JP3131321B2 - 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 - Google Patents
周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置Info
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- JP3131321B2 JP3131321B2 JP04326107A JP32610792A JP3131321B2 JP 3131321 B2 JP3131321 B2 JP 3131321B2 JP 04326107 A JP04326107 A JP 04326107A JP 32610792 A JP32610792 A JP 32610792A JP 3131321 B2 JP3131321 B2 JP 3131321B2
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- signal
- optical
- transmission line
- electric
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数分割多重(FD
M)光伝送システムに関する。特に、使用チャネル数の
変動に伴うC/N比の低下を防止するようにしたシステ
ムに関する。
M)光伝送システムに関する。特に、使用チャネル数の
変動に伴うC/N比の低下を防止するようにしたシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、周波数多重化信号でレーザ光を直
接振幅変調して光伝送路に送出するFDM信号光伝送方
式が提案されている。この方式は、従来の同軸ケーブル
を用いたCATVシステムとの互換性に優れ、しかも、
無中継の伝送距離が長くとれるため中継増幅器の数を減
少させることができ、チャネル当たりの伝送設備コスト
が安く、CATV網の幹線に適している。
接振幅変調して光伝送路に送出するFDM信号光伝送方
式が提案されている。この方式は、従来の同軸ケーブル
を用いたCATVシステムとの互換性に優れ、しかも、
無中継の伝送距離が長くとれるため中継増幅器の数を減
少させることができ、チャネル当たりの伝送設備コスト
が安く、CATV網の幹線に適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CAT
Vシステムの場合には、使用チャネル数は固定されたも
のではなく、時間的に変動する。即ち、全伝送帯域にお
ける信号レベルの総和は一定ではなく、信号レベルの総
和は使用チャネル数に比例して増加する。一方、周波数
多重化電気信号によりレーザダイオードの発振光を振幅
変調するとき、同時に周波数変調も行われる。この現象
をチャーピングというが、チャーピングされた時のスペ
クトラム線幅は、周波数多重化信号の搬送波の数が増加
するにつれて広くなる。この結果、光伝送路でのC/N
比は搬送波の数が少なくなるにつれて低下する。即ち、
全チャネルが使用された状態で、レーザダイオードへ入
力させる変調信号のレベルを設定すると、使用チャネル
が減少するに伴って、C/N比が低下するという問題が
ある。
Vシステムの場合には、使用チャネル数は固定されたも
のではなく、時間的に変動する。即ち、全伝送帯域にお
ける信号レベルの総和は一定ではなく、信号レベルの総
和は使用チャネル数に比例して増加する。一方、周波数
多重化電気信号によりレーザダイオードの発振光を振幅
変調するとき、同時に周波数変調も行われる。この現象
をチャーピングというが、チャーピングされた時のスペ
クトラム線幅は、周波数多重化信号の搬送波の数が増加
するにつれて広くなる。この結果、光伝送路でのC/N
比は搬送波の数が少なくなるにつれて低下する。即ち、
全チャネルが使用された状態で、レーザダイオードへ入
力させる変調信号のレベルを設定すると、使用チャネル
が減少するに伴って、C/N比が低下するという問題が
ある。
【0004】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、光伝送システムにおい
て、使用チャネル数が変動しても、C/N比を低下させ
ないようにすることである。
れたものであり、その目的は、光伝送システムにおい
て、使用チャネル数が変動しても、C/N比を低下させ
ないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、周波数分割多重化信号を第1電気伝送
路に送出すると共に周波数分割多重化信号の使用チャネ
ル数を示すチャネル数データを第1電気伝送路のデータ
チャネルに送出し、チャネル数データが小さい値をとる
程、第1電気伝送路から受信した周波数分割多重化信号
の信号レベルを大きくして、その周波数分割多重化信号
により、レーザ光を振幅変調して、光伝送路に送出する
システムにおいて用いられ、光伝送路を伝搬する周波数
多重化光信号を受光して振幅復調し、復調された周波数
分割多重化電気信号を第2電気伝送路へ送出する光/電
気変換装置であって、光伝送路により伝送された光信号
を振幅復調して、電気信号に変換する光/電気変換素子
と、光/電気変換素子により復調された電気信号を増幅
する利得可変増幅器と、データチャネルの電気信号から
チャネル数データを復調する復調装置と、復調装置によ
り復調されたチャネル数データが小さい値をとる程、利
得可変増幅器の増幅率を小さくするように制御する制御
装置とから成ることを特徴とする。
の発明の構成は、周波数分割多重化信号を第1電気伝送
路に送出すると共に周波数分割多重化信号の使用チャネ
ル数を示すチャネル数データを第1電気伝送路のデータ
チャネルに送出し、チャネル数データが小さい値をとる
程、第1電気伝送路から受信した周波数分割多重化信号
の信号レベルを大きくして、その周波数分割多重化信号
により、レーザ光を振幅変調して、光伝送路に送出する
システムにおいて用いられ、光伝送路を伝搬する周波数
多重化光信号を受光して振幅復調し、復調された周波数
分割多重化電気信号を第2電気伝送路へ送出する光/電
気変換装置であって、光伝送路により伝送された光信号
を振幅復調して、電気信号に変換する光/電気変換素子
と、光/電気変換素子により復調された電気信号を増幅
する利得可変増幅器と、データチャネルの電気信号から
チャネル数データを復調する復調装置と、復調装置によ
り復調されたチャネル数データが小さい値をとる程、利
得可変増幅器の増幅率を小さくするように制御する制御
装置とから成ることを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】周波数多重化電気信号が第1電
気伝送路に送出され、周波数多重化電気信号は周波数多
重化光信号に変換されて、光伝送路に送出される。この
時、周波数多重化電気信号の使用チャネル数、即ち、搬
送波の数に関するデータが第1電気伝送路のデータチャ
ネルに送信される。そして、チャネル数データが小さい
値をとる程、周波数多重化電気信号の信号レベルが大き
くなるように制御された後、このレベル補正された周波
数多重化電気信号によりレーザ光が振幅変調されて、振
幅変調された光が光ファイバー等の光伝送路を伝送され
る。
気伝送路に送出され、周波数多重化電気信号は周波数多
重化光信号に変換されて、光伝送路に送出される。この
時、周波数多重化電気信号の使用チャネル数、即ち、搬
送波の数に関するデータが第1電気伝送路のデータチャ
ネルに送信される。そして、チャネル数データが小さい
値をとる程、周波数多重化電気信号の信号レベルが大き
くなるように制御された後、このレベル補正された周波
数多重化電気信号によりレーザ光が振幅変調されて、振
幅変調された光が光ファイバー等の光伝送路を伝送され
る。
【0007】そして、光伝送路の受信側に設けられた光
/電気変換装置において、光/電気変換素子により復調
された電気信号のデータチャネルからチャネル数データ
が復調される。このチャネル数データが小さい値をとる
程、利得可変増幅器の利得が小さくなるように制御され
る。この結果、第2電気伝送路を伝送する周波数多重化
電気信号は、各チャネルの信号レベルが元の所定レベル
となるように調整される。よって、同軸伝送路によるC
ATVシステム等の伝送規格を十分に満足させることが
でき、歪み特性やC/N比を劣化させることがない。
/電気変換装置において、光/電気変換素子により復調
された電気信号のデータチャネルからチャネル数データ
が復調される。このチャネル数データが小さい値をとる
程、利得可変増幅器の利得が小さくなるように制御され
る。この結果、第2電気伝送路を伝送する周波数多重化
電気信号は、各チャネルの信号レベルが元の所定レベル
となるように調整される。よって、同軸伝送路によるC
ATVシステム等の伝送規格を十分に満足させることが
でき、歪み特性やC/N比を劣化させることがない。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の具体的な実施例にかかる光
伝送システムの構成を示した図である。センタ装置6
は、テレビジョン受信波及び自主放送波を所定の周波数
配置で周波数多重化して同軸ケーブル(第1電気伝送
路)4に送出する送信装置64、パイロット信号を発生
する発振器61、全伝送帯域をスキャーンして全伝送帯
域における搬送波の数を計測する搬送波検出器62、数
値データをデータチャネルのRF信号に変調する変調器
63とで構成されている。同軸ケーブル4は、第1変換
装置1に接続されている。その第1変換装置1は、増幅
器11、PINダイオード可変減衰器13、増幅器1
2、復調器14、メモリ15、D/A変換器17、DF
Bレーザダイオード16とで構成されている。第1変換
装置1は周波数多重化電気信号を周波数多重化光信号に
変換して、光ファイバー(光伝送路)3に送出する装置
である。
伝送システムの構成を示した図である。センタ装置6
は、テレビジョン受信波及び自主放送波を所定の周波数
配置で周波数多重化して同軸ケーブル(第1電気伝送
路)4に送出する送信装置64、パイロット信号を発生
する発振器61、全伝送帯域をスキャーンして全伝送帯
域における搬送波の数を計測する搬送波検出器62、数
値データをデータチャネルのRF信号に変調する変調器
63とで構成されている。同軸ケーブル4は、第1変換
装置1に接続されている。その第1変換装置1は、増幅
器11、PINダイオード可変減衰器13、増幅器1
2、復調器14、メモリ15、D/A変換器17、DF
Bレーザダイオード16とで構成されている。第1変換
装置1は周波数多重化電気信号を周波数多重化光信号に
変換して、光ファイバー(光伝送路)3に送出する装置
である。
【0009】その光ファイバー3の受信端には、周波数
多重化光信号を周波数多重化電気信号に変換する第2変
換装置2が接続されている。その第2変換装置2は、P
INフォトダイオード28、増幅器21、PINダイオ
ード可変減衰器22、増幅器23、復調器71、メモリ
72、D/A変換器73とで構成されている。このう
ち、増幅器21、PINダイオード可変減衰器22、増
幅器23とが可変利得増幅器を構成し、メモリ72とD
/A変換器73とが制御装置を構成している。第2変換
装置2は変換して得られた周波数多重化電気信号を同軸
ケーブル(第2電気伝送路)5に送出する装置である。
多重化光信号を周波数多重化電気信号に変換する第2変
換装置2が接続されている。その第2変換装置2は、P
INフォトダイオード28、増幅器21、PINダイオ
ード可変減衰器22、増幅器23、復調器71、メモリ
72、D/A変換器73とで構成されている。このう
ち、増幅器21、PINダイオード可変減衰器22、増
幅器23とが可変利得増幅器を構成し、メモリ72とD
/A変換器73とが制御装置を構成している。第2変換
装置2は変換して得られた周波数多重化電気信号を同軸
ケーブル(第2電気伝送路)5に送出する装置である。
【0010】次に、本システムの作動について説明す
る。センタ装置6では、搬送波検出器62により全伝送
帯域がスキャーンされて、全CATVチャネルの映像搬
送波が検出され、その搬送波の数が計測される。この数
はチャネル数データとして記憶され、変調器63により
データチャネルのRF信号に変調されて、同軸ケーブル
(第1電気伝送路)4に送出される。この搬送波の検出
は所定時間間隔で実行される。又、受信されたテレビジ
ョン信号、自主放送波は、送信装置64により、所定の
周波数配置に多重化されて、同軸ケーブル4に送出され
る。
る。センタ装置6では、搬送波検出器62により全伝送
帯域がスキャーンされて、全CATVチャネルの映像搬
送波が検出され、その搬送波の数が計測される。この数
はチャネル数データとして記憶され、変調器63により
データチャネルのRF信号に変調されて、同軸ケーブル
(第1電気伝送路)4に送出される。この搬送波の検出
は所定時間間隔で実行される。又、受信されたテレビジ
ョン信号、自主放送波は、送信装置64により、所定の
周波数配置に多重化されて、同軸ケーブル4に送出され
る。
【0011】同軸ケーブル4により伝送された周波数多
重化電気信号(CATV信号)は、増幅器11により増
幅され、PINダイオード可変減衰器13により減衰さ
れ、増幅器12により増幅される。この増幅器12の出
力する信号はDFBレーザダイオード16に入力し、単
一モードのレーザがその信号により振幅変調(輝度変
調)され、周波数多重化光信号に変換される。この周波
数多重化光信号は光ファイバー3を第2変換装置2に向
けて伝搬する。
重化電気信号(CATV信号)は、増幅器11により増
幅され、PINダイオード可変減衰器13により減衰さ
れ、増幅器12により増幅される。この増幅器12の出
力する信号はDFBレーザダイオード16に入力し、単
一モードのレーザがその信号により振幅変調(輝度変
調)され、周波数多重化光信号に変換される。この周波
数多重化光信号は光ファイバー3を第2変換装置2に向
けて伝搬する。
【0012】一方、増幅器11の出力信号の一部は分岐
器18により分岐され、復調器14によりデータチャネ
ルのRF信号からデータに復調される。このデータはセ
ンタ装置6から送出されたチャネル数データであり、メ
モリ15のアドレスラインに出力される。メモリ15に
はチャネル数と利得可変増幅器の利得との関係がマップ
形式で記憶されている。即ち、チャネル数データの示す
アドレスにそのチャネル数に対応した利得値が記憶され
ている。この関係は、使用チャネル数が減少するにつれ
て、増幅率が比例して増加するような関係に設定されて
いる。メモリ15から読み出された利得値はD/A変換
器17によりアナログ信号の電圧信号に変換されて、P
INダイオード可変減衰器13に入力している。
器18により分岐され、復調器14によりデータチャネ
ルのRF信号からデータに復調される。このデータはセ
ンタ装置6から送出されたチャネル数データであり、メ
モリ15のアドレスラインに出力される。メモリ15に
はチャネル数と利得可変増幅器の利得との関係がマップ
形式で記憶されている。即ち、チャネル数データの示す
アドレスにそのチャネル数に対応した利得値が記憶され
ている。この関係は、使用チャネル数が減少するにつれ
て、増幅率が比例して増加するような関係に設定されて
いる。メモリ15から読み出された利得値はD/A変換
器17によりアナログ信号の電圧信号に変換されて、P
INダイオード可変減衰器13に入力している。
【0013】この電圧信号によりPINダイオード可変
減衰器13の減衰量が制御される。即ち、増幅器12の
出力する信号のレベルは、使用チャネル数が減少するに
逆比例して増加するようにレベル調整が行われる。よっ
て、使用チャネル数が少なくなるに連れて、増幅器11
に入力される信号の全伝送帯域の信号のレベルの総和は
小さくなるが、増幅器12の出力する全伝送帯域におけ
る信号のレベルの総和が所定値に等しくなるようにPI
Nダイオード可変減衰器13の減衰量が小さくなる。
減衰器13の減衰量が制御される。即ち、増幅器12の
出力する信号のレベルは、使用チャネル数が減少するに
逆比例して増加するようにレベル調整が行われる。よっ
て、使用チャネル数が少なくなるに連れて、増幅器11
に入力される信号の全伝送帯域の信号のレベルの総和は
小さくなるが、増幅器12の出力する全伝送帯域におけ
る信号のレベルの総和が所定値に等しくなるようにPI
Nダイオード可変減衰器13の減衰量が小さくなる。
【0014】増幅器12の出力するレベル調整された周
波数多重化電気信号は、DFBレーザダイオード16に
入力してレーザ光を振幅変調し、周波数多重化光信号が
得られる。この周波数多重化光信号は光ファイバー3を
伝搬し、第2変換装置2に伝達される。第2変換装置2
では、PINフォトダイオード28により周波数多重化
光信号が受信され、周波数多重化電気信号に復調され
る。この周波数多重化電気信号は増幅器21に入力して
増幅され、PINダイオード可変減衰器22に入力して
レベル調整が行われ、増幅器23に入力して増幅された
後、同軸ケーブル(第2電気伝送路)5に送出される。
増幅器21の出力信号の一部は分岐器74により分岐さ
れ、復調器71によりデータチャネルのRF信号が復調
されて、チャネル数データが解読される。このチャネル
数データはメモリ72のアドレス信号となる。メモリ7
2にはチャネル数と利得可変増幅器の利得との関係がマ
ップ形式で記憶されている。即ち、チャネル数データの
示すアドレスにそのチャネル数に対応した利得値が記憶
されている。この関係は、第1変換装置1において、チ
ャネル数の減少に応じて増加された信号レベルを元の信
号レベルに戻すために、チャネル数が減少するにつれ
て、増幅率が比例して減少するような関係に設定されて
いる。メモリ72から読み出された利得値はD/A変換
器73によりアナログ信号の電圧信号に変換されて、P
INダイオード可変減衰器22に入力している。
波数多重化電気信号は、DFBレーザダイオード16に
入力してレーザ光を振幅変調し、周波数多重化光信号が
得られる。この周波数多重化光信号は光ファイバー3を
伝搬し、第2変換装置2に伝達される。第2変換装置2
では、PINフォトダイオード28により周波数多重化
光信号が受信され、周波数多重化電気信号に復調され
る。この周波数多重化電気信号は増幅器21に入力して
増幅され、PINダイオード可変減衰器22に入力して
レベル調整が行われ、増幅器23に入力して増幅された
後、同軸ケーブル(第2電気伝送路)5に送出される。
増幅器21の出力信号の一部は分岐器74により分岐さ
れ、復調器71によりデータチャネルのRF信号が復調
されて、チャネル数データが解読される。このチャネル
数データはメモリ72のアドレス信号となる。メモリ7
2にはチャネル数と利得可変増幅器の利得との関係がマ
ップ形式で記憶されている。即ち、チャネル数データの
示すアドレスにそのチャネル数に対応した利得値が記憶
されている。この関係は、第1変換装置1において、チ
ャネル数の減少に応じて増加された信号レベルを元の信
号レベルに戻すために、チャネル数が減少するにつれ
て、増幅率が比例して減少するような関係に設定されて
いる。メモリ72から読み出された利得値はD/A変換
器73によりアナログ信号の電圧信号に変換されて、P
INダイオード可変減衰器22に入力している。
【0015】この電圧信号によりPINダイオード可変
減衰器22の減衰量が制御される。この結果、増幅器2
3の出力する信号は、所定の使用チャネルにおける信号
レベルが所定の基準レベルに等しくなる。よって、同軸
ケーブル5に出力される周波数多重化電気信号の信号レ
ベルは、再び、所定の同軸伝送系の運用レベルとなる。
減衰器22の減衰量が制御される。この結果、増幅器2
3の出力する信号は、所定の使用チャネルにおける信号
レベルが所定の基準レベルに等しくなる。よって、同軸
ケーブル5に出力される周波数多重化電気信号の信号レ
ベルは、再び、所定の同軸伝送系の運用レベルとなる。
【0016】上記の実施例において、使用チャネル数を
変化させて、第2変換装置2で変換された周波数多重化
電気信号のC/N比偏差を測定した。C/N比偏差は4
0チャネル使用時のC/N比を基準として表されてい
る。比較のために、第1変換装置1において変調信号の
レベル調整を行わない場合について、同様な実験を行い
C/N比偏差を測定した。その結果を図2に示す。図2
から分かることは、本実施例のようにレベル調整を行っ
た場合には、レベル調整を行わない場合に比べて、チャ
ネル数の減少に伴い、逆にC/N比が向上しているのが
分かる。
変化させて、第2変換装置2で変換された周波数多重化
電気信号のC/N比偏差を測定した。C/N比偏差は4
0チャネル使用時のC/N比を基準として表されてい
る。比較のために、第1変換装置1において変調信号の
レベル調整を行わない場合について、同様な実験を行い
C/N比偏差を測定した。その結果を図2に示す。図2
から分かることは、本実施例のようにレベル調整を行っ
た場合には、レベル調整を行わない場合に比べて、チャ
ネル数の減少に伴い、逆にC/N比が向上しているのが
分かる。
【図1】本発明の具体的な実施例にかかる光伝送システ
ムの構成を示したブロック図。
ムの構成を示したブロック図。
【図2】同光伝送システムにおける受信端でのC/N比
偏差と使用チャネル数との関係を測定した測定図。
偏差と使用チャネル数との関係を測定した測定図。
1…第1変換装置 2…第2変換装置(光/電気変換装置) 3…光ファイバー(光伝送路) 4…同軸ケーブル(第1電気伝送路) 5…同軸ケーブル(第2電気伝送路) 13…PINダイオード可変減衰器 12…増幅器 14…復調器 15…メモリ 17…D/A変換器 16…DFBレーザダイオード 22…PINダイオード可変減衰器(利得可変増幅器) 23…増幅器(利得可変増幅器) 28…PINフォトダイオード(光/電気変換素子) 61…発信器 62…搬送波検出器 63…変調器 71…復調器(復調装置) 72…メモリ(制御装置) 73…D/A変換器(制御装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04N 7/22 H01S 5/06
Claims (1)
- 【請求項1】 周波数分割多重化信号を第1電気伝送路
に送出すると共に周波数分割多重化信号の使用チャネル
数を示すチャネル数データを第1電気伝送路のデータチ
ャネルに送出し、チャネル数データが小さい値をとる
程、第1電気伝送路から受信した周波数分割多重化信号
の信号レベルを大きくして、その周波数分割多重化信号
により、レーザ光を振幅変調して、光伝送路に送出する
システムにおいて用いられ、光伝送路を伝搬する周波数
多重化光信号を受光して振幅復調し、復調された周波数
分割多重化電気信号を第2電気伝送路へ送出する光/電
気変換装置であって、 前記光伝送路により伝送された光信号を振幅復調して、
電気信号に変換する光/電気変換素子と、 前記光/電気変換素子により復調された電気信号を増幅
する利得可変増幅器と、 前記データチャネルの前記電気信号からチャネル数デー
タを復調する復調装置と、 前記復調装置により復調された前記チャネル数データが
小さい値をとる程、前記利得可変増幅器の増幅率を小さ
くするように制御する制御装置とから成ることを特徴と
する周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04326107A JP3131321B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04326107A JP3131321B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152526A JPH06152526A (ja) | 1994-05-31 |
JP3131321B2 true JP3131321B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=18184173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04326107A Expired - Fee Related JP3131321B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131321B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6685897B1 (en) | 2000-01-06 | 2004-02-03 | The Regents Of The University Of California | Highly-basic large-pore zeolite catalysts for NOx reduction at low temperatures |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021265B2 (ja) * | 2006-10-05 | 2012-09-05 | Dxアンテナ株式会社 | 光加入者端末装置の遠隔制御装置、これに使用するセンター装置及び光加入者端末装置 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP04326107A patent/JP3131321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6685897B1 (en) | 2000-01-06 | 2004-02-03 | The Regents Of The University Of California | Highly-basic large-pore zeolite catalysts for NOx reduction at low temperatures |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06152526A (ja) | 1994-05-31 |
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