JP2003036260A - データ管理装置およびデータ管理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

データ管理装置およびデータ管理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003036260A JP2001224120A JP2001224120A JP2003036260A JP 2003036260 A JP2003036260 A JP 2003036260A JP 2001224120 A JP2001224120 A JP 2001224120A JP 2001224120 A JP2001224120 A JP 2001224120A JP 2003036260 A JP2003036260 A JP 2003036260A
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真己 卯西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日頃オフィスで使い慣れている複写機に名刺
読み取り機能と管理機能とをもたせ、名刺の読み込みか
ら保存,管理,印刷までを一つのシステムで実現して、
名刺データの電子化のための操作性向上と容易な管理を
実現すること。 【解決手段】 スキャナ部12により名刺から画像デー
タを読み取り、該読み取られる画像データをその画像デ
ータの使用目的別に記録装置15に保存する際に、CP
U11が、その目的に応じた氏名等の識別ID,保存領
域,保存形式を自動的に割り当てる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、名刺などに書かれ
た文字情報を読み取り、保存し、管理し、印刷可能なデ
ータ管理装置およびデータ管理装置の制御方法およびプ
ログラムおよび記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどの情
報機器の普及にともないオフィスの合理化が進んでい
る。しかし、仕事の上で最も重要な情報源の一つである
名刺に関しては、なかなか効率的な管理ができずに、各
自が煩雑な処理をしている。
【0003】そこで、従来より、このような名刺管理等
の効率化のために、パーソナルコンピュータに接続して
利用する名刺用リーダやOCR(Optical Ch
aracter Recognition;光学式文字
認識)ソフト等が市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な名刺用リーダやOCRソフト等を使用する方法では、
まず名刺リーダを購入しなければならないというコスト
的な問題と、使い慣れない名刺リーダの操作や、名刺リ
ーダにより読み取った名刺の画像データをさらにOCR
ソフトを用いて電子化し、該電子データを分類する作業
を行い、その上さらに管理ソフト等を用いて管理する等
パーソナルコンピュータ上での操作が、非常に煩雑にな
るという操作面での問題が発生し、上述した名刺等の効
率的な電子化,管理に対する問題について根本的な解決
がなされているとは言いがたかった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、名刺から画像データ
を読み取り、該読み取られる画像データをその画像デー
タの使用目的別に保存する際に、その目的に応じた氏名
等の識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り当て
る一連の処理を複写機により行うことにより、日頃オフ
ィスで使い慣れているデジタル複写機に名刺読み取り機
能と管理機能とをもたせ、名刺の読み込みから保存,管
理,印刷までを一つのシステムで実現して、名刺データ
の電子化のための操作性向上と容易な管理を実現するこ
とができるデータ管理装置およびデータ管理装置の制御
方法およびプログラムおよび記憶媒体を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿から画像データを読み取る読み取り手段(図1
に示すスキャナ部12)と、前記読み取り手段により読
み取られる画像データをその画像データの使用目的別に
保存する目的別保存手段(図1に示すCPU11が画像
データの使用目的別に記録装置15に保存処理する)
と、前記目的別保存手段により保存する際に、その目的
に応じた識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り
当てる保存時属性割り当て手段(図1に示すCPU11
が識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り当て処
理する)とを有することを特徴とする。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記目的別保
存手段により保存する際に、同一の識別IDを持つデー
タが既に存在する場合、保存方法に関して複数の選択肢
を提供してユーザに選択させる保存方法選択手段(図1
1に示す保存方法選択画面)を有することを特徴とす
る。
【0008】本発明に係る第3の発明は、保存時属性割
り当て手段は、前記目的別保存手段により保存する際
に、前記読み取り手段により読み取られる画像データを
文字データとして認識し、該認識された文字データを一
つのデータ群とし、そのデータ群から、特定の条件で文
字列を抽出し、その抽出された文字列を、そのデータ群
を示す識別IDとして割り当てることを特徴とする。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記読み取り
手段により読み取られる原稿は名刺を含むものであり、
前記保存時属性割り当て手段は、前記識別IDとするた
めの文字列を抽出する際に、氏名を識別IDとして抽出
することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記保存時属
性割り当て手段は、前記目的別保存手段により保存する
際に、個人または部課の所定のグループ単位で分類して
保存領域を割り当てることを特徴とする。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記目的別保
存手段により保存されたデータに対する印刷指示を行う
印刷指示手段と、前記印刷指示手段により指示されたデ
ータを読み出して印刷する印刷手段(図1に示すCPU
11が印刷部16により印刷処理する)とを有すること
を特徴とする。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記読み取り
手段によって読み取ったデータと、前記目的別保存手段
により保存されたデータとを読み出して表示する表示手
段(図1に示すモニタ13に表示される表示画面(図
5))と、前記表示手段の表示を利用して、該表示され
るデータを直接指示して操作可能な表示データ操作手段
(図1に示すモニタ13のタッチパネルにより図5に示
す表示画面を直接指示してデータ操作を行う(図8))
とを有することを特徴とする。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記保存方法
選択手段が提供する保存方法に関する選択肢は、既に存
在するデータを後から入力したデータにより上書きする
第1の保存方法と、後から入力したデータと、すでに存
在するデータのどちらを利用するかをユーザに選択させ
る第2の保存方法と、存在するデータに対して、後から
入力したデータを追加して、履歴状にする第3の保存方
法とを含む(図11に示す保存方法選択画面)ことを特
徴とする。
【0014】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置と通信可能な通信手段(図13
に示すネットワークインタフェース(NWI/F)1
9)と、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記目
的別保存手段により保存されたデータを前記情報処理装
置に転送するサーバ手段(図13に示すHTTPサーバ
143)とを有し、前記保存時属性割り当て手段は、前
記目的別保存手段により保存する際に、保存形式を前記
情報処理装置上で実行される所定のブラウザソフトウェ
アにより表示可能(図13に示すパーソナルコンピュー
タ等のクライアントマシン上で動作するブラウザソフト
ウェアの画面142)な形式とすることを特徴とする。
【0015】本発明に係る第10の発明は、前記情報処
理装置により表示可能な形式は、HTML形式を含むこ
とを特徴とする。
【0016】本発明に係る第11の発明は、データ管理
装置は、デジタル複写機により構成されることを特徴と
する。
【0017】本発明に係る第12の発明は、原稿から画
像データを読み取る読み取り工程(図6のステップS6
1)と、該読み取られる画像データをその画像データの
使用目的別に保存する目的別保存工程(図6のステップ
S62〜S66)と、前記目的別保存工程により保存す
る際に、その目的に応じた識別ID,保存領域,保存形
式を自動的に割り当てる保存時属性割り当て工程(図6
のステップS62〜S65,図17のステップS171
〜S175)と、前記目的別保存工程により保存する際
に、同一の識別IDを持つデータが既に存在する場合、
保存方法に関して複数の選択肢を提供してユーザに選択
させる保存方法選択工程(図10のステップS101〜
S105)とを有することを特徴とする。
【0018】本発明に係る第13の発明は、データ管理
装置に、原稿から画像データを読み取る読み取り工程
(図6のステップS61)と、該読み取られる画像デー
タをその画像データの使用目的別に保存する目的別保存
工程(図6のステップS62〜S66)と、前記目的別
保存工程により保存する際に、その目的に応じた識別I
D,保存領域,保存形式を自動的に割り当てる保存時属
性割り当て工程(図6のステップS62〜S65,図1
7のステップS171〜S175)と、前記目的別保存
工程により保存する際に、同一の識別IDを持つデータ
が既に存在する場合、保存方法に関して複数の選択肢を
提供してユーザに選択させる保存方法選択工程(図10
のステップS101〜S105)とを実行させることを
特徴とする。
【0019】本発明に係る第14の発明は、データ管理
装置に、原稿から画像データを読み取る読み取り工程
(図6のステップS61)と、該読み取られる画像デー
タをその画像データの使用目的別に保存する目的別保存
工程(図6のステップS62〜S66)と、前記目的別
保存工程により保存する際に、その目的に応じた識別I
D,保存領域,保存形式を自動的に割り当てる保存時属
性割り当て工程(図6のステップS62〜S65,図1
7のステップS171〜S175)と、前記目的別保存
工程により保存する際に、同一の識別IDを持つデータ
が既に存在する場合、保存方法に関して複数の選択肢を
提供してユーザに選択させる保存方法選択工程(図10
のステップS101〜S105)とを実行させるプログ
ラムをコンピュータ読み取り可能に記憶媒体に記憶した
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明の
実施形態を図1〜図18を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施形態を示すデー
タ管理装置(データ管理及びプリントシステム)の構成
を示す図である。
【0022】図において、11はCPUで、制御ROM
(以下、ROM)に格納されたプログラムに基づいてデ
ータ管理装置全体を統括制御する。12はスキャナ部
で、画像を読み込むためのものである。13はタッチパ
ネル対応のモニタ(LCD,CRT等)であり、読み込
んだ画像や文字情報の表示や、本装置(システム)への
指示を行う。
【0023】ROM14には、本装置(システム)を制
御するためのプログラムが格納されている。15は記録
装置で、スキャナ部12から読み込んだデータなどを保
存する。この記憶装置15は、HDDが一般的である
が、MO、ZIP、JAZ、CDRW等ある程度の速度
で読み書き可能なメディアであればどのようなものであ
ってもよく、上述したメディアに限らず将来登場するで
あろう新たなメディアも利用可能である。
【0024】16は印刷部で、保存してあるデータを印
刷するためのものであり、ここで言う印刷部とは、印刷
するための画像データを生成するプリンタコントローラ
と実際に用紙上に画像を形成するプリンタエンジンから
構成されるものである。また、現在ではレーザービーム
プリンタやインクジェット方式が主流であるが、特に方
式を限定するものではない。
【0025】17はキーボードで、本装置(システム)
に対して入力を行うためのものである。18はマウス
(その他のポインティングデバイスであってもよい)
で、本装置(システム)に対して操作を行うためのもの
である。なお、キーボード17,マウス18の他にも様
々な入力デバイスが利用可能であり、本発明はキーボー
ドとマウスに限定されるものではない。
【0026】19はネットワーク(NW)インターフェ
ースで、このNWインターフェース19を介して、社内
LAN(例えばイーサネット(登録商標))等のネット
ワークに接続される。10は各モジュール11〜19を
つなぐ内部バスである。
【0027】なお、11〜19に示した各モジュールは
特に一つの筐体におさまっていなくてもかまわない。即
ち、11〜19に示した各モジュールが一つの筐体にお
さまった単一の装置として構成されても、複数の装置を
組み合わせたシステムとして構成されてもよい。
【0028】以下、デジタルコピー機(デジタル複写
機)に、本発明を適用する場合を例にして説明する。こ
の場合には、コピー機に付属のモニタ13,キーボード
17,マウス18等を取り付け可能にしてもよし、モニ
タ13,キーボード17,マウス18等はコピー機の操
作パネル上の表示部,各種キー,タッチパネル等に対応
するものとしてもよい。
【0029】図2は、本実施形態で読み込む対象とする
名刺の一例を示す模式図である。
【0030】図に示すように、名刺には、氏名201
(この例では、「木屋ノン太」)、会社名202(この
例では、「キXXX株式会社」)、所属部署名203
(この例では、「事務機センター22課」)、役職20
4(この例では無し)、電話番号205(この例では、
「03−1234−5678」)、FAX番号206
(この例では、「03−9876−5432」)、電子
メールアドレス(この例では無し(不図示))、携帯電
話番号(この例では無し(不図示))等の様々な情報が
記載されている。
【0031】図3は、本発明のデータ管理装置の全体的
な処理の流れを示した概略図であり、図1に示したCP
U11によりROM14に記憶されたプログラムに基づ
いて実行されるものである。なお、S1201〜S12
05は各ステップを示す。
【0032】まず、名刺データをスキャナ部12により
読み込み(S1201)、CPU11により文字として
認識し(S1202)、記録装置15に保存する(S1
203)。
【0033】そして、必要に応じて印刷部16により印
刷したり(S1204)、データの更新/書き換え/消
去などの操作を行う(データ管理(S1205))。
【0034】図4は、図2に示した名刺から読み取られ
る認識されるデータを示す図であり、図2と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0035】図に示すように、図2に示した名刺から
は、氏名201(この例では、「木屋ノン太」)、会社
名202(この例では、「キXXX株式会社」)、所属
部署名203(この例では、「事務機センター22
課」)、役職204(この例では無し)、電話番号20
5(この例では、「03−1234−5678」)、F
AX番号206(この例では、「03−9876−54
32」)、電子メールアドレス(この例では無し(不図
示))、携帯電話番号(この例では無し(不図示))等
の様々な情報を読み取られる(認識される)。
【0036】これらのデータは、氏名201(この例で
は、「木屋ノン太」)を名刺データを一意に示すIDと
して利用して管理することができる。
【0037】本実施形態では、名刺を例として説明して
いるが、特に名刺に限定するものではなく、所定の情報
が記載された読み取り可能な印刷媒体全てにたいして利
用可能である。
【0038】図5は、図2に示した名刺から読み取られ
認識されたデータを確認するための表示画面の一例を示
す模式図である。
【0039】図において、41は表示画面で、図1に示
したモニタ13に表示される。42は読み込んだ画像
で、図2に示した名刺に対応する。43は文字認識後の
結果で、図2に示した名刺から読み取られる認識された
データ(図3)に対応する。
【0040】44はキーボード呼出ボタンで、このボタ
ンに触れることにより、モニタ13上にキーボードを表
示して、文字情報等を入力することができる。
【0041】45は保存ボタンで、このボタンに触れる
ことにより、表示画面41で表示された認識結果を登録
することができる。
【0042】このように、読み込んだ画像42とそこか
ら文字認識した結果43を並べて表示することにより、
読み込んだデータがどのように文字として認識されたか
をユーザにわかりやすく表示することができ、ユーザ
は、文字認識結果の正誤を容易に確認することができ
る。
【0043】なお、名刺から氏名、会社名等の情報をど
のように取り出すのかは、既にさまざまな方法が提案さ
れており、本発明は、この名刺から氏名等を取り出す方
法を特定の方法に限定するものではない。
【0044】以下、図6のフローチャートを参照して、
本発明のデータ管理装置における名刺データ読込登録処
理について説明する。
【0045】図6は、本発明のデータ管理装置における
第1の制御処理の一例を示すフローチャートであり、名
刺データ読込登録処理に対応する。なお、このフローチ
ャートの処理は、図1に示したCPU11によりROM
14に記憶されたプログラムに基づいて実行されるもの
である。なお、S61〜S66は各ステップを示す。
【0046】まず、ユーザは本装置の読み取り装置(ス
キャナ部12)に、登録したい名刺をセットし、本装置
(コピー機)上のスタートボタンを押下する。このスタ
ートボタンは、コピー機のコピーボタンと兼用であって
もかまわないし、読み取り専用の開始ボタンであっても
かまわない。
【0047】ユーザが、スタートボタンを押すと、図6
に示す処理が呼び出される。
【0048】まず、スキャナ部12により名刺データを
読み込み(S61)、図4に示したようなデータをステ
ップS61で読み込んだ画像から文字として認識する文
字認識処理を行う(S62)。
【0049】そして、図5に示した表示画面をモニタ1
3上に表示する認識結果表示処理を行う(S63)。さ
らに、図7に示すようなウィンドウ(文字認識修正指示
画面)を表示し、(S64)。必要に応じて認識結果修
正処理(S65)へ移る。即ち、ステップS64で、図
7に示す「はい」ボタン701にタッチした(OKでな
い)と判断された場合は、ステップS65の認識結果修
正処理に進み、一方、図7に示す「いいえ」ボタン70
2にタッチした(OK)と判断された場合は、ステップ
S66に進む。
【0050】ステップS65の認識結果修正処理では、
図5に示した表示画面41上で、ユーザが修正したい文
字列にタッチすると、その部分の表示が反転し、入力可
能な状態となる(図8)。図8に示した例は、電話番号
を修正する場合に対応する。なお、修正作業は、付属の
キーボード17を利用してもよいし、図5に示したキー
ボード呼出ボタン44からキー入力画面を呼びだし、そ
れを利用して入力してもよい。
【0051】修正作業が終了したら、データ登録処理
(S66)を行い、処理を終了する。
【0052】このデータ登録処理では、例えば図9に示
すような画面を利用する。
【0053】図9は、本発明のデータ管理装置の保存先
選択画面の一例を示す模式図であり、図6のステップS
66のデータ登録処理時にモニタ13に表示される。
【0054】図において、501は保存先フォルダで、
図1に示した記録装置15内の記憶領域(フォルダ)に
対応するものであり、何れか1又は複数を選択可能であ
る。502は保存先ボタンで、このボタンに触れること
により、保存先フォルダ501で選択された保存先に読
み込んだ名刺のデータを保存することができる。
【0055】503は保存先追加ボタンで、このボタン
に触れることにより、新たな保存先を生成し、保存先フ
ォルダ501に追加することができる。なお、新たに追
加された保存先に保存先名を入力する作業は、付属のキ
ーボード17を利用してもよいし、表示画面上にキー入
力画面を呼びだし、それを利用して入力してもよい。
【0056】例えば、Aさん(12課に所属)自身がこ
の操作を行い、自分用の名刺フォルダ及び自分の所属す
る部署用のフォルダに保存したい場合は、図9に示した
保存先選択画面中の“Aさん“と”12課“というフォ
ルダを選択し、保存ボタン502を押下(タッチ)すれ
ばよい。
【0057】以上の処理により、名刺データは文字デー
タとして認識され、所定の場所への保存が終了する。
【0058】さらに、コピー機等のユーザの使い慣れた
身近な装置により、名刺等の紙データ(アナログデー
タ)の電子化を、簡単な操作により、効率よく行うこと
ができる。
【0059】なお、本実施形態では、図9に示した保存
先選択画面により保存先を選択する場合について説明し
たが、名刺より読み取った会社名,個人氏名,部課等の
所定のグループ単位で分類して保存先を自動的に割り当
てるように構成してもよい。
【0060】〔第2実施形態〕上記第1実施形態におい
て、名刺情報を登録する際に、既に同じ氏名でデータが
登録済みの場合があり、その場合には、ユーザに処理を
選択させるように構成してもよい。以下、その実施形態
について説明する。
【0061】以下、図10〜図12を参照して、名刺情
報を登録する際に既に同じ氏名でデータが登録済みの場
合の処理について説明する。
【0062】図10は、本発明のデータ管理装置におけ
る第2の制御処理の一例を示すフローチャートであり、
名刺情報を登録する際に既に同じ氏名でデータが登録済
みの場合に実行される処理に対応する。なお、このフロ
ーチャートの処理は、図1に示したCPU11によりR
OM14に記憶されたプログラムに基づいて実行される
ものである。なお、S101〜S105は各ステップを
示す。
【0063】まず、ユーザに対して、どのような処理を
行うのかを問うメッセージをモニタ13に表示する(S
101)。例えば、図11に示すような、「キャンセ
ル」ボタン1101,「上書き」ボタン1102,「追
加」ボタン1103の3種類のボタンを有する保存方法
選択画面を表示し、いずれかをユーザに選択させる。
【0064】本実施形態では、「中止(キャンセル)処
理」,「上書き処理」,「追加処理」の3種類の処理方
法をユーザに提供する場合について説明を行うが、特定
の処理方法に限定されるものではない。
【0065】次に、ユーザの指示に従い、選択された処
理を行う(S102〜S105)。
【0066】詳細には、ステップS102において、図
11に示した「キャンセル」ボタン1101,「上書
き」ボタン1102,「追加」ボタン1103のいずれ
が選択(タッチ)されたかを判断し、「キャンセル」ボ
タン1101が押下されたと判断された場合は、ステッ
プS103に進み、中止処理を行う。この中止処理にお
いては、既に存在するデータをそのまま残し、新規に読
み込んだ情報は破棄する。
【0067】また、ステップS102で、「上書き」ボ
タン1102が押下されたと判断された場合は、ステッ
プS104に進み、上書き処理を行う。この上書き処理
においては、既に存在するデータに対して、新規に読み
込んだ情報を上書きする。
【0068】また、ステップS102で、「追加」ボタ
ン1103が押下されたと判断された場合は、ステップ
S105に進み、追加処理を行う。この追加処理におい
ては、例えば図12に示すように、131に示されるI
D「木屋ノン太」の既存データ132に新規データ13
3を追加していく。なお、名刺情報を登録する際に、ま
だ同じ氏名でデータが登録されていない場合は、134
に示されているID「佐藤一郎」のように、データ13
5を登録する。
【0069】以上の構成により、名刺情報を登録する際
に、既に同じ氏名でデータが登録済みの場合であって
も、中止処理,上書き処理,追加処理等のユーザの所望
の処理を選択して、ユーザの意図しない既存データへの
上書きの防止や、既存のデータへの上書きや、追加等を
容易に行って、名刺データを自在に管理することができ
る。
【0070】〔第3実施形態〕上記第1,第2実施形態
の構成に加え、さらに、本装置内にHTTPサーバの機
能を内蔵し、名刺データの保存形式をHTMLなどのブ
ラウズ可能な形式にすることにより、ネットワークI/
Fを経由して、他の装置から本装置内に保存されてある
名刺情報を容易に閲覧することが可能となる。
【0071】図13は、本発明の第3実施形態を示すデ
ータ管理装置の構成を簡略的に示す図である。
【0072】図において、141はHTTPサーバ14
3とデータを内蔵した記録装置15を有するデータ管理
装置を簡略的に示したものである。142はパーソナル
コンピュータ等のクライアントマシン上で動作するブラ
ウザソフトウェアの画面である。
【0073】クライアントマシン142からインターネ
ットやLAN等を経由して本発明のデータ管理装置に接
続し、データをブラウズしている場合に対応する。
【0074】以上の構成により、LAN又はインターネ
ット等を介して離れた場所からでも本発明のデータ管理
装置により管理される名刺等のデータを閲覧することが
できる。
【0075】〔第4実施形態〕上記第1〜3実施形態で
示したように保存されたデータを印刷可能に構成しても
よい。以下、その実施形態について説明する。
【0076】図14は、本発明のデータ管理装置の記録
装置15内に蓄積,管理される名刺情報の一覧印刷結果
の一例を示す模式図である。
【0077】以下、図15のフローチャートを参照し
て、本発明のデータ管理装置に保存されたデータの印刷
処理について説明する。
【0078】図15は、本発明のデータ管理装置におけ
る第3の制御処理の一例を示すフローチャートであり、
データ管理装置に保存されたデータの印刷処理手順に対
応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示
したCPU11によりROM14に記憶されたプログラ
ムに基づいて実行されるものである。なお、S151〜
S153は各ステップを示す。
【0079】図1に示したモニタ13のタッチパネル,
キーボード17,マウス18又はネットワークを介して
接続されるコンピュータ等の入力手段から印刷の指示を
受けると、図15の処理が呼び出される。
【0080】まず、記録装置15から名刺情報を読み出
す(S151)。そして、印刷部16が処理できるデー
タ形式に変換する(S152)。たとえば、印刷部16
がPostScriptに対応しているのであればPo
stScript形式に名刺情報を変換し、印刷部16
へ渡し(S153)、印刷部16で印刷処理を行う。な
お、ユーザからの指示により、本発明のデータ管理装置
により管理されるデータを選択して印刷することもでき
るし、全てのデータを一覧印刷することも可能である。
【0081】全てのデータ又は複数のデータを一覧印刷
する場合、ステップS152において、印刷部16が処
理できるデータ形式に変換する場合、ステップS151
で読み出された複数の名刺データを図14に示したよう
な一覧にレイアウトするように構成してもよい。
【0082】以上の構成により、本発明のデータ管理装
置により管理しているデータを印刷処理し、データのハ
ードコピーを作成することができる。
【0083】〔第5実施形態〕上記第1〜4実施形態で
は、名刺などの所定のフォーマットで記載された印刷物
の管理について説明してきたが、読み込んだデータを、
使用目的に合わせた保存形式を割り当て保存先を選択し
て保存可能に構成してもよい。以下、その実施形態につ
いて説明する。
【0084】原稿を読み取り、その読み取ったデータを
保存する際に、モニタ13(コピー機やプリンタ,スキ
ャナにより構成する場合は、その操作パネル等)に図1
6に示すような操作画面を表示する。
【0085】図16は、本発明の第5実施形態を示すデ
ータ管理装置の保存先指定画面の一例を示す模式図であ
る。
【0086】図において、A〜Dは保存先で、読み取っ
た原稿を読み取り後に何に使用するのかにあわせて選択
される。
【0087】例えば、図16では保存先A〜Dとして表
現してあるが、保存先Aボタンには、“クライアントP
Cへのデータを取り込むための保存先”、保存先Bボタ
ンには、“読み取ったデータの再印刷用の保存先”等を
割り当てる。ボタンの数はいくつでもかまわない。
【0088】さらに、“クライアントPCへのデータを
取り込むための保存先”である保存先Aボタンによりデ
ータを保存する際には、そのための所定のファイル形式
(例えば、PDF)により保存する。なお、PDFと
は、特定のプラットフォームに依存しないで文章を表示
できることを目的に開発された文章フォーマットであ
り、米アドビ・システムズが開発したものである。
【0089】また、“読み取ったデータの再印刷用の保
存先”である保存先Bボタンによりデータを保存する際
には、そのための所定のファイル形式(例えば、TIF
F)により保存する。
【0090】このように、使用目的に応じた保存先とそ
れにあわせた保存形式を1つのボタンに割り当てること
により、データ保存時の操作性及び操作効率が向上す
る。
【0091】以下、図17のフローチャートを参照し
て、本発明の第5実施形態を示すデータ管理装置の保存
処理について説明する。
【0092】図17は、本発明のデータ管理装置におけ
る第4の制御処理の一例を示すフローチャートであり、
本発明の第5実施形態を示すデータ管理装置の保存処理
手順に対応する。なお、このフローチャートの処理は、
図1に示したCPU11によりROM14に記憶された
プログラムに基づいて実行されるものである。なお、S
171〜S175は各ステップを示す。
【0093】図16に示した操作画面において、それぞ
れの保存先ボタン保存先A〜Dが押された(タッチされ
た)際に、図17のフローチャートの処理を呼び出す。
【0094】まず、押圧されたボタンが保存先A〜Dの
いずれのボタンであるかを判定する(S171)。そし
て、それぞれのボタン用の処理を実行する(S172〜
S175)。
【0095】詳しくは、ステップS171において、保
存先Aボタンが押圧されたと判断された場合は、ステッ
プS172に進み、保存先ボタンA用の処理、即ち、読
み込んだデータを例えばPDFに変換し、クライアント
PCから取り込み可能な領域へ保存する。
【0096】また、ステップS171で、保存先Bボタ
ンが押圧されたと判断された場合は、ステップS173
に進み、保存先ボタンB用の処理、即ち、読み込んだデ
ータをTIFFフォーマットに変換し、再印刷可能な領
域へ保存する。
【0097】また、ステップS171で、保存先Cボタ
ンが押圧されたと判断された場合は、ステップS174
に進み、保存先ボタンB用の処理を行う。
【0098】また、ステップS171で、保存先Dボタ
ンが押圧されたと判断された場合は、ステップS175
に進み、保存先ボタンD用の処理を行う。
【0099】以上の処理により、使用目的に応じた保存
先とそれにあわせた保存形式を1つのボタンに割り当て
ることにより、保存する際に、その目的(使用目的に応
じて割り当てられた保存先ボタンA〜D)を選択するだ
けで、保存領域,保存形式(フォーマット)を自動的に
割り当てることができ、データ保存時の操作性及び操作
効率を格段に向上することができる。
【0100】なお、上記各実施形態において、モニタ1
3上のタッチパネルによる指示は、キーボード16,マ
ウス18等による指示であってもよい。
【0101】また、上記各実施形態で示した印刷部は、
レーザビーム方式であっても、レーザビーム方式以外の
電子写真方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ
方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でも
その他のプリント方式であっても本発明は適用可能であ
る。
【0102】また、上記図1,図13に示した構成は、
コピー機等で構成してもよいし、コンピュータにスキャ
ナとプリンタ等を接続して構成されたものであってもよ
い。以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明
に係るデータ管理装置で読み出し可能なデータ処理プロ
グラムの構成について説明する。
【0103】図18は、本発明に係るデータ管理装置で
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0104】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0105】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0106】本実施形態における図6,図10,図1
5,図17に示す機能が外部からインストールされるプ
ログラムによって、ホストコンピュータにより遂行され
ていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラ
ッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネッ
トワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含
む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用
されるものである。
【0107】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0108】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0109】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0110】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0111】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0112】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0113】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによリーダウンロードし
て読み出すことによって、そのシステムあるいは装置
が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、原稿から画像データを読み取り、該読
み取られる画像データをその画像データの使用目的別に
保存する際に、その目的に応じた識別ID,保存領域,
保存形式を自動的に割り当てるので、紙データ(アナロ
グデータ)の電子化を、簡単な操作により、効率よく行
うことができる。
【0115】第2,12,13,14の発明によれば、
該読み取られる画像データをその画像データの使用目的
別に保存する際に、同一の識別IDを持つデータが既に
存在する場合、保存方法に関して複数の選択肢を提供し
てユーザに選択させるので、既に同じ識別IDでデータ
が登録済みの場合であっても、中止処理,上書き処理,
追加処理等のユーザの所望の処理を選択して、ユーザの
意図しない既存データへの上書きの防止や、既存のデー
タへの上書きや、追加等を容易に行って、原稿データを
自在に管理することができる。
【0116】第3の発明によれば、保存時属性割り当て
手段は、前記目的別保存手段により保存する際に、前記
読み取り手段により読み取られる画像データを文字デー
タとして認識し、該認識された文字データを一つのデー
タ群とし、そのデータ群から、特定の条件で文字列を抽
出し、その抽出された文字列を、そのデータ群を示す識
別IDとして割り当てるので、所定の識別IDにより原
稿データを自在に管理することができる。
【0117】第4の発明によれば、前記読み取り手段に
より読み取られる原稿は名刺を含むものであり、前記保
存時属性割り当て手段は、前記識別IDとするための文
字列を抽出する際に、氏名を識別IDとして抽出するの
で、名刺データ(アナログデータ)の電子化を、簡単な
操作により、効率よく行うことができ、かつ氏名により
名刺データを自在に管理することができる。
【0118】第5の発明によれば、前記保存時属性割り
当て手段は、前記目的別保存手段により保存する際に、
個人または部課の所定のグループ単位で分類して保存領
域を割り当てるので、名刺データの管理を、氏名,個人
または部課の所定のグループ単位で分類して容易に管理
することができる。
【0119】第6の発明によれば、前記目的別保存手段
により保存されたデータに対する印刷指示を行い、該指
示されたデータを読み出して印刷するので、原稿データ
(アナログデータ)の電子化及びその管理を簡単な操作
により、効率よく行うことができるとともに、必要に応
じてそのハードコピーを作成することもできる。
【0120】第7の発明によれば、前記読み取り手段に
よって読み取ったデータと、前記分類保存手段により保
存されたデータとを読み出して表示する表示手段と、前
記表示手段の表示を利用して、該表示されるデータを直
接指示して操作可能な表示データ操作手段とを有するの
で、表示されるデータを直接指示するという簡単な操作
により、データの操作性を格段に向上することができ
る。
【0121】第8の発明によれば、前記保存方法選択手
段が提供する保存方法に関する選択肢は、既に存在する
データを後から入力したデータにより上書きする第1の
保存方法と、後から入力したデータと、すでに存在する
データのどちらを利用するかユーザに選択させる第2の
保存方法と、存在するデータに対して、後から入力した
データを追加して、履歴状にする第3の保存方法とを含
むので、既に同じ識別IDでデータが登録済みの場合で
あっても、中止処理,上書き処理,追加処理等のユーザ
の所望の処理を選択して、ユーザの意図しない既存デー
タへの上書きの防止や、既存のデータへの上書きや、追
加等を容易に行って、原稿データを自在に管理すること
ができる。
【0122】第9,10の発明によれば、所定の通信媒
体を介して情報処理装置と通信可能な通信手段と、前記
情報処理装置からの要求に応じて、前記目的別保存手段
により保存されたデータを前記情報処理装置に転送する
サーバ手段とを有し、前記保存時属性割り当て手段は、
前記目的別保存手段により保存する際に、保存形式を前
記情報処理装置上で実行される所定のブラウザソフトウ
ェアにより表示可能な形式とするので、所定の通信媒体
を介して離れた場所からでもデータ管理装置により管理
されるデータを容易に閲覧することができる。
【0123】第11の発明によれば、データ管理装置
は、デジタル複写機により構成されるので、日頃オフィ
スで使い慣れている複写機に原稿読み取り機能と管理機
能をもたせ、原稿の読み込みから保存,管理,印刷まで
を一つのシステムで実現して、紙データの電子化のため
の操作性向上と容易な管理を実現することができる。
【0124】従って、日頃オフィスで使い慣れている複
写機に名刺読み取り機能と管理機能とをもたせ、名刺の
読み込みから保存,管理,印刷までを一つのシステムで
実現して、名刺データの電子化のための操作性向上と容
易な管理を実現することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すデータ管理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態で読み込む対象とする名刺の一例を
示す模式図である。
【図3】本発明のデータ管理装置の全体的な処理の流れ
を示す概略図である。
【図4】図2に示した名刺から読み取られる認識される
データを示す図である。
【図5】図2に示した名刺から読み取られ認識されたデ
ータを確認するための表示画面の一例を示す模式図であ
る。
【図6】本発明のデータ管理装置における第1の制御処
理の一例を示すフローチャートである。
【図7】図2に示した名刺から読み取られ認識されたデ
ータの修正の有無を指示するための文字認識修正指示画
面の一例を示す模式図である。
【図8】名刺から読み取られ認識されたデータの修正時
の操作の一例を示す模式図である。
【図9】本発明のデータ管理装置の保存先選択画面の一
例を示す模式図である。
【図10】本発明のデータ管理装置における第2の制御
処理の一例を示すフローチャートである。
【図11】名刺情報を登録する際に、既に同じ氏名でデ
ータが登録済みの場合に、ユーザに処理を選択させるた
めの保存方法選択画面の一例を示す模式図である。
【図12】名刺情報の登録状態を示す図である。
【図13】本発明の第3実施形態を示すデータ管理装置
の構成を簡略的に示す図である。
【図14】本発明のデータ管理装置の記録装置内に蓄
積,管理される名刺情報の一覧印刷結果の一例を示す模
式図である。
【図15】本発明のデータ管理装置における第3の制御
処理の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第5実施形態を示すデータ管理装置
の保存先指定画面の一例を示す模式図である。
【図17】本発明のデータ管理装置における第4の制御
処理の一例を示すフローチャートである。
【図18】本発明に係るデータ管理装置で読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【符号の説明】
10 バス 11 CPU 12 スキャナ部 13 モニタ 14 制御ROM 15 記録装置 16 印刷部 17 キーボード 18 マウス 19 ネットワークインタフェース(NWI/F)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 9/00 G06K 9/00 S G06T 1/00 200 G06T 1/00 200A Fターム(参考) 5B050 BA10 BA20 CA07 DA06 EA04 FA02 FA03 GA08 5B064 AA07 5B075 ND06 ND23 ND36 NK06 NK13 NK24 NK37 NK39 NK46 NR05 NR12 PR03 UU10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像データを読み取る読み取り
    手段と、 前記読み取り手段により読み取られる画像データをその
    画像データの使用目的別に保存する目的別保存手段と、 前記目的別保存手段により保存する際に、その目的に応
    じた識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り当て
    る保存時属性割り当て手段と、を有することを特徴とす
    るデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記目的別保存手段により保存する際
    に、同一の識別IDを持つデータが既に存在する場合、
    保存方法に関して複数の選択肢を提供してユーザに選択
    させる保存方法選択手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 保存時属性割り当て手段は、前記目的別
    保存手段により保存する際に、前記読み取り手段により
    読み取られる画像データを文字データとして認識し、該
    認識された文字データを一つのデータ群とし、そのデー
    タ群から、特定の条件で文字列を抽出し、その抽出され
    た文字列を、そのデータ群を示す識別IDとして割り当
    てることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ管理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記読み取り手段により読み取られる原
    稿は名刺を含むものであり、 前記保存時属性割り当て手段は、前記識別IDとするた
    めの文字列を抽出する際に、氏名を識別IDとして抽出
    することを特徴とする請求項3記載のデータ管理装置。
  5. 【請求項5】 前記保存時属性割り当て手段は、前記目
    的別保存手段により保存する際に、個人または部課の所
    定のグループ単位で分類して保存領域を割り当てること
    を特徴とする請求項4記載のデータ管理装置。
  6. 【請求項6】 前記目的別保存手段により保存されたデ
    ータに対する印刷指示を行う印刷指示手段と、 前記印刷指示手段により指示されたデータを読み出して
    印刷する印刷手段と、 を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載のデータ管理装置。
  7. 【請求項7】 前記読み取り手段によって読み取ったデ
    ータと、前記目的別保存手段により保存されたデータと
    を読み出して表示する表示手段と、 前記表示手段の表示を利用して、該表示されるデータを
    直接指示して操作可能な表示データ操作手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のデ
    ータ管理装置。
  8. 【請求項8】 前記保存方法選択手段が提供する保存方
    法に関する選択肢は、既に存在するデータを後から入力
    したデータにより上書きする第1の保存方法と、後から
    入力したデータと、すでに存在するデータのどちらを利
    用するかをユーザに選択させる第2の保存方法と、存在
    するデータに対して、後から入力したデータを追加し
    て、履歴状にする第3の保存方法とを含むことを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載のデータ管理装置。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して情報処理装置と
    通信可能な通信手段と、 前記情報処理装置からの要求に応じて、前記目的別保存
    手段により保存されたデータを前記情報処理装置に転送
    するサーバ手段とを有し、 前記保存時属性割り当て手段は、前記目的別保存手段に
    より保存する際に、保存形式を前記情報処理装置上で実
    行される所定のブラウザソフトウェアにより表示可能な
    形式とすることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載のデータ管理装置。
  10. 【請求項10】 前記情報処理装置により表示可能な形
    式は、HTML形式を含むことを特徴とする請求項9記
    載のデータ管理装置。
  11. 【請求項11】 デジタル複写機により構成されること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のデータ
    管理装置。
  12. 【請求項12】 原稿から画像データを読み取る読み取
    り工程と、 該読み取られる画像データをその画像データの使用目的
    別に保存する目的別保存工程と、 前記目的別保存工程により保存する際に、その目的に応
    じた識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り当て
    る保存時属性割り当て工程と、 前記目的別保存工程により保存する際に、同一の識別I
    Dを持つデータが既に存在する場合、保存方法に関して
    複数の選択肢を提供してユーザに選択させる保存方法選
    択工程と、を有することを特徴とするデータ管理装置の
    制御方法。
  13. 【請求項13】 データ管理装置に、 原稿から画像データを読み取る読み取り工程と、 該読み取られる画像データをその画像データの使用目的
    別に保存する目的別保存工程と、 前記目的別保存工程により保存する際に、その目的に応
    じた識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り当て
    る保存時属性割り当て工程と、 前記目的別保存工程により保存する際に、同一の識別I
    Dを持つデータが既に存在する場合、保存方法に関して
    複数の選択肢を提供してユーザに選択させる保存方法選
    択工程と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 データ管理装置に、 原稿から画像データを読み取る読み取り工程と、 該読み取られる画像データをその画像データの使用目的
    別に保存する目的別保存工程と、 前記目的別保存工程により保存する際に、その目的に応
    じた識別ID,保存領域,保存形式を自動的に割り当て
    る保存時属性割り当て工程と、 前記目的別保存工程により保存する際に、同一の識別I
    Dを持つデータが既に存在する場合、保存方法に関して
    複数の選択肢を提供してユーザに選択させる保存方法選
    択工程と、を実行させることを特徴とするプログラムを
    コンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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