JPH0435263Y2 - - Google Patents

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JPH0435263Y2
JPH0435263Y2 JP1986040716U JP4071686U JPH0435263Y2 JP H0435263 Y2 JPH0435263 Y2 JP H0435263Y2 JP 1986040716 U JP1986040716 U JP 1986040716U JP 4071686 U JP4071686 U JP 4071686U JP H0435263 Y2 JPH0435263 Y2 JP H0435263Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両の四輪操舵方式において用いる後
輪操舵装置に関するものである。
〔従来の技術〕
四輪車両の高速走行時における操縦安定性の向
上及び低速走行時における小廻り性の向上のため
に、近年では、四輪操舵方式の車両が実用に供さ
れるようになつて来ている。
その一例として、第21図に示す如き構成のも
のがある。すなわち、四輪車両の前輪Tf側には、
パワーステアリング機構1を有すると共に、後輪
Tr側には転舵機構2を有し、この転舵機構2は、
後輪Trの車軸Arに連結されるパワーシリンダ2
aと、上記パワーステアリング機構1におけるハ
ンドル操作による検出信号が他の車速等の検出信
号とともに入力されるコントローラ2bと、該コ
ントローラ2bからの信号によつて切換えられて
圧油を上記パワーシリンダ2aのいずれかに供給
させる方向切換電磁弁2cとから構成されてい
る。
かかる従来の四輪操舵方式の車両では、前輪
Tfの操舵に伴つて信号が入力されるコントロー
ラ2bからの出力信号によつてパワーシリンダ2
aへの圧油の供給方向が切り換えられ、後輪Tr
が所望の方向へ転舵されることになる。
ところが、上記従来の方式では、パワーシリン
ダ2aに供給される圧油の方向の切り換えが専ら
コントローラ2bからの出力信号によるものとさ
れているので、後輪Trの転舵にあつては種々の
センサーの装備と、この種々のセンサーからの入
力信号を処理して出力するコントローラの整備を
必要とし、部品点数の増大化や装置全体の複雑化
を招き、この部品点数の増大化や装置全体の複雑
化の結果、コスト高を招き、且つ耐久性が低下さ
れ易くなつたりする不都合があつた。
そこで、最近、かかる不都合を解消せんとし
て、第22図に示す如き構成の四輪操舵方式が案
内されている。この方式における後輪Trの転舵
機構20は、後輪車軸Arに連結されるパワーシ
リンダ21と、該パワーシリンダ21への圧油の
供給を行う圧油供給ポンプ22と、該圧油供給ポ
ンプ22からの圧油ラインを切り換えて上記後輪
側のパワーシリンダ21の圧力室21a又は21
bに圧油を供給する方向切換電磁弁23とを有
し、更に、上記圧油供給ポンプ22からの圧油を
上記後輪側のパワーシリンダ21へ供給するライ
ン途中に、前輪Tf側のパワーステアリング機構
10におけるパワーシリンダ11内の油圧をパイ
ロツト圧として切換作動され、且つ後輪Tr側の
パワーシリンダに供給される圧油の流量制御を行
う油圧パイロツト流量制御弁24を設けた構成と
してある。図中、12は前輪Tfの車軸Afに設け
たラツク、13はパワーシリンダ11の圧力室1
1a又は11bにエンジン回転数依存型の圧油供
給ポンプ14からの圧油を供給するパワーステア
リング制御弁、15はハンドル、16は上記ラツ
ク12と噛合していてハンドル15の操作で回転
し車軸Afを左又は右方向に移動して前輪Afの向
きを変えるためのピニオンであり、又、25は後
輪側パワーシリンダ21の圧力室21a,21b
に内蔵した反力スプリング、26は圧油供給ポン
プ22からの吐出流量を制御する流量制御電磁
弁、27は車速、舵角、パワーステアリング出
力、エンジン回転数等に基づき上記方向切換電磁
弁23及び流量制御装置26に信号を入力するコ
ントローラである。
前記した最近提案されている四輪操舵方式の後
輪操舵装置では、前輪に対する後輪の切れ方向は
コントローラ27の指令に基づき方向切換電磁弁
23を作動させ、低速では後輪の前輪に対する操
舵方向を逆位相に、高速では同位相になるように
し、前輪側パワーステアリング機構におけるパワ
ーシリンダ11内に発生する内圧をパイロツト圧
として後輪側の転舵機構におけるパワーシリンダ
21内に所望量の圧油を前輪の操舵方向に従つて
供給することができるため、コントローラを利用
することなく後輪の転舵量の増減を前輪の操舵量
の増減に追従させることができる利点を有するほ
か、前記した第21図に示す従来方式の欠点を解
消できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した第22図に示す最近提案さ
れている後輪操舵方式では、後輪の転舵方向の切
換えを方向切換電磁弁23で行つているため、車
速に依存した油圧に感応しての方向切換えはでき
ず、そのため車速に応じた方向切換が確実に行わ
れず信頼に欠ける難点が考えられる。
そこで、本考案は、車速感応のパイロツト圧力
で後輪の方向切換弁を作動させるようにして作動
の確実性と信頼性の向上を図り、更に、コントロ
ール部分を省略できて低いコスト化が図れる四輪
操舵車両の後輪操舵装置を提供しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、前輪側パ
ワーステアリング機構のパワーシリンダに供給さ
れる圧油を、方向切換弁を介して後輪側パワーシ
リンダに供給するようにした後輪操舵装置におい
て、後輪の前輪に対する操舵方向を同位相もしく
は逆位相にするよう後輪側のパワーシリンダを切
換える方向切換弁を、常時はスプリングの力によ
り前輪に対して後輪が逆位相となるようにスプー
ルを一方へ押している構成とし、少なくとも上記
方向切換弁に、車速に応じたポンプ吐出側の圧力
をパイロツト圧力として作動させて切換えできる
ようにした構成とする。
〔作用〕
低速では、方向切換弁は内蔵したスプリングの
力により前輪に対し後輪が逆位相となるよう圧油
を後輪側のパワーシリンダに導き、中高速ではパ
イロツト圧力により方向切換弁が切換えられて前
輪に対し後輪が同位相となるように圧油を後輪側
のパワーシリンダに導くことになる。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第22図に示したものと同様な構成におい
て、第22図における方向切換電磁弁23に代え
て油圧切換式の方向切換弁28を用い、且つ該方
向切換弁28の切換えを、前輪側パワーステアリ
ング機構10の高圧部、すなわち、エンジン回転
数依存型の圧油供給ポンプ14とパワーステアリ
ング制御弁13との間からパワーステアリング用
圧力をパイロツト圧力としてパイロツトライン2
9を通し導くことによつて行うようにし、前輪の
舵角に応じて前輪Tfに対して後輪Trを同位相又
は逆位相に操舵されるようにする。
上記方向切換弁28は、その詳細を第2図に示
す如く、ハウジング30の軸心部にスプール31
を軸心方向に移動自在に内蔵し、ハウジング30
内とスプール31の端との間に介在させたスプリ
ング32の弾力によりスプール31はハウジング
30の一端側に押されているようにし、このとき
に、ハウジング30に設けた流路33,34,3
5,36のうち流路33と35,34と36がス
プール31に連通しているようにし、又、上記ハ
ウジング30の一端にはキヤツプ37を設け、該
キヤツプ37を通してパイロツトライン29から
のパイロツト圧力がスプール31の一端面に作用
するようにしてあり、パイロツト圧力でスプール
31がスプリング32に抗して図上左方へ移動さ
せられると、スプール31を介して流路33と3
6,34と35が連通するように方向切換弁28
が切換えられるようにしてある。
なお、第1図中、第22図と同一のものには同
一符号が付してある。
第1図に示す構成において、車両が走行してい
る場合、前輪操舵用のハンドル舵角とパワーステ
アリングの出力(タイヤ反力)の関係は第3図の
車両の操舵特性図に示すように停止している場合
を除き、車速が増大するに従い舵角に対するパワ
ーステアリング出力のゲインは大きくなる。すな
わち、車両は高速になればなるほど使用舵角域は
小さくなる。図中Aは高速域、Bは中速域、Cは
低速域である。
ここで、パワーステアリングの出力は次式で表
わされる。
F=PA+2T/ZM 但し、F:パワーステアリング出力 P:油圧 A:シリンダ面積 T:ハンドルトルク Z:ピニオン歯数 M:モジユール PA(油圧による出力)〓2T/ZM(マニアル力に よる出力) であるから、パワーステアリング出力Fと油圧P
は、ほぼ比例関係にある。この関係を第4図に示
す。したがつて、第3図に示す縦軸パワーステア
リング出力はパワーステアリング圧力に置き換え
ても成立する。それ故、高速でハンドル操作され
る最大舵角(それ以上操舵されることがあり得な
い舵角)を設定し、この舵角域では同位相に、そ
れ以上の舵角域では逆位相になるように方向切換
弁28を作動させる。
上記方向切換弁28の切換えは、第1図の実施
例ではパワーステアリング機構10の高圧側から
パイロツト圧力として取り出して行う。すなわ
ち、パワーステアリング高圧側から取り出したパ
イロツト圧力を、第2図に示す方向切換弁28の
スプール31の端面に作用させ、或る圧力以下で
は、スプリング32の力により第2図に示す状態
の流路機構で後輪は前輪とは同位相に動き、或る
圧力以上では、スプール31がスプリング32に
抗して図上左方へ移動して流路を切り換えるた
め、後輪は前輪と逆位相となるよう動かされる。
上記或る圧力は、高速での最大舵角、たとえば、
θnとすると、第3図及び第4図の関係からPaと
設定されることになる。
したがつて、各速度における後輪は、第5図に
示す如く舵角に依存して車両の停止時及び低速域
では前輪に対して逆位相に、中高速時では前輪と
同位相に転舵することができる。このときの後輪
制御弁24へ供給される流量は、流量制御電磁弁
26によつて第6図のように制御されている。
なお、第1図に示す実施例では、方向切換弁2
8を、図中破線で示す28aの位置に設置しても
よい。
次に、第7図は本考案の他の実施例を示すもの
で、四輪操舵方式の車両における前輪側パワース
テアリング機構10の前輪操舵方式として、第1
図に示すピニオンとラツクの組み合わせに代えて
コントロールバルブ38を用い、且つ後輪操舵用
コントロールバルブ39を備えたものに、パイロ
ツト圧力で作動する方向切換弁28を組み込んだ
例を示す。したがつて、各速度における後輪の動
きは、前記した第5図に示したものと同じであ
る。
第8図は本考案の別の実施例を示すもので、第
1図と同様にした構成において、後輪制御用の圧
油供給ポンプ22を実車速依存型とし、ドライブ
シャフト、プロペラシャフトの駆動に応じて吐出
量を生じさせるようにし、且つ流量制御電磁弁2
6を省略したものである。
この実施例によるときは、後輪制御弁24へ供
給される流量は実車速に依存して比例的に増大す
るので、各速度における後輪は第9図に示す如き
動きとなる。
第10図は本考案の更に別の実施例を示すもの
で、後輪の転舵機構20として、圧油ライン40
a,40bの各途中に、固定絞り41,42を設
けると共に、圧油ライン40a,40bを結ぶバ
イパスライン43に可変絞り44を設け、該可変
絞り44をコントローラ27からの信号で制制す
るようにした形式に第1図と同様にパイロツト圧
力で作動する方向切換弁28を組み込んだもので
ある。
この実施例では、各速度における後輪の動き
は、第1図に示す実施例と同様に第5図に示す如
く設定されるが、このときの可変絞り44によつ
て調整される油量は、コントローラ27からの舵
角信号と車速信号によつて第11図のように制御
されている。
なお、上記各実施例は、前輪側パワーステアリ
ング機構10の高圧側からの圧力をパイロツト圧
力として方向切換弁28に導き、各速度における
前輪の舵角に応じた油圧に依存して後輪の動きを
設定するようにした場合を示したが、エンジン回
転数依存型のポンプ14からの吐出圧力による方
式に代えて実車速に依存したパイロツト圧力で方
向切換弁28を作動させることもできる。この実
施例を示したのが、第12図である。
すなわち、第12図、第2図と同様な構成とし
た方向切換弁28と、プロペラシャフト又はドラ
イブシャフトの回転に伴いギヤー又はベルト等で
駆動され車速に依存して吐出する油圧ポンプ45
と、ポンプ吐出部分からタンク46の間に設置さ
れた絞り47とから後輪の切換弁48を構成した
もので、実速度に依存してポンプ45から吐出さ
れる流量は、絞り47を介してタンク46へ還流
させるようにし、この絞り47の上流側圧力をパ
イロツト圧力としてパイロツトライン49を通し
て方向切換弁28に作用させ、低速では前輪に対
して後輪を逆位相に、又、中高速では前輪に対し
後輪を同位相に動かすように後輪側パワーシリン
ダ21を作動させるため流路を切換えるようにし
てある。
上記油圧ポンプ45は車速に依存して圧油を吐
出するため、車速とポンプ吐出量とは、第13図
に示す如く比例関係にあり、車速が増加すればポ
ンプ吐出量も増大する。このポンプ45の吐出流
量が絞り47を通過してタンク46に還流するの
で、絞り47の上流に発生するパイロツト圧力は
車速の増加(低速域→中速域→高速域)に伴い第
14図に示す如く増大する。このパイロツト圧力
が方向切換弁28のスプール31の端面に作用
し、低速域ではパイロツト圧力が小さいので、方
向切換弁28は第12図に示す油路構成となつて
いるが、車速が増加して中速域以上(速度υ1
上)になると、パイロツト圧力はP1以上の圧力
となつて方向切換弁28に作用するため、該方向
切換弁28はスプール31が図上左方へ移動させ
られて切換えられ、パワーシリンダ21の動きが
逆転されることになる。
上記構成とした後輪の切換部48を、前記した
第1図や第7図の方向切換弁28とパイロツトラ
イン29に代えて用いると、後輪は第15図に示
すように速度υ1を境に低速域では逆位相に、中高
速域では同位相に操舵されることになる。このと
きの後輪制御弁24へ供給される流量は、流量制
御電磁弁26によつて第16図のように制御され
ている。
又、上記後輪の切換部48を前記した第8図や
第10図における方向切換弁28とパイロツトラ
イン29に代えて用いることもできる。
切換部48を第8図に適用した場合は、後輪制
御弁24へ供給される流量は車速に依存して比例
的に増大するので、後輪は第17図に示すように
操舵される。一方、第10図に適用した場合は、
後輪は第15図に示すように操舵されるが、この
ときの可変絞り44によつて調整されるバイパス
油量は第18図の如く制御し、後輪アクチユエー
タに流れる油量は第19図のように制御されてい
る。
なお、後輪の切換部48を第1図や第8図の如
き四輪操舵方式の車両に適用した場合を説明した
が、この場合、圧油供給ポンプ22を用いて第2
0図の如く変形させた構成としもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次の効果が得られる。
方向切換弁をスプリング力により設定される
流路を油圧によつて切換えられる構成とし、油
圧として車速に応じた吐出側の圧力をパイロツ
ト圧力として用いているから、ある圧力以下で
はスプリング力で設定された流路によつて例え
ば後輪は前輪と逆位相に設定でき、ある圧力以
上ではパイロツト圧力で流路を切換え後輪を前
輪と同位相に設定できる。
車速に感応したパイロツト圧力で作動する方
向切換弁を後輪の切換用として組み込んでいる
ので、後輪の操舵を、前輪の車速に対応する舵
角や実車速に依存して確実に行い得られて信頼
性の向上が図れると共に、比例ソレノイドやコ
ントローラ等のコントロール部品が不要となつ
て低コスト化も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の後輪操舵装置の一実施例を示
す四輪操舵式車両の概略平面図、第2図は本考案
の後輪操舵装置における方向切換弁の詳細を示す
断面図、第3図は第1図に示す実施例による場合
の車両の操舵特性を示す図、第4図は同じくパワ
ーステアリング系の出力特性を示す図、第5図は
同じく後輪切れ量と舵角との関係を、又、第6図
は同じく供給流量と舵角との関係をそれぞれ示す
図、第7図、第8図及び第10図はいずれも本考
案の他の実施例を示す四輪操舵式車両の概略平面
図、第9図は第8図に示す実施例の場合の後輪切
れ量と舵角との関係を示す図、第11図は第10
図に示す実施例の場合の調整流量と舵角との関係
を示す図、第12図は本考案の後輪操舵装置の他
の実施例を示す概要図、第13図は第12図の実
施例の場合のポンプ吐出量と車速との関係を示す
図、第14図は同じくパイロツト圧力と車速との
関係を示す図、第15図は第12図の実施例を第
1図及び第7図に施したときの後輪切れ量と車速
との関係を、又、第16図は同じく供給流量と車
速との関係をそれぞれ示す図、第17図は第12
図の実施例を第8図に施したときの後輪切れ量と
車速との関係を示す図、第18図は第12図の実
施例を第10図に施したときのバイパス調整流量
と車速との関係を、第19図は同じく供給量と車
速との関係をそれぞれ示す図、第20図は第12
図の実施例を適用するときの変形例を示す概略
図、第21図は従来の四輪操舵方式を示す概略平
面図、第22図は最近考えられている四輪操舵方
式の概略平面図である。 10……前輪側パワーステアリング機構、11
……パワーシリンダ、14……圧油供給ポンプ、
20……後輪の転舵機構、21……パワーシリン
ダ、22……圧油供給ポンプ、24……後輪制御
弁、28……方向切換弁、29……パイロツトラ
イン、30……ハウジング、31……スプール、
32……スプリング、41,42……固定絞り、
44……可変絞り、45……油圧ポンプ、47…
…絞り、48……後輪の切換部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前輪側パワーステアリング機構のパワーシリ
    ンダへ供給する圧油を後輪側のパワーシリンダ
    の制御に利用する配管ラインの途中に、後輪を
    前輪に対して同位相又は逆位相に転舵させるよ
    う切換作動する方向切換弁を備えた後輪操舵装
    置において、上記後輪の前輪に対する操舵方向
    を同位相又は逆位相になるよう後輪側パワーシ
    リンダを切換える方向切換弁を、スプリング力
    により設定される流路を油圧によつて切換えら
    れる構成とし、且つ、上記方向切換弁をスプリ
    ング力に抗して切換える油圧として、車速に応
    じたポンプ吐出側の圧力をパイロツト圧力とし
    て用いるよう構成したことを特徴とする後輪操
    舵装置。 (2) パイロツト圧力として、前輪側パワーステア
    リング機構の高圧側の圧力を使用する実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の後輪操舵装置。 (3) パイロツト圧力として、ドライブシヤフト、
    プロペラシヤフトの回転に伴う 実車速に依存
    して吐出されるポンプ側の圧力を用いる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の後輪操舵装置。
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Citations (1)

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