JP3335920B2 - 双方向catv用中継増巾器 - Google Patents

双方向catv用中継増巾器

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JP3335920B2
JP3335920B2 JP21566998A JP21566998A JP3335920B2 JP 3335920 B2 JP3335920 B2 JP 3335920B2 JP 21566998 A JP21566998 A JP 21566998A JP 21566998 A JP21566998 A JP 21566998A JP 3335920 B2 JP3335920 B2 JP 3335920B2
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宏樹 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は双方向CATV用中
継増巾器に関し、特に上り流合雑音を抑制した双方向C
ATV用中継増巾器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、双方向CATVシステムの構成
はツリー型トポロジで構成され、センタ装置をヘッドエ
ンドとして主幹線が伸び、所定のスパン毎に双方向性の
中継増巾器が設置され、この中継増巾器から複数の分岐
あるいは分配線が延び、分岐端末に加入者端末装置が配
置されている。センタ装置から下り方向は高域帯域を使
用しTVなどの映像信号を各加入者端末装置へ配信す
る。また同時に加入者端末装置と他の加入者端末装置と
の間で相互通信を行うために、上り帯域(加入者端末装
置→センタ装置への低域帯域)および下り高域帯域(セ
ンタ装置→加入者端末装置への高域帯域の低域側)両方
向に双方向サービスチャネルが設けられている。
【0003】このような双方向CATVシステムにおい
ては、加入者宅内・引込線・中継増巾器等から入り込ん
でくる雑音が上り帯域ではセンタ側に集中し、その流合
する雑音が双方向サービスチャネルの通信品質を悪化さ
せる問題がある。
【0004】この上り流合雑音を抑圧するために、従来
の双方向CATVシステムでは、分岐点に配置される中
継増巾器内に上り中継回路を開閉するためのブリッジャ
ーゲートスイッチ(以下BSWという)と、センタ装置
内の監視制御装置からの制御信号によってこのBSWを
制御するためのステータスモニタとを設け、双方向通信
を行っていない、あるいは雑音が異常に多い通信路に対
してはBSWは開放して通信路を断ち流合雑音を抑制し
ている。
【0005】例えば、実開平3−20552号公報に記
載された中継増巾器を図4に示す。図4は従来例を示す
ブロック図である。センタ側端子100の双方向性の信
号は双方向フィルタ41で高域側の下り信号と低域側の
上り信号とに分岐され、それぞれ高域分岐増巾器42と
低域分岐増巾器43とで増幅される。端末側の分岐数は
4つの例を示し、下り信号、上り信号はそれぞれ分配器
45と結合器47とで4分岐される。上り信号の分岐回
路にはそれぞれBSW8a〜8dが挿入されており、ス
テータスモニタ44がセンタ側から受信する制御信号に
より、このブリッジャーゲートスイッチは開閉動作をす
る。
【0006】即ち、センタ側で流合雑音を抑制するため
に通信を行っていない分岐回路あるいは異常に高い雑音
を発生する分岐回路のBSWを動作させて回路を開放す
る。尚、図示されていないが各分岐回路の上り信号、下
り信号は端末側の双方向フィルタにより結合されて双方
向性の信号となり端末側の幹線あるいは分岐線に入出力
される。
【0007】次に他の従来例として特開平6−8628
6号公報に記載された例を図5に示す。図5は他の従来
例を示すブロック図である。本従来例は端末装置52か
ら中継増巾器51における上り分岐伝送路のBSWに相
当する開閉器59を開閉制御できるようにして、端末装
置側52から混入する上り流合雑音を防止するものであ
る。中継増巾器51は、下り幹線伝送路と上り幹線伝送
路とを結合する方向性結合器53と、下り信号を増幅す
る下り幹線増巾器54と、下り幹線伝送路から下り分岐
伝送路を分岐する分配器55と、下り幹線伝送路と上り
幹線伝送路とを結合する方向性結合器62と、下り信号
を増幅する下り分岐増幅器63と、上り分岐伝送路と下
り分岐伝送路とを結合する方向性結合器64と、分岐伝
送路のCATVライン100に接続される分配器65
と、下り分岐伝送路上の上り信号を分配する分配器61
と、通常は上り分岐伝送路を接続可能に開放していて上
り流合雑音を含む全ての上り信号を遮断している開閉器
59と、開閉器制御信号を抽出する帯域通過ろ波器60
と、開閉器制御信号を検出して開閉器59を開閉する検
波器57と、上り分岐伝送路を上り幹線伝送路に結合す
る結合器56と、上り信号を増幅する上り増幅器57と
から構成されている。
【0008】加入者端末装置2は、上り信号と下り信号
とを分配する分配器68と、上り信号に開閉器制御信号
を結合する結合器71と、データを上り信号に変調し下
り信号をデータに復調する変復調器69と、固定周波数
の開閉器制御信号を発振する発振回路72と、上り信号
の同調を行うチューナー67と、チューナー67へのデ
ータ出力制御,CATVセンタ(図示せず)との送受信
制御等の加入者端末装置52全体の管理および制御を行
う制御部70とを含んで構成されている。
【0009】次に、動作について説明する。中継増幅器
51の開閉器59は、上り流合雑音防止するために通常
は上り分岐伝送路を開放している。加入者端末装置52
の制御部70が中継増幅器51の上り分岐伝送路を接続
するために発振回路72により固定周波数の開閉器制御
信号を送出させると、中継増幅器51の帯域通過ろ波器
60が開閉器制御信号を抽出し、検波器58が抽出され
た開閉器制御信号を検波して開閉器59に開閉信号を出
力する。これにより、開閉器59が閉じて上り分岐伝送
路が接続され、加入者端末装置52から中継増幅器51
を介してCATVセンタへのデータ送信が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の中継
増幅器では、流合雑音を抑制するためにセンタ側あるい
は端末側からの制御信号によりBSWを動作させている
ので、先ずセンタ側でこの制御信号を送信する対象のB
SWを選定する必要がある。即ち、双方向通信を行って
いない分岐回路にあるBSWについては比較的容易に特
定することはできるが、異常な雑音を発生する分岐回路
にあるBSWの特定については困難な作業となる。例え
ば、センタ側で全部のBSWを対象とし順次1つづつの
BSWを開放して見て、流合雑音の減少程度が大幅なB
SWを選定することになるが、この作業には非常に時間
がかかるという問題がある。
【0011】また異常な雑音が発生した状態では制御信
号の伝送が妨害されてBSWを正常に動作させることが
できないという問題もある。
【0012】更に他の従来例においては流合雑音を抑制
する時は端末装置から開閉器制御信号を送信し、中継増
幅器側の各端末装置の共通分岐回路を開閉器で開放して
いるので、開閉器制御信号を送信しない他の端末装置の
双方向通信までが遮断されてしまうという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の双方向CATV
用中継増幅器は、センタ側の双方向性信号を高域側の下
り信号と低域側の上り信号とに分岐する第1の方向性フ
ィルタと、分岐された前記下り信号を増巾する下り増巾
器と、前記上り信号を増巾する上り増巾器と、前記下り
増巾器の出力信号と前記上り増巾器の入力信号とを結合
し双方向性信号に戻す第2の方向性フィルタと、前記第
2の方向性フィルタの双方向性信号を複数の端末側の分
岐信号として分岐する分配器と、前記センタ側あるいは
各前記端末側との間で監視制御信号を送受信し各部の監
視制御を行うステータスモニタユニット(SMT)と、
各前記分岐信号の上り信号のみを開閉制御信号により遮
断あるいは通過させる複数のブリッジャーゲートスイッ
チ(BSW)と、各前記分岐信号の上り信号帯域即ち低
域帯域の雑音を検出し基準値以上の雑音を検出した時は
対応する各前記BSWへ前記開閉制御信号を送出すると
同時に前記SMTを介し前記センタ側へも前記開閉制御
信号を送出する複数の雑音検出回路とを備えている。
【0014】また、前記SMTは前記センタ側から送信
されるリモート開閉制御信号を受信しこれを前記BSW
へ送出し、前記BSWは前記リモート開閉制御信号を受
信した時は前記開閉信号に優先して動作するようにして
も良い。
【0015】また、前記雑音検出回路は検出した雑音レ
ベルをデータ信号に変換し前記SMTへ送信し、前記S
MTはこのデータ信号を前記センタ側へ送信するように
しても良い。
【0016】また、具体的に前記雑音検出回路は前記分
岐信号の一部を入力しこれを増巾するバッファアンプ
と、前記バッファアンプの出力信号から前記分岐信号の
上り信号帯域即ち低域帯域の空き帯域の雑音を抽出する
帯域通過フィルタ(BPF)と、前記BFFの出力信号
をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D
変換器の出力信号を前記データ信号として出力すると同
時にデータ処理し抽出した雑音のレベルが第1の基準値
を超えかつその持続時間が第2の基準値を超えた時に前
記開閉制御信号を出力する演算回路とを備えて構成して
も良い。
【0017】また、具体的に前記BSWは、前記上り信
号を阻止し前記下り信号を通過させる高域通過フィルタ
(HPF)と、前記開閉制御信号を受信した時は前記分
岐信号を伝送する分岐路へ前記HPFを挿入し前記開閉
制御信号を受信しない時は前記HPFを除去するスイッ
チと、前記リモート開閉制御信号を受信した時は前記開
閉制御信号に優先し前記スイッチを同様に動作させる優
先回路とを備えて構成しても良い。
【0018】また、前記演算回路は、前記第1の基準値
および前記第2の基準値を可変できるようにしても良
い。
【0019】更に、前記PBFは抽出帯域の異なる複数
のBPFから成るようにしても良い。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態例
を示すブロック図、図2は図1における雑音検出回路の
構成を示すブロック図、図3は図1におけるBSWの構
成を示すブロック図である。
【0021】図1において、先ず本発明の中継増幅器の
構成を説明する。センタ側入出力端子13にはセンタ装
置あるいはセンタ側にある中継増幅器からの伝送路(図
示せず)が接続され、端末側分岐端子14,15には端
末装置あるいは端末側の中継増巾器への伝送路が(図示
せず)接続される。また本実施例は端末側の分岐数が2
つの場合について示している。
【0022】センタ側入出力端子13に入出力されるセ
ンタ側の双方向性信号を高域側の下り信号と低域側の上
り信号とに分岐する方向性フィルタ1と、分岐された下
り信号を増幅する下り増幅器2と、上り信号を増幅する
上り増幅器3と、下り増巾器2の出力信号と上り増巾器
3の入力信号とを結合し双方向性信号に戻す方向性フィ
ルタ5と、方向性フィルタ5の双方向性信号を2分岐し
端末側分岐端子14,15へ分岐信号を出力する分配器
6と、センタ側あるいは各端末側との間で監視制御信号
を送受信し各部の監視制御を行うステータスモニタユニ
ット(SMT)4と、各分岐信号の上り信号のみを開閉
制御信号102,105により遮断あるいは通過させる
2つのブリッジャーゲートスイッチ(BSW)7,8
と、各分岐信号の上り信号を分岐する分岐器11,12
と分岐器11,12で分岐された上り信号の帯域即ち低
域帯域の雑音を検出し基準値以上の雑音を検出した時は
対応する各BSW7,8へ開閉制御信号102,105
を送出すると同時にSMT4へ開閉制御信号102,1
05を送出する雑音検出回路9,10とで構成されてい
る。
【0023】尚、SMT4は前記センタ側から送信され
るリモート開閉制御信号103,105を受信しこれを
BSW7,8へ送出し、BSW7,8はリモート開閉制
御信号103,104を受信した時は開閉制御信号10
2,105に優先して動作する。
【0024】また、雑音検出回路9は検出した雑音をデ
ータ信号101,106に変換してSMT4へ送信し、
SMT4はこのデータ信号101,106をセンタ側へ
送信している。
【0025】次に図2について、雑音検出回路9の内部
構成について説明する。分岐器11からの分岐信号の一
部を入力し増巾するバッファアンプ91と、バッファア
ンプ91の出力信号から分岐信号の上り信号帯域即ち低
域帯域の空き帯域(例えば、上り信号帯域10〜50M
Hzとした場合42MHz付近)の雑音を抽出するため
の帯域通過フィルタ(BPF)92と、BFF92の出
力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器93と、
A/D変換器93の出力信号をデータ信号101として
出力すると同時にデータ処理し抽出した雑音のレベルが
第1の基準値を超えかつその持続時間が第2の基準値を
超えた時に開閉制御信号102を出力する演算回路94
とで構成している。
【0026】また、図3について、BSW7の内部構成
について説明する。分岐信号の上り信号を阻止して下り
信号を通過させる高域通過フィルタ(HPF)71と、
開閉制御信号102を受信した時は、分岐信号を伝送す
る分岐路へHPF71を挿入し開閉制御信号102を受
信しない時は、HPF71を除去するスイッチ72と、
リモート開閉制御信号102を受信した時は開閉制御信
号102に優先しスイッチ72を同様に動作させるため
の優先回路と73で構成されている。
【0027】次に、図1の動作について説明する。セン
タ側入出力端子13に加えられた双方向性信号の高域側
下り信号は、方向性フィルタ1で分岐され下り増幅器2
で増巾され、双方方向性フィルタ5で再び上り信号と結
合されて双方向性信号となり、分配器6で2分岐されそ
れぞれBSW7,8と分配器11,12とを通過し端末
側分岐端子14,15に出て端末装置あるいは下流の中
継増幅器へ送信される。
【0028】一方、端末側分岐端子14,15にそれぞ
れ加えられる双方向性信号の低域上り信号は分岐器1
1,12で雑音検出用に一部を分岐してBSW7,8に
入力される。ここで上り信号は遮断あるいは通過のスイ
ッチ制御を受けた後、分配器6で2つの上り信号(それ
ぞれのキャリア周波数は異なる)は分配器6で1つの上
り信号となり、続いて方向性フィルタ5で分岐されて上
り増幅器で増巾され、双方向性フィルタ1で再び双方向
性信号となりセンタ側入出力端子13に出てセンタ側へ
送信される。
【0029】分配器11,12で分岐された上り信号は
雑音検出回路9,10で雑音が検出される。雑音検出回
路9,10は上り信号の高域側の空き帯域,例えば上り
信号の帯域を10から50MHzとした場合42MHz
付近の雑音をBPFで抽出し、これをデジタル信号に変
換した後に抽出した雑音レベルが所定の第1の基準値を
超え、かつ持続時間が所定の第2の基準値を超えた時に
開閉制御信号102,105を出力する処理を行ってい
る。この第1および第2の基準値は通常の雑音量の上限
値に設定されているので、分岐路の雑音量が異常に多く
なったときに開閉制御信号102,105が出力され
る。
【0030】また雑音量を示すデータ信号101,10
6を出力する。このデータ信号101,106はSTM
4を介しセンタ側へ送信され、センタ側ではこれをモニ
タして各中継増幅器における分岐路の雑音状態を集中し
て監視することができる。
【0031】BSW7,8は通常は分岐路の双方向信号
に対し通過状態を維持しているが、例えばBSW7にお
いて開閉制御信号102が受信されるとその分岐路にH
PFが挿入され上り信号は遮断される。即ち、分岐路の
雑音が異常に大きくなった時、その分岐路の上り信号は
遮断され、この異常雑音がセンタ側に伝送されるのを阻
止して流合雑音が大きくなるのを自動的に抑制してい
る。この開閉制御信号は同時にSTM4を介しセンタ側
にも伝送され、センタ側ではこれにより各分岐路のBS
Wの動作状態を集中して把握することができる。
【0032】また、センタ側で双方向を行わない、ある
いは予め流合雑音増大の原因が分かっている場合など、
その分岐路のBSWをあらかじめ遮断状態にしたいと
き、例えばBSW7を遮断したいときはそのリモート制
御信号をSMT4に対し送信すると、SMT4はリモー
ト開閉制御信号103をBSW7へ送出する。BSW7
はこれにより開閉制御信号102に優先して強制的に遮
断状態とする。これにより流合雑音を減少させることが
できる。
【0033】尚、このリモート開閉制御信号103,1
04および先に説明した雑音量を示すデータ信号10
1,106に関する機能は不要であればあらかじめ削除
しても良い。
【0034】また、雑音検出回路9,10の第1の基準
値および第2の基準値は可変して設定できるようにして
も良く、このようにすればシステムにより異なる許容流
合雑音量に対し容易に対応することができる。
【0035】更に、雑音検出回路9,10のBPFは、
抽出帯域の異なる複数のBPFを用いても良く、このよ
うにすれば雑音の検出精度をより高くすることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の双方向CA
TV用中継増幅器は、各分岐路毎に上り信号帯域の異状
雑音を検出し、この検出信号により対応する分岐路の上
り信号を遮断しているので流合雑音が異状に大きくなる
のを自動的に抑制する効果がある。また、各分岐路の異
状雑音を検出し直ちに遮断するので、1分岐路の異状雑
音の発生でシステム全体が混乱することを防止できる効
果がある。更に、各分岐路毎に上り信号を遮断するので
他の分岐路に対し影響を与えることがないという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示すブロック図である
【図2】図1における雑音検出回路のブロック図であ
る。
【図3】図1におけるBSWのブロック図である。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【図5】他の従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,5 方向性フィルタ 2 下り増幅器 3 上り増幅器 4 ステータスモニタユニット(SMT) 6 分配器 7 BSW(BSW) 9,10 雑音検出回路 91 バッファアンプ 92 BPF 93 A/D変換器 94 演算回路 71 HPF 72 スイッチ 73 優先回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ側の双方向性信号を高域側の下り
    信号と低域側の上り信号とに分岐する第1の方向性フィ
    ルタと、分岐された前記下り信号を増巾する下り増巾器
    と、前記上り信号を増巾する上り増巾器と、前記下り増
    巾器の出力信号と前記上り増巾器の入力信号とを結合し
    双方向性信号に戻す第2の方向性フィルタと、前記第2
    の方向性フィルタの双方向性信号を複数の端末側の分岐
    信号として分岐する分配器と、前記センタ側あるいは各
    前記端末側との間で監視制御信号を送受信し各部の監視
    制御を行うステータスモニタユニット(SMT)と、各
    前記分岐信号の上り信号のみを開閉制御信号により遮断
    あるいは通過させる複数のブリッジャーゲートスイッチ
    (BSW)と、各前記分岐信号の上り信号帯域即ち低域
    帯域の雑音を検出し基準値以上の雑音を検出した時は対
    応する各前記BSWへ前記開閉制御信号を送出すると同
    時に前記SMTを介し前記センタ側へも前記開閉制御信
    号を送出する複数の雑音検出回路とを備えることを特徴
    とする双方向CATV用中継増巾器。
  2. 【請求項2】 前記SMTは前記センタ側から送信され
    るリモート開閉制御信号を受信しこれを対応する前記B
    SWへ送出し、前記BSWは前記リモート開閉制御信号
    を受信した時は前記開閉制御信号に優先して開閉動作す
    ることを特徴とする請求項1記載の双方向CATV用中
    継増巾器。
  3. 【請求項3】 前記雑音検出回路は検出した雑音レベル
    をデータ信号に変換し前記SMTへ送信し、前記SMT
    はこのデータ信号を前記センタ側へ送信することを特徴
    とする請求項1あるいは2記載の双方向CATV用中継
    増巾器。
  4. 【請求項4】 前記雑音検出回路は前記分岐信号の一部
    を入力しこれを増巾するバッファアンプと、前記バッフ
    ァアンプの出力信号から前記分岐信号の上り信号帯域即
    ち低域帯域の空き帯域の雑音を抽出する帯域通過フィル
    タ(BPF)と、前記BFFの出力信号をデジタル信号
    に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力信
    号を前記データ信号として出力すると同時にデータ処理
    し抽出した雑音のレベルが第1の基準値を超えかつその
    持続時間が第2の基準値を超えた時に前記開閉制御信号
    を出力する演算回路とを備えることを特徴とする請求項
    2あるいは3記載の双方向CATV中継増巾器。
  5. 【請求項5】 前記BSWは、前記上り信号を阻止し前
    記下り信号を通過させる高域通過フィルタ(HPF)
    と、前記開閉制御信号を受信した時は前記分岐信号を伝
    送する分岐路へ前記HPFを挿入し前記開閉制御信号を
    受信しない時は前記HPFを除去するスイッチと、前記
    リモート開閉制御信号を受信した時は前記開閉制御信号
    に優先し前記スイッチを同様に動作させる優先回路とを
    備えることを特徴とする請求項2,3あるいは4記載の
    双方向CATV用中継増巾器。
  6. 【請求項6】 前記演算回路は、前記第1の基準値およ
    び前記第2の基準値を可変できることを特徴とする請求
    項4および5記載の双方向CATV用中継増巾器。
  7. 【請求項7】 前記PBFは抽出帯域の異なる複数のB
    PFから成ることを特徴とする請求項4,5あるいは6
    記載の双方向CATV用中継増巾器。
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