JP2000151511A - 光伝送システム - Google Patents

光伝送システム

Info

Publication number
JP2000151511A
JP2000151511A JP33496398A JP33496398A JP2000151511A JP 2000151511 A JP2000151511 A JP 2000151511A JP 33496398 A JP33496398 A JP 33496398A JP 33496398 A JP33496398 A JP 33496398A JP 2000151511 A JP2000151511 A JP 2000151511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
level
circuit
modem
transmission system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33496398A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Taniguchi
郁夫 谷口
Osamu Chiba
修 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP33496398A priority Critical patent/JP2000151511A/ja
Publication of JP2000151511A publication Critical patent/JP2000151511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側装置が送信側装置から送信された光信
号を受信して電気信号へ変換し、変換した電気信号をモ
デムへ入力して復調する光伝送システムにおいて、例え
ば受信側装置が送信側装置からの制御データ等を受信し
ていない場合に不要なノイズがモデムへ入力されてしま
うことを防止して、ノイズによるモデムの誤動作を防止
する。 【解決手段】 親局1b(受信側装置)では、例えば復
調回路41のスケルチ部42により構成した検出手段が
受光手段11により子局2(送信側装置)から受信して
変換した電気信号のレベルを検出し、受光手段11とモ
デム17との間に備えられたスイッチ手段16が検出し
たレベルが無信号状態を規定する閾値未満であった場合
にはモデムへの信号入力を遮断する。また、親局1bで
は、監視手段を備えた制御回路43が子局2からの信号
受信中にスケルチ部42により検出したレベルが受信レ
ベル低下状態を規定する閾値未満となった場合には異常
を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信側装置が送信
側装置から送信された光信号を受信して電気信号へ変換
し、変換した電気信号をモデムへ入力して復調する光伝
送システムに関し、特に、受信側装置が送信側装置から
の制御データ等を受信していないときに発生したノイズ
がモデムへ入力されてしまうことを防止する光伝送シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば副搬送波アナログ光伝送を用いた
通信方式は、伝送路として用いることが可能な光ファイ
バが広帯域で低損失であることや、アナログ光伝送方式
により無線周波数信号(RF信号)を直接変調して伝送
することが可能であること等といった利点から、携帯電
話システムやCATVシステムに備えられる中継増幅装
置等の通信方式として用いられている。
【0003】このような方式において、例えば複数のア
ナログ光伝送装置が設けられている状況では、親局とな
るアナログ光伝送装置が子局となるアナログ光伝送装置
との間で双方向のデータ通信(親子通信)を行うことに
より、子局に対する監視等といった制御を実行する場合
がある。具体的に、例えば中継増幅装置として用いられ
ている親局と子局との間では中継伝送するRF信号以外
に制御用のデータ等を通信することが行われ、一般に、
このようなデータを通信するための信号としては、RF
信号の伝送品質への悪影響を防止するためや信号の扱い
易さから、音声帯域の信号が用いられている。
【0004】また、例えばRF信号として携帯電話シス
テムで用いられている帯域の信号が伝送される場合に
は、アナログ光伝送装置に入力されるRF信号が過大に
なってしまうと当該RF信号を光信号へ変換する電気−
光変換素子(E/O)から音声帯域へのノイズが発生し
てしまうことが生じるため、このようなノイズの影響が
少ない周波数帯域の搬送波を変調(2次変調)すること
で上記した音声帯域信号を通信するのが一般的に好まし
い。
【0005】図6には、上記のような親局81と子局8
2を備えた光伝送システムの一例を示してあり、例えば
子局82から親局81への親子通信は次のようにして行
われる。すなわち、子局82ではモデム回路101によ
り制御データや音声データを変調して音声帯域信号を生
成し、生成した音声帯域信号をFM変調方式等を用いて
変調回路102により2次変調して合成器103へ出力
し、この2次変調信号と中継対象のRF信号とを重畳
(合成)した信号をE/O104により光信号へ変換し
て光ファイバ回線83へ送信出力する。
【0006】一方、親局81では子局82から送信され
た光信号を光−電気変換素子(O/E)91により受信
して電気信号へ変換し、変換した電気信号を分離器92
により中継対象のRF信号と前記2次変調信号とに分離
し、分離した2次変調信号を復調回路93により復調し
て音声帯域信号を再生し、再生した音声帯域信号を増幅
回路94を介してモデム回路95へ入力し、入力した音
声帯域信号をモデム回路95に備えられたモデムにより
復調して制御データ等を再生する。なお、増幅回路94
では信号の増幅処理や波形形成処理が行われる。
【0007】また、親局81から子局82へのデータ通
信についても、上記と同様にして、親局81のモデム回
路95、変調回路96、合成器97、E/O98や、親
局81から子局82への光ファイバ回線84や、子局8
2のO/E105、分離器106、復調回路107、モ
デム回路101により行われる。
【0008】また、上記のような光伝送システムでは、
例えば送信側のE/Oの破損や使用環境温度による光出
力レベルの低下や伝送路である光ファイバ回線の異常等
に起因して受信側のO/E受光レベルが著しく低下して
しまうと、親局と子局との間で伝送する信号の品質が劣
化してしまうため、受光レベル状態の監視が行われるこ
とがある。
【0009】図7には、このような監視を行う親局11
1を備えた光伝送システムの一例を示してある。なお、
親局111については受信部のみを示し、子局112に
ついては送信部のみを示し、他の構成部分については図
示を省略してある。子局112では、上記と同様に、モ
デム回路131や変調回路132や合成器133やE/
O134を用いて制御データ等を光信号へ変換して光フ
ァイバ回線113へ送信出力する。一方、親局111で
は、上記と同様に、O/E121により受信した光信号
から2次変調信号を分離し、分離した2次変調信号を復
調回路124や増幅回路125やモデム回路126を介
して元の制御データ等に復調し、復調した制御データを
制御回路128により処理する。
【0010】なお、図7に示したシステム構成例では、
親局111のO/E121はフォトダイオード(PD)
122を用いて構成されており、また、このO/E12
1には受信した光信号からRF信号と2次変調信号とを
分離する機能が備えられているとしてある。また、O/
E121により分離したRF信号は例えばRF増幅回路
123により増幅されて中継伝送される。
【0011】また、親局111には、例えば復調回路1
24や増幅回路125やモデム回路126から成る親子
通信回路T2とは別個な回路として、O/E監視回路1
27が備えられており、このO/E監視回路127で
は、例えば子局112からの信号受信中に上記したフォ
トダイオード122の負荷電圧を監視している。ここ
で、一般に、フォトダイオード122では受光レベルが
低下すると当該受光レベルに比例して負荷抵抗を流れる
電流が低下し、すなわち負荷電圧が低下するため、この
負荷電圧を監視することでO/E121の受光レベルの
低下を監視することができる。
【0012】具体的には、上記した負荷電圧に対して異
常と判断するための電圧値(基準電圧値)を予め設定し
ておき、O/E監視回路127では例えばフォトダイオ
ード122の負荷電圧と前記基準電圧値とを加算して、
当該加算値が所定の規定電圧値以上である場合には正常
状態であると判定する一方、当該加算値が信号受信中で
あるにもかかわらず規定電圧値未満となった場合には異
常が発生して受信レベルが低下してしまったことを判定
する。そして、O/E監視回路127では、判定した監
視結果、すなわち受信レベルが正常であるか異常である
かを示す信号を制御回路128へ送信する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記図6や図7に示したように従来の光伝送システムで
は、親局のモデム回路が送信状態であって子局からの制
御データ等を受信していないにもかかわらず、前段の復
調回路側で発生したノイズがモデム回路へ入力されてし
まうことがあったため、当該ノイズによりモデム回路の
誤動作を生じさせてしまうことがあるといった不具合が
あった。
【0014】具体的には、例えば親局が子局からの制御
データ等を受信していないときには、親局では復調回路
側からモデム回路へ音声帯域信号が入力されることはな
いが、無信号状態における復調回路自身のノイズや復調
回路以降の増幅回路等で生じるノイズが当該増幅回路に
よって増幅されてモデム回路へ入力されてしまうことが
生じるため、このノイズによってモデム回路が誤動作し
てしまうことが多く発生していた。
【0015】また、例えば上記図7に示したように従来
の光伝送システムでは、親局がO/Eでの受信レベルの
監視を行うために、大きく分けてRF増幅回路と親子通
信回路とO/E監視用の回路との3回路を備えていたた
め、回路規模が大きくなってしまうといった問題も生じ
ていた。
【0016】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、受信側装置(例えば上記した
親局)が送信側装置(例えば上記した子局)から送信さ
れた光信号を受信して電気信号へ変換し、変換した電気
信号をモデムへ入力して復調するに際して、例えば送信
側装置からの制御データ等を受信していない場合に不要
なノイズがモデムへ入力されてしまうことを防止するこ
とができ、これにより、モデムの誤動作を防止すること
ができる光伝送システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記のような構成において、受信側装
置が受信レベルの監視を行うために備える回路の構成を
簡易化した光伝送システムを提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る光伝送システムでは、受信側装置が送
信側装置から送信された光信号を受光手段により受信し
て電気信号へ変換し、変換した電気信号をモデムへ入力
して復調するに際して、受信側装置では次のようにして
モデムへノイズが入力されてしまうのを防止する。すな
わち、受信側装置では、検出手段が受光手段により変換
した電気信号のレベルを検出し、受光手段とモデムとの
間に備えられたスイッチ手段が検出したレベルが無信号
状態を規定する閾値未満であることに応じてモデムへの
信号入力を遮断する。
【0018】従って、例えば受信側装置が送信側装置か
らの制御データ等を受信していない場合には、検出手段
により検出される信号レベルが低下して前記閾値未満と
なったことに応じてモデムへの信号入力が遮断されるこ
とから、不要なノイズがモデムへ入力されてしまうこと
を防止することができ、これにより、モデムの誤動作を
防止することができる。
【0019】また、本発明に係る光伝送システムでは、
例えば送信側装置から送信される信号には伝送用の変調
処理が施されており、受信側装置では次のような構成に
より受信レベルの監視を行う。すなわち、受信側装置で
は、受光手段により変換した電気信号のレベルを検出す
るスケルチ部を有して当該電気信号に伝送用の復調処理
を施す復調回路を受光手段とスイッチ手段との間に備え
て、当該スケルチ部により前記検出手段を構成し、ま
た、監視手段が送信側装置からの信号受信中にスケルチ
部により検出したレベルが受信レベル低下状態を規定す
る閾値未満となったことに応じて異常を検出する。
【0020】このように、受信側装置では、受信レベル
の監視を行うためのレベル検出を復調回路のスケルチ部
を用いて行う構成であり、また、上記した検出手段も当
該スケルチ部を共用して構成されているため、このよう
な監視を行うための回路構成を簡易化することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係る光伝送
システムを図1を参照して説明する。図1には、本例に
係る光伝送システムの一例を示してあり、この光伝送シ
ステムは、光ファイバ回線3、4を介して接続された親
局1と子局2とから構成されている。これら親局1と子
局2との間では光ファイバ回線3、4を介してアナログ
光信号が双方向通信される。また、本例では、親局1や
子局2が中継増幅装置として構成されていて、親局1と
子局2との間では中継伝送するRF信号と制御データ等
とを重畳して伝送する構成を示すが、本発明は、例えば
制御データ等がRF信号とは別個に単独で伝送される場
合にも適用可能なものである。
【0022】親局1には、光信号を受信して電気信号へ
変換するO/E11と、信号を分離する分離器12と、
前記電気信号(本例では2次変調された信号)を復調す
る復調回路13と、前記電気信号のレベルを検出するレ
ベル検出部14と、復調回路13により復調された信号を
増幅する増幅回路15と、スイッチ切替を行うスイッチ
(SW)回路16と、増幅された信号を変復調するモデ
ムを有したモデム回路17と、信号を変調(本例では2
次変調)する変調回路18と、信号を合成する合成器1
9と、電気信号を光信号へ変換して送信出力するE/O
20とが備えられている。
【0023】ここで、本例では、上記したO/E11に
より、送信側装置(本例では子局)から送信された光信
号を受信して電気信号へ変換する受光手段が構成されて
いる。なお、受光手段としては特に限定はなく、例えば
フォトダイオード等といった受光素子から構成すること
ができる。
【0024】また、本例では、上記したレベル検出部1
4により、前記受光手段により変換した電気信号のレベ
ルを検出する検出手段が構成されている。なお、検出手
段としては、前記受光手段により変換した電気信号のレ
ベルを検出することができる構成であれば、種々な構成
が用いられてもよい。
【0025】また、本例のレベル検出部14には、子局
2からの信号がO/E11により受信されていないとみ
なす受信レベルの閾値(無信号状態を規定する閾値)が
設定されており、検出したレベルが当該閾値以上である
場合にはロウ(L)レベルの信号をコントロール信号と
してスイッチ回路16へ出力する一方、検出したレベル
が当該閾値未満である場合にはハイ(H)レベルの信号
をコントロール信号としてスイッチ回路16へ出力する
機能を有している。
【0026】また、スイッチ回路16は、上記したレベ
ル検出部14から入力されるコントロール信号に基づい
て増幅回路15とモデム回路17との間の接続をオンオ
フ切替する機能を有している。具体的には、上記図1に
示されるように、スイッチ回路16は例えば3つの端子
“a”、“b”、“c”を有しており、各端子には増幅
回路15の出力端と、モデム回路17の入力端と、接地
電圧(グラウンド)とが接続されている。そして、スイ
ッチ回路16では、Lレベルのコントロール信号が入力
されたことに応じて増幅回路15とモデム回路17とを
接続する切替を行う一方、Hレベルのコントロール信号
が入力されたことに応じて両回路15、17の接続をオ
フにしてモデム回路17に接地電圧を接続する切替を行
う。
【0027】本例では、上記したスイッチ回路16がレ
ベル検出部14からのコントロール信号に応じて上記切
替を行うことにより、前記検出手段により検出したレベ
ルが無信号状態を規定する閾値未満であることに応じて
モデムへの信号入力を遮断するスイッチ手段が構成され
ており、このスイッチ手段は前記受光手段とモデムとの
間に備えられている。なお、閾値としては種々な値が用
いられてもよく、例えば送信側の装置からの信号が受信
されていないとみなすことができる信号レベルが設定さ
れればよい。
【0028】また、子局2には、例えば親局1に備えら
れているものと同様なO/E25や分離器26や復調回
路27やモデム回路21や変調回路22や合成器23や
E/O24が備えられている。
【0029】以上に示した本例の光伝送システムでは、
例えば子局2から親局1への親子通信が次のようにして
行われる。すなわち、子局2ではモデム回路21により
制御データや音声データを変調して音声帯域信号を生成
し、生成した音声帯域信号をFM変調方式等を用いて変
調回路22により2次変調して合成器23へ出力し、こ
の2次変調信号と中継対象のRF信号とを重畳(合成)
した信号をE/O24により光信号へ変換して光ファイ
バ回線3へ送信出力する。
【0030】一方、親局1では子局2から送信された光
信号をO/E11により受信して電気信号へ変換し、変
換した電気信号を分離器12により中継対象のRF信号
と前記2次変調信号とに分離し、分離した2次変調信号
を復調回路13により復調して音声帯域信号を再生し、
再生した音声帯域信号がモデム回路17により認識可能
な状態となる程度まで当該音声帯域信号を増幅回路15
により増幅及び波形形成し、増幅等した音声帯域信号を
スイッチ回路16へ出力する。
【0031】ここで、レベル検出部14では、例えばO
/E11から復調回路13へ入力される2次変調信号の
電力入力レベルを検出し、検出したレベルが無信号状態
を規定する前記閾値以上である場合にはLレベルのコン
トロール信号を出力する一方、前記閾値未満である場合
にはHレベルのコントロール信号を出力する。
【0032】そして、例えばレベル検出部14からLレ
ベルのコントロール信号が出力された場合には、スイッ
チ回路16の切替により増幅回路15とモデム回路17
とが接続され(出力状態)、これにより増幅回路15か
ら出力された音声帯域信号がモデム回路17で復調され
て制御データ等の親子通信が行われる。また、例えばレ
ベル検出部14からHレベルのコントロール信号が出力
された場合には、スイッチ回路16の切替により増幅回
路15とモデム回路17との間の接続状態が遮断される
とともにモデム回路17に接地電圧が接続され(OFF
状態)、これにより増幅回路15で増幅された大きなノ
イズがモデム回路17へ入力されるのが防止される。
【0033】具体的には、例えば子局2のモデム回路2
1が送信状態であって、親局1のモデム回路17が受信
状態であって、子局2から親局1へ制御データ等が光フ
ァイバ回線3を介して送信されているときには、この制
御データ等の2次変調信号が親局1のO/E11から復
調回路13へ出力されるため、レベル検出部14では例
えば前記閾値以上の信号レベルが検出され、これによ
り、親局1ではスイッチ回路16が前記出力状態となっ
て制御データ等がモデム回路17により復調されて親子
通信が行われる。
【0034】また、例えば親局1のモデム17が送信状
態であって、子局2のモデム21が受信状態であって、
親局1から子局2へ制御データ等が光ファイバ回線4を
介して送信されている一方、子局2から親局1へは制御
データ等の送信が行われていないときには、親局1のO
/E11から復調回路13へは2次変調信号が出力され
ないため、レベル検出部14では例えば前記閾値未満の
信号レベルが検出され、これにより、親局1ではスイッ
チ回路16が前記OFF状態となって増幅回路15とモ
デム回路17との接続状態がオフに切替えられる。
【0035】以上のように、本例の光伝送システムの受
信側装置(本例では親局)では、例えば送信側装置(本
例では子局)から送信されたアナログ光信号を受信して
電気信号へ変換し、変換した電気信号をモデムへ入力し
て復調するに際して、当該電気信号のレベルが無信号状
態を規定する閾値未満であることに応じてモデムへの信
号入力を遮断するため、例えば送信側装置からの信号を
受信していないときには、増幅回路で増幅された不要な
大レベルのノイズがモデムへ入力されてしまうことを防
止することができ、これにより、モデムの誤動作を防止
して安定した親子通信を保障することができる。
【0036】次に、本発明の第2実施例に係る光伝送シ
ステムを図2を参照して説明する。なお、本例の光伝送
システムの構成は例えば、上記第1実施例で示した親局
1のレベル検出部14の構成の仕方を除いては、上記第
1実施例の図1に示した光伝送システムの構成と同様で
あるため、本例では、上記第1実施例の場合と異なる構
成部分についてのみ説明を行う。
【0037】図2には、本例の光伝送システムを構成す
る親局1aや子局2の構成例を示してある。同図に示さ
れるように、本例の親局1aでは、上記図1に示したレ
ベル検出部14に相当する機能が復調回路31のスケル
チ部32により構成されている。ここで、スケルチ部3
2を有した復調回路31としては例えば従来より用いら
れているものを利用することもでき、本例のような構成
とすることで、装置構成を簡易化することができる。
【0038】なお、上記したスケルチ部32は、例えば
O/E11から復調回路31へ入力される2次変調信号
の電力入力レベルを検出して、検出したレベルが設定さ
れた閾値以上の場合にはLレベルのコントロール信号を
スイッチ回路16へ出力する一方、当該閾値未満の場合
にはHレベルのコントロール信号をスイッチ回路16へ
出力する機能を有している。
【0039】次に、本発明の第3実施例に係る光伝送シ
ステムを図3及び図4を参照して説明する。なお、本例
の光伝送システムの構成は例えば、上記第2実施例で示
した親局1aに更に受信レベルを監視する機能を付加し
たといった点を除いては、上記第2実施例の図2に示し
た光伝送システムの構成と同様であるため、本例では、
上記第2実施例の場合と異なる構成部分についてのみ説
明を行う。
【0040】図3には、本例の光伝送システムを構成す
る親局1bや子局2の構成例を示してある。同図に示さ
れるように、本例の親局1bには、子局2からの2次変
調信号の受信レベルを監視する機能を有した制御回路4
3が備えられており、親局1bに備えられた復調回路4
1のスケルチ部42では検出した信号レベルに応じてス
イッチ用のコントロール信号をスイッチ回路16へ出力
するとともに、監視用のコントロール信号を制御回路4
3へ出力する。
【0041】具体的には、本例の親局1bのスケルチ部
42には、上記1実施例や第2実施例で示した無信号状
態を規定する閾値と共に、例えば子局2からの制御デー
タ等の受信中に受信信号のレベルが低下してしまったと
みなす信号レベルの閾値(受信レベル低下状態を規定す
る閾値)が設定されている。ここで、本例では、これら
の閾値の一例として、両閾値が同じ値に設定されている
場合について説明する。
【0042】そして、本例の親局1bのスケルチ部42
では、O/E11から復調回路41へ入力される2次変
調信号のレベルを検出し、検出したレベルが無信号状態
を規定する閾値以上であることに応じてLレベルのスイ
ッチ用コントロール信号をスイッチ回路16へ出力する
一方、当該閾値未満であることに応じてHレベルのスイ
ッチ用コントロール信号をスイッチ回路16へ出力す
る。また、本例のスケルチ部42では、検出したレベル
が受信レベル低下状態を規定する閾値(本例では無信号
状態を規定する閾値と同値)以上であることに応じてL
レベルの監視用コントロール信号を制御回路43へ出力
する一方、当該閾値未満であることに応じてHレベルの
監視用コントロール信号を制御回路43へ出力する。
【0043】なお、本例では、例えば上記第2実施例の
場合と同様に、送信側装置(本例では子局)から送信さ
れる信号には変調回路22により伝送用の変調処理(本
例では2次変調)が施されている一方、受信側装置(本
例では親局)では、上記した復調回路41により、前記
受光手段により変換した電気信号のレベルを検出するス
ケルチ部を有して当該電気信号に伝送用の復調処理(本
例では2次変調に対応する復調処理)を施す復調回路が
構成されている。また、この復調回路は前記受光手段と
前記スイッチ手段との間に備えられており、また、復調
回路のスケルチ部により前記検出手段が構成されてい
る。
【0044】また、本例の親局1bの制御回路43は、
上記したスケルチ部42から入力される監視用コントロ
ール信号に基づいて、例えば子局2からの制御データ等
を受信中であるにもかかわらず当該制御データ等の2次
変調信号の受信レベルが前記閾値未満に低下してしまっ
た場合には異常を検出する機能を有している。具体的に
は、本例の制御回路43では、上記したスケルチ部42
からLレベルの監視用コントロール信号が入力された場
合には正常状態であると判定する一方、子局2からの制
御データ等を受信中であるにもかかわらずスケルチ部4
2からHレベルの監視用コントロール信号が入力された
場合には異常が発生したことを検出する。
【0045】本例では、上記した制御回路43がスケル
チ部42からの監視用コントロール信号に基づいて異常
を検出することにより、送信側装置(本例では子局)か
らの信号受信中にスケルチ部により検出したレベルが受
信レベル低下状態を規定する閾値未満となったことに応
じて異常を検出する監視手段が構成されている。
【0046】なお、監視手段としては、例えば制御デー
タ等の信号を受信しているときに発生した受信レベルの
低下に基づいて異常を検出することができるような構成
であれば、種々な構成が用いられてもよい。一例とし
て、本例のように無信号状態を規定する閾値と受信レベ
ル低下状態を規定する閾値とが同じ値に設定されている
場合には、制御回路43がスイッチ回路16の切替状態
を監視することで、子局2からの制御データ等の受信中
であるにもかかわらず増幅回路15とモデム回路17と
の間の接続状態が遮断されてしまった場合に異常を検出
するといった構成を用いることもできる。
【0047】以上に示した本例の親局1bにより行われ
る受信レベルの監視処理の具体例を図4を参照して示
す。なお、親局1bのO/E11から復調回路41へ出
力される2次変調信号のレベルが低下することの原因と
しては、主として次の4つの原因が考えられる。すなわ
ち、例えば親局1b側では、O/E11の故障等により
当該O/E11の受光レベルが低下したことや、光ファ
イバ回線3に異常が発生したことが考えられ、また、子
局2側では、E/O24から出力される光信号のレベル
が低下したことや、変調回路22から出力される2次変
調信号のレベルが低下したことが考えられる。
【0048】ここで、本例の子局2には、E/O24か
らの光出力レベルや変調回路22からの2次変調信号の
出力レベルに発生した異常を検出する回路が備えられて
いるものとし、本例の親局1bでは、主としてO/E1
1等の故障によって生じた受信レベルの低下を異常とし
て検出するものとする。
【0049】図4(a)には、正常な状態(通常時)に
おける親局1bの受光レベル等の一例を示してある。な
お、この例では、受信レベル低下状態を規定する閾値が
−60dBmに設定されている。同図(a)に示される
ように、例えばO/E11による受光レベルが0dBm
である場合には、O/E11から復調回路41へ−40
dBmの電気信号が出力されることで、スケルチ部42
がLレベルのコントロール信号を制御回路43へ出力す
ることにより、制御回路43が正常状態を判定する。
【0050】一方、図4(b)には、異常が発生した状
態(異常時)における親局1bの受光レベル等の一例を
示してある。なお、閾値としては上記図4(a)の場合
と同じとする。同図(b)に示されるように、例えばO
/E11による受光レベルが−10dBm未満に低下
(通常時に比べて10dBm分より大きく低下)した場
合には、O/E11から復調回路41へ−60dBm未
満の電気信号が出力されることで、スケルチ部42がH
レベルのコントロール信号を制御回路43へ出力するこ
とにより、制御回路43が異常を検出する。
【0051】ここで、本例では、O/E11による受光
レベルが通常時のレベル(本例では0dBm)から式1
で示されるレベルQ(本例では10dBm)分低下する
と、制御回路43が異常(O/E異常)を検出する構成
となっている。なお、式1中のYは通常時にO/E11
から復調回路41へ出力される2次変調信号のレベル
(本例では−40dBm)であり、Xは受信レベル低下
状態を規定する閾値(本例では−60dBm)である。
【0052】
【数1】
【0053】以上のように、本例の光伝送システムの受
信側装置(本例では親局)では、例えば送信側装置(本
例では子局)からの制御データ等を受信していない場合
にはスイッチ切替によりモデムへの信号入力を遮断する
ことでノイズによるモデムの誤動作を防止することがで
きるとともに、例えば送信側装置からの制御データ等を
受信中であるにもかかわらず当該制御データ等の信号の
受信レベルが低下してしまった場合には異常を検出する
ことができる。
【0054】また、本例の光伝送システムの受信側装置
(本例では親局)では、受信レベルの監視を行うための
レベル検出を例えば従来からあるものと同様な復調回路
のスケルチ部を用いて行っており、また、上記した検出
手段も当該スケルチ部を共用して構成されているため、
例えば上記図7に示したようにO/E監視回路127を
親子通信回路T2とは別個に備えた従来のシステムに比
べて、受信レベルの状態を監視するための回路構成を簡
易化して回路削減を実現することができる。また、本例
のような構成では、例えばスケルチ部の回路定数を調整
することにより、任意の閾値を当該スケルチ部に設定す
ることが可能である。
【0055】なお、上記第3実施例に示した光伝送シス
テムの親局では、例えば子局からの制御データ等を受信
していないときにおけるモデムへのノイズ入力を防止す
るためのスイッチ手段と、受信レベルの監視を行うため
の監視手段との両方を備えた構成を示したが、例えば監
視手段のみを親局に備えた構成を実施することも可能で
ある。図5には、このように親局51に監視手段のみを
備えた光伝送システムの一例を示してある。なお、同図
では、親局51については受信部のみを示し、子局52
については送信部のみを示し、他の構成部分については
図示を省略してある。
【0056】また、同図に示した光伝送システムでは、
親局51にスケルチ部65を有した復調回路64を備え
て当該スケルチ部65及び制御回路68により異常の検
出処理を行っているといった構成を除いては、他の構成
部分53、61〜63、66〜67、71〜74につい
ては例えば上記図7に示したシステムの場合と同様であ
る。上記図5に示される構成においても上記第3実施例
の場合と同様に、例えば上記図7に示したシステムのよ
うにO/E監視回路127を別個に備える代わりに、O
/E監視回路に相当する機能を親子通信回路T1の中に
構成してあるため、回路構成の簡易化を図ることができ
る。
【0057】また、本発明に言う受信側装置や送信側装
置としては、必ずしも光信号の受信のみを行う装置や光
信号の送信のみを行う装置として構成されなくともよ
く、例えば以上の第1〜第3実施例に示した光伝送シス
テムの親局や子局のように、本発明に言う受信側装置
(本実施例では親局)や送信側装置(本実施例では子
局)が光信号を双方向で通信する通信装置として構成さ
れてもよい。また、本発明の光伝送システムは、種々な
分野に適用され得るものである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光伝
送システムによると、受信側装置が送信側装置から送信
された光信号を受信して電気信号へ変換し、変換した電
気信号をモデムへ入力して復調するに際して、変換した
電気信号のレベルを検出して、検出したレベルが無信号
状態を規定する閾値未満であることに応じてモデムへの
信号入力を遮断するようにしたため、例えば受信側装置
が送信側装置からの制御データ等を受信していない場合
には、不要なノイズがモデムへ入力されてしまうことを
防止することができ、これにより、モデムの誤動作を防
止することができる。
【0059】また、本発明に係る光伝送システムでは、
例えば上記した電気信号のレベルを検出する機能を復調
回路のスケルチ部から構成し、受信側装置では、送信側
装置からの信号受信中にスケルチ部により検出したレベ
ルが受信レベル低下状態を規定する閾値未満となったこ
とに応じて異常を検出する構成としたため、例えば上記
第3実施例に示したように、このような監視を行うため
の回路構成を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光伝送システムの一
例を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る光伝送システムの一
例を示す図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る光伝送システムの一
例を示す図である。
【図4】監視処理の具体例を説明するための図である。
【図5】光伝送システムの他の構成例を示す図である。
【図6】従来例に係る光伝送システムの構成例を示す図
である。
【図7】従来例に係る光伝送システムの構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1、 1a、1b、51・・親局、 2・・子局、3、
4、53・・光ファイバ回線、 11・・光−電気変換
素子(O/E)、12・・分離器、 13、31、4
1、64・・復調回路、14・・レベル検出部、 15
・・増幅回路、 16・・スイッチ回路、17・・モデ
ム回路、 32、42、65・・スケルチ部、43、6
8・・制御回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 CA02 DA08 EA05 FA01 GA02 5K042 AA04 BA04 CA10 CA11 CA12 DA18 EA06 FA21 FA29 JA03 NA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側装置が送信側装置から送信された
    光信号を受光手段により受信して電気信号へ変換し、変
    換した電気信号をモデムへ入力して復調する光伝送シス
    テムにおいて、 受信側装置は、受光手段により変換した電気信号のレベ
    ルを検出する検出手段を備えるとともに、検出したレベ
    ルが無信号状態を規定する閾値未満であることに応じて
    モデムへの信号入力を遮断するスイッチ手段を受光手段
    とモデムとの間に備えたことを特徴とする光伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光伝送システムにおい
    て、 送信側装置から送信される信号には伝送用の変調処理が
    施されている一方、 受信側装置は、受光手段により変換した電気信号のレベ
    ルを検出するスケルチ部を有して当該電気信号に伝送用
    の復調処理を施す復調回路を受光手段とスイッチ手段と
    の間に備えて、当該スケルチ部により前記検出手段を構
    成するとともに、送信側装置からの信号受信中にスケル
    チ部により検出したレベルが受信レベル低下状態を規定
    する閾値未満となったことに応じて異常を検出する監視
    手段を備えたことを特徴とする光伝送システム。
JP33496398A 1998-11-10 1998-11-10 光伝送システム Pending JP2000151511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33496398A JP2000151511A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 光伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33496398A JP2000151511A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 光伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000151511A true JP2000151511A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18283197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33496398A Pending JP2000151511A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 光伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000151511A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277717A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Toshiba Corp 光伝送システムとその光受信装置
JP2006245884A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 光伝送装置
JP2017532909A (ja) * 2014-10-17 2017-11-02 サムテック インコーポレイテッドSamtec,Inc. アクティブ光ケーブルにおける受信器結合効率、リンクマージンおよびリンクトポロジーを決定する方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277717A (ja) * 2004-03-24 2005-10-06 Toshiba Corp 光伝送システムとその光受信装置
JP4592313B2 (ja) * 2004-03-24 2010-12-01 株式会社東芝 光伝送システムとその光受信装置
JP2006245884A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 光伝送装置
JP4677252B2 (ja) * 2005-03-02 2011-04-27 株式会社日立国際電気 光伝送装置
JP2017532909A (ja) * 2014-10-17 2017-11-02 サムテック インコーポレイテッドSamtec,Inc. アクティブ光ケーブルにおける受信器結合効率、リンクマージンおよびリンクトポロジーを決定する方法
US10116386B2 (en) 2014-10-17 2018-10-30 Samtec, Inc. Methods for determining receiver coupling efficiency, link margin, and link topology in active optical cables

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07264650A (ja) 小型基地局を備えた移動通信システム
WO2001078391A2 (en) Distortion monitoring system for catv transmission networks
JPH088835A (ja) 光伝送方式
EP1363416B1 (en) CATV uplink optical transmission system
KR20000042660A (ko) 광중계 시스템의 이득제어방법
JP2000151511A (ja) 光伝送システム
JP5021265B2 (ja) 光加入者端末装置の遠隔制御装置、これに使用するセンター装置及び光加入者端末装置
JPS6314535B2 (ja)
JP2001007749A (ja) ディジタル無線伝送システム
JP2912164B2 (ja) 光端末および光ネットワーク
JP2001230704A (ja) 無線送受信装置
JPH11252528A (ja) Catvシステムにおける雑音検出制御装置
JP2926567B1 (ja) 異常検出装置
JP4559039B2 (ja) Catv上り用光伝送システム
JPH0799821B2 (ja) スケルチ制御方式
JP2002118518A (ja) 無線中継増幅装置及び移動通信システム
JP2503868B2 (ja) 送信電力制御システム
KR20000012199U (ko) 광중계기 감시장치
JPS61172445A (ja) 信号伝送路の監視方法
JP2011035541A (ja) リモート装置
JP2001144725A (ja) Ofdm信号検知装置
JP2006094157A (ja) 光信号伝送システムの親局装置
JP2669345B2 (ja) 衛星同報システム
JP3036785B2 (ja) 電流供給方式
JPS5851626A (ja) マイクロ波中継予備方式