JP2000095064A - 車両用乗員拘束保護装置 - Google Patents

車両用乗員拘束保護装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員を確実に拘束し保護することができる車
両用乗員拘束保護装置を提供する。 【解決手段】 車両の衝突前に衝突不可避であると判別
された場合には、MPU14が直流モータ10の駆動力
を大きくし、シートベルトを巻き取り、(ステップS5
2)、シートベルトの張力を大きくする。さらに、車両
の衝突を検知した場合には、プリテンショナ機構4がガ
ス発生装置20から発生したガスの力によりシートベル
トを急速に巻き取り(ステップS54)、シートベルト
の張力を大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
装備される車両用乗員拘束保護装置に関し、特に、乗員
を保護するためのシートベルトの巻き取り及び引き出し
を行う電動リトラクタを用いた車両用乗員拘束保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルトの巻き取り及び引き出しを
行うリトラクタを備えた車両用乗員拘束保護装置は、従
来より知られている。例えば、特開平9−132113
号公報に記載されている車両の乗員拘束保護システム
は、自車と物体との間の状況および/または自車の状況
を加味してシートベルトリトラクタを制御するもので、
特に距離センサにより自車の衝突を予知し、衝突不可避
の状態ではシートベルトテンション(シートベルト張
力)を大きくするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
両の乗員拘束保護システムは、距離センサにより自車の
衝突を予知するため、見通しの良い道路環境では信頼性
の高い予知が可能であるが、見通しの悪い道路では正確
な予知ができず、衝突するにもかかわらず、衝突すると
判断しないおそれがあった。
【0004】この場合、衝突してもシートベルト張力を
上げようとしないため、衝突時にシートベルトを巻き取
らないことになり、乗員を充分に安全に拘束できないお
それがあった。
【0005】本発明は、上記点に着目してなされたもの
であり、乗員を確実に拘束し保護することができる車両
用乗員拘束保護装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の車両用乗員拘束保護装置は、シートベル
トの巻き取りを行うためリールシャフトを回転駆動させ
る第1駆動手段及び第2駆動手段と、車両の衝突を予知
する衝突予知手段と、車両の衝突を検知する衝突検知手
段とを備える車両用乗員拘束保護装置において、前記衝
突予知手段により車両の衝突が予知された場合には、前
記第1駆動手段を駆動させ、前記衝突検知手段により車
両の衝突が検知された場合には、前記第2駆動手段を駆
動させることを特徴とする。
【0007】本発明の構成によれば、衝突予知手段によ
り車両の衝突が予知された場合には、第1駆動手段を駆
動させ、衝突検知手段により車両の衝突が検知された場
合には、第2駆動手段を駆動させるので、車両の衝突前
に第1駆動手段によりシートベルトの弛みを取り去りシ
ートベルトの張力が大きくなり、衝突後にさらに第2駆
動手段により該張力が大きくなる。よって、乗員は確実
に拘束され保護される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態に係る車両用
乗員拘束保護装置が備えている電動リトラクタ100の
構成を示す図である。
【0010】電動リトラクタ100はフレーム1を備え
ている。このフレーム1にはシートベルトを巻き取るリ
ールシャフト3が回転自在に設置され、車両に所定の減
速度が作用したとき又はシートベルトが所定の加速度で
引き出されたときにシートベルトの引き出しをロックす
る公知のシートベルトロック機構2が固定されている。
【0011】次いで、リールシャフト3の中心軸3aは
プリテンショナ機構4の中心軸及びリールシャフト用プ
ーリ5の中心軸に連結されており、プリテンショナ機構
4には車両の衝突を検知する衝突検知部8が接続されて
いる。
【0012】図2はプリテンショナ機構4の構成図であ
る。プリテンショナ機構4は、例えば火薬式プリテンシ
ョナであり、ガス発生装置20から発生したガスを封入
するガス室21と、リールシャフト3の中心軸3aに連
結されており、所定数の外歯が外周に形成されているピ
ニオン23と、この所定数の外歯にかみ合うように一端
に内歯が構成されており、他端でガス室21に封入され
たガスを密封するラック22とを備えている。
【0013】衝突検知部8で自車両の衝突が検知され、
プリテンショナ機構4に起動信号が入力されると、ガス
発生装置20からガスが発生しガス室21に封入され
る。このガスはラック22により密封されているため、
ガス室21の圧力が上がり、ラック22が押し下げられ
る。ラック22が押し下げられると、ラック22の移動
に連動してピニオン23が回転し、ピニオン23と連結
されたリールシャフト3がシートベルトの巻き取り側に
回転する。これにより、車両の衝突時にシートベルトが
急速に巻き取られる。尚、プリテンショナ機構4が作動
しない場合には、リールシャフト3の回転を妨げない構
成になっている。
【0014】図3は衝突検知部8の構成を示すブロック
図である。
【0015】衝突検知部8は車両の加速度を検出する加
速度センサ31を備えている。加速度センサ31から得
られた加速度信号はバッファアンプ32により所定レベ
ルに増幅される。増幅された加速度信号には、ハイパス
フィルタ33により不要な周波数成分を減衰させること
により低速衝突の後半に見られる加速度信号の立ち上が
りによる誤判断の可能性を減少させる。尚、ハイパスフ
ィルタ33は抵抗及びコンデンサを用いた、いわゆるC
R形のハイパスフィルタである。ハイパスフィルタ33
の出力信号はまずローパスフィルタ34により1階積分
されて「速度」の次元に変換され、次いでローパスフィ
ルタ35によりさらに1階積分されて「変位」の次元と
される。ローパスフィルタ34,35は抵抗及びコンデ
ンサを用いて構成され、乗員の変化量の推定演算を行っ
ている。求められた変位相当量は比較器36において予
め定められたしきい値Vrefと比較される。比較の結果
は衝突判定出力Voutとして出力され、この衝突判定出
力Voutはプリテンショナ機構4の起動信号として用い
られる。
【0016】図1に戻り、リールシャフト用プーリ5は
動力伝達ベルト7を介して直流モータ用プーリ6に連結
している。
【0017】リールシャフト用プーリ5及び直流モータ
用プーリ6の外周にはそれぞれ所定数の外歯が形成さ
れ、また動力伝達ベルト7の内周にも所定数の内歯が形
成されており、リールシャフト用プーリ5及び直流モー
タ用プーリ6の外歯と動力伝達ベルト7の内歯とは過不
足なくかみ合っている。
【0018】直流モータ用プーリ6の中心軸は直流モー
タ10に連結されている。従って、直流モータ10の回
転は直流モータ用プーリ6を介してリールシャフト3に
伝達される。
【0019】直流モータ10は、フレーム1に少なくと
も2点以上で固定されており、また直流モータ駆動部1
1を介してMPU(Micro Processing Unit)14に接
続されている。直流モータ駆動部11はMPU14から
のPWM(パルス幅変調)信号に基づいて直流モータ1
0の回転を制御する。
【0020】図4は直流モータ駆動部11の回路図であ
る。図4中の端子P1及び端子P2はMPU14から出
力されるPWM(パルス幅変調)信号の入力端子であ
り、端子P1及び端子P2には、例えば、20kHzの
PWM信号が入力される。端子P3及び端子P4は電流
検出用の出力端子であり、端子P5及び端子P6は電圧
検出用の出力端子であり、端子P1〜端子P6はそれぞ
れMPU14に接続されている。また、図4中の電圧V
bは直流モータ10に供給され、図4中の複数のトラン
ジスタ及びFET等は、MPU14からのPWM信号に
より直流モータ10の回転を正転又は反転駆動させるた
めのものである。
【0021】図4中の回路C1は、抵抗r1に流れる電
流から直流モータ10に流れる電流iを検出する電流検
出回路であり、PWM信号の影響による電流の変動を取
り除くためのインターフェイス回路(以下、IFとい
う)1及びIF2を備えている。MPU14は、IF1
及びIF2からそれぞれ電圧信号を受信し、この電圧信
号に基づいて直流モータ10に流れる電流iを検出す
る。
【0022】回路C2は直流モータ10にかかる端子間
電圧を測定する電圧測定回路であり、PWM信号の影響
による端子間電圧の変動を取り除くため、IF3及びI
F4を備えている。MPU14は、IF3及びIF4か
らそれぞれ電圧信号を受信し、この電圧信号に基づいて
直流モータ10にかかる端子間電圧を測定する。
【0023】IF1〜IF4は、例えば抵抗r2、抵抗
r2より小さい抵抗値の抵抗r3及びコンデンサc3か
らなるローパスフィルタ構成となっており、カットオフ
周波数を、例えば、20Hzに設定している。これによ
り、電流検出回路C1及び電圧測定回路C2でMPU1
4に出力されるPWM信号の影響は、−60dBに低減
され、本来電流検出回路C1で検出しようとしている電
流や電圧測定回路C2で測定しようとしている端子間電
圧にほとんど影響を与えなくなる。
【0024】図1に戻り、MPU14は、時間を計測す
るタイマ15を備え、シートベルトのタングがバックル
に装着されたか否かを検出する及びシートベルトのタン
グがバックルから解除されたか否かを検出するバックル
接続有無検出部13と、自車両の衝突を予知する衝突予
知部16とにそれぞれ接続されている。
【0025】MPU14は直流モータ10の端子間電圧
の極性によりシートベルトが引き出されたか否かを判断
し、直流モータ10に流れる電流iからシートベルトの
巻き取りが終了したか否かを判断する。
【0026】尚、MPU14は、シートベルトを装着す
るときに乗員によるシートベルトの引き出しを検知する
と、シートベルトを引き出しやすいように直流モータ1
0を制御するシートベルト装着補助制御と、シートベル
トのタングをバックルに装着した後にシートベルトを巻
き取り、乗員の体にシートベルトがフィットし、シート
ベルトの巻き取りが限界に到達した後に、乗員に所定の
弛みを与えるように直流モータ10を制御するシートベ
ルト圧迫除去制御と、シートベルトの装着後に乗員が移
動しようとしてシートベルトを引き出そうとしたとき
に、シートベルトを引き出しやすくするように直流モー
タ10を制御する移動制御と、シートベルトを引き出し
たが装着しない場合又はシートベルトのタングをバック
ルから解除した場合にシートベルトを格納するように直
流モータ10を制御する格納制御とを実行する。
【0027】次に、バックル接続有無検出部13はシー
トベルトのタングがバックルに装着されたか否かを検出
し又はシートベルトのタングがバックルから解除された
か否かを検出し、それに対応した制御信号をMPU14
に出力する。
【0028】衝突予知部16は自車両と自車両の前方の
物体との間の距離を測定する距離センサ17、ステアリ
ングの操舵角を検出する操舵角センサ18、及び距離セ
ンサ17と操舵角センサ18とを制御するMPU19を
備えている。
【0029】距離センサ17は自車両と自車両の前方の
物体との間の距離の測定結果を示す制御信号をMPU1
9に出力する。MPU19は、下記の式(1)から求ま
る安全車間距離dsを計算し、この安全車間距離dsが距離
センサ17から出力された値よりも大きいときには、衝
突危険警報を示す制御信号をMPU14に出力する。こ
の時、MPU14は、シートベルトの引き出し及び巻き
取りを交互に繰り返す衝突危険警報制御を行う。これに
より、乗員は衝突危険の状況にあることを認識すること
ができる。さらに、MPU19は、下記の式(2)から
求まる衝突不可避距離ddを計算し、この衝突不可避距離
ddが距離センサ17から出力された値よりも大きいとき
には、衝突不可避を示す制御信号をMPU14に出力す
る。この時、MPU14は、距離センサ17から出力さ
れた値に応じてシートベルトの巻き取り力を変更して、
シートベルトの巻き取りを行う衝突不可避制御を行う。
これにより、乗員は衝突時に適切に保護される。
【0030】 ds=Vr×(td+β) ……(1) dd=Vr×td ……(2) ds:安全車間距離(単位:m) dd:衝突不可避距離(単位:m) Vr:相対速度(単位:m/s) td:運転者の応答遅れ(例0.5〜2秒) β:車両の制動特性から決まる値(例0.5〜2秒) また、操舵角センサ18はステアリングの操舵角に対応
した制御信号をMPU19に出力し、MPU19は、規
定時間(例えば2秒)内の操舵角の変化量の最大値が規
定値(例えば8度)以内である場合に、居眠りの兆候が
あると判断して居眠り警報を示す制御信号をMPU14
に出力する。この時、MPU14は、シートベルトの引
き出し及び巻き取りを交互に繰り返す居眠り運転防止制
御を行う。これにより、乗員は居眠り運転の状況にある
ことを認識することができる。
【0031】図5は車両の衝突前後に電動リトラクタ1
00で行われる制御を示すフローチャートである。
【0032】まず、車両の衝突前に衝突予知部11のM
PU19が衝突不可避であるか否かを判別し(ステップ
S51)、衝突不可避でない場合には、後述するステッ
プS53に進む一方、衝突不可避である場合には、MP
U19よりMPU14へ衝突不可避を示す制御信号が送
られて、MPU14が直流モータ10の駆動力を大きく
し、シートベルトを巻き取る(ステップS52)。これ
により、シートベルトの張力は大きくなる。ここで、直
流モータ10の駆動力を大きくするのは、直流モータ駆
動部11に入力するPWM信号のデューティー比を変更
することにより行う。
【0033】次に、衝突検知部8が車両の衝突を検知し
たか否かを判別し(ステップS53)、車両の衝突を検
知していない場合には、ステップS51に戻る一方、車
両の衝突を検知した場合には、衝突検知部8からプリテ
ンショナ機構4に起動信号が入力され、プリテンショナ
機構4がガス発生装置20から発生したガスの力により
シートベルトを急速に巻き取り(ステップS54)、本
制御が終了する。ステップS54のシートベルトの巻き
取りによっても、シートベルトの張力は大きくなる。
【0034】上述したように、本実施の形態によれば、
車両の衝突前に衝突不可避であると判別された場合に
は、MPU14が直流モータ10の駆動力を大きくし、
シートベルトを巻き取り(ステップS52)、シートベ
ルトの張力を大きくする。さらに、車両の衝突を検知し
た場合には、プリテンショナ機構4がガス発生装置20
から発生したガスの力によりシートベルトを急速に巻き
取り(ステップS54)、シートベルトの張力を大きく
するので、衝突前にシートベルトの弛みを取り去りシー
トベルトの張力を大きくし、衝突後にさらに該張力を大
きくするので、乗員は確実に拘束され保護される。
【0035】また、例えば、現実に衝突不可避であるに
も拘わらず、衝突予知部11で衝突不可避でないと予知
された場合には、衝突直後にプリテンショナ機構4によ
るシートベルトの巻き取りによりシートベルトの張力を
大きくするので、乗員を確実に拘束し保護することがで
きる。
【0036】また、例えば、自車両の衝突部位等により
正常なタイミングでプリテンショナ機構4によるシート
ベルトの巻き取りが行われない場合でも、予め車両の衝
突前に、MPU14が直流モータ10の駆動力を大きく
し、シートベルトを巻き取り(ステップS52)、シー
トベルトの張力を大きくするので、乗員を確実に拘束し
保護することができる。従って、衝突のみを検知して、
乗員を拘束し保護するものに比べて、より乗員を適切に
拘束し保護することができる。
【0037】尚、本実施の形態では、直流モータ10の
駆動力及びプリテンショナ機構4によるシートベルトの
巻き取りが行われたが、プリテンショナ機構4を別途直
流モータに置き換えて、衝突前に直流モータ10を駆動
させ、衝突直後に置き換えられた直流モータを駆動させ
るように構成しても、本発明と同様の効果を奏すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
車両用乗員拘束保護装置によれば、衝突予知手段により
車両の衝突が予知された場合には、第1駆動手段を駆動
させ、衝突検知手段により車両の衝突が検知された場合
には、第2駆動手段を駆動させるので、車両の衝突前に
第1駆動手段によりシートベルトの弛みを取り去りシー
トベルトの張力が大きくなり、衝突後にさらに第2駆動
手段により該張力が大きくなる。よって、乗員は確実に
拘束され保護される。
【0039】例えば、現実に衝突不可避であるにも拘わ
らず、衝突予知手段で衝突不可避でないと予知された場
合にも、衝突直後に第2駆動手段が駆動するので、乗員
を確実に拘束し保護することができる。
【0040】また、例えば、正常なタイミングで衝突直
後に第2駆動手段が駆動しなくても、予め衝突前に第1
駆動手段が駆動するので、乗員を確実に拘束し保護する
ことができる。従って、衝突のみを検知して、乗員を拘
束し保護するものに比べて、より乗員を適切に拘束し保
護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用乗員拘束保護
装置が備えている電動リトラクタ100の構成を示す図
である。
【図2】プリテンショナ機構4の構成図である。
【図3】衝突検知部8の構成を示すブロック図である。
【図4】直流モータ駆動部11の回路図である。
【図5】車両の衝突前後に電動リトラクタ100で行わ
れる制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フレーム 2 シートベルトロック機構 3 リールシャフト 4 プリテンショナ機構(第2駆動手段) 5 リールシャフト用プーリ 6 直流モータ用プーリ 7 動力伝達ベルト 8 衝突検知部(衝突検知手段) 10 直流モータ(第1駆動手段) 11 直流モータ駆動部 13 衝突予知部(衝突予知手段) 14 MPU 100 電動リトラクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトの巻き取りを行うためリー
    ルシャフトを回転駆動させる第1駆動手段及び第2駆動
    手段と、車両の衝突を予知する衝突予知手段と、車両の
    衝突を検知する衝突検知手段とを備える車両用乗員拘束
    保護装置において、 前記衝突予知手段により車両の衝突が予知された場合に
    は、前記第1駆動手段を駆動させ、前記衝突検知手段に
    より車両の衝突が検知された場合には、前記第2駆動手
    段を駆動させることを特徴とする車両用乗員拘束保護装
    置。
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