JPH06176172A - 構造物検査装置 - Google Patents

構造物検査装置

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JPH06176172A
JPH06176172A JP32292392A JP32292392A JPH06176172A JP H06176172 A JPH06176172 A JP H06176172A JP 32292392 A JP32292392 A JP 32292392A JP 32292392 A JP32292392 A JP 32292392A JP H06176172 A JPH06176172 A JP H06176172A
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JP
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Application number
JP32292392A
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English (en)
Inventor
Masayuki Amo
雅幸 天羽
Yasuhisa Mori
康久 森
Naoko Sano
直子 佐野
Yoshiyuki Endo
嘉之 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 記憶手段4に、構造物の複数の図面情報M、
複数の位置名称7、複数の部位名称8、複数の部品名称
9、及び、複数の不具合状況10が予め記憶され、制御
手段が、それら図面情報M、位置名称7、部位名称8、
部品名称9、及び、不具合状況10を、適宜、表示手段
5に表示させるように構成されている構造物検査装置。 【効果】 検査員は、構造物検査の現場において、表示
手段の表示内容に従って、検査項目を設定し検査結果を
入力すれば良いから、検査作業が非常に迅速且つ容易に
行える構造物検査装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物検査の現場にお
いて、検査員によって使用され、検査結果の情報が記録
される構造物検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構造物検査装置は、予め
予想される複数の検査項目及び複数の検査結果とそれら
検査項目及び検査結果のそれぞれに対応するバーコード
とが記載されているバーコードブックと、検査員が選択
するバーコードを読み取るバーコード・ハンディーター
ミナルとによって構成され、検査員は、バーコードブッ
クとバーコード・ハンディーターミナルとを携帯して、
検査現場を巡回しながら検査を行い、検査現場において
検査結果に対応するバーコードをバーコードブックから
選択し、バーコード・ハンディーターミナルを用いて所
定のバーコード読み取ることによって、検査結果の情報
を記録するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、検査項目及び検査結果が多種多様にな
るに従って、バーコードブックは大きく、分厚く、重い
ものになり、このようなバーコードブックは、検査員に
とって非常に携帯しにくく、ページをめくって検査項目
及び対応するバーコードを選択する作業にも手間がかか
り、バーコード・ハンディーターミナルによってバーコ
ードを入力する作業も困難になる不都合があった。
【0004】又、バーコードに記載されている検査項目
及び検査結果は文字情報によって構成されているので、
構造物における検査対象の実際の位置と検査項目及び検
査結果との関係付けが困難で、構造物検査が不明確にな
る不都合があった。
【0005】又、検査員が検査できる検査項目、及び、
検査員が入力できる検査結果は、予め予想されてバーコ
ードブックに記載されている検査項目及び検査結果に限
られているので、例えば検査結果における検査員の微妙
な判断や正確な表現などに対して融通性がなく、又、予
期できなかった検査結果が発見されると、対処できない
不都合があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来欠点を解消する
点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による構造物検査
装置の第一の特徴構成は、記憶手段と、表示手段と、入
力手段と、制御手段とが、ケーシングに備えられ、前記
記憶手段が、構造物の複数の図面情報、複数の位置名
称、複数の部位名称、複数の部品名称、及び、複数の不
具合状況を予め記憶し、且つ、前記入力手段の入力情報
を記憶可能なように構成され、前記表示手段が、前記図
面情報、複数の前記位置名称、複数の前記部位名称、複
数の前記部品名称、及び、複数の前記不具合状況を表示
可能なように構成され、前記入力手段が、前記表示手段
に表示されている前記図面情報の特定箇所の指定、前記
表示手段に表示されている前記位置名称の選択、前記表
示手段に表示されている前記部位名称の選択、前記表示
手段に表示されている前記部品名称の選択、及び、前記
表示手段に表示されている前記不具合状況の選択を行え
るように構成され、前記制御手段が、起動指示により前
記図面情報を前記表示手段に表示させ、その表示状態に
おいて、前記図面情報の前記特定箇所が前記入力手段に
よって指定されるに伴って、複数の前記位置名称を前記
表示手段に表示させ、その表示状態において、前記位置
名称が前記入力手段によって選択されるに伴って、複数
の前記部位名称を前記表示手段に表示させ、その表示状
態において、前記部位名称が前記入力手段によって選択
されるに伴って、複数の前記部品名称を前記表示手段に
表示させ、その表示状態において、前記部品名称が前記
入力手段によって選択されるに伴って、複数の前記不具
合状況を前記表示手段に表示させ、その表示状態におい
て、前記不具合状況が前記入力手段によって選択される
に伴って、指定された前記特定箇所、選択された前記位
置名称、選択された前記部位名称、選択された前記部品
名称、及び、選択された前記不具合状況の夫々を互いに
対応付けた状態で前記記憶手段に記憶させるように構成
されている点にある。
【0008】本発明による構造物検査装置の第二、第
三、第四、及び、第五の特徴構成は、第一の特徴構成を
実施する際の好適な具体構成を特定するもので、第二の
特徴構成は、前記制御手段が、前記図面情報の前記特定
箇所が前記入力手段によって指定されるに伴って、前記
図面情報に前記特定箇所を表す図面情報を付加して、前
記記憶手段に記憶させるように構成されている点にあ
る。
【0009】第三の特徴構成は、前記表示手段及び前記
入力手段が、タッチ・パネル式の入出力画面で構成され
ている点にある。
【0010】第四の特徴構成は、前記制御手段が、前記
タッチ・パネル式の入出力画面上で手書き入力される手
書入力情報を、前記位置名称、前記部位名称、前記部品
名称、又は、前記不具合状況として前記記憶手段に記憶
させるように構成されている点にある。
【0011】第五の特徴構成は、前記記憶手段が、前記
ケーシングから分離可能に構成されている点にある。
【0012】
【作用】本発明の第一の特徴構成によれば、記憶手段
に、構造物の複数の図面情報、複数の位置名称、複数の
部位名称、複数の部品名称、及び、複数の不具合状況が
予め記憶され、制御手段が、それら図面情報、位置名
称、部位名称、部品名称、及び、不具合状況を、適宜、
表示手段に表示させるように構成されているから、検査
員は、構造物検査の現場において、表示手段の表示内容
に従って、順次、図面情報の特定箇所の指定、及び、位
置名称、部位名称、部品名称の選択を行って検査項目を
設定し、不具合状況の選択を行って検査結果を入力すれ
ば良い。
【0013】第二の特徴構成によれば、指定された特定
箇所を表す図面情報(例えばマークなど)が、予め記憶
されている図面情報に付加されて記憶手段に記憶される
から、図面情報と明確に対応付けられた状態で、検査項
目及び検査結果を記録することができる。
【0014】第三の特徴構成によれば、表示手段及び入
力手段がタッチ・パネル式の入出力画面で構成されてい
るから、検査員は、図面情報の特定箇所の指定を、図面
が表示されている画面の対応する部分を直接指し示すこ
とによって行うことができる。
【0015】第四の特徴構成によれば、位置名称、部位
名称、部品名称、及び、不具合状況を手書き入力できる
から、検査員は、構造物検査の現場において、予め予想
された以外の検査項目を自由に設定し、且つ、予め予想
された以外の検査結果を自由に記録することができる。
【0016】第五の特徴構成によれば、記憶手段がケー
シングから分離可能に構成されているから、記憶手段を
交換することによって、予め記憶される図面情報、位置
名称、部位名称、部品名称、及び、不具合状況の登録及
び変更を、簡単に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】第一の特徴構成によれば、検査員は、構
造物検査の現場において、表示手段の表示内容に従って
検査項目を設定し、検査結果を入力すれば良いから、携
帯困難なバーコードブックなどを使用する必要がなく、
検査作業が非常に迅速且つ容易に行える構造物検査装置
を提供することができる。
【0018】第二の特徴構成によれば、図面情報と明確
に対応付けられた状態で検査項目及び検査結果を記録す
ることができるから、検査項目及び検査結果が文字情報
のみの従来の構造物検査装置と比べて、構造物における
検査対象の実際の位置との関係付けが格段に明確な構造
物検査が行える構造物検査装置を提供することができ
る。
【0019】第三の特徴構成によれば、検査員は、図面
情報の特定箇所の指定を、図面が表示されている画面の
対応する部分を直接指し示すことによって行うことがで
きるから、検査作業が格段に容易な構造物検査装置を提
供することができる。
【0020】第四の特徴構成によれば、検査員は、構造
物検査の現場において、予め予想された以外の検査項目
を自由に設定し、且つ、予め予想された以外の検査結果
を自由に記録することができるから、検査結果の表現な
どに融通性がきき、予期できない検査結果が発見されて
も対処可能な構造物検査装置を提供することができる。
【0021】第五の特徴構成によれば、予め記憶されて
いる図面情報、位置名称、部位名称、部品名称、及び、
不具合状況の登録及び変更を簡単に行うことができるか
ら、様々な構造物、検査項目、及び、検査結果に対応し
た構造物検査装置を提供することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、構造物検査の一例としての仕上工事チ
ェックシステムのハード構成が示されている。仕上工事
チェックは、建築工事における工事の完成状態を検査す
ることにより、工事の不具合を発見して修正作業の作業
指示書を発行したり、工事の完成を確認して工事の工程
管理を行うことなどを主な目的とする構造物検査であ
る。仕上工事チェックシステムのハード構成は、構造物
検査装置としてのパームトップ型コンピュータ(以下、
単に「パームトップ」と言う)PTと、パームトップP
Tとのデータ通信が可能なパーソナル・コンピュータ
(以下、単に「パソコン」と言う)PCと、パソコンP
Cの出力装置としてのプリンター1とから構成されてい
る。
【0023】本実施例においては、パームトップPTに
は、ソニー社製のパームトップ型コンピュータPTC−
550が使用されている。又、パソコンPCには、IB
M社製のパーソナル・コンピュータPS/55シリーズ
が使用され、パームトップPTとパソコンPCとの接続
には、RS−232C企画のインターフェース及び接続
コードが用いられている。
【0024】図2には、仕上工事チェックシステムのシ
ステム構成が示されている。仕上工事チェックシステム
のシステム構成は、基本データ登録作業A、日常管理作
業B、及び、集計分析作業Cの、3つの作業から構成さ
れている。基本データ登録作業Aでは、パームトップP
Tに対する、仕上工事チェックに必要な基本データの登
録が行われる。基本データの登録は、パームトップPT
に備えられている後述する記憶手段4に、データを書き
込むことによって行われる。基本データは、構造物の図
面情報としての構造物のチェック用平面図Mと、チェッ
ク用マスターファイルFと、作業所名及び担当者名など
から構成されている。チェック用マスターファイルFに
は、後述する、複数の位置名称7、複数の部位名称8、
複数の部品名称9、複数の不具合状況10、及び、協力
会社名の一覧表などが登録されている。
【0025】日常管理作業Bでは、パームトップPTを
使用した検査作業2、及び、収集された検査情報のデー
タ処理、修正作業指示書3の発行などが行われる。検査
作業2は、パームトップPTを携帯する検査員が、実際
に、建築工事現場を巡回して工事の完成状態を検査し、
現場において検査情報をパームトップPTに入力するこ
とによって行われる。検査情報の入力は、後述するパー
ムトップPTの使用手順に従って行われる。検査作業2
が終了すると、パームトップPTはパソコンPCに接続
され、記録されている検査情報がパソコンに転送され
る。パソコンPCに転送された検査情報はパソコンPC
においてデータ処理され、「修正作業指示書3」又は
「確認チェックシート」の形でプリンター1から発行さ
れる。尚、「修正作業指示書3」は、工事関連会社への
修正作業の発注及び指示に利用される。
【0026】集計分析作業Cでは、パソコンに蓄積され
ている検査情報を基にして、集計や分析作業が行われ
る。
【0027】図3には、パームトップPTが示されてい
る。パームトップPTは、記憶手段4(図3には図示さ
れない)と、表示手段及び入力手段としてのタッチパネ
ル式の入出力画面5及びタッチペン6と、制御手段(図
示されない)とがケーシングに備えられ、制御手段にイ
ンストールされるソフトウエアにより各手段(ハードウ
エア)の動作が制御されるコンピュータが構成されてい
る。
【0028】記憶手段4は、パームトップPTに内蔵さ
れている内蔵メモリーと、ケーシングから分離可能なメ
モリーカード(本実施例においては、ソニー社製のメモ
リーカードPTM−256K)とによって構成されてい
る。記憶手段4には、前述の基本データ、即ち、複数の
チェック用平面図M、及び、チェック用マスターファイ
ルFが、検査作業2に先だって予め登録される。基本デ
ータの記憶手段4への登録は、前述の基本データ登録作
業Aにおいて、内蔵メモリーに順次書き込んでも良い
し、或いは、メモリーカードに、別途、基本データを書
き込んでおき、基本データが書き込まれたメモリーカー
ドをパームトップPTにセットすることによって行って
も良い。
【0029】図3には、入出力画面5に表示された状態
の、チェック用平面図Mの一例が示されている。チェッ
ク用平面図Mは、図中の特定箇所、例えば特定箇所11
を指定することによって、構造物における位置を特定で
きる線図で構成されている。
【0030】図4、図5、図6、及び、図7には、チェ
ック用マスターファイルFの内容としての、複数の位置
名称としての複数のゾーン名称7、複数の部位名称8、
複数の部品名称9、及び、複数の不具合状況10の一例
が示されている。図4に示す、ゾーン名称7は、構造物
におけるゾーンを示す名称で構成されている。図5に示
す、部位名称8は、構造物における部位を示す名称で構
成されている。図6に示す、部品名称9は、前記部位名
称8の個々の名称に対応した、複数の部品を示す名称で
構成されている。従って、チェック用平面図Mにおいて
構造物における位置が特定され、ゾーン名称7、部位名
称8、及び、部品名称9がそれぞれ一つづつ選択されれ
ば、仕上工事チェックにおける検査項目が設定できるよ
うに構成されている。図7に示す、不具合状況10は、
構造物において予想される不具合の状態を表す名称で構
成されている。従って、不具合状況10を選択すること
によって、仕上工事チェックにおける検査結果を表現す
ることができるように構成されている。
【0031】入出力画面5は、液晶表示によって、図面
情報としてのチェック用平面図Mと、文字情報としての
複数のゾーン名称7、複数の部位名称8、複数の部品名
称9、及び、複数の不具合状況10とが表示可能なよう
に構成されている。
【0032】又、タッチパネル式の入出力画面5とタッ
チペン6とによって、入力手段が構成されている。図3
には、チェック用平面図Mが表示された状態の入出力画
面5と、タッチペン6とが示されている。この状態にお
いて、タッチペン6によって入出力画面5上の任意の位
置がタッチされると、入出力画面5上のタッチされた位
置の位置情報が、チェック用平面図Mの特定箇所11の
情報として記憶手段4に取り込まれるように構成されて
いる。図8には、マルチ画面方式により、複数のゾーン
名称7が表示された状態の入出力画面5が示されてい
る。この状態において、タッチペン6によってマルチ画
面12内のゾーン名称7が表示されている部分のいずれ
かがタッチされると、タッチされたゾーン名称7が記憶
手段4に取り込まれるように構成されている。部位名称
8、部品名称9、及び、不具合状況10の場合も同様で
ある。従って、入出力画面5とタッチペン6とによっ
て、入出力画面5に表示されているチェック用平面図M
の特定箇所の指定、及び、入出力画面5に表示されてい
るゾーン名称7、部位名称8、部品名称9、不具合状況
10の選択を行えるように構成されている。
【0033】制御手段は、仕上げ工事チェックシステム
のための専用のソフトウエアに従って、パームトップP
Tの各部を制御する。専用のソフトウエアは、パームト
ップPTのO/S上で動作するアプリケーション・プロ
グラムとして、制御手段にインストールされる。
【0034】以下、専用のソフトウエアに従って制御さ
れる、パームトップPTの動作を説明する。まず、所定
の起動指示により、図3に示すように、チェック用平面
図Mが入出力画面5に表示される。検査員は、その表示
状態において、タッチペン6を操作してチェック用平面
図Mの特定箇所11を指定する。特定箇所11が指定さ
れるに伴って、図8に示すように、複数のゾーン名称7
が、マルチ画面方式によって入出力画面5に表示され
る。次に、検査員は、その表示状態において、タッチペ
ン6を操作してゾーン名称7を選択する。ゾーン名称7
が選択されるに伴って、複数の部位名称8が、マルチ画
面方式によって入出力画面5に表示される。次に、検査
員は、その表示状態において、タッチペン6を操作して
部位名称8を選択する。部位名称8が選択されるに伴っ
て、複数の部品名称9が、マルチ画面方式によって入出
力画面5に表示される。次に、検査員は、その表示状態
において、タッチペン6を操作して部品名称9を選択す
る。部位名称9が選択されるに伴って、複数の不具合状
況10が、マルチ画面方式によって入出力画面5に表示
される。そこで、検査員は、その表示状態において、タ
ッチペン6を操作して不具合状況10を選択する。不具
合状況10が選択されると、指定された特定箇所11、
選択されたゾーン名称7、選択された部位名称8、選択
された部品名称9、及び、選択された不具合状況10の
夫々が、互いに対応付けた状態で記憶手段4に記憶され
る。もって、検査員は、パームトップPTの動作に従っ
て容易且つ迅速に検査作業を実施し、検査情報を記録す
ることができる。
【0035】又、専用のソフトウエアは、構造物の棟、
階、及び、室名の入力、並びに、協力会社名の一覧表か
らの協力会社名の選択などが行えるように構成され、入
力された棟、階、及び、室名は、入出力画面5に表示さ
れたチェック用平面図Mに対応付けられた状態で記憶手
段4に記憶され、選択された協力会社名は、指定された
特定箇所11、選択されたゾーン名称7、部位名称8、
部品名称9、及び、不具合状況10に対応付けられた状
態で記憶手段4に記憶されるように構成されている。
【0036】又、専用のソフトウエアは、チェック用平
面図Mの特定箇所11がタッチペン6によって指定され
るに伴って、図3に示すように、特定箇所11を表す図
面情報としての星印sをチェック用平面図Mに付加して
入出力画面5に表示させ、且つ、そのチェック用平面図
Mを記憶手段4に記憶させるように構成されている。
【0037】又、専用のソフトウエアは、図8に示す、
マルチ画面13の各欄に、選択されたゾーン名称7、部
位名称8、部品名称9、不具合状況10、及び、協力会
社名などを表示するように構成され、検査員が、選択さ
れた検査情報を確認できるように構成されている。
【0038】更に、専用のソフトウエアは、マルチ画面
12による各名称7,8,9,10の選択に代わって、
図9に示す、手書き入力画面14を入出力画面5に表示
させることができるように構成され、検査員によって自
由に入力される手書き入力情報を、ゾーン名称7、部位
名称8、部品名称9、及び、不具合状況10として、記
憶手段4に記憶させることができるように構成されてい
る。手書き入力画面14には、複数の文字認識用の表示
領域14aが設けられ、タッチペン6によって表示領域
14a内に描かれる線が、文字認識プログラムによって
文字情報化されて、手書き入力情報として、前記マスタ
ーファイルF内に予め登録されていた各名称7,8,
9,10などと同様に扱われ、記憶手段4に記憶される
ように構成されている。
【0039】図10には、前記日常管理作業Bにおいて
発行される修正作業指示書3の一例が示されている。修
正作業指示書3には、特定箇所11が指定されているチ
ェック用平面図Mと、特定箇所11に対応させた状態
で、選択されたゾーン名称7、部位名称8、部品名称
9、及び、不具合状況10とが記載されている。従っ
て、修正作業指示書3は、構造物における検査対象の実
際の位置と検査項目及び検査結果とが明確に関係付けら
れた状態で、仕上工事における不具合を記載できるよう
に構成されており、工事関連会社に対する修正作業の指
示が、明確且つ確実に行えるように構成されている。
【0040】〔別実施例〕構造物の図面情報は、チェッ
ク用平面図Mに限らず、例えば設計図、斜視図、景観図
など、適宜変更できる。
【0041】図4、図5、図6、及び、図7に示す各名
称7,8,9,10の内容は例示に過ぎず、適宜変更で
きる。
【0042】入力手段は、タッチパネル式の入出力画面
5及びタッチペン6に限らず、例えばキーボードや単な
るスイッチの集合などでも良い。
【0043】本実施例において、構造物検査装置は、市
販のパームトップ型コンピュータに専用ソフトウエアを
インストールさせたパームトップPTによって構成され
ていたが、ハードウエアとソフトウエアは明確に区別さ
れている必要はなく、又、コンピュータは汎用機でも専
用機でも良い。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】仕上工事チェックシステムのハード構成を示す
構成図
【図2】仕上工事チェックシステムのシステム構成を示
す説明図
【図3】構造物検査装置の全体構成を示す正面図
【図4】位置名称のマスターファイル
【図5】部位名称のマスターファイル
【図6】部品名称のマスターファイル
【図7】不具合状況のマスターファイル
【図8】マルチ画面方式による入出力画面
【図9】マルチ画面方式による入出力画面
【図10】修正作業指示書
【符号の説明】
M 図面情報 s 図面情報 4 記憶手段 5 表示手段、及び、入力手段 6 入力手段 7 位置名称 8 部位名称 9 部品名称 10 不具合状況 11 特定箇所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 嘉之 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段(4)と、表示手段(5)と、
    入力手段(5,6)と、制御手段とが、ケーシングに備
    えられ、 前記記憶手段(4)が、構造物の複数の図面情報
    (M)、複数の位置名称(7)、複数の部位名称
    (8)、複数の部品名称(9)、及び、複数の不具合状
    況(10)を予め記憶し、且つ、前記入力手段(5,
    6)の入力情報を記憶可能なように構成され、 前記表示手段(5)が、前記図面情報(M)、複数の前
    記位置名称(7)、複数の前記部位名称(8)、複数の
    前記部品名称(9)、及び、複数の前記不具合状況(1
    0)を表示可能なように構成され、 前記入力手段(5,6)が、前記表示手段(5)に表示
    されている前記図面情報(M)の特定箇所(11)の指
    定、前記表示手段(5)に表示されている前記位置名称
    (7)の選択、前記表示手段(5)に表示されている前
    記部位名称(8)の選択、前記表示手段(5)に表示さ
    れている前記部品名称(9)の選択、及び、前記表示手
    段(5)に表示されている前記不具合状況(10)の選
    択を行えるように構成され、 前記制御手段が、 起動指示により前記図面情報(M)を前記表示手段
    (5)に表示させ、 その表示状態において、前記図面情報(M)の前記特定
    箇所(11)が前記入力手段(5,6)によって指定さ
    れるに伴って、複数の前記位置名称(7)を前記表示手
    段(5)に表示させ、 その表示状態において、前記位置名称(7)が前記入力
    手段(5,6)によって選択されるに伴って、複数の前
    記部位名称(8)を前記表示手段(5)に表示させ、 その表示状態において、前記部位名称(8)が前記入力
    手段(5,6)によって選択されるに伴って、複数の前
    記部品名称(9)を前記表示手段(5)に表示させ、 その表示状態において、前記部品名称(9)が前記入力
    手段(5,6)によって選択されるに伴って、複数の前
    記不具合状況(10)を前記表示手段(5)に表示さ
    せ、 その表示状態において、前記不具合状況(10)が前記
    入力手段(5,6)によって選択されるに伴って、指定
    された前記特定箇所(11)、選択された前記位置名称
    (7)、選択された前記部位名称(8)、選択された前
    記部品名称(9)、及び、選択された前記不具合状況
    (10)の夫々を互いに対応付けた状態で前記記憶手段
    (4)に記憶させるように構成されている構造物検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記図面情報(M)の
    前記特定箇所(11,15,16,17)が前記入力手
    段(5,6)によって指定されるに伴って、前記図面情
    報(M)に前記特定箇所(11)を表す図面情報(s)
    を付加して、前記記憶手段(4)に記憶させるように構
    成されている請求項1記載の構造物検査装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段(5)及び前記入力手段
    (5)が、タッチ・パネル式の入出力画面(5)で構成
    されている請求項1又は2記載の構造物検査装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記タッチ・パネル式
    の入出力画面(5)上で手書き入力される手書入力情報
    を、前記位置名称(7)、前記部位名称(8)、前記部
    品名称(9)、又は、前記不具合状況(10)として前
    記記憶手段(4)に記憶させるように構成されている請
    求項3記載の構造物検査装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段(4)が、前記ケーシング
    から分離可能に構成されている請求項1、2、3、又
    は、4記載の構造物検査装置。
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