JP2000090538A - カートリッジのチャッキング装置 - Google Patents

カートリッジのチャッキング装置

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JP2000090538A JP10258809A JP25880998A JP2000090538A JP 2000090538 A JP2000090538 A JP 2000090538A JP 10258809 A JP10258809 A JP 10258809A JP 25880998 A JP25880998 A JP 25880998A JP 2000090538 A JP2000090538 A JP 2000090538A
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貴弘 浅野
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    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/123Mounting arrangements of constructional parts onto a chassis
    • G11B33/124Mounting arrangements of constructional parts onto a chassis of the single recording/reproducing device, e.g. disk drive, onto a chassis
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • G11B17/0438Direct insertion, i.e. without external loading means with mechanism for subsequent vertical movement of the disc and opening mechanism of the cartridge shutter

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジを安定した状態で正確に位置規
正でき、位置規正の信頼度および精度が向上するカート
リッジのチャッキング装置を提供する。 【解決手段】 カートリッジ1に面方向位置を規正する
丸穴2aと長穴2bとを有した基準穴2を設け、このカ
ートリッジ1を保持して高さ方向位置を規正する突部1
2a、12b、12c及び昇降時に支持される支持軸1
4a、14bとを備えたローディングシャシ10を設
け、このローディングシャシ10の記録再生位置にカー
トリッジ1を突部12と狭持して高さ方向の位置を規正
する基準面22a、22b、22c及び基準面22b、
22cに基準穴2と嵌入して面方向の位置を規正する位
置決めピン28b、28cを有したベースシャシ20を
備え、ローディングシャシ10の動作がカートリッジ1
の丸穴2aを先に位置決めピン28cに規正するように
付勢する弾性部材3a、3b、3cを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジのチ
ャッキング装置に係り、より詳細には記憶媒体を収納し
たカートリッジを記録再生装置の内部で所定の記録再生
位置に移動させて位置規正するカートリッジのチャッキ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、光ディスクまたは磁気デ
ィスクなどの記憶媒体を収納したカートリッジは、記録
再生装置に挿入して情報を記録再生するため、内部で所
定の記録再生位置に常時安定した状態でローディングさ
れることが重要になる。もし、所定の記録再生位置で、
例えば、カートリッジの浮き、ズレなどの位置規正(チ
ャッキング)不良が発生すると、正常な記録再生動作が
実行できなくなる。このため記録再生装置には、カート
リッジ所定の記録再生位置にローディングまたはアンロ
ーディングするためにカートリッジのチャッキング装置
を備えている。この従来のカートリッジのチャッキング
装置は、記録再生装置の内部にカートリッジが挿入され
ると、このカートリッジを保持して所定の記録再生位置
に移動させ、前後左右方向および上下方向の動きを位置
規正するように設けられている。図10は、MD記録再
生装置に採用した従来のカートリッジのチャッキング装
置を示す斜視図である。また、図11は、図10に示し
たカートリッジのチャッキング装置を矢印Fの方向から
見た動作を示す動作説明図であり、図11(a)はカー
トリッジを挿入した状態を、図11(b)はカートリッ
ジを所定の記録再生位置に固定した状態を各々示してい
る。
【0003】図10に示すように、MD記録再生装置に
採用した従来のカートリッジのチャッキング装置は、M
D記録再生装置の本体(図示せず)内部に設けられてお
り、このMD記録再生装置の挿入口に挿入されるカート
リッジ1を保持して所定の記録再生位置にローディング
またはアンローディングするローディングシャシ80
と、このローディングシャシ80が移動したローディン
グ位置でカートリッジ1を図10に示した前後左右方向
および上下方向の動きを位置規正(チャッキング)する
ベースシャシ90と、このベースシャシ90とローディ
ングシャシ80とがお互いに嵌合する方向に付勢する弾
性部材3a、3bとを備えている。
【0004】また、カートリッジ1は、内部に記憶媒体
(ディスク)を収納しており、端部に図10に示した右
方向で隣り合う2つの基準穴2を形成している。この基
準穴2は、下部方向から凹状に開口され、一方に円形状
の丸穴2aと、他方に長穴形状の長穴2bとを備えてい
る。ここで、ローディングシャシ80は、前述したよう
にMD記録再生装置の本体(図示せず)内に装着され、
両側面に突出する支持軸84a、84bを設けてある。
この支持軸84a、84bには、本体内でローディング
シャシ80を上下方向に昇降させる昇降手段(図示せ
ず)が装着されている。このローディングシャシ80
は、本体内で上昇した際、カートリッジ1を挿入する挿
入口(図示せず)に配置される。また、ローディングシ
ャシ80には、左側側面および後部に突出して延在する
バネフック部86a、86bが設けてある。
【0005】一方、ベースシャシ90は、ローディング
シャシ80の下部に所定の間隔をあけてMD記録再生装
置内の底面に固定されており、薄板状に形成された両側
面を上部方向へ略直角に屈曲させた側壁91a、91b
を備えている。この側壁91a、91bには、略中央部
にローディングシャシ80の支持軸84a、84bを嵌
入させて案内する案内部94a、94bが設けてある。
また、ベースシャシ90には、ローディングシャシ80
と同様に左側側面および後部から突出して延在するバネ
フック部96a、96bを設けている。また、ベースシ
ャシ90の表面には、左側に2箇所突出する左基準面9
2a、92dと、右側に2箇所突出する右基準面92
b、92cとを備えている。このうち、右基準面92
b、92cの先端面には、更に細長く上部に延在する位
置決めピン98c、98bが形成されている。ここで、
左基準面92a、92dと右基準面92b、92cと
は、同一高さ(同一平面)になるように形成されてい
る。
【0006】また、ローディングシャシ80のバネフッ
ク部86a、86bと、ベースシャシ90のバネフック
部96a、96bとは、弾性部材3a、3bにより接続
されて付勢されている。従って、弾性部材3a、3b
は、ローディングシャシ10を常にベースシャシ20側
に付勢するように接続されている。
【0007】次に、図11を参照して、このように形成
された従来のカートリッジのチャッキング装置の動作を
説明する。図11(a)に示すように、カートリッジ1
をMD記録再生装置の挿入口から挿入して本体内部のロ
ーディングシャシ80内に収納する。この際、ローディ
ングシャシ80は、昇降手段(図示せず)により支持軸
84が支持され上昇した状態に位置している。カートリ
ッジ1がローディングシャシ80に挿入されると、検出
手段(図示せず)により挿入状態を検出し、昇降手段が
駆動して下方へローディングシャシ80を移動させる。
このローディングシャシ80は、昇降手段により支持軸
84を支持されており、この支持軸84を中心として両
端に接続された弾性部材3a、3bの付勢力により、ほ
ぼ水平状態に保たれて降下する。
【0008】そして、ローディングシャシ80は、図1
1(b)に示すように、昇降手段により水平に降下する
と、カートリッジ1の基準穴2、即ち、丸穴2aと長穴
2bとをベースシャシ90の位置決めピン98c、98
bに弾性部材3の付勢により挿入して前後左右方向およ
び上下方向の動きを位置規正する。このように従来のカ
ートリッジのチャッキング装置は、カートリッジ1を保
持したローディングシャシ80を弾性部材3の付勢によ
り水平状態に保持して正確に位置決めピン98c、98
bに基準穴2、即ち、丸穴2aと長穴2bとを挿入する
ことでカートリッジ1の動きを固定している。
【0009】しかし、このような従来のカートリッジの
チャッキング装置では、ローディングシャシ80に挿入
されて仮に位置規正されたカートリッジ1が振動などの
衝撃によりローディングシャシ80内でズレ(前後左
右、回転等)が発生すると、基準穴2に位置決めピン9
8c、98bが引っ掛かり、弾性部材3の付勢力でも嵌
入することができなくなる不具合があった。このような
不具合を解決するために、カートリッジ1を梃子の原理
を利用して比較的小さい力で確実に嵌入することが可能
な技術が開発された。このような技術としては、例え
ば、特開平4−319370号公報に記載されている。
【0010】図12は、このような梃子の原理を利用し
た従来のカートリッジ記録媒体再生装置に採用したカー
トリッジのチャッキング装置の他の実施の形態を示す斜
視図である。また、図13は、図12に示したカートリ
ッジのチャッキング装置を矢印Gの方向から見た動作を
示す動作説明図であり、図13(a)はカートリッジを
挿入した状態を、図13(b)はカートリッジを降下し
た状態を、図13(c)はカートリッジを所定の記録再
生位置に位置規正した状態を各々示している。
【0011】図12に示すように、カートリッジ記録媒
体再生装置に採用した従来のカートリッジのチャッキン
グ装置の他の実施の形態は、カートリッジ記録媒体再生
装置の本体(図示せず)内部に設けられて、このMD記
録再生装置の挿入口に挿入されるカートリッジ100を
保持して所定の記録再生位置にローディングまたはアン
ローディングするローディングシャシ110と、このロ
ーディングシャシ110が移動したローディング位置で
カートリッジ100の図12に示した前後左右方向およ
び上下方向の動きを位置規正するベースシャシ120
と、このベースシャシ120とローディングシャシ11
0とがお互いに嵌合する方向に付勢する弾性部材3a、
3bとを備えている。また、カートリッジ100は、内
部に記憶媒体(ディスク)を収納し、図12に示した前
方向の端部の隣り合う2隅に基準穴102を形成してい
る。この基準穴102は、下部方向から凹状に開口さ
れ、一方に円形状の丸穴102aと、他方に長穴形状の
長穴102bとを備えている。
【0012】ここで、ローディングシャシ110は、前
述したカートリッジ記録媒体再生装置の本体(図示せ
ず)内に装着され、両側面に突出する支持軸114a、
114bを設けてある。この支持軸114a、114b
には、本体内でローディングシャシ110を上下方向に
昇降する昇降手段(図示せず)が装着されている。ま
た、ローディングシャシ110は、本体内で上昇した
際、カートリッジ100を挿入する挿入口(図示せず)
に配置されるように形成されている。また、ローディン
グシャシ100には、片側側面および後部に突出して延
在するバネフック部116a、116bが設けてある。
【0013】一方、ベースシャシ120は、ローディン
グシャシ110の下部に所定の間隔をあけてMD記録再
生装置内の底面に固定されており、薄板状に形成された
両側面を上部方向へ略直角に屈曲させた側壁121a、
121bを備えている。この側壁121a、121bに
は、略中央部にローディングシャシ110の支持軸11
4a、114bを嵌入させて案内する案内部124a、
124bが設けてある。また、ベースシャシ120に
は、ローディングシャシ110と同様に片側側面および
後部から突出して延在するバネフック部126a、12
6bを設けている。またベースシャシ120の表面に
は、後方に2箇所突出する後基準面122b、122d
と、前方に2箇所突出する前基準面122a、122c
とを備えている。この前基準面122a、122cの突
出する先端面には、さらに細長く上部に延在する位置決
めピン128a、128cが形成されている。
【0014】ここで、前基準面122a、122cは、
後方の後基準面122b、122dに比べて高さを幾分
低く形成している。なお、後基準面122b、122d
と前基準面122a、122cとの高さの差は、ほぼ
0.5mmとした。これは、通常のカートリッジの面の
寸法誤差(許容歪み)が0.3mm以内であるため、こ
の許容誤差をカバーすれば安定して確実にセットされる
ことを考慮したものである。また、ローディングシャシ
110のバネフック部116a、116bとベースシャ
シ120のバネフック部126a、126bとは、弾性
部材3a、3bにより接続されている。従って、弾性部
材3a、3bは、ローディングシャシ110を常にベー
スシャシ120の方向に付勢している。
【0015】次に、図13を参照して、このように形成
された従来のカートリッジのチャッキング装置の他の実
施の形態による動作を説明する。図13(a)に示すよ
うに、カートリッジ100を、カートリッジ記録媒体再
生装置の挿入口から挿入して本体内部のローディングシ
ャシ110内に収納する。この際、ローディングシャシ
110は、昇降手段により支持軸114a、114bを
支持されて上昇した状態に位置する。カートリッジ10
0がローディングシャシ110に挿入されると、検出手
段(図示せず)により挿入状態を検出し、昇降手段が駆
動して下方へローディングシャシ110を移動させる。
このとき、ローディングシャシ110は、図13(b)
に示すように昇降手段により支持され、支持軸114
a、114bを中心として両端に装着された弾性部材3
a、3bにより、ほぼ水平状態に保たれたまま降下す
る。
【0016】これにより昇降手段により降下したカート
リッジ100は、図13(c)に示すように、基準穴1
02に位置決めピン128が挿入される前、または基準
穴102に位置決めピン128が挿入されて負荷が加わ
る前に、前基準面122a、122cより高く設けた後
基準面122b、122dがカートリッジ100の後方
底面に当接する。従って、カートリッジ100は、後基
準面122b、122dを支点とし、位置決めピン12
8の位置を負荷点とする梃子の原理で、基準穴102内
に位置決めピン128を容易に挿入することができる。
これにより、カートリッジ100をセットする際、カー
トリッジ100が位置決めピン128の途中に引っ掛か
ったり、傾いたりすることがなく、確実に所定の記録再
生位置にセットすることができる。
【0017】このように、従来のカートリッジのチャッ
キング装置は、カトリッジの前後左右方向および上下方
向の動きを位置規正するため、高さ方向(上下方向)に
位置規正する基準面と、カートリッジの基準穴に嵌入し
て前後左右方向を位置規正する位置決めピンと、高さ方
向に付勢する弾性部材とを効果的に利用することで確実
に位置規正していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カートリッジのチャッキング装置では、カートリッジが
ローディングシャシの後側(後基準面側)に当接して仮
に位置規正する構造のため、この仮に位置規正したカー
トリッジが振動などの衝撃により、ズレ(前後左右、回
転等)が発生すると、位置決めピンの基準穴への嵌入が
困難になるとともに、カートリッジの位置規正精度及び
信頼度が昇降手段によりバラついてしまうという不具合
があった。また、従来のカートリッジのチャッキング装
置では、2つの基準穴(丸穴、長穴)に2つの位置決め
ピンが1回の動作で同時に嵌入する構造であるため、例
えば、振動などの衝撃により丸穴が長穴より先に位置決
めピンに嵌入されると、嵌入した摩擦でカートリッジが
固定されて動きにくくなるとともに、丸穴の穴位置もズ
レて位置決めピンが嵌入しにくくなるという不具合があ
った。さらに、従来のカートリッジのチャッキング装置
では、カートリッジを前基準面及び後基準面、または右
基準面及び左基準面により4箇所で支持するため、カー
トリッジの当接面に高い平面度が要求され、この平面状
態にバラつきが生じると、位置規正の際に高さ基準が傾
いてガタつきが発生するとともに、カートリッジを回転
させるスピンドルモータ等にも高い精度および振れ精度
が要求されてしまうという不具合があった。本発明はこ
のような課題を解決し、カートリッジを安定した状態で
正確に位置規正でき、位置規正の信頼度および精度が向
上するカートリッジのチャッキング装置を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、記録再生装置に挿入する記憶媒体を収納
したカートリッジに挿入方向の右側または左側のいずれ
かの隣り合う2隅に配列させて面方向の位置を規正する
円形状の丸穴及び長穴形状の長穴を有した基準穴を備え
てカートリッジを記録再生装置内でローディング及びア
ンローディングするカートリッジのチャッキング装置に
おいて、記録再生装置内に設けてカートリッジを保持し
て少なくとも基準穴の上面を含む上面3隅に突出して高
さ方向の位置を規正する突部及び両側面に対称または非
対称に突出して昇降手段により支持される2つの支持部
とを設けたローディングシャシと、記録再生装置内に設
けてローディングシャシが移動する所定の記録再生位置
で少なくともカートリッジの基準穴を含む3隅底面に当
接して突部とカートリッジを狭持して高さ方向の位置を
規正する基準面及び基準穴の底面に当接する基準面の先
端に延在して基準穴に嵌入することで面方向の位置を規
正する位置決めピンとを設けたベースシャシと、昇降手
段に支持されたローディングシャシの動作がカートリッ
ジの丸穴を先に位置決めピンに規正して後から長穴を位
置決めピンに規正するように付勢するローディング手段
とを備える。ここで、ローディング手段は、ローディン
グシャシとベースシャシとを接続して付勢する複数の弾
性部材を設け、弾性部材が対称または非対称に突出する
支持部を中心としてローディングシャシの両端を付勢す
るとともに、ローディングシャシが支持部を中心とする
カートリッジの丸穴側に傾くように弾性部材の付勢バラ
ンスを調節することが好ましい。また、ローディング手
段の他の実施の形態として、ローディングシャシとべー
スシャシとを接続して対称に突出する支持部を中心に両
端を均等に付勢する複数の弾性部材を設け、ローディン
グシャシの支持部と案内部とを重心から長穴の方向にず
らして設けることで、ローディングシャシが丸穴側に傾
くように設けることが好ましい。また、ローディングシ
ャシの両側面に突出する非対称の支持部は基準穴側の支
持部を長穴側に約5mm以上ずらして設け、ローディン
グ手段の弾性部材はコイルスプリングなどの安定した弾
性力を発生する付勢部材を使用することが好ましい。
【0020】また、カートリッジのローディング装置の
他の実施の形態として、記録再生装置に挿入する記憶媒
体を収納したカートリッジに挿入方向の右側または左側
のいずれかの隣り合う2隅に配列させて面方向の位置を
規正する円形状の丸穴及び長穴形状の長穴を有した基準
穴を備えてカートリッジを記録再生装置内でローディン
グ及びエジェクトするカートリッジのローディング装置
において、記録再生装置内に設けてカートリッジを保持
して少なくとも基準穴の上面を含む上面3隅に突出して
高さ方向の位置を規正する突部及びカートリッジを保持
した部位の両側面に丸穴側と長穴側とから各々突出する
複数の支持部とを設けたローディングシャシと、記録再
生装置内に設けてローディングシャシが移動する所定の
記録再生位置で少なくともカートリッジの基準穴を含む
3隅底面に当接して突部とカートリッジを狭持して高さ
方向の位置を規正する基準面及び基準穴の底面に当接す
る基準面の先端に延在して基準穴に嵌入することで面方
向の位置を規正する位置決めピンとを設けたベースシャ
シと、ローディングシャシを両側面から支持部と係合し
て支持してカートリッジの丸穴が先に位置決めピンに規
正した後、長穴を位置決めピンに規正するように支持部
を誘導するローディング手段とを備える。ここで、ロー
ディング手段は、丸穴側の支持部を先に誘導して長穴側
の支持部を後に誘導する誘導溝を備えて所定の駆動装置
により駆動するスライダであり、このスライダの誘導溝
は丸穴側の支持部が先に降下するように傾斜した傾斜溝
を備えることが好ましい。また、記録再生装置は、M
D、FD、MOなどのカートリッジを挿入して記録再生
する記録再生装置であることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるカートリッジのチャッキング装置の実施の形態を
詳細に説明する。図1は、本発明によるMD記録再生装
置に採用したカートリッジのチャッキング装置の第1の
実施の形態を示す斜視図である。また、図2は、図1に
示したカートリッジのチャッキング装置を矢印Aの方向
から見た動作を示す動作説明図であり、図2(a)はカ
ートリッジを挿入した状態を、図2(b)は丸穴2aに
位置決めピン28cが嵌入された状態を、図2(c)は
カートリッジが所定の記録再生位置に位置規正された状
態を各々示している。
【0022】図1に示すように、本発明によるMD記録
再生装置に採用したカートリッジのチャッキング装置の
第1の実施の形態は、カートリッジ1を挿入するMD記
録再生装置本体(図示せず)の挿入口でカートリッジ1
を保持して所定の記録再生位置にローディングまたはア
ンローディングするローディングシャシ10と、このロ
ーディングシャシ10が移動した記録再生位置でカート
リッジ1の図1に示した前後左右方向および上下方向の
動きを位置規正(チャッキング)するベースシャシ20
と、このベースシャシ20とローディングシャシ10と
をお互いに嵌合する方向に付勢する弾性部材3a、3
b、3cとを備えている。また、カートリッジ1は、内
部に記憶媒体(ディスク)を収納しており、表面には図
1に示した右方向の端部に、隣り合って配列する2つの
基準穴2を形成している。この基準穴2は、下部方向か
ら凹状に開口され、一方に円形状の丸穴2aと、他方に
長穴形状の長穴2bとを備えている。
【0023】ここで、ローディングシャシ10は、両側
面に突出する支持軸14a、14bを設けてある。この
支持軸14a、14bには、本体内でローディングシャ
シ10を上下方向に昇降する昇降手段(図示せず)が装
着されている。従って、ローディングシャシ10は、前
述したMD記録再生装置の本体(図示せず)内で昇降手
段により移動可能に装着されている。このローディング
シャシ10は、本体内で上昇した際、カートリッジ1を
挿入する挿入口(図示せず)の位置に配置される。ま
た、ローディングシャシ10には、両側面と後部とに突
出するバネフック部16a、16b、16cが設けてあ
る。また、ローディングシャシ10の表面には、下部に
突出する凹状の突部12を複数設けてあり、右側の2箇
所に突部12b、12cと、左側の1箇所に突部12a
とを各々設けてある。
【0024】一方、ベースシャシ20は、ローディング
シャシ10の下部に所定の間隔を備えてMD記録再生装
置内の底面に固定されており、薄板状に形成されて両側
面を上部方向へ略直角に屈曲させた側壁21a、21b
を備えている。この側壁21a、21bには、略中央部
にローディングシャシ10の支持軸14a、14bを嵌
入させて昇降動作を案内する案内部24a、24bが設
けてある。また、ベースシャシ20には、ローディング
シャシ10と同様に両側面および後部から突出して延在
するバネフック部26a、26b、26cが設けてあ
る。また、ベースシャシ20の表面には、ローディング
シャシ10の突部22と同様に、右側に2箇所突出する
右基準面22b、22cと、左側に1箇所突出する左基
準面22aとを備えている。このうち、右基準面22に
は、先端面から更に細長く上部に延在する位置決めピン
28a、28bが形成されている。ここで、右基準面2
2b、22cと前基準面22aとは、同一高さ(同一平
面)になるように形成されている。
【0025】また、ローディングシャシ10は、両側面
と後部とに設置されたバネフック部16a、16b、1
6cに弾性部材3a、3b、3cの一端が接続されてお
り、この弾性部材3a、3b、3cの他端はベースシャ
シ20に設置されたバネフック部26a、26b、26
cにそれぞれ接続されている。従って、ローディングシ
ャシ10は、支持軸14a、14bを中心として前方側
を弾性部材3a、3cにより付勢され、後方側を弾性部
材3bにより付勢されている。これにより、カートリッ
ジ1は、ローディングシャシ10が降下する際、前方の
丸穴2a側が先に傾いて位置決めピン28cに嵌入され
る。ここで、カートリッジ1は、前方側に丸穴2aを設
けた実施の形態を説明したが、逆に、後方に位置する場
合もある。この場合、前述した弾性部材3a、3b、3
cを調節または再配設して後側(挿入口と反対側)に強
い付勢力が働くように配置することで後方が先に傾くよ
うにすればよい。
【0026】次に、図2を参照して、このように形成さ
れた第1の実施の形態による動作を詳細に説明する。図
2(a)に示すように、カートリッジ1をMD記録再生
装置の挿入口から挿入して本体内部のローディングシャ
シ10に収納する。この際、ローディングシャシ10
は、昇降手段により支持軸14を支持されて挿入口の近
傍に上昇している。カートリッジ1がローディングシャ
シ10に挿入されると、検出手段(図示せず)により挿
入状態を検出し、昇降手段が駆動してローディングシャ
シ10を下方に降下させる。ここで、ローディングシャ
シ10は、前述したように支持軸14を中心として一端
側を弾性部材3a、3cで、他端側を弾性部材3bで各
々付勢している。従って、ローディングシャシ10は、
図2(b)に示すように、昇降手段により支持されて降
下する際、支持軸14を中心として弾性力の強い弾性部
材3a、3c側に傾斜した状態で降下する。これにより
カートリッジ1は、右側に形成した基準穴2(図1参
照)のうち、開口面積が狭い丸穴2aを先に位置決めピ
ン28cに嵌入させる。その後、カートリッジ1は、昇
降手段がローディングシャシ10を更に降下させること
により、図2(c)に示すように、長穴2bに位置決め
ピン28bを嵌入させることにより、カートリッジ1の
底面と基準面22a、22bとが当接して位置規正(チ
ャッキング)される。
【0027】このように、本発明の実施の形態は、図2
に示すように、カートリッジ1の丸穴2aを先に位置規
正し、次に、長穴2bを位置規正している。このため、
丸穴2aを先に確保することで、長穴2bでの回転(カ
ートリッジの回転)を防止し、ガタ付きを防止するとい
う基本構造をそのまま実現化している。また、補助的に
昇降動作をする弾性部材3a、3b、3cを有効に利用
することで、位置規正の安定化を実現している。
【0028】ここで、第1の実施の形態では、図1に示
すように支持軸14a、14bをローディングシャシ1
0の両側面に対称に突出するように設けたが、非対称に
なるように設けても同じ効果を得ることができる。図3
は、図1に示したローディングシャシの他の実施の形態
を示す斜視図である。また、図4は、図3に示したロー
ディングシャシの動作を示す斜視図である。ここで、図
3に示したローディングシャシの他の実施の形態は、支
持軸14bを図3に示すように間隔Yだけずらして支持
軸14cとしたものであり、それ以外は全て同じ構成要
素であり、同じ構成要素には同一符号を記載するととも
に、重複する説明は省略する。
【0029】図3に示すように、ローディングシャシの
他の実施の形態は、両側面に突出する支持軸14a、1
4cが設けてあり、この支持軸14a、14cは図1に
示した支持軸14a、14bと異なり、ローディングシ
ャシの両側面に非対称に設けられている。この支持軸1
4a、14cは、支持軸14cが支持軸14aに対して
図1に示した間隔Yだけ後方にずらして設けてある。こ
こで好ましくは、間隔Yを約5mm以上に設定すること
が望ましい。また、ローディングシャシの他の実施の形
態は、図1に示したローディングシャシ10と同様に、
両側面と後部とに突出して延在するバネフック部16
a、16b、16cが設けてあるとともに、ローディン
グシャシの表面には下部に突出する凹状の突部12を複
数設けて右側の2箇所に突部12c、12dと左側の1
箇所に突部12aとを各々設けてある。
【0030】このように形成したローディングシャシの
他の実施の形態は、図4に示すように、ローディングシ
ャシが支持軸14aと支持軸14cとを結ぶX−X線を
中心に、付勢力の強い弾性部材3a、3cの方向に傾斜
する。この際、支持軸14cの中心が間隔Yだけ後方に
ずらして設けてあるため、弾性部材3c側に大きく傾斜
する。従って、このローディングシャシに収納されたカ
ートリッジ1は、丸穴2a(弾性部材3c側)が先に降
下し、次に、図4に示した弾性部材3a側が降下して、
最後に長穴2b(弾性部材3b側)が降下して位置規正
される。
【0031】このような本発明によるカートリッジのチ
ャッキング装置の第1の実施の形態によると、カートリ
ッジの丸穴を先に位置規正してカートリッジの回転を防
止することにより、位置規正時に摩擦抵抗が少なく、従
来技術と比較しても確実でスムーズな位置規正動作が可
能になる。また、このように確実でスムーズな位置規正
動作が可能になるため、使用者が容易にカートリッジを
挿入してセットすることができ、これによりカートリッ
ジをセットする際に、カートリッジが位置決めピンの途
中に引っ掛かったり、傾くことで発生する位置規正不良
を防止し、確実に所定の記録再生位置にセットすること
が可能になる。さらに、従来技術のように2つ基準穴を
1回の動作で同時に位置規正する必要がないため、丸穴
と長穴とが順番に位置規正され、少ない力で位置規正
(チャッキング)することが可能となる。また、カート
リッジ1は、べースシャシ20に基準面22a、22
b、22cと、ローディングシャシ10の突部12a、
12b、12cとにより、挟むように固定するととも
に、弾性部材3a、3b、3cが付勢するため、ガタの
ない良好な位置規正状態を実現できる。
【0032】次に、図5を参照して本発明によるカート
リッジのチャッキング装置の第2の実施の形態を詳細に
説明する。図5は、本発明によるMD記録再生装置に採
用したカートリッジのチャッキング装置の第2の実施の
形態を示す斜視図である。また、図6は、図5に示した
カートリッジのチャッキング装置を矢印Bの方向から見
た動作を示す動作説明図であり、図6(a)はカートリ
ッジを挿入した状態を、図6(b)は丸穴2aに位置決
めピン2bを嵌入した状態を、図6(c)はカートリッ
ジを所定の記録再生位置に位置規正した状態を各々示し
ている。
【0033】図5に示すように、本発明によるMD記録
再生装置に採用したカートリッジのチャッキング装置の
第2の実施の形態は、カートリッジ1を挿入するMD記
録再生装置本体(図示せず)の挿入口でカートリッジ1
を保持して所定の記録再生位置にローディングまたはア
ンローディングするローディングシャシ30と、このロ
ーディングシャシ30が移動するローディング位置でカ
ートリッジ1の図5に示した前後左右方向および上下方
向の動きを位置規正(チャッキング)するベースシャシ
40と、このベースシャシ40とローディングシャシ3
0とをお互いに嵌合する方向に付勢する弾性部材3a、
3bとを備えている。また、カートリッジ1は、内部に
記憶媒体(ディスク)を収納しており、表面には図1に
示した右方向の端部に、隣り合って配列する2つの基準
穴2を形成している。この基準穴2は、下部方向から凹
状に開口され、一方に円形状の丸穴2aと、他方に長穴
形状の長穴2bとを備えている。
【0034】ここで、ローディングシャシ30は、両側
面に突出する支持軸34a、34bを設けてある。この
支持軸34a、34bは、第1の実施の形態とは異なり
側面の中心から後方側にずらして設けてある。また、支
持軸34a、34bには、MD記録再生装置の本体内
(図示せず)でローディングシャシ30を上下方向に昇
降する昇降手段(図示せず)が装着されている。従っ
て、ローディングシャシ30は、MD記録再生装置の本
体内で昇降手段により移動可能に支持されている。この
ローディングシャシ30は、本体内で上昇した際、カー
トリッジ1を挿入するMD記録再生装置の挿入口(図示
せず)に近接するように配置される。また、ローディン
グシャシ30には、左側面と後部とに突出して延在する
バネフック部36a、36bが設けてある。また、ロー
ディングシャシ30の表面には、下部に突出する凹状の
突部32を複数設け、右側の2箇所に突部32b、32
cと、左側の1箇所に突部32aとを各々設けてある。
【0035】一方、ベースシャシ40は、ローディング
シャシ30の下部に所定の間隔を備えてMD記録再生装
置内の底面に固定されており、薄板状に形成されて両側
面を上部方向へ略直角に屈曲させた側壁41a、41b
を備えている。この側壁41a、41bには、後方の端
部近傍にローディングシャシ30の支持軸34a、34
bを嵌入させて案内する案内部44a、44bが設けて
ある。また、ベースシャシ40には、ローディングシャ
シ30と同様に左側面および後部から突出して延在する
バネフック部46a、46bを設けている。また、ベー
スシャシ40の表面には、ローディングシャシ30の突
部32と同様に、右側に2箇所突出する右基準面42
b、42cと、左側に1箇所突出する左基準面42aと
を備えている。このうち、右基準面42の突出する先端
面には、更に細長く上部に延在する位置決めピン48
a、48bが形成されている。ここで、右基準面42
b、42cと前基準面42aとは、同一高さ(同一平
面)になるように形成されている。
【0036】また、ローディングシャシ30は、左側面
と後部とに設置されたバネフック部46a、46bに弾
性部材3a、3bの一端を接続し、この弾性部材3a、
3bの他端をべースシャシ40に設置されたバネフック
部46a、46bにそれぞれ接続している。従って、ロ
ーディングシャシ30は、支持軸34a、34bを中心
として前方側を弾性部材3aにより付勢され、後方側を
弾性部材3bにより付勢されている。これにより、ロー
ディングシャシ30は、支持軸34a、34bを後方に
ずらして設けているため、梃子比が変化して前方の弾性
部材3a側が先に傾斜する。ここで、図5に示したカー
トリッジ1は、前方に丸穴2aを設けた実施の形態を説
明したが、逆に、後方に位置する場合もある。この場
合、前述した案内部44a、44bと支持軸34a、3
4bとを前方に移動させて形成すればよい。
【0037】次に、図6を参照して、このように形成さ
れた第2の実施の形態による動作を詳細に説明する。図
6(a)に示すように、カートリッジ1をMD記録再生
装置の挿入口から挿入して本体内部のローディングシャ
シ30内に収納する。この際、ローディングシャシ30
は、昇降手段により支持軸34が支持されて上昇した状
態にある。カートリッジ1がローディングシャシ30に
挿入されると、検出手段(図示せず)により挿入状態を
検出し、昇降手段が駆動してローディングシャシ30を
下方へ降下させる。ここで、ローディングシャシ30に
は、前述したように中心を後部にずらした支持軸34を
設け、両側を弾性部材3a、3bにより付勢している。
従って、ローディングシャシ30は、図6(b)に示す
ように、昇降手段により支持軸34を支持されて降下す
る際、中心の支持軸34から弾性部材3までの距離が長
い弾性部材3a側に傾斜した状態で降下する。これによ
りカートリッジ1は、図1に示したローディングシャシ
と同様に、右側に形成した基準穴2のうち、開口面積が
狭い丸穴2aを先に位置決めピン48cに嵌入させる。
その後、カートリッジ1は、昇降手段がローディングシ
ャシ30を更に降下させることにより、図6(c)に示
すように、長穴2bに位置決めピン48bを嵌入させる
ことにより、カートリッジ1の底面と基準面42とが当
接して位置規正(チャッキング)される。
【0038】このように形成された本発明によるカート
リッジのチャッキング装置の第2の実施の形態による
と、第1の実施の形態と同様に、カートリッジ1をセッ
トする際に丸穴2aを先に位置決めピン48cに嵌入す
るため、第1の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きるとともに、弾性部材が1箇所不要になるため部品点
数を削減することができる。
【0039】次に、図7を参照して本発明によるカート
リッジのチャッキング装置の第3の実施の形態を詳細に
説明する。図7は、本発明によるMD記録再生装置に採
用したカートリッジのチャッキング装置の第3の実施の
形態を示す斜視図である。また、図8は、図7に示した
カートリッジのチャッキング装置を矢印Cの方向から見
た動作を示す動作説明図であり、図8(a)はカートリ
ッジを挿入した状態を、図8(b)は丸穴2aに位置決
めピン62cを嵌入した状態を、図8(c)はカートリ
ッジを所定の記録再生位置に位置規正した状態を各々示
している。
【0040】図7に示すように、本発明によるMD記録
再生装置に採用したカートリッジのチャッキング装置の
第3の実施の形態は、MD記録再生装置の本体(図示せ
ず)内部に設けられてMD記録再生装置の挿入口に挿入
されるカートリッジ1を保持して所定の記録再生位置に
ローディングまたはアンローディングするローディング
シャシ50と、このローディングシャシ50が移動する
ローディング位置でカートリッジ1の図7に示した前後
左右方向および上下方向の動きを位置規正(チャッキン
グ)するベースシャシ60と、ローディングシャシ50
をベースシャシ60の所定の記録再生位置に誘導するよ
うに駆動装置(図示せず)により移動するスライダ70
a、70bとを備えている。また、カートリッジ1は、
内部に記憶媒体(ディスク)を収納しており、表面に図
7に示した右側端部に隣り合って2つ配列する基準穴2
を形成している。この基準穴2は、下部方向から凹状に
開口され、一方に円形状の丸穴2aと、他方に長穴形状
の長穴2bとを備えている。
【0041】ここで、ローディングシャシ50は、MD
記録再生装置の本体内に移動可能に装着され、第1およ
び第2の実施の形態とは異なり両側面に4箇所突出する
支持軸54a、54b、54c、54dを設けてある。
また、ローディングシャシ50は、本体内で上昇した際
にカートリッジ1を挿入するMD記録再生装置の挿入口
(図示せず)に近接するように配置されている。このロ
ーディングシャシ50の表面には、下部に突出する凹状
の突部52を複数設け、右側の2箇所に突出する突部5
2b、52cと、左側の1箇所に突出する突部52aと
を各々設けてある。
【0042】一方、ベースシャシ60は、ローディング
シャシ50の下部に所定の間隔を備えてMD記録再生装
置内の底面に固定されており、薄板状に形成されて両側
面を上部方向へ略直角に屈曲させた側壁61a、61b
を備えている。この側壁61a、61bには、ローディ
ングシャシ50の支持軸54を嵌入させ昇降動作を案内
する案内部64a、64b、64c、64dを設けてあ
る。また、ベースシャシ60の表面には、ローディング
シャシ50の突部52と同様に、右側に2箇所突出する
右基準面62b、62cと、左側に1箇所突出する左基
準面62aとを備えている。このうち、右基準面62
b、62cの先端面には、更に細長く上部に延在する位
置決めピン68a、68bが形成されている。ここで、
右基準面62b、62cと前基準面62aとは、同一高
さ(同一平面)になるように形成されている。
【0043】また、ローディングシャシ50は、両側面
に突出する4つの支持軸54に嵌入して支持する矩形で
薄板状のスライダ70a、70bを備えている。また、
スライダ70は、ローディングシャシ50の両側面で駆
動装置(図示せず)により前後方向に移動可能に設けら
れている。このスライダ70には、表面に支持軸54を
挿入する前誘導溝72と後誘導溝74とを形成してい
る。この前誘導溝72と後誘導溝74とは、スライダ7
0の上部に長手方向と水平に設けた上部溝72a、74
aと、この上部溝72a、74aの一端から下部に所定
の角度で下降する傾斜溝72b、74bと、この傾斜溝
72b、74bの一端から更に水平に延在する下部溝7
2c、74cとにより形成されている。
【0044】ここで、後誘導溝74の上部溝74aは、
前誘導溝72の上部溝72aに対して図7に示した長さ
1 が長さL2 より長くなるように設けある。従って、
スライダ70が前後方向に移動することで、ローディン
グシャシ50の支持軸54が前誘導溝72と後誘導溝7
4とに誘導されて第1および第2の実施の形態と同様の
動作をしてベースシャシ60の所定の録再生位置に移動
させる。
【0045】ここで、図7に示したカートリッジ1は、
前方に丸穴2aを設けた実施の形態を説明したが、逆
に、後方に位置する場合もあり、この場合は前述したス
ライダ70の前誘導溝72と後誘導溝74とを逆に(長
さL1 と長さL2 とを逆に)配置すればよい。また、前
述した前誘導溝72の傾斜溝72bと、後誘導溝74の
傾斜溝74bとを同じ傾斜角度にしたスライダ70の実
施の形態を説明したが、この傾斜溝の傾斜角度を調節す
ることで、よりスムーズな位置規正動作を得ることがで
きる。図9は、図7に示した傾斜溝72b、74bの傾
斜角度を調節したスライダ70を示す正面図である。図
9に示すように、傾斜角度を調節したスライダ70は、
傾斜溝72bの傾斜角度Dと、傾斜溝74bの傾斜角度
Eとを各々異なる角度に設けてある。ここで、傾斜角度
Dは、傾斜角度Eより角度が大きくなるように設けてあ
る。従って、急な傾斜角度Dを備えた傾斜溝72bで
は、上部溝72aに嵌入された支持軸54(図7参照)
が下部溝72cまで降下するタイミングが早くなる。ま
た、これとは逆に緩やかな傾斜角度Eを備えた傾斜溝7
4bでは、上部溝74aに嵌入された支持軸54が下部
溝74cまで降下するタイミングが遅くなる。このよう
にスライダ70は、図7に示した長さL1 、L2 に加え
て、図9に示した調節された傾斜角度D、Eを設けるこ
とで、よりスムーズな位置規正動作が可能となる。
【0046】次に、図8を参照して、図7に示した本発
明によるカートリッジのチャッキング装置の第3の実施
の形態による動作を詳細に説明する。図8(a)に示す
ように、カートリッジ1を、MD記録再生装置の挿入口
から挿入して本体内部のローディングシャシ50内に収
納する。この際、ローディングシャシ50の支持軸54
は、スライダ70により支持されている。カートリッジ
1がローディングシャシ50に挿入されると、検出手段
(図示せず)により挿入状態を検出し、スライダ70を
駆動させて図8(a)に示した矢印方向に移動させる。
これによりローディングシャシ50は、スライダ70の
前誘導溝72と後誘導溝74とに沿って下方へ降下す
る。
【0047】ここで、前述したようにスライダ70の前
誘導溝72と後誘導溝74とには、長さが異なる上部溝
72a、74aを設けてある。このため、図7に示した
短い長さL2 の上部溝72aに嵌入した支持軸54c、
54dは、後部の支持軸54a、54bより先に図8
(b)に示すように傾斜溝72bに沿って降下する。こ
れによりカートリッジ1は、図1に示したローディング
シャシと同様に、開口面積が狭い丸穴2aを先に位置決
めピン68cに嵌入させる。その後、カートリッジ1
は、スライダ70が更に駆動することでローディングシ
ャシ50の降下により、図8(c)に示すように、長穴
2bに位置決めピン68bを嵌入させ、カートリッジ1
の底面が基準面62に当接することにより位置規正され
る。
【0048】このように形成された本発明によるカート
リッジのチャッキング装置の第3の実施の形態による
と、カートリッジ1をセットする際に丸穴2aを先に位
置決めピン68cに嵌入するため、第1および第2の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。また、ロー
ディングシャシの昇降動作を支持軸を嵌入するスライダ
の誘導溝の形状により自由に設定できるため、構成部品
の形状を単純化するこができ、製造コストを低減するこ
とができる。
【0049】以上、本発明によってなされたカートリッ
ジのチャッキング装置の実施の形態を詳細に説明した
が、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例え
ば、第3の実施の形態において、ローディングシャシ5
0の側面に突出してスライダ70に支持される4箇所の
支持軸54a、54b、54c、54dを設けた実施の
形態を説明したが、これに限定されるものではなく、ス
ライダ70に支持される支持軸54のうち位置決めピン
68b、68c側ではない54a、または54bを1ヵ
所削除し、3箇所に削減して支持してもよい。
【0050】
【発明の効果】このように、本発明のカートリッジのチ
ャッキング装置によれば、カートリッジの丸穴を位置決
めピンに先に嵌入し、一方の長穴を後から位置決めピン
に嵌入するため、少ない力で安定した位置規正動作を可
能にするとともに、簡単な構造で位置規正の高い信頼性
及び精度を得ることができ、装置の製造コストも削減す
ることができる。また、本発明のカートリッジのチャッ
キング装置によれば、丸穴と長穴とを別々に位置決めピ
ンに嵌入するため、使用者が安心して使用できる安定し
た位置規正構造を得ることができ、カートリッジのズ
レ、浮きなどによるローディング不良を防止することが
できる。さらに、本発明のカートリッジのチャッキング
装置によれば、カートリッジを基準面と突部とにより少
なくとも3箇所で挟持して支持するため、高さ方向の位
置を確実に規正することができるとともに、従来技術の
4箇所で支持する構造に比べてカートリッジの平面度の
変動に対して自由度を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMD記録再生装置に採用したカー
トリッジのチャッキング装置の第1の実施の形態を示す
斜視図。
【図2】図1に示したカートリッジのチャッキング装置
を矢印Aの方向から見た動作を示す動作説明図。
【図3】図1に示したローディングシャシの他の実施の
形態を示す斜視図。
【図4】図3に示したいローディングシャシの動作を示
す斜視図。
【図5】本発明によるMD記録再生装置に採用したカー
トリッジのチャッキング装置の第2の実施の形態を示す
斜視図。
【図6】図5に示したカートリッジのチャッキング装置
を矢印Bの方向から見た動作を示す動作説明図。
【図7】本発明によるMD記録再生装置に採用したカー
トリッジのチャッキング装置の第3の実施の形態を示す
斜視図。
【図8】図7に示したカートリッジのチャッキング装置
を矢印Cの方向から見た動作を示す動作説明図。
【図9】図7に示した傾斜溝の傾斜角度を調節したスラ
イダを示す正面図。
【図10】従来のカートリッジのチャッキング装置を示
す斜視図。
【図11】図10に示したカートリッジのチャッキング
装置を矢印Fの方向から見た動作を示す動作説明図。
【図12】従来のカートリッジのチャッキング装置の他
の実施の形態を示す斜視図。
【図13】図12に示したカートリッジのチャッキング
装置を矢印Gの方向から見た動作を示す動作説明図。
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 基準穴 2a 丸穴 2b 長穴 3 弾性部材 10 ローディングシャシ 12 突部 14 支持軸 16 バネフック部 20 ベースシャシ 21 側壁 22a 左基準面 22b、22c 右基準面 24 案内部 26 バネフック部 28 位置決めピン 70 スライダ 72 前誘導溝 74 後誘導溝
フロントページの続き (72)発明者 浅野 貴弘 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 大野 敦臣 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 Fターム(参考) 5D046 AA16 EA08 EA12 EA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生装置に挿入する記憶媒体を収納
    したカートリッジに挿入方向の右側または左側のいずれ
    かの隣り合う2隅に配列させて面方向の位置を規正する
    円形状の丸穴及び長穴形状の長穴を有した基準穴を備
    え、このカートリッジを前記記録再生装置内でローディ
    ング及びアンローディングするカートリッジのチャッキ
    ング装置において、 前記記録再生装置内に設け、前記カートリッジを保持し
    て少なくとも前記基準穴の上面を含む上面3隅に突出し
    て高さ方向の位置を規正する突部と、両側面に対称また
    は非対称に突出して昇降手段により支持される支持部と
    を設けたローディングシャシと、 前記記録再生装置内に設け、前記ローディングシャシが
    移動する所定の記録再生位置で少なくとも前記カートリ
    ッジの前記基準穴を含む3隅底面に当接して前記突部と
    前記カートリッジを狭持して高さ方向の位置を規正する
    基準面と、前記基準穴の底面に当接する前記基準面の先
    端に延在して前記基準穴に嵌入することで面方向の位置
    を規正する位置決めピンとを設けたベースシャシと、 前記昇降手段に支持された前記ローディングシャシの動
    作が前記カートリッジの丸穴を先に位置決めピンに規正
    して後から前記長穴を位置決めピンに規正するように付
    勢するローディング手段とを備えたことを特徴とするカ
    ートリッジのチャッキング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカートリッジのチャッ
    キング装置において、 前記ローディング手段は、前記ローディングシャシとベ
    ースシャシとを接続して付勢する複数の弾性部材を設
    け、この弾性部材が前記対称または非対称に突出する支
    持部を中心として前記ローディングシャシの両端を付勢
    するとともに、前記ローディングシャシが前記支持部を
    中心とする前記カートリッジの丸穴側に傾くように前記
    弾性部材の付勢バランスを調節したことを特徴とするカ
    ートリッジのチャッキング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカートリッジのチャッ
    キング装置において、 前記ローディング手段は、前記ローディングシャシとべ
    ースシャシとを接続して前記対称に突出する支持部を中
    心に両端を均等に付勢する複数の弾性部材を設け、前記
    ローディングシャシの支持部と案内部とを重心から前記
    長穴の方向にずらして設けることで、前記ローディング
    シャシが丸穴側に傾くように設けたことを特徴とするカ
    ートリッジのチャッキング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3のいずれかに記
    載のカートリッジのチャッキング装置において、 前記ローディング手段の弾性部材は、コイルスプリング
    であることを特徴とするカートリッジのチャッキング装
    置。
  5. 【請求項5】 記録再生装置に挿入する記憶媒体を収納
    したカートリッジに挿入方向の右側または左側のいずれ
    かの隣り合う2隅に配列させて面方向の位置を規正する
    円形状の丸穴及び長穴形状の長穴を有した基準穴を備
    え、このカートリッジを前記記録再生装置内でローディ
    ング及びエジェクトするカートリッジのローディング装
    置において、 前記記録再生装置内に設け、前記カートリッジを保持し
    て少なくとも前記基準穴の上面を含む上面3隅に突出し
    て高さ方向の位置を規正する突部と、前記カートリッジ
    を保持した部位の両側面に丸穴側と長穴側とから各々突
    出する複数の支持部とを設けたローディングシャシと、 前記記録再生装置内に設け、前記ローディングシャシが
    移動する所定の記録再生位置で少なくとも前記カートリ
    ッジの前記基準穴を含む3隅底面に当接して前記突部と
    前記カートリッジを狭持して高さ方向の位置を規正する
    基準面と、前記基準穴の底面に当接する前記基準面の先
    端に延在して前記基準穴に嵌入することで面方向の位置
    を規正する位置決めピンとを設けたベースシャシと、 前記ローディングシャシを両側面から前記支持部と係合
    して支持し、前記カートリッジの丸穴が先に位置決めピ
    ンに規正した後、前記長穴を位置決めピンに規正するよ
    うに前記支持部を誘導するローディング手段とを備えた
    ことを特徴とするカートリッジのチャッキング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカートリッジのチャッ
    キング装置において、 前記ローディング手段は、前記丸穴側の支持部を先に誘
    導して前記長穴側の支持部を後に誘導する誘導溝を備え
    て所定の駆動装置により駆動するスライダであることを
    特徴とするカートリッジのチャッキング装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のカートリッジのチャッ
    キング装置において、 前記スライダの誘導溝は、前記丸穴側の支持部が先に降
    下するように傾斜した傾斜溝を備えていることを特徴と
    するカートリッジのチャッキング装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項5のいずれかに記
    載のカートリッジのチャッキング装置において、 前記記録再生装置は、MD、FD、MOなどのカートリ
    ッジを挿入して記録再生する記録再生装置であることを
    特徴とするカートリッジのチャッキング装置。
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