JP4204395B2 - 双方向catv増幅装置及び双方向catvシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,双方向CATVシステムの上り回線に上り帯域の周波数の信号を出力するパイロット信号発生器を設けた双方向CATV増幅装置と,当該双方向CATV増幅装置を用いた双方向CATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
双方向CATVシステムにおいては,下り回線ばかりでなく,上り回線の試験・調整も行う必要がある。この試験・調整のためには回線に基準となる信号を伝送させて,その信号の状態をモニタすると共に安定的に動作させる必要がある。
また,例えばHybrid Fiber Coaxial(HFC)システムにおいて考えると,このシステムに用いられるノード型光送受信機は,それに使用されているレーザーダイオードの特性から,無変調時に雑音が発生する。このためCATVネットワークの高速化のためにセルの細分化を行い,ノード型光送受信機の設置台数を多くしたシステムにおいては,上り帯域の信号が無変調となったときにノード型光送受信機等から上り帯域に送出される雑音レベルが増大して,センター装置側に妨害を与える恐れがある。
そこで従来の双方向CATV増幅装置では,CATVシステムの上り回線に必要に応じて上り帯域の周波数の信号を送出するパイロット信号発生器を内蔵させて,これから出力されるパイロット信号によって雑音の発生を押えることが可能になるし,このようなノード型光送受信機に代表される双方向CATV増幅装置を双方向CATVシステムの伝送路に取り付けて,当該増幅装置から伝送路の上り回線にパイロット信号を流すことで,当該回線のより上流側にスペクトラムアナライザ等の測定器を接続すれば,信号を送出している増幅装置と,測定器を接続している箇所の区間の上り回線の試験・調整を行う事もできるのである。(例えば,特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平7−222136公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,従来のパイロット信号発生器を内蔵させた双方向CATV増幅装置によると,当該双方向CATV増幅装置に内蔵させた上記信号発生器より出力される上り帯域周波数の信号は,切替回路を介してシステムの上り回線にON/OFF可能な構成になっており,当該切替回路の切替は手動で行うか若しくはセンターからの遠隔操作によって切替制御装置(言い換えればステイタスモニタユニット)を自動的にコントロールして行うようになっている。ところがこうした構成では,センター側から送出された制御信号をステイタスモニタユニットに伝送したり,当該ステイタスモニタユニットからの情報をセンター側に伝送したりするために,ステイタスモニタユニットは高周波信号を伝送する回線と結合回路を介して結合させる必要があるばかりでなく,信号発生器から送出された上り帯域周波数の信号も,上り回線に結合回路を備えさせて信号を混合するよう構成する必要があり,回路構成が複雑になり,延いては,組立て費の増加等によってコストがアップするといった問題があった。
また,上り回線に上記パイロット信号発生器からの信号を結合させる回路を設ける方法は,増幅度等の規格が異なる増幅器夫々を対応させる必要が生じ,機種分の数だけ回路設計をおこなう必要が生じ回路設計が煩雑になるといった問題があった。また更に加えて,既存の双方向CATV増幅装置にパイロット信号発生器を追加しようとする場合には,結合回路挿入のために回路の変更が必用となるが,このような後付の方法では改造が困難であるといった問題もあった。
そこで本発明においては,上記従来の技術の問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,上り回線に無変調の信号が入力されたときに雑音レベルが増大するのを防止することができる双方向CATV増幅装置を提供することにある。
他の目的は,CATVシステムの上り回線の試験・調整に使用可能な信号を出力できる双方向CATV増幅装置を提供できることにある。
他の目的は,CATVシステムの上り回線に上り帯域の周波数の信号を出力するパイロット信号発生器を内蔵させた双方向CATV増幅装置を提供することにある。
他の目的は,簡単な構成でCATVシステムの上り回線に上り帯域の周波数の信号を送出することのできる双方向CATV増幅装置を提供することにある。
他の目的は,パイロット信号発生器を取付け自在にすると共に,それに対応させてパイロット信号の供給を容易にする双方向CATV増幅装置を提供することにある。
他の目的は,上り回線に無変調の信号が入力されたときに雑音レベルが増大するのを防止することができるパイロット信号発生器を備えた双方向CATV増幅装置を用いた双方向CATVシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,第1の構成に係る発明はステイタスモニタユニットを備えさせた双方向CATV増幅装置において,当該双方向CATV増幅装置には,CATVシステムの上り回線に上り帯域の高周波信号を出力するパイロット信号発生器を設け,当該パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号は,上記ステイタスモニタユニットを介して上り回線に送出されるよう構成される。
【0006】
第2の構成に係る発明は,上記双方向CATV増幅装置は,当該増幅装置の入力側に光送受信機を備えさせてノード型光送受信機を構成しており,上記双方向CATV増幅装置には,上り帯域の高周波信号を出力するパイロット信号発生器を設け,当該パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号は,上記ステイタスモニタユニットを介して上記双方向CATV増幅装置の上り回線に送出され,更には,上記パイロット信号を強度変調した光信号が上記光送信機からCATVシステムの上り回線に送出されるように構成される。
【0007】
第3の構成に係る発明は,上記パイロット信号発生器は,当該パイロット信号発生器から送出されるパイロット信号を上記ステイタスモニタユニットに伝送する伝送線路を介して,上記ステイタスモニタユニットから電源供給を受けて動作するように構成される。
【0008】
第4の構成に係る発明は,上記パイロット信号発生器は,上記双方向CATV増幅装置に着脱自在に構成される。
【0009】
第5の構成に係る発明は,上記パイロット信号発生器とステイタスモニタユニットは一体的に構成され,上記双方向CATV増幅装置に着脱自在に構成される。
【0010】
第6の構成に係る発明は,上記第1の構成から第5の構成の何れか双方向CATV増幅装置を用いて双方向CATVシステムを構成する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に,本発明を具体化した実施例を,図面を基に詳細に説明する。図1は本願に示す双方向CATV増幅装置の第1の実施例を示すブロック図である。図2は本願に示す双方向CATV増幅装置の第2の実施例を示すブロック図である。図3は本発明における双方向CATV増幅装置に光送受信機を備えさせノード型光送受信機を構成した例を示すブロック図である。図4(a)はステイタスモニタユニットの概略ブロック図である。(b)はパイロット信号発生器を内蔵させたステイタスモニタユニットの概略ブロック図である。図5は図3に示す本願の双方向CATV増幅装置を用いた双方向CATVシステムの実施例を示した概略図を示す。
【0012】
図1は本願における双方向CATV増幅装置の第1の実施例を示すものである。この双方向CATV増幅装置3において,10はセンター側(言い換えれば,センター装置若しくはヘッドエンド装置)の接続端子,11は端末側の接続端子である。14,15は伝送帯域の信号を上り信号と下り信号に分けるか若しくは合波するためのフィルターで有り,夫々第1のフィルター,第2のフィルターである。12は接続端子10に入力されるセンター側から送られた下り回線の信号を増幅する下り回線側増幅器であり,13は接続端子11に入力される端末側から送られた上り回線の信号を増幅する上り回線側増幅器であり,これらの増幅器はパイロット信号によって自動利得調整(以下,AGCと呼ぶ)でもって動作するように構成されている。
【0013】
更に詳しく説明すると,接続端子10に入力されたセンター側から送出された下り回線の信号(例えばCATVシステムにおける70〜770MHzの信号)は,ハイパスフィルター14b(以下,HPFと呼ぶ)とローパスフィルター14a(以下,LPFと呼ぶ)とからなる第1のフィルター14のHPF14bを通過して,上記下り回線側の増幅器12に入力されて当該増幅器12でもって所定レベルまで増幅される。増幅された信号は,分岐回路16を通過してからHPF15bとLPF15aとからなる第2のフィルター15のHPF15bを通過して接続端子11から端末側に下り信号を送出するように構成されている。
【0014】
次に,接続端子11に入力される信号(例えば,CATVシステムにおける10〜55MHzの信号)は,LPF15aとHPF15bとからなる第2のフィルター15のLPF15aを通過して,上記上り回線側の増幅器13に入力されて当該増幅器13でもって所定レベルまで増幅される。増幅された信号は,合波回路17を通過してからLPF14aとHPF14bとからなる第1のフィルター14のLPF14aを通過して接続端子10からセンター側に上り信号を送出するように構成されている。
【0015】
上記下り回線において,上記増幅器12と第2のフィルターのHPFとの間には上記分岐回路16が介設されており,当該分岐回路16の分岐出力端子16aは,伝送線路25を介してステイタスモニタユニット18の下り回線入力端子18aと接続されており,上記分岐出力端子16aから出力された信号は伝送線路25を介してステイタスモニタユニットに入力される。
更には,上記上り回線において,上記増幅器13と第2のフィルターのLPFとの間には上記合波回路17が介設されており,当該合波回路17の合波入力端子17aは,伝送線路26を介してステイタスモニタユニット18の上り回線出力端子18bと接続されており,当該ステイタスモニタユニット18から出力された信号は,伝送線路26を介して上記合波入力端子17aに入力されている。
【0016】
ステイタスモニタユニット18は上記分岐出力端子16aから分岐出力されるセンター側からの下り回線信号を受信して,当該下り回線信号の中から,センター装置から送出された制御信号を読み取り,その制御信号に基づいて,この増幅装置の各部の動作状態をモニタしたり,AGC等の動作状態をモニタしたりする等の機能を有すると共に,動作状態のモニタによって得られたデータを上り回線信号である高周波信号として変調した上り回線信号を,伝送線路26を介して上記合波出力端子17aから増幅器の上り回線に送出するように構成される。
即ち,上記ステイタスモニタユニット18と上記下り回線及び上り回線は高周波信号を通過する伝送線路25,26を介して接続されているので,これらの伝送線路の内,上り回線と接続されている26を使って,パイロット信号を上り回線に送出しようとするもので,簡単な構成でパイロット信号を送出可能となるのである。
【0017】
本願のステイタスモニタユニット18の構成を更に詳しく説明する。本願のステイタスモニタユニット18は,上記分岐出力端子16aから分岐出力されるセンター側からの下り回線信号を,伝送線路25を介して受け入れる下り回線入力端子18aと,当該下り回線信号の中から,センター装置から送出された制御信号を読み取り,その制御信号に基づいて,この増幅装置の各部の動作状態をモニタしたり,AGC等の動作状態をモニタしたりする等の機能を有すると共に,動作状態のモニタによって得られたデータを上り回線信号である高周波信号として,伝送線路26に送出するための信号処理部19と,
上記ステイタスモニタユニット18の信号処理部19から出力される,データ信号を含んだ上り信号を出力するための上り回線出力端子18bと,上記信号処理部19と上記上り回線出力端子18bとの間に介設された合波回路20と,当該合波回路20の合波入力端子18cとから構成されている。
【0018】
パイロット信号発生器21は,本願においては上り回線信号である10MHzを用いている。このパイロット信号発生器21は上記ステイタスモニタユニット18の近傍に配設され,上記パイロット信号発生器21から出力されたパイロット信号は伝送線路27を介して,上記ステイタスモニタユニット18の合波入力端子18c(言い換えれば,パイロット信号入力端子)からステイタスモニタユニット18に入力されている。パイロット信号入力端子18cから入力されたパイロット信号は,合波回路20でもって上記上り信号と合波されて上記上り信号出力端子から上り回線に送出される。尚,上記パイロット信号は,上述のように上り回線信号の帯域内の信号を用いても良いし,上り帯域回線信号の帯域外の信号,例えば9MHzを利用しても良いように適宜変更しても良い。
【0019】
尚,上記第1及び第2のフィルターはHPFとLPFの組み合わせで構成したが,HPF,LPFで構成することに限定されるものでなく必要に応じて最適なフィルターを組み合わせて構成しても良いことは言うまでもない。
また,上記分岐回路16及び上記合波回路17は夫々,増幅器の出力側に配設した例を示したが,本実施例に限定されるものではなく増幅器の前に配設させても良いし,配設場所を適宜組み合わせて配設させても良いことは言うまでもない。
更に,上記パイロット信号発生器21は上記双方向CATV増幅装置に内蔵させるのであるが,組み込み式でも良いし取り外し可能に構成しても良い事は言うまでもない。
【0020】
次に本発明の異なる実施例を,図2を参照して説明する。尚,以下の説明では,上述の第1の実施形態における双方向CATV増幅装置と同様の構成要素については同一符号を付与し,詳細な説明は省略する。
図2でもって説明するのは,上り回線用として2つの帯域を備えさせ双方向CATV増幅装置である。実施例においては,上り回線用の信号の例として,10〜55MHz(以下,上り回線L信号と記載する。)と,650〜770MHz(以下,上り回線H信号と記載する。)を用いるように構成されている。
【0021】
この双方向CATV増幅装置3−1は,14は第1のフィルターであり,55MHzをカットオフ周波数とするLPF14aと,70MHzをカットオフ周波数とするHPF14bとで構成されている。30は第3のフィルターであり,602MHzをカットオフ周波数とするLPF30aと,650MHzをカットオフ周波数とするHPF30bとで構成されている。31は第4のフィルターであり55MHzをカットオフ周波数とするLPF31aと,650MHzをカットオフ周波数とするHPF31bとで構成されている。
【0022】
32は第5のフィルターであり,602MHzをカットオフ周波数とするLPF32aと,650MHzをカットオフ周波数とするHPF32bとで構成されている。33は第6のフィルターであり,55MHzをカットオフ周波数とするLPF33aと,650MHzをカットオフ周波数とするHPF33bとで構成されている。15は第2のフィルターであり,55MHzをカットオフ周波数とするLPF15aと,70MHzをカットオフ周波数とするHPF15bとで構成されている。
【0023】
センター装置側からの下り回線信号は,上記HPF14b,LPF30aとからなる下り回線の入力経路を介して下り回線側増幅器12に入力されて,所定レベル増幅される。増幅された信号は分岐回路16を通過して後,上記LPF32a,HPF15bを通過して上記接続端子11から端末側に下り回線信号を送出するように構成されている。このときの下り回線信号は,70〜602MHzの帯域を有することになる。
【0024】
次に端末側からの上り回線信号は,上記HPF15b,HPF32b,HPF33bとからなる上り回線H信号入力経路を介して上り回線増幅器13に入力されて,所定レベルまで増幅される。増幅された信号は合波回路17を通過した後,上記HPF31b,HPF30b,HPF14bを通過して上記接続端子10からセンター側に上り回線H信号を送出するように構成されている。このときの上り回線H信号は,650〜770MHzの帯域を有することになる。
また,上り回線信号は,上記LPF15a,LPF33aとからなる上り回線L信号入力経路を介して,上り回線増幅器13に入力されて所定レベルまで増幅される。増幅された信号は合波回路17を通過した後,上記LPF31a,LPF14aを通過して上記接続端子10からセンター側に上り回線L信号を送出するように構成されている。このときの上り回線L信号は,10〜55MHzの帯域を有することになる。
【0025】
この実施例においては,上記上り回線L信号は,双方向増幅装置の動作状態をモニタしたデータ信号をセンター側に送出するのに用いられ,上記上り信号H信号は,妨害電波の少ないことから上り流合雑音が少ない特長を生かして,インターネット接続サービス等の通信サービスに使用される。
この実施例においても,ステイタスモニタユニット18及びパイロット信号発振器26の設置の状態及びパイロット信号の送出方法は第1の実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
尚,上記第1乃至第6のフィルターはHPFとLPFの組み合わせで構成したが,HPF,LPFで構成することに限定されるものでなく必要に応じて適宜に最適なフィルターを用いても良いことは言うまでもない。
また,上記分岐回路16及び上記合波回路17は夫々,増幅器の出力側に配設した例を示したが,本実施例に限定されるものではなく増幅器の前に配設させても良いし,配設場所を適宜組み合わせて配設させても良いことは言うまでもない。
更に,この双方向CATV増幅装置においても上記パイロット信号発生器21は上記双方向CATV増幅装置に内蔵させるのであるが,組み込み式でも良いし取り外し可能に構成しても良い事は言うまでもない。
【0026】
図3に説明するのは,双方向CATV増幅装置に光送受信機を備えさせて,ノード型光送受信機として構成された双方向CATV増幅装置についてである。尚,以下の説明では,上述の実施形態の双方向CATV増幅装置と同様の構成要素については同一符号を付与し,詳細な説明は省略する。
図3において4は本実施例の双方向CATV増幅装置(即ち,ノード型光送受信装置)である。35はセンター側のからの光入力端子であり,36は光受信ユニットであり,センター装置側から光ファイバーケーブルによって送出された光信号は,上記光受信ユニット36によって光信号をRF信号に復調された後に,下り回線信号用増幅器12に入力される。下り回線信号用増幅器12において所定レベルまで増幅されて下り回線信号は,分岐回路16,第2のフィルター15のHPF15bを通過して端末側の接合端子11から出力される。
【0027】
また,端末側の接続端子11から入力された上り回線信号は,第2のフィルターのLPF15aを通過した後,上り回線信号用増幅器13に入力される。入力された信号は所定レベルまで増幅された後,合波回路17を介して,光送信ユニット37に入力される。入力された信号はこの光送信ユニット37において光信号に変調されてセンター装置側へ光出力端子38から送出される。
この実施例においても,ステイタスモニタユニット18と及びパイロット信号発振器26の設置の状態及びパイロット信号の送出方法は第1の実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0028】
本実施例においては,ノード型光送受信機を構成する双方向CATV増幅装置は,上述の実施例のように上り回線信号の帯域が10〜55MHz,下り回線信号が70〜770MHzの実施例に限定される物でなく,例えば上り回線信号が10〜55MHzの上り回線L信号と650〜770MHzの上り回線H信号の2つ上り帯域を有し,下り帯域は70〜602MHzであるように構成しても良い等,必用に応じて適宜変更して実施しても良い。また,第2のフィルターは本発明においてはLPFとHPFの組み合わせによって構成されているが,この実施例に限定されるものではなく,バンドパスフィルター等のフィルターを組み合わせて構成しても良い。
また,上記合波回路17は,増幅器の出力側に配設した例を示したが,本実施例に限定されるものではなく増幅器の前に配設させても良い。
更にまた,この実施例の場合においてもパイロット信号発生器21はノード型光送受信機に内蔵させるのであるが,組み込み式でも良いし取り外し可能に構成しても良い。
【0029】
本発明の第1の実施例,第2の実施例,第3の実施例では,図示されていないが,上記パイロット信号発生器21は,当該パイロット信号発生器18と上記ステイタスモニタユニット18とを接続する伝送線路27を介して,上記ステイタスモニタユニット側から電源供給を受けて動作するように構成されており,より簡単な構成でパイロット信号発生器18からパイロット信号を送出できるのである。尚,パイロット信号発生器18への電源供給方法は上記実施例に限定されるものではなく,必用に応じて適宜変更しても良い。
更に上述の夫々の実施例において,図3(b)に示すように,上記パイロット信号発生器21とステイタスモニタユニット18を一体的に構成してパイロット信号発生器内臓型ステイタスモニタユニット22としても良いも良い。この構成によれば,パイロット信号をステイタスモニタユニットに伝送するための伝送線路を設ける必要がなく,更に,当該伝送線路にパイロット信号発生器を動作させる電源をステイタスモニタユニット側から重畳させる必要がないので,より簡単な構成でもって,パイロット信号発生器を内蔵させた双方向CATV増幅装置が実現できる。
【0030】
次に,図3に説明したノード型光送受信機4を用いた双方向CATVシステムについて説明する。図5において1はセンター装置であり,センター装置1とノード型光送受信装置4は,光ファイバーケーブル2を介して接続されている。5は同軸ケーブルであり,幹線分配増幅装置6,幹線分岐増幅器7,分配増幅器8,タップオフ9を夫々接続してシステムが構築されている。
【0031】
センター装置1からは光ファイバーケーブルにテレビ信号だけでなく,上記ノード型光送受信機4に内蔵されたステイタスモニタユニット18に制御信号が送出されている。
また,上記ノード型光送受信機4からは,当該のノード型光送受信機4を構成する双方向CATV増幅装置に内蔵させた上記ステイタスモニタユニット18から,当該増幅装置の動作状態をモニタしたデータを上り回線信号としてRF信号に合波すると共に,当該RF信号を光送信ユニット37において光信号に変調して送出している。
このように構成されたシステムに用いるノード型光送受信機において使用されているレーザーダイオードは,単一縦モードで発振するため,無変調時にはコヒーレンシーが特に高くなり,その為に,無変調状態で長距離光ファイバーケーブルを通過させると,上記ファイバー内で強度雑音が生じ,特に50MHz以下の周波数帯で雑音特性が劣化するのである。
【0032】
この実施例で示すようなHFCシステムにおいて,CATVネットワークの高速化に対応するためにノードの細分化を行うのであるが,このノードの細分化によって上り流合雑音による影響が軽減されるので,システムのC/Nも改善される。そこでシステムのC/Nを安定的に保って動作させる必要があるが,上り回線が無変調状態となった時に,ノード型光送受信装置4から上述の雑音が発生することによってシステムのC/Nを著しく劣化させることがある。
そこで,ノード型光送受信機4に上り回線信号用のパイロット信号を送出させて,上記雑音の発生を防止するのであるが,このときに,パイロット信号発生器21を双方向CATV増幅装置に内蔵させる方法が考えられたが,当該パイロット信号発生器21からのパイロット信号を上り回線に合波するために,上り回線にパイロット信号用の合波回路を組み込む方法では,特性の異なる増幅装置夫々に組み込む必要が生じ,回路設計に時間を要すると共に,コストアップとなっていた。
【0033】
そこで本実施例のように,ノード型光送受信機4に組み込み可能なステイタスモニタユニット18を利用して,当該ステイタスモニタユニット18は,このステイタスモニタユニット18の出力信号と,当該ステイタスモニタユニット18の近傍に備えさせたパイロット信号発生器21から出力されるのパイロット信号を合波するといった簡単な構成でもって,同一伝送線路で上り回線にパイロット信号送出できるノード型光送受信機4を用いてシステム構成することで,上り回線に光送信機によって雑音が発生することを防止できるのである。
【0034】
また本願に示すノード型光送受信機4ばかりでなく,光送受信ユニットを後付して追加できるように構成した双方向CATV増幅装置においても,光送受信ユニットの取付け状況に合わせて,簡単にパイロット信号発生器21が取り付けられると共に,当該パイロット信号発生器21から出力されるパイロット信号を,ステイタスモニタユニット18を介してパイロット信号が送出できる簡単な構成としたので,増幅装置の改造をすることなくパイロット信号を供給でき雑音の発生の心配がない双方向CATV増幅装置と当該増幅装置を用いたシステムが提供できるのである。
また言うまでもなく,双方向CATV増幅装置においては,上記のような構成にすることで,上記双方向CATV増幅装置を双方向CATVシステムの伝送路に取り付けて,当該増幅装置から伝送路の上り回線にパイロット信号を流すことで,当該回線のより上流側にスペクトラムアナライザ等の測定器を接続すれば,信号を送出している増幅装置と,測定器を接続している箇所の区間の上り回線の試験・調整を行う事もできるのである。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように,第1の構成に係る発明によれば,ステイタスモニタユニットを備えさせた双方向CATV増幅装置において,当該双方向CATV増幅装置には,CATVシステムの上り回線に上り帯域の高周波信号を出力するパイロット信号発生器を設け,当該パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号は,上記ステイタスモニタユニットを介して上り回線に送出されるように構成したので,簡単な構成でCATVシステムの上り回線に上り帯域の周波数の信号を送出することのでき,CATVシステムの上り回線の試験・調整が可能な双方向CATV増幅装置を提供できる。
【0036】
第2の構成に係る発明によれば,上記双方向CATV増幅装置は,当該増幅装置の入力側に光送受信機を備えさせてノード型光送受信機を構成しており,上記双方向CATV増幅装置には,上り帯域の高周波信号を出力するパイロット信号発生器を設け,当該パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号は,上記ステイタスモニタユニットを介して上記双方向CATV増幅装置の上り回線に送出され,更には,上記パイロット信号を強度変調した光信号が上記光送信機からCATVシステムの上り回線に送出されるように構成したので,上り回線が無変調であるときに,上記光送信機によって発生する雑音の発生を簡単な構成で持って押えることができるのである。
【0037】
第3の構成に係る発明によれば,上記パイロット信号発生器は,当該パイロット信号発生器から送出されるパイロット信号を上記ステイタスモニタユニットに伝送する伝送線路を介して,上記ステイタスモニタユニットから電源供給を受けて動作するように構成したので,CATVシステムの上り回線の試験・調整に使用可能な信号を出力できる。また,簡単な構成でCATVシステムの上り回線に上り帯域の周波数の信号を送出することのできるパイロット信号発生器を内蔵させた双方向CATV増幅装置を提供することができる。
【0038】
第4の構成に係る発明によれば,上記パイロット信号発生器は,上記双方向CATV増幅装置に着脱自在に構成したので,ステイタスモニタユニットと同様に必用に応じて適宜に取付け可能となり,また,パイロット信号は上記ステイタスモニタユニットを介して上り回線に送出されることで汎用性が高く,取付け性の良い双方向CATV増幅装置が提供できる。
【0039】
第5の構成に係る発明によれば,上記パイロット信号発生器とステイタスモニタユニットは一体的に構成され,上記双方向CATV増幅装置に着脱自在に構成されたので,パイロット信号発生器とステイタスモニタユニットとを接続するための伝送線路を必要としないため,組立ての容易性,取り扱いの容易性等に優れた双方向CATV増幅装置が提供できる。
【0040】
第6の構成に係る発明によれば,第1の構成から第5の構成の何れか双方向CATV増幅装置を用いて双方向CATVシステムを構成したので,上り回線に雑音を発生させないシステムを構築できる。また,光送受信機を内蔵可能な双方向CATV増幅装置を用いたシステムにおいて,後から光送受信機を取り付けた場合においても,パイロット信号発生器を簡単に追加でき,上り回線にパイロット信号を送出可能と成り,上記光送受信機から雑音の発生のないシステムが構築できる。更に,システムの上り回線に必要なパイロット信号が送出され,上り回線の調整・試験を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る双方向CATV増幅装置の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る双方向CATV増幅装置の第2の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る双方向CATV増幅装置に光送受信ユニットを備えさせノード型光送受信機を構成した例を示すブロック図である。
【図4】(a)はステイタスモニタユニットの概略ブロック図である。
(b)はパイロット信号発生器を内蔵させたステイタスモニタユニットの概略ブロック図である。
【図5】図2のノード型光送受信機を用いた双方向CATVシステムの実施例を示す。
【符号の説明】
1…センター装置,2…光ファイバーケーブル,3,3−1…双方向CATV増幅装置,4…ノード型光送受信装置,5…同軸ケーブル,6…幹線分配増幅器,7…幹線分岐増幅器,8…分配増幅器,9…タップオフ,10…センター装置側の接続端子,11…端末側の接続端子,12…下り回線用増幅器,13…上り回線用増幅器,14…第1のフィルター,15…第2のフィルター,16…分岐回路,16a…分岐出力端子,17…合波回路,17a…合波入力端子,18…ステイタスモニタユニット,18a…下り回線用入力端子,18b…上り回線用出力端子,18c…パイロット信号用入力端子,19…信号処理器,20…合波回路,21…パイロット信号発生器,22…パイロット信号発生器内蔵型ステイタスモニタユニット,25…下り回線からの伝送線路,26…上り回線への伝送線路,27…パイロット信号用の伝送線路,30…第3のフィルター,31…第4のフィルター,32…第5のフィルター,33…第6のフィルター,35…光入力端子,36…光受信ユニット,37…光送信ユニット,38…光出力端子,
14a,15a,30a,31a,32a,33a…LPF,
14b,15b,30b,31b,32b,33b…HPF
Claims (4)
- ステイタスモニタユニットを備えさせた双方向CATV増幅装置において、
上記ステイタスモニタユニットは、下り回線入力端子および上り回線出力端子を介して双方向CATV増幅装置の下り回線および上り回線に接続されており、
当該双方向CATV増幅装置には、CATVシステムの上り回線に上り帯域の高周波信号を出力するパイロット信号発生器を設け、
当該パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号が、上記ステイタスモニタユニットにおける上記上り回線出力端子を介して上り回線に送出されるように、上記パイロット信号発生器を上記ステイタスモニタユニットに接続することで、上記パイロット信号発生器と上記ステイタスモニタユニットとが一体的に構成されており、
さらに、上記パイロット信号発生器と上記ステイタスモニタユニットとは、下り回線入力端子および上り回線出力端子を介して上記双方向CATV増幅装置に着脱自在に構成されている
ことを特徴とした双方向CATV増幅装置。 - 上記双方向CATV増幅装置は、当該増幅装置のセンター装置側に光送受信機を備えさせてノード型光送受信機を構成しており、
上記双方向CATV増幅装置には、上り帯域の高周波信号を出力する上記パイロット信号発生器を設け、当該パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号は、上記ステイタスモニタユニットにおける上記上り回線出力端子を介して上記双方向CATV増幅装置の上り回線に送出され、更には、上記パイロット信号を強度変調した光信号が上記光送信機からCATVシステムの上り回線に送出されるように構成した
ことを特徴とした請求項1に記載の双方向CATV増幅装置。 - 前記上り回線のうち、上り回線側増幅器に増幅された上り信号が流れる経路には、前記パイロット信号発生器から出力される上り帯域の高周波信号のパイロット信号を前記上り回線に合波するための合波回路が設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の双方向CATV増幅器。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の双方向CATV増幅装置を用いた双方向CATVシステム。
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