JP2000091993A - アナログ光伝送システム - Google Patents

アナログ光伝送システム

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JP2000091993A
JP2000091993A JP14938599A JP14938599A JP2000091993A JP 2000091993 A JP2000091993 A JP 2000091993A JP 14938599 A JP14938599 A JP 14938599A JP 14938599 A JP14938599 A JP 14938599A JP 2000091993 A JP2000091993 A JP 2000091993A
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signal
level
optical fiber
monitoring
analog
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JP14938599A
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Yoshihiro Imasho
義弘 今荘
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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    • HELECTRICITY
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    • H04B2210/071Monitoring an optical transmission system using a supervisory signal using alarms
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    • H04B2210/00Indexing scheme relating to optical transmission systems
    • H04B2210/07Monitoring an optical transmission system using a supervisory signal
    • H04B2210/075Monitoring an optical transmission system using a supervisory signal using a pilot tone

Abstract

(57)【要約】 【課題】 親装置と子装置が2経路の光ファイバでアナ
ログ光信号を双方向通信する光伝送システムで親側の監
視のみにより光ファイバの異常検出を可能にする。 【解決手段】 親装置T1の発振器2がRF多重信号a
1とは異なる周波数の監視信号を発振し、合成手段4が
両信号を合成し、発光手段5が合成信号を下り光ファイ
バF1で子装置T2の受光手段21へ送信する。子装置
T2のフィルタ手段B4が受信光信号から監視信号を分
離し、合成手段27が分離した信号とRF多重信号b1
とを合成し、発光手段28が合成信号を平均光出力が一
定な光信号として上り光ファイバF2で親装置T1の受
光手段11へ送信する。親装置T1の検出手段12が受
信光信号の平均光電力を検出し、フィルタ手段B2が当
該光信号から監視信号を分離し、検出手段15が分離し
た信号のレベルを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親装置から子装置
へ下り光ファイバを介してアナログ光信号を送信する一
方、子装置から親装置へ上り光ファイバを介してアナロ
グ光信号を送信するアナログ光伝送システムや当該親装
置や当該子装置に関し、特に、例えば子装置により下り
光ファイバに生じた異常を検出する処理が行われなくと
も、親装置や当該親装置を監視等するユーザが上り光フ
ァイバや下り光ファイバに生じた異常を検出することを
可能ならしめる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光ファイバは光信号を低損失で伝
送する伝送路として知られており、光通信を行う種々な
分野において利用されている。こうした光ファイバを伝
送路として用いた光伝送システムでは、上記のように効
率よく光信号を伝送することができるものの、例えば事
故等により光ファイバに損傷や破断や切断等が生じてし
まって伝送損失の増大や光信号の途絶が生じてしまう
と、正常な光通信が行われなくなってしまう。こうした
ことから、光伝送システムでは伝送路として用いている
光ファイバに損傷等が生じてしまったか否かといった異
常の有無を例えばリアルタイムで監視することが行われ
ており、こうした監視はシステムの信頼性の観点から非
常に重要なことである。
【0003】例えば光伝送装置である親装置から光伝送
装置である子装置へ下り光ファイバを介して光信号を送
信する一方、子装置から親装置へ上り光ファイバを介し
て光信号を送信する光伝送システムでは、親装置が子装
置に備えられた各処理部の状態を監視することや利得制
御等を行うために、親装置に備えられたマイクロコンピ
ュータ等のCPUと子装置に備えられたマイクロコンピ
ュータ等のCPUとの間で制御用の通信回路を用いて通
信が行われる場合がある。
【0004】このような構成から成るアナログ光伝送シ
ステムでは、例えば親装置により上り光ファイバの監視
が行われる一方、子装置により下り光ファイバの監視が
行われ、子装置では下り光ファイバの異常を検出した場
合にはその旨を上記した通信回路を用いて親装置に通知
することが行われる。具体的に例えば子装置における監
視としては、下り光ファイバを介して親装置から送信さ
れたアナログ光信号を受光素子により受信するに際して
CPUにより当該受光素子の受光レベルを常時監視する
ことが行われ、当該CPUにより下り光ファイバの異常
が検出された場合にはその旨を親装置のCPUに通知す
ること等が行われる。一方、上記のようにして子装置か
ら下り光ファイバに異常が生じた旨を通知された親装置
では、当該異常が生じた旨をユーザに対して警報等によ
り報知出力することが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなアナログ光伝送システムでは、上記のように例え
ば親装置により上り光ファイバの監視を行うことはでき
るものの、下り光ファイバの監視については子装置によ
り行ってその監視結果を親装置に通知しなければなら
ず、光ファイバの監視を親装置と子装置との両方で行わ
なければならないといった不具合があった。
【0006】具体的には、このようなアナログ光伝送シ
ステムでは、例えば子装置から親装置へ上記した監視結
果の通知を行うための通信手順を作成することや、こう
した通知や光ファイバの監視といった処理をCPUに実
行させるための制御プログラムを親装置と子装置との両
方に備えることや、上記した制御用の通信回路を備える
こと等が必要であったため、光ファイバの監視を行うた
めの構成が複雑となってしまうといった不具合があっ
た。なお、こうした不具合は、例えば上記した光ファイ
バの監視及び通知処理以外に親装置と子装置との間で特
に制御を行う必要のないシステムにおいては特に顕著で
あり、例えば親装置のみにより2経路の光ファイバの監
視を行うことができるといった簡易な監視の構成が強く
望まれていた。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、親装置と子装置との間で上り
と下りとの2経路の光ファイバを用いてアナログ光信号
を双方向通信するに際して、例えば子装置により下り光
ファイバの監視が行われなくとも、親装置や当該親装置
を監視等するユーザにより上り光ファイバや下り光ファ
イバに生じた異常を検出することを可能ならしめたアナ
ログ光伝送システムや親装置や子装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るアナログ光伝送システムでは、親装置
と子装置との間で上りと下りとの2経路の光ファイバを
用いてアナログ光信号を双方向通信するに際して、次の
ようにして光ファイバの異常を検出することを可能とし
た。すなわち、親装置では親側発光手段が所定の監視光
信号を下り光ファイバにより子装置へ送信する一方、子
装置では子側受光手段が下り光ファイバを介して親装置
から送信された前記監視光信号を受信し、子側発光手段
が子側受光手段により受信した前記監視光信号を上り光
ファイバにより親装置へ返送する。そして、親装置では
親側受光手段が上り光ファイバを介して子装置から返送
された前記監視光信号を受信し、監視信号レベル検出手
段が親側受光手段により受信した前記監視光信号のレベ
ルを検出する。
【0009】従って、親装置の監視信号レベル検出手段
により検出されるレベルの変動に基づいて光ファイバの
異常を検出することが可能となる。具体的には、例えば
親装置が検出した前記監視光信号のレベルが正常時の基
準レベルより低下した場合には上り光ファイバと下り光
ファイバのいずれか一方或いは両方に損傷等が生じたも
のとみなすことができ、このような構成は、例えば異常
が生じた光ファイバが上り光ファイバであるか或いは下
り光ファイバであるかを特定する必要がなく、いずれか
の光ファイバに異常が生じたことが検出されれば十分で
あるような場合に有効である。なお、本発明に言う所定
の監視光信号としては、例えばシステムや親装置や子装
置の使用状況等に応じて、種々な信号が用いられてもよ
い。
【0010】ここで、本発明では、上記のようなアナロ
グ光伝送システムばかりでなく、上記のような親装置や
子装置も提供する。すなわち、本発明に係る親装置で
は、子装置との間で上りと下りとの2経路の光ファイバ
を用いてアナログ光信号を双方向通信するに際して、親
側発光手段が所定の監視光信号を下り光ファイバにより
子装置へ送信し、親側受光手段が子装置から返送された
前記監視光信号を上り光ファイバを介して受信し、監視
信号レベル検出手段が親側受光手段により受信した前記
監視光信号のレベルを検出することにより、監視信号レ
ベル検出手段により検出されるレベルの変動に基づいて
光ファイバの異常を検出することを可能とした。
【0011】また、本発明に係る子装置では、親装置と
の間で上りと下りとの2経路の光ファイバを用いてアナ
ログ光信号を双方向通信するに際して、子側受光手段が
親装置から送信された所定の監視光信号を下り光ファイ
バを介して受信し、子側発光手段が子側受光手段により
受信した前記監視光信号を上り光ファイバにより親装置
へ返送することにより、親装置により受信される当該監
視光信号のレベルの変動に基づいて光ファイバの異常を
検出することを可能とした。
【0012】また、本発明に係るアナログ光伝送システ
ムでは、親装置と子装置との間で上りと下りとの2経路
の光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する
に際して、次のようにして光ファイバの異常を検出する
ことを可能とした。すなわち、親装置では親側発光手段
が子装置へ送信する情報信号と所定の監視信号とを多重
化したアナログ光信号を下り光ファイバにより子装置へ
送信する一方、子装置では子側受光手段が下り光ファイ
バを介して親装置から送信されたアナログ光信号を受信
し、子側フィルタ手段が子側受光手段により受信したア
ナログ光信号から前記監視信号を分離し、子側発光手段
が子側フィルタ手段により分離された前記監視信号と親
装置へ送信する情報信号とを多重化したアナログ光信号
を上り光ファイバにより親装置へ送信する。
【0013】そして、親装置では親側受光手段が上り光
ファイバを介して子装置から送信されたアナログ光信号
を受信し、親側フィルタ手段が親側受光手段により受信
したアナログ光信号から前記監視信号を分離し、監視信
号レベル検出手段が親側フィルタ手段により分離された
前記監視信号のレベルを検出する。
【0014】従って、上記と同様に、親装置の監視信号
レベル検出手段により検出されるレベルの変動に基づい
て光ファイバの異常を検出することが可能となる。ま
た、本発明では、情報信号と監視信号とを多重化して通
信することで両信号が混じってしまわないことを保障し
ているため、例えば情報信号を通信するに際して光ファ
イバの監視や異常の検出をリアルタイムで行うことがで
きる。
【0015】なお、本発明で言う情報信号とは、例えば
本発明が適用される前に親装置と子装置との間で元々伝
送されている信号のことであり、具体的には、例えば親
装置と子装置との間で伝送されるデータ情報や制御情報
等の信号のことである。また、本発明に言う所定の監視
信号としては、例えばシステムや親装置や子装置の使用
状況等に応じて、種々な信号が用いられてもよい。
【0016】また、上記のような本発明に係るアナログ
光伝送システムでは、次のようにして上り光ファイバと
下り光ファイバとのいずれかを特定して異常を検出する
ことを可能とした。すなわち、子装置の子側発光手段は
親装置から受信した前記監視信号のレベルに応じた割合
で前記監視信号と情報信号とを多重化したアナログ光信
号を所定の平均光出力で送信し、親装置では平均受光レ
ベル検出手段が親側受光手段により受信したアナログ光
信号の平均受光レベルを検出する。
【0017】従って、親装置の平均受光レベル検出手段
により検出される平均受光レベルの変動及び当該平均受
光レベルと監視信号レベル検出手段により検出されるレ
ベルとの比の変動に基づいて上り光ファイバと下り光フ
ァイバとのいずれかを特定して異常を検出することが可
能となる。具体的には、例えば親装置が検出した前記平
均受光レベルが正常時の基準レベルより低下した場合に
は上り光ファイバに損傷等が生じたものとみなすことが
でき、また、例えば親装置が検出した前記平均受光レベ
ルに対する前記監視信号のレベルの比が正常時の基準値
より低下した場合には下り光ファイバに損傷等が生じた
ものとみなすことができる。
【0018】なお、本発明に言う親装置から受信した前
記監視信号のレベルに応じた割合で前記監視信号と情報
信号とを多重化する仕方としては、特に限定はなく、子
装置側でこのような多重化をすることにより親装置側で
は上記のように前記平均受光レベルに対する前記監視信
号のレベルの比に基づいて下り光ファイバの異常を検出
することが可能となる。
【0019】また、本発明に言う所定の平均光出力とし
ては、例えば常に一定のレベルであることが好ましい
が、例えば親装置が子装置から送信されるアナログ光信
号の平均光出力の変動の仕方を把握しているような場合
には、当該平均光出力が時刻等によって変動してしまっ
ても、親装置では当該変動に応じて基準レベルを変動さ
せることにより光ファイバの異常検出を正しく行うこと
を可能とすることができる。
【0020】また、一つの態様として、上記のような本
発明に係るアナログ光伝送システムでは、次のようにし
てユーザが光ファイバの異常を把握することを可能とし
た。すなわち、親装置では出力手段が監視信号レベル検
出手段により検出されるレベル及び平均受光レベル検出
手段により検出される平均受光レベルに関する情報をユ
ーザに対して出力することにより、親装置の出力手段に
より出力される情報によりユーザが光ファイバの異常を
把握することを可能とした。
【0021】このような構成では、例えば親装置を操作
等するユーザにより光ファイバの異常を検出することが
でき、具体的には、例えば親装置がモニタ画面等から構
成される出力手段を備えて、上記した監視信号レベル検
出手段による検出結果と平均受光レベル検出手段による
検出結果とを当該モニタ画面に表示出力すること等によ
り、当該検出結果を画面等により監視するユーザが光フ
ァイバに異常が生じたか否かの判断を行うことを可能と
することができる。
【0022】なお、本発明に言う監視信号レベル検出手
段により検出されるレベル及び平均受光レベル検出手段
により検出される平均受光レベルに関する情報として
は、例えば検出されるレベルそのものであってもよく、
また、例えば検出されるレベルを実用上で有効な程度の
精度で特定するような情報であってもよく、要は、光フ
ァイバの異常を判断可能とするような情報であれば、ど
のような情報であってもよい。
【0023】また、本発明に言う出力手段としては、必
ずしも上記したモニタ画面のように文字や数値やグラフ
ィック等により情報を出力する装置に限られず、例えば
音声により情報を出力する装置や光により情報を出力す
る装置等といった種々なものから構成されてもよい。
【0024】また、他の態様として、上記のような本発
明に係るアナログ光伝送システムでは、次のようにして
光ファイバの異常を検出して当該異常をユーザに対して
報知する。すなわち、親装置では異常検出手段が平均受
光レベル検出手段により検出される平均受光レベルが基
準レベルから変動したことに応じて上り光ファイバの異
常を検出し、平均受光レベル検出手段により検出される
平均受光レベルと監視信号レベル検出手段により検出さ
れるレベルとの比が基準値から変動したことに応じて下
り光ファイバの異常を検出し、異常報知手段が異常検出
手段により検出された異常をユーザに対して報知する。
【0025】このような構成では、例えば親装置に備え
られたCPU等から上記した異常検出手段を構成するこ
とで当該CPU等により光ファイバの異常を検出するこ
とができ、具体的には、例えば当該CPU等が上記した
平均受光レベル検出手段による検出結果と監視信号レベ
ル検出手段による検出結果とに基づいて2経路の光ファ
イバの異常を検出する処理を行うことにより光ファイバ
の異常が検出された場合には、ブザー等から構成される
異常報知手段により光ファイバの異常が検出された旨を
ユーザに対して報知することができる。
【0026】なお、本発明に言う基準レベルや基準値と
しては、例えば光ファイバが正常である場合における平
均受光レベルや平均受光レベルと監視信号のレベルとの
比が用いられる。このような基準レベルや基準値を用い
ると、平均受光レベルや平均受光レベルと監視信号のレ
ベルとの比が基準レベルや基準値から変動した場合には
光ファイバに異常が生じたものとみなすことができる。
【0027】また、本発明に言う異常検出手段として
は、必ずしも上記したCPU等から構成されなくともよ
く、要は、検出される平均受光レベルや監視信号のレベ
ルに基づいて光ファイバの異常を検出することができる
ようなものであれば、どのような構成が用いられてもよ
い。また、本発明に言う異常報知手段としては、必ずし
も上記したブザー等のように音声により報知を行う装置
に限られず、例えば文字や画像等により報知を行う装置
や光により報知を行う装置等といった種々なものから構
成されてもよい。
【0028】また、一例として、本発明に係るアナログ
光伝送システムは光CATVのCATV信号の中継シス
テムであり、上記した情報信号としてはCATV信号が
用いられる。ここで、CATV信号としては、例えばC
ATVセンターに設置された親装置から一般家庭等に設
置された子装置へ送信されるテレビ放送信号等ばかりで
なく、一般家庭等の子装置からCATVセンターの親装
置へ送信されるビデオオンデマンド等の制御信号も含ま
れ、また、例えばケーブルモデム等を用いて双方向で通
信されるインターネット等の信号であってもよい。
【0029】また、他の例として、本発明に係るアナロ
グ光伝送システムは携帯電話等の移動体の通信信号の中
継システムであり、情報信号としては移動体通信信号が
用いられる。なお、本発明の適用分野としては必ずしも
以上に例示したものに限られず、本発明は、上りと下り
の光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する
種々な分野に適用することが可能なものである。
【0030】ここで、本発明では、上記のようなアナロ
グ光伝送システムばかりでなく、上記のような親装置や
子装置も提供する。すなわち、本発明に係る親装置で
は、子装置との間で上りと下りとの2経路の光ファイバ
を用いてアナログ光信号を双方向通信するに際して、親
側発光手段が子装置へ送信する情報信号と所定の監視信
号とを多重化したアナログ光信号を下り光ファイバによ
り子装置へ送信し、親側受光手段が子装置が下り光ファ
イバを介して親装置から受信したアナログ光信号中の前
記監視信号と親装置へ送信する情報信号とを多重化した
アナログ光信号を上り光ファイバを介して受信し、親側
フィルタ手段が親側受光手段により受信したアナログ光
信号から前記監視信号を分離し、監視信号レベル検出手
段が親側フィルタ手段により分離された前記監視信号の
レベルを検出することにより、監視信号レベル検出手段
により検出されるレベルの変動に基づいて光ファイバの
異常を検出することを可能とした。
【0031】また、本発明に係る親装置では、上記した
親側受光手段は子装置が親装置から受信した前記監視信
号と親装置へ送信する情報信号とを当該監視信号のレベ
ルに応じた割合で多重化したアナログ光信号を所定の平
均光出力で上り光ファイバを介して受信し、平均受光レ
ベル検出手段が親側受光手段により受信したアナログ光
信号の平均受光レベルを検出することにより、平均受光
レベル検出手段により検出される平均受光レベルの変動
及び当該平均受光レベルと監視信号レベル検出手段によ
り検出されるレベルとの比の変動に基づいて上り光ファ
イバと下り光ファイバとのいずれかを特定して異常を検
出することを可能とした。
【0032】また、一つの態様として、上記のような本
発明に係る親装置では、出力手段が監視信号レベル検出
手段により検出されるレベル及び平均受光レベル検出手
段により検出される平均受光レベルに関する情報をユー
ザに対して出力することにより、出力手段により出力さ
れる情報によりユーザが光ファイバの異常を把握するこ
とを可能とした。
【0033】また、他の態様として、上記のような本発
明に係る親装置では、異常検出手段が平均受光レベル検
出手段により検出される平均受光レベルが基準レベルか
ら変動したことに応じて上り光ファイバの異常を検出
し、平均受光レベル検出手段により検出される平均受光
レベルと監視信号レベル検出手段により検出されるレベ
ルとの比が基準値から変動したことに応じて下り光ファ
イバの異常を検出し、異常報知手段が異常検出手段によ
り検出された異常をユーザに対して報知する。
【0034】また、本発明に係る子装置では、親装置と
の間で上りと下りとの2経路の光ファイバを用いてアナ
ログ光信号を双方向通信するに際して、子側受光手段が
親装置が子装置へ送信する情報信号と所定の監視信号と
を多重化したアナログ光信号を下り光ファイバを介して
受信し、子側フィルタ手段が子側受光手段により受信し
たアナログ光信号から前記監視信号を分離し、子側発光
手段が子側フィルタ手段により分離された前記監視信号
と親装置へ送信する情報信号とを多重化したアナログ光
信号を上り光ファイバにより親装置へ送信することによ
り、親装置により受信される当該アナログ光信号中の前
記監視信号のレベルの変動に基づいて光ファイバの異常
を検出することを可能とした。
【0035】また、本発明に係る子装置では、上記した
子側発光手段は親装置から受信した前記監視信号のレベ
ルに応じた割合で前記監視信号と情報信号とを多重化し
たアナログ光信号を所定の平均光出力で送信することに
より、親装置により受信される当該アナログ光信号の平
均受光レベルの変動及び当該平均受光レベルと当該アナ
ログ光信号中の前記監視信号のレベルとの比の変動に基
づいて上り光ファイバと下り光ファイバとのいずれかを
特定して異常を検出することを可能とした。
【0036】また、好ましい態様として、本発明に係る
アナログ光伝送システムでは、親装置と子装置との間で
上りと下りとの2経路の光ファイバを用いてアナログ光
信号を双方向通信するに際して、次のようにして光ファ
イバの異常を検出することを可能とした。すなわち、親
装置では、発振器が子装置へ送信する情報信号とは異な
った周波数の監視信号を発振し、親側合成手段が子装置
へ送信する情報信号と発振器から発振された前記監視信
号とを合成し、親側発光手段が親側合成手段から出力さ
れた合成信号をアナログ光信号に変換して下り光ファイ
バにより子装置へ送信する。
【0037】一方、子装置では、子側受光手段が下り光
ファイバを介して親装置から送信されたアナログ光信号
を受信し、子側フィルタ手段が子側受光手段により受信
したアナログ光信号から前記監視信号に対応した周波数
の信号を分離し、子側合成手段が子側フィルタ手段によ
り分離された前記信号と親装置へ送信する情報信号とを
合成し、子側発光手段が子側合成手段から出力された合
成信号を平均光出力が一定なアナログ光信号に変換して
上り光ファイバにより親装置へ送信する。
【0038】そして、親装置では、親側受光手段が上り
光ファイバを介して子装置から送信されたアナログ光信
号を受信し、平均受光レベル検出手段が親側受光手段に
より受信したアナログ光信号の平均受光レベルを検出
し、親側フィルタ手段が親側受光手段により受信したア
ナログ光信号から前記監視信号に対応した周波数の信号
を分離し、監視信号レベル検出手段が親側フィルタ手段
により分離された前記信号のレベルを検出する。
【0039】従って、親装置の平均受光レベル検出手段
により検出される平均受光レベルの変動と監視信号レベ
ル検出手段により検出されるレベルの変動とに基づいて
上り光ファイバと下り光ファイバとのいずれかを特定し
て異常を検出することが可能となる。具体的には、例え
ば親装置が検出した前記平均受光レベルが正常時の基準
レベルより低下した場合には上り光ファイバに損傷等が
生じたものとみなすことができ、また、例えば親装置が
検出した前記平均受光レベルに対する前記監視信号のレ
ベルの比が正常時の基準値より低下した場合には下り光
ファイバに損傷等が生じたものとみなすことができる。
【0040】以上のように、本発明に係るアナログ光伝
送システムや親装置や子装置では、例えば子装置により
下り光ファイバの監視が行われなくとも、親装置や当該
親装置を監視等するユーザにより2経路の光ファイバの
監視を行って異常を検出することができる。このように
本発明では、必ずしも親装置と子装置との両方で光ファ
イバの監視を行う必要がないため、当該監視を行うため
の構成を簡易にすることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係るアナログ光伝
送システムの一例を示してあり、このアナログ光伝送シ
ステムには、上りと下りとの2経路の光ファイバF2、
F1を介して互いに接続された親装置T1と子装置T2
とが備えられており、本例では、これらの光ファイバF
1、F2を用いて親装置T1と子装置T2との間でアナ
ログ光信号を双方向通信することが行われる。なお、本
例では、例えば移動体通信信号の中継装置のように複数
のチャンネルのRF信号(高周波信号)が周波数多重化
されたアナログ光信号を送受信する装置から成るシステ
ムに本発明を適用した場合を示す。
【0042】親装置T1はアナログ光信号を送信する送
信部とアナログ光信号を受信する受信部とを有してお
り、送信部には、信号を増幅する増幅器1と、信号を発
振する発振器2と、所定の電流信号を発生するバイアス
電流発生器3と、信号を加算する加算器4と、光信号を
発光する半導体レーザ(LD)5と、光信号を受光する
フォトダイオード(PD)等のモニタ用受光素子6と、
上記したバイアス電流発生器3を制御する自動光出力制
御(APC)部7と、上記した半導体レーザ5の温度を
制御する自動温度制御(ATC)部8とが備えられてい
る。なお、本例では、説明の便宜上から、親装置T1の
受信部の構成の説明については、親装置T1の送信部の
構成及び子装置T1の構成を説明した後に述べる。
【0043】増幅器1は信号を増幅する機能を有してお
り、本例では、子装置T2へ送信するRF多重信号a1
を例えば外部から入力し、入力した当該RF多重信号a
1を適切なレベルに増幅して加算器4へ出力する。ここ
で、RF多重信号a1は複数のRF信号を周波数多重化
した信号である。
【0044】発振器2は上記したRF多重信号a1とは
異なった周波数(すなわち、当該RF多重信号a1の占
有する周波数帯域以外の周波数)の監視信号を発振する
機能を有しており、本例では、例えば発振した高周波の
監視信号を加算器4へ出力する。本例では、この発振器
2が上記した監視信号を発振することにより、子装置へ
送信する情報信号(本例ではRF多重信号a1)とは異
なった周波数の監視信号を発振する発振器が構成されて
いる。
【0045】なお、好ましい態様として本例では、上記
した監視信号の周波数として、親装置T1の半導体レー
ザ5の非線形性や子装置T2を構成する回路の非線形性
に起因した相互変調歪みによってRF多重信号a1に悪
影響を及ぼしてしまわないような周波数が設定されてい
る。また、好ましい態様として本例では、発振器2から
出力する監視信号のレベルとして、後述するRF多重信
号a1と当該監視信号との加算信号が半導体レーザ5を
過変調してしまわないようなレベルが設定されている。
【0046】バイアス電流発生器3は自動光出力制御部
7により制御されてバイアス電流信号を加算器4へ出力
する機能を有しており、本例では、後述する半導体レー
ザ5から子装置T2へ送信されるアナログ光信号の平均
光出力(本例では平均光電力)が一定に保たれるように
自動光出力制御部7がバイアス電流発生器3を制御す
る。
【0047】加算器4は信号を加算する機能を有してお
り、本例では、入力されたRF多重信号a1と監視信号
とバイアス電流信号とを加算して、この加算により得ら
れた加算信号を半導体レーザ5に印加する。本例では、
この加算器4が上記したRF多重信号a1と監視信号と
を加算することにより、子装置へ送信する情報信号と前
記発振器から発振された前記監視信号とを合成する親側
合成手段が構成されている。
【0048】半導体レーザ5は電流駆動デバイスであ
り、印加された電流に応じた光信号を出力する機能を有
しており、本例では、上記した加算器4から出力された
加算信号が印加されることにより当該加算信号に応じた
アナログ光信号を下り光ファイバF1へ送信出力し、こ
れにより当該アナログ光信号を下り光ファイバF1を介
して子装置T2へ送信する。本例では、この半導体レー
ザ5が上記した加算信号をアナログ光信号に変換して下
り光ファイバF1により子装置T2へ送信することによ
り、前記親側合成手段から出力された合成信号(すなわ
ち、本例では加算信号)をアナログ光信号に変換して下
り光ファイバにより子装置へ送信する親側発光手段が構
成されている。
【0049】また、本例では好ましい態様として、上記
したように半導体レーザ5にはモニタ用受光素子6や自
動光出力制御部7が設けられており、自動光出力制御部
7が半導体レーザ5から子装置T2へ出力されるアナロ
グ光信号の平均光出力をモニタ用受光素子6により検出
してバイアス電流発生器3を制御することが行われ、こ
れにより、上記したように半導体レーザ5から子装置T
2へ送信されるアナログ光信号の平均光出力が一定に保
たれる。
【0050】また、本例の半導体レーザ5には上記した
ように自動温度制御部8が設けられており、自動温度制
御部8が半導体レーザ5の温度を制御することにより当
該半導体レーザ5から子装置T2へ送信されるアナログ
光信号の特性が安定化される。ここで、自動温度制御部
8は例えば温度検出素子やペルチエ素子から構成されて
いる。なお、半導体レーザ5として例えば温度制御が行
われなくとも比較的広い温度範囲で安定に動作すること
ができるものが用いられた場合には、必ずしも上記した
自動温度制御部8は設けられなくともよい。
【0051】以上の構成により、親装置T1の送信部で
は、子装置T2へ送信するRF多重信号a1と当該RF
多重信号a1とは異なった周波数の監視信号とを合成し
て、この合成により得られた合成信号をアナログ光信号
に変換して下り光ファイバF1により子装置T2へ送信
する。
【0052】一方、子装置T2はアナログ光信号を受信
する受信部とアナログ光信号を送信する送信部とを有し
ており、当該子装置T2には、光信号を受光するフォト
ダイオード(PD)等の受光素子21と、受光された信
号を増幅する第1増幅器22と、信号を分離するフィル
タ部23と、分離された信号を増幅する第2増幅器24
と、後述するRF多重信号b1を増幅する第3増幅器2
5と、所定の電流信号を発生するバイアス電流発生器2
6と、信号を加算する加算器27と、光信号を発光する
半導体レーザ(LD)28と、光信号を受光するフォト
ダイオード(PD)等のモニタ用受光素子29と、上記
したバイアス電流発生器26を制御する自動光出力制御
(APC)部30と、上記した半導体レーザ28の温度
を制御する自動温度制御(ATC)部31とが備えられ
ている。
【0053】受光素子21は例えば受光したアナログ光
信号を電気信号に復調する機能を有しており、本例で
は、下り光ファイバF1を介して親装置T1の半導体レ
ーザ5から送信されたアナログ光信号を受信して、受信
したアナログ光信号を例えばRF信号として第1増幅器
22へ出力する。本例では、この受光素子21が上記の
ようにして親装置T1から送信されたアナログ光信号を
受信することにより、下り光ファイバを介して親装置か
ら送信されたアナログ光信号を受信する子側受光手段が
構成されている。
【0054】第1増幅器22は信号を増幅する機能を有
しており、本例では、受光素子21から入力された信号
を適切なレベルに増幅して、増幅した信号をフィルタ部
23へ出力する。なお、第1増幅器22からフィルタ部
23へ出力される信号中には、親装置T1から送信され
たRF多重信号a1や監視信号が周波数多重化されて含
まれている。
【0055】フィルタ部23は例えば2つのバンドパス
フィルタB3、B4から構成されており、一方のバンド
パスフィルタB3は第1増幅器22から入力された信号
からRF多重信号a2を分離して例えば外部へ出力する
機能を有しており、他方のバンドパスフィルタB4は第
1増幅器22から入力された信号から上記した監視信号
に対応した周波数の信号(監視対応信号)を分離して第
2増幅器24へ出力する機能を有している。
【0056】ここで、上記した一方のバンドパスフィル
タB3により分離されるRF多重信号a2は親装置T1
から送信されたRF多重信号a1に対応したものであ
り、また、上記した他方のバンドパスフィルタB4では
例えば上記した監視信号の周波数と同じ周波数の信号を
分離することにより当該監視信号に対応した周波数の監
視対応信号を第2増幅器24へ出力する。本例では、上
記した他方のバンドパスフィルタB4が入力された信号
から監視信号に対応した周波数の信号を分離することに
より、前記子側受光手段により受信したアナログ光信号
から前記監視信号に対応した周波数の信号を分離する子
側フィルタ手段が構成されている。
【0057】なお、本例では、上記したフィルタ部23
を2つのバンドパスフィルタB3、B4から構成した場
合を示したが、フィルタ部23としては、必ずしもバン
ドパスフィルタばかりでなく、例えばハイパスフィルタ
やローパスフィルタの組合せ等により構成されてもよ
く、要は、監視信号に対応した周波数の信号を分離する
ことができるものであれば、どのような構成が用いられ
てもよい。
【0058】第2増幅器24は信号を増幅する機能を有
しており、本例では、上記した他方のバンドパスフィル
タB4から入力された監視対応信号を適切なレベルに増
幅して、増幅した監視対応信号を加算器27へ出力す
る。第3増幅器25は信号を増幅する機能を有してお
り、本例では、親装置T1へ送信するRF多重信号b1
を例えば外部から入力し、入力した当該RF多重信号b
1を適切なレベルに増幅して加算器27へ出力する。こ
こで、このRF多重信号b1は例えば親装置T1から子
装置T2へ送信されるRF多重信号a1と同様な構成の
信号である。
【0059】バイアス電流発生器26は自動光出力制御
部30により制御されてバイアス電流信号を加算器27
へ出力する機能を有しており、この制御により本例で
は、上記した親装置T1の送信部の場合と同様に、後述
する半導体レーザ28から親装置T1へ送信されるアナ
ログ光信号の平均光出力(本例では平均光電力)が一定
に保たれる。
【0060】加算器27は信号を加算する機能を有して
おり、本例では、入力されたRF多重信号b1と監視対
応信号とバイアス電流信号とを加算して、この加算によ
り得られた加算信号を半導体レーザ28に印加する。本
例では、この加算器27が上記したRF多重信号b1と
監視対応信号とを加算することにより、前記子側フィル
タ手段により分離された前記監視信号に対応した周波数
の信号と親装置へ送信する情報信号(本例ではRF多重
信号b1)とを合成する子側合成手段が構成されてい
る。
【0061】半導体レーザ28は電流駆動デバイスであ
り、印加された電流に応じた光信号を出力する機能を有
しており、本例では、上記した加算器27から出力され
た加算信号が印加されることにより当該加算信号に応じ
たアナログ光信号を上り光ファイバF2へ送信出力し、
これにより当該アナログ光信号を上り光ファイバF2を
介して親装置T1へ送信する。また、上記したように、
この半導体レーザ28から親装置T1へ送信されるアナ
ログ光信号の平均光出力は一定に保たれている。
【0062】本例では、この半導体レーザ28が上記し
た加算信号をアナログ光信号に変換して上り光ファイバ
F2により親装置T1へ送信することにより、前記子側
合成手段から出力された合成信号(すなわち、本例では
加算信号)を平均光出力が一定なアナログ光信号に変換
して上り光ファイバにより親装置へ送信する子側発光手
段が構成されている。
【0063】ここで、本例では、上記した親装置T1の
送信部の場合と同様に好ましい態様として、上記した半
導体レーザ28にはモニタ用受光素子29や自動光出力
制御部30が設けられている。なお、これらモニタ用受
光素子29や自動光出力制御部30の構成等については
上記した親装置T1の場合と同様であるため、その説明
を省略する。また、こうした自動光出力制御部等の構成
については特に限定はなく、例えば外部から制御されな
くとも半導体レーザから相手側の装置へ送信されるアナ
ログ光信号の平均光出力が一定に保たれる構成であれ
ば、上記のようなモニタ用受光素子や自動光出力制御部
が親装置や子装置に設られなくとも、相手側の装置へ送
信される光信号の平均光出力を一定に保つことができ
る。
【0064】また、上記した親装置T1の送信部の場合
と同様に、本例の半導体レーザ28には自動温度制御部
31が設けられており、当該半導体レーザ28の温度が
制御されることにより親装置T1へ送信されるアナログ
光信号の特性が安定化されている。なお、上記した親装
置T1の送信部の説明において述べたのと同様に、子装
置T2においても半導体レーザ28の安定な動作が保障
されれば、必ずしも上記した自動温度制御部31が設け
られなくともよい。
【0065】以上の構成により、子装置T2では、親装
置T1から下り光ファイバF1を介して受信した信号か
ら分離した監視対応信号と親装置T1へ送信するRF多
重信号b1とを合成して、この合成により得られた合成
信号をアナログ光信号に変換して上り光ファイバF2に
より親装置T1へ送信する。
【0066】なお、子装置T2では、上記した監視対応
信号と親装置T1へ送信するRF多重信号b1とが子装
置T2により受信された当該監視対応信号のレベルに応
じた割合で多重化(合成)される。本例では、子装置T
2から親装置T1へ送信される合成信号のレベルに対す
る当該合成信号中の監視対応信号のレベルの比が、子装
置T2により受信された当該監視対応信号のレベルに比
例するものとする。
【0067】次に、上記した親装置T1の受信部の構成
や動作について説明する。親装置T1の受信部には、光
信号を受光するフォトダイオード(PD)等の受光素子
11と、平均受光電力を検出する平均受光電力検出部1
2と、受光された信号を増幅する増幅器13と、信号を
分離するフィルタ部14と、信号のレベルを検出する検
波部15とが備えられている。
【0068】受光素子11は例えば受光したアナログ光
信号を電気信号に復調する機能を有しており、本例で
は、上り光ファイバF2を介して子装置T2の半導体レ
ーザ28から送信されたアナログ光信号を受信して、受
信したアナログ光信号を例えばRF信号として増幅器1
3へ出力する。本例では、この受光素子11が上記のよ
うにして子装置T2から送信されたアナログ光信号を受
信することにより、上り光ファイバを介して子装置から
送信されたアナログ光信号を受信する親側受光手段が構
成されている。
【0069】平均受光電力検出部12は上記した受光素
子11により受信したアナログ光信号の平均受光レベル
を検出する機能を有しており、本例では、上り光ファイ
バF2を介して受光素子11に入射されたアナログ光信
号の平均光電力を検出する構成が用いられている。な
お、受光素子11に入射されたアナログ光信号の平均光
電力は例えば当該アナログ光信号から復調された電気信
号の直流成分に比例する値であることを用いて検出され
る。本例では、この平均受光電力検出部12が上記のよ
うにして受光素子11により受信したアナログ光信号の
平均光電力を検出することにより、前記親側受光手段に
より受信したアナログ光信号の平均受光レベルを検出す
る平均受光レベル検出手段が構成されている。
【0070】増幅器13は信号を増幅する機能を有して
おり、本例では、受光素子11から入力された信号を適
切なレベルに増幅して、増幅した信号をフィルタ部14
へ出力する。なお、この増幅器13からフィルタ部14
へ出力される信号中には、子装置T2から送信されたR
F多重信号b1や監視対応信号が周波数多重化されて含
まれている。
【0071】フィルタ部14は例えば2つのバンドパス
フィルタB1、B2から構成されており、一方のバンド
パスフィルタB1は増幅器13から入力された信号から
RF多重信号b2を分離して例えば外部へ出力する機能
を有しており、他方のバンドパスフィルタB2は増幅器
13から入力された信号から上記した監視信号に対応し
た周波数の信号、すなわち上記した監視対応信号に対応
した信号を分離して検波部15へ出力する機能を有して
いる。
【0072】ここで、上記した一方のバンドパスフィル
タB1により分離されるRF多重信号b2は子装置T2
から送信されたRF多重信号b1に対応したものであ
り、また、上記した他方のバンドパスフィルタB2では
例えば上記した監視信号の周波数と同じ周波数の信号を
分離することにより当該監視信号に対応した周波数の信
号を検波部15へ出力する。
【0073】本例では、上記した他方のバンドパスフィ
ルタB2が入力された信号から監視信号に対応した周波
数の信号を分離することにより、前記親側受光手段によ
り受信したアナログ光信号から前記監視信号に対応した
周波数の信号を分離する親側フィルタ手段が構成されて
いる。なお、上記した子装置T2のフィルタ部23の場
合と同様に、フィルタ部14の構成としては種々なもの
が用いられてもよい。
【0074】検波部15は信号のレベルを検出する機能
を有しており、本例では、上記した他方のバンドパスフ
ィルタB2から入力された信号をその電力に応じた直流
信号に変換して前記入力された信号のレベルを検出す
る。ここで、本例の構成では、上記した他方のバンドパ
スフィルタB2から検波部15に入力される信号は、親
装置T1の送信部から子装置T2へ送信した監視信号と
同じ信号或いは当該監視信号と大きさが比例した信号と
なる。すなわち、本例の構成では、親装置T1から子装
置T2へ送信された監視信号が子装置T2により抽出さ
れ、抽出された監視信号が再び子装置T2から親装置T
1へ送信(すなわち、返送)されている。
【0075】本例では、この検波部15が上記した他方
のバンドパスフィルタB2から入力された信号のレベル
を検出することにより、前記親側フィルタ手段により分
離された前記監視信号に対応した周波数の信号のレベル
を検出する監視信号レベル検出手段が構成されている。
【0076】以上の構成により、親装置T1の受信部で
は、子装置T2から上り光ファイバF2を介して受信し
たアナログ光信号の平均光電力や当該アナログ光信号か
ら分離した上記監視信号に対応した周波数の信号のレベ
ルを検出し、また、子装置T2から受信したアナログ光
信号からRF多重信号b2を分離する。ここで、本例で
は、上記した親装置T1の平均受光電力検出部12によ
り検出された平均光電力の変動と検波部15により検出
された信号レベルの変動とに基づいて上り光ファイバF
2と下り光ファイバF1とのいずれかを特定して異常を
検出することが可能であり、以下では、この異常の検出
の仕方について説明する。
【0077】図2には、親装置T1において検出される
上記した平均光電力及び当該平均光電力と上記した信号
レベルとの比と、上り光ファイバF2や下り光ファイバ
F1の状態とを対応させた対応テーブルQを示してあ
る。この対応テーブルQ中の”上り光ファイバ”F2
や”下り光ファイバ”F1に対応した欄には、それぞれ
の光ファイバF2、F1の状態が”正常”であるか或い
は”異常”であるかを示してあり、光ファイバF2、F
1が異常な状態であるとは例えば当該光ファイバF2、
F1に損傷や破断等が生じてしまった状態を示してい
る。
【0078】また、上記した対応テーブルQ中の”平均
光電力”に対応した欄には、上記した親装置T1の平均
受光電力検出部12により検出された平均光電力が”基
準レベル”であるか或いは当該基準レベルより”低下”
したレベルであるかを示してあり、この基準レベルとし
ては上り光ファイバF2が正常な状態におけるレベルを
用いている。また、上記した対応テーブルQ中の”平均
光電力と信号レベルとの比”に対応した欄には、検出さ
れた平均光電力と上記した検波部15により検出された
信号レベルとの比が”基準値”であるか或いは当該基準
値から”変動”した値であるかを示してあり、この基準
値としては下り光ファイバF1が正常な状態における値
を用いている。なお、本例の親装置T1や子装置T2に
は受信信号や送信信号を増幅する増幅器22、24、2
5、13が備えられているため、当該増幅器の増幅率を
考慮して上記した基準レベルや基準値が設定されてい
る。
【0079】ここで、本例では、平均受光電力検出部1
2により検出される平均光電力は上り光ファイバF2に
損傷等が生じると基準レベルより低下する一方、下り光
ファイバF1の状態には影響を受けず、また、検波部1
5により検出される信号レベルは上り光ファイバF2と
下り光ファイバF1とのいずれかに損傷等が生じると基
準レベル(すなわち、両方の光ファイバF2、F1が正
常な状態におけるレベル)より低下し、また、これらの
ことから、検出された平均光電力と検出された信号レベ
ルとの比は下り光ファイバF1に損傷等が生じると基準
値から変動する一方、上り光ファイバF2の状態には影
響を受けない。
【0080】具体的に、例えば上り光ファイバF2と下
り光ファイバF1との両方が正常な状態である場合に
は、上記したように平均光電力として基準レベルが検出
されるとともに信号レベルとして基準レベルが検出さ
れ、例えば平均光電力と信号レベルとの比としても基準
値が検出される。
【0081】また、例えば上り光ファイバF2が正常な
状態である一方、下り光ファイバF1に異常が生じて伝
送損失が増大した場合には、平均光電力として基準レベ
ルが検出される一方、信号レベルとして基準レベルより
低下したレベルが検出され、例えば平均光電力と信号レ
ベルとの比としては基準値から変動した値が検出され
る。なお、例えば下り光ファイバF1が断線してしまう
と、検出される信号レベルがゼロとなる。
【0082】また、例えば上り光ファイバF2に異常が
生じて伝送損失が増大する一方、下り光ファイバF1が
正常な状態である場合には、平均光電力及び信号レベル
として共に基準レベルより低下したレベルが検出される
が、この場合には子装置T2から親装置T1に対して光
信号が送信出力されたときの平均光電力と信号レベルと
の比が基準値となっているため、親装置T1により検出
される当該比としても基準値が検出される。
【0083】また、例えば上り光ファイバF2と下り光
ファイバF1との両方に異常が生じて伝送損失が増大し
た場合には、平均光電力及び信号レベルとして共に基準
レベルより低下したレベルが検出され、且つ、平均光電
力と信号レベルとの比としては基準値から変動した値が
検出される。なお、例えば上り光ファイバF2が断線し
てしまうと、検出される平均光電力及び信号レベルが共
にゼロとなる。
【0084】以上のように、本例のアナログ光伝送シス
テムでは、親装置T1において検出された平均光電力の
変動と信号レベルの変動とに基づいて2経路の光ファイ
バF1、F2のいずれかを特定して異常を検出すること
ができ、これにより、例えば子装置T2には光ファイバ
を監視等する機能を備える必要がなくなることから、光
ファイバの監視を行うための構成を簡易にすることがで
きる。また、本例のアナログ光伝送システムでは、上記
した監視信号の周波数と本来の伝送対象であるRF多重
信号の周波数とを異ならせているため、リアルタイムで
光ファイバF1、F2の監視や異常の検出を行いつつ、
親装置T1と子装置T2との間では本来の伝送対象であ
るRF多重信号a1、b1を当該光ファイバF1、F2
を介して送受信することができる。
【0085】なお、親装置T1により検出された平均光
電力や信号レベルに基づいて光ファイバF1、F2に生
じた異常を検出する処理としては、例えば親装置T1に
備えられたCPU等により当該処理を行う構成を用いる
こともでき、また、例えば親装置T1を監視等するユー
ザにより当該処理を行う構成を用いることもできる。前
者の構成の具体例としては、上記した平均光電力の基準
レベルや信号レベルの基準レベルを予め親装置T1のメ
モリに記憶させておき、親装置T1のCPUが当該基準
レベルを参照して光ファイバF1、F2に生じた異常を
検出した場合にその旨を警報等によりユーザに対して報
知出力する構成とすることができる。また、後者の構成
の具体例としては、親装置T1により検出された平均光
電力や信号レベルをモニタ画面等に出力する構成とする
ことができ、この構成では、ユーザが当該画面に表示さ
れた情報を監視する等して光ファイバF1、F2に生じ
た異常の有無を判断することが可能である。
【0086】また、例えば親装置T1が光ファイバF
1、F2に生じた異常を検出した旨を管理センターに報
知する構成や、例えば親装置T1が検出した平均光電力
や信号レベルを管理センターのモニタ画面等に出力する
構成を用いることもでき、このような構成により光ファ
イバF1、F2の状態を管理センターで集中管理するこ
ともできる。
【0087】ここで、上記実施例では、親装置や子装置
から相手側の装置へ光信号を送信する発光手段を半導体
レーザから構成した場合を示したが、光信号を光ファイ
バにより送信することができるものであれば、種々な発
光素子が発光手段として用いられてもよい。また、同様
に、親装置や子装置において相手側の装置から送信され
た光信号を受信する受光手段としても、光信号を光ファ
イバを介して受信することができるものであれば、種々
な受光素子が用いられてもよい。
【0088】また、本発明のアナログ光伝送システムで
は、親装置と子装置との間の2経路の光ファイバの異常
を検出することを可能ならしめるための処理を制御する
構成としては特に限定はなく、例えば親装置や子装置に
CPUを備えて当該CPUが制御プログラムを実行する
ことにより各処理を制御する構成が用いられてもよく、
また、例えば各処理を実行するための各機能手段が独立
したハードウエア回路として構成されてもよい。
【0089】また、本発明に係るアナログ光伝送システ
ムや親装置や子装置の構成の仕方としては、必ずしも以
上に示した態様に限られることはなく、例えば上記実施
例で示したように親装置により検出された平均受光レベ
ルや信号レベルの変動に基づいて上り光ファイバと下り
光ファイバとのいずれかを特定して異常を検出すること
を可能ならしめる構成としては種々な構成を用いること
ができる。具体例として、親装置や子装置において信号
を増幅する増幅器の増幅率や、親装置と子装置とを接続
する光ファイバの構成や、子装置において情報信号と監
視対応信号とを多重化する仕方や、親装置において子装
置から受信したアナログ光信号の平均受光レベルや監視
信号に対応した周波数の信号のレベルを検出するための
構成等としても、種々な態様が用いられてもよい。
【0090】また、以上では、上り光ファイバと下り光
ファイバとのいずれかを特定して異常を検出することを
可能ならしめる構成について説明したが、例えば異常が
生じた光ファイバが上り光ファイバであるか或いは下り
光ファイバであるかを特定する必要がなく、いずれかの
光ファイバに異常が生じたことが検出されれば十分であ
るような場合には、親装置の監視信号レベル検出手段に
より検出されるレベルの変動に基づいて光ファイバの異
常を検出することが可能であり、必ずしも子装置から親
装置へ送信するアナログ光信号を所定の平均光出力とし
て親装置が当該アナログ光信号の平均受光レベルを検出
する構成が用いられなくともよい。
【0091】また、上記実施例では、好ましい態様とし
て、情報信号と監視信号(或いは監視対応信号)とを多
重化した信号を親装置と子装置との間で通信する構成を
示したが、例えば情報信号を通信しつつリアルタイムで
光ファイバの監視を行うことまでは必要でなく単に光フ
ァイバの監視を行えば十分である場合には、親装置が監
視信号(例えば本発明に言う監視光信号)を情報信号と
多重化せずに子装置へ送信し、子装置が親装置から受信
した当該監視信号を情報信号と多重化せずに親装置へ返
送して、親装置が返送された当該監視信号のレベルを検
出することにより光ファイバの異常を検出する構成とす
ることも可能である。
【0092】また、上記実施例では、一例として、本発
明に係るアナログ光伝送システムの親装置や子装置を携
帯電話等における移動体通信信号を光伝送する中継装置
に適用した場合を示したが、本発明の適用分野としては
必ずしも上記実施例で例示した移動体通信信号を光伝送
するシステムに限られることはなく、本発明は、親装置
と子装置との間で2経路の光ファイバを用いて光信号を
双方向通信する種々な分野のシステムに適用することが
できる。
【0093】具体的な例として、光CATVの中継装置
等のようにテレビ放送信号の中継再送出用伝送や各種の
信号の双方向通信を行うシステムに本発明を適用するこ
ともできる。また、他の例として、親装置と光ファイバ
を介して接続された複数の子装置を地下鉄のトンネル内
に設けて、子装置が地下鉄の車両内の携帯電話等と無線
通信することにより当該携帯電話等と親装置とが子装置
を介して通信可能なシステムや、同様な構成により地下
鉄の車両内の運転手等と親装置側の管理者等とが子装置
を介して通信可能なシステムが検討等されており、この
ようなシステムに本発明を適用することもできる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアナ
ログ光伝送システムや親装置や子装置によると、親装置
と子装置との間で上りと下りとの2経路の光ファイバを
用いてアナログ光信号を双方向通信するに際して、親装
置が監視光信号を下り光ファイバにより子装置へ送信す
る一方、子装置が受信した当該監視光信号を上り光ファ
イバにより親装置へ返送し、親装置が受信した当該監視
光信号のレベルを検出するようにしたため、親装置側で
当該レベルの変動に基づいて光ファイバの異常を検出す
ることを可能にすることができる。
【0095】また、本発明に係るアナログ光伝送システ
ムや親装置や子装置では、親装置と子装置との間で上り
と下りとの2経路の光ファイバを用いてアナログ光信号
を双方向通信するに際して、親装置が情報信号と監視信
号とを多重化したアナログ光信号を下り光ファイバによ
り子装置へ送信する一方、子装置が受信した当該アナロ
グ光信号から分離した前記監視信号と情報信号とを多重
化したアナログ光信号を上り光ファイバにより親装置へ
送信し、親装置が受信した当該アナログ光信号から分離
した前記監視信号のレベルを検出するようにしたため、
親装置側で当該レベルの変動に基づいて光ファイバの異
常を検出することを可能にすることができる。
【0096】また、本発明に係るアナログ光伝送システ
ムや親装置や子装置では、更に、子装置が親装置から受
信した前記監視信号のレベルに応じた割合で前記監視信
号と情報信号とを多重化したアナログ光信号を所定の平
均光出力で送信し、親装置が子装置から受信した当該ア
ナログ光信号の平均受光レベルを検出するようにしたた
め、親装置側で当該平均受光レベルの変動及び当該平均
受光レベルと前記監視信号のレベルとの比の変動に基づ
いて上り光ファイバと下り光ファイバとのいずれかを特
定して異常を検出することを可能にすることができる。
【0097】また、本発明に係るアナログ光伝送システ
ムや親装置では、親装置が上記のようにして検出した監
視信号のレベルや平均受光レベルに関する情報をユーザ
に対して出力するようにしたため、当該情報によりユー
ザが光ファイバの異常を把握することを可能にすること
ができる。また、本発明に係るアナログ光伝送システム
や親装置では、親装置が上記のようにして検出した平均
受光レベルや監視信号のレベルに基づいて光ファイバの
異常を検出し、検出した異常をユーザに対して報知する
ようにしたため、当該報知により異常が生じた旨をユー
ザに知らせることができる。
【0098】また、本発明に係るアナログ光伝送システ
ムでは、親装置と子装置との間で上りと下りとの2経路
の光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する
に際して、親装置が情報信号とは異なった周波数の監視
信号と情報信号とを合成した合成信号をアナログ光信号
に変換して下り光ファイバにより子装置へ送信する一
方、子装置が受信した当該アナログ光信号から分離した
前記監視信号に対応した周波数の信号と情報信号とを合
成した合成信号を平均光出力が一定なアナログ光信号に
変換して上り光ファイバにより親装置へ送信し、親装置
が受信した当該アナログ光信号の平均受光レベルを検出
し、当該アナログ光信号から分離した前記監視信号に対
応した周波数の信号のレベルを検出するようにしたた
め、例えば子装置により光ファイバの監視が行われなく
とも、親装置において上記した平均受光レベルや監視信
号のレベルの検出結果に基づいて上り光ファイバと下り
光ファイバとのいずれかを特定して異常を検出すること
を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアナログ光伝送システ
ムの構成例を示す図である。
【図2】対応テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
T1・・親装置、 T2・・子装置、 F1・・下り光
ファイバ、F2・・上り光ファイバ、 1、13、2
2、24、25・・増幅器、2・・発振器、 3、26
・・バイアス電流発生器、 4、27・・加算器、5、
28・・半導体レーザ、 6、29・・モニタ用受光素
子、7、30・・自動光出力制御部、 8、31・・自
動温度制御部、11、21・・受光素子、 12・・平
均受光電力検出部、14、23・・フィルタ部、 B1
〜B4・・バンドパスフィルタ、15・・検波部、 a
1、a2、b1、b2・・RF多重信号、Q・・対応テ
ーブル、

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親装置と子装置との間で上りと下りとの
    2経路の光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通
    信するアナログ光伝送システムにおいて、 親装置には、所定の監視光信号を下り光ファイバにより
    子装置へ送信する親側発光手段と、 上り光ファイバを介して子装置から返送された前記監視
    光信号を受信する親側受光手段と、 親側受光手段により受信した前記監視光信号のレベルを
    検出する監視信号レベル検出手段と、を備える一方、 子装置には、下り光ファイバを介して親装置から送信さ
    れた前記監視光信号を受信する子側受光手段と、 子側受光手段により受信した前記監視光信号を上り光フ
    ァイバにより親装置へ返送する子側発光手段と、を備
    え、 親装置の監視信号レベル検出手段により検出されるレベ
    ルの変動に基づいて光ファイバの異常を検出することを
    可能ならしめたことを特徴とするアナログ光伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 子装置との間で上りと下りとの2経路の
    光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する親
    装置において、 所定の監視光信号を下り光ファイバにより子装置へ送信
    する親側発光手段と、 子装置から返送された前記監視光信号を上り光ファイバ
    を介して受信する親側受光手段と、 親側受光手段により受信した前記監視光信号のレベルを
    検出する監視信号レベル検出手段と、を備え、 監視信号レベル検出手段により検出されるレベルの変動
    に基づいて光ファイバの異常を検出することを可能なら
    しめたことを特徴とする親装置。
  3. 【請求項3】 親装置との間で上りと下りとの2経路の
    光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する子
    装置において、 親装置から送信された所定の監視光信号を下り光ファイ
    バを介して受信する子側受光手段と、 子側受光手段により受信した前記監視光信号を上り光フ
    ァイバにより親装置へ返送する子側発光手段と、を備
    え、 親装置により受信される当該監視光信号のレベルの変動
    に基づいて光ファイバの異常を検出することを可能なら
    しめたことを特徴とする子装置。
  4. 【請求項4】 親装置と子装置との間で上りと下りとの
    2経路の光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通
    信するアナログ光伝送システムにおいて、 親装置には、子装置へ送信する情報信号と所定の監視信
    号とを多重化したアナログ光信号を下り光ファイバによ
    り子装置へ送信する親側発光手段と、 上り光ファイバを介して子装置から送信されたアナログ
    光信号を受信する親側受光手段と、 親側受光手段により受信したアナログ光信号から前記監
    視信号を分離する親側フィルタ手段と、 親側フィルタ手段により分離された前記監視信号のレベ
    ルを検出する監視信号レベル検出手段と、を備える一
    方、 子装置には、下り光ファイバを介して親装置から送信さ
    れたアナログ光信号を受信する子側受光手段と、 子側受光手段により受信したアナログ光信号から前記監
    視信号を分離する子側フィルタ手段と、 子側フィルタ手段により分離された前記監視信号と親装
    置へ送信する情報信号とを多重化したアナログ光信号を
    上り光ファイバにより親装置へ送信する子側発光手段
    と、を備え、 親装置の監視信号レベル検出手段により検出されるレベ
    ルの変動に基づいて光ファイバの異常を検出することを
    可能ならしめたことを特徴とするアナログ光伝送システ
    ム。
  5. 【請求項5】 子装置との間で上りと下りとの2経路の
    光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する親
    装置において、 子装置へ送信する情報信号と所定の監視信号とを多重化
    したアナログ光信号を下り光ファイバにより子装置へ送
    信する親側発光手段と、 子装置が下り光ファイバを介して親装置から受信したア
    ナログ光信号中の前記監視信号と親装置へ送信する情報
    信号とを多重化したアナログ光信号を上り光ファイバを
    介して受信する親側受光手段と、 親側受光手段により受信したアナログ光信号から前記監
    視信号を分離する親側フィルタ手段と、 親側フィルタ手段により分離された前記監視信号のレベ
    ルを検出する監視信号レベル検出手段と、を備え、 監視信号レベル検出手段により検出されるレベルの変動
    に基づいて光ファイバの異常を検出することを可能なら
    しめたことを特徴とする親装置。
  6. 【請求項6】 親装置との間で上りと下りとの2経路の
    光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向通信する子
    装置において、 親装置が子装置へ送信する情報信号と所定の監視信号と
    を多重化したアナログ光信号を下り光ファイバを介して
    受信する子側受光手段と、 子側受光手段により受信したアナログ光信号から前記監
    視信号を分離する子側フィルタ手段と、 子側フィルタ手段により分離された前記監視信号と親装
    置へ送信する情報信号とを多重化したアナログ光信号を
    上り光ファイバにより親装置へ送信する子側発光手段
    と、を備え、 親装置により受信される当該アナログ光信号中の前記監
    視信号のレベルの変動に基づいて光ファイバの異常を検
    出することを可能ならしめたことを特徴とする子装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のアナログ光伝送システ
    ムにおいて、 子装置の子側発光手段は、親装置から受信した前記監視
    信号のレベルに応じた割合で前記監視信号と情報信号と
    を多重化したアナログ光信号を所定の平均光出力で送信
    し、 親装置には、親側受光手段により受信したアナログ光信
    号の平均受光レベルを検出する平均受光レベル検出手段
    を備え、 親装置の平均受光レベル検出手段により検出される平均
    受光レベルの変動及び当該平均受光レベルと監視信号レ
    ベル検出手段により検出されるレベルとの比の変動に基
    づいて上り光ファイバと下り光ファイバとのいずれかを
    特定して異常を検出することを可能ならしめたことを特
    徴とするアナログ光伝送システム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の親装置において、 親側受光手段は、子装置が親装置から受信した前記監視
    信号と親装置へ送信する情報信号とを当該監視信号のレ
    ベルに応じた割合で多重化したアナログ光信号を所定の
    平均光出力で上り光ファイバを介して受信し、 親側受光手段により受信したアナログ光信号の平均受光
    レベルを検出する平均受光レベル検出手段を備え、 平均受光レベル検出手段により検出される平均受光レベ
    ルの変動及び当該平均受光レベルと監視信号レベル検出
    手段により検出されるレベルとの比の変動に基づいて上
    り光ファイバと下り光ファイバとのいずれかを特定して
    異常を検出することを可能ならしめたことを特徴とする
    親装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の子装置において、 子側発光手段は、親装置から受信した前記監視信号のレ
    ベルに応じた割合で前記監視信号と情報信号とを多重化
    したアナログ光信号を所定の平均光出力で送信し、 親装置により受信される当該アナログ光信号の平均受光
    レベルの変動及び当該平均受光レベルと当該アナログ光
    信号中の前記監視信号のレベルとの比の変動に基づいて
    上り光ファイバと下り光ファイバとのいずれかを特定し
    て異常を検出することを可能ならしめたことを特徴とす
    る子装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のアナログ光伝送シス
    テムにおいて、 親装置には、監視信号レベル検出手段により検出される
    レベル及び平均受光レベル検出手段により検出される平
    均受光レベルに関する情報をユーザに対して出力する出
    力手段を備え、 親装置の出力手段により出力される情報によりユーザが
    光ファイバの異常を把握することを可能ならしめたこと
    を特徴とするアナログ光伝送システム。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の親装置において、 監視信号レベル検出手段により検出されるレベル及び平
    均受光レベル検出手段により検出される平均受光レベル
    に関する情報をユーザに対して出力する出力手段を備
    え、 出力手段により出力される情報によりユーザが光ファイ
    バの異常を把握することを可能ならしめたことを特徴と
    する親装置。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載のアナログ光伝送シス
    テムにおいて、 親装置には、平均受光レベル検出手段により検出される
    平均受光レベルが基準レベルから変動したことに応じて
    上り光ファイバの異常を検出し、平均受光レベル検出手
    段により検出される平均受光レベルと監視信号レベル検
    出手段により検出されるレベルとの比が基準値から変動
    したことに応じて下り光ファイバの異常を検出する異常
    検出手段と、 異常検出手段により検出された異常をユーザに対して報
    知する異常報知手段と、を備えたことを特徴とするアナ
    ログ光伝送システム。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の親装置において、 平均受光レベル検出手段により検出される平均受光レベ
    ルが基準レベルから変動したことに応じて上り光ファイ
    バの異常を検出し、平均受光レベル検出手段により検出
    される平均受光レベルと監視信号レベル検出手段により
    検出されるレベルとの比が基準値から変動したことに応
    じて下り光ファイバの異常を検出する異常検出手段と、 異常検出手段により検出された異常をユーザに対して報
    知する異常報知手段と、を備えたことを特徴とする親装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項7に記載のアナログ光伝送シス
    テムにおいて、 CATV信号の中継システムであり、 情報信号はCATV信号であることを特徴とするアナロ
    グ光伝送システム。
  15. 【請求項15】 請求項7に記載のアナログ光伝送シス
    テムにおいて、 移動体通信信号の中継システムであり、 情報信号は移動体通信信号であることを特徴とするアナ
    ログ光伝送システム。
  16. 【請求項16】 親装置と子装置との間で上りと下りと
    の2経路の光ファイバを用いてアナログ光信号を双方向
    通信するアナログ光伝送システムにおいて、 親装置には、子装置へ送信する情報信号とは異なった周
    波数の監視信号を発振する発振器と、 子装置へ送信する情報信号と発振器から発振された前記
    監視信号とを合成する親側合成手段と、 親側合成手段から出力された合成信号をアナログ光信号
    に変換して下り光ファイバにより子装置へ送信する親側
    発光手段と、 上り光ファイバを介して子装置から送信されたアナログ
    光信号を受信する親側受光手段と、 親側受光手段により受信したアナログ光信号の平均受光
    レベルを検出する平均受光レベル検出手段と、 親側受光手段により受信したアナログ光信号から前記監
    視信号に対応した周波数の信号を分離する親側フィルタ
    手段と、 親側フィルタ手段により分離された前記信号のレベルを
    検出する監視信号レベル検出手段と、を備える一方、 子装置には、下り光ファイバを介して親装置から送信さ
    れたアナログ光信号を受信する子側受光手段と、 子側受光手段により受信したアナログ光信号から前記監
    視信号に対応した周波数の信号を分離する子側フィルタ
    手段と、 子側フィルタ手段により分離された前記信号と親装置へ
    送信する情報信号とを合成する子側合成手段と、 子側合成手段から出力された合成信号を平均光出力が一
    定なアナログ光信号に変換して上り光ファイバにより親
    装置へ送信する子側発光手段と、を備え、 親装置の平均受光レベル検出手段により検出される平均
    受光レベルの変動と監視信号レベル検出手段により検出
    されるレベルの変動とに基づいて上り光ファイバと下り
    光ファイバとのいずれかを特定して異常を検出すること
    を可能ならしめたことを特徴とするアナログ光伝送シス
    テム。
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