JPH06152523A - 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 - Google Patents
周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置Info
- Publication number
- JPH06152523A JPH06152523A JP4322576A JP32257692A JPH06152523A JP H06152523 A JPH06152523 A JP H06152523A JP 4322576 A JP4322576 A JP 4322576A JP 32257692 A JP32257692 A JP 32257692A JP H06152523 A JPH06152523 A JP H06152523A
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- level
- optical
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光伝送の使用チャネル数の低下によるC/N比
の低下の防止。 【構成】送信端では、変調信号である周波数多重化電気
信号が全伝送帯域での平均レベルが所定レベルとなるよ
うにレベル調整された後、レーザ光が振幅変調され、得
られた周波数多重化光信号が光伝送路に送出される。受
信端では、光信号はPINフォトダイオード28により
電気信号に変換され、増幅器21、23により増幅され
る。増幅器23の出力する信号のうち所定周波数のパイ
ロット信号のレベルが検出され、所定レベルと比較さ
れ、その偏差に応じて、PINダイオード可変減衰器に
よりレベル調整が行われる。よって、送信端で変調度度
の増加補正が行われても、電気伝送路5に送出される周
波数分割多重化電気信号の使用チャネルの信号レベルは
一定となり、使用チャネル数の低下によるC/N比の低
下の防止が図られる。
の低下の防止。 【構成】送信端では、変調信号である周波数多重化電気
信号が全伝送帯域での平均レベルが所定レベルとなるよ
うにレベル調整された後、レーザ光が振幅変調され、得
られた周波数多重化光信号が光伝送路に送出される。受
信端では、光信号はPINフォトダイオード28により
電気信号に変換され、増幅器21、23により増幅され
る。増幅器23の出力する信号のうち所定周波数のパイ
ロット信号のレベルが検出され、所定レベルと比較さ
れ、その偏差に応じて、PINダイオード可変減衰器に
よりレベル調整が行われる。よって、送信端で変調度度
の増加補正が行われても、電気伝送路5に送出される周
波数分割多重化電気信号の使用チャネルの信号レベルは
一定となり、使用チャネル数の低下によるC/N比の低
下の防止が図られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数分割多重(FD
M)光伝送システムに関する。特に、使用チャネル数の
変動に伴うC/N比の低下を防止するようにしたシステ
ムに関する。
M)光伝送システムに関する。特に、使用チャネル数の
変動に伴うC/N比の低下を防止するようにしたシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、周波数多重化信号でレーザ光を直
接振幅変調して光伝送路に送出するFDM信号光伝送方
式が提案されている。この方式は、従来の同軸ケーブル
を用いたCATVシステムとの互換性に優れ、しかも、
無中継の伝送距離が長くとれるため中継増幅器の数を減
少させることができ、チャネル当たりの伝送設備コスト
が安く、CATV網の幹線に適している。
接振幅変調して光伝送路に送出するFDM信号光伝送方
式が提案されている。この方式は、従来の同軸ケーブル
を用いたCATVシステムとの互換性に優れ、しかも、
無中継の伝送距離が長くとれるため中継増幅器の数を減
少させることができ、チャネル当たりの伝送設備コスト
が安く、CATV網の幹線に適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CAT
Vシステムの場合には、使用チャネル数は固定されたも
のではなく、時間的に変動する。即ち、全伝送帯域にお
ける搬送波の数は一定ではなく、搬送波の数は使用チャ
ネル数に比例して増加する。一方、周波数多重化電気信
号によりレーザダイオードの発振光を振幅変調すると
き、同時に周波数変調も行われる。この現象をチャーピ
ングというが、チャーピングされた時のスペクトラム線
幅は、周波数多重化信号の搬送波の数が増加するにつれ
て広くなる。この結果、光伝送路でのC/N比は搬送波
の数が少なくなるにつれて低下する。即ち、全チャネル
が使用された状態で、レーザダイオードへ入力させる変
調信号のレベルを設定すると、使用チャネルが減少する
に伴って、C/N比が低下するという問題がある。
Vシステムの場合には、使用チャネル数は固定されたも
のではなく、時間的に変動する。即ち、全伝送帯域にお
ける搬送波の数は一定ではなく、搬送波の数は使用チャ
ネル数に比例して増加する。一方、周波数多重化電気信
号によりレーザダイオードの発振光を振幅変調すると
き、同時に周波数変調も行われる。この現象をチャーピ
ングというが、チャーピングされた時のスペクトラム線
幅は、周波数多重化信号の搬送波の数が増加するにつれ
て広くなる。この結果、光伝送路でのC/N比は搬送波
の数が少なくなるにつれて低下する。即ち、全チャネル
が使用された状態で、レーザダイオードへ入力させる変
調信号のレベルを設定すると、使用チャネルが減少する
に伴って、C/N比が低下するという問題がある。
【0004】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、光伝送システムにおい
て、使用チャネル数が変動しても、C/N比を低下させ
ないようにすることである。
れたものであり、その目的は、光伝送システムにおい
て、使用チャネル数が変動しても、C/N比を低下させ
ないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、全伝送帯域での信号レベルの総和が所
定の一定レベルとなるようにレベル調整された周波数多
重化電気信号によりレーザ光を振幅変調して得られる周
波数多重化光信号を光伝送路に送出し、光伝送路を伝搬
する周波数多重化光信号を受光して振幅復調し、復調さ
れた周波数分割多重化電気信号を電気伝送路へ送出する
光/電気変換装置であって、光伝送路により伝送された
周波数分割多重化光信号を振幅復調して、周波数分割多
重化電気信号電気信号に変換する光/電気変換素子と、
光/電気変換素子により復調された電気信号を増幅する
利得可変増幅器と、利得可変増幅器の出力する電気信号
のうち所定周波数の信号のレベルを検出する所定周波数
レベル検出器と、所定周波数レベル検出器により検出さ
れたレベルの所定レベルに対する偏差を演算し、その偏
差信号を利得可変増幅器の利得可変信号として利得可変
増幅器に出力する比較器とを備えたことを特徴とする。
の発明の構成は、全伝送帯域での信号レベルの総和が所
定の一定レベルとなるようにレベル調整された周波数多
重化電気信号によりレーザ光を振幅変調して得られる周
波数多重化光信号を光伝送路に送出し、光伝送路を伝搬
する周波数多重化光信号を受光して振幅復調し、復調さ
れた周波数分割多重化電気信号を電気伝送路へ送出する
光/電気変換装置であって、光伝送路により伝送された
周波数分割多重化光信号を振幅復調して、周波数分割多
重化電気信号電気信号に変換する光/電気変換素子と、
光/電気変換素子により復調された電気信号を増幅する
利得可変増幅器と、利得可変増幅器の出力する電気信号
のうち所定周波数の信号のレベルを検出する所定周波数
レベル検出器と、所定周波数レベル検出器により検出さ
れたレベルの所定レベルに対する偏差を演算し、その偏
差信号を利得可変増幅器の利得可変信号として利得可変
増幅器に出力する比較器とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】本システムでは、周波数多重化
電気信号でレーザ光が振幅変調されるが、変調信号であ
る周波数多重化電気信号の全伝送帯域での信号レベルの
総和が所定の一定レベルとなるように、利得可変増幅器
により調整される。よって、使用チャネルが減少すれ
ば、全伝送帯域での信号の信号レベルの総和が一定とな
るように調整されるので、使用チャネルの信号レベルは
高くなる。この状態で、レーザ光が振幅変調されて、振
幅変調された光が光ファイバー等の光伝送路を伝送され
る。このように、使用チャネル数に応じて変調度を変化
させているので、使用チャネル数の減少によるC/N比
の低下が防止される。
電気信号でレーザ光が振幅変調されるが、変調信号であ
る周波数多重化電気信号の全伝送帯域での信号レベルの
総和が所定の一定レベルとなるように、利得可変増幅器
により調整される。よって、使用チャネルが減少すれ
ば、全伝送帯域での信号の信号レベルの総和が一定とな
るように調整されるので、使用チャネルの信号レベルは
高くなる。この状態で、レーザ光が振幅変調されて、振
幅変調された光が光ファイバー等の光伝送路を伝送され
る。このように、使用チャネル数に応じて変調度を変化
させているので、使用チャネル数の減少によるC/N比
の低下が防止される。
【0007】そして、受信端において、上記構成の光/
電気変換装置が設けられる。この装置では、光/電気変
換素子により周波数分割多重化光信号が周波数分割多重
化電気信号に変換され、その周波数分割多重化電気信号
は利得可変増幅器により増幅される。利得可変増幅器の
出力する電気信号において、所定周波数の信号のレベル
が所定周波数レベル検出器により検出され、そのレベル
と所定レベルとが比較器により比較される。比較結果で
ある偏差信号は利得可変増幅器に利得可変信号として入
力する。従って、復調後の電気信号における使用チャネ
ルでの信号レベルが所定レベルとなるようにレベル調整
される。この結果、電気伝送路を伝送する周波数多重化
電気信号は、各チャネルの信号レベルが所定レベルとな
るように調整される。よって、同軸伝送路によるCAT
Vシステム等の伝送規格を十分に満足させることがで
き、C/N比を低下させることがない。
電気変換装置が設けられる。この装置では、光/電気変
換素子により周波数分割多重化光信号が周波数分割多重
化電気信号に変換され、その周波数分割多重化電気信号
は利得可変増幅器により増幅される。利得可変増幅器の
出力する電気信号において、所定周波数の信号のレベル
が所定周波数レベル検出器により検出され、そのレベル
と所定レベルとが比較器により比較される。比較結果で
ある偏差信号は利得可変増幅器に利得可変信号として入
力する。従って、復調後の電気信号における使用チャネ
ルでの信号レベルが所定レベルとなるようにレベル調整
される。この結果、電気伝送路を伝送する周波数多重化
電気信号は、各チャネルの信号レベルが所定レベルとな
るように調整される。よって、同軸伝送路によるCAT
Vシステム等の伝送規格を十分に満足させることがで
き、C/N比を低下させることがない。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の具体的な実施例にかかる光
伝送システムの構成を示した図である。周波数多重化電
気信号を伝送する同軸ケーブル(電気伝送路)4は、第
1変換装置(光/電気変換装置)1に接続されている。
その第1変換装置1は、増幅器11、PINダイオード
可変減衰器13、増幅器12、差動増幅器14、検波回
路15、DFBレーザダイオード16とで構成されてい
る。このうち、増幅器11、PINダイオード可変減衰
器ダイオード13、増幅器12とが利得可変増幅器を構
成している。第1変換装置1は周波数多重化電気信号を
周波数多重化光信号に変換して、光ファイバー(光伝送
路)3に送出する装置である。
伝送システムの構成を示した図である。周波数多重化電
気信号を伝送する同軸ケーブル(電気伝送路)4は、第
1変換装置(光/電気変換装置)1に接続されている。
その第1変換装置1は、増幅器11、PINダイオード
可変減衰器13、増幅器12、差動増幅器14、検波回
路15、DFBレーザダイオード16とで構成されてい
る。このうち、増幅器11、PINダイオード可変減衰
器ダイオード13、増幅器12とが利得可変増幅器を構
成している。第1変換装置1は周波数多重化電気信号を
周波数多重化光信号に変換して、光ファイバー(光伝送
路)3に送出する装置である。
【0009】その光ファイバー3の受信端には、周波数
多重化光信号を周波数多重化電気信号に変換する第2変
換装置2が接続されている。その第2変換装置2は、P
INフォトダイオード28、増幅器21、PINダイオ
ード可変減衰器22、増幅器23、帯域通過フィルタ2
4、増幅器25、検波回路26、差動増幅器27とで構
成されている。第2変換装置2は変換して得られた周波
数多重化電気信号を同軸ケーブル5に送出する装置であ
る。
多重化光信号を周波数多重化電気信号に変換する第2変
換装置2が接続されている。その第2変換装置2は、P
INフォトダイオード28、増幅器21、PINダイオ
ード可変減衰器22、増幅器23、帯域通過フィルタ2
4、増幅器25、検波回路26、差動増幅器27とで構
成されている。第2変換装置2は変換して得られた周波
数多重化電気信号を同軸ケーブル5に送出する装置であ
る。
【0010】次に、本システムの作動について説明す
る。同軸ケーブル4により伝送された周波数多重化電気
信号(CATV信号)は、増幅器11により増幅され、
PINダイオード可変減衰器13により減衰され、増幅
器12により増幅される。この増幅器12の出力する信
号はDFBレーザダイオード16に入力し、単一モード
のレーザがその信号により振幅変調(輝度変調)され、
周波数多重化光信号に変換される。この周波数多重化光
信号は光ファイバー3を第2変換装置2に向けて伝搬す
る。
る。同軸ケーブル4により伝送された周波数多重化電気
信号(CATV信号)は、増幅器11により増幅され、
PINダイオード可変減衰器13により減衰され、増幅
器12により増幅される。この増幅器12の出力する信
号はDFBレーザダイオード16に入力し、単一モード
のレーザがその信号により振幅変調(輝度変調)され、
周波数多重化光信号に変換される。この周波数多重化光
信号は光ファイバー3を第2変換装置2に向けて伝搬す
る。
【0011】一方、増幅器12の出力信号の一部は分岐
器17により分岐され、検波回路15に入力する。この
検波回路15は具体的にはダイオードで構成されており
全伝送帯域の信号を検波する。この検波回路15の出力
信号のレベルは、増幅器12の出力する周波数多重化電
気信号の全伝送帯域における信号レベルの総和を表して
いる。検波回路15の出力信号は差動増幅器14の一方
の端子に入力している。又、差動増幅器14の他方の端
子には基準電圧Vr1が入力している。よって、差動増幅
器14の出力信号のレベルは検波回路15の出力信号の
レベルの基準電圧Vr1に対する偏差を表している。
器17により分岐され、検波回路15に入力する。この
検波回路15は具体的にはダイオードで構成されており
全伝送帯域の信号を検波する。この検波回路15の出力
信号のレベルは、増幅器12の出力する周波数多重化電
気信号の全伝送帯域における信号レベルの総和を表して
いる。検波回路15の出力信号は差動増幅器14の一方
の端子に入力している。又、差動増幅器14の他方の端
子には基準電圧Vr1が入力している。よって、差動増幅
器14の出力信号のレベルは検波回路15の出力信号の
レベルの基準電圧Vr1に対する偏差を表している。
【0012】差動増幅器14の出力する信号はPINダ
イオード可変減衰器13に入力している。この信号によ
り減衰量が制御される。即ち、増幅器12の出力する信
号の全伝送帯域での信号レベルの総和が所定の基準電圧
Vr1の示す値に等しくなるようにレベル調整が行われ
る。よって、使用チャネル数が少なくなるに連れて、増
幅器11に入力される信号の全伝送帯域における信号レ
ベルの総和は低くなるが、増幅器12の出力する信号の
全伝送帯域における信号レベルの総和が基準電圧Vr1の
示す値に等しくなるようにPINダイオード可変減衰器
13の減衰量が小さくなる。
イオード可変減衰器13に入力している。この信号によ
り減衰量が制御される。即ち、増幅器12の出力する信
号の全伝送帯域での信号レベルの総和が所定の基準電圧
Vr1の示す値に等しくなるようにレベル調整が行われ
る。よって、使用チャネル数が少なくなるに連れて、増
幅器11に入力される信号の全伝送帯域における信号レ
ベルの総和は低くなるが、増幅器12の出力する信号の
全伝送帯域における信号レベルの総和が基準電圧Vr1の
示す値に等しくなるようにPINダイオード可変減衰器
13の減衰量が小さくなる。
【0013】増幅器12の出力するレベル調整された周
波数多重化電気信号は、DFBレーザダイオード16に
入力してレーザ光を振幅変調し、周波数多重化光信号が
得られる。この周波数多重化光信号は光ファイバー3を
伝送し、第2変換装置2に伝達される。第2変換装置2
では、PINフォトダイオード28により周波数多重化
光信号が受信され、周波数多重化電気信号に復調され
る。この周波数多重化電気信号は増幅器21に入力して
増幅され、PINダイオード可変減衰器22に入力して
レベル調整が行われ、増幅器23に入力して増幅された
後、同軸ケーブル5に送出される。増幅器23の出力信
号の一部は分岐器29により分岐され、帯域通過フィル
タ24により所定周波数のパイロット信号が抽出され、
増幅器25により増幅された後、検波回路26により検
波されて、パイロット信号のレベルが検出される。検波
回路26の出力信号は差動増幅器27に入力する。差動
増幅器27には基準電圧Vr2が入力しており、差動増幅
器27の出力は、検波回路26の出力するパイロット信
号のレベルの基準電圧Vr2に対する偏差を表す信号とな
る。この信号は、PINダイオード可変減衰器22に入
力して、その減衰器22の減衰量を変化させる。
波数多重化電気信号は、DFBレーザダイオード16に
入力してレーザ光を振幅変調し、周波数多重化光信号が
得られる。この周波数多重化光信号は光ファイバー3を
伝送し、第2変換装置2に伝達される。第2変換装置2
では、PINフォトダイオード28により周波数多重化
光信号が受信され、周波数多重化電気信号に復調され
る。この周波数多重化電気信号は増幅器21に入力して
増幅され、PINダイオード可変減衰器22に入力して
レベル調整が行われ、増幅器23に入力して増幅された
後、同軸ケーブル5に送出される。増幅器23の出力信
号の一部は分岐器29により分岐され、帯域通過フィル
タ24により所定周波数のパイロット信号が抽出され、
増幅器25により増幅された後、検波回路26により検
波されて、パイロット信号のレベルが検出される。検波
回路26の出力信号は差動増幅器27に入力する。差動
増幅器27には基準電圧Vr2が入力しており、差動増幅
器27の出力は、検波回路26の出力するパイロット信
号のレベルの基準電圧Vr2に対する偏差を表す信号とな
る。この信号は、PINダイオード可変減衰器22に入
力して、その減衰器22の減衰量を変化させる。
【0014】このようにして、送出側で、チャネル数の
減少にともなって、全伝送帯域の信号レベルの総和が増
加されても、受信側では、所定周波数のパイロット信号
を検出して、そのパイロット信号のレベルが所定値とな
るように、電気信号への復調時のレベルが調整される。
よって、同軸ケーブル5に出力される周波数多重化電気
信号の信号レベルはCATVシステムの規格値を満たす
ことができる。
減少にともなって、全伝送帯域の信号レベルの総和が増
加されても、受信側では、所定周波数のパイロット信号
を検出して、そのパイロット信号のレベルが所定値とな
るように、電気信号への復調時のレベルが調整される。
よって、同軸ケーブル5に出力される周波数多重化電気
信号の信号レベルはCATVシステムの規格値を満たす
ことができる。
【0015】上記の実施例において、使用チャネル数を
変化させて、第2変換装置2で変換された周波数多重化
電気信号のC/N比偏差を測定した。C/N比偏差は4
0チャネル使用時のC/N比を基準として表されてい
る。比較のために、第1変換装置1において変調信号の
レベル調整を行わない場合について、同様な実験を行い
C/N比偏差を測定した。その結果を図2に示す。図2
から分かることは、本実施例のようにレベル調整を行っ
た場合には、レベル調整を行わない場合に比べて、チャ
ネル数の減少に伴い、逆にC/N比が向上しているのが
分かる。
変化させて、第2変換装置2で変換された周波数多重化
電気信号のC/N比偏差を測定した。C/N比偏差は4
0チャネル使用時のC/N比を基準として表されてい
る。比較のために、第1変換装置1において変調信号の
レベル調整を行わない場合について、同様な実験を行い
C/N比偏差を測定した。その結果を図2に示す。図2
から分かることは、本実施例のようにレベル調整を行っ
た場合には、レベル調整を行わない場合に比べて、チャ
ネル数の減少に伴い、逆にC/N比が向上しているのが
分かる。
【図1】本発明の具体的な実施例にかかる光/電気変換
装置を用いた光伝送システムの構成を示したブロック
図。
装置を用いた光伝送システムの構成を示したブロック
図。
【図2】同光伝送システムにおける受信端でのC/N比
偏差と使用チャネル数との関係を測定した測定図。
偏差と使用チャネル数との関係を測定した測定図。
1…第1変換装置 2…第2変換装置(光/電気変換装置) 3…光ファイバー(光伝送路) 4…同軸ケーブル 5…同軸ケーブル(電気伝送路) 13…PINダイオード可変減衰器 12…増幅器 14…差動増幅器 15…検波回路(レベル検出器) 16…DFBレーザダイオード 22…PINダイオード可変減衰器(利得可変増幅器) 23…増幅器(利得可変増幅器) 24…帯域通過フィルタ(所定周波数レベル検出器) 26…検波回路(所定周波数レベル検出器) 27…差動増幅器(比較器) 28…PINフォトダイオード(光/電気変換素子)
Claims (1)
- 【請求項1】 全伝送帯域での信号レベルの総和が所定
の一定レベルとなるようにレベル調整された周波数多重
化電気信号によりレーザ光を振幅変調して得られる周波
数多重化光信号を光伝送路に送出し、光伝送路を伝搬す
る前記周波数多重化光信号を受光して振幅復調し、復調
された周波数分割多重化電気信号を電気伝送路へ送出す
る光/電気変換装置であって、 前記光伝送路により伝送された前記周波数分割多重化光
信号を振幅復調して、前記周波数分割多重化電気信号電
気信号に変換する光/電気変換素子と、 前記光/電気変換素子により復調された電気信号を増幅
する利得可変増幅器と、 前記利得可変増幅器の出力する電気信号のうち所定周波
数の信号の信号レベルを検出する所定周波数レベル検出
器と、 前記所定周波数レベル検出器により検出されたレベルの
所定レベルに対する偏差を演算し、その偏差信号を前記
利得可変増幅器の利得可変信号として前記利得可変増幅
器に出力する比較器とを備えたことを特徴とする周波数
分割多重光伝送システム用光/電気変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322576A JPH06152523A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322576A JPH06152523A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152523A true JPH06152523A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18145233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4322576A Pending JPH06152523A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 周波数分割多重光伝送システム用光/電気変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152523A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007243817A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Miharu Communications Co Ltd | 光送信器とそれを使用した光通信システム |
JP2008092498A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Dx Antenna Co Ltd | 光加入者端末装置 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP4322576A patent/JPH06152523A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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