JPH10222913A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

Info

Publication number
JPH10222913A
JPH10222913A JP1953197A JP1953197A JPH10222913A JP H10222913 A JPH10222913 A JP H10222913A JP 1953197 A JP1953197 A JP 1953197A JP 1953197 A JP1953197 A JP 1953197A JP H10222913 A JPH10222913 A JP H10222913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
supported
disk
elevating
supported portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1953197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3802636B2 (ja
Inventor
Nobuhiro Sato
信洋 佐藤
Hideki Hayashi
英樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP01953197A priority Critical patent/JP3802636B2/ja
Publication of JPH10222913A publication Critical patent/JPH10222913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3802636B2 publication Critical patent/JP3802636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの再生時における昇降部の支持性能
を向上することにより、耐振性能および動作信頼性に優
れ、しかも小型・簡略な情報再生装置を提供する。 【解決手段】 第2の駆動プレート32は、ドライブユ
ニット4本体の係合ピン4cを挿入するカム溝32aを
有する。第2の駆動プレート32のカム溝32aと反対
側の端部に、第4の被支持部として、横方向に突出する
一対の弾性板34が設けられる。ベースプレート1の側
壁1bには、固定手段の固定部として、昇降ユニット2
の各動作位置における一対の弾性板34の各動作位置に
応じた複数の固定突起35が設けられる。チャッキング
動作時には、第2の駆動プレート32の移動に伴い、ド
ライブユニット4がチャッキング動作を行うと共に、一
対の弾性板34が、昇降ユニット2の位置に応じた一つ
の固定突起35を挟持する形でこれに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディスクを
収容可能なマガジンからディスクを取り出してこのディ
スクに記録された情報の再生を行う情報再生装置に係
り、特に、ディスク取出手段と再生手段を有する昇降部
の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CDプレーヤなどのディスクの情
報再生装置においては、ユーザによるディスクの交換操
作を極力省略して使用感を向上する観点から、複数枚の
ディスクを収納可能なマガジンを装着し、このマガジン
内に収納された複数枚のディスクの中からユーザが選択
したディスクを自動的に選択して再生できるようにした
タイプの装置が多くなっている。このような情報再生装
置においては、ディスクに記録された情報の再生を行う
共通の再生手段によって、複数のディスクの再生を順次
行うために、装着されたマガジンから所望のディスクを
選択的に取り出して再生手段に搬送し、再生終了後のデ
ィスクを再びマガジン内に戻すためのディスク取出手段
が設けられている。
【0003】以上のようなマガジンを使用した情報再生
装置においては、ディスク取出手段と再生手段とを一体
的に昇降可能な昇降部として構成し、この昇降部を、装
着されたマガジンの各ディスクの位置に合わせることに
より、ディスクの選択を行っている。このような昇降部
の昇降は、一般的に、昇降部の両側にカムを有する一対
のスライド部材を配置し、このスライド部材のカムによ
って昇降部に設けた被支持部を支持すると共に昇降させ
ることによって昇降部を昇降させるようになっており、
この場合のスライド部材は、スライド板またはスライド
板を備えた機構として実現される。従来の装置では、上
記のような昇降部の支持構造は、装置の寸法および構造
の制約上から、一方のスライド板に2点の被支持部、他
方のスライド板に1点の被支持部が設けられ、3点支持
構造となっている。
【0004】図13は、このような従来の情報再生装置
のうち、特に、6枚のディスクを収容可能なマガジンを
使用する情報再生装置の昇降部と昇降駆動部の一例を示
す平面図である。すなわち、この図13に示すように、
図中1点鎖線で示す装置のベースプレート1に対して、
ディスク取出手段と再生手段を含む昇降ユニット(昇降
部)2が、昇降駆動部3によって昇降可能に支持されて
いる。
【0005】このうち、昇降ユニット2は、ディスクを
再生するドライブユニット(再生手段)4やこのドライ
ブユニット4上にディスクをチャッキングするためのク
ランプアーム5、および図示しないディスク取出手段等
を備えている。また、昇降駆動部3は、ベースプレート
1の裏面に設けられたシフトモータ6、ギヤ機構7、お
よびシフトリンク8や、ベースプレート1の各側壁1
a,1bの内面にスライド可能に設けられた第1と第2
のシフトプレート(スライド板)9,10等を備えてい
る。この場合、シフトリンク8は、シフトモータ6の駆
動力により、ギヤ機構7を介して軸8aの周囲を回動可
能に構成されている。そして、このシフトリンク8の両
側の回動自由端に設けられたピン8b,8cに、第1と
第2のシフトプレート9,10がそれぞれ係合してお
り、シフトリンク8の回動方向に応じてベースプレート
1の側面に沿ってスライドし、昇降ユニット2を上下に
駆動するようになっている。
【0006】図14の(A)と(B)は、第1と第2の
シフトプレート9,10による昇降ユニット2の昇降構
造を示す側面図である。すなわち、図14の(A)に示
すように、第1のシフトプレート9には、階段状の2つ
のカム溝11,12が形成され、図14の(B)に示す
ように、他方のシフトプレート10には、階段状の1つ
のカム溝13が形成されている。そして、各カム溝11
〜13には、昇降ユニット2のシャーシに設けられた第
1〜第3のガイドピン21〜23が挿入されている。す
なわち、昇降ユニット2は、第1と第2のシフトプレー
ト9,10の水平方向へのスライドによるカム溝11〜
13の水平方向への移動に伴い、上下方向に移動し、図
示していないマガジン内の任意のディスクの高さに位置
決めされるようになっている。さらに、昇降ユニット2
のガイドピン21〜23はまた、ベースプレート1の側
壁1a,1bに設けられた上下に伸びるガイド溝14〜
16にも挿入されており、これによって、ベースプレー
ト1に対する水平方向の位置が規制されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の情報再生装置においては、昇降部を3点支
持していることから、昇降部の支持性能に限界があるた
め、昇降部にねじれを生じたり、不要な振動が生じる可
能性があり、その結果、ディスクの再生不良を発生する
可能性がある。特に、車載用の情報再生装置は振動を受
け易く、この傾向が顕著である。例えば、車載用のCD
プレーヤにおいて、CDの再生時に昇降部が不都合に振
動すると、低級音や音飛び等の再生不良を生じる可能性
が高い。
【0008】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
ディスクの再生時における昇降部の支持性能を向上する
ことにより、耐振性能および動作信頼性に優れ、しかも
小型・簡略な情報再生装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、昇降部に第4の被支持部を設けてディ
スクの再生時における昇降部の4点支持を可能とするこ
とにより、ディスクの再生時における昇降部の支持性能
を向上したものである。
【0010】すなわち、請求項1記載の発明は、まず、
次のような昇降部と昇降駆動部を備える。このうち、昇
降部は、その主面と垂直な方向に配列された複数のディ
スクを収容可能なマガジンを使用し、このマガジン内の
所定の収容位置からディスクを取り出して所定の取出位
置まで移動させるディスク取出手段と、ディスクが前記
所定の取出位置にある場合にこのディスクに記録された
情報の再生を行う再生手段と、一方の側に設けられた第
1と第2の被支持部および他方の側に設けられた第3の
被支持部を有する。また、昇降駆動部は、前記昇降部の
前記一方の側の近傍に設けられて前記第1と第2の被支
持部を2点支持すると共にこの昇降部を昇降させるカム
を有する第1のスライド手段と、前記昇降部の前記他方
の側の近傍に設けられて前記第3の被支持部を1点支持
すると共にこの昇降部を昇降させるカムを有する第2の
スライド手段と、第1と第2のスライド手段を駆動して
前記昇降部を昇降させる駆動手段を有する。
【0011】加えて、請求項1記載の発明は、前記昇降
部が前記他方の側に第4の被支持部を有すると共に、前
記ディスク取出手段によってディスクが所定の取出位置
に達した場合に、第4の被支持部を固定する固定手段を
さらに備えたことを特徴としている。
【0012】以上のような構成を有する請求項1記載の
発明によれば、ディスク取出手段によってディスクを所
定の取出位置に移動させるまでは、第1〜第3の被支持
部によって昇降部を3点支持し、ディスク取出手段によ
ってディスクを所定の取出位置に移動させた状態におい
ては、第4の被支持部を加えた4点の被支持部によって
昇降部を4点支持できる。したがって、所定の取出位置
に移動させたディスクの再生時において、昇降部を4点
支持することで昇降部の支持性能を向上することができ
るため、3点支持の場合に比べて、ディスクの再生時に
おける振動等に起因する再生不良の発生を有効に防止で
きる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、昇降部、第4の被支持部、および固定手段
が次のように構成されたことを特徴としている。すなわ
ち、昇降部は、前記他方の側に設けられて前記所定の収
容位置に対応する位置と前記所定の取出位置に対応する
位置との間で移動する移動部材を有し、第4の被支持部
は、この移動部材の一部に設けられる。また、固定手段
は、第4の被支持部と係合してこれを固定する固定部
と、第4の被支持部と固定部との間に係合方向の弾性力
を与える弾性構造を有する。
【0014】以上のような構成を有する請求項2記載の
発明によれば、ディスクの移動に対応して移動する移動
部材の一部に第4の被支持部を設けているため、この第
4の被支持部の動作位置に応じて固定部を設けること
で、ディスクを取出位置に移動させた際に確実に第4の
被支持部を固定することができる。この場合、移動部材
や固定手段としては、専用の部材を使用することも可能
であるが、ディスクの移動に対応して移動する既存の移
動部材を適宜使用し、シャーシ等の既存の固定用部材に
固定部を適宜設けた方が、構成を簡略化できる。さら
に、弾性構造による弾性力を利用して第4の被支持部を
固定しているため、第4の被支持部を安定的に確実に支
持できる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、固定手段の固定部が、昇降部が複数の動作
位置の各々にある場合における第4の被支持部の各動作
位置に対応する複数の固定部であることを特徴としてい
る。以上のような構成を有する請求項3記載の発明によ
れば、昇降部が複数の動作位置の各々にある場合におい
て、各位置に応じて設けた固定部によって第4の被支持
部を確実に固定することができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の発明において、第4の被支持部が、前記移動部材
の一部に設けられた弾性部であり、固定手段の弾性構造
がこの弾性部を含むことを特徴としている。請求項5記
載の発明は、請求項4記載の発明において、移動部材の
前記弾性部が対向配置された一対の弾性板であり、この
一対の弾性板が、その開閉方向の弾性力を利用して前記
固定部に固定されるように構成されることを特徴として
いる。以上のような構成を有する請求項4および5記載
の発明によれば、第4の被支持部自体を弾性板等の弾性
部として構成したことにより、専用の弾性部材を設ける
必要がなく、構成が簡略である。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項2または3
記載の発明において、固定手段が、次のような固定用部
材、押圧支持部材、および弾性部材を有することを特徴
としている。ここで、固定用部材は、ディスク取出手段
によってディスクが前記所定の取出位置に達した場合
に、第4の被支持部を固定する固定部を有する。また、
押圧支持部材は、固定用部材に対して可動に設けられ、
固定用部材の前記固定部との間に第4の被支持部を挟持
する押圧支持部を有する。さらに、弾性部材は、押圧支
持部材をその押圧支持部が第4の被支持部を押圧する方
向に付勢する。
【0018】以上のような構成を有する請求項6記載の
発明によれば、押圧支持部材や弾性部材を使用する点
で、請求項4および5記載の発明よりも部品点数が多く
なり易いが、固定用部材と押圧支持部材の間に第4の被
支持部を挟持することにより、支持性能に優れている。
なお、固定用部材や押圧支持部材としては、専用の部材
を使用することも可能であるが、既存の部材を適宜使用
した方が、構成を簡略化できる。また、固定用部材と押
圧支持部材としては、必ずしも固定用部材を固定する必
要はなく、相対的に第4の被支持部の挟持/解除側に移
動可能であればよい。
【0019】請求項7記載の発明は、再生手段のチャッ
キング動作に関連する部材を前記移動部材として選択
し、この移動部材に第4の被支持部を設けたことを特徴
としている。すなわち、再生手段は、ディスクをチャッ
キングするチャッキング手段とその駆動手段を有する。
また、移動部材は、チャッキング手段とその駆動手段を
構成する複数の部材の中から選択された部材であり、チ
ャッキング手段によってディスクがチャッキングされる
際に所定の動作位置に移動するように構成される。さら
に、固定手段の前記固定部は、移動部材が所定の動作位
置に移動した場合に第4の被支持部を固定するように構
成される。
【0020】以上のような構成を有する請求項7記載の
発明によれば、チャッキング動作に対応して移動する移
動部材の一部に第4の被支持部を設けているため、この
第4の被支持部の動作位置に応じて固定部を設けること
で、ディスクを再生手段にチャッキングする際に確実に
第4の被支持部を固定することができる。
【0021】請求項8記載の発明は、ディスク取出手段
を構成する部材を前記移動部材として選択し、この移動
部材に第4の被支持部を設けたことを特徴としている。
すなわち、移動部材は、ディスク取出手段を構成する複
数の部材の中から選択された部材であり、ディスクが前
記所定の取出位置に移動する際に所定の動作位置に移動
するように構成される。また、固定手段の前記固定部
は、移動部材が所定の動作位置に移動した場合に第4の
被支持部を固定するように構成される。
【0022】以上のような構成を有する請求項8記載の
発明によれば、ディスク取出手段を構成する移動部材の
一部に第4の被支持部を設けているため、この第4の被
支持部の動作位置に応じて固定部を設けることで、ディ
スクを所定の取出位置に移動させる際に確実に第4の被
支持部を固定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以上のような本発明を、6枚のデ
ィスクを収容可能なマガジンを使用する情報再生装置に
適用した実施の形態について、図面を参照して具体的に
説明する。また、図13と図14に示した従来例と同一
部分には同一符号を付している。
【0024】[1.第1の実施の形態] [1−1.構成]図1は、本発明に係る情報再生装置の
第1の実施の形態を示す平面図であり、特に、初期位置
にある複数の主要部材のみを概略的に示している。すな
わち、図1に示すように、装置のベースプレート1に
は、ディスク取出手段と再生手段を含む昇降ユニット
(昇降部)2、昇降駆動部3によって昇降可能に支持さ
れており、ベースプレート1上に装着されたマガジン3
0内に収容されたディスクが、図中右方向に取り出され
るようになっている。
【0025】このうち、昇降ユニット2は、ディスクを
再生するドライブユニット(再生手段)4やこのドライ
ブユニット4本体上にディスクをチャッキングするため
のクランプアーム5、およびドライブユニット4を駆動
してチャッキング動作を行わせる駆動手段を備えてい
る。この駆動手段としては、具体的には、図中左右方向
にスライドしてドライブユニット4本体を上下に駆動す
る第1と第2の駆動プレート31,32およびこの駆動
プレート31,32を連結するリンク33、図示してい
ないモータ等の駆動源を備えている。
【0026】ここで、ドライブユニット4本体は、軸4
aによってベースプレート1に対して上下に回動可能に
構成されており、その回動自由端の両側には、駆動用の
係合ピン4b,4cが設けられている。また、クランプ
アーム5は、軸4aによってドライブユニット4本体に
対して回動可能に構成されており、ドライブユニット4
本体の上下方向の回動に連動して逆方向に回動するよう
に構成されている。すなわち、本実施の形態において
は、ドライブユニット4本体とクランプアーム5によっ
てチャッキング手段が構成されており、ドライブユニッ
ト4本体の上方への回動に連動してクランプアーム5を
下方に回動させることによりチャッキング動作を行い、
ドライブユニット4本体の下方への回動に連動してクラ
ンプアーム5を上方に回動させることによりチャッキン
グ解除動作を行うように構成されている。なお、このよ
うな方式でドライブユニット4にチャッキング動作/解
除動作を行わせる技術は、既存の技術であり、本発明の
要旨ではないため、これ以上の説明は省略する。
【0027】また、図2は図1の側面図であり、特に、
第2の駆動プレート32の初期位置を示している。この
図2に示すように、第2の駆動プレート32の一端に
は、係合ピン4cを挿入するカム溝32aが設けられて
おり、この第2の駆動プレート32の左右方向の移動に
したがって、係合ピン4cが上下に駆動されるようにな
っている。なお、図示していないが、第1の駆動プレー
ト31にも、同様に係合ピン4bを挿入するカム溝が設
けられており、この第1の駆動プレート31の左右方向
の移動にしたがって、係合ピン4bが上下に駆動される
ようになっている。すなわち、第1と第2の駆動プレー
ト31,32は、リンク33を介して逆方向に移動する
ように構成されており、この一対の駆動プレート31,
32の移動方向に応じて、一対の係合ピン4b,4cを
介してドライブユニット4がチャッキング動作/解除動
作を行うようになっている。
【0028】一方、昇降ユニット2における第1の駆動
プレート31側には、第1と第2のガイドピン(第1と
第2の被支持部)21,22が設けられており、昇降ユ
ニット3における第2の駆動プレート32側には、第3
のガイドピン(第3の被支持部)23が設けられてい
る。このような第1〜第3のガイドピン21〜23を駆
動するためのカム溝11〜13を有する第1と第2のシ
フトプレート9,10等を備えた昇降駆動部3の構成
は、図14に示した従来例と全く同様であるため、ここ
ではその説明を省略する。
【0029】さらに、以上のような構成に加えて、本実
施の形態においては、図1および図2に示すように、本
発明に係る第4の被支持部として、昇降ユニット2の第
2の駆動プレート32の前記カム溝32aと反対側の端
部に、横方向に突出する一対の弾性板34が設けられて
いる。また、図2に示すように、ベースプレート1の側
壁1bには、本発明に係る固定手段の固定部として、昇
降ユニット2の各動作位置における一対の弾性板34の
各動作位置に応じた複数の固定突起35が上下方向に一
列に設けられており、昇降ユニット2の位置に応じた一
つの固定突起35を挟持する形で一対の弾性板34が固
定されるようになっている。この場合、各固定突起35
の先端部は、先細となるようにその両側に傾斜面が設け
られており、一対の弾性板34をガイドするようになっ
ている。また、一対の弾性板34の幅寸法は、通常の状
態では、固定突起35の幅寸法よりも若干小さくなって
おり、固定突起35は、一対の弾性板34を押し広げな
がらこの一対の弾性板34の間に挿入され、この一対の
弾性板34に挟持される形でこれを固定するようになっ
ている。
【0030】[1−2.作用]以上のような構成を有す
る本実施の形態によれば、次のような作用が得られる。
まず、昇降ユニット2の図示していないディスク取出手
段によってマガジン30内の所定の収容位置からディス
クを取り出して所定の取出位置まで移動させる間は、図
1と図2に示すように、第1と第2の駆動プレート3
1,32が初期位置にある。すなわち、第1の駆動プレ
ート31は、図中右側の端部位置にあり、第2の駆動プ
レート32は、図中左側の端部位置にある。そのため、
第2の駆動プレート32に設けられた一対の弾性板34
は、固定突起35から離れた左側の端部位置にある。な
お、この時点で、第1と第2の駆動プレート31,32
によって駆動されるドライブユニット4本体の係合ピン
4cは、図2に示すようなカム溝32aの下方位置にあ
り、クランプアーム5は、図3に示すような上方のチャ
ッキング解除位置にある。
【0031】そして、このようにディスクを所定の取出
位置まで移動させた後に、図示していないモータ等の駆
動源により、第1と第2の駆動プレート31,32をリ
ンク33を介して図中左右方向に駆動する。すなわち、
第1の駆動プレート31を、図中右側の端部位置から図
中左側に移動させると共に、第2の駆動プレート32
を、図中左側の端部位置から図中右側に移動させる。そ
の結果、第2の駆動プレート32に設けられた一対の弾
性板34は、図2に示すような図中左側の端部位置から
固定突起35に向かって図中右側に移動する。また、こ
のような第1と第2の駆動プレート31,32の移動に
よって、ドライブユニット4本体の係合ピン4cは、図
2に示すようなカム溝32aの下方位置から上昇し、ク
ランプアーム5は、図3に示すような上方のチャッキン
グ解除位置から下降する。
【0032】この後、第1と第2の駆動プレート31,
32が、図4と図5に示すような反対側の端部位置、す
なわち、第1の駆動プレート31が図中左側の端部位置
に達すると共に、第2の駆動プレート32が図中右側の
端部位置に達すると、第2の駆動プレート32に設けら
れた一対の弾性板34は、図5に示すような右側の端部
位置に移動し、昇降ユニット2の位置に応じた一つの固
定突起35に係合される。この場合、前述したように、
一対の弾性板34の幅寸法は、固定突起35の幅寸法よ
りも若干小さくなっているため、固定突起35は、一対
の弾性板34を押し広げながらこの一対の弾性板34の
間に挿入され、一対の弾性板34は、その弾性力によっ
てこの固定突起35を挟持する形で確実に固定される。
なお、この時点で、第1と第2の駆動プレート31,3
2によって駆動されるドライブユニット4本体の係合ピ
ン4cが、図5に示すようなカム溝32aの上方位置に
達すると共に、クランプアーム5が、図6に示すように
下方のチャッキング位置に達しており、ドライブユニッ
ト4はチャッキング状態となっている。
【0033】[1−3.効果]以上説明したように、本
実施の形態によれば、ドライブユニット4にチャッキン
グ動作を行わせるための第2の駆動プレート32の一部
に第4の被支持部として一対の弾性板34を設けると共
に、昇降ユニット2の各動作位置における一対の弾性板
34の各動作位置に応じて固定突起35を設けているた
め、チャッキング動作時における第2の駆動プレート3
2の移動に伴い、一対の弾性板34の弾性力を利用して
この一対の弾性板34を固定突起35に対して確実に固
定することができる。すなわち、チャッキング解除状態
では、従来と同様に第1〜第3のガイドピン21〜23
によって昇降ユニットを3点支持する一方で、チャッキ
ング状態では、第1〜第3のガイドピン21〜23と一
対の弾性板34によって、昇降ユニット2を4点支持す
ることができる。
【0034】したがって、本実施の形態においては、3
点支持の場合に比べて、ディスクの再生時における昇降
ユニット2の支持性能を格段に向上でき、耐振性能を向
上できるため、昇降ユニット2におけるねじれや不要な
振動の発生を防止でき、その結果、ディスクの再生を良
好に行うことができる。特に、本実施の形態の装置は、
車載用の情報再生装置として最適であり、例えば、車載
用のCDプレーヤに適用した場合には、昇降ユニット2
の不都合な振動を防止できるため、低級音や音飛び等の
再生不良を防止できる。
【0035】また、本実施の形態においては、ドライブ
ユニット4のチャッキング駆動用として使用される第2
の駆動プレート32の一部に第4の被支持部として一対
の弾性板34を設けると共に、昇降ユニット2を支持す
るベースプレート1の側壁1bを固定用部材として使用
し、この側壁1bに固定部として固定突起35を設けて
いるため、独立した弾性部材や固定用部材等の4点支持
専用の部材を何等使用しておらず、構成が簡略である。
【0036】[2.第2の実施の形態] [2−1.構成]図7と図8は、本発明に係る情報再生
装置の第2の実施の形態を示す側面図である。すなわ
ち、図7に示すように、本実施の形態においては、前記
第1の実施の形態における一対の弾性板34の代わり
に、第2の駆動プレート32に、1枚の被支持板41が
設けられている。また、ベースプレート1の側壁1bに
は、被支持板41の各動作位置に応じた複数の固定突起
35が上下方向に一列に設けられている。この場合、複
数の固定突起35の形状および寸法は、前記第1の実施
の形態と同様である。したがって、本実施の形態におい
て、各固定突起35の先細の先端部は、被支持板41を
ガイドすることになる。
【0037】さらに、これらの構成に加えて、本実施の
形態においては、側壁1bと第2の駆動プレート32の
間に、押圧支持プレート(押圧支持部材)42が、側壁
1bに対して水平方向にスライド可能に設けられてい
る。この押圧支持プレート42には、固定突起35の上
面との間に被支持板41を挟持する複数の押圧支持部
(押圧支持部)43が形成されている。この場合、各押
圧支持部43は、被支持板41の上面に当接する水平面
と被支持板41の側面に当接する垂直面を有しており、
水平面の先端には、上方に向かう傾斜面が設けられてお
り、被支持板41をガイドするようになっている。ま
た、押圧支持プレート42と側壁1bの間には、押圧支
持プレート42を下方に付勢するスプリング44が設け
られている。
【0038】なお、図9と図10は、押圧支持プレート
42周辺の詳細を示す拡大図であり、図11と図12
は、側壁1bの固定突起35周辺部分と押圧支持プレー
ト42をそれぞれ示す側面図である。図12に示すよう
に、押圧支持プレート42における複数の押圧支持部4
3と反対側の端部には、各押圧支持部43とそれぞれ対
向する複数のガイドピン用押圧支持部45が設けられて
おり、図3や図6に示したようなシフトプレート10の
カム溝13との間にガイドピン23を挟持するようにな
っている。すなわち、押圧支持プレート42は、スプリ
ング44の付勢力により、その押圧支持部43とガイド
ピン用押圧支持部45を介して被支持板41とガイドピ
ン23の両方を上方から押圧支持するようになってい
る。また、昇降ユニット2や昇降駆動部3の他の部分に
ついては、第1の実施の形態と同様に構成されている。
【0039】[2−2.作用]以上のような構成を有す
る本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様
に、ディスクを所定の取出位置まで移動させた後に、第
2の駆動プレート32を図7に示すような図中左側の端
部位置から図中右側に移動させて、チャッキング動作を
行わせる。その結果、第2の駆動プレート32の被支持
板41は、図9に示すような図中左側の端部位置から固
定突起35に向かって図中右側に移動する。
【0040】図9に示すように、このような第2の駆動
プレート32の移動開始時においては、押圧支持プレー
ト42の複数の押圧支持部43が、固定突起35から被
支持板41側に向かって突出している。そのため、この
状態から図中右側に移動した被支持板41は、固定突起
35と当接する前に、まず、昇降ユニット2の位置に応
じた一つの押圧支持部43の水平面と垂直面に当接し、
この後の移動により、押圧支持部43を押圧して押圧支
持プレート42を右側に移動させる形で固定溝35内に
挿入される。
【0041】そして、チャッキング動作完了時に第2の
駆動プレート32が図8に示すような図中右側の端部位
置に達すると、被支持板41は、図10に示すような右
側の端部位置に移動し、昇降ユニット2の位置に応じた
一つの固定突起35の上面と、それに対応する押圧支持
部43との間に確実に挟持される。また、この時点にお
いては、押圧支持プレート42のガイドピン用押圧支持
部45によって、ガイドピン23もまた、図3や図6に
示したようなシフトプレート10のカム溝13との間に
挟持される。
【0042】[2−3.効果]以上説明したように、本
実施の形態によれば、前記第1の実施の形態における一
対の弾性板34に代えて1枚の被支持板42を設けると
共に、昇降ユニット2の各動作位置における被支持板4
2の各動作位置に応じて固定突起35を設け、さらに、
各固定溝35との間に被支持板42を挟持する押圧支持
部43を有する押圧支持プレート42とこの押圧支持プ
レート42を押圧支持方向に付勢するスプリング44を
設けているため、チャッキング動作時における第2の駆
動プレート32の移動に伴い、被支持板42を固定突起
35と押圧支持部43の間に挟持し、スプリング44の
付勢力を利用して十分な挟持力を与えることにより、被
支持板42を確実に固定することができる。すなわち、
前記第1の実施の形態と同様に、チャッキング解除状態
では、第1〜第3のガイドピン21〜23によって昇降
ユニットを3点支持する一方で、チャッキング状態で
は、第1〜第3のガイドピン21〜23と一対の弾性板
34によって、昇降ユニット2を4点支持することがで
きる。
【0043】したがって、本実施の形態においても、前
記第1の実施の形態と同様に、3点支持の場合に比べ
て、再生時における昇降ユニット2の支持性能を格段に
向上てき、耐振性能を向上できるため、昇降ユニット2
におけるねじれや不要な振動の発生を防止でき、ディス
クの再生を良好に行うことができる。そしてまた、車載
用の情報再生装置として最適である。
【0044】なお、本実施の形態においては、前記第1
の実施の形態に比べて、押圧支持プレート42やスプリ
ング44等、4点支持専用の部材を使用しているため、
その分だけ部品点数が多くなっているが、スプリング4
4の付勢力を利用して固定突起35と押圧支持部43の
間に被支持板4を挟持する構成であるため、支持性能に
優れている。
【0045】[3.他の実施の形態]なお、本発明は、
前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の
範囲内で他にも多種多様な変形例を実施可能である。ま
ず、前記各実施の形態において、固定用部材、押圧支持
部材や弾性構造等の具体的な構成や位置関係等は自由に
変更可能であり、さらに言えば、固定用部材の固定部の
形状や押圧支持部材の押圧支持部の形状は自由に選択可
能である。
【0046】例えば、前記第1の実施の形態において
は、第4の被支持部として一対の弾性板34を使用し、
この一対の弾性板34に対して固定突起35を挿入する
ことにより一対の弾性板34を押し広げるように構成し
たが、単純な変形例として、一対の弾性板34を溝状の
固定部に押し込むように構成すること等が考えられる。
すなわち、一対の弾性板34の開閉方向の弾性力を適宜
利用することによりこの一対の弾性板を固定部に良好に
固定することができる。また、第4の被支持部側でな
く、固定部側を弾性部として構成することも可能であ
る。そしてまた、前記各実施の形態においては、昇降ユ
ニット2を支持するベースプレート1の側壁1bを固定
用部材として、この側壁1bに固定突起35を設けた
が、固定用部材として他の任意の既存部材を利用した
り、専用の固定用部材を設けること等も同様に可能であ
る。
【0047】また、前記各実施の形態においては、チャ
ッキング動作用の第2の駆動プレート32を移動部材と
して利用し、この第2の駆動プレート32に第4の被支
持部を設けたが、昇降ユニット2を構成する他の任意の
部材を本発明に係る移動部材として利用することが可能
である。さらに、チャッキング手段やその駆動手段を構
成する部材以外の、例えば、ディスク取出手段を構成す
る部材を本発明に係る移動部材として利用し、この移動
部材に第4の被支持部を設けること等が考えられる。こ
の場合には、ディスクの所定の取出位置に対応する位置
で、第4の被支持部を固定するように構成することによ
り、ディスクが所定の取出位置まで達した後は、ディス
クをチャッキングして再生を行い、再びチャッキングを
解除するまでの間、昇降部を4点支持することができ
る。
【0048】一方、前記各実施の形態においては、6枚
のディスクを収容可能なマガジンを使用する情報再生装
置に適用した場合について説明したが、本発明は、任意
の枚数のディスクを収容可能な各種のマガジンを使用す
る各種の情報再生装置に同様に適用可能である。この場
合には、例えば、固定部や押圧支持部の数が、ディスク
の枚数による昇降部の動作位置の数に応じて変化するこ
とになる。
【0049】さらに、本発明において、昇降部やこれを
構成するディスク取出手段、再生手段、チャッキング手
段、あるいは、昇降部を駆動する昇降駆動部の具体的な
構成は、自由に選択可能である。また、本発明は、前述
したように、特に、車載用の情報再生装置に最適であ
る。しかしながら、本発明は、車載用に限らず、各種の
情報再生装置に適用可能である。すなわち、本発明は、
複数のディスクを収容可能なマガジンを使用し、ディス
ク取出手段と再生手段を有する3点支持タイプの昇降部
を備えたタイプの情報再生装置である限り、CDプレー
ヤ、LDプレーヤ、MDプレーヤ等の各種の装置に対し
て適用可能であり、いずれの場合にも前記各実施の形態
で記載したような優れた効果が得られるものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスク取出手段と再生手段とを有する3点支持の昇降
部に第4の被支持部を設けると共に、この第4の被支持
部を固定する固定手段を設けることにより、ディスクの
再生時における昇降部の支持性能を向上することができ
るため、従来に比べて、耐振性能および動作信頼性に優
れ、しかも小型・簡略な情報再生装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報再生装置の第1の実施の形態
を示す図であり、特に、初期位置にある複数の主要部材
を示す平面図。
【図2】図1に示す情報再生装置について、第2の駆動
プレート32の初期位置を示す側面図。
【図3】図1に示す情報再生装置について、図2に示す
位置にあるガイドピン23と対応する第2のシフトプレ
ート10の位置と、図2に示す初期位置にある第2の駆
動プレート32と対応するクランプアーム5のチャッキ
ング解除位置を示す側面図。
【図4】図1に示す複数の主要部材のチャッキング動作
完了時における各位置を示す平面図。
【図5】図2に示す第2の駆動プレート32のチャッキ
ング動作完了時における位置を示す側面図。
【図6】図3に示す第2のシフトプレート10と第2の
駆動プレート32のチャッキング動作完了時における位
置を示す側面図。
【図7】本発明に係る情報再生装置の第2の実施の形態
を示す図であり、特に、初期位置にある複数の主要部材
を示す側面図。
【図8】図7に示す複数の主要部材のチャッキング動作
完了時における各位置を示す側面図。
【図9】図7に示す押圧支持プレート42周辺の詳細を
示す図であり、特に、被支持板41と押圧支持プレート
42の初期位置を示す拡大側面図。
【図10】図9に示す被支持板41と押圧支持プレート
42のチャッキング動作完了時における各位置を示す拡
大側面図。
【図11】図9に示す側壁1bの固定突起35周辺部分
を示す側面図。
【図12】図9に示す押圧支持プレート42を示す側面
図。
【図13】従来の情報再生装置の昇降部と昇降駆動部の
一例を示す平面図。
【図14】図13に示す第1と第2のシフトプレート
9,10による昇降ユニット2の昇降構造を示す図であ
り、(A)は第1のシフトプレート9側の昇降構造を示
す側面図、(B)は第2のシフトプレート10側の昇降
構造を示す側面図。
【符号の説明】
1…ベースプレート 1a,1b…側壁 2…昇降ユニット 3…昇降駆動部 4…ドライブユニット 4a…軸 4b,4c…係合ピン 5…クランプアーム 6…シフトモータ 7…ギヤ機構 8…シフトリンク 9…第1のシフトプレート 10…第2のシフトプレート 11〜13…カム溝 14〜16…ガイド溝 21…第1のガイドピン 22…第2のガイドピン 23…第3のガイドピン 30…マガジン 31…第1の駆動プレート 32…第2の駆動プレート 33…リンク 34…弾性板 35…固定突起 41…被支持板 42…押圧支持プレート 43…押圧支持部 44…スプリング 45…ガイドピン用押圧支持部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その主面と垂直な方向に配列された複数
    のディスクを収容可能なマガジンを使用し、このマガジ
    ン内の所定の収容位置からディスクを取り出して所定の
    取出位置まで移動させるディスク取出手段と、ディスク
    が前記所定の取出位置にある場合にこのディスクに記録
    された情報の再生を行う再生手段と、一方の側に設けら
    れた第1と第2の被支持部および他方の側に設けられた
    第3の被支持部を有する昇降部と、 前記昇降部の前記一方の側の近傍に設けられて前記第1
    と第2の被支持部を2点支持すると共にこの昇降部を昇
    降させるカムを有する第1のスライド手段と、前記昇降
    部の前記他方の側の近傍に設けられて前記第3の被支持
    部を1点支持すると共にこの昇降部を昇降させるカムを
    有する第2のスライド手段と、第1と第2のスライド手
    段を駆動して前記昇降部を昇降させる駆動手段を有する
    昇降駆動部と、を備えた情報再生装置において、 前記昇降部は、前記他方の側に第4の被支持部を有し、 前記ディスク取出手段によってディスクが前記所定の取
    出位置に達した場合に、前記第4の被支持部を固定する
    固定手段をさらに備えたことを特徴とする情報再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記昇降部は、前記他方の側に設けられ
    てディスクの前記所定の収容位置に対応する位置と前記
    所定の取出位置に対応する位置との間で移動する移動部
    材を有し、 前記第4の被支持部は、前記移動部材の一部に設けら
    れ、 前記固定手段は、前記第4の被支持部と係合してこれを
    固定する固定部と、第4の被支持部と固定部との間に係
    合方向の弾性力を与える弾性構造を有することを特徴と
    する請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段の前記固定部は、前記昇降
    部が複数の動作位置の各々にある場合における前記第4
    の被支持部の各動作位置に対応する複数の固定部である
    ことを特徴とする請求項2記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第4の被支持部は、前記移動部材の
    一部に設けられた弾性部であり、 前記固定手段の前記弾性構造は前記弾性部を含むことを
    特徴とする請求項2または3記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】 前記移動部材の前記弾性部は、対向配置
    された一対の弾性板であり、この一対の弾性板は、その
    開閉方向の弾性力を利用して前記固定部に固定されるよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項4記載の情報再
    生装置。
  6. 【請求項6】 前記固定手段は、 前記ディスク取出手段によってディスクが前記所定の取
    出位置に達した場合に、前記第4の被支持部を固定する
    固定部を有する固定用部材と、 前記固定用部材に対して可動に設けられ、固定用部材の
    前記固定部との間に前記第4の被支持部を挟持する押圧
    支持部を有する押圧支持部材と、 前記押圧支持部材をその前記押圧支持部が前記第4の被
    支持部を押圧支持する方向に付勢する弾性部材とを有す
    ることを特徴とする請求項2または3記載の情報再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記再生手段は、ディスクをチャッキン
    グするチャッキング手段とその駆動手段を有し、 前記移動部材は、前記チャッキング手段とその駆動手段
    を構成する複数の部材の中から選択された部材であり、
    チャッキング手段によってディスクがチャッキングされ
    る際に所定の動作位置に移動するように構成され、 前記固定手段の前記固定部は、前記移動部材が前記所定
    の動作位置に移動した場合に前記第4の被支持部を固定
    するように構成されたことを特徴とする請求項2から6
    までのいずれか一つに記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記移動部材は、前記ディスク取出手段
    を構成する複数の部材の中から選択された部材であり、
    ディスクが前記所定の取出位置に移動する際に所定の動
    作位置に移動するように構成され、 前記固定手段の前記固定部は、前記移動部材が前記所定
    の動作位置に移動した場合に前記第4の被支持部を固定
    するように構成されたことを特徴とする請求項2から6
    までのいずれか一つに記載の情報再生装置。
JP01953197A 1997-01-31 1997-01-31 情報再生装置 Expired - Fee Related JP3802636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01953197A JP3802636B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01953197A JP3802636B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 情報再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10222913A true JPH10222913A (ja) 1998-08-21
JP3802636B2 JP3802636B2 (ja) 2006-07-26

Family

ID=12001926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01953197A Expired - Fee Related JP3802636B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 情報再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3802636B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3802636B2 (ja) 2006-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11265542A (ja) ディスク排出装置
JPH11259945A (ja) ディスク装置
JP3991570B2 (ja) ディスク再生装置
JP3550958B2 (ja) ディスク装置
JP3502766B2 (ja) ディスク再生装置
EP1052636B1 (en) Disk clamp mechanism of disk device
JP2006344340A (ja) スロットイン型ディスク装置
JPH10222913A (ja) 情報再生装置
JP4627954B2 (ja) ディスク保持装置
JP3765695B2 (ja) 記録媒体の駆動装置
JP3427681B2 (ja) ディスク装置
JP3427666B2 (ja) ディスク装置
JP3828721B2 (ja) 記録媒体再生装置
JPH06259914A (ja) ディスクトレイおよびこのディスクトレイを使用するディスク装置
JP2003006971A (ja) ディスク装置
JP3791998B2 (ja) ディスク装置
JP4200437B2 (ja) ディスク再生装置及びディスク収納装置
JP3820341B2 (ja) 板状記録媒体のローディング機構
JP2551156Y2 (ja) クランパー制御機構
JPH05307822A (ja) Cd/md両用ディスクプレーヤー
JPH0574034A (ja) デイスク再生装置
JP2002288914A (ja) ディスク装置
KR100202025B1 (ko) 광 디스크 플레이어의 디스크 가이딩 장치
JP2002288916A (ja) ディスク装置
JP3657230B2 (ja) ディスク再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060428

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees