JP2000090147A - 設備機器の保守・点検作業支援装置 - Google Patents

設備機器の保守・点検作業支援装置

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JP2000090147A
JP2000090147A JP25396998A JP25396998A JP2000090147A JP 2000090147 A JP2000090147 A JP 2000090147A JP 25396998 A JP25396998 A JP 25396998A JP 25396998 A JP25396998 A JP 25396998A JP 2000090147 A JP2000090147 A JP 2000090147A
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equipment
card
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inspection work
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Yasutaka Kaku
靖貴 賀来
Shigekazu Koyama
重和 小山
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的少ない労力と時間で、ビルに設置され
た設備機器の保守・点検を行うことが可能な設備機器の
保守・点検作業支援装置の提供。 【解決手段】 ビル内の各種設備機器6に貼り付けら
れ、これらの設備機器6を識別させるバーコード5、こ
のバーコード5を読取るバーコード読取器4を有し作業
員に携帯される携帯情報機器2、保守・点検作業データ
を作成するコンピュータ1を備え、保守・点検作業管理
支援装置1で作成したデータをICカード3にダウンロ
ードし、このICカード3を情報携帯機器2にセット
し、バーコード読取器4で読取り、ICカード3から読
み出したデータに従って点検作業を行うとともに、保守
・点検作業結果を携帯情報機器2を介してICカード3
にダウンロードし、このダウウンロードされたICカー
ド3を保守・点検作業管理支援装置1にセットし、保守
・点検作業結果をコンピュータ1にアップロードするよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル内の各種設備
機器の保守・点検作業に好適な設備機器の保守・点検作
業支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルの居住者や利用者のため
に、ビルには、階床間の移動手段としてのエレベータや
エスカレータ、室内を適正な温度に調節する空調機器、
各種機器の熱源となる燃焼機、室内の照明器具等の電力
供給のための受変電機器等の設備機器が設置されてい
る。これらの設備機器はビルの居住者や利用者の生活に
密着したものであり、何らかの原因で故障したり、動作
が停止したりした場合には、ビルの居住者や利用者に多
大な迷惑を掛けることになる。
【0003】このため、ビル内に設置された設備機器が
常に正常に動作するように、これらの設備機器の動作の
保守・点検や、監視を随時行うようにしている。
【0004】なお、これらの設備機器は特殊な装置であ
り、これらの設備機器を点検・保守するには専門の知識
を有した者でなければ行うことができない。そこで従
来、多くのビルでは、これら設備機器の保守・点検作業
を専門に扱うビル設備保守会社に委託していた。ビル設
備保守会社では、これらの委託されたビルに定期的に作
業員を派遣し、保守・点検作業に当たらせている。派遣
された作業員は、自分が保守・点検すべき設備機器が何
で、どのような保守・点検作業を行えば良いのかを認識
した上でこれらの設備機器に対して保守・点検を行う。
そして、保守・点検作業の終了後には、作業員は、これ
らの保守・点検を行った設備機器のそれぞれの動作状態
等の保守・点検の結果について記録する必要があった。
また、これらの保守・点検の結果を次回の保守・点検作
業に役立てるために整理し、転記保管する必要があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大規模なビ
ルに設置された各種設備機器の点数は、非常に多く、例
えば10000点を越えることもある。従来では、これ
らの設備機器のそれぞれについて、作業員が、保守・点
検を行うべき設備機器が何で、それらの設備機器に対し
てどのように保守・点検を行えば良いのかを認識した上
で保守・点検作業を行わなければならず、また保守点検
終了後には、保守・点検を行った設備機器のそれぞれの
動作状態等ついての保守・点検の結果を記録しなければ
ならない。したがって、作業員は、保守・点検の作業内
容の把握や、保守・点検の結果の記録や整理をすること
に多大な労力と時間を必要としていた。
【0006】本発明の目的は、比較的少ない労力と時間
で、ビルに設置された設備機器の保守・点検を行うこと
が可能な設備機器の保守・点検作業支援装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、ビル内の各種設備機器の
それぞれに貼り付けられ、これらの設備機器を識別させ
るためのバーコードと、このバーコードを読取るバーコ
ード読取器を有し作業員に携帯される携帯情報機器と、
所定の監視室に配置され、前記各種設備機器の保守・点
検作業の内容やスケジュールを含むデータを作成するコ
ンピュータとを備え、前記コンピュータで作成された前
記データをICカードにダウンロードし、このICカー
ドを前記携帯情報機器にセットし、前記バーコード読取
器で前記バーコードを読取り、前記設備機器を識別し
て、その識別した結果に対応する前記データの内容を前
記ICカードから読み出すとともに、この読み出された
データに従って行われる保守・点検作業の結果を前記携
帯情報機器を介して前記ICカードにダウンロードし、
このダウンロードされたICカードを再び前記コンピュ
ータにセットし、保守・点検作業の結果を前記コンピュ
ータにアップロードする構成にしてある。
【0008】このように構成した請求項1に係る発明で
は、顧客ビルに設置される各種設備機器の保守・点検作
業の内容やスケジュールを含むデータをコンピュータで
作成する。このデータをICカードにダウンロードす
る。作業員は、このICカードと携帯情報機器とを作業
現場に持って行き、携帯情報機器でICカードに記憶さ
れたデータを読取り、読取られたデータの作業内容やス
ケジュールに従って設備機器の保守・点検作業を行う。
作業員は、保守・点検作業の結果を携帯情報機器に入力
し、この作業結果をICカードにダウンロードする。作
業員は、このダウンロードされたICカードのデータを
所定の監視室でコンピュータにアップロードして、保守
・点検作業は、終了する。このようにすれば、作業員
は、顧客ビルに設置される各種設備機器のうち、保守・
点検を行うべき設備機器が何で、該当する設備機器にど
のような保守・点検作業を行うべきか等を把握していな
くても保守・点検作業を行うことができる。また、保守
・点検の結果を記録し、これらの記録した結果を保管す
る作業を比較的簡単に行うことができる。これらにより
保守・点検作業に掛かる労力と時間を比較的少なく抑え
ることができる。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記携帯情報機器が、前記コンピュ
ータとデータの授受の仲介を行うICカードを装着する
IC装着部と、所定の装置との間でデータのやり取りを
行う入出力部と、各種のデータを整理して表示画面上に
表示する表示部と、制御プログラム及びプログラム定数
を含むファイルデータを記憶する記憶部と、前記携帯情
報機器内の各部に接続され、それらの各部を制御すると
ともに、各種の処理業務を実行する制御部とを備えるこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に係る発明において、前記コンピュータ
が、前記携帯情報機器とデータの授受の仲介を行うIC
カードを装着するICカード装着部と、所定の装置との
間でデータのやり取りを行う入出力部と、各種のデータ
を整理して表示画面上に表示する表示部と、制御プログ
ラム及びプログラム定数を含むファイルデータを記憶す
る記憶部と、コンピュタ内の各部に接続され、それらの
各部を制御するとともに、各種の処理業務を実行する制
御部とを備えることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本実施形態の設備機器の保
守・点検作業支援装置を図に基づいて説明する。
【0012】図1は、本実施形態の構成を示すブロック
図、図2は、図1に示す本実施形態を用いて行われる設
備機器の保守・点検作業の実施手順を示すフローチャー
ト、図3は、図2の実施手順の続きを示すフローチャー
ト、図4は、図3の実施手順の続きを示すフローチャー
ト、図5〜図10は、図1に示す本実施形態に備えられ
る携帯情報機器の表示部に表示される画面の一例を示す
説明図である。
【0013】図1に示すように、本実施形態は、ビル内
の各種設備機器6に、これら各種設備機器6を識別する
ためのバーコード5が貼り付けられ、これらのバーコー
ド5を読取るバーコード読取器4と、このバーコード読
取器4が接続され、作業員が保守・点検作業現場に携帯
して行く携帯情報機器2と、所定のビル内に設けられる
監視室、すなわち中央監視室(図示しない)に設置さ
れ、保守・点検作業の内容やスケジュール等のデータを
作成するコンピュータ、すなわち保守・点検作業管理支
援装置1と、保守・点検作業管理支援装置1と携帯情報
機器2とのデータの授受の仲介を行うICカード3とで
主に構成されている。
【0014】上述の保守・点検作業管理支援装置1は、
携帯情報機器2とデータの授受の仲介を行うICガード
が装着され、回路接続されるICカード装着部13と、
顧客ビルに設置されている各種設備機器6の基礎情報、
過去の保守・点検結果のデータ、これらのデータを基に
保守・点検周期や保守・点検作業種別毎に作成された保
守・点検作業計画のデータ、作業員のID番号、及び制
御プログラム及びプログラム定数等が記憶されている記
憶部12と、記憶部12から読み出されたデータに基づ
いて整理された保守・点検作業一覧表等が表示される表
示部11と、所定の装置とのデータのやり取りを行う入
出力部14と、保守・点検作業管理支援装置1の表示部
11,記憶部12,ICカード装着部13,入出力部1
4に接続され、これら表示部11,記憶部12,ICカ
ード装着部13,入出力部14を制御するとともに各種
の処理業務を実行する制御部15とを備えている。
【0015】携帯情報機器2は、保守・点検作業管理支
援装置1とデータの授受の仲介を行うICガードが装着
され、回路接続されるICカード装着部13と、所定の
装置との間でデータのやり取りを行う入出力部24と、
保守・点検結果を入力する入力部26と、保守・点検結
果、制御プログラム及びプログラム定数等のファイルデ
ータを記憶する記憶部22と、記憶部22から読み出さ
れたデータに基づいて整理された保守・点検作業一覧表
等が表示される表示部21と、携帯情報機器2の表示部
21,記憶部22,ICカード装着部23,入出力部2
4,入力部26、及びバーコード読取器4を制御すると
ともに、各種の処理業務を実行する制御部25とを備え
ている。
【0016】ICカード3には、保守・点検作業管理支
援装置1で作成された上述の保守・点検周期や保守・点
検作業の種別毎の保守・点検作業の内容やスケジュール
と、携帯情報機器2で登録された保守・点検結果などの
データが記憶される。
【0017】上述のように構成される本実施形態は、作
業員が行うビル内の設備機器6の保守・点検作業に際
し、図2〜図4に示す手順で使用される。
【0018】図2に示すように、図示しない中央監視室
内の作業員は、保守・点検作業管理支援装置1を操作し
て次年度分の保守・点検作業の内容を含む年間スケジュ
ールを作成する(手順S1)。次年度分の保守・点検作
業スケジュールを作成したら、その次年の各月毎の保守
・点検作業スケジュールを作成する(手順S2)。IC
カード3を保守・点検作業管理支援装置1のICカード
装着部13に装着し(手順S3)、その各月毎の保守・
点検作業のスケジュールのデータを書き込ませる、即ち
保守・点検作業管理支援装置1からICカード3へダウ
ンロードを行う(手順S4)。作業日に作業員は、携帯
情報機器2と、保守・点検作業スケジュール等が書き込
まれたICカード3を持参して保守・点検現場へ出向く
(手順S5)。作業員は、作業現場に到着し(手順S
6)、携帯情報機器2のIC装着部23にICカード3
を装着し(手順S7)、携帯情報機器2の電源を投入す
る(手順S8)。表示部21に保守・点検作業スケジュ
ールを表示させる。
【0019】作業員が、上述のように携帯情報機器2の
電源を投入すると、携帯情報機器2の制御部25が、記
憶部22に記憶されている制御プログラムを自動起動さ
せる。ICカード3に記憶される保守・点検作業スケジ
ュールのデータは、ICカード装着部23を仲介して、
入出力部24によってローディングされる。表示部21
には、まず、図5に示す作業員ログイン画面100が表
示される。
【0020】作業員は、同図5に示す表示部21に表示
される作業員ログイン画面100のID番号部101を
ペンでタッチする。すると、ID番号登録画面110が
表示される。作業員は、予め保守・点検作業管理支援装
置1の記憶部12に登録されているID番号をテンキー
入力部112をペンでタッチし、作業者IDをID入力
番号表示部111に表示させる。入力したID番号を間
違えたときは、取り消し釦114をタッチし再入力する
か、後退釦113で修正を行う。作業員は、ID番号例
えば「0001」を正しく入力した後、実行釦115を
タッチし、業務開始釦102をタッチする。すると、図
6に示す設備機器一覧画面120にログインされる。
【0021】正常にログインが完了した場合、同図6に
示すように、設備機器一覧画面120が表示される。こ
の設備機器一覧画面120には、保守・点検作業管理支
援装置1で作成されたデータが整理されて表示される。
すなわち、各種設備機器6のうち毎日点検をする設備機
器6が「常用」と表示され、設備機器6の名称の振り仮
名の先頭文字が「あ〜わ」で表示され、英数が「ab
c」で表示され、バーコード読取器での検索タブが「バ
ーコード」と表示され、これらのタブ毎に設備機器の名
称123と、作業区分126と、保守・点検実施済マー
ク「済」127とが一覧表となって表示される。また、
同画面上120には、ID番号表示124、今は「00
01」、終了釦125、バーコード入力釦121も表示
されている。
【0022】作業員は、上述のように表示された画面1
20のバーコード入力釦121をペンでタッチする。す
ると、図7に示すように、画面130が表示される。こ
の画面130には、新規にバーコード入力待ち画面13
1が表示されている。作業員が、予め設備機器6に貼り
付けてあるバーコードラベル5をバーコード読取器4で
読取らせる(手順S9)と、図8に示すように、画面1
40が表示され、有効を示す「バーコード」タブ141
が表示され、バーコードラベル5に該当する設備機器が
検索されて画面140上の一覧表に表示される(手順S
10)。作業員は、画面140上に表示された設備機器
の例えば機器名称部分をペンでタッチする(手順S1
1)。すると、図9に示すように、画面150が表示さ
れる(手順S12)。この画面150には、ペンでタッ
チした設備機器6に該当する保守・点検作業項目151
が表示されている。作業員は、保守・点検作業項目15
1に従って、その設備機器6の保守・点検作業を実施す
る(手順S13)。作業員は、保守・点検作業項目15
1のうちの保守・点検作業を実施したものの保守・点検
作業項目名称、例えば「室内の汚れ、カビの有無」をタ
ッチする(手順S14)。すると、新規に保守・点検結
果登録画面152が表示される。作業員は、保守・点検
結果に基づいて画面152中の該当する保守・点検結果
名称、例えば「良好」をタッチし、携帯情報機器2に保
守・点検結果を入力する(手順S15)。また、別の保
守・点検作業項目名称、例えば「運転電圧測定」をタッ
チした場合は、図10に示すように、画面160が表示
される。この画面160上には、新規に計測値登録画面
161が表示されている。作業員は、画面161上のテ
ンキー部をタッチし、計測値を入力し、実行釦をタッチ
する。すると、携帯情報機器2に計測値が登録される
(手順S15)、即ち記憶部22が、これらの保守・点
検結果及び計測値を記憶する。作業員は、保守・点検を
実施すべき保守・点検項目がまだ残っているか否かを判
断し、(手順S16)。その判断の結果、然り(ye
s)ならば、手順13に戻り、まだ保守・点検を実施し
ていない残りの保守・点検作業項目について保守・点検
作業を実施し、その保守・点検結果及び計測値を携帯情
報機器2に登録する。作業員は、このように手順13〜
手順16を繰り返して保守・点検作業項目151につい
ての保守・点検結果を携帯情報機器2に登録する。作業
員は、保守・点検結果及び計測値の登録が終了し、手順
16の判断の結果が否(no)となると、こんどは、当
該顧客ビル内に保守・点検を実施すべき設備機器6がま
だ残っているか否かを判断する(手順S17)。その判
断の結果が然り(yes)ならば、作業員は、手順S1
0の状態に戻り、ビル内の保守・点検作業を実施すべき
設備機器6がなくなるまで手順S10〜手順S17を繰
り返して行う。実施すべき全ての設備機器6の保守・点
検結果及び計測値を携帯情報機器2に登録し、手順17
の判断が否(no)となれば、図6に示す画面120上
の終了釦125をペンでタッチする。そして、携帯情報
機器2に登録された保守・点検結果及び計測値をICカ
ード3にダウンロードする。以上でビル内での保守・点
検作業は終了する(手順S18)。
【0023】このダウンロードに際し、制御部25は、
記憶部22に登録された保守・点検結果及び計測値を読
み出し、ICカード装着部23に装着されたICカード
3にこれらの保守・点検結果及び計測値を記憶させる。
【0024】作業員は、携帯情報機器2の電源を切り
(手順S19)、携帯情報機器2と保守・点検結果及び
計測値が記憶されたICカード3を中央監視室に持帰
る。作業員は、中央監視室に帰着し(手順S20)、こ
のICカード3を保守・点検作業管理支援装置1のIC
カード装着部13にセットし(手順S21)、保守・点
検作業管理支援装置1にICカードに記憶された保守・
点検結果及び計測値のアップロードをする(手順S2
2)。以上で全ての作業は終了する。
【0025】アップロードに際し、制御部15は、IC
ガード3から保守・点検結果及び計測値のデータを読み
込み、記憶部12に記憶させる。
【0026】このように本実施形態では、携帯情報機器
2に表示される画面に従って保守・点検結果を簡単に記
録でき、またこれらの保守・点検結果の記録を保守・点
検作業管理支援装置1にICカード3を介して簡単に保
管することができる。これにより、保守・点検作業に掛
かる労力と時間を比較的少なく抑えることができる。作
業能率を向上させることができる。
【0027】また、作業員は、顧客ビルに設置される各
種設備機器6のうち、保守・点検を行うべき設備機器が
何で、該当する設備機器にどのような保守・点検作業を
行うべきか等を把握していなくても、携帯情報機器2に
表示される保守・点検作業項目151に従って保守・点
検作業を行うことができる。これにより、保守・点検作
業を熟知していない者、例えば新人の作業員でも作業を
行うことができる。したがって、作業員教育に掛かる費
用、保守・点検に要する費用などを削減させることがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上のことから各請求項に係る発明で
は、作業員は、保守・点検作業の内容及びスケジュール
の作成や、保守・点検結果の記録等を、コンピュータと
携帯情報機器との間でICカードを介して行う。これに
より、作業員は、携帯情報機器に表示される保守・点検
作業項目に従って保守・点検作業を行うことができ、ビ
ル内に設置される各種設備機器の名称及びそれらの保守
・点検内容を熟知していない者でも比較的容易に保守・
点検作業を実施することができる。したがって、作業員
教育に掛かる労力と費用、設備機器の保守・点検に掛か
る費用を削減させることができる。
【0029】また、保守・点検作業結果を携帯情報機器
によって比較的容易に登録することができ、また、コン
ピーュタで比較的容易に保管することができる。これに
より保守・点検作業に際し、作業員が要する労力や作業
時間を比較的少なく抑えることができ、作業能率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す本実施形態を用いて行われる設備機
器の保守・点検作業の実施手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】図2の実施手順に続く実施手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】図3の実施手順に続く実施手順示すフローチャ
ートである。
【図5】図1に示す本実施形態に備えられる携帯情報機
器の表示部に表示される画面の一例を示す説明図であ
る。
【図6】図1に示す本実施形態に備えられる携帯情報機
器の表示部に表示される画面の一例を示す説明図であ
る。
【図7】図1に示す本実施形態に備えられる携帯情報機
器の表示部に表示される画面の一例を示す説明図であ
る。
【図8】図1に示す本実施形態に備えられる携帯情報機
器の表示部に表示される画面の一例を示す説明図であ
る。
【図9】図1に示す本実施形態に備えられる携帯情報機
器の表示部に表示される画面の一例を示す説明図であ
る。
【図10】図1に示す本実施形態に備えられる携帯情報
機器の表示部に表示される画面の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 保守・点検作業管理支援装置(コンピュータ) 2 携帯情報機器 3 ICカード 4 バーコード読取器 5 バーコードラベル 6 設備機器 11,21 表示部 12,22 記憶部 13,23 ICカード装着部 14,24 入出力部 15,25 制御部 26 入力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビル内の各種設備機器のそれぞれに貼り
    付けられ、これらの設備機器を識別させるためのバーコ
    ードと、このバーコードを読取るバーコード読取器を有
    し作業員に携帯される携帯情報機器と、所定の監視室に
    配置され、前記各種設備機器の保守・点検作業の内容や
    スケジュールを含むデータを作成するコンピュータとを
    備え、前記コンピュータで作成された前記データをIC
    カードにダウンロードし、このICカードを前記携帯情
    報機器にセットし、前記バーコード読取器で前記バーコ
    ードを読取り、前記設備機器を識別して、その識別した
    結果に対応する前記データの内容を前記ICカードから
    読み出すとともに、この読み出されたデータに従って行
    われる保守・点検作業の結果を前記携帯情報機器を介し
    て前記ICカードにダウンロードし、このダウンロード
    されたICカードを再び前記コンピュータにセットし、
    保守・点検作業の結果を前記コンピュータにアップロー
    ドする構成にしたことを特徴とする設備機器の保守・点
    検作業支援装置。
  2. 【請求項2】 前記携帯情報機器が、前記コンピュータ
    とデータの授受の仲介を行うICカードを装着するIC
    装着部と、所定の装置との間でデータのやり取りを行う
    入出力部と、各種のデータを整理して表示画面上に表示
    する表示部と、制御プログラム及びプログラム定数を含
    むファイルデータを記憶する記憶部と、前記携帯情報機
    器内の各部に接続され、それらの各部を制御するととも
    に、各種の処理業務を実行する制御部とを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の設備機器の保守・点検作業
    支援装置。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータが、前記携帯情報機器
    とデータの授受の仲介を行うICカードを装着するIC
    カード装着部と、所定の装置との間でデータのやり取り
    を行う入出力部と、各種のデータを整理して表示画面上
    に表示する表示部と、制御プログラム及びプログラム定
    数を含むファイルデータを記憶する記憶部と、コンピュ
    タ内の各部に接続され、それらの各部を制御するととも
    に、各種の処理業務を実行する制御部とを備えることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の設備機器の
    保守・点検作業支援装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003108742A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Saito Kikaku:Kk カプセル玩具、カードゲームの自動販売機オペレーターの販売管理と勤務管理の支援方法とその管理システム
JP2006350774A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Nec Electronics Corp イベント管理システム、校正管理システム及び校正状況の表示方法
GB2488993A (en) * 2011-03-11 2012-09-19 Jenton Internat Ltd Maintaining assets
CN110246052A (zh) * 2018-03-09 2019-09-17 发那科株式会社 设备检查系统和设备检查方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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