JP2002197187A - 歯科業務データ管理システム - Google Patents

歯科業務データ管理システム

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JP2002197187A
JP2002197187A JP2000391694A JP2000391694A JP2002197187A JP 2002197187 A JP2002197187 A JP 2002197187A JP 2000391694 A JP2000391694 A JP 2000391694A JP 2000391694 A JP2000391694 A JP 2000391694A JP 2002197187 A JP2002197187 A JP 2002197187A
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Hiroharu Asano
弘治 浅野
Hiromasa Takeda
浩昌 竹田
Yasuyuki Nagamine
康之 長峰
Yoshihiro Nakao
良洋 中尾
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DENSAN KK
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DENSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ入力機能をパソコンの表示画面上に付加
して別体のデータ入力装置を不要とし、データ入力作業
性の向上を図る。 【解決手段】パソコン(データ制御処理装置)1は制御
装置2と入力表示装置3とからなり、入力表示装置3
は、歯科業務関連に必要なデータを入力する入力部(デ
ータ入力手段)20を有している。この入力データはパ
ソコン1の入力制御部18及びCPU(データ処理手
段)4で処理され、その処理結果は表示部(ディスプレ
ー)19で画面表示される。表示部19の画面内には入
力部20が設けられ、画面上から直接データの入力作業
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科業務のデー
タ、例えばカルテ入力、患者毎の歯科治療情報の登録を
含む日常業務、帳票出力業務、レセプト作成業務等に係
るデータをパソコンで電子的に管理するシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、歯科業務の分野において、カ
ルテ入力、患者毎の歯科治療情報の登録、レセプト作成
業務等のデータを電子的に管理するシステムが普及して
いる。このデータ管理システムは、入力データを処理す
るデータ制御処理装置としてのパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)、このパソコンにデータを入
力するデータ入力用装置としての入力タブレットとが別
体に構成されている。この入力タブレットを用いてパソ
コンにデータを入力する時は、入力タブレット上に表示
されている任意のデータ入力項目面を入力ペンでタッチ
することにより行われるが、タブレット上の入力項目と
パソコンに表示された入力画面の双方を確認しながら入
力作業を行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パソコ
ンと入力タブレットとを別体に構成した従来方式では、
入力タブレットを別途購入して、これをパソコンの前方
に設置するスペースを確保する必要がある。したがっ
て、パソコン前方の作業面積が手狭になり、入力タブレ
ットとパソコンの双方の画面を確認しつつ作業しなけれ
ばならないということと相まって、概して作業効率が良
くないという問題があった。本発明は、上記の問題を解
決するため、データ入力操作装置であるパソコンと別体
の入力タブレットを不要とし、パソコンへのデータ入力
作業を効率良く行うことができる歯科業務データ管理シ
ステムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、患者
毎の歯科治療情報の登録、カルテ入力、レセプト作成等
の歯科業務のデータをデータ制御処理装置(1)により
管理するシステムであって、データが入力されるデータ
入力手段(20)と、該データ入力手段(20)に入力
されたデータを処理するデータ処理手段(4)と、該デ
ータ処理手段(4)で処理して得られた結果情報を画面
表示する表示手段(19)とを備え、前記データ入力手
段(20)を表示手段(19)の画面内に設け、該画面
上でデータ入力を行うようにしたことを特徴とする。そ
して、前記データ入力手段は少なくとも、患者番号、保
険者番号等の登録データを入力する患者毎の歯科治療情
報の登録操作部と、登録後に部位、処置等のカルテ内容
を入力するカルテ入力操作部とを含み、処置に応じて点
数を自動算定する点数算定手段を備えるものである。
【0005】本発明では、まずカルテ入力、患者毎の歯
科治療情報の登録、レセプト作成等の歯科業務に関する
データは、データ入力手段により入力される。次に、デ
ータ入力手段に入力されたデータは、データ処理手段に
送られて処理され、その結果得られたデータ情報は表示
手段(ディスプレー)にて画面表示される。前記データ
入力手段は具体的には、ディスプレイ上に設けた入力タ
ブレットであって、各種文字キー、数字キー、機能キ
ー、移動キー、エンターキー等を有し、タッチペンや光
学式コードレスマウスなどで入力できる。また、データ
入力手段は、表示手段の画面内において入力操作画面部
として構成され、これには文字認識機能を付加すること
ができる。文字認識機能を付加した場合は、より迅速な
文字入力が可能になり、例えばカルテにコメントを加え
る際、手書き文字や絵により簡単に記入できる。
【0006】本発明システムは、データ入力手段を表示
手段の画面内に設け、画面上で直接データの入力操作を
行うようにしたものである。換言すると、従来のデータ
入力装置である入力タブレットの機能が、パソコン(デ
ータ制御処理装置)の表示画面に付加された構成とな
る。したがって、パソコンと別体の入力タブレットが不
要になると共に、その設置スペースを省略できる。その
結果、作業スペースが広くなるので、パソコン前方の作
業環境が改善され、作業者は1つの画面上を確認するだ
けでデータの入力作業やデータ管理作業を効率良く行う
ことができる。
【0007】本発明に係るパソコンは、前方が無スペー
スであっても設置できる。例えば、パソコンの画面表示
部をチェアサイドアームに設置でき、この場合には、歯
科医師等は患者情報やカルテ情報などを確認しながら診
察ができ、使い勝手が著しく向上する。さらに、データ
入力手段をパソコンの表示画面内に設置したことで、表
示画面上で直接データ入力を行うことができ、より正確
な入力が可能となる。また、院内に複数のパソコンを設
置し、パソコン端末間にタスク間通信機能又はメール機
能を実装させることで、来院者をリアルタイムで把握で
きるようになる。
【0008】本発明ではペン操作性を考慮して、パソコ
ンの表示画面隅部に複数の機能指示ボタン部品をまとめ
て配設できる。また、データ制御処理装置により日常業
務、患者毎の歯科治療情報の登録、カルテ入力、レセプ
ト作成等を行う。そして、カルテ入力と同時に毎回レセ
プトを作成する。そしてレセプトの内容を確認すること
により入力ミス等を即時発見できるようにする。患者毎
の歯科治療情報の登録では、治療部位・病名欄、口腔内
所見欄等全てのカルテ内容を入力可能にする。また、保
険者番号・記号、公費番号、事業者、職業などによる自
動登録機能や初診履歴管理機能を付加できる。
【0009】カルテ入力では、イメージ画像やフリーハ
ンドによって描出される絵の取り込みを行えるようにす
る。すなわち、カルテ表示エリアと入力補助エリアを分
離し、画面サイズの変更を可能にする。また、日付、治
療部位、コメントの入力をその場で可能にする。また、
入金処理ではカルテデータと入金データを分離する。入
金履歴を表示して未収金を把握できるようにする。レセ
プト作成では、集計形式と患者一覧形式の画面切替えを
可能にし、作成年月日、保険種別、医師別等で対象者の
抽出検索を行うことができるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1乃至図24は本
発明の歯科業務データ管理システムの一実施例を示すも
ので、図1はシステムの概要を説明するブロック構成
図、図2はカルテ入出力部を説明する入出力システム
図、図3は患者毎の歯科治療情報の登録・修正を説明す
る画面図、図4は新患者毎の歯科治療情報の登録を説明
する画面図、図5は項目入力を説明する画面図、図6は
保険者番号検索を説明する画面図、図7は被保険者記号
検索を説明する画面図、図8はカルテ入力を説明する画
面図、図9は患者指定を説明する画面図、図10は日付
指定を説明する画面図、図11は点数算定を説明する画
面図、図12から図15は各々カルテ内容を説明する画
面図、図16は口腔内情報画面を説明する画面図、図1
7は点数確認を説明する画面図、図18は入金処理を説
明する画面図、図19はレセプト選択を説明する画面
図、図20は出力帳票を説明する画面図、図21は患者
一覧を説明する画面図、図22は帳票選択を説明する画
面図、図23は抽出条件を説明する画面図、図24はプ
レビュー画面を説明する画面図、図25は歯科業務の一
連のデータ処理例を説明するフローチャートである。
【0011】本実施例システムは、患者中心の運用・操
作を可能にした来院者画面及び通信機能を有し、医院全
体又は診療待ち患者状況をリアルタイムで確認でき、医
院内の受付窓口と診療室の歯科医師との間で複数のパソ
コン端末を設置して、両者の意思伝達を随時行えるよう
に構築したものである。
【0012】
【実施例】本システムに係るパソコン(データ制御処理
装置)1は、患者を指定選択したのち、必要な処理画面
に自動的に移行でき、患者に関する様々な管理情報をま
とめて設定表示可能とした来院履歴画面を有するもので
ある。パソコン1の構成は、図1に示すように、データ
演算処理の中枢部分である制御主装置2と、この制御主
装置2に対しデータの入力表示を行う入力表示装置3と
からなり、制御主装置2のCPU(データ処理手段)4
には、メモリー5とファイル制御部6が内蔵されてい
る。ファイル制御部6に設けた内部記憶装置7は、プロ
グラムファイル部8、マスターファイル部9及びデータ
ファイル部10を有している。
【0013】また、CPU4には、プリンター14、外
部記憶装置(ZIP)15及びモデム16を制御するプ
リンター制御部11、外部記憶装置(ZIP)制御部1
2及びモデム制御部13が接続されている。さらに、C
PU4には表示制御部17、入力制御部18を介して入
力表示装置3の表示部(カラーディスプレー)19、及
び入力タブレットとして機能する入力部(データ入力手
段)20が接続されている。入力部20は表示部19の
画面上に設けられており、入力部20におけるデータ入
力は、ペン、マウス、キーボード等の入力ツール21を
用いて行うことができるようになっている。
【0014】次に、本システムに係る入出力部の具体的
構成を、カルテ管理用入出力部を例に挙げて説明する
と、図2に示すように、入力部20より個人情報や治療
・処置情報のデータが入力される入力処理部22と、こ
の入力処理部22で処理されたデータ情報を記憶するメ
モリー5と、前記入力処理部22にオリジナルキー・病
名・処置マスター23を介して接続された表示処理部2
4を備えている。
【0015】前記メモリー5は、算定チェックマスター
25を参照して算定処理する算定処理部26に接続され
ている。また、表示処理部24で処理されたデータは、
表示部19において画面表示可能とされ、表示部19の
画面内には入力部20が設けられている。これにより、
表示部19の画面上で直接データの入力操作ができるよ
うになっている。さらに、メモリー5内の記憶データ
は、データ登録部27に送って患者カルテデータ28を
作成でき、このカルテデータ28は、患者基本データ3
0を入力するデータ呼び出し部29を経てメモリー5に
再び送られるようになっている。
【0016】本システムの作業メニューは、日常業務、
帳票出力業務、レセプト作成業務、マスタ管理業務、ユ
ーザー保守業務を含み、日常業務では、カルテ入力、患
者毎の歯科治療情報の登録・修正、入金処理、来院者管
理、カルテ印刷、処方箋印刷が可能とされている。そし
て、帳票出力業務では、患者日報、日別入金明細、未収
金一覧、預り金一覧、未来院一覧、患者月報、月別入金
集計、保険別集計、診療頻度集計、病名頻度集計、公費
一覧が可能とされている。
【0017】またレセプト業務では、レセプト、総括
表、レセプト個別確認、返戻分レセプト作成が可能とさ
れ、マスタ管理業務では、病名、処置、薬価、コメン
ト、オリジナルキー、医院基本、医院改定、医院スタッ
フ、医院設定、リコール項目、レセプトチェック、保険
者番号、保険者記号、公費番号、事業所、職業識別、続
柄識別、地区、主訴・コメント、元号、消費税の管理が
可能とされ、さらにユーザー保守業務では、患者管理、
レセプト一括作成、未収金・預り金管理、Zipリリー
スの管理が可能とされている。その他のメニューとし
て、特別業務、データ保管業務、通信業務、起動終了が
あり、リコール、バックアップ、電源断等を行うように
なっている。
【0018】以下、上記メニューに掲げた各業務につい
て説明すると、日常業務における患者毎の歯科治療情報
の登録では、患者基本データの入力・修正を行う。この
登録画面では、必要最小情報、リコール情報、公開関連
情報、患者区分、保険証詳細情報などグループ別に入力
フィールドを分類した構成とされ、選択入力ボックスと
項目間の連動により効率的なデータ入力が可能とされて
いる。尚、データ入力の終了時に、カルテ印刷の実行が
可能とされている。
【0019】この患者毎の歯科治療情報の登録の操作手
順は、図3に示すように、まず日常業務Aのメニュー項
目より、患者登録・修正32の項目を選択する。そし
て、患者の登録事項の修正を行う際の患者の指定33
は、図4に示すように、患者番号を入力するか、患者検
索機能を利用して指定する。また、図5に示すように、
新患登録34を行う場合は、画面上で入力部20の実行
キーのみを操作して、氏名や生年月日などの必要項目の
欄にデータを入力する。このとき保険者番号(患者N
o.)35、被保険者番号36及び被保険者記号37
は、図6及び図7に示すように、補助画面38、39か
ら選択して入力することができる。
【0020】次に、日常業務Aにおけるカルテ入力で
は、カルテデータの入力・修正を行う。入力されたデー
タは半永久的に使用でき、スクロール表示機能により随
時カルテデータを表示・確認できる。カルテ入力におい
ては口腔内情報画面を展開でき、この画面により、患者
の欠損抜髄情報、歯周処置情報、補錣情報、補錣物維持
管理情報を確認できる。またカルテ入力時に、前回部位
キー、処置候補キー、AUTO自動キー、ユーザーオリ
ジナルキー、サブメニュー等を利用することで、効率的
なカルテ入力が可能になっている。この時カルテ入力さ
れた処置は、システムが保管している患者情報、歯式情
報、カルテ履歴情報を元に算定可否のチェックを行い、
点数算定手段により適切な保険点数に自動算定変換でき
る。更にユーザー医院側の設定により、入金処理や領収
書印刷を行うことができる。入力終了時には、直ちにカ
ルテ印刷、処方箋印刷を指示起動させることができる。
【0021】カルテ入力の操作手順は、図8に示すよう
に、日常業務Aのメニュー項目よりカルテ入力40を選
択する。そして、図9に示すように、患者の指定を行う
ときは、患者番号41を入力するか、患者検索機能を利
用して指定し、このあと図10に示すように、必要によ
り入力日付42を指定する。そして、初診、再診の場
合、図11に示すように、基本診療料、保険加算点数4
3が自動的に算定される。診察にあたっては、図12に
示すように、部位キーを選択することで、治療対象の部
位44からカルテ内容を入力することができる。
【0022】図13乃至図15に示すように、オリジナ
ルキーを選択することで、病名・処置45からカルテ内
容を入力することができる。この場合、図16に示すよ
うに、個人の口腔内情報キーを選択することで、口腔内
情報画面46を展開でき、この画面46により、患者の
欠損抜髄情報、歯周処置情報、補錣情報、補錣物維持管
理情報を確認することができる。また、図17に示すよ
うに、点数確認キー47を選択することで、当該部位に
対して入力された処置の点数を自動的に算定できる。こ
こで、入金処理、カルテ印刷処理に移行するときは、図
18に示すように、入金処理キー、カルテ印刷処理キー
48を選択すればよい。
【0023】次に、レセプト業務においては、レセプト
データにより任意の月のレセプトを印刷する。この場
合、レセプトデータ作成時にエラーが生じた患者の一覧
表を印刷でき、印刷データはプレビューすることができ
る。また、複数月のレセプトデータを保管でき、さらに
印刷後に修正等がある時は、保険種別毎に抽出条件を設
定して行える。
【0024】レセプト業務の操作手順は、図19に示す
ように、レセプト業務Cのメニュー項目より、レセプト
50の項目を選択する。次いで、図20に示すように、
レセプト、チェックリスト、患者一覧の出力物51につ
いて集計形式52を選択する。この場合、出力年月、保
険種別などの患者抽出条件53を設定した上、画面上で
集計件数、内容の一覧を確認できる。そして、集計形式
52のタグでは、保険種別毎の対象件数、印刷済み件数
等を確認でき、また、図21に示すように、患者一覧5
4のタグでは、患者名、保険種別、日数、点数等を確認
できる。設定が終了したら印刷する。
【0025】次に、各種帳票業務おいては、患者データ
より指定された年月日の情報を収集して帳票を作成し、
全ての帳票は、画面表示と印刷の双方、及びCSVファ
イルに出力し、A4版の用紙で印刷できる。印刷データ
の収集はそのつど行い、変更した患者データも随時閲覧
できる。この場合、帳票収集時の条件設定により、同じ
帳票でも様々な条件で帳票を作成できる。
【0026】帳票業務の操作手順は、図22に示すよう
に、まず帳票出力Bのメニュー項目より患者日報56を
選択した後、図23に示すように、日付、保険種別、医
師別などの抽出条件57、並びに氏名50音順、保険種
別順、患者番号順などの編集条件58を設定する。この
後、印刷若しくは画面表示を選択するが、画面表示を選
択した場合は、図24に示すように、帳票の出力イメー
ジをプリントプレビュー画面59で確認できる。
【0027】以上のように、本システムによる実際の操
作運用では、患者毎の歯科治療情報の登録からレセプト
入力まで連続して簡単に処理することができる。すなわ
ち、図25に示すように、まずステップ1で日常業務メ
ニューから患者登録操作部を選択し、図4の入力画面を
開く。そして、新患登録の場合は、入力部20の実行キ
ーにより患者番号、保険者番号、被保険者記号等の各項
目にデータを入力する。
【0028】次に、スッテプ2でカルテ入力操作部を選
択し、図9の入力画面を開き、患者及び日付を指定す
る。その後、部位、病名、処置等のカルテ内容を入力
し、必要に応じて口腔内情報画面を開いて患者の補錣情
報等を確認する。そして、点数確認キーを選択すると、
点数算定手段により処置に応じた保険点数が自動算定さ
れる。算定後、スッテプ3でレセプト入力操作部を選択
し、図20の入力画面を開き、出力帳票の形式の選択、
出力年月等の抽出条件の設定し、集計件数、患者一覧を
確認する。ついで、スッテプ4で各種帳票操作部を選択
し、図23の入力画面を開き、日付等の抽出条件及び患
者番号順等の編集条件を設定し、印刷または画面表示を
行う。
【0029】本実施例では、パソコン1の表示部19画
面内に、データ入力操作部である入力部20を設定した
ことにより、データの入力作業を画面上で直接行うこと
ができる。従って、別体のデータ入力装置が不要になる
ことから、パソコン1前方の作業スペースを広く確保す
ることができる。これにより、パソコン前方における作
業環境が良くなり、データの入力作業を効率良く行うこ
とができる。また、特に小型携帯式のパソコン自体を作
業椅子の近傍に配置した場合、医師は直接患者の歯科治
療情報やカルテ入力情報等を確かめながら、治療やカル
テ作成を行うことができる。さらに、入力部20をパソ
コンの表示画面内に設けたことで、データ入力を正確に
行うことができる。
【0030】尚、本発明は上記実施例に限定されない。
例えば、パソコン1の表示部19には、患者受付の予約
状況を確認できる補助画面を設けることができ、カルテ
入力画面では算定結果に応じて色が変わって表現するよ
うに設定できる。また、カルテを入力することで、患者
管理、帳票、レセプトの他に薬剤在庫管理も同時に行う
ことができるようにすることもできる。その他、入金処
理業務においては、カルテ入力後に受付窓口で入金処理
を行うが、入金データの修正及び診療以外の入金処理を
行うことができるように構成することもできる。また、
患者管理ではリコール帳票を印刷または画面表示するた
めの収集条件を設定可能とし、処置による検索及びユー
ザー独自の検索パターンの登録を可能にする。更に、マ
スターメンテナンスでは病院用マスター類の登録、修
正、印刷を行い、スクロール表示機能により登録済みマ
スターの表示・確認を可能にする。この場合、コード、
名前による検索を可能にし、カーソルがポイントしてい
る項目の説明を画面最下部に表示する。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば、入力タブレット
として機能するデータ入力手段をパソコンの表示画面内
に設け、画面上でデータ入力を直接行うことができるよ
うに構成したことにより、従来パソコンの前方に設置し
ていた別体のデータ入力装置が不要になり、パソコン前
方に広い作業スペースを確保することができ、カルテや
レセプト作成等のデータ処理作業を効率良く行うことが
できる。さらに、データ表示画面内にデータ入力手段を
配置したことにより、データ処理済みの結果情報を確認
しつつ、次のデータ入力作業を正確に行うことができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯科業務データ管理システムを説
明するブロック構成図である。
【図2】カルテ入出力を説明する入出力システム図であ
る。
【図3】患者毎の歯科治療情報の登録・修正を説明する
画面図である。
【図4】新患者毎の歯科治療情報の登録を説明する画面
図である。
【図5】項目入力を説明する画面図である。
【図6】保険者番号検索を説明する画面図である。
【図7】被保険者記号検索を説明する画面図である。
【図8】カルテ入力を説明する画面図である。
【図9】患者指定を説明する画面図である。
【図10】日付指定を説明する画面図である。
【図11】点数算定を説明する画面図である。
【図12】カルテ内容を説明する画面図である。
【図13】他のカルテ内容を説明する画面図である。
【図14】他のカルテ内容を説明する画面図である。
【図15】他のカルテ内容を説明する画面図である。
【図16】口腔内情報画面を説明する画面図である。
【図17】点数確認を説明する画面図である。
【図18】入金処理を説明する画面図である。
【図19】レセプト選択を説明する画面図である。
【図20】出力帳票を説明する画面図である。
【図21】患者一覧を説明する画面図である。
【図22】帳票選択を説明する画面図である。
【図23】抽出条件を説明する画面図である。
【図24】プレビュー画面を説明する画面図である。
【図25】歯科業務の一連のデータ処理例を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 パソコン(データ制御処理装置) 2 制御主装置 3 入力表示装置 4 CPU(データ処理手段) 5 メモリー 6 ファイル制御部 7 内部記憶装置 8 プログラムファイル部 9 マスターファイル部 10 データファイル部 11 プリンター制御部 12 外部記憶装置(ZIP)制御部 13 モデム制御部 14 プリンター 15 外部記憶装置(ZIP) 16 モデム 17 表示制御部 18 入力制御部 19 表示部(ディスプレー) 20 入力部(データ入力手段:入力タブレット) 21 入力ツール 22 入力処理部 23 オリジナルキー・病名・処置マスター 24 表示処理部 25 算定チェックマスター 26 算定処理部 27 データ登録部 28 患者カルテデータ 29 データ呼び出し部 30 患者基本データ 32 患者登録・修正 33 患者の指定 34 新患者登録 35 患者番号 36 保険者番号 37 保険者記号 38 補助画面 39 補助画面 40 カルテ入力 41 患者番号 42 入力日付 43 加算点数 44 部位 45 病名・処置 46 口腔内情報画面 47 点数確認キー 48 カルテ印刷処理キー 50 レセプト 51 出力物 52 集計形式 53 患者抽出条件 54 患者一覧 56 患者日報 57 抽出条件 58 編集条件 59 プリントプレビュー画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長峰 康之 宮崎県宮崎市大字赤江字飛江田224番地 株式会社デンサン内 (72)発明者 中尾 良洋 宮崎県宮崎市大字赤江字飛江田224番地 株式会社デンサン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者毎の歯科治療情報の登録、カルテ入
    力、レセプト作成等の歯科業務のデータをデータ制御処
    理装置により管理するシステムであって、データが入力
    されるデータ入力手段と、該データ入力手段に入力され
    たデータを処理するデータ処理手段と、該データ処理手
    段で処理して得られた結果情報を画面表示する表示手段
    とを備え、前記データ入力手段を表示手段の画面内に設
    け、該画面上でデータ入力を行うようにしたことを特徴
    とする歯科業務データ管理システム。
  2. 【請求項2】 データ処理手段がパソコンに内蔵された
    CPUであり、かつ表示手段が前記パソコンのディスプ
    レイであり、このディスプレイ上にデータ入力手段とし
    ての選択入力機能を有する入力タブレットを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の歯科業務データ管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 データ入力手段が、患者番号、保険者番
    号等の登録データを入力する患者毎の歯科治療情報の登
    録操作部と、登録後に部位、処置等のカルテ内容を入力
    するカルテ入力操作部とを含み、処置に応じた保険点数
    を自動算定する点数算定手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の歯科業務データ管理システム。
JP2000391694A 2000-12-22 2000-12-22 歯科業務データ管理システム Pending JP2002197187A (ja)

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JP2000391694A JP2002197187A (ja) 2000-12-22 2000-12-22 歯科業務データ管理システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007114835A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Sanyo Electric Co Ltd 診療データ管理装置
JP2009125133A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Asano Dental Inc 歯科医療支援システム及び歯科医療支援用x線センサ
JP2009230609A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Hitachi Medical Computer Systems Inc 医用画像診断支援装置及び医用画像診断支援プログラム

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