガイ
ドリブ68間にわたって設けられているとともにこれら
に接して後方に位置決めされている。
【0034】前記リール収容部25へのコードリール5
1の収容に伴い前記リブ61、67は、図4に示される
ようにコードリール51の周方向に互いに引っ掛り合っ
て、コードリール51を周方向に位置決めしている。そ
して、これらの係合により本体ケース21のリブ67間
の内面部分とコードリール51の周部閉鎖壁60との間
には、掃除機本体12の前後方向に延びる筒状の排気通
路72が形成されている。この排気通路72の前端は前
記排気ヘッダ室64に連通されているとともに、後端は
前記後壁21aとコードリールケース52の円板状部分
との間の排気間隙及びその両側に連なった前記排気溝を
介して排気口69に連通されている。
【0035】したがって、排気室24から切欠き48、
排気ヘッダ室64、排気通路72、及び前記排気間隙と
排気溝を経て排気口69に至る左右一対の排気経路は、
リール収容部25内においてコードリール51の外面と
本体ケース21の内面との間にコードリール51の外面
に沿ってトンネル状に形成されているとともに、この径
路はコード通し部65から独立している。なお、排気口
69の一部は掃除機本体21の後部側面に回り込んでお
り、この部分は排気通路72に連通されている。
【0036】図3などに示されるように前記モータカバ
ー39の周部には前記排気通孔41に比較して遥かに開
口面積が大きく短い角筒状の空気出口81が下向きに一
体に突設され、この出口81にはゴムパッキン82が嵌
合されている。空気出口81は前記還流室26を仕切る
仕切りリブ83に設けた孔84に気密的に接続されてい
る。そのため、空気出口81を介してモータカバー39
内と還流室26における掃除機本体12の後部側端部と
は連通されている。
【0037】図1及び図3中85は電動送風機35への
通電をオン・オフするスイッチである。又、86は、電
動送風機35の吸込み側に位置する集塵室23内の真空
圧が所定の値をより下がった時に開いて外気を集塵室2
3内に導入するためのリーク弁である。
【0038】次に、図10及び図11等を参照して前記
吸込み口体13について説明する。吸込み口体13は、
掃除機本体12側に連通される接続部としての接続管1
01と、吸込み口体主部102とを備えている。
【0039】前記接続口22に着脱可能に挿入して掃除
機本体12側に連通される接続管101は、図10に示
されるように両端が開口された内側接続管105と、こ
の先端部側に一体かつ同軸的に設けられた外側接続管1
06とを有している。
【0040】外側接続管106よりも長い円筒形状の内
側接続管105は、接続口22の小径部に挿入されて前
記口枠31aが有するゴム製シール弁(図示しない)、
又は接続口22の集塵室23側端部に嵌め付けられるゴ
ム製シール弁(図示しない)を押し開いて、塵埃を含ん
だ空気を前記集塵袋31内に導くようになっている。こ
の内側接続管105の本体ケース21外に突出される先
端部の開口縁には上下一対のストッパ突縁107、10
8が外向きに突出されている。
【0041】外側接続管106は、接続口22の大径部
に挿入されるもので、その軸方向一端において内側接続
管105との間に還流空気導入口106aを形成してい
る。この外側接続管106の軸方向他端部には前記軸方
向に対して直角で互いに外側方向を向いて開口する左右
一対の還流空気導出口106bが形成されている。これ
ら還流空気導出口106bの周壁は円環形の枢軸筒部1
09をなしており、この筒部109の外周面には周方向
に連続するフランジ110が一体に突設されている。外
側接続管106の還流空気導入口106a側の外周面に
は合成ゴム製Oリング等の気密シール材111が取付け
られている。なお、図10中112は外側接続管106
から一体に突設された爪である。
【0042】この接続管101は、図3に示されるよう
に外側接続管106が接続口22の通気孔22aが開け
られた壁面に当るまで挿入され、この挿入により外側接
続管106が接続口22の内周面に嵌合されて、この内
周面との間の気密を気密シール材111により確保し
て、かつ、この状態で周方向に回動させることにより、
通気孔22aを通った前記爪112を通気孔22aを有
した前記壁面に引っ掛けて本体ケース21に取付けられ
る。前記爪112の引っ掛りにより接続口22に対する
吸込み口体13の外れ止めがなされるとともに、前記還
流室26と外側接続管105の内部とは、還流空気導入
口106a及びこれと近接して対向する通気孔22aと
を介して連通される。
【0043】吸込み口体主部102は主部上ケース12
1と主部下ケース122とをねじ止めにより連結して形
成されている。主部上下両ケース121、122の内面
には半円状の凹みを有したリブからなる一対の軸受板1
23、124が一体に突設されていて、これらにより前
記各枢軸筒部109が夫々上下から挟まれ回動可能に支
持されている。この支持構造により吸込み口体主部10
2が接続管101に対して上下方向に回動可能に枢着さ
れ、その回動により被掃除面に対して適正な姿勢を吸込
み口体主部102が得られるようになっている。接続管
101に対する吸込み口体主部102の上下方向に回動
は、前記ストッパ突縁107、108により規制される
とともに、この回動の際フランジ110と軸受板12
3、124との互いの合い面は摺接されるようになって
いる。
【0044】吸込み口体主部102内は、互いに連続す
る仕切り125、126によって内側接続管105に連
通する回収室127と、この回収室127をその下面開
口を除いて囲む吹出し室128とに区画されている。仕
切り125は、主部上ケース121の内面の幅方向中央
部に一体に突設されたリブからなり、内側接続管105
の先端開口に対向している。仕切り126は、主部上下
両ケース121、122とは別に成形された合成樹脂板
からなり、吸込み口体主部102の前部の幅方向略全体
にわたって配置されているとともに、その中央部は仕切
り125に凹凸嵌合されている。回収室127は吸気口
129に連通されており、また、吹出し室128には前
記還流空気導出口106bが連通されている。吸気口1
29は主部下ケース122の被掃除面と対向する底壁1
22aに開口して設けられている。
【0045】仕切り126の下端面と底壁122aの内
面との間には、回収室127の一側(本実施の形態では
前側)に位置される還流吹出し口130が形成されてい
る。この還流吹出し口130からは吹出し室128内に
戻された空気が回収室127側に向けて吹出される。な
お、図2及び図9等において符号131は、スペーサ手
段として底壁122aの周部に間隔的に植え込まれた下
向きの第1ブラシ毛であり、被掃除面と吸気口129と
の間に所定の狭い吸込み間隙を形成するようになってい
る。
【0046】吸込み口体主部102の底部には還流吹出
し口130から吹出される空気の吹出し方向を制御する
吹出し制御体141が取付けられている。すなわち、こ
の制御体141は、合成樹脂により枠状に成形された制
御体本体142の前枠部により風向き制御板部143を
形成するとともに、後枠部に被掃除面を検出するための
検出部としての第2ブラシ毛144を下向きに突設して
形成されている。第2ブラシ毛144は吸込み口体主部
102の幅方向に密に連続して設けられるとともに、第
1ブラシ毛131よりも下方への突出長さが長く、か
つ、軟質である。
【0047】図2に示されるように吹出し制御体141
は、その左右両側の枠部から外側に一体に突設された枢
軸部145を前記底壁122aに形成された一対の軸受
部132に夫々嵌合することによって、その枢軸部14
5を支点として回動自在に取付けられている。この制御
体141はその後枠部と前記底壁122aとの間に挟設
された付勢体としてのばね146(図10参照)で下方
に付勢されている。
【0048】したがって、吹出し制御体141の風向き
制御板部143は、被掃除面から吸込み口体13が離れ
ているときには、図10(A)に示されるように回収室
127内において還流吹出し口130より上側に位置さ
れるから、還流吹出し口130から吹出される風は、風
向き制御板部143に吹き当たることなく被掃除面と略
平行に後方に向けて吹出される。言い換えれば、吸気口
129を通って下方に向かうことなく吹出されて、内側
接続管105内に吸込まれるようになっている。又、被
掃除面に吸込み口体13が接触したときには、第2ブラ
シ毛144が被掃除面により押上げられてばね146の
付勢力に抗して吹出し制御体141が回動されるので、
この制御体141の風向き制御板部143は、図10
(B)に示されるように回収室127内において還流吹
出し口130と対向して位置される。そのため、還流吹
出し口130から案内される風は、風向き制御板部14
3に吹き当たって斜め下方に向けて吹出されるので、吸
気口129を通って下方に吹き出て被掃除面で反射され
再び吸気口129から前記底壁122aと被掃除面との
間の外部の空気とともに回収室127に吸込まれ、引続
いて内側接続管105内に吸込まれるようになってい
る。
【0049】次に、前記構成の電気掃除機11の動作を
説明する。この電気掃除機11は図2及び図3に示され
るように掃除機本体12の接続口22に吸込み口体13
の接続管101を差込み接続した状態で、ハンドル12
aを握持して電気掃除機11全体を持ったままで、コー
ドリール51から巻き戻された電源コード56を介して
電動送風機35に給電してこの送風機35を運転するこ
とにより使用される。
【0050】この使用時には、吸込み口体13の内側接
続管105を通って集塵袋31に流入した吸気風(図3
及び図10中点線矢印で流れ方向示す)中に含まれる塵
埃が集塵袋31に捕捉され、この集塵袋31を通った空
気は、更にフィルタ支え32を通過して電動送風機35
に吸込まれてから、そのモータカバー39の空気出口8
1を通って還流室26に排出されるとともに、その一部
は排気通孔41を通って排気室24に排出される。
【0051】こうして還流室26に流入した排気は、接
続口22の通気孔22aから接続管101の外側接続管
106内に導入されて、この外側接続管106の一対の
還流空気導出口106bから吸込み口体主部102の吹
出し室128に導出された後、還流吹出し口130から
接続管101側に吹出されて、接続管101の内側接続
管105を介して掃除機本体12側に吸込まれる。こう
した風の流れのうち還流吹出し口130までの流れを図
3及び図10中実線矢印で示す。このように電動送風機
35から排出された空気を吸込み口体13で回収し循環
させることに伴い、その勢いで吸込み口体13の底壁1
22aと被掃除面との間の外部の空気が塵埃とともに吸
気口129に吸込まれるので、空気循環式の掃除をする
ことができる。
【0052】一方、こうした掃除中においてはモータカ
バー39内の空気の一部は既述のように排気通孔41を
通るので、排気室24には排気が満たされる。こうした
循環空気流とは別に排気室24に排気をする必要は、電
動送風機35の性能が高いにも拘らず、循環空気流のエ
ネルギーを減じて前記循環吹出し口130での風の吹出
しが強すぎないようにするためである。ちなみに、循環
吹出し口130から出る風の吹出しの勢いが強すぎる
と、この風が被掃除面と前記底壁122aとの間から外
部に向って吹き出て、被掃除面上のごみを吹き飛ばして
しまい、ごみの吸込みができなくなる。
【0053】排気室24に満たされた排気は、電動送風
機35の後端部を支持した仕切りリブ45の切欠き48
を通って排気ヘッダ室64に流入し、ここから一対の排
気風路72を通った後、ガイドリブ68と掃除機本体1
2の後壁21aとの間の排気溝に至り、前記後壁21a
に形成された排気口69を通って分散されながら掃除機
本体12外に排出される。
【0054】このような排気経路は、本体ケース21と
コードリール51の外面との間にトンネル状をなして、
かつ、リール収容部25に臨んで本体ケース21に形成
されたコード通し部65とは独立してコードリール51
の外面に沿って形成されているから、コードリール51
が設置されたリール収容部25に前記排気経路を通る排
気が漏れることはない。そのため、排気室24に排出さ
れた排気が、リール収容部25に臨んで本体ケース21
に形成されたコード通し部65を通って掃除機本体12
外に吹出されることを防止しつつ、排気を既述のように
排気口69から排出できる。このように排気を所定の排
気口69だけから排出できるので、コード通し部65か
ら排気が吹出される場合のように使用者において異常な
排気が出ていると勘違いされることがない。
【0055】そして、前記のようにコード通し部65か
らの排気の吹出しをなくすために、コードリール51の
外面を利用して、この外面と本体ケース21との間に排
気径路を形成した構成によれば、従来のようにコードリ
ール全体を排気から隔離するために、大きく、かつ高さ
が高い構造の隔離リブは必要とすることがなく、高さが
低く、かつ局部的なリブ67、68を設ければよい。し
たがって、大きく、かつ高さが高い構造のリブの数の減
少に伴い本体ケース21を成形する金型の構造を簡単化
できるとともに、本体ケース21の成形も容易化できる
ので、低コストで本体ケース21、ひいては掃除機本体
12を得ることができる。しかも、従来のようにコード
リール51全体を隔離する隔離リブを省略できることに
伴い、電動送風機51から排気口69に至る所定風路断
面積の排気径路を前記隔離リブに沿って大きく迂回させ
て設ける必要がない。それに応じてスペースファクター
を向上でき、前記排気径路が掃除機本体12を大型化す
る因子とならないから、掃除機本体12を小型化する場
合に有利である。
【0056】更に、前記排気径路の一部をなす排気通路
72を形成するために、本体ケース21にコードリール
支えをなすリブ67を設けるとともに、コードリール5
1の周部閉鎖壁60にリブ61を設けて、これら両リブ
67、61をコードリール51の周方向に引っ掛るよう
に互いに係合させたから、その係合によりコードリール
51を本体ケース21に位置決めできる。このように排
気風路72を形成するための構成である本体ケース21
とコードリール51とのリブ67、61を利用して、コ
ードリール51を本体ケース21に位置決めできるか
ら、特別に位置決め用のリブを設ける必要がない。した
がって、本体ケース21に必要なリブの数を削減できる
とともに、リブ61、67の高さも低くできるから、そ
れに応じて成形材料の使用量を少なくできるとともに、
リブ67、61の高さが低いことにより本体ケース21
の成形も容易化できるから、より安価に本体ケース21
を作ることができる。
【0057】しかも、既述のように電動送風機35から
の排気を案内する排気径路は、コードリール51の外
面、つまり、コードリール51の一側壁をなすコードリ
ールカバー53の外面、コードリールケース52の周部
閉鎖壁60の外面、及びコードリール51の他側壁をな
して前記後壁21aに対向するコードリールケース52
の円板部外面に臨んで形成されているので、コードリー
ル51より低温で発熱する電動送風機35から流出して
掃除機本体21外に排出されようとする排気を、前記各
外面に沿わせながら排気口69に案内できる。そのた
め、前記排気によって排気径路に臨んだコードリール5
1の外面を冷却して、コードリール51ひいてはこれを
内蔵した掃除機本体21の温度上昇を抑制でき、ハンド
ル12a等の温度を低く保持できる。
【0058】なお、本発明は前記実施の形態には制約さ
れるものではなく、キャニスタ型の空気循環式電気掃除
機にも適用できるとともに、空気を循環させないで排気
の全てを掃除機本体外に排気する電気掃除機にも適用で
きる。又、排気径路の一部をなす排気通路72の出口は
排気口69に直接連通させてもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0060】請求項1に記載の発明によれば、本体ケー
スとコードリールの外面との間に形成したトンネル状の
排気径路で、電動送風機から排気口へ排気を導くので、
電動送風機から排気口に至る排気がコード通し部を通っ
て外部に吹出されることを防止できるとともに、コード
リールの外面を利用する排気径路により本体ケースを作
る金型構造を簡単化できるとともに本体ケースの成形も
容易化できるので、コストを削減でき安価に得ることが
できる。更に、従来のように排気からコードリール全体
を隔離する仕切りリブを省略できることに伴い、スペー
スファクターが向上して小型化を図ることもできる。
【0061】請求項1の発明に従属する請求項2に記載
の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、コー
ドリールを本体ケースとの間に排気径路の一部を形成す
るための構成である本体ケースとコードリールとのリブ
を利用して、コードリールを本体ケースに位置決めした
から、本体ケースに必要なリブの数を削減できるととも
に、前記回り止めに必要なリブの高さも低くて済むの
で、成形材料費をより低減できかつ成形も容易となり、
更に安価に得ることができる。
【0062】請求項2の発明に従属する請求項3に記載
の発明によれば、請求項2の発明の効果に加えて、電動
送風機から流出して掃除機本体外に排出されようとする
排気でコードリールの両側壁及びこれらの間の周部閉鎖
壁を冷却できるので、コードリールひいてはこれを内蔵
した掃除機本体の温度上昇を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るハンディ型の
空気循環式電気掃除機全体を掃除機本体と吸込み口体と
を分離した状態で示す斜視図。
【図2】図1に示された電気掃除機全体を掃除機本体に
吸込み口体が接続された状態で示す下面図。
【図3】図1に示された電気掃除機全体を掃除機本体に
吸込み口体が接続された状態で示す縦断側面図。
【図4】図3中Z−Z線に沿う断面図。
【図5】図3中Y−Y線に沿う断面図。
【図6】(A)は図1に示された電気掃除機が備えるモ
ータ支持ゴムの正面図。(B)は図6(A)に示された
モータ支持ゴムの背面図。(C)は図6(B)中X−X
線に沿うモータ支持ゴムの断面図。
【図7】図1に示された掃除機本体の一方の本体ケース
の後部内面を示す平面図。
【図8】図1に示された掃除機本体の一方の本体ケース
の後部と電動送風機とを分離した状態で示す斜視図。
【図9】(A)は図1に示された電気掃除機が備えるコ
ードリールを示す左側面図。(B)は図1に示された電
気掃除機が備えるコードリールを示す断面図。(C)は
図1に示された電気掃除機が備えるコードリールを示す
右側面図。
【図10】(A)は図1に示された吸込み口体の構成を
被掃除面から離した状態で示す縦断側面図。(B)は図
1に示された吸込み口体の構成を被掃除面に接触させた
状態で示す縦断側面図。
【図11】(A)は図10に示された吸込み口体が備え
る接続管の構成を示す側面図。(B)は図11(A)中
W−W線に沿って示す断面図。
【符号の説明】
11…電気掃除機、 12…掃除機本体、 21…本体ケース、 24…排気室、 25…リール収容部、 35…電動送風機、 37…モータ支持ゴム、 41…排気通孔、 45…仕切りリブ、 48…切欠き、 51…コードリール、 52…コードリールケース、 53…コードリールカバー、 56…電源コード、 60…周部閉鎖壁、 61…リブ、 64…排気ヘッダ室(排気径路)、 65…コード通し部、 67…リブ(コードリール支え)、 68…ガイドリブ、 69…排気口、 72…排気通路(排気径路)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体に電動送風機とこの送風機に給
    電するコードリールとが内蔵され、かつ、前記掃除機本
    体に排気口と前記コードリールの電源コードが貫通する
    コード通し部とが夫々設けられた電気掃除機において、 前記掃除機本体をなす本体ケースと前記コードリールの
    外面との間に前記コード通し部に対して独立したトンネ
    ル状の排気径路を前記コードリールの外面に沿って形成
    し、この排気径路を介して前記電動送風機から流出され
    た排気を前記排気口から排出させることを特徴とする電
    気掃除機。
  2. 【請求項2】前記本体ケースの内面にリブからなるコー
    ドリール支えを形成するとともに、これらのリブに対応
    して前記コードリールの外面にもリブを一体に突設し
    て、これら本体ケースとコードリールとのリブとを夫々
    係合させて前記排気径路の一部を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】前記排気径路を前記コードリールの両側壁
    外面及びこれら両側壁間を接続した周部閉鎖壁外面に沿
    って連続して設けたことを特徴とする請求項2に記載の
    電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204800A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社マキタ クリーナ
WO2020107246A1 (zh) * 2018-11-28 2020-06-04 苏州凯丽达电器有限公司 一种组装式手持吸尘器

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