JP4416231B2 - 棟内catvシステム、ダウンコンバータ、及びアップコンバータ - Google Patents

棟内catvシステム、ダウンコンバータ、及びアップコンバータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部の双方向CATVシステムからの引込線を建造物内に引き込み、建造物内の伝送線を介して、建造物内の端末端子と双方向CATVシステムの伝送路とを接続する棟内CATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、外部の双方向CATVシステムからの引込線を建造物内に引き込み、建造物内の伝送線を介して、建造物内の複数の端末端子と双方向CATVシステムとを接続し、双方向CATVシステムからの下り信号及び端末端子に入力された端末装置からの上り信号を双方向に伝送する棟内CATVシステムでは、建造物内の各部で発生した雑音が加入者側の端末端子等を介して伝送線に重畳され、これが流合雑音として、上り信号と一緒に外部の双方向CATVシステムに出力されてしまうことがある。
【0003】
そこで、従来では、外部の双方向CATVシステムへ流出する流合雑音を低減するため、ケーブルモデム等の加入者側端末装置にて生成された上り信号(双方向CATVシステムで伝送可能な周波数帯(例えば10〜55MHz)の信号)を、アップコンバータにて、元の周波数よりも高く、しかも、下り信号の伝送周波数(例えば70〜770MHz)と重複することのない、UHF帯(例えば821MHz〜866MHz)の上り信号(以下、棟内上り信号という)に周波数変換して、引込線まで伝送し、棟内の伝送線から引込線へ上り信号を出力する直前で、棟内上り信号を、ダウンコンバータを用いて、元の周波数(換言すれば、双方向CATVシステムでの上り信号の伝送周波数)に変換することが考えられている。
【0004】
ところで、このように、棟内CATVシステムの端末側で、上り信号を棟内上り信号に周波数変換し、棟内CATVシステムと外部の双方向CATVシステムとの接続点で、棟内上り信号を元の上り信号に周波数変換するようにした場合、棟内CATVシステムから外部の双方向CATVシステムに出力される流合雑音を低減することはできるものの、端末側で周波数変換に用いられるアップコンバータと、棟内CATVシステムと外部の双方向CATVシステムとの接続点で周波数変換に用いられるダウンコンバータとが、夫々、専用の発振回路からの出力を用いて周波数変換を行うように構成すると、各発振回路で得られる周波数変換用の基準信号の周波数にずれが生じ、ダウンコンバータにおいて、棟内上り信号を、端末装置が生成した元の上り信号に変換することができなくなる虞がある。
【0005】
そこで、従来では、ダウンコンバータにて、棟内上り信号から元の上り信号を正確に復元できるようにするため、アップコンバータ及びダウンコンバータが周波数変換に用いる基準信号として、双方向CATVシステムで下り信号のレベル調整等のために使用されるパイロット信号を用いることも考えられている。つまり、アップコンバータ及びダウンコンバータが、双方向CATVシステム側のパイロット信号を基準信号として各上り信号を周波数変換するように構成することで、各コンバータでの基準信号の周波数を完全に一致させ、ダウンコンバータ側で、棟内上り信号を元の上り信号に正確に復元できるようにするのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、アップコンバータ及びダウンコンバータが、周波数変換用の基準信号として、下り信号に含まれるパイロット信号を用いるように構成すると、棟内CATVシステムが、パイロット信号を全く伝送しない双方向CATVシステムや、保守作業時にだけパイロット信号を伝送するような双方向CATVシステムに接続された場合に、アップコンバータ及びダウンコンバータが正常動作しなくなり、棟内CATVシステムの端末装置側で生成された上り信号を、双方向CATVシステムのセンタ装置側に伝送できなくなってしまう。
【0007】
本発明はこうした問題に鑑みなされたものであり、端末側ではアップコンバータを用いて上り信号を周波数が高い棟内上り信号に周波数変換し、外部の双方向CATVシステムに接続される引込線側では、ダウンコンバータを用いて棟内上り信号を元の上り信号に周波数変換するようにした棟内CATVシステムにおいて、外部の双方向CATVシステムからの下り信号に重畳されたパイロット信号を周波数変換用の基準信号として使用することなく、ダウンコンバータにて元の上り信号を正確に復元できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の棟内CATVシステムにおいては、前述した従来の棟内CATVシステムと同様、外部の双方向CATVシステムから引込線を介して入力された下り信号を、建造物内の伝送線を介して該建造物内の端末端子まで伝送すると共に、アップコンバータを介して端末端子に入力された棟内上り信号を、建造物内の伝送線を介して、外部の双方向CATVシステムからの引込線まで伝送し、しかも、この引込線から外部の双方向CATVシステムには、引込線と建造物内の伝送線との間に設けられたダウンコンバータを用いて棟内上り信号を端末装置が出力した元の周波数帯の上り信号に周波数変換した上り信号を送出するようにされている。
【0009】
そして、請求項1の棟内CATVシステムでは、ダウンコンバータにて棟内上り信号を元の上り信号に正確に周波数変換できるようにするために、アップコンバータ及びダウンコンバータが、互いに同じ特定の電波を受信して、その電波から一定周波数の信号を抽出し、その信号を周波数変換用の基準信号として用いて、上り信号及び棟内上り信号を夫々周波数変換するように構成されている。
【0010】
このため、請求項1の棟内CATVシステムによれば、外部の双方向CATVシステムから入力される下り信号にパイロット信号が重畳されているか否かに全く拘わらず、ダウンコンバータ及びアップコンバータが共通の基準信号を用いて、棟内上り信号或いは上り信号を周波数変換することができるようになり、ダウンコンバータでは、端末装置からアップコンバータに入力された元の上り信号を正確に復元することが可能となる。よって、どの様な双方向CATVシステムにも適用することができるようになる。また、アップコンバータとダウンコンバータが、同じ特定の電波を受信して周波数変換用の基準信号を得るようにしているため、アップコンバータとダウンコンバータとの間に、両コンバータへ共通の基準信号を供給するための別配線を設けたりする必要なく、上記効果を得ることができる。
【0011】
ここで、アップコンバータ及びダウンコンバータが受信する特定の電波としては、所定の電波局から常時(24時間)送信され且つ一定周波数の信号が抽出可能な(一定周波数の信号を含んだ)電波であれば、何れを選択しても良いが、例えば請求項2に記載の如く、上記特定の電波として、所定の電波局から常時送信されると共に、振幅変調(AM)によって情報が含ませられる電波(AM波)を選択し、更に、アップコンバータ及びダウンコンバータが、そのAM波を受信して、該AM波からその搬送波信号を一定周波数の信号として抽出し、該搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、上り信号及び棟内上り信号を夫々周波数変換するように構成すれば、AM波から搬送波信号を抽出するための手段が、バンドパスフィルタや信号の振幅を抑圧するリミッタ回路といった簡単な回路で実現できるため、非常に有利である。つまり、アンテナによりAM波を受信して、その受信信号を搬送波信号の周波数帯のみ通過させるバンドパスフィルタに入力させ、そのバンドパスフィルタから出力される信号の振幅をリミッタ回路により抑圧するだけで、一定周波数且つ正弦波の搬送波信号を抽出することができる。
【0012】
また特に、アップコンバータ及びダウンコンバータが受信する特定の電波としてのAM波を、標準周波数局から常時送信されている標準電波とすれば、より効果的である。
即ち、標準電波の周波数精度は、例えば±10-8〜±10-12 といった具合に非常に高精度であるため、ダウンコンバータとアップコンバータとが、より同じ周波数の基準信号を用いて棟内上り信号或いは上り信号を周波数変換することができるようになり、ダウンコンバータにて、端末装置からアップコンバータに入力された元の上り信号を、より正確に復元することが可能となるからである。
【0013】
尚、アップコンバータ及びダウンコンバータが受信するのに好適なAM波の標準電波としては、例えば、おおたかどや山標準電波送信所(福島県田村郡都路村)から、周波数及び時刻の標準として常時送信されている長波帯(40kHz)の標準電波(JJY)がある。
【0014】
次に、請求項4に記載のダウンコンバータは、請求項1に記載の棟内CATVシステムにおいて、引込線と建造物内の伝送線との間に設けられ、棟内上り信号を元の上り信号に周波数変換するためのものである。そして、このダウンコンバータにおいては、引込線を介して外部の双方向CATVシステムから入力された下り信号を、第1下り信号通過経路を介して、建造物内の伝送線上に送出する。
【0015】
また、このダウンコンバータにおいては、第1信号出力手段が、端末側のアップコンバータが受信するのと同じ電波を受信して、その電波から一定周波数の信号を抽出して出力し、第1周波数変換手段が、伝送線を介して入力されるアップコンバータからの棟内上り信号を、第1信号出力手段から出力される信号を周波数変換用の基準信号として用いて、元の上り信号に周波数変換し、その周波数変換後の上り信号を引込線側に送出する。
【0016】
このため、請求項4に記載のダウンコンバータによれば、引込線を介して外部の双方向CATVシステムから入力された下り信号を端末側に伝送できると共に、端末側よりアップコンバータを介して伝送されてきた棟内上り信号を、元の周波数の上り信号に周波数変換して、外部の双方向CATVシステムに送出することができる。
【0017】
一方、請求項5に記載のアップコンバータは、請求項1に記載の棟内CATVシステムにおいて、端末端子と端末装置との間に設けられ、端末装置から出力された上り信号を棟内上り信号に周波数変換し、その周波数変換後の棟内上り信号を端末端子を介して伝送線上に送出するためのものである。そして、このアップコンバータにおいては、伝送線を介して端末端子まで伝送されてきた下り信号を、第2下り信号通過経路を介して、端末装置側に送出する。
【0018】
また、このアップコンバータにおいては、第2信号出力手段が、ダウンコンバータが受信するのと同じ電波を受信して、その電波から一定周波数の信号を抽出して出力し、第2周波数変換手段が、端末装置から出力された上り信号を、第2信号出力手段から出力される信号を周波数変換用の基準信号として用いて、棟内上り信号に周波数変換し、その周波数変換後の棟内上り信号を端末端子を介して棟内CATVシステムの伝送線上に送出する。
【0019】
このため、請求項5に記載のアップコンバータによれば、伝送線を介して端末端子まで伝送されてきた下り信号を端末装置に入力できると共に、端末装置から出力された上り信号を、棟内上り信号に周波数変換して、端末端子から伝送線上に送出することができる。
【0020】
そして、この請求項5に記載のアップコンバータによれば、請求項1の棟内CATVシステムを構築するに当たり、前述した請求項4のダウンコンバータと組み合わせて使用することにより、そのダウンコンバータ側にて、棟内上り信号を元の上り信号に正確に復元させることが可能となる。
【0021】
次に、請求項6に記載のダウンコンバータは、請求項2又は請求項3に記載の棟内CATVシステムにおいて、引込線と建造物内の伝送線との間に設けられ、棟内上り信号を元の上り信号に周波数変換するためのものである。そして、このダウンコンバータにおいては、引込線を介して外部の双方向CATVシステムから入力された下り信号を、第1下り信号通過経路を介して、建造物内の伝送線上に送出する。
【0022】
また、このダウンコンバータにおいては、第1信号出力手段が、端末側のアップコンバータが受信するのと同じ電波(AM波)を受信して、その電波から該電波の搬送数信号を抽出して出力し、第1周波数変換手段が、伝送線を介して入力されるアップコンバータからの棟内上り信号を、第1信号出力手段から出力される搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、元の上り信号に周波数変換し、その周波数変換後の上り信号を引込線側に送出する。
【0023】
このため、請求項6に記載のダウンコンバータによれば、引込線を介して外部の双方向CATVシステムから入力された下り信号を端末側に伝送できると共に、端末側よりアップコンバータを介して伝送されてきた棟内上り信号を、元の周波数の上り信号に周波数変換して、外部の双方向CATVシステムに送出することができる。しかも、第1周波数変換手段のうち、受信したAM波から搬送波信号を抽出するための回路部分が、前述したように簡単なもので済むという利点がある。
【0024】
一方、請求項7に記載のアップコンバータは、請求項2又は請求項3に記載の棟内CATVシステムにおいて、端末端子と端末装置との間に設けられ、端末装置から出力された上り信号を棟内上り信号に周波数変換し、その周波数変換後の棟内上り信号を端末端子を介して伝送線上に送出するためのものである。そして、このアップコンバータにおいては、伝送線を介して端末端子まで伝送されてきた下り信号を、第2下り信号通過経路を介して、端末装置側に送出する。
【0025】
また、このアップコンバータにおいては、第2信号出力手段が、ダウンコンバータが受信するのと同じ電波(AM波)を受信して、その電波から該電波の搬送波信号を抽出して出力し、第2周波数変換手段が、端末装置から出力された上り信号を、第2信号出力手段から出力される搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、棟内上り信号に周波数変換し、その周波数変換後の棟内上り信号を端末端子を介して棟内CATVシステムの伝送線上に送出する。
【0026】
このため、請求項7に記載のアップコンバータによれば、伝送線を介して端末端子まで伝送されてきた下り信号を端末装置に入力できると共に、端末装置から出力された上り信号を、棟内上り信号に周波数変換して、端末端子から伝送線上に送出することができる。しかも、第2周波数変換手段のうち、受信したAM波から搬送波信号を抽出するための回路部分が、前述したように簡単なもので済むという利点がある。
【0027】
そして、この請求項7に記載のアップコンバータによれば、請求項2又は請求項3の棟内CATVシステムを構築するに当たり、前述した請求項6のダウンコンバータと組み合わせて使用することにより、そのダウンコンバータ側にて、棟内上り信号を元の上り信号に正確に復元させることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施例の棟内CATVシステム全体の構成を表す構成図である。
【0029】
図1に示す如く、本実施例の棟内CATVシステムは、外部の双方向CATVシステムの伝送線(CATV伝送線)2から分岐装置4を介して分岐された引込線6を、保安器8を介して、マンション,アパート等の建造物内に引き込み、その建造物内に配線された同軸ケーブルからなる伝送線L、及び、この伝送線Lに設けられた双方向増幅器12,分岐器14,分配器16等を介して、引込線6から入力された双方向CATVシステムの下り信号(周波数:70MHz〜770MHz)を、建造物内の各加入者宅に設置された直列ユニット等からなる複数の端末端子18まで伝送すると共に、加入者側の各種端末装置から後述のアップコンバータ20を介して端末端子18に入力された棟内上り信号を、引込線6まで伝送するものである。
【0030】
そして、本実施例の棟内CATVシステムでは、加入者側で、外部の双方向CATVシステムのセンタ装置を介してインターネットを楽しむ場合や、センタ装置に対して有料番組の視聴予約やテレビショッピング等のためのデータを送信する際には、その加入者側の端末端子18に、アップコンバータ20及びケーブルモデム22を介して、データ通信用の情報端末装置(パーソナルコンピュータ等)24を接続する。
【0031】
この結果、情報端末装置24から出力されたデータ通信用の送信データは、ケーブルモデム22にて、外部の双方向CATVシステムで伝送可能な所定周波数帯(本実施例では、10MHz〜55MHz)の上り信号に変換され、更に、この上り信号は、アップコンバータ20にて、所定周波数帯(本実施例では、821MHz〜866MHz)の棟内上り信号に周波数変換されて、端末端子18に入力される。
【0032】
このため、棟内CATVシステムの伝送線Lと、外部の双方向CATVシステムからの引込線6との接続部分には、各端末端子18から伝送線Lを介して伝送されてきた棟内上り信号を、外部の双方向CATVシステムで伝送可能な元の上り信号に周波数変換するためのダウンコンバータ10が設けられている。
【0033】
尚、図1において、符号26は、アップコンバータ20が接続されない端末端子18(若しくはアップコンバータ20に設けられた下り信号の出力端子)に接続され、伝送線Lを介して伝送されてきた外部の双方向CATVシステムからの下り信号を受信して、所望チャンネルのテレビ放送を復調・再生するテレビ受信機を表す。
【0034】
次に、本実施例の棟内CATVシステムで用いられるダウンコンバータ10,及びアップコンバータ20の夫々の構成を、図2を用いて説明する。
[ダウンコンバータ]
まず図2(A)に示すように、ダウンコンバータ10には、外部の双方向CATVシステムからの引込線6を接続するための外部接続端子T1と、建造物内の伝送線Lを接続するための内部接続端子T2とが備えられている。
【0035】
そして、外部接続端子T1に入力された下り信号は、ハイパスフィルタ(以下、HPFと記載する)32を介して、一旦、ダウンコンバータ10内に取り込まれ、ローパスフィルタ(以下、LPFと記載する)34,及び内部接続端子T2を介して、端末側の伝送線L上に送出される。
【0036】
尚、HPF32は、下り信号を通過させ、周波数変換後の上り信号の通過を阻止するためのものであり、カットオフ周波数が例えば70MHzに設定されている。また、LPF34は、下り信号を通過させ、周波数変換前の棟内上り信号の通過を阻止するためのものであり、カットオフ周波数が例えば770MHzに設定されている。従って、本実施例のダウンコンバータ10においては、HPF32とLPF34とにより、本発明の第1下り信号通過経路が形成されることになる。
【0037】
次に、内部接続端子T2に入力される端末側からの棟内上り信号は、HPF36を介して、ダウンコンバータ10内に取り込まれる。尚、HPF36は、LPF34から出力される下り信号の回り込みを防止し、棟内上り信号のみを選択的に取り込むためのものであり、カットオフ周波数が例えば821MHzに設定されている。
【0038】
そして、HPF36を介してダウンコンバータ10内に取り込まれた棟内上り信号は、バンドパスフィルタ(以下、BPFと記載する)38を介して周波数変換用のミキサ40に入力される。尚、BPF38は、棟内上り信号(821MHz〜866MHz)のみを選択的に通過させるものである。
【0039】
ミキサ40は、PLL回路44により発振周波数が一定(例えば876MHz)に制御された周波数可変型の局部発振回路42からの信号を受けて、棟内上り信号を、双方向CATVシステム用の上り信号に周波数変換するものである。そして、このミキサ40にて周波数変換された上り信号は、BPF46,LPF48,及び外部接続端子T1を介して、引込線6側に送出される。尚、BPF46は、周波数変換後の上り信号(10MHz〜55MHz)のみを選択的に通過させるものである。また、LPF48は、外部接続端子T1に入力された下り信号の通過を阻止し、周波数変換後の上り信号のみを通過させるためのものであり、そのカットオフ周波数は、例えば55MHzに設定されている。
【0040】
一方、PLL回路44は、局部発振回路42から出力される周波数変換用の信号と基準信号との位相が一致するように局部発振回路42の発振周波数を制御するためのものであるが、本実施例のダウンコンバータ10では、このPLL回路44が局部発振回路42の発振周波数を制御するのに用いる基準信号(周波数変換用の基準信号)を、所定の電波局から常時送信されている特定の電波から生成するようにしている。
【0041】
即ち、本実施例のダウンコンバータ10は、前述した標準周波数局から常時送信されている長波帯の標準電波(以下、長波帯JJYと記載する)を受信するアンテナ50と、アンテナ50からの受信信号が入力されて、長波帯JJYの搬送波の周波数帯(40kHz)だけを通過させる狭帯域のBPF52と、BPF52を通過した信号を所定レベルまで増幅する増幅回路54とを備えている。そして、ダウンコンバータ10において、増幅回路54の出力は、更にBPF52と同特性のBPF56を介して、リミッタ回路としてのリミッタアンプ58に入力され、このリミッタアンプ58にて振幅が所定値に抑圧された後、PLL回路44へ周波数変換用の基準信号として入力される。
【0042】
このため、アンテナ50によって受信された長波帯JJYから、BPF52,56により、40kHzの搬送波信号が抽出され、更に、その搬送波信号は、振幅がリミッタアンプ58により一定にされて正弦波に成形され、こうして正弦波に成形された長波帯JJYの搬送波信号(40kHz)が、周波数変換用の基準信号としてPLL回路44に入力される。
【0043】
そして、PLL回路44は、この基準信号と局部発振回路42からの出力とを夫々分周し、これら分周後の各信号の位相を一致させるための制御信号を生成して、局部発振回路42に出力することにより、局部発振回路42からの出力を、基準信号に対応した一定周波数(876MHz)に制御する。
【0044】
また、本実施例のダウンコンバータ10においては、長波帯JJYを受信してそれの搬送波信号を周波数変換用の基準信号として出力するために設けられたアンテナ50、BPF52,56、増幅回路54、及びリミッタアンプ58が、本発明の第1信号出力手段として機能し、棟内上り信号を基準信号を用いて上り信号に周波数変換するために設けられた局部発振回路42、PLL回路44、及びミキサ40が、本発明の第1周波数変換手段として機能する。
[アップコンバータ]
一方、図2(B)に示すように、アップコンバータ20には、同軸ケーブル等を介して端末端子18に接続するための第1接続端子T3と、上り信号を出力してくるケーブルモデム22等の通信用端末装置に接続するための第2接続端子T4と、テレビ受像機26等の再生用端末装置に接続するための第3接続端子T5とが備えられている。
【0045】
そして、端末端子18から第1接続端子T3に入力された下り信号は、LPF62を介して、一旦、アップコンバータ20内に取り込まれ、第3接続端子T5を介して、テレビ受像機26等の再生用端末装置に出力される。また、LPF62から第3接続端子T5に至る下り信号の通過経路上には、下り信号の一部を分岐させる方向性結合器からなる分岐回路64が設けられており、この分岐回路64にて分岐された下り信号は、方向性結合器からなる混合回路66を介して、第2接続端子T4まで導かれ、第2接続端子T4からケーブルモデム22等の通信用端末装置に出力される。
【0046】
尚、LPF62は、周波数変換後の棟内上り信号の通過を阻止し、端末端子18から第1接続端子T3に入力された下り信号のみを通過させるためのものであり、カットオフ周波数が例えば770MHzに設定されている。従って、本実施例のアップコンバータ20には、LPF62,分岐回路64,及び混合回路66によって、本発明の第2下り信号通過経路が、2系統形成されていることになる。
【0047】
次に、ケーブルモデム22等の通信用端末装置から第2接続端子T4に入力された上り信号は、混合回路66及びBPF68を介して周波数変換用のミキサ70に入力される。尚、BPF68は、上り信号(10MHz〜55MHz)のみを選択的に通過させるものである。
【0048】
ミキサ70は、PLL回路74により発振周波数が一定(例えば876MHz)に制御された周波数可変型の局部発振回路72からの信号を受けて、上り信号を棟内上り信号に周波数変換するものである。
そして、このミキサ70にて周波数変換された棟内上り信号は、BPF76,HPF78,及び第1接続端子T3を介して、端末端子18側に送出される。尚、BPF76は、周波数変換後の棟内上り信号(821MHz〜866MHz)のみを選択的に通過させるものである。また、HPF78は、第1接続端子T3に入力された下り信号の通過を阻止し、周波数変換後の棟内上り信号のみを通過させるためのものであり、そのカットオフ周波数は、例えば821MHzに設定されている。
【0049】
一方、PLL回路74は、局部発振回路72から出力される周波数変換用の信号と基準信号との位相が一致するように局部発振回路72の発振周波数を制御するためのものであるが、本実施例のアップコンバータ20では、このPLL回路74が局部発振回路42の発振周波数を制御するのに用いる基準信号(周波数変換用の基準信号)を、ダウンコンバータ10が受信するのと同じ特定の電波から生成するようにしている。
【0050】
このため、アップコンバータ20には、ダウンコンバータ10に備えられたアンテナ50、BPF52,56、増幅回路54、及びリミッタアンプ58と全く同じアンテナ80、BPF82,86、増幅回路84、及びリミッタアンプ88が設けられている。
【0051】
即ち、アップコンバータ20は、長波帯JJYを受信するアンテナ80と、アンテナ80からの受信信号が入力されて、長波帯JJYの搬送波の周波数帯(40kHz)だけを通過させる狭帯域のBPF82と、BPF82を通過した信号を所定レベルまで増幅する増幅回路84とを備えている。そして、増幅回路84の出力は、更にBPF82と同特性のBPF86を介して、リミッタ回路としてのリミッタアンプ88に入力され、このリミッタアンプ88にて振幅が所定値に抑圧された後、PLL回路74へ周波数変換用の基準信号として入力される。
【0052】
このため、アップコンバータ20においても、ダウンコンバータ10と同様に、アンテナ80によって受信された長波帯JJYから、BPF82,86により、それの40kHzの搬送波信号が抽出され、更に、その搬送波信号は、振幅がリミッタアンプ88により一定にされて正弦波に成形され、こうして正弦波に成形された長波帯JJYの搬送波信号(40kHz)が、周波数変換用の基準信号としてPLL回路74に入力される。
【0053】
また、PLL回路74は、ダウンコンバータ10内のPLL回路44と同様に、リミッタアンプ88から入力される基準信号と局部発振回路72からの出力とを夫々分周し、これら分周後の各信号の位相を一致させるための制御信号を生成して、局部発振回路72に出力することにより、局部発振回路72からの出力を、基準信号に対応した一定周波数(876MHz)に制御する。
【0054】
そして、本実施例のアップコンバータ20においては、長波帯JJYを受信してそれの搬送波信号を周波数変換用の基準信号として出力するために設けられたアンテナ80、BPF82,86、増幅回路84、及びリミッタアンプ88が、本発明の第2信号出力手段として機能し、上り信号を基準信号を用いて棟内上り信号に周波数変換するために設けられた局部発振回路72、PLL回路74、及びミキサ70が、本発明の第2周波数変換手段として機能する。
【0055】
以上説明したように、本実施例の棟内CATVシステムにおいては、アップコンバータ20にて周波数変換された棟内上り信号を、ダウンコンバータ10にて元の上り信号に正確に周波数変換できるようにするために、アップコンバータ20とダウンコンバータ10とが、互いに同じ電波(長波帯JJY)を受信して、その電波から一定周波数の搬送波信号を抽出し、その搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、上り信号及び棟内上り信号を夫々周波数変換するように構成されている。
【0056】
このため、本実施例の棟内CATVシステムによれば、外部の双方向CATVシステムから入力される下り信号に基準信号として使用できる特定伝送信号(パイロット信号等)が含まれているか否かに拘わらず、各端末端子18に接続されるアップコンバータ20がケーブルモデム22等の通信用端末装置から出力される上り信号を棟内上り信号に周波数変換するのに使用する基準信号と、ダウンコンバータ10が棟内上り信号を元の上り信号に周波数変換するのに使用する基準信号とを一致させることができ、ダウンコンバータ10側で棟内上り信号から元の上り信号を正確に復元して、外部の双方向CATVシステムの伝送線2に送出することができる。よって、本実施例の棟内CATVシステムによれば、どの様な双方向CATVシステムにも適用することができるようになる。
【0057】
また、アップコンバータ20とダウンコンバータ10が、同じ電波を受信して周波数変換用の基準信号を得るようにしているため、アップコンバータ20とダウンコンバータ10との間に、両コンバータ10,20へ共通の基準信号を供給するための別配線を設けたりする必要なく、上記効果を得ることができる。
【0058】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、ダウンコンバータ10とアップコンバータ20が、長波帯JJYを受信するようにしたが、周波数変換用の基準信号を得るために受信する電波は、これに限らず、例えば、ラジオ放送局から常時送信されている所定チャンネルのAM放送波でも良い。そして、こうしたAM放送波を受信するようにした場合にも、図2と同じ回路構成を採ることができる。
【0059】
また、ダウンコンバータ10とアップコンバータ20が基準信号を得るために受信する電波は、AM波に限らず、所定の電波局から常時送信され且つ一定周波数の信号が抽出可能な電波であれば、他の変調方式の電波を選択しても良い。
一方また、ダウンコンバータ10とアップコンバータ20は、長波帯JJY以外の他の標準電波を受信して、基準信号を得るように構成しても良い。尚、現在、長波帯JJY以外の標準電波としては、名崎無線送信所(茨城県猿島郡三和町)から送信されている短波帯(5,8,10MHz)の標準電波(以下、短波帯JJYという)や、JG2ASと呼ばれる長波帯(40kHz)の標準電波がある。
【0060】
但し、短波帯JJYは、長波帯JJYと同様にAM波であるが、毎時35分から39分の間だけ停波される。
このため、ダウンコンバータ10とアップコンバータ20が、短波帯JJYのように微少時間だけ停波されるAM波を受信して、その搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いる場合には、電波を受信できているか否かを判定する判定手段と、この判定手段にて電波が受信できないと判定されている間、PLL回路44,74から局部発振回路42,72への制御信号を、判定手段にて電波が受信できないと判定された時点の制御信号に固定する固定手段と、を設ければ良い。また、上記固定手段に代えて、判定手段にて電波が受信できないと判定されると、その時点でリミッタアンプ58,88から出力されていた信号と同じ信号をPLL回路44,74へ基準信号として出力し続ける手段を設けるようにしても良い。つまり、何れにしても、電波が受信できなくなると、その直前の状態(周波数変換状態)を保持するよう構成すれば良いのである。そして、このことは、AM波以外の電波を受信するようにした場合も同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の棟内CATVシステムの構成を表す構成図である。
【図2】 図1のシステムで用いられるダウンコンバータ,アップコンバータの構成を夫々表すブロック図である。
【符号の説明】
6…引込線、8…保安器、L…伝送線、10…ダウンコンバータ、12…双方向増幅器、14…分岐器、16…分配器、18…端末端子、20…アップコンバータ、22…ケーブルモデム、24…情報端末装置、26…テレビ受像機、40,70…ミキサ、42,72…局部発振回路、44,74…PLL回路、50,80…アンテナ、54,84…増幅回路、58,88…リミッタアンプ、32,36,78…HPF(ハイパスフィルタ)、34,48,62…LPF(ローパスフィルタ)、38,46,52,56,68,76,82,86…BPF(バンドパスフィルタ)

Claims (7)

  1. 外部の双方向CATVシステムからの引込線を建造物内に引き込み、該建造物内の伝送線を介して、前記引込線から入力された下り信号を建造物内の端末端子まで伝送すると共に、
    端末装置から出力された前記下り信号よりも周波数が低い上り信号を前記下り信号よりも周波数が高い棟内上り信号に周波数変換するアップコンバータを介して前記端末端子に入力された棟内上り信号を、前記伝送線を介して前記引込線まで伝送し、
    更に、前記伝送線と前記引込線との間に設けられたダウンコンバータを介して、前記棟内上り信号を、前記端末装置が出力した元の周波数帯の上り信号に周波数変換して、前記引込線上に送出する棟内CATVシステムにおいて、
    前記端末側のアップコンバータ及び前記引込線側のダウンコンバータは、互いに同じ特定の電波を受信して、その電波から一定周波数の信号を抽出し、該信号を周波数変換用の基準信号として用いて、前記上り信号及び前記棟内上り信号を夫々周波数変換すること、
    を特徴とする棟内CATVシステム。
  2. 請求項1に記載の棟内CATVシステムにおいて、
    前記特定の電波は、所定の電波局から常時送信されると共に、振幅変調により情報が含ませられる電波であり、
    前記アップコンバータ及びダウンコンバータは、前記電波を受信して、その電波から該電波の搬送波信号を前記一定周波数の信号として抽出し、該搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、前記上り信号及び前記棟内上り信号を夫々周波数変換すること、
    を特徴とする棟内CATVシステム。
  3. 請求項2に記載の棟内CATVシステムにおいて、
    前記特定の電波は、標準周波数局から常時送信されている標準電波であること、
    を特徴とする棟内CATVシステム。
  4. 請求項1に記載の棟内CATVシステムにおいて、前記引込線と前記伝送線との間に設けられるダウンコンバータであって、
    前記引込線を介して外部の双方向CATVシステムから入力された下り信号を前記伝送線上に送出するための第1下り信号通過経路と、
    前記アップコンバータが受信するのと同じ前記特定の電波を受信し、その電波から前記一定周波数の信号を抽出して出力する第1信号出力手段と、
    前記伝送線を介して入力される前記棟内上り信号を、前記第1信号出力手段から出力される信号を周波数変換用の基準信号として用いて、前記端末装置が出力した元の上り信号に周波数変換し、該周波数変換後の上り信号を前記引込線上に送出する第1周波数変換手段と、
    を備えたことを特徴とするダウンコンバータ。
  5. 請求項1に記載の棟内CATVシステムにおいて、前記端末端子と前記端末装置との間に設けられるアップコンバータであって、
    前記伝送線を介して前記端末端子まで伝送されてきた下り信号を前記端末装置側に送出するための第2下り信号通過経路と、
    前記ダウンコンバータが受信するのと同じ前記特定の電波を受信し、その電波から前記一定周波数の信号を抽出して出力する第2信号出力手段と、
    前記端末装置から出力された上り信号を、前記第2信号出力手段から出力される信号を周波数変換用の基準信号として用いて、前記棟内上り信号に周波数変換し、該周波数変換後の棟内上り信号を前記端末端子を介して前記伝送線上に送出する第2周波数変換手段と、
    を備えたことを特徴とするアップコンバータ。
  6. 請求項2又は請求項3に記載の棟内CATVシステムにおいて、前記引込線と前記伝送線との間に設けられるダウンコンバータであって、
    前記引込線を介して外部の双方向CATVシステムから入力された下り信号を前記伝送線上に送出するための第1下り信号通過経路と、
    前記アップコンバータが受信するのと同じ前記特定の電波を受信し、その電波から該電波の搬送波信号を抽出して出力する第1信号出力手段と、
    前記伝送線を介して入力される前記棟内上り信号を、前記第1信号出力手段から出力される前記搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、前記端末装置が出力した元の上り信号に周波数変換し、該周波数変換後の上り信号を前記引込線上に送出する第1周波数変換手段と、
    を備えたことを特徴とするダウンコンバータ。
  7. 請求項2又は請求項3に記載の棟内CATVシステムにおいて、前記端末端子と前記端末装置との間に設けられるアップコンバータであって、
    前記伝送線を介して前記端末端子まで伝送されてきた下り信号を前記端末装置側に送出するための第2下り信号通過経路と、
    前記ダウンコンバータが受信するのと同じ前記特定の電波を受信し、その電波から該電波の搬送波信号を抽出して出力する第2信号出力手段と、
    前記端末装置から出力された上り信号を、前記第2信号出力手段から出力される前記搬送波信号を周波数変換用の基準信号として用いて、前記棟内上り信号に周波数変換し、該周波数変換後の棟内上り信号を前記端末端子を介して前記伝送線上に送出する第2周波数変換手段と、
    を備えたことを特徴とするアップコンバータ。
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