JP4200437B2 - ディスク再生装置及びディスク収納装置 - Google Patents

ディスク再生装置及びディスク収納装置 Download PDF

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Description

本発明はディスク再生装置及びディスク収納装置に関し、例えば車載用ディスクプレーヤに適用して好適なものである。
従来、コンパクトディスク等のディスク状記録媒体(以下、ディスクと呼ぶ)を再生する目的で車両に搭載されるディスク再生装置においては、複数枚のディスクをマガジンに収納し、マガジン単位でまとめて複数枚のディスクを一度に交換する構成であった。かかるディスク再生装置はその全体が大形化するため、本体部分をトランク内に収容する一方、車室内には操作に必要な部分のみが設置されていた。しかし、かかる構成のディスク再生装置は車両の走行中にディスクを交換することはできず、停車してトランクを開けて行なう必要があり、操作が煩雑であるという問題があった。
このため、近年では車室内に収容し得るようになされた車室内搭載型ディスク再生装置が開発されている。かかる車室内搭載型ディスク再生装置は、ダッシュボード内の定められた空間に収容される。従って、車室内搭載型ディスク再生装置を小形化することが重要な課題となっている。
このような車室内搭載型ディスク再生装置としては、例えば1DINサイズ等と呼ばれる一定の寸法の略直方体の形状の筺体(ケース)内に例えば6枚のディスクを個別に載置するストッカを6枚重ねてディスク収納部を構成し、6枚のディスクのうちの一枚を順次に選択して再生できるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ディスク収納部はディスクの略全面を支持する板状の複数枚のストッカをガイド支柱を介して昇降自在に重ね合わせて構成されており、再生する際には、選択されたディスクが載った選択ストッカの上方及び下方のストッカを上下方向に移動し、当該選択ストッカの上下に形成した空間に、ディスクに装着して回転させるためのターンテーブル及び光学ピックアップユニットを挿入してディスクの再生を行っている。
ところが、ストッカは板状であるため、ディスクが傷付かないように表面処理する面積が大きいだけでなく、複数枚重ねるとディスク収納部の重量が大きくなるという問題があった。
かかる問題を解決するため本願出願人は、従来のディスク全面を支持するストッカに替えて、ディスク外周部の一部をそれぞれ支持する一対の左右分離型ストッカを設け、当該左右分離型ストッカによってディスク外周部におけるディスク中心を挟んで対向する2点をそれぞれ個別に支持するようにしたディスク再生置を提案した(特許文献2参照)。
この左右分離型ストッカは、従来の一体型ストッカに比べてその面積が少なく、これによりディスク再生装置全体の重量を低減することができるという利点がある。
特許第3116910号公報 特開2001−118311公報
ここで、上述した左右分離型ストッカは、従来のストッカの中間部分を削除した構成であり、当該左右分離型ストッカは、ディスク再生時において片側のみで支持されることになる(特許文献2・図3参照)。
このため、かかる左右分離型ストッカはその再生状態において不安定な状態にあり、ディスク再生装置に加えられる外的衝撃等によって振動して再生中のディスクに接触し、当該ディスクを破損させる恐れがあるという問題がある。
また近年、ディスク再生装置に収納するディスク枚数を増加させることが求められており、このためストッカ間の間隔(クリアランス)が狭められ、これによってさらに選択ストッカと選択ディスクとの接触が起こりやすくなっているという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ストッカとディスクとの接触を防止し得るディスク再生装置及びディスク収納装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、ディスクの中心部を挟んで対向する当該ディスクの外周部の2点をそれぞれ載置するための1対のディスク載置手段と、ディスク載置手段におけるディスクの外方に設けられたガイドピンを嵌合して保持する上下方向に屈曲したガイド溝を有し当該ガイド溝部によってディスク載置手段全体の垂直位置を規制する載置手段規制手段と、載置手段規制手段を水平方向に移動させることにより、ガイド溝に嵌合されたガイドピンを上下に移動させてディスク載置手段を上下方向に移動させる載置手段移動手段と、ディスクを生成するディスク再生手段とをディスク再生装置に設け、ガイド溝に、載置手段規制手段の移動に応じてディスク載置手段を降下させて当該ディスク載置手段に載置されたディスクをディスク再生手段に移送する移送溝部と、ディスクをディスク再生手段に移送した後のディスク載置手段をさらに降下させた状態で保持してディスクから離開させる離開保持溝部とを設け、離開保持溝部をディスクの内側下方に向けて斜めに形成した。
ディスク再生時においてディスク載置手段を当該ディスクから離開して保持するための離開保持溝部を、ディスクの内側下方に向けて斜めに形成したことにより、ディスク載置手段がディスクの内側下方に向けて斜めに保持され、これによりディスクとディスク載置手段との間隔を従来に比して拡大することができる。
上述のように本発明によれば、再生時においてディスク載置手段を当該ディスクから離開して保持するための離開保持溝部をディスクの内側下方に向けて斜めに形成したことにより、ディスク載置手段がディスクの内側下方に向けて斜めに保持され、これによりディスクとディスク載置手段との間隔を従来に比して拡大して、再生中のディスクに対するディスク載置手段の接触を防止して、当該ディスクの破損を未然に防ぐことができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ディスク再生装置の全体構成
図1は本発明を適用した車室内搭載用のコンパクトディスクプレーヤであるディスク再生装置を示し、箱状の筐体2の内部に、ディスク挿脱口3を介して挿入されたディスク100を6枚収納するディスク収納部4と、当該ディスク収納部4に収納されたディスク100のうちの選択された1枚を回転駆動して再生するディスク再生部5を有している。
ディスク収納装置としてのディスク収納部4には、左右一対のストッカ6が6段積層されており、各ディスク100はそれぞれ一対のストッカ6に載置されている。このディスク載置手段としてのストッカ6は、後述する平板状の分離カム40(図4)によって、ユーザにより選択されたディスク100(これを選択ディスク100Sと呼んで識別する)を載置したストッカ6(これを選択ストッカ100Sと呼んで識別する)を中心としてその上下のストッカ6を離開し得るようになされており、これにより選択ディスク100Sの上下に所定の空間を生じるようになされている。
一方、ディスク再生部5においては、再生部昇降台7に対し、回動軸10を介して下アーム11及び上アーム12とからなる支持アーム13が一体となって回動駆動されるようになされている。下アーム11の先端部にはスピンドルモータ14が取り付けられているとともに、当該スピンドルモータ14の回転軸には、ディスク100の中心孔100Aに嵌まり込む円形凸部を有するターンテーブル15が取り付けられている。また、上アーム12の先端部には、ターンテーブル15の円形凸部に対応した凹部を有するチャックプレート16が回転自在に取り付けられている。
図示しない再生部昇降駆動手段によって、再生部昇降台7は支持アーム13とともに選択ディスク100Sに対応する高さに移動される。その後支持アーム13は、図示しないアーム駆動手段によって矢印A方向に回動されて、選択ディスク100Sの上下に生じた空間に入り込んで行き、チャックプレート16及びターンテーブル15が選択ディスク100Sの中心孔100Aの上下に移動した後、上アーム12がチャックプレート16とともに降下して、当該選択ディスク100Sをチャックプレート16及びターンテーブル15で挟持する。
また、下アーム11の上面には光ピックアップ17が図示しない光ピックアップ移動手段を介して取り付けられており、挟持した選択ディスク100Sの半径方向に当該光ピックアップ17を往復移動し得るようになされている。
この状態において、スピンドルモータ14はターンテーブル15を介して選択ディスク100Sを回転駆動する。そして、光ピックアップ17は選択ディスク100Sの半径方向内側の読み取り開始位置に移動した後、当該選択ディスク100Sに対する再生を開始する。
かくしてディスク再生装置1は、ディスク収納部4に収納した最大6枚のディスク100のうちの1枚を選択して再生するようになされている。
(2)ディスク収納部の構成
次に、ディスク収納部4の構成を図2及び図3を用いて詳細に説明する。図2(A)に示すようにディスク収納部4には、それぞれ1枚のディスク100を保持するディスク保持装置21が6段積層されている。各ディスク保持装置21は、それぞれ一対のストッカ6で構成される。
一対のストッカ6は、ディスク100の中心を挟んで対向する第一の外周部と第二の外周部とをそれぞれ保持するように構成されている。これらの6つのディスク保持装置21はディスク昇降台22の上に載っており、ディスク保持装置21及びディスク昇降台22は4本のガイド支柱23を介して昇降自在に支持されている。夫々のガイド支柱23の両端は筐体2(図1)の底板及び天井板に結合して支持されている。
各ストッカ6は、図3に示すようにディスク載置手段としての薄いアルミ板6Aの外側上面に樹脂体6Bを貼着して形成されている。樹脂体6Bの側面部における中央部及び後端部近傍には、それぞれ側方へ突出する一対のガイドピン6C及び6Dが形成されており、中央部のガイドピン6Cは長く、後端部のガイドピン6Dは短い。樹脂体6Aの高さはディスク100の厚さと略同一の厚さに設定されており、当該樹脂体6Aの上面にはアルミ板6Aとの間にディスク100を把持する押圧手段としての保持バネ6Eの前面側が固着されている。
保持バネ6Eの背面側の内側にはCDを押える押え部6Fが形成される一方、背面側の外側には後述する分離カム40の下面によって下方へ押さえられる受け部6Gと、後述するバネ押上部40M(図5)によって上方へ押し上げられる力を受ける係合部としての受け部6Hとが形成されている。夫々の樹脂体6Bの前面側及び背面側には、ガイド支柱23を挿通するためのガイド孔6Iが樹脂体6B及びアルミ板6Aを貫通して形成されている。アルミ板6Aの両面におけるディスク100の外周面近傍が当接する部分には、図示しない緩衝材が貼着されている。
最上段のストッカ6における樹脂体6Bの両端には、図2(A)にも示すように、筐体2の天井板と最上段のストッカ6との間に設ける付勢手段としてのコイルバネ24を受けるための円筒形のバネ受け6Jが一体に形成され、図2(B)に示すようにバネ受け6Jの下端が内側へ少し突出して受け部6Kが形成され、受け部6Kでコイルバネ24の下端を受けるようになっている。これは、長いバネを用いることによって圧縮長さが大きくなっても圧縮に要する荷重があまり大きくならないようにするために設けられている。
一方、ディスク昇降台22は、左右端を上方へ屈曲させた形状に形成されている。水平な部分には前記ガイド支柱23を挿通するためのガイド孔22Aが形成され、左右の鉛直な部分の外側にはディスク昇降台22を昇降させるための一対のガイドピン22Bが水平方向へ突出させて固着されている。これらの一対のガイドピン22Bは、筐体2の左右の側板にそれぞれ形成された2本の鉛直スリット(図示せず)に挿通され、当該ディスク昇降台22の水平方向の位置を規制するとともに、図示しない昇降台駆動手段によって、当該ディスク昇降台22全体を昇降し得るようになされている。
(3)ディスク再生部の構成
次に、ディスク再生部5の構成を図4を用いて詳細に説明する。ディスク再生部5は、ディスク再生装置1の奥行寸法をできるだけ小さくするため、ディスク収納部4の背後に接近して配置されている。
再生部昇降台7は、水平板とその両側の鉛直板とを一体に形成したものであり、水平板の前面側には収納されたディスク100を回避するための円弧状の切欠部7Aが形成されている。それぞれの鉛直板には再生部昇降台7を昇降させるための一対のガイドピン30が水平方向へ突出させて固着されている。一対のガイドピン30は同一高さに配置され、ディスク昇降台22(図2)の一対のガイドピン22Bよりも短くなっている。これらのピン30は、筐体2の側板に形成された一対の鉛直スリットに挿通されている。
(4)分離カムの詳細な構成
ここで、再生部昇降台7における両側の鉛直板の内側には、上下方向へ重なり合うストッカ6(図2)の間へ挿入して選択ディスク100Sの上下に空間を形成する空間形成手段として、合成樹脂の成型品でなる分離カム40が前後方向へスライド自在に設けられている。即ち、再生部昇降台7における鉛直板の前面側上部にガイド孔7Bが形成されるとともに、当該ガイド孔7Bに挿通された頭付ガイドピン40Aが分離カム40に固着される一方、図2(A)に示すように、分離カム40の下部にガイド孔40Bが形成されるとともに当該ガイド孔40Bに挿通された図4の頭付ガイドピン7Cが鉛直板の前後方向での中間位置に固着されている。
この、載置手段規制手段としての分離カム40は、図示しない載置手段移動手段としてのカム駆動部によってストッカ6へ向かって移動され、選択ディスク100Sが載置された選択ストッカ6Sとその上下のストッカ6とを分離して、当該選択ストッカ6Sの上下に支持アーム13が入り込むための空間を形成するものである。
分離カム40は、前後方向の長さの異なる2枚の板にスリットを形成して貼り合せたような形状になっており、分離カム40を積層されたストッカ6の間に滑り込ませることにより、前面側は載置台2の一対の長いガイドピン6Cを上動させ、背面側は一対の短いガイドピン6Dを上動させるように構成されている。
すなわち図5(A)に示すように、分離カム40の下側には、選択ストッカ6S及びその上方のストッカ6を、当該選択ストッカ6Sよりも下方のストッカ6と分離して上動させるための、緩い円弧状の斜部でなる、離開ガイド部としての一対の下方ストッカ分離ガイド40C1が形成されているとともに、当該下方ストッカ分離ガイド40C1の上方には、選択ストッカ6Sよりも上方のストッカ6を当該選択ストッカ6Sから分離して上動させるための、緩い円弧状の斜部でなる、離開ガイド部としての一対の上方ストッカ分離ガイド40C2が形成されている。さらに、下方ストッカ分離ガイド40C1と上方ストッカ分離ガイド40C2との間には、選択ストッカ6Sのみをガイドして、選択ディスク100Sの再生に適した状態に移動させるための選択ストッカガイド40Dが形成され、下方ストッカ分離ガイド40C1、上方ストッカ分離ガイド40C2及び選択ストッカガイド40Dでストッカ分離制御部41を構成している。
また分離カム40には、選択ストッカ6Sよりも上方のストッカ6のガイドピン6C及び6Dの位置を保持するための保持上面40Fと、選択ストッカ6Sよりも下方のストッカ6のガイドピン6C及び6Dの位置を保持しかつ板バネ6Eの受け部6Gを押さえ込む保持下面40Gとが、それぞれ分離カム40の上面及び下面に移動方向に沿って形成されている。
ガイド溝としての選択ストッカガイド40Dは、上段溝部40J、斜め溝部40K及び下段溝部40Lが連続して構成され、全体として上下方向に屈曲した略S字状の溝を形成している。選択ストッカガイド40Dの溝幅はガイドピン6C及び6Dの直径よりもやや大きく形成されており、当該選択ストッカガイド40D内に挿入されたガイドピン6C及び6Dの上下方向の位置を規制しつつ、分離カム40の移動に応じて、当該ガイドピン6C及び6Dを上下にスムーズに移動させ得るようになされている。
上段溝部40Jは、選択ストッカ6Sのガイドピン6C及び6Dを導いて当該選択ストッカの垂直位置を規制することにより、当該選択ストッカ6Sを、上方ストッカ分離ガイド40C2によって上方に移動される上方のストッカ6から離開させるためのものである。移送溝部としての斜め溝部40Kは、選択ストッカ6Sを選択ディスク100Sとともに降下させて、選択ストッカ6Sの上下に形成された空間内に移動してきた支持アーム13のターンテーブル15上に選択ディスク100Sを載置した後、さらに選択ストッカ6Sを降下させて選択ディスク100Sと選択ストッカ6Sとを離開させる。離開保持溝部としての下段溝部40Lは、選択ストッカ6Sを選択ディスク100Sとの離開位置で規制して保持する。このとき、後方の下方ストッカ分離ガイド40C1と選択ストッカガイド40Dとの交点であるバネ押上部40Mは、選択ストッカ6Sにおける板バネ6Eの受け部6Hを上方へ押し上げ、保持バネ6Eによって保持されていた選択ディスク100Sを解放する。
ここで、図5(B)に示すように、上段溝部40J及び斜め溝部40Kは分離カム40の側面に対して直角(すなわちディスク100の表面に対して平行)に形成されている。このため選択ストッカ6Sのガイドピン6C及び6Dが上段溝部40J及び斜め溝部40K内にある間は、当該選択ストッカ6Sは上段溝部40J及び斜め溝部40Kに規制され、図6(A)に示すようにディスク100と平行に保たれる。
これに対して図5(C)に示すように、下段溝部40Lは、ディスク再生装置1の中心方向(すなわちディスク100の中心方向)に向かってやや下向きに形成されている。このため選択ストッカ6Sのガイドピン6C及び6Dが下段溝部40Lに進入した再生状態においては、図6(B)に示すように、当該選択ストッカ6Sはその自重によって選択ディスク100Sの内下方に向かって傾斜する。
これによりディスク再生装置1では、その再生状態において選択ディスク100Sと選択トレイ6Sとの間隔を十分に保つことができる。
(5)動作及び効果
以上の構成において、このディスク再生装置1では、上下のストッカ6を選択ストッカ6Sから分離させるための分離カム40における、選択ストッカ6Sを再生中の選択ディスク100Sから離開して保持するための選択ストッカガイド40Dの下段溝部40Lを、ディスク再生装置1の内側下方に向けて斜めに形成した。
このためこのディスク再生装置1においては、選択ストッカ6Sのガイドピン6C及び6Dが選択ストッカガイド40Dの上段溝部40J及び斜め溝部40K内にある状態では、当該選択ストッカ6Sは上段溝部40J及び斜め溝部40Kによって水平に保持されるのに対し、分離カム40の移動に応じて選択ストッカ6Sのガイドピン6C及び6Dが下段溝部40Lに移ると、それまで水平に保持されていた選択ストッカ6Sは、当該下段溝部40Lの傾きに応じて下方に傾斜して保持される。
これによりこのディスク再生装置1では、再生時における選択ディスク100Sと選択トレイ6Sとの間隔を従来に比して拡大して、再生中の選択ディスク100Sに対する選択トレイ6Sの接触を防止することができる。
また、このディスク再生装置1では、単に下段溝部40Lを斜めに形成しただけで、ディスク再生装置1を複雑化することなく、簡易な構成で選択ストッカ6Sを水平状態から斜めの状態へ3次元的に移動させることができる。
以上の構成によれば、分離カム40の下段溝部40Lをディスク100の内側下方に向けて斜めに形成したことにより、再生時における選択ストッカ6Sを斜めに保持して選択ディスク100Sとの間隔を大きく保ち、再生中の選択ディスク100Sに対する選択トレイ6Sの接触を防止して当該選択ディスク100Sの破損を未然に防ぐことができる。
(6)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、車室内搭載型のディスク再生装置に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、トランク内搭載型ディスク再生装置や室内用のディスク再生装置等の様々なディスク再生装置に本発明を適用してもよく、また、これに使用するディスクとしてはDVD(Digital Versatile Disk)等の種々のディスクを用いてもよく、さらにはCD−RW(Compact Disk-ReWritable)等の書き込み可能なディスクに対する記録機能を兼ね備えたディスク記録再生装置等、種々のディスクプレーヤに本発明を適用してもよい。
本発明は、複数のディスクを収納して再生するディスク再生装置に適用できる。
本発明によるディスク再生装置の全体構成を示す略線的斜視図である。 ディスク収納部の構成を示す略線的斜視図である。 ディスク保持装置の構成を示す略線的斜視図である。 ディスク再生部の構成を示す略線的斜視図である。 分離カムの詳細な構成を示す略線図である。 選択ストッカの移動状態を示す略線図である。
符号の説明
1……ディスク再生装置、2……筐体、3……ディスク挿脱口、4……ディスク収納部、5……ディスク再生部、6……ストッカ、6S……選択ストッカ、7……再生部昇降台、10……回動軸、11……下アーム、12……上アーム、13……支持アーム、14……スピンドルモータ、15……ターンテーブル、16……チャックプレート、17……光ピックアップ、21……ディスク保持装置、40……分離カム、100……ディスク、100S……選択ディスク。

Claims (5)

  1. ディスクの中心部を挟んで対向する当該ディスクの外周部の2点をそれぞれ載置するための1対のディスク載置手段と、
    上記ディスク載置手段における上記ディスクの外方に設けられたガイドピンを嵌合して保持する上下方向に屈曲したガイド溝を有し、当該ガイド溝部によって当該ディスク載置手段全体の垂直位置を規制する載置手段規制手段と、
    上記載置手段規制手段を水平方向に移動させることにより、上記ガイド溝に嵌合された上記ガイドピンを上下に移動させて上記ディスク載置手段を上下方向に移動させる載置手段移動手段と、
    上記ディスクを生成するディスク再生手段と
    を具え、
    上記ガイド溝は、上記載置手段規制手段の移動に応じて上記ディスク載置手段を降下させて、当該ディスク載置手段に載置された上記ディスクを上記ディスク再生手段に移送する移送溝部と、載置していた上記ディスクを上記ディスク再生手段に移送した後の上記ディスク載置手段をさらに降下させた状態で保持して、上記ディスクから離開させる離開保持溝部とを有し、
    上記離開保持溝部は、上記ディスクの内側下方に向けて斜めに形成されている
    ことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 上記1対のディスク載置手段を複数組具え、
    上記載置手段規制手段は、上記複数組のディスク載置手段のうちの1対を、他の上記ディスク載置手段から離開させる離開ガイド部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 上記ディスク再生手段は、上記ディスクに対する記録機能を兼ね備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
  4. ディスクの中心部を挟んで対向する当該ディスクの外周部の2点をそれぞれ載置するための1対のディスク載置手段と、
    上記ディスク載置手段における上記ディスクの半径方向外方に設けられたガイドピンを嵌合して保持する上下方向に屈曲したガイド溝を有し、当該ガイド溝部によって当該ディスク載置手段全体の垂直位置を規制する載置手段規制手段と、
    上記載置手段規制手段を水平方向に移動させることにより、上記ガイド溝に嵌合された上記ガイドピンを上下に移動させて上記ディスク載置手段を上下方向に移動させる載置手段移動手段と、
    を具え、
    上記ガイド溝は、上記載置手段規制手段の移動に応じて上記ディスク載置手段を降下させて、当該ディスク載置手段に載置された上記ディスクを所定のディスク再生手段に移送する移送溝部と、載置していた上記ディスクを上記ディスク再生手段に移送した後の上記ディスク載置手段をさらに降下させた状態で保持して、上記ディスクから離開させる離開保持溝部とを有し、
    上記離開保持溝部は、上記ディスクの内側下方に向けて斜めに形成されている
    ことを特徴とするディスク収納装置。
  5. 上記1対のディスク載置手段を複数組具え、
    上記載置手段規制手段は、上記複数組のディスク載置手段のうちの1対を、他の上記ディスク載置手段から離開させる離開ガイド部を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスク収納装置。
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