JP2000095127A - 車両用かじ取りシステムの運転方法 - Google Patents

車両用かじ取りシステムの運転方法

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かじ取りされる車輪のかじ取りストツパに対
応する手動モーメントをかじ取りハンドルの所で模擬す
る可能性を与える。 【構成】 かじ取りシステムは正常運転と非常運転にお
いて運転可能であり、正常運転に対応しかつかじ取りハ
ンドル3が電気又は電子制御系を介してかじ取りされる
車輪6に結合されるステア・バイ・ワイヤレベルと、非
常運転に対応しかつかじ取りハンドル3がかじ取りされ
る車輪6に機械的又は液圧的に強制連結される予備レベ
ルとの間で、かじ取りシステムが切換え可能である。本
発明によりかじ取りされる車輪6がかじ取りストツパの
範囲へ動かされると、正常運転において予備レベルが動
作せしめられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かじ取りシステム
が正常運転と非常運転とにおいて運転可能であり、正常
運転に対応するステア・バイ・ワイヤレベルと非常運転
に対応する予備レベルとの間で、かじ取りシステムが切
換え可能である、車両用かじ取りシステムの運転方法に
関する。ステア・バイ・ワイヤレベルでは、運転者によ
り操作可能なかじ取りハンドルが、電気又は電子制御系
を介してかじ取りされる車輪に結合され、予備レベルで
は、かじ取りハンドルがかじ取りされる車輪に機械的又
は液圧的に強制連結される。
【0002】ステア・バイ・ワイヤ・モードで運転され
るかじ取りシステムでは、通常かじ取りハンドルにより
かじ取り角目標値発信器が操作され、かじ取りされる車
輪がかじ取り角実際値発信器を操作する。このようなか
じ取りシステムは更に制御装置を持ち、この制御装置が
かじ取り角の目標値と実際値との比較を行い、この比較
に応じてかじ取り操作器例えばサーボモータを操作し、
このサーボモータがかじ取りされる車輪を操作する。
【0003】かじ取りシステムのステア・バイ・ワイヤ
・レベルでは、かじ取りハンドルはかじ取りされる車輪
との強制連結なしに動作するので、かじ取りされる車輪
に作用する横力は、運転者により認められることがな
い。特に運転者は、かじ取りされる車輪がいつ最大旋回
角でかじ取りストツパに達したかを知ることができな
い。
【0004】
【従来の技術】米国特許第5347458号明細書か
ら、車両用ステア・バイ・ワイヤかじ取りシステムが公
知であり、このかじ取りシステムは、かじ取りされる車
輪に作用する横力をかじ取りハンドルの所で模擬するた
め、かじ取りハンドルを操作する手動モーメント操作器
を持っている。このようにしてかじ取りハンドルとかじ
取りされる車輪との強制連結によるかじ取りの際にも生
じるかじ取り感覚にほぼ相当するかじ取り感覚を運転者
に与えることができる。こうして運転者の運転感覚及び
車両のかじ取り安定性が改善される。なぜならば運転者
は、かじ取りハンドルの所で感じられる横力を介して、
実際の走行状態についての情報を得るからである。
【0005】これに関して、かじ取りされる車輪がかじ
取りストツパの所まで動かされる場合が問題である。な
ぜならば、その場合かじ取りハンドルの所における極端
力又はモーメントを模擬して、かじ取りストツパの感じ
を与えねばならないからである。例えば手動力操作器と
して用いられる電動機は、かじ取りストツパの模擬のた
めに必要なモーメントを生じるために、非常に大きく設
計せねばならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、構造的に簡
単な手段で、ステア・バイ・ワイヤレベルにおいて、か
じ取りストツパの所まで動かされるかじ取りされる車輪
の印象をかじ取りハンドルの所で与える可能性を、最初
にあげた種類のかじ取りシステムのために与える、とい
う問題に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この問
題は請求項1の特徴を持つ方法によって解決される。
【0008】本発明は、かじ取りストツパの印象をかじ
取りハンドルへ伝達するため、かじ取りハンドルとかじ
取りされる車輪との間の予備レベルの強制連結を利用す
る、という一般的な考えに基いている。この目的のため
本発明によれば、かじ取りされる車輪がかじ取りストツ
パへ達するか、又はかじ取りストツパの近くにあるかじ
取り角へ達すると、予備レベルが動作せしめられる。な
ぜならば、その場合与えられる強制連結を介して、かじ
取りストツパにおいてかじ取りされる車輪へ作用する横
力が、かじ取りハンドルの所で直接感じられ、即ち著し
く大きい力を費やすことなしにかじ取りハンドルが引き
続き操作されることはないからである。その場合かじ取
りハンドルの所で大きい力又はモーメントが感じられて
も、手動力操作器は負荷をかけられていないので、この
手動力操作器を著しく小さく安価に設計することができ
る。
【0009】本発明により提案される手段は、多額の構
造費用なしに実現可能である。例えばステア・バイ・ワ
イヤレベルの誤動作の際予備レベルへの切換えを行うか
じ取りシステムの制御のために、新しい切換え基準即ち
かじ取りされる車輪がかじ取りストツパへ達したことを
示せば十分である。
【0010】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態によれば、予備
レベルがステア・バイ・ワイヤレベルに付加されるよう
に、予備レベルが動作せしめられる。こうして例えばか
じ取りされる車輪が比較的短時間だけかじ取りストツパ
へ達する時に僅かな制御及び調整費用しか必要でない。
【0011】本発明による方法の別の実施態様では、か
じ取りされる車輪をもはやかじ取りストツパへ向かって
操作することなくかじ取りストツパから離れる方向へ操
作するかじ取り指令がかじ取りハンドルを介して与えら
れると、予備レベルが直ちに再び動作停止せしめられ
る。同様にかじ取りハンドルのかじ取り操作がもはや行
われない時既に、予備レベルの動作停止を行なうことが
できる。かじ取りされる車輪がまだかじ取りストツパへ
達せず、かじ取りストツパの近くにあるかじ取り角を初
めて持つ時既に、過渡範囲を形成するため予備レベルが
動作せしめられると、この手段は特に有意義である。
【0012】ステア・バイ・ワイヤレベルが可変かじ取
り角変換比を持ち、この変換比においてかじ取りハンド
ルの操作により行われるかじ取りされる車輪の操作が、
少なくとも1つの車両運転パラメータに関係している
と、本発明により提案される方法は特に重要である。例
えば高い車両速度においてかじ取りハンドルの4分の1
回転に、かじ取りされる車輪の比較的小さいかじ取り角
変化を対応させることができ、例えば操作の際低い速度
では、かじ取りハンドルの同じ4分の1回転がかじ取り
される車輪の比較的大きいかじ取り角変化を行う。可変
かじ取り角変換比では、かじ取りハンドルの異なる大き
さのかじ取り操作の際、かじ取りされる車輪が現在の変
換比に応じてかじ取りストツパへ達することは明らかで
ある。本発明により提案される方法は、あらゆる任意の
変換比に対して、かじ取りストツパがかじ取りハンドル
の所で直接感じられるのを保証する。
【0013】かじ取りストツパへ達する際電動手動トル
ク操作器を保護するため、予備レベルの動作と共に手動
トルク操作器を動作停止できると好都合である。
【0014】本発明による方法の別の重要な特徴及び利
点は従属請求項、図面及び図面に基く以下の説明から明
らかになる。
【0015】前述しかつ後述する特徴が、本発明の範囲
を外れることなしに使用可能であるのみならず、別の組
合わせ又は単独でも使用可能なことは明らかである。
【0016】本発明の好ましい実施例が図面に示されて
おり、以下に説明される。
【0017】
【実施例】図1によれば、他を図示してない車両のかじ
取りシステムは、正常運転のためにステア・バイ・ワイ
ヤ・レベルを持ち、非常運転のために予備レベルを持っ
ている。
【0018】図1に示す実施例では、かじ取りシステム
のステア・バイヤ・レベルは、かじ取りハンドル3に相
対回転しないように結合されているかじ取り柱2に相対
回転しないように結合されるかじ取り角目標値発信器1
を持っている。こうしてかじ取り角目標値発信器1はか
じ取りハンドル3により操作される。ステア・バイ・ワ
イヤレベルは、更にかじ取りされる車輪6に強制連結さ
れるかじ取り連動桿5に連結されるかじ取り角実際値発
信器4を持っている。従ってかじ取り連動桿5の操作に
より、かじ取りされる車輪6が適当にかじ取り操作され
る。かじ取りされる車輪6の変位運動により、かじ取り
連動桿5の強制連結を介してかじ取り角実際値発信器4
も操作される。
【0019】ステア・バイ・ワイヤ・レベルは更に図示
しない制御装置を含み、この制御装置がかじ取り角の目
標値と実際値との比較を行なって、それに応じて制御弁
を操作する。制御弁7は一方では低圧導管11を介して
液圧媒体だめ9に、また高圧導管10を介して液圧媒体
ポンプ8の吐出側に接続され、このポンプ8の吸入側も
同様に液圧媒体だめ9に接続されている。他方では制御
弁7は、左側の接続導管12及び右側の接続導管13を
介して、サーボモータ又はかじ取り操作器として用いら
れるピストン−シリンダ装置16の2つの室14及び1
5に接続されている。
【0020】ピストン−シリンダ装置16は、かじ取り
連動桿5の一部を形成しかつ軸線方向両端をかじ取り棒
18及び19に結合される軸線方向に一貫したピストン
棒17を持ち、かじ取り棒18及び19は車輪6のかじ
取り操作用かじ取り連動桿5の他の部分を形成してい
る。ピストン棒17は軸線方向に離れた2つのピストン
20及び21を持ち、これらのピストンはピストン棒1
7と共にピストン−シリンダ装置16のシリンダ22内
を軸線方向に変位可能である。ピストン20及び21の
間で、シリンダ22内に、ピストン棒17により貫通さ
れる隔壁23が取付けられている。ピストン20,21
及び隔壁22は、シリンダ22内に2つの室14及び1
5と2つの別の室24及び25を軸線方向に互いに区画
している。
【0021】室14及び15は安全弁26を介して液圧
を除かれ、通電されない図示切換え位置でこの安全弁2
6は、室14及び15の液圧接続部12及び13を非常
運転のために短絡している。安全弁26の別の切換え位
置では、両方の液圧接続部12及び13の間の接続は正
常運転のために遮断されている。
【0022】かじ取りハンドル3の所における手動モー
メントを模擬するため、ステア・バイ・ワイヤレベル
は、伝動装置28を介してかじ取り柱2に結合される手
動モーメント操作器27を持ち、こうしてかじ取りハン
ドル3に連結されている。図示しない制御装置は、例え
ば液圧接続部12及び13にそれぞれ連通する圧力セン
サ29及び30を介して、かじ取りされる車輪6に作用
する横力を求める。なぜならば、横力により、かじ取り
連動桿5を介して軸線方向力がピストン棒17へ伝達さ
れ、その結果軸線方向力が室14及び15従って対応す
る液圧接続部12及び13における圧力差を生じるから
である。手動モーメント操作器27に付属する制御装置
は、横力又はそれに関連する圧力センサ29及び30の
圧力差から、手動モーメントの目標値を求め、この手動
モーメントがかじ取りハンドル3の所で感じられて、横
力を模擬する。かじ取り柱2には更に手動モーメント実
際値発信器31が作用して、手動モーメントの目標値−
実際値比較を介して制御装置が手動モーメント操作器2
7を制御するのを可能にする。
【0023】かじ取りシステムの予備レベルは、ハンド
ル側のピストン−シリンダ装置32を持ち、このピスト
ン−シリンダ装置33は、ねじ−軸伝動装置として構成
されるかじ取り柱2の軸線方向端部又は突起34と共同
作用する。この連結により、かじ取りハンドル3従って
かじ取り柱2の回転変位がピストン−シリンダ装置32
のシリンダ35内のピストン33の軸線方向変位を生じ
る。ピストン33はシリンダ35内に2つの室即ち左側
の室36及び右側の室37を隔離している。室36及び
37は、液圧導管即ち左側の液圧導管38及び右側の液
圧導管39を介して、車輪側ピストン−シリンダ装置の
対応する室に接続されている。この実施例では、車輪側
ピストン−シリンダ装置は、ステア・バイ・レベルのサ
ーボモータとしても用いられるピストン−シリンダ装置
16により形成されている。軸線方向内側にある室14
及び15はステア・バイ・ワイヤレベルのかじ取り操作
器又はサーボモータに対応し、軸線方向外側の室24及
び25は予備レベルのピストン−シリンダ装置に対応し
ている。
【0024】左側液圧導管38及び右側液圧導管39は
別の安全弁40に接続され、図示した通電されない切換
え位置でこの安全弁40が、非常運転のために両方の液
圧導管38及び39を液圧的に互いに分離する。しかし
他の切換え位置では、両方の液圧導管38及び39の正
常運転のため安全弁40を介して互いに連通するように
接続される。
【0025】かじ取りシステムは次のように動作する。
正常運転ではステア・バイ・ワイヤレベルが動作せしめ
られ、そのために安全弁26が遮断位置へ切換えられ
る。正常運転では、更に予備レベルが動作停止せしめら
れ、そのために安全弁40が導通位置へ切換えられ、両
方の液圧導管38及び39が互いに接続される。いわゆ
る″左側液圧棒″(液圧導管38,室36,室24)と
いわゆる″右側液圧棒″(液圧導管39,室37,室2
5)との間の連通接続は、ステア・バイ・ワイヤレベル
が可変かじ取り変換比で動作する場合に必要である。予
備レベルにおけるかじ取りハンドル3とかじ取りされる
車輪6との間の強制連結は、一定のかじ取り角変換比を
持つので、ステア・バイ・ワイヤレベルにおいて可変か
じ取り角変換比の範囲で、予備レベルにおけるのとは異
なるかじ取り角変換比が作用すると、左側液圧棒(3
8,36,24)と右側液圧棒(39,37,25)と
の間に差圧力が確立される。極端な場合かじ取り装置を
拘束することになるこのような差圧力の形成を防止する
ため、左側液圧棒(38,36,24)と右側液圧棒
(39,37,25)との液圧連結が安全弁40を介し
て行われる。
【0026】正常運転では、制御弁7を介して室14及
び15間に圧力差が形成される結果、ピストン棒17の
それに応じた軸線方向変位が行われ、かじ取りされる車
輪6の適当な操作が行われる。安全弁40を介する室2
4及び25の液圧接続により、これらの室24及び25
の間に差圧力は形成されないので、非常レベルはステア
・バイ・ワイヤレベルに影響を与えない。
【0027】ステア・バイ・ワイヤ・レベルのかじ取り
システムが欠陥を発見する場合、非常運転即ち予備レベ
ルにおけるかじ取りシステムの運転に切換えことができ
る。この目的のため安全弁26及び40が図示した切換
え位置へ切換えられるが、そのために能動的な切換え信
号は必要でない。なぜならば、切換え電流が遮断される
と、これらの霧換え位置を安全弁26及び40が自動的
にとるからである。非常運転では、かじ取りハンドル3
のかじ取り運動がハンドル側ピストン−シリンダ装置3
2におけるピストン33の軸線方向変位に変換される。
ピストン33のこの軸線方向変位は、適当な液圧媒体押
出しに伴って、両方の室の1つ36又は37における体
積減少を行う。押出される液圧媒体は、車輪側ピストン
−シリンダ装置16のそれぞれに対応する室24又は2
5において、ピストン棒17の軸線方向変位を伴う体積
増大を行い、それによりかじ取りされる車輪6が操作さ
れる。この非常運転では、室14及び15は安全弁26
を介して液圧的に接続されているので、ピストン棒17
の軸線方向変位により室14及び15の間の差圧力は形
成されない。
【0028】正常運転においてかじ取りされる車輪6が
かじ取りストツパに対応するかじ取り角に達する時かじ
取りハンドルにおける手動モーメントの模擬は、次のよ
うに行われる。
【0029】正常運転では、安全弁26は遮断位置にあ
り、安全弁40は導通位置にある。今やかじ取りハンド
ル3のかじ取り操作により、かじ取りされる車輪6が最
大旋回角又はかじ取り角に達すると、かじ取りシステム
の制御装置が安全弁40を遮断位置へ切換え、それによ
り左側液圧棒(38,36,24)を右側液圧棒(3
9,37,25)から分離する。安全弁40を図に示す
切換え位置へ切換えることにより、予備レベルが動作せ
しめられる。安全弁40を動かすための切換え点は、例
えばかじ取り角実際値発信器4で検出される実際のかじ
取り角に応じて定めることができる。その際最大に可能
なかじ取り角より小さいかじ取り角で安全弁40を切換
え、こうして過度範囲を形成することができる。
【0030】かじ取りされる車輪6又はかじ取り連動桿
5が、かじ取り運動機構又は特別なストツパにより規定
されるかじ取りストツパに達すると、かじ取りハンドル
3の引続く操作従ってそれに伴うハンドル側ピストン−
シリンダ装置32のピストン33の軸線方向変位が、か
じ取りストツパにおいてもはや変位不能なピストン棒1
7のため、関係する液圧棒における圧力上昇を生じる。
こうしてかじ取りストツパにおいてかじ取り連動棒5に
作用する力は、直接かじ取りハンドル3へ伝達される。
換言すれば、かじ取りハンドル3は更には操作されな
い。
【0031】かじ取りストツパを表わす手動モーメント
をかじ取りハンドルの所で得る本発明の方法の動作のた
めに、予備レベルの動作即ち遮断位置への安全弁40の
切換えにより、ステア・バイ・ワイヤレベルが動作した
ままであるか、又は安全弁26を導通位置へ切換えるこ
とによりステア・バイ・ワイヤ・レベルが動作停止され
るかは、重要ではない。
【0032】図1は、液圧で動作するステア・バイ・ワ
イヤレベル及び液圧で動作する予備レベルを持つかじ取
りシステムを示しているが、本発明による方法は任意に
構成されてそれぞれ異なる構成のステア・バイ・ワイヤ
レベル及び/又は予備レベルを持つかじ取りシステムに
適用可能である。重要なことは、予備レベルではかじ取
りハンドル3とかじ取りされる車輪6との間に強制連結
が存在していることだけである。例えば予備レベルは従
来のかじ取り伝動系を持ち、かじ取りハンドルとかじ取
りされる車輪との間に設けられるクラツチにより、この
かじ取り伝動系が動作又は動作停止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法によって運転されることがで
きるかじ取りシステムの概略構成図である。
【符号の説明】
3 かじ取りハンドル 6 かじ取りされる車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マテイアス・ハルトル ドイツ連邦共和国ケルネン・フリードホー フシユトラーセ16 (72)発明者 ラインホルド・シユネツケンブルゲル ドイツ連邦共和国ルーテスハイム・ヘーゲ ルシユトラーセ44

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用かじ取りシステムの運転方法であ
    って、かじ取りシステムが正常運転と非常運転とにおい
    て運転可能であり、正常運転に対応しかつかじ取りハン
    ドル(3)が電気又は電子制御系を介してかじ取りされ
    る車輪(6)に結合されるステア・バイ・ワイヤレベル
    と、非常運転に対応しかつかじ取りハンドル(3)がか
    じ取りされる車輪(6)に機械的又は液圧的に強制連結
    される予備レベルとの間で、かじ取りシステムが切換え
    可能であるものにおいて、かじ取りされる車輪(6)が
    かじ取りストツパの範囲へ動かされると、正常運転にお
    いて予備レベルが動作せしめられることを特徴とする、
    車両用かじ取りシステムの運転方法。
  2. 【請求項2】 予備レベルの動作のため、予備レベルが
    ステア・バイ・ワイヤレベルに付加されることを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 予備レベルの動作のため、ステア・バイ
    ・ワイヤレベルから予備レベルへ切換えられることを特
    徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 かじ取りハンドル(3)がもはや操作さ
    れないか、又はかじ取りされる車輪(6)がかじ取りス
    トツパから離れる方向へかじ取りハンドル(3)が操作
    されると、予備レベルが動作停止せしめられることを特
    徴とする、請求項1〜3の1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 ステア・バイ・ワイヤレベルにおいて、
    可変かじ取り角変換比が形成され、この可変かじ取り角
    変換比において、かじ取りハンドル(3)の操作により
    行われるかじ取りされる車輪(6)の操作が、少なくと
    も1つの車両運転パラメータに関係していることを特徴
    とする、請求項1〜4のうち1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 車両運転パラメータが車両速度であるこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 正常運転における予備レベルの動作中
    に、通常はかじ取りされる車輪(6)に作用する横力を
    かじ取りハンドル(3)の所で模擬するのに用いられる
    手動モーメント操作器(27)が操作されないか、又は
    この手動モーメント操作器のモーメント又は動力消費が
    減少されることを特徴とする、請求項1〜5の1つに記
    載の方法。
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Cited By (3)

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