JPH11252528A - Catvシステムにおける雑音検出制御装置 - Google Patents

Catvシステムにおける雑音検出制御装置

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JPH11252528A
JPH11252528A JP10054755A JP5475598A JPH11252528A JP H11252528 A JPH11252528 A JP H11252528A JP 10054755 A JP10054755 A JP 10054755A JP 5475598 A JP5475598 A JP 5475598A JP H11252528 A JPH11252528 A JP H11252528A
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JP
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center
noise
detection
control unit
control device
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JP10054755A
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Akihito Tanaka
昭仁 田中
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上での上り合流雑音を早期に発
見して必要な箇所を切断し、それにより通信に支障をき
たすことを防止可能なCATVシステムを提供する。 【解決手段】 放送機能を有するセンタ1aと、センタ
にCATVネットワーク3を介してツリー状に接続され
た複数の送受信装置10aとを備え、センタと送受信装
置との間で双方向データ通信を行うCATVシステムに
おいて、雑音検出制御装置は、送受信装置の各々に、送
受信装置からセンタに向かう上り雑音を所望の周波数帯
域毎に検出する検出部32と、検出部の検出に応じて対
応する周波数帯域の上り信号を切断する制御部33とを
含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCATVシステムに
おける雑音検出制御装置に関し、特にセンタとホームタ
ーミナルとの間で双方向通信を行うCATVシステムに
おけるホームターミナルからセンタに向けて送出される
信号中の上り合流雑音を検出して切断するようにしたC
ATVシステムにおける雑音検出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にCATVシステムのネットワーク
はツリー型なので、各ホームターミナルからの雑音がネ
ットワークに乗ると、センタに向かう上り伝送帯域にお
いては、それぞれのホームターミナルからの雑音が集合
して正規の信号を妨害し、正常に通信が出来なくなる場
合がある。通常この雑音を上り合流雑音という。したが
って、正常な通信を確保するためには、この上り雑音を
検出し抑制する必要がある。上り合流雑音の発生源とし
ては、上記狭い帯域の周波数源である短波放送の電波、
冷蔵庫や掃除機等の家電製品から発生するスプリアス成
分等がある。
【0003】図1は従来のCATVシステムの構成を示
すブロック図である。同図において、1は放送機能を持
つセンタ、2はセンタにツリー状に接続されたホームタ
ーミナル、3はセンタ1とホームターミナル2とを接続
するネットワークでありホームターミナルからセンタに
向かう上り回線は10〜55MHzの狭い帯域を使用
し、センタからホームターミナルに向かう下り回線は7
0〜860MHzの帯域を使用する。ネットワーク3と
ホームターミナル2との間には光送受信器4、同軸中継
器5、分岐器6、及び分配器7が直列接続されている。
複数の同軸中継器5が直列接続されており、各同軸中継
器5は4つの出力端を持っており、1つの出力端に1つ
の分岐器が接続されている。これらの光送受信機4、同
軸中継器5、分波器6、分配器7は、ホームターミナル
2の近辺の電柱等に設けられる。
【0004】センタ1には、上り合流雑音を目視観測す
るためのスペクトラムアナライザ11と、CPUによる
上り帯域制限機能を有するステータスモニタシステム1
2と、データ変調器及びデータ復調器13と、TV信号
の増幅、混合、分配を行うヘッドエンド15とを備えて
いる。図2は図1における従来の同軸中継器5の構成を
示すブロック図である。図示のように、従来の同軸中継
器5は、2つの分波回路20及び25の間に、下り回線
のための調整部21、下りアンプ部22、AGC23、
下りアンプ部24を備え、上り回線のために上りゲート
制御部26、AGC27、上りアンプ部28、及び調整
部29を備えている。
【0005】従来は、この上り合流雑音のどの帯域がど
のホームターミナルあるいはその近傍から発生している
かを、センタ1内のステータスモニタシステム12を用
いて監視すべき帯域を切り換え、且つ、ヘッドエンド1
5に設けられた分配盤(図示せず)上でどの光送受信機
からの信号を受け取るかを手動により切り換えて、セン
タ1内のスペクトラムアナライザ11で目視により観測
していた。
【0006】他の従来例として、特開平4−21628
6号公報には、上り雑音の発生状況をアドレス機能を持
つデータとしてセンター設備に送出する線路増幅器を双
方向CATVシステムの線路に複数個配置した双方向C
ATV装置が開示されている。この従来装置において
は、線路増幅器の持つ周波数帯域はたとえば30〜50
MHzに固定されており、所望の周波数帯域毎に検出す
る構成にはなっていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように図1に示
す従来構成では、手動により且つ目視により上り合流雑
音を検出していたので、検出に要する時間が長く、上り
合流雑音の発見が遅れてホームターミナル2からセンタ
1に向けての通信に支障をきたすことがあるという問題
があった。
【0008】また、上記特開平4−216286号公報
に記載の装置では、検出雑音の周波数帯域は1つに固定
されているので、その周波数帯域の中のどの周波数の雑
音が最も大きいかを判定することができず、したがっ
て、雑音の発生状況に柔軟の対応できないという問題が
ある。また、雑音を検出するためのしきい値は雑音検出
装置内部で設定するようになっており、センタからの制
御により設定できないので、雑音の発生状況に対してセ
ンタからの柔軟な対応ができないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、CATVシステムにおい
て、ネットワーク上での上り合流雑音を早期に発見して
必要な箇所を切断し、それにより通信に支障をきたすこ
とを防止することにある。本発明の他の目的は、CAT
Vシステムにおいて、所望の周波数帯域毎に雑音を検出
可能にし、それにより雑音の発生状況に柔軟の対応でき
る雑音検出制御装置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、CATVシステ
ムにおいて、雑音を検出するためのしきい値をセンタか
らの制御により設定可能にして、雑音の発生状況に対し
てセンタからの柔軟な対応を可能にした雑音検出装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一態様により提供されるものは、放送機能
を有するセンタと、センタにCATVネットワークを介
してツリー状に接続された複数の送受信装置とを備え、
センタと送受信装置との間で双方向データ通信を行うC
ATVシステムにおいて、送受信装置の各々は、送受信
装置からセンタに向かう上り雑音を所望の周波数帯域毎
に検出する検出部と、検出部の検出に応じて対応する周
波数帯域の上り信号を切断する制御部とを備えることを
特徴とするCATVシステムにおける雑音検出制御装置
である。
【0012】本発明の他の態様によれば、送受信装置
は、CATVネットワークに接続された光送受信機と、
光送受信機に直列接続された少なくとも1つの同軸中継
器と、同軸中継器の1つに直列接続された分岐器と、分
岐器に直列接続された分配器とを備えており、検出部及
び制御部は光送受信機と、同軸中継器と、分岐器と、分
配器との少なくとも1つに設けられており、分配器はセ
ンタと双方向通信をするホームターミナルに接続されて
いる。
【0013】本発明のさらに他の態様によれば、検出部
は所望の帯域毎に、上り信号のレベルが上り雑音レベル
のしきい値を越えると禁止信号を出力し、制御部は禁止
信号を検出部から受け取ると検出部に含まれる切替えス
イッチを制御して対応する周波数帯域の信号を切断する
ようになっている。本発明の更に他の態様によれば、し
きい値はセンタに含まれるリモート制御装置からの制御
により検出部内に設定されるようにした。
【0014】本発明の更に他の態様によれば、しきい値
を可変に調整する調整部をさらに備える。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施の形態による
CATVシステムの構成を示すブロック図である。図1
との相違点は、センタ1aが従来システムにおけるスペ
クトラムアナライザ11及びステータスモニタシステム
12に替えてリモート制御装置31を有していること、
及び光送受信器4a、同軸中継器5a、分岐器6a、及
び分配器7aがそれぞれ、送受信装置10aからセンタ
1aに向かう上り雑音を所望の周波数帯域毎に検出する
検出部32と、検出部32の検出に応じて対応する周波
数帯域の上り信号を切断する制御部33とを備えている
ことである。
【0016】センタ1aは多数の光送受信機と通信可能
であり、図示しない各光送受信機にも同軸中継器、分岐
器、及び分配器が接続されている。センタ1a内のリモ
ート制御装置31から各光送受信機及びこれに接続され
た同軸中継器、分岐器、分配器に対するデータ要求及び
制御はポーリング形式で順次行われる。
【0017】図4は図3における同軸中継器5aの1つ
の構成を示すブロック図である。図2に示した従来の同
軸中継器5との相違は、上りゲート制御部26に替えて
検出部32を有しており、検出部32と分波回路20と
の間に制御部33が設けられていることである。検出部
32から制御部33へは、指定周波数帯域毎の検出出力
及びが出力される。制御部33から検出部32へは
指定周波数帯域の切断又は接続制御信号と、指定周波
数帯域毎のしきい値を設定する信号及びが出力され
る。制御部33は分波回路20からデータ復調のための
信号aを受け取るとともに、分波回路20にデータ変調
信号bを出力する。
【0018】図5は図4に示した検出部32の構成を示
すブロック図である。同図において、検出部32は、分
波回路25(図4参照)からの上り入力を受けて指定周
波数帯域に分岐する分岐部51と、制御部33からの制
御信号に応じてAGC27への上り出力を切断又は接
続するスイッチ52と、例えば30〜36MHzの指定
周波数帯域の信号のみを通過させるバンドパスフィルタ
53と、バンドパスフィルタ53の出力が所定のしきい
値より大きい場合に制御信号を制御部33に出力する
比較器54と、制御部33からの制御信号に応じてし
きい値を設定するしきい値設定回路55と、例えば36
〜40MHzの指定周波数帯域の信号のみを通過させる
バンドパスフィルタ56と、バンドパスフィルタ56の
出力が所定のしきい値より大きい場合に制御信号を制
御部33に出力する比較器57と、制御部33からの制
御信号に応じてしきい値を設定するしきい値設定回路
58とを備えている。バンドパスフィルタ53及び56
を通過する信号の周波数帯域としては代表的には12〜
18MHz、18〜24,Hz、24〜30MHz,3
0〜36MHz、36〜42MHz、42〜48MH
z、48〜54MHzであるが、他の帯域にも任意に設
定できる。
【0019】図6は図4に示した制御部33の構成を示
すブロック図である。同図において、制御部33は、メ
モリ61と、スイッチ52(図5参照)のための制御信
号を発生するコントロール部62と、しきい値設定回路
55におけるしきい値を定める信号を発生するコントロ
ール部63と、しきい値設定回路58におけるしきい値
を定める信号を発生するコントロール部64と、分波回
路20からの信号aを復調するデータ復調回路65と、
上り信号bを得るためのデータ変調回路66と、アドレ
スメモリ67と、比較器54(図5参照)の出力をA−
D変換するA/D変換器68と、比較器57(図5参
照)の出力をA−D変換するA/D変換器69と、しき
い値を可変に調整する調整部70と、バス72を介して
これらを制御するCPU71とを備えている。
【0020】しきい値は、調整部70により可変に設定
してもよいし、制御部33の製造時のデフォルト値でも
よい。図5のスイッチ52のオン・オフの制御は、図3
に示したセンタ1a内のリモート制御装置31により図
6に示した制御部33内のCPU71を制御し、それに
より図6のコントロール部62を制御することにより行
う第1の態様と、制御部33内のCPU71が雑音レベ
ルを判定し、それにより図6のコントロール部62を制
御することにより行う第2の態様と、センタ1a内のリ
モート制御装置31がしきい値データを制御部33内に
送信し、CPU71によりコントロール部63及び64
にそれらのしきい値を書き込むことにより行う第3の態
様とがある。以下、これらの各態様を図7〜図9により
それぞれ説明する。
【0021】図7は上記第1の態様による動作を説明す
るタイムシーケンス図である。同図において、先ずステ
ップS1ではセンタ1a内のリモート制御装置31とポ
ーリング中の同軸中継器5a内の制御部33との間の通
信リンクを確立する。これは、図示のようにリモート制
御装置31から制御部33に向けてデータ要求をし、こ
れに応じて制御部33はリモート制御装置31にアドレ
ス及びデータを送信するという動作により行われる。リ
モート制御装置31が受信する上り受信レベルが低い場
合は、制御部33に対して再度データを要求し、これに
応じて制御部33はリモート制御装置31にアドレス及
びデータを送信するという動作を、リモート制御装置3
1が正常にデータを受信するまで繰り返す。制御部33
ではCPU71がリモート制御装置31からのデータ要
求をデータ復調部65を介して受け取るとデータ変調部
66を制御して送信レベルを上げてアドレス及びデータ
をリモート制御装置31に送信する。
【0022】ステップS2では検出部32内の比較器5
4及び57の出力データのレベルを制御部33が収集す
る。このためには、まずリモート制御装置31が制御部
33に対してA/D変換器68及び69の出力データを
要求し、制御部33内のCPU71はこの要求を受けて
要求されたデータをリモート制御装置31に送信する。
リモート制御装置31では受信したデータのレベルが規
定値より高い場合は上り合流雑音が発生したと判定して
制御部33内のCPU71を制御し、それによりコント
ロール部62から出力される制御信号でスイッチ52を
B側に切り替えて上り出力を遮断する。
【0023】次いでポーリング中の同軸中継器からの上
り雑音が低下した場合は、ステップS3にてステップS
1と同様に通信リンクを確立し、ステップS4にてリモ
ート制御装置31では受信したデータのレベルが規定値
以下の場合は上り合流雑音が低下したと判定して制御部
33内のCPU71を制御し、それによりコントロール
部62から出力される制御信号でスイッチ52をA側に
切り替えて上り出力の遮断を解除する。
【0024】図8は上記第2の態様による動作を説明す
るタイムシーケンス図である。同図において、先ずステ
ップS1aは図7のステップS1と同じ通信リンクの確
立動作であり、ここでは説明を省略する。ポーリング中
の同軸中継器からセンタ1aに向かうデータに上り雑音
が発生すると、CPU71はA/D変換器68又は69
の出力が規定レベルより高くなったと判定してコントロ
ール部62を制御し、その出力によりスイッチ52をB
側に切り替えさせて上り雑音を遮断する。ついで、ステ
ップS2aにて制御結果を制御部33からリモート制御
装置31に通知する。即ち、リモート制御装置31から
制御部33に対してデータ要求をし、制御部33内のC
PU71はこれに応じて上記の上り雑音を遮断した旨の
制御結果と雑音レベルをリモート制御装置31に送信す
る。リモート制御装置31では制御装置用CRTにこの
制御結果と雑音レベルを表示する。
【0025】次いでポーリング中の同軸中継器からの上
り雑音が低下した場合は、制御部33内のCPU71が
これを検出してコントロール部62を制御し、その出力
によりスイッチ52をA側に切り替えて回線を復旧させ
る。ついで、ステップS3aにて制御結果を制御部33
からリモート制御装置31に通知する。即ち、リモート
制御装置31から制御部33に対してデータ要求をし、
制御部33内のCPU71はこれに応じて上記の上り回
線を復旧した旨の制御結果と雑音レベルをリモート制御
装置31に送信する。リモート制御装置31では制御装
置用CRTにこの制御結果と雑音レベルを表示する。
【0026】図9は上記第3の態様による動作を説明す
るタイムシーケンス図である。同図において、先ずステ
ップS1bは図7のステップS1と同じ通信リンクの確
立動作であり、ここでは説明を省略する。ステップS2
bにてリモート制御装置31から制御部33に向けて
『しきい値』データを送信し、制御部33内のCPU7
1はこれに応じてコントロール部63及び64にしきい
値を書き込む。書き込みが完了すると、CPU71から
リモート制御装置31に向けて書き込み完了が通知され
る。一方、制御部33ではCPU71の制御の下で書き
込まれたしきい値により検出部32内のしきい値設定回
路55及び58におけるしきい値が設定される。A/D
変換回路68又は69の出力がしきい値を越えた場合
は、CPU71がこれを検出してコントロール部62を
制御し、それによりスイッチ52をB側に切り替えて上
り雑音を遮断する。
【0027】以上の動作をポーリングによりすべての同
軸中継器に対して順次行う。次いでステップS3bで、
リモート制御装置31から制御部33に対してデータ要
求をし、制御部33内のCPU71はこの要求に応じて
上記の上り雑音を遮断した旨の制御結果と雑音レベルを
リモート制御装置31に送信する。リモート制御装置3
1では制御装置用CRTにこの制御結果と雑音レベルを
表示する。
【0028】A/D変換回路68又は69の出力がしき
い値以下の場合は、CPU71がこれを検出してコント
ロール部62を制御し、それによりスイッチ52をA側
に切り替えて上り回線を接続する。図10は本発明の他
の実施の形態により分岐器6a内に検出部32と制御部
33を設けた構成を示すブロック図である。図示のよう
に、分岐器6aは所定帯域毎に入力信号を帯域分割する
分波回路101及び102と分岐部103とを備えてお
り、検出部32は分波回路102と101の間に接続さ
れている。また、制御部33は図4の同軸中継器の場合
と同様に検出部32と分波回路101の間に接続されて
いる。検出部32及び制御部33の構成及び動作はそれ
ぞれ図5の検出部及び図6の制御部と同様であり、ここ
では説明を省略する。
【0029】図10では分岐器6aに検出部32と制御
部33を設けた例を示したが、分配器7a内に検出部3
2と制御部33を設けた場合も図10と同様の構成とな
る。図11は光送受信機4a内に検出部32と制御部3
3を設けた構成を示すブロック図である。この場合は、
検出部32は分波回路112と光受信器111の間に接
続され、制御部33は検出部32と光受信器111及び
光送信器114の間に接続されている。この場合も、検
出部32及び制御部33の構成及び動作はそれぞれ図5
の検出部及び図6の制御部と同様であり、ここでは説明
を省略する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、上り雑音の発生時に、その上り雑音の発生箇
所を特定して、その上り回線を切断したり復旧したりす
ることが容易になり、上り雑音発生時の通信システムへ
の影響を最小限に抑えることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCATVシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】図1における従来の同軸中継器5の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態によるCATVシステムの
構成を示すブロック図である。
【図4】図3における同軸中継器5aの1つの構成を示
すブロック図である。
【図5】図4に示した検出部32の構成を示すブロック
図である。
【図6】図4に示した制御部33の構成を示すブロック
図である。
【図7】本発明の第1の態様による検出部と制御部の動
作を説明するタイムシーケンス図である。
【図8】本発明の第2の態様による検出部と制御部の動
作を説明するタイムシーケンス図である。
【図9】本発明の第3の態様による検出部と制御部の動
作を説明するタイムシーケンス図である。
【図10】本発明の他の実施の形態により分岐器6a内
に検出部32と制御部33を設けた構成を示すブロック
図である。
【図11】本発明のさらに他の実施の形態により光送受
信機内に検出部32と制御部33を設けた構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1a…センタ 2…ホームターミナル 4a…光送受信機 5a…同軸中継器 6a…分岐器 7a…分配器 31…リモート制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送機能を有するセンタと、該センタに
    CATVネットワークを介してツリー状に接続された複
    数の送受信装置とを備え、前記センタと前記送受信装置
    との間で双方向データ通信を行うCATVシステムにお
    いて、前記送受信装置の各々は、該送受信装置から前記
    センタに向かう上り雑音を所望の周波数帯域毎に検出す
    る検出部と、該検出部の検出に応じて対応する周波数帯
    域の上り信号を切断する制御部とを備えることを特徴と
    するCATVシステムにおける雑音検出制御装置。
  2. 【請求項2】 前記送受信装置は、前記CATVネット
    ワークに接続された光送受信機と、該光送受信機に直列
    接続された少なくとも1つの同軸中継器と、該同軸中継
    器の1つに直列接続された分岐器と、該分岐器に直列接
    続された分配器とを備えており、前記検出部及び前記制
    御部は前記光送受信機と、前記同軸中継器と、前記分岐
    器と、前記分配器との少なくとも1つに設けられてお
    り、前記分配器は前記センタと双方向通信をするホーム
    ターミナルに接続されていることを特徴とする、請求項
    1に記載のCATVシステムにおける雑音検出制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検出部は前記所望の帯域毎に、上り
    信号のレベルが上り雑音レベルのしきい値を越えると禁
    止信号を出力し、前記制御部は前記禁止信号を前記検出
    部から受け取ると切替えスイッチを制御して対応する周
    波数帯域の信号を切断するようにしたことを特徴とす
    る、請求項1又は2に記載のCATVシステムにおける
    雑音検出制御装置。
  4. 【請求項4】 前記しきい値は前記センタに含まれるリ
    モート制御装置からの制御により設定されるようにした
    ことを特徴とする、請求項3に記載のCATVシステム
    における雑音検出制御装置。
  5. 【請求項5】 前記しきい値を可変に調整する調整部を
    さらに備えることを特徴とする、請求項3に記載のCA
    TVシステムにおける雑音検出制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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