JP2000099389A - Edramを組込んだ集積回路及びデ―タ・アクセス方法 - Google Patents

Edramを組込んだ集積回路及びデ―タ・アクセス方法

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JP2000099389A JP11153842A JP15384299A JP2000099389A JP 2000099389 A JP2000099389 A JP 2000099389A JP 11153842 A JP11153842 A JP 11153842A JP 15384299 A JP15384299 A JP 15384299A JP 2000099389 A JP2000099389 A JP 2000099389A
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Michael Alwais
マイケル・アルウェイス
Michael Peters
マイケル・ピーターズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】EDRAMのデータ読出/書込動作を高速化す
る。 【解決手段】EDRAM12とロジック・エレメント1
4とを同一基板上に形成し、これらをメモリ・バス36
により接続している。EDRAM12は、複数対のDR
AMバンク16及びSRAMキャッシュ18を含み、各
バンクは行列状の記憶位置を含み、その1列分の記憶デ
ータが対応するキャッシュにロード可能である。ロジッ
ク・エレメント14のルックアヘッドDRAMコントロ
ーラ24は、バス36を監視して次のサイクルの内容を
予測し、予測されたアドレスを含むバンク中の1列分の
データを対応するキャッシュ18にロードし、それによ
り高速化を図る。また、同一基板上に構成されているの
で、個別製作のデバイスを組合せた従来例と比べて、メ
モリ動作のデータ・スループット・レートが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは、集積回路
として形成したメモリ・デバイスに関するものである。
より詳しくは、本発明は、EDRAM(エンハンスト・
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)デバイス
と、処理装置等のロジック・エレメントとを、同一の基
板上に形成した集積回路に関するものであり、また、か
かる集積回路に関連した方法に関するものである。この
分野においては、EDRAMと処理装置とを同一の基板
上に形成することで、EDRAMと処理装置とを個別の
デバイスとして製作したものを組合せた場合よりも、メ
モリ読出動作をはじめとする様々な動作における可能な
動作速度を高速化している。本発明の実施形態にかかる
動作方式においては、メモリへのアクセス動作の動作速
度を高速化しているため、SRAM(スタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ)キャッシュを用いることに
よって得られる利点を、最大限に活用することが可能に
なっている。
【0002】
【従来の技術】ディジタル処理回路は現代の社会に深く
浸透しており、また、ディジタル処理回路を組込んだ様
々な装置が現代の社会で広く使用されている。そして、
それらによって、実に様々な種類の作業が遂行されてい
る。ディジタル処理回路は、同一作業を反復して実行す
るときに、同等の作業を手仕事で行う場合と比べて、は
るかに高速の処理速度で作業をこなすことができる。例
えば、膨大なデータを処理するときなどに、そのデータ
処理を高速で実行することができる。データ処理に際し
ては、通常、メモリ・デバイスの様々な記憶位置からデ
ータを読出すデータ読出動作と、メモリ・デバイスの様
々な記憶位置へデータを書込むデータ書込動作とが実行
される。
【0003】更に具体的に説明すると、ディジタル・コ
ンピュータ・システムは、中央処理装置とコンピュータ
・メイン・メモリとを備えている。コンピュータ・メイ
ン・メモリの記憶位置は、データの格納位置であり、そ
こからデータが読出したり、そこへデータが書込んだり
する。コンピュータ・メイン・メモリの多くは、1個ま
たは複数個の非同期DRAM(ダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ)集積回路で構成されている。ま
た、コンピュータ・メイン・メモリのうちには、SRA
M(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)デバ
イスで構成されたものもあり、また、コンピュータ・メ
イン・メモリの一部分だけがSRAMデバイスで構成さ
れたものもある。SRAMデバイスの利点は、DRAM
デバイスと比べて、記憶位置へのアクセスをより高速で
行えることにあり、これが可能であるのは、記憶位置へ
の局所的アクセスによってデータをコンピュータ・シス
テムの中央処理装置へ高速でコピーすることができるか
らである。
【0004】これらメモリ・デバイスを構成している複
数の記憶位置は、メモリ・アレイを形成するように配列
されている。メモリ・アレイの中の個々の記憶位置を指
定するためには、メモリ・アドレスを用いる。あるメモ
リ・アレイの中の所望の記憶位置にアクセスするには、
その記憶位置のメモリ・アドレスを表示したアドレス信
号を、メモリ・デバイスのデコーダ回路へ供給する。デ
コーダ回路は、供給されたアドレス信号をデコードする
ことで、そのアドレス信号が指定している記憶位置にア
クセスできるようにする。
【0005】例えば、コンピュータの中央処理装置(C
PU)が読出要求を発生したときなどには、その要求に
応答して、メモリ・デバイスの然るべき記憶位置に格納
されているデータへのアクセスが行われるが、従来のD
RAMでも、そのようなアクセス自体は比較的高速で行
うことが可能であった。しかしながら、そのようなアク
セス自体は高速で行っているにもかかわらず、DRAM
からCPUへの最大データ転送速度は低速であるという
ことがこれまでに多々あり、その原因は、DRAMとC
PUとの間を接続しているメモリ・バスのデータ転送容
量が充分でないということにあった。DRAMとCPU
とを同一の基板上に形成すれば、それらDRAMとCP
Uとの間を接続するメモリ・バスのデータ転送速度を高
速化することができる。また、それによって、CPUが
メモリをアクセスして行う読出動作や書込動作の動作速
度を高速化することができる。
【0006】更に、コンピュータ・メイン・メモリのう
ちには、EDRAM(エンハンスト・ダイナミック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ)デバイスで構成されたもの
もある。EDRAMデバイスは、DRAM部分と、SR
AM部分との、両方を備えたデバイスである。EDRA
Mデバイスは、低コストのDRAMを併用しつつ、SR
AMの高速性を発揮できるようにしたデバイスである。
データは、通常時は、EDRAMデバイスのうちのDR
AM部分の記憶位置に格納されている。DRAM部分の
所望の記憶位置に格納されているデータを読出すために
は、DRAM部分の複数の記憶位置列のうち、その所望
の記憶位置を含んでいる記憶位置列の、その1列分の記
憶位置のデータを、一旦、EDRAMデバイスのSRA
M部分にロードする。そして、SRAM部分にロードし
たデータのうちから、所望の記憶位置に格納されている
データに相当するデータを読出す。複数回のデータ読出
動作を連続して実行するときにも、これと同様の方式で
読出を行う。即ち、DRAM部分の記憶位置に格納され
ているデータを、その記憶位置列の1列分ずつ、次々と
SRAM部分にロードしては、そのロードしたデータの
うちから、所望のデータを読出すようにする。この方式
によれば、EDRAMデバイスのSRAM部分の記憶容
量を非常に小さなものとしながら、SRAMデバイスの
持つ高速性という利点を奏することができる。即ち、こ
の方式によれば、EDRAMデバイスのSRAM部分の
記憶容量は、DRAM部分の記憶位置列の1列分に相当
する記憶容量で充分であり、そのSRAM部分に、DR
AM部分に格納されているデータを記憶位置列の1列分
ずつ次々とロードしては、そのSRAM部分から所望の
データを読出すようにすればよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のEDRAMデバ
イスは、個別のチップとして製作した複数個のメモリ・
チップを組合せて構成されており、その1個のメモリ・
チップの中に1又は複数のEDRAMバンクが形成され
ている。このような構成のEDRAMデバイスと、独立
した1個の集積回路パッケージとして製作されたCPU
との間でデータ転送が行われるデータ転送の速度は、比
較的速いものではなかった。その原因は、それら個別に
製作した部品どうしを接続しているメモリ・バスのデー
タ転送能力が小さかったからである。従って、適当な方
式を用いて、EDRAMとCPU等のロジック・デバイ
スとの間のデータ転送速度を高速化するならば、それに
よって、EDRAMとCPUとの間で実行されるメモリ
読出動作及びメモリ書込動作の動作速度を高速化するこ
とができるはずである。本発明による顕著な改良は、以
上に背景技術として説明したメモリ・デバイスに関する
情報に鑑み、達成されたものである。従って、本発明
は、EDRAM(エンハンスト・ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ)デバイスと、処理装置等のロジ
ック・エレメントとを、同一の基板上に形成した集積回
路を提供し、また、それに関連した方法を提供すること
によって、多くの効果が得られるようにするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の実施の形態の教
示に従って構成した集積回路では、メモリ・デバイスと
処理装置との間のデータ転送速度を、それらメモリ・デ
バイスと処理装置とを個別の集積回路パッケージとする
従来構成におけるデータ転送速度と比べて、より高速に
することができる。即ち、EDRAMデバイスと処理装
置とを同一の基板上に形成することで、EDRAMデバ
イスと処理装置との間を接続するメモリ・バスのバス幅
を拡張することができ、ひいては、そのメモリ・バス上
で実行されるデータ転送のデータ・スループット・レー
トを向上させることができるのである。
【0009】本発明の1つの局面として、中央処理装置
(CPU)が、EDRAMからデータを読出して処理す
る場合がある。その際に、CPUは、データを読出す記
憶位置のアドレスを指定したアクセス要求を発生する。
EDRAMデバイスがそのアクセス要求を受取ったなら
ば、このEDRAMデバイスのDRAM部分の複数の記
憶位置列のうち、指定の記憶位置を含んでいる記憶位置
列の、1列分の記憶位置に格納されているデータが、こ
のEDRAMデバイスのSRAMキャッシュ部分にロー
ドされる。そして、このSRAMキャッシュ部分にロー
ドされたデータのうちから、必要なデータがCPUによ
って読出され、CPUにおいて処理される。EDRAM
の動作方式は、DRAMメモリ部分のプリチャージを
「早期プリチャージ」方式で行う動作方式にしてもよ
く、この動作方式とすれば、現在サイクルの実行中に、
次回の読出サイクル又は書込サイクルを開始することが
できる。またこれによって、CPUが、アドレス動作を
パイプライン処理することができるようになる。更にそ
の場合に、現在サイクルの実行対象とされているメモリ
・バンクのDRAMメモリ部分も、プリチャージするこ
とができる。また、EDRAMデバイスのDRAM部分
に、連続して複数回のアクセスをする場合に、そのDR
AM部分を構成している複数のメモリ・バンクの夫々の
部分に交互にアクセスする必要が無く、そのことによっ
ても、EDRAMとCPUとの間のデータ転送速度を更
に向上させることが可能となっている。
【0010】以上の局面の他に更に様々な局面があり、
それらはいずれも、以下に説明する基板を有する集積回
路及びそれに関連した方法を提供することによって、も
たらされるものである。この集積回路は、基板上に形成
された少なくとも1つのDRAMバンクを備えている。
少なくとも1つのDRAMバンクは、複数列及び複数行
を成す行列状に配列された複数のDRAM記憶位置を有
し、ローカル・メモリ・アレイを画成している。更に、
少なくとも1つのDRAMバンクの各々に1つずつが対
応したSRAMを備えている。SRAMは、基板上に形
成されている。SRAMの各々は、少なくとも1列の列
状に配列され複数のSRAM記憶位置を有する。更に、
ロジック・エレメントが基板上に形成されている。ロジ
ック・エレメントは第1ロジック部分と第2ロジック部
分とを有する。第1ロジック部分は、少なくとも1つの
DRAMバンク及びその各々に対応したSRAMに結合
されている。第1ロジック部分は、DRAM記憶位置及
びSRAM記憶位置へのアクセスを制御することができ
る。第2ロジック部分は、少なくとも1つのDRAMバ
ンク及びその各々に対応したSRAMの記憶位置のうち
の所望の記憶位置へのアクセスを要求するアクセス要求
を発することができ、且つ、その所望の記憶位置から読
出されたデータを処理することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】先ず図1について説明する。参照
番号10は集積回路を示しており、この集積回路10
は、EDRAM12と、ロジック・エレメント14とを
備えている。ロジック・エレメント14は、EDRAM
12と同一の基板上に形成されており、従ってそれら
は、単一の集積回路パッケージの中に構成されるもので
ある。EDRAM12及びロジック・エレメント14を
構成する様々な回路素子は、一般的な製作技術、例え
ば、汎用のMOS(金属−酸化物−半導体)制作技術を
用いて、MOS形集積回路デバイスを形成している。
尚、集積回路10は、その他の集積回路製作技術を用い
て製作したものであってもよい。
【0012】EDRAM12として、機能的には、エン
ハンスト・メモリ・システムズ社(Enhanced
Memory Systems Inc.)から市販さ
れているEDRAM製品群の任意のEDRAMを採用可
能である。同社のEDRAM製品についての詳細情報
は、例えば、1997年度版「エンハンスト・メモリ・
システムズ社データ・ブック」に示されている。図1に
示したように、EDRAM12は、DRAM(ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)バンク16を含ん
でいる。DRAMバンク16は、複数列及び複数行を成
す行列状に配列された複数の記憶位置を有し、それらは
メモリ・アレイを画成している。DRAMバンク16を
構成しているメモリ・アレイの夫々の記憶位置に、デー
タが格納される。DRAMバンク16を構成しているメ
モリ・アレイの夫々の記憶位置に格納されたデータは、
読出動作の実行によって読出される。
【0013】集積回路10は更に、DRAMバンク16
に対応したSRAM(スタティック・ランダム・アクセ
ス・メモリ)キャッシュ18を備えており、このSRA
Mキャッシュ18は、バス22を介してDRAMバンク
16に接続されている。SRAMキャッシュ18は複数
の記憶位置を有し、これらの記憶位置は、SRAMキャ
ッシュ18が接続されているDRAMバンク16を構成
する複数の記憶位置列内の少なくとも1列の記憶位置の
夫々に対応するものである。メモリ読出動作の実行時に
は、DRAMバンク16の複数の記憶位置列のうちの、
ある1列の記憶位置に格納されているデータが、一旦、
SRAMキャッシュ18にロードされ、しかる後に、S
RAMキャッシュ18から読出される。
【0014】ロジック・エレメント14は、第1ロジッ
ク・ユニット24と第2ロジック・ユニット26とを含
んでいる。第1ロジック・ユニット24は、EDRAM
12の夫々の記憶位置へのアクセスを制御することがで
き、そのアクセスを許可する機能を有するものである。
図示した具体的な構成例においては、第1ロジック・ユ
ニット24は、EDRAMコントローラとして構成され
ており、このEDRAMコントローラは、個別に製作し
たデバイスを組合せて構成した従来のEDRAMデバイ
スに用いられている一般的なEDRAMコントローラと
同じ機能を実行することができるものである。図示のよ
うに、制御信号ライン28によって、第1ロジック・ユ
ニット24とSRAMキャッシュ18とが接続されお
り、また、第1ロジック・ユニット24とDRAMバン
ク16の複数のセンスアンプ32とも、制御信号ライン
28によって接続されている。第1ロジック・ユニット
24が発生する制御信号によって、DRAMバンク16
の夫々の記憶位置へのアクセスが実行され、そして、ア
クセスされた記憶位置に格納されていたデータがSRA
Mキャッシュ18に一旦ロードされ、しかる後に、この
SRAMキャッシュ18から読出される。
【0015】集積回路10は更に、メモリ・バス36を
備えており、このメモリ・バス36はSRAMキャッシ
ュ18とロジック・エレメント14とを接続している。
SRAMキャッシュ18から読出されるデータは、この
メモリ・バス36を介して第2ロジック・ユニット26
へ供給される。メモリ・バス36は更に、第1ロジック
・ユニット24にも接続されており、これによって、第
1ロジック・ユニット24がメモリ・バス36上の状態
をモニタできるようになっている。即ち、メモリ・バス
36上でデータ転送が行われているか否かを、第1ロジ
ック・ユニット24がモニタすることができる。図示の
具体的な構成例では、第2ロジック・ユニット26は中
央処理装置(CPU)を構成しており、ディジタル処理
の機能を有する。第2ロジック・ユニット26は、その
内部で生成したデータや、外部から供給されたデータ
を、EDRAM12へ書込むことができる。また、第2
ロジック・ユニット26は、EDRAM12に格納され
ているデータを、読出して処理することができる。
【0016】図2は、図1に示した集積回路デバイス1
0を別の表現で図示したものである。図示したように、
EDRAM12とロジック・エレメント14とは、同一
の基板上に形成されている。このように、EDRAM1
2とロジック・エレメント14とを同一の基板上に形成
しているので、メモリ・バス36のデータ転送スループ
ット容量を、個別に製作した部品どうしの間を接続して
いる従来のメモリ・バスのデータ転送スループット容量
と比べて、より大きなものとすることができる。更に、
このようにデータ転送スループット容量を大きなものと
することにより、個別に製作したデバイスを組合せた場
合と比べて、ロジック・エレメント14が要求するメモ
リ読出動作及びメモリ書込動作を実行する際の動作速度
を高速化することができる。尚、図2に示した集積回路
デバイス10は、ウェーハ上に形成した裸の状態を示し
ており、これを一般的な実装方式で収容体に収容するこ
とにより集積回路パッケージが形成される。
【0017】図3は、本発明にかかる集積回路デバイス
10の構成例を示した図である。先に説明したように、
集積回路デバイス10は、EDRAM12とロジック・
エレメント14とを備えており、ロジック・エレメント
14とEDRAM12とは一括して製作され、単一の集
積回路パッケージに収容される。EDRAM12とロジ
ック・エレメント14とが同一の基板上に形成されるた
め、個別に製作したデバイスどうしの間のデータ転送を
行う場合に可能なデータ転送速度と比べて、EDRAM
12とロジック・エレメント14との間のデータ転送速
度をより高速にすることができる。図3に示したよう
に、EDRAM12は複数のDRAMバンク16を含ん
でおり、図3では、それら複数のDRAMバンク16に
第0〜N番の番号を付している。更に、EDRAM12
は複数のSRAMキャッシュ18を含んでおり、これら
のSRAMキャッシュ18は、DRAMバンク16の各
々に1つずつが対応している。互いに対応するDRAM
バンク16とSRAMキャッシュ18とは、ライン22
を介して接続されている。
【0018】ロジック・エレメント14は、図1に関連
して先に説明したように、第1ロジック・ユニットと第
2ロジック・ユニットとを含んでいるが、図3において
は、第1ロジック・ユニットはルック・アヘッドDRA
Mコントローラ24として構成されており、第2ロジッ
ク・ユニットは中央処理装置(CPU)26として構成
されている。ルック・アヘッドDRAMコントローラ2
4は、EDRAM12の個々の記憶位置にアクセスする
際のアクセス動作を制御すると共に、メモリ読出動作や
メモリ書込動作を実行するために、EDRAM12に必
要な動作を行わせる機能を果たしている。CPU26は
様々な機能を有するものであり、例えば、メモリ読出動
作やメモリ書込動作の実行のために、EDRAM12の
個々の記憶位置へのアクセスを要求するアクセス要求を
送出する機能を有する。
【0019】DRAMコントローラ24は、複数本の列
アドレス選択(RAS)信号ライン28を介してDRA
Mバンク−SRAMキャッシュ複合体(16−18)の
各々に接続されており、これらのRAS信号ライン28
は、SRAMキャッシュ18とDRAMバンク16内の
複数のセンスアンプとに結合されている。RAS信号ラ
イン28のうちの幾本かが選択され、選択されたRAS
信号ライン上に列アドレス選択(RAS)信号が送出さ
れることによって、EDRAM12中の所望の記憶位置
列へのアクセスが可能になる。例えば、メモリ読出動作
の実行時には、読出そうとするデータを格納しているD
RAMバンク16にアクセスし、その際に、そのDRA
Mバンク16中の、読出そうとするデータを格納してい
る記憶位置を含んでいる1本の記憶位置列にアクセスす
る。更に、そのとき、該列に含まれる全ての記憶位置に
アクセスして、それら記憶位置に格納されているデータ
を、そのDRAMバンク16に対応したSRAMキャッ
シュ18にロードする。その後、そのSRAMキャッシ
ュ18から所望のデータを読出すようにする。図示のよ
うに、各々のSRAMキャッシュ18とCPU26と
は、メモリ・バス36によって接続されている。データ
読出動作の実行時には、SRAMキャッシュ18に一旦
ロードされたデータが、SRAMキャッシュ18から、
このメモリ・バス36を介してCPU26へ転送され
る。図1に関して説明したように、メモリ・バス36は
更にDRAMコントローラ24にも接続されており、こ
れによって、メモリ・バス36の上の状態を、即ちメモ
リ・バス36上でデータ転送が行われているか否かを、
DRAMコントローラ24がモニタできる。
【0020】図3に示した構成は、DRAMバンク16
をCPU26の外部のメイン・メモリとして使用する場
合にも、また、CPU26の内部のローカル・メモリと
して使用する場合にも採用可能である。各SRAMキャ
ッシュ18は、それに対応したDRAMバンク16のセ
ンスアンプ32に隣接した位置に配設し、そのDRAM
バンク16に接続した状態で形成している。複数のDR
AMバンク16の各々に、SRAMキャッシュ18を1
つずつ対応させて設けているため、EDRAM12の全
体としては、複数のSRAMキャッシュ18が装備され
ている。集積回路デバイス10の動作中に、CPU26
は、それら複数のSRAMキャッシュ18にアクセスす
るためのメモリ・サイクルを、極めて高頻度で実行して
おり、一方、DRAMコントローラ24は、DRAMリ
フレッシュ動作、列アドレス動作、行アドレス動作、そ
れにバンク選択動作等の様々な機能を実行している。こ
れら機能に関する具体的な構成例として、バンク選択動
作を最適化するような構成としてもよく、それによって
性能を向上させることができる。
【0021】CPU26がアクセス要求を発生したなら
ば、DRAMコントローラ24は、そのアクセス要求に
おいて指定されている記憶位置を含んでいるDRAMバ
ンク16をアクティブ状態にし、更に、そのDRAMバ
ンク16中の当該記憶位置を含んでいる記憶位置列にア
クセスして、その列の全ての記憶位置に格納されている
データを、そのDRAMバンク16に対応したSRAM
キャッシュ18にロードする。このようにSRAMキャ
ッシュ18にデータをロードすることにより、メモリ読
出動作におけるデータへのアクセスがより高速で実行で
きるようになる。更に、SRAMキャッシュ18からデ
ータを読出している間に、次回のメモリ読出動作を開始
することができる。即ち、プリチャージのための遅延を
伴うことなく、次の記憶位置列へのアクセスを実行する
ことができる。また、DRAMリフレッシュ動作も、メ
モリへのアクセス動作と干渉することなく実行すること
ができる。
【0022】SRAMキャッシュ18の各々は、1列分
の記憶位置のデータをキャッシュする列キャッシュであ
り、読出用ページとしての機能を果たしている。一方、
DRAMバンク16へデータを書込むデータ書込動作の
実行時には、DRAMバンク16の複数のセンスアンプ
が、データを書込む列の記憶位置(書込用ページ)をホ
ールドする。従って、読出用ページと書込用ページと
は、別々のページとなっている。そのため、各々のDR
AMバンク16において、読出用ページ(キャッシュ)
と書込用ページ(センスアンプ)との両方を同時にオー
プンすることができる。また、DRAMコントローラ2
4は、一般的に行われている方式でページ・タグを付加
する機能を備えており、それによって、データ読出動作
及びデータ書込動作の最適な実行が可能になっている。
【0023】DRAMコントローラ24は、メモリ・バ
ス36の状態をモニタしているため、例えば推論作業等
を実行することによって、次回に発生するメモリ・サイ
クルの内容を予測することができ、その予測によって、
次回のメモリ・サイクルにおいてデータを読出す場合
に、どのDRAMバンク16のどの列の記憶位置である
かを推定することができる。このようなルック・アヘッ
ド(予測)動作を実行することにより、DRAMコント
ローラ24は、予め、そのDRAMバンク16の該当す
る記憶位置列をオープンして、その列に格納されている
データを、DRAMバンク16に対応したSRAMキャ
ッシュにロードしておくことができる。これによって、
CPU26が必要なデータを即座に読出せるようにな
る。またこれにより、殆ど毎回のメモリ・サイクルにお
いて、EDRAM12からデータを読出すことが可能に
なる。
【0024】図4は、本発明にかかる方法を示したフロ
ーチャートである。このフローチャートに示した方法
は、EDRAMに格納されているデータにアクセスする
ためのデータ・アクセス方法の具体例であり、アクセス
対象のEDRAMは、図1〜図3に示した集積回路デバ
イス10の一部を形成している前述のEDRAM12と
同じ構成のものである。最初に、ブロック74に示した
ように、CPUが、データを読出す記憶位置を指定した
アクセス要求を発生する。続いて、ブロック76に示し
たように、その記憶位置の情報がDRAMコントローラ
へ供給される。続いて、ブロック78に示したように、
DRAMコントローラが、その指定された記憶位置をア
クセスして、該記憶位置に格納されているデータをSR
AMキャッシュにロードする。
【0025】続いて、ブロック82に示したように、そ
のSRAMキャッシュにロードされたデータをCPUが
読出す。更に、ブロック82に示した読出動作の実行中
に、それと並行して、DRAMコントローラが、次回の
読出動作において読出しが行われる記憶位置を予測す
る。これを示したのがブロック84である。続いて、ブ
ロック86に示したように、その予測した記憶位置に格
納されているデータを、その予測した記憶位置を含んで
いるDRAMバンクに対応したSRAMキャッシュにロ
ードする。この後、必要なデータがSRAMキャッシュ
からCPUへ読出される。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように、EDRAMと
CPUとが同一の基板上に形成されており、また、それ
らEDRAMとCPUとの間を接続するメモリ・バスも
同一の基板上に形成されているため、個別に製作したデ
バイスを組合せた従来の構成と比べて、データ・スルー
プット・レートを大いに向上させることができる。尚、
以上の説明は、本発明を実施する際の好適な実施の形態
を例示したものであり、本発明は、それら実施の形態に
限定されるものではない。本発明の範囲は請求項に記載
したとおりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集積回路の一実施例の機能ブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る集積回路の一実施例の模式図であ
る。
【図3】本発明に係る集積回路の一実施例のより具体的
な構成例を示したブロック図である。
【図4】本発明に係るデータ・アクセス方法を図示した
フローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/78 510 G06F 15/78 510A G11C 11/401 G11C 11/34 371Z (72)発明者 マイケル・ピーターズ アメリカ合衆国コロラド州80919,コロラ ド・スプリングズ,ブロジェット・ドライ ブ 3020

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を有する集積回路において、 前記基板上に形成された少なくとも1つのDRAM(ダ
    イナミック・ランダム・アクセス・メモリ)バンクであ
    って、該DRAMバンクの各々が、複数列及び複数行を
    成す行列状に配列された複数のDRAM記憶位置を有
    し、かつローカル・メモリ・アレイを画成している、D
    RAMバンクと、 前記基板上に形成され、前記少なくとも1つのDRAM
    バンクの各々に1つずつが対応したSRAM(スタティ
    ック・ランダム・アクセス・メモリ)であって、少なく
    とも1列の列状に配列された複数のSRAM記憶位置を
    有し、対応したDRAMバンクの任意の記憶位置列の少
    なくとも一部分に含まれるDRAM記憶位置のデータを
    該SRAMにキャッシュできるよう構成されているSR
    AMと、 前記基板上に形成されたロジック・エレメントであっ
    て、第1ロジック部分と第2ロジック部分とを有し、前
    記第1ロジック部分は、前記少なくとも1つのDRAM
    バンク及びその各々に対応した前記SRAMに結合され
    ていてそれらのDRAM記憶位置及びSRAM記憶位置
    へのアクセスを制御することができ、前記第2ロジック
    部分は、前記少なくとも1つのDRAMバンク及びその
    各々に対応した前記SRAMの記憶位置のうちの所望の
    記憶位置へのアクセスを要求するアクセス要求を発する
    ことができ、且つ、その所望の記憶位置から読出された
    データを処理することができる、ロジック・エレメント
    とを備えている特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の集積回路において、前記
    少なくとも1つのDRAMバンクが、第1DRAMバン
    クと、少なくとも1つの第2DRAMバンクとを含んで
    いることを特徴とする集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の集積回路において、前記
    少なくとも1つのDRAMバンクの各々に1つずつが対
    応した前記SRAMが、前記第1DRAMバンクに対応
    した第1SRAMと、前記少なくとも1つの第2DRA
    Mバンクに対応した少なくとも1つの第2SRAMとを
    含んでいることを特徴とする集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の集積回路において、前記
    ロジック・エレメントの前記第1ロジック部分の動作に
    より、前記第1DRAMバンクと前記少なくとも1つの
    第2DRAMバンクとのうちから選択された1つのDR
    AMバンクの第1選択記憶位置列に含まれる複数の記憶
    位置に格納されているデータが、その選択されたDRA
    Mバンクからそれに対応したSRAMにロードされたデ
    ータをそのSRAMから読出すデータ読出動作と、前記
    第1DRAMバンクと前記少なくとも1つの第2DRA
    Mバンクとのうちから選択された1つのDRAMバンク
    の第2選択記憶位置列へデータを書込むデータ書込動作
    とが、それら2つの動作の実行期間が互いにオーバーラ
    ップして実行されるよう構成されていることを特徴とす
    る集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の集積回路において、前記
    ロジック・エレメントの動作により、前記第1DRAM
    バンクの第1選択記憶位置列に含まれる複数の記憶位置
    に格納されているデータが前記第1DRAMバンクから
    ロードされたものを読出すデータ読出動作と、前記少な
    くとも1つの第2DRAMバンクのうちから選択された
    1つのDRAMバンクの第2選択記憶位置列へデータを
    書込むデータ書込動作とが、実行されるよう構成されて
    いることを特徴とする集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の集積回路において、前記
    ロジック・エレメントの動作により、前記第1DRAM
    バンクの第1選択記憶位置列に含まれる複数の記憶位置
    に格納されているデータが前記第1DRAMバンクから
    ロードされたものを読出すデータ読出動作と、前記第1
    DRAMバンクの第2選択記憶位置列へデータを書込む
    データ書込動作とが、実行されるよう構成されているこ
    とを特徴とする集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の集積回路において、前記
    ロジック・エレメントの前記第1ロジック部分が動作す
    ることにより、前記第1DRAMバンクと前記少なくと
    も1つの第2DRAMバンクとのうちから選択された1
    つのDRAMバンクの第1選択記憶位置列と第2選択記
    憶位置列とへ夫々アクセスする2つのアクセス動作が、
    それらアクセス動作の実行期間が互いにオーバーラップ
    して実行されるよう構成されており、前記第1選択記憶
    位置列はデータを読出すデータ読出記憶位置列であり、
    前記第2選択記憶位置列はデータを書込むデータ書込記
    憶位置列であることを特徴とする集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の集積回路において、前記
    ロジック・エレメントの前記第1ロジック部分が動作す
    ることにより、前記少なくとも1つのDRAMバンクの
    うちの1つのDRAMバンクの第1記憶位置列に格納さ
    れている第1データをそのDRAMバンクに対応した前
    記SRAMにキャッシュするキャッシュ動作と、そのD
    RAMバンクの第2記憶位置列へ第2データを書込むデ
    ータ書込動作とが実行された後に、そのSRAMから前
    記第1データを読出すデータ読出動作が実行されるよう
    構成されていることを特徴とする集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の集積回路において、前記
    少なくとも1つのDRAMバンクの選択記憶位置にアク
    セスするアクセス動作が前記ロジック・エレメントの前
    記第1ロジック部分によって実行された場合に、前記少
    なくとも1つのDRAMバンクが画成している前記ロー
    カル・メモリ・アレイのうちの前記選択記憶位置を含ん
    でいる記憶位置列に格納されているデータが前記少なく
    とも1つのDRAMバンクに対応した前記SRAMにロ
    ードされ、そして、前記SRAMにロードされた当該デ
    ータが前記ロジック・エレメントの前記第2ロジック部
    分によって前記SRAMから読出されて処理されるよう
    構成されていることを特徴とする集積回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の集積回路において、前
    記第1ロジック部分が動作することにより、前記少なく
    とも1つのDRAMバンクのうちの、前記SRAMに対
    してデータをロードしたDRAMバンクが、クローズさ
    れてプリチャージされるよう構成されていることを特徴
    とする集積回路。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の集積回路において、
    前記第1ロジック部分が動作することにより、前記少な
    くとも1つのDRAMバンクのうちのあるDRAMバン
    クをプリチャージするプリチャージ動作と、前記SRA
    Mにロードされたデータを読出すデータ読出動作とが、
    それら動作の実行期間が少なくとも部分的に互いにオー
    バーラップして実行されるよう構成されていることを特
    徴とする集積回路。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の集積回路において、
    該回路はさらに、前記ロジック・エレメントと前記SR
    AMとの間を接続するメモリ・バスを備えており、前記
    ロジック・エレメントの前記第1ロジック部分が更に、
    前記メモリ・バス上のデータ転送をモニタするよう構成
    されていることを特徴とする集積回路。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の集積回路において、
    前記ロジック・エレメントの前記第1ロジック部分がル
    ック・アヘッド・コントローラを構成しており、該ルッ
    ク・アヘッド・コントローラは、前記第2ロジック部分
    から次に発せられる読出要求が、読出すデータの格納位
    置としてどの記憶位置を指定するかを予測する機能を有
    することを特徴とする集積回路。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の集積回路において、
    前記ロジック・エレメントの前記第1ロジック部分によ
    って構成されている前記ルック・アヘッド・コントロー
    ラが、列アドレス信号を発生するようにしてあり、この
    列アドレス信号は、その信号値によって、指定すべき記
    憶位置が含まれている記憶位置列を特定する信号である
    ことを特徴とする集積回路。
  15. 【請求項15】 請求項記載の集積回路において、前記
    ロジック・エレメントの前記第2ロジック部分がディジ
    タル処理装置を構成しており、該ディジタル処理装置は
    コンピュータの中央処理装置であることを特徴とする集
    積回路。
  16. 【請求項16】 データにアクセスするための方法であ
    って、 第1記憶位置列に含まれている記憶位置に格納されてい
    るデータへのアクセスを要求する第1アクセス要求を発
    生させる、第1アクセス要求発生ステップと、 第1アクセス要求において指定されている記憶位置に格
    納されているデータへのアクセスを実行するステップ
    と、 第1アクセス要求において指定されている記憶位置に格
    納されているデータへのアクセスの実行中に、それと並
    行して、第2記憶位置列に含まれている記憶位置に格納
    されているデータへのアクセスを要求する第2アクセス
    要求を発生させる、第2アクセス要求発生ステップと、 第2アクセス要求において指定されている記憶位置に格
    納されているデータへのアクセスを実行するステップと
    を含んでいることを特徴とするデータ・アクセス方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の方法において、前記
    第1アクセス要求発生ステップで発生させる第1アクセ
    ス要求において指定する第1記憶位置列が、第1DRA
    M(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)バン
    クと少なくとも1つの第2DRAMバンクとのうちから
    選択した1つのDRAMバンクに含まれている記憶位置
    列であることを特徴とするデータ・アクセス方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の方法において、前記
    第1アクセス要求発生ステップで発生させる第1アクセ
    ス要求を、前記第1DRAMバンク及び前記少なくとも
    1つの第2DRAMバンクと同一の基板上に形成した処
    理装置によって発生させるようにしたことを特徴とする
    データ・アクセス方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の方法において、第1
    アクセス要求において指定されている記憶位置に格納さ
    れているデータへのアクセスを実行する前記ステップ
    が、 前記第1DRAMバンクと前記少なくとも1つの第2D
    RAMバンクとのうちから選択された1つのDRAMバ
    ンクに格納されているデータを、そのDRAMバンクに
    対応したSRAM(スタティック・ランダム・アクセス
    ・メモリ)であって、前記処理装置、前記第1DRAM
    バンク、及び前記少なくとも1つの第2DRAMバンク
    と同一の基板上に形成されているSRAMにロードする
    ステップと、 前記SRAMにロードされたデータを前記処理装置へ読
    出すステップとを含んでいることを特徴とするデータ・
    アクセス方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の方法において、前記
    第2アクセス要求発生ステップで発生させる第2アクセ
    ス要求において指定する第2記憶位置列が、前記第1D
    RAMバンクと前記少なくとも1つの第2DRAMバン
    クとのうちから選択した1つのDRAMバンクに含まれ
    ている記憶位置列であることを特徴とするデータ・アク
    セス方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の方法において、前記
    第2アクセス要求発生ステップで発生させる第2アクセ
    ス要求を、前記処理装置によって発生させるよう構成さ
    れていることを特徴とするデータ・アクセス方法。
  22. 【請求項22】 請求項20記載の方法において、第2
    アクセス要求において指定されている記憶位置に格納さ
    れているデータへのアクセスを実行する前記ステップ
    が、 前記第1DRAMバンクと前記少なくとも1つの第2D
    RAMバンクとのうちから選択された1つのDRAMバ
    ンクに格納されているデータを、そのDRAMバンクに
    対応したSRAMにロードするステップと、 前記SRAMにロードされたデータを前記処理装置へ読
    出すステップとを含んでいることを特徴とする請求項2
    0記載のデータ・アクセス方法。
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