JPH049259Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049259Y2 JPH049259Y2 JP1985131271U JP13127185U JPH049259Y2 JP H049259 Y2 JPH049259 Y2 JP H049259Y2 JP 1985131271 U JP1985131271 U JP 1985131271U JP 13127185 U JP13127185 U JP 13127185U JP H049259 Y2 JPH049259 Y2 JP H049259Y2
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- JP
- Japan
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- pressure
- actuator
- fluid
- steering angle
- steering
- Prior art date
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Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 55
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車等の車両に用いられる後輪操舵
装置に関するものであり、特に流体圧力を用いて
後輪を操舵するものの改良に関する。
装置に関するものであり、特に流体圧力を用いて
後輪を操舵するものの改良に関する。
従来の技術
従来、流体圧力により後輪を操舵する後輪操舵
装置としては、例えば実開昭60−46376号公報等
に記載されているもののように、前輪用パワース
テアリング装置により発生する油圧力を後輪操舵
用のアクチユエータに直接供給して後輪に操舵力
を与えるものが種々提案されている。
装置としては、例えば実開昭60−46376号公報等
に記載されているもののように、前輪用パワース
テアリング装置により発生する油圧力を後輪操舵
用のアクチユエータに直接供給して後輪に操舵力
を与えるものが種々提案されている。
考案が解決しようとする問題点
一般に車両のリヤサスペンシヨンは車両旋回時
に発生するコーナリングフオースを受けるとサス
ペンシヨンに設けられたブツシユが変形して後輪
を前輪の操舵方向とは逆相側に傾動変位させる特
性、所謂コンプライアンスステア現象を発生させ
る特性を有している。
に発生するコーナリングフオースを受けるとサス
ペンシヨンに設けられたブツシユが変形して後輪
を前輪の操舵方向とは逆相側に傾動変位させる特
性、所謂コンプライアンスステア現象を発生させ
る特性を有している。
また、一方パワーステアリング装置は発生する
油圧力が一定のものが一般的である。
油圧力が一定のものが一般的である。
このため、上記のような従来の後輪操舵装置を
前輪と同相に後輪を操舵するものとして適用しよ
うとすると、車両旋回時のコーナリングフオース
に抗して、後輪を操舵しなければならず、一方、
パワーステアリング装置より発生する油圧力が一
定であるため、高車速時や前輪舵角の比較的大き
い時等のように大きなコーナリングフオースが発
生するような運転状態では後輪操舵用アクチユエ
ータに供給される油圧力が不足気味となり、後輪
を所望の舵角に操舵することが困難となつて、前
後輪同相操舵の本来目的とする車両のコーナリン
グ特性の向上を十分に達成することができない不
都合がある。
前輪と同相に後輪を操舵するものとして適用しよ
うとすると、車両旋回時のコーナリングフオース
に抗して、後輪を操舵しなければならず、一方、
パワーステアリング装置より発生する油圧力が一
定であるため、高車速時や前輪舵角の比較的大き
い時等のように大きなコーナリングフオースが発
生するような運転状態では後輪操舵用アクチユエ
ータに供給される油圧力が不足気味となり、後輪
を所望の舵角に操舵することが困難となつて、前
後輪同相操舵の本来目的とする車両のコーナリン
グ特性の向上を十分に達成することができない不
都合がある。
このため、パワーステアリング装置の油圧ポン
プの容量を大きくすることも考えられるが、この
ような方法を取ると所望のハンドル操作力が必要
以上に軽くりなり運転者に異和感を感じさせる不
都合が生じるほか、発生するコーナリングフオー
スが小さいような車両旋回時に後輪舵角が大きく
なり過ぎ車両に急激な挙動が発生する不都合があ
る。
プの容量を大きくすることも考えられるが、この
ような方法を取ると所望のハンドル操作力が必要
以上に軽くりなり運転者に異和感を感じさせる不
都合が生じるほか、発生するコーナリングフオー
スが小さいような車両旋回時に後輪舵角が大きく
なり過ぎ車両に急激な挙動が発生する不都合があ
る。
また、パワーステアリング装置としては、運転
者に好適な操舵フイーリングを与えるために、車
速、あるいはエンジン回転数が高くなるに従い発
生する油圧力を減少させるようなものが近年多く
使用されているが、このようなパワーステアリン
グ装置を上記した従来の後輪操舵装置に適用する
と、大きなコーナリングフオースを発生する車両
旋回時にはパワーステアリング装置の発生する油
圧力が減少することとなるため、上記従来装置の
欠点がより顕著に現われることとなる。
者に好適な操舵フイーリングを与えるために、車
速、あるいはエンジン回転数が高くなるに従い発
生する油圧力を減少させるようなものが近年多く
使用されているが、このようなパワーステアリン
グ装置を上記した従来の後輪操舵装置に適用する
と、大きなコーナリングフオースを発生する車両
旋回時にはパワーステアリング装置の発生する油
圧力が減少することとなるため、上記従来装置の
欠点がより顕著に現われることとなる。
このように流体圧力を用いる従来の後輪操舵装
置は操舵フイーリング及び車両のコーナリング特
性を向上させることが困難である欠点があつた。
置は操舵フイーリング及び車両のコーナリング特
性を向上させることが困難である欠点があつた。
加えて、上記の従来装置は前輪操舵用と後輪操
舵用の油圧系が一体に接続されているため、後輪
側の油圧系に失陥を生じると前輪用パワーステア
リング装置も作動不良を起こす欠点があつた。
舵用の油圧系が一体に接続されているため、後輪
側の油圧系に失陥を生じると前輪用パワーステア
リング装置も作動不良を起こす欠点があつた。
また、上記のような欠点を持たない後輪操舵装
置として、例えば特開昭59−186774号公報の第1
図に記載されたもののように後輪用の操舵装置を
前輪側とは完全に独立して設けて電子制御により
動作させるものも提案されているが、このような
ものは電子制御部分が複雑となるコスト高となる
欠点がある。
置として、例えば特開昭59−186774号公報の第1
図に記載されたもののように後輪用の操舵装置を
前輪側とは完全に独立して設けて電子制御により
動作させるものも提案されているが、このような
ものは電子制御部分が複雑となるコスト高となる
欠点がある。
考案の構成
問題点を解決するための手段
本考案は上記に鑑み創案されたものでその要旨
とするところは、圧力流体発生手段により発生す
る圧力流体の圧力により作動して供給される流体
圧力に応じた舵角に後輪を操舵するよう設けられ
たアクチユエータ、同アクチユエータと上記圧力
流体発生手段とを接続する流体流路に介装される
と共に前輪用パワーステアリング装置で発生する
油圧力をパイロツト圧力として導入して作動して
前輪の操舵方向に応じて上記アクチユエータと上
記圧力流体発生手段との連通状態を切り替え上記
後輪の操舵方向を制御するよう設けられた切替
弁、上記圧力流体発生手段から上記アクチユエー
タに作用する流体圧力を調整するよう設けられた
圧力調整手段、車速を検出する車速検出手段、上
記前輪の操舵角を検出する前輪舵角検出手段、及
び上記両検出手段の検出出力に基づく制御信号を
上記圧力調整手段に送出して上記アクチユエータ
に作用する流体圧力を制御することにより上記後
輪の操舵角を制御するよう設けられた制御手段を
備えたことを特徴とする後輪操舵装置にある。
とするところは、圧力流体発生手段により発生す
る圧力流体の圧力により作動して供給される流体
圧力に応じた舵角に後輪を操舵するよう設けられ
たアクチユエータ、同アクチユエータと上記圧力
流体発生手段とを接続する流体流路に介装される
と共に前輪用パワーステアリング装置で発生する
油圧力をパイロツト圧力として導入して作動して
前輪の操舵方向に応じて上記アクチユエータと上
記圧力流体発生手段との連通状態を切り替え上記
後輪の操舵方向を制御するよう設けられた切替
弁、上記圧力流体発生手段から上記アクチユエー
タに作用する流体圧力を調整するよう設けられた
圧力調整手段、車速を検出する車速検出手段、上
記前輪の操舵角を検出する前輪舵角検出手段、及
び上記両検出手段の検出出力に基づく制御信号を
上記圧力調整手段に送出して上記アクチユエータ
に作用する流体圧力を制御することにより上記後
輪の操舵角を制御するよう設けられた制御手段を
備えたことを特徴とする後輪操舵装置にある。
作 用
本考案によれば、圧力流体の圧力により作動し
て後輪を操舵するアクチユエータとアクチユエー
タに圧力流体を供給する圧力流体発生手段とを接
続する流体流路に介装される切替弁が、前輪用パ
ワーステアリング装置で発生する油圧をパイロツ
ト圧として導入して作動し前輪の操舵方向に応じ
て上記アクチユエータと上記圧力流体発生手段と
の連通状態を切り替えて後輪の操舵方向を制御す
るよう設けられているため、簡単な構造で前輪の
操舵方向に合わせて後輪の操舵方向を制御するこ
とができるものである。
て後輪を操舵するアクチユエータとアクチユエー
タに圧力流体を供給する圧力流体発生手段とを接
続する流体流路に介装される切替弁が、前輪用パ
ワーステアリング装置で発生する油圧をパイロツ
ト圧として導入して作動し前輪の操舵方向に応じ
て上記アクチユエータと上記圧力流体発生手段と
の連通状態を切り替えて後輪の操舵方向を制御す
るよう設けられているため、簡単な構造で前輪の
操舵方向に合わせて後輪の操舵方向を制御するこ
とができるものである。
また、アクチユエータは供給される流体圧力に
応じた舵角に後輪を操舵するよう設けられ、圧力
流体発生手段からアクチユエータに作用する流体
圧力を調整する圧力調整手段が設けられているの
で、圧力調整手段の作動状態を制御することによ
り後輪の操舵角を制御することができる。そし
て、制御手段が、車速を検出する車速検出手段と
前輪の操舵角を検出する前輪舵角検出手段との検
出出力に基づく制御信号を上記圧力調整手段に送
出してアクチユエータに作用する流体圧力を制御
するので、車速及び前輪操舵角に応じて後輪の操
舵角を制御することができるものである。
応じた舵角に後輪を操舵するよう設けられ、圧力
流体発生手段からアクチユエータに作用する流体
圧力を調整する圧力調整手段が設けられているの
で、圧力調整手段の作動状態を制御することによ
り後輪の操舵角を制御することができる。そし
て、制御手段が、車速を検出する車速検出手段と
前輪の操舵角を検出する前輪舵角検出手段との検
出出力に基づく制御信号を上記圧力調整手段に送
出してアクチユエータに作用する流体圧力を制御
するので、車速及び前輪操舵角に応じて後輪の操
舵角を制御することができるものである。
したがつて、前輪用パワーステアリング装置で
発生する油圧により後輪の操舵方向が、また車速
及び前輪操舵角に応じて後輪の絶対的操舵角が制
御されることになる。
発生する油圧により後輪の操舵方向が、また車速
及び前輪操舵角に応じて後輪の絶対的操舵角が制
御されることになる。
このため、前輪用パワーステアリング装置は前
輪の操舵方向に相当する油圧をパイロツト圧とし
て切替弁に供給するだけで良く、後輪の舵角特性
には関与しないので、後輪の舵角特性に不都合を
与えることなく前輪用パワーステアリング装置と
して好適な特性に設定することができる。
輪の操舵方向に相当する油圧をパイロツト圧とし
て切替弁に供給するだけで良く、後輪の舵角特性
には関与しないので、後輪の舵角特性に不都合を
与えることなく前輪用パワーステアリング装置と
して好適な特性に設定することができる。
また、車速及び前輪操舵角に応じて圧力調整手
段の作動を制御する制御手段は、前輪の操舵方向
にかかわりなくアクチユエータに作用する流体圧
力を制御すればよいので、簡潔な制御構成で後輪
の舵角特性を適切に設定することができる。
段の作動を制御する制御手段は、前輪の操舵方向
にかかわりなくアクチユエータに作用する流体圧
力を制御すればよいので、簡潔な制御構成で後輪
の舵角特性を適切に設定することができる。
実施例
以下、本考案の一実施例を第1〜3図に基き詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図中、1は前輪用に設けられた公知のラツ
クアンドピニオン式パワーステアリング装置で、
ハンドル2と共に回転するステアリングシヤフト
3の回転によりギヤボツクス4内に設けられた図
示しない油圧切換弁が作動して、ギヤボツクス4
内に設けられた図示しない左右の圧力室とリザー
バタンク5及びオイルポンプ6との連通状態を切
り換えて、オイルポンプ6から吐出される圧油を
一方の圧力室に供給してタイロツド7を左右方向
に動かしナツクル8,9を回転させることにより
ハンドル2の回転方向に左右の前輪10,11を
操舵させるものである。
クアンドピニオン式パワーステアリング装置で、
ハンドル2と共に回転するステアリングシヤフト
3の回転によりギヤボツクス4内に設けられた図
示しない油圧切換弁が作動して、ギヤボツクス4
内に設けられた図示しない左右の圧力室とリザー
バタンク5及びオイルポンプ6との連通状態を切
り換えて、オイルポンプ6から吐出される圧油を
一方の圧力室に供給してタイロツド7を左右方向
に動かしナツクル8,9を回転させることにより
ハンドル2の回転方向に左右の前輪10,11を
操舵させるものである。
また、15は後輪操舵用の作動油を貯溜するリ
ザーブタンク、16はリザーブタンク15内の作
動油を吸入して吐出するオイルポンプで、リザー
ブタンク15及びオイルポンプ16は圧力流体発
生手段をなすものである。17は左右後輪18,
19のナツクル20,21にタイロツド22を介
して接続された後輪操舵用の油圧アクチユエータ
であり、この油圧アクチユエータ17はシリンダ
23、シリンダ23内を左右の圧力室24,25
に区画してシリンダ23内に摺動自在に設けられ
たパワーピストン26、パワーピストン26から
左右に延びてシリンダ23を貫通してタイロツド
22に連結された左右のロツド27,28、及び
圧力室24,25への油圧非作用時に後輪18,
19を中立状態とするよう各圧力室24,25内
に設けられたリターンスプリング29,30より
構成されている。
ザーブタンク、16はリザーブタンク15内の作
動油を吸入して吐出するオイルポンプで、リザー
ブタンク15及びオイルポンプ16は圧力流体発
生手段をなすものである。17は左右後輪18,
19のナツクル20,21にタイロツド22を介
して接続された後輪操舵用の油圧アクチユエータ
であり、この油圧アクチユエータ17はシリンダ
23、シリンダ23内を左右の圧力室24,25
に区画してシリンダ23内に摺動自在に設けられ
たパワーピストン26、パワーピストン26から
左右に延びてシリンダ23を貫通してタイロツド
22に連結された左右のロツド27,28、及び
圧力室24,25への油圧非作用時に後輪18,
19を中立状態とするよう各圧力室24,25内
に設けられたリターンスプリング29,30より
構成されている。
31は、オイルポンプ16の吐出口に接続され
たプレツシヤ油路32及びリザーバタンク15に
接続されたリターン油路33と、圧力室24に接
続された油路34及び圧力室25に接続された油
路35との間に介装されて、各油路の連通状態
を、圧力室24への油圧作用状態、圧力室25へ
の油圧作状態、及び両室24,25への油圧非作
用状態の3位置に切り替える切替弁をなすスプー
ル弁である。
たプレツシヤ油路32及びリザーバタンク15に
接続されたリターン油路33と、圧力室24に接
続された油路34及び圧力室25に接続された油
路35との間に介装されて、各油路の連通状態
を、圧力室24への油圧作用状態、圧力室25へ
の油圧作状態、及び両室24,25への油圧非作
用状態の3位置に切り替える切替弁をなすスプー
ル弁である。
そしてこのスプール弁31はパワーステアリン
グ装置1のギヤボツクス4に内蔵される左右圧力
室にそれぞれ接続されたパイロツト油路37,3
8から供給される圧油を受けて切換作動するもの
である。
グ装置1のギヤボツクス4に内蔵される左右圧力
室にそれぞれ接続されたパイロツト油路37,3
8から供給される圧油を受けて切換作動するもの
である。
スプール弁31の具体的構成は第2図に示され
る。すなわち、第2図中、39は筒状に形成され
たケーシング、40,40はケーシング39の両
端に液密に螺挿されたプラグ、41は左右及び央
部にそれぞれランド42,43,44を有してケ
ーシング39内に嵌挿されたスプール、45,4
6はケーシング41内でスプール41の左右に画
成された左右のパイロツト圧室で、パイロツト圧
室45,46にはそれぞれパイロツト油路37,
38が連通されている。また、47,48はパイ
ロツト圧室45,46内に設けられ、各パイロツ
ト圧室45,46に油圧力が作用しない時にスプ
ール41を中立位置に保つリターンスプリングで
あり、このリターンスプリング47,48はわず
かなパイロツト圧力でもスプール41が移動する
よう小さいばね力のものが使用されている。
る。すなわち、第2図中、39は筒状に形成され
たケーシング、40,40はケーシング39の両
端に液密に螺挿されたプラグ、41は左右及び央
部にそれぞれランド42,43,44を有してケ
ーシング39内に嵌挿されたスプール、45,4
6はケーシング41内でスプール41の左右に画
成された左右のパイロツト圧室で、パイロツト圧
室45,46にはそれぞれパイロツト油路37,
38が連通されている。また、47,48はパイ
ロツト圧室45,46内に設けられ、各パイロツ
ト圧室45,46に油圧力が作用しない時にスプ
ール41を中立位置に保つリターンスプリングで
あり、このリターンスプリング47,48はわず
かなパイロツト圧力でもスプール41が移動する
よう小さいばね力のものが使用されている。
ケーシング39内には環溝状に形成された排出
ポート49,50及び吸入ポート51が該設され
ている。
ポート49,50及び吸入ポート51が該設され
ている。
排出ポート49,50はスプール41の中立時
それぞれランド42,44のわずかに内側に位置
するように設けられており、共にリターン油路3
3に連通されている。また吸入ポート51は排出
ポート49,50間に位置してプレツシヤ油路3
2に連通されており、スプール41の中立時ラン
ド43の両側との間にわずかに隙間ができるよう
に設けられている。さらに油路34はポート49
と51の間でケーシング39内に連通され、油路
35はポート50と51の間でケーシング内に連
通されている。
それぞれランド42,44のわずかに内側に位置
するように設けられており、共にリターン油路3
3に連通されている。また吸入ポート51は排出
ポート49,50間に位置してプレツシヤ油路3
2に連通されており、スプール41の中立時ラン
ド43の両側との間にわずかに隙間ができるよう
に設けられている。さらに油路34はポート49
と51の間でケーシング39内に連通され、油路
35はポート50と51の間でケーシング内に連
通されている。
そして、このスプール弁31は左右のパイロツ
ト圧室45,46のいずれにもパイロツト圧が作
用しない状態では、スプール41が中立状態に保
持され各油路32〜35は相互に連通された状態
となるものである。また左パイロツト圧室45に
パイツロツト圧が作用する状態では、スプール4
1が図中右方に移動して、ランド42によりポー
ト49が閉塞されると共にランド44により油路
32と35との連通が遮断され、プレツシヤ油路
32と油路34、及びリターン油路33と油路3
5がそれぞれ相互に連通した状態となる。一方、
右パイロツト圧室46にパイロツト圧が作用する
状態では、スプール41が図中左方に移動して、
ランド43によりポート50が閉塞されると共に
ランド44により油路32と34との連通が遮断
され、プレツシヤ油路32と油路35、及びリタ
ーン油路33と油路34がそれぞれ相互に連通し
た状態となるものである。このようにスプール弁
31は第1図に略図で示したようにパイロツト油
路37,38から供給されるパイロツト油圧の状
態により3つの状態に切替動作するものである。
ト圧室45,46のいずれにもパイロツト圧が作
用しない状態では、スプール41が中立状態に保
持され各油路32〜35は相互に連通された状態
となるものである。また左パイロツト圧室45に
パイツロツト圧が作用する状態では、スプール4
1が図中右方に移動して、ランド42によりポー
ト49が閉塞されると共にランド44により油路
32と35との連通が遮断され、プレツシヤ油路
32と油路34、及びリターン油路33と油路3
5がそれぞれ相互に連通した状態となる。一方、
右パイロツト圧室46にパイロツト圧が作用する
状態では、スプール41が図中左方に移動して、
ランド43によりポート50が閉塞されると共に
ランド44により油路32と34との連通が遮断
され、プレツシヤ油路32と油路35、及びリタ
ーン油路33と油路34がそれぞれ相互に連通し
た状態となるものである。このようにスプール弁
31は第1図に略図で示したようにパイロツト油
路37,38から供給されるパイロツト油圧の状
態により3つの状態に切替動作するものである。
また、第1図中に示す52はプレツシヤ油路3
2とリターン油路33とに接続して設けられたリ
リーフ油路であり、53はリリーフ油路52に介
装された圧力調整弁である。
2とリターン油路33とに接続して設けられたリ
リーフ油路であり、53はリリーフ油路52に介
装された圧力調整弁である。
この圧力調整弁はステツプモータソレノイドを
内蔵して弁開度が調整可能となるよう構成されて
おり、弁開度の調整によりオイルポンプ16から
吐出される圧油のリザーブタンク15へのリリー
フ量を制御して油圧アクチユエータ17へ作用す
る油圧を調整するものであり、圧力調整手段をな
すものである。
内蔵して弁開度が調整可能となるよう構成されて
おり、弁開度の調整によりオイルポンプ16から
吐出される圧油のリザーブタンク15へのリリー
フ量を制御して油圧アクチユエータ17へ作用す
る油圧を調整するものであり、圧力調整手段をな
すものである。
さらに、54はハンドル2の操舵角度を検出す
るよう設けられたハンドル角センサ、55は図示
しないトランスミツシヨン出力軸等に設けられ車
速を検出する車速センサ、56は制御手段をなす
コントローラであり、コントローラ56はハンド
ル角センサ54及び車速センサ55からの検出信
号を受けて圧力調整弁53のステツプモータソレ
ノイドに制御信号を送出して圧力調整弁53の開
度を制御するものである。このコントローラ56
は、前輪舵角をθf、後輪蛇角をθrとした場合の関
係式θr=KθfにおいてKの値が第3図に示すよう
な特性で変化するよう圧力調整弁53の開度をマ
ツプ制御するものであり、車速及び前輪舵角によ
り変化するコーナリングフオース等の外力に抗し
て上述の関係における後輪舵角が得られるよう油
圧アクチユエータ35に作用する油圧力を調整す
るものである。すなわち、このコントローラ56
は前輪舵角及び車速により予想される外力に抗し
て所望の後輪舵角が得られるだけの油圧力を油圧
アクチユエータ35に作用させるよう圧力調整弁
53の開度を制御するものである。
るよう設けられたハンドル角センサ、55は図示
しないトランスミツシヨン出力軸等に設けられ車
速を検出する車速センサ、56は制御手段をなす
コントローラであり、コントローラ56はハンド
ル角センサ54及び車速センサ55からの検出信
号を受けて圧力調整弁53のステツプモータソレ
ノイドに制御信号を送出して圧力調整弁53の開
度を制御するものである。このコントローラ56
は、前輪舵角をθf、後輪蛇角をθrとした場合の関
係式θr=KθfにおいてKの値が第3図に示すよう
な特性で変化するよう圧力調整弁53の開度をマ
ツプ制御するものであり、車速及び前輪舵角によ
り変化するコーナリングフオース等の外力に抗し
て上述の関係における後輪舵角が得られるよう油
圧アクチユエータ35に作用する油圧力を調整す
るものである。すなわち、このコントローラ56
は前輪舵角及び車速により予想される外力に抗し
て所望の後輪舵角が得られるだけの油圧力を油圧
アクチユエータ35に作用させるよう圧力調整弁
53の開度を制御するものである。
上記構成によれば前輪10,11が左右方向に
操舵されるとパワーステアリング装置1のギヤボ
ツクス4内に発生する油圧がパイロツト油路38
を介してスプール弁31内のパイロツト圧室48
にパイロツト圧として導入されるため、スプール
弁31はプレツシヤ油路32を油路35に、油路
34をリターン油路33にそれぞれ連通させるよ
う切換作動し、油圧アクチユエータ17の圧力室
25への圧油の供給が可能となり、後輪18,1
9の左方向への操舵が可能となる。
操舵されるとパワーステアリング装置1のギヤボ
ツクス4内に発生する油圧がパイロツト油路38
を介してスプール弁31内のパイロツト圧室48
にパイロツト圧として導入されるため、スプール
弁31はプレツシヤ油路32を油路35に、油路
34をリターン油路33にそれぞれ連通させるよ
う切換作動し、油圧アクチユエータ17の圧力室
25への圧油の供給が可能となり、後輪18,1
9の左方向への操舵が可能となる。
また、前輪10,11が右方向に操舵されると
パワーステアリング装置1のギヤボツクス4内に
発生する油圧がパイロツト油路37を介してスプ
ール弁31内のパイロツト圧室47にパイロツト
圧として導入されるため、スプール弁31はプレ
ツシヤ油路32を油路34に、油路35をリター
ン油路33にそれぞれ連通させるよう切換作動
し、油圧アクチユエータ17の圧力室24への圧
油の供給が可能となり、後輪18,19の右方向
への操舵が可能となる。加えて、前輪10,11
が中立状態にあるときはパワーステアリング装置
は油圧を発生しないため、スプール弁31にはパ
イロツト圧が作用せず、スプール弁31は中立状
態となり油路32〜35は相互に連通される。
パワーステアリング装置1のギヤボツクス4内に
発生する油圧がパイロツト油路37を介してスプ
ール弁31内のパイロツト圧室47にパイロツト
圧として導入されるため、スプール弁31はプレ
ツシヤ油路32を油路34に、油路35をリター
ン油路33にそれぞれ連通させるよう切換作動
し、油圧アクチユエータ17の圧力室24への圧
油の供給が可能となり、後輪18,19の右方向
への操舵が可能となる。加えて、前輪10,11
が中立状態にあるときはパワーステアリング装置
は油圧を発生しないため、スプール弁31にはパ
イロツト圧が作用せず、スプール弁31は中立状
態となり油路32〜35は相互に連通される。
このため、圧力室24にも25にも圧油は供給
されず後輪18,19の操舵は行なわれない。
されず後輪18,19の操舵は行なわれない。
一方、車速が50Km以下の場合はコントローラ5
6により圧力調整弁53が全開状態に制御され、
オイルポンプ16から吐出される作動油のほぼ全
量がリリーフ通路52を介してリザーブタンク1
5にリリーフされるため、スプール弁31まで圧
油が導入されずスプール弁31の切換状態にかか
わらず後輪18,19は操舵されない。
6により圧力調整弁53が全開状態に制御され、
オイルポンプ16から吐出される作動油のほぼ全
量がリリーフ通路52を介してリザーブタンク1
5にリリーフされるため、スプール弁31まで圧
油が導入されずスプール弁31の切換状態にかか
わらず後輪18,19は操舵されない。
また、車速が50Km以上の場合はコントローラ5
6により制御される圧力調整弁53の開度により
スプール弁31及び油圧アクチユエータ17に作
用する油圧が調整され、スプール弁31の切換状
態に応じた操舵方向に後輪18,19が操舵され
る。そして、この後輪操舵角度の前輪操舵角度に
対する比率Kが車速に対して第3図に示したよう
な特性となるよう、コントローラ56が圧力調整
弁53の開度を制御して、後輪18,19の操舵
角度がハンドル角及び車速により制御されるもの
である。上記実施例によれば、パワーステアリン
グ装置1で発生する油圧をスプール弁31にパイ
ロツト圧として作用させて後輪の操舵方向を制御
し、後輪の操舵角はパワーステアリング装置1で
発生する油圧とは独立してオイルポンプ16から
導入される油圧を圧力調整弁53の開度を調整す
ることにより制御すものであるため、前輪操舵の
ためのパワーステアリング装置1の特性と後輪の
操舵特性とを独立して設定することができ、前輪
の操舵特性と後輪舵角により決まる車両のコーナ
リング特性とを同時に向上させることができる効
果を奏する。
6により制御される圧力調整弁53の開度により
スプール弁31及び油圧アクチユエータ17に作
用する油圧が調整され、スプール弁31の切換状
態に応じた操舵方向に後輪18,19が操舵され
る。そして、この後輪操舵角度の前輪操舵角度に
対する比率Kが車速に対して第3図に示したよう
な特性となるよう、コントローラ56が圧力調整
弁53の開度を制御して、後輪18,19の操舵
角度がハンドル角及び車速により制御されるもの
である。上記実施例によれば、パワーステアリン
グ装置1で発生する油圧をスプール弁31にパイ
ロツト圧として作用させて後輪の操舵方向を制御
し、後輪の操舵角はパワーステアリング装置1で
発生する油圧とは独立してオイルポンプ16から
導入される油圧を圧力調整弁53の開度を調整す
ることにより制御すものであるため、前輪操舵の
ためのパワーステアリング装置1の特性と後輪の
操舵特性とを独立して設定することができ、前輪
の操舵特性と後輪舵角により決まる車両のコーナ
リング特性とを同時に向上させることができる効
果を奏する。
また、コントローラ56により圧力調整弁53
の開度の調整を行なうだけで後輪舵角を制御でき
るので、簡潔な制御構成で所望のコーナリング特
性を得ることができ、小型でコスト安の後輪操舵
装置を得る効果を奏する。
の開度の調整を行なうだけで後輪舵角を制御でき
るので、簡潔な制御構成で所望のコーナリング特
性を得ることができ、小型でコスト安の後輪操舵
装置を得る効果を奏する。
更に、前輪操舵用と後輪操舵用の油圧系が独立に
構成されるものであるため、信頼性に優れ設計自
由度が大きい効果を奏する。
構成されるものであるため、信頼性に優れ設計自
由度が大きい効果を奏する。
加えて、パワーステアリング装置1は単にスプ
ール弁31へパイロツト圧を供給するのみである
ため、従来のパワーステアリング装置の構成を大
きく変更することなく利用でき、コスト低減を実
現できる効果を奏する。
ール弁31へパイロツト圧を供給するのみである
ため、従来のパワーステアリング装置の構成を大
きく変更することなく利用でき、コスト低減を実
現できる効果を奏する。
なお、上記実施例では車速及びハンドル角のみ
を検出してコントローラ56により圧力調整弁5
3の開度を制御するものとし、いわば見込みによ
り後輪舵角を制御するものとしたが、第1図に破
線で示す如く後輪舵角センサ57を設けて後輪舵
角をフイードバツク制御するようにしてもよく、
この場合はより制御精度が向上する効果を奏す
る。また、本考案は上記実施例に何ら限定される
ものではなく、本考案の要旨を変えない範囲内で
種々の変形実施が可能であることは言うまでもな
い。
を検出してコントローラ56により圧力調整弁5
3の開度を制御するものとし、いわば見込みによ
り後輪舵角を制御するものとしたが、第1図に破
線で示す如く後輪舵角センサ57を設けて後輪舵
角をフイードバツク制御するようにしてもよく、
この場合はより制御精度が向上する効果を奏す
る。また、本考案は上記実施例に何ら限定される
ものではなく、本考案の要旨を変えない範囲内で
種々の変形実施が可能であることは言うまでもな
い。
考案の効果
以上実施例と共に具体的に説明したように、本
考案によれば、前輪の操舵特性と後輪の舵角特性
を独立に設定して操舵フイーリング及びコーナリ
ング特性を同時に向上させると共に構造が簡素
で、設計自由度が大きく、信頼性に優れる後輪操
舵装置を提供する効果を奏する。
考案によれば、前輪の操舵特性と後輪の舵角特性
を独立に設定して操舵フイーリング及びコーナリ
ング特性を同時に向上させると共に構造が簡素
で、設計自由度が大きく、信頼性に優れる後輪操
舵装置を提供する効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図、
第2図は第1図中のスプール弁31の具体的構成
図、第3図は該実施例における車速と前後輪舵角
比との関係を示す特性図である。 1……パワーステアリング装置、17……油圧
アクチユエータ、31……スプール弁、53……
圧力調整弁、56……コントローラ。
第2図は第1図中のスプール弁31の具体的構成
図、第3図は該実施例における車速と前後輪舵角
比との関係を示す特性図である。 1……パワーステアリング装置、17……油圧
アクチユエータ、31……スプール弁、53……
圧力調整弁、56……コントローラ。
Claims (1)
- 圧力流体発生手段により発生する圧力流体の圧
力により作動して供給される流体圧力に応じた舵
角に後輪を操舵するよう設けられたアクチユエー
タ、同アクチユエータと上記圧力流体発生手段と
を接続する流体流路に介装されると共に前輪用パ
ワーステアリング装置で発生する油圧をパイロツ
ト圧力として導入して作動し前輪の操舵方向に応
じて上記アクチユエータと上記圧力流体発生手段
との連通状態を切り替え上記後輪の操舵方向を制
御するよう設けられた切替弁、上記圧力流体発生
手段から上記アクチユエータに作用する流体圧力
を調整するよう設けられた圧力調整手段、車速を
検出する車速検出手段、上記前輪の操舵角を検出
する前輪舵角検出手段、及び上記両検出手段の検
出出力に基づく制御信号を上記圧力調整手段に送
出して上記アクチユエータに作用する流体圧力を
制御することにより上記後輪の操舵角を制御する
よう設けられた制御手段を備えたことを特徴とす
る後輪操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985131271U JPH049259Y2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985131271U JPH049259Y2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238783U JPS6238783U (ja) | 1987-03-07 |
JPH049259Y2 true JPH049259Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=31029567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985131271U Expired JPH049259Y2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049259Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6288668A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Kayaba Ind Co Ltd | 車両の後輪操舵装置 |
JPH0435263Y2 (ja) * | 1986-03-20 | 1992-08-20 | ||
JPH0732334Y2 (ja) * | 1987-03-31 | 1995-07-26 | 三菱自動車工業株式会社 | 4輪操舵装置 |
JPH0639265B2 (ja) * | 1987-04-06 | 1994-05-25 | 日野自動車工業株式会社 | 後輪操舵装置 |
JP2645521B2 (ja) * | 1989-01-31 | 1997-08-25 | カヤバ工業 株式会社 | 車両用ステアリング装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164477A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-29 | Nissan Motor Co Ltd | 後輪操舵制御装置 |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP1985131271U patent/JPH049259Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164477A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-29 | Nissan Motor Co Ltd | 後輪操舵制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6238783U (ja) | 1987-03-07 |
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