JPH0991107A - 用紙フォーマット登録装置 - Google Patents

用紙フォーマット登録装置

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JPH0991107A
JPH0991107A JP7270701A JP27070195A JPH0991107A JP H0991107 A JPH0991107 A JP H0991107A JP 7270701 A JP7270701 A JP 7270701A JP 27070195 A JP27070195 A JP 27070195A JP H0991107 A JPH0991107 A JP H0991107A
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JP
Japan
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paper
character
format
tablet
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Prior art date
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JP7270701A
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English (en)
Inventor
Isao Ebisawa
功 海老沢
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブレットと帳票等の用紙とを重ね合せた状
態においてそのフォーマット通りにタブレット上をタッ
チするだけで用紙フォーマットを登録する。 【解決手段】 文字配置領域CAが形成されて成る帳票
3をタブレット2に載置し、文字配置領域CAに対応す
るタブレット2上の位置がペンタッチされると、CPU
11はこの位置座標を文字配置領域CAを定義するフォ
ーマット情報として入力する。CPU11はこのフォー
マット情報を帳票3に対応付けてフォーマットファイル
12に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等において、帳票等のフォーマットを登録する
用紙フォーマット登録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等におい
て、伝票等の帳票フォーマットを登録する場合には、帳
票上に印刷形成されている文字記入欄の位置やそのサイ
ズをスケールを用いて測定し、その値をキーボードから
入力するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように帳票フォー
マットの登録作業は、極めて面倒で困難を要すると共
に、測定ミスや入力ミスが起り易く、オペレータに大き
な負担をかけていた。特に、帳票上に多数の文字記入欄
が複雑に配置されているような場合には顕著なものとな
っていた。この発明の課題は、タブレットと帳票等の用
紙とを重ね合せた状態においてそのフォーマット通りに
タブレット上をタッチするだけで用紙フォーマットを登
録できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、入力手段は文字が配置される文字配置領域が形
成されて成る用紙をタブレット上に重ね合せた状態にお
いて当該用紙の文字配置領域に対応するタブレット上の
位置がタッチされた際に、そのタッチ位置座標を用紙の
文字配置領域を定義するフォーマット情報として入力す
る。 (2)、登録手段はこの入力手段から入力されたフォー
マット情報を用紙に対応付けて登録する。なお、この発
明の手段としては、その変形応用例として以下に示すよ
うなものであってもよい。すなわち、 (a)、感圧式のタブレット上に用紙を載置し、用紙の
文字配置領域をペンタッチすることにより用紙を介して
タブレット上に加わる筆圧に基づいてそのタッチ位置座
標を検出するようにしてもよい。 (b)、フォーマット情報を登録する際に、用紙上に形
成されている基準点をペンタッチすることにより用紙と
タブレットとの相対的な位置決めを行うようにしてもよ
い。 (c)、前記フォーマット情報として登録された文字配
置領域は、タブレット上に手書きされた情報を文字認識
するための文字認識領域であってもよい。 (d)、前記文字認識領域に対応付けて文字認識用とし
ての文字属性を指定する指定手段を設け、この指定手段
によって指定された文字属性をフォーマット情報として
登録するようにしてもよい。 (e)、前記フォーマット情報として登録された文字配
置領域に対応付けて当該領域内に配置されるデータを算
出するための関数を指定する指定手段を設け、この指定
手段によって指定された関数をフォーマット情報として
登録するようにしてもよい。 (f)、前記フォーマット情報として登録された文字配
置領域を分割する分割数を指定する指定手段と、この指
定手段によって指定された分割数に基づいて当該文字配
置領域を分割する分割手段とを設け、この分割手段によ
って分割された各分割領域をフォーマット情報として登
録するようにしてもよい。 (g)、前記フォーマット情報として登録された文字配
置領域は、光学式文字読取手段によって文字イメージを
読み取るための文字読取領域であってもよい。いま、タ
ブレットと伝票等の用紙とを重ね合せた状態において、
ペン等によって用紙の文字配置領域に対応するタブレッ
ト上の位置がタッチされると、そのタッチ位置座標は文
字配置領域を定義するフォーマット情報として入力さ
れ、当該用紙に対応付けて登録される。したがって、タ
ブレットと帳票等の用紙とを重ね合せた状態においてそ
のフォーマット通りにタブレット上をタッチするだけで
用紙フォーマットを登録することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図1〜図10を参照してこの発
明の一実施形態について説明する。図1はタブレット付
き処理装置の外観図、図2はそのブロック構成図であ
る。パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置1には
タブレット2がコード接続されており、タブレット2は
例えばA4サイズ大の平板状に形成されて成るもので、
その上に伝票等の帳票3を載置して重ね合せた状態にお
いて、帳票3を介して加わった筆圧に基づいてその位置
座標を検出する感圧式の座標位置入力装置である。ここ
で、帳票3には多数の文字記入枠(文字配置領域)が印
刷形成されており、当該領域に対応するタブレット上の
位置がタッチされると、そのタッチ位置座標が用紙の文
字配置領域を定義するフォーマット情報として登録され
る。
【0006】CPU11は各種プログラムにしたがって
このデータ処理装置の全体動作を制御する中央演算処理
装置であり、フォーマット登録モードにおいて、タブレ
ット2によって検出された位置座標を用紙フォーマット
情報として入力し、フォーマットファイル12に格納す
る。また、手書き入力モードにおいて、感圧式のタブレ
ット2上に帳票3を載置し、ボールペン等の筆記具によ
って帳票3の文字配置領域内に1文字分の情報が手書き
されると、タブレット2に加わる筆圧に基づいてタブレ
ット2上に手書きされたストローク情報がCPU11に
取り込まれる。ここで、CPU11はフォーマットファ
イル12に予め登録されているフォーマット情報を参照
し、フォーマット情報として定義されている文字配置領
域を文字認識領域(認識枠)とし、この文字認識枠内の
ストローク情報を1文字分の情報として文字認識部13
に与える。
【0007】文字認識部13は1文字分のストローク情
報に基づいて認識辞書メモリ14を検索することにより
文字認識を行って文字コードに変換するもので、その変
換候補はワークメモリ15にセットされると共に、CR
T表示部16に表示出力される。その際、変換候補が複
数存在する場合、キーボード17から候補の選択が指示
されると、それに応じてCPU11は候補の選択を行
い、また、候補の確定が指示されると、それに応じて確
定された候補を認識データファイル18に格納する。
【0008】図3は帳票3上の文字配置領域をフォーマ
ット情報として登録する場合のペンタッチ位置を示した
図である。この帳票3はその上段部に4つの文字配置領
域CAが直線的に配列され、中段部には3×4の文字配
置領域CAがマトリックス状に配列され、更に下段部に
は3つの文字配置領域CAが直線的に配列されたもの
で、各文字配置領域CAは黒枠によって印刷形成された
矩形枠である。また、帳票3の左上角部と右下角部には
黒丸が印刷形成されており、この黒丸は帳票3とタブレ
ット2との相対的な位置決めを行う基準点BPである。
このように構成された帳票3をタブレット2上に載置
し、帳票3上に形成されている2ケ所の基準点BPをペ
ンタッチすることにより帳票3とタブレット2との相対
的な位置を決定する。そして、各文字配置領域CAの対
角2点(左上/右下の点)をペンタッチすることにより
1文字分の文字配置領域CAを定義する。例えば、左上
位置a点と右下位置b点とをそれぞれペンタッチするこ
とにより文字配置領域CAとして枠pを定義する。ま
た、文字配置領域CAがマトリックス状に配列されてい
る場合には、その全体領域の対角2点(例えば、c点、
d点)をペンタッチ指定したのち、その行方向の分割数
「3」および列方向の分割数「4」をキーボード17か
ら入力する。すると、この全体領域はキー入力された分
割数に基づいて3×4に分割されて用紙フォーマット情
報として定義される。
【0009】図4はフォーマットファイル12の内容を
示した図である。すなわち、フォーマットファイル12
は帳票3の種類を示すフォーマット名称と、帳票3の基
準点BPの位置座標を記憶すると共に、文字配置領域C
A毎に枠名称、枠定義座標、属性、関数をフォーマット
情報として記憶する。ここで、「枠名称」は文字配置領
域CAを識別するための固有名称であり、各文字配置領
域CAに対応付けて例えばA、B、C……がキーボード
17から入力された際にフォーマット情報として登録さ
れる。「属性」は文字認識時の文字属性であり、漢字、
カタカナ、数字、アルファベット、○×等を示し、文字
認識率を向上させるために定義されるもので、キーボー
ド17から入力された文字属性はフォーマット情報とし
て登録される。「関数」は例えば、「単価×数量=金
額」等の演算を行う場合に、その金額項目の文字配置領
域CAに対応付けて定義されるもので、キーボード17
から入力された関数はフォーマット情報として登録され
る。
【0010】次に、このデータ処理装置の動作を図5〜
図8に示すフローチャートにしたがって説明する。図5
は用紙フォーマット情報を登録する場合の動作を示した
フローチャートである。先ず、フォーマット登録モード
に切り替えた状態において、帳票3の種類に応じてその
フォーマット名称をキーボード17から入力すると、入
力されたフォーマット名称はワークメモリ15に一時記
憶される(ステップA1)。また、タブレット2上に帳
票3を載置した状態において帳票3に形成されている一
対の基準点BPをペンタッチすると、その基準点座標が
ワークメモリ15に一時記憶される(ステップA2)。
その後、CPU11は枠設定モードをONさせる(ステ
ップA3)。ここで、帳票3上に印刷形成されている各
文字配置領域CAを識別するための固有の名称(枠名
称)をキーボード17から入力すると、入力された枠名
称はワークメモリ15にセットされる(ステップA
4)。そして、帳票3上の文字配置領域CAの左上位置
と右下位置をペンタッチすると、この位置座標は枠定義
座標としてワークメモリ15にセットされる(ステップ
A5、A6)。そして、キーボード17から領域分割が
指示されたかをチェックし(ステップA7)、指示され
なければ、キーボード17から属性設定が指示されたか
をチェックする(ステップA11)。ここで、文字属性
を設定する場合には枠名称、属性を一覧表示させる(ス
テップA12)。この一覧表示の中から任意の枠名称を
指定すると共に、属性を選択すると、この文字属性は当
該枠名称に対応してワークメモリ15にセットされる
(ステップA13)。なお、枠名称の一覧表示は上述し
た領域分割が指示された場合に行われ、領域分割が指示
されなければ、枠名称を新めて指定する必要はなく、ス
テップA4でキー入力された枠名称に対応付けて文字属
性がワークメモリ15にセットされる。そして、キーボ
ード17から関数設定が指示されたかをチェックし(ス
テップA14)、指示されなければ、枠設定の終了がキ
ーボード17から指示されるまで(ステップA19)、
上述のステップA4に戻り、以下、同様の動作が繰り返
される。
【0011】いま、領域分割を行うために、例えば図3
に示すように領域の左上位置c点と右下位置d点をペン
タッチしたのち、キーボード17から領域分割を指示し
(ステップA7)、更に、左右分割数および上下分割数
をキー入力したものとする(ステップA8、A9)。例
えば、図9に示すように、左右分割数として「4」、上
下分割数として「3」を入力すると、領域全体が3×4
のマトリックスに分割され、各分割領域毎に左上座標/
右下座標が求められると共に、枠名称に枝番号が自動付
与される(ステップA10)。例えば、キー入力された
枠名称が「A」の場合に、左右方向の枝番号を「a、
b、c……」、上下方向の枝番号を「1、2、3……」
とすると、各分割領域には「Aa1」、「Ab1」、
「Ab1」……「Ac3」、「Ad3」が枠名称として
付与される。
【0012】一方、関数設定が指示された場合には(ス
テップA14)、先ず、枠名称が一覧表示され(ステッ
プA15)、その中から任意の枠名称を指定する(ステ
ップA16)。この場合においても、上述した領域分割
が指示されなければ、枠名称を新めて指定する必要はな
いが、領域分割が指示された場合には枠名称が一覧表示
され、その中から任意の枠名称を指定することは、上述
の属性設定の場合と同様である。そして、出力名称をキ
ー入力すると共に(ステップA17)、関数をキー入力
する(ステップA18)。例えば、出力名称として
「「合計1」をキー入力し、関数として「(Aa1×1
00+Ab1×10+Ac1)×Ad1」を入力する
と、「合計1=(Aa1×100+Ab1×10+Ac
1)」がワークメモリ15にセットされる。ここで、
「Ad1」、「Ab1」、「Ac1」はその枠名称に対
応する領域内に手書き入力されて文字認識された数値デ
ータを示している。ここで、フォーマット情報の入力終
了が指示されると(ステップA19)、ワークメモリ1
5内のフォーマット情報はフォーマットファイル12に
格納されると共に(ステップA20)、枠設定モードが
OFFされる(ステップA21)。
【0013】図6、図7は上述のようにして帳票3のフ
ォーマット情報を登録した状態において、手書き文字の
入力モードに切り替えられた際の動作を示したフローチ
ャートである。先ず、入力処理対象の帳票を指示するた
めにそのフォーマット名称をキー入力すると(ステップ
B1)、フォーマットファイル12から対応するフォー
マット情報が読み出されて表示出力される(ステップB
2)。図10はこの場合の表示画面側を示し、フォーマ
ット情報表示部の他に関数計算結果表示部と、複数候補
表示部が1画面内に割り当てられている。いま、帳票3
をタブレット2に載置した状態において、帳票3上の基
準点BPをペンタッチすると(ステップB3)、そのペ
ンタッチ位置に基づいて帳票3とタブレット2との相対
的な位置決めが行われる(ステップB4)。
【0014】この状態において、帳票Noがキー入力され
た場合には(ステップB5)、そのキー入力処理が行わ
れ(ステップB6)、キー入力されなければ、帳票Noを
生成して自動付加する(ステップB7)。そして、手書
き文字の入力待ち状態となる(ステップB8)。ここ
で、帳票3上の文字配置領域CA内にボールペン等の筆
記具によって任意の文字が記入されると、その筆圧がタ
ブレット2に加わるため、CPU11はタブレット2上
に手書きされたストローク情報を取り込む(ステップB
9)。そして、1文字の区切り(例えば、一定時間、手
書き入力が無かったこと)を検出すると(ステップB1
0)、CPU11は文字認識部13を起動させるが、そ
の際、CPU11はフォーマットファイル12に予め登
録されているフォーマット情報を参照し、手書き入力さ
れたペンタッチ位置から帳票3上のどの領域内に文字が
記入されたかを検索し、当該領域に対応する枠を今回手
書きされた文字の認識枠として決定する(ステップB1
1)。そして、CPU11は文字認識部13を起動させ
ると共にこの認識枠内のストローク情報を1文字分の情
報として文字認識部13に与える。
【0015】すると、文字認識部13は入力された1文
字分のストローク情報に基づいて認識辞書メモリ14を
検索することにより文字認識を行って文字コードに変換
する(ステップB12)。これによって文字認識された
候補はワークメモリ15に一時記憶されると共に、図1
0に示す複数候補表示部に表示出力される(ステップB
13)。ここで、複数候補が存在する場合には(ステッ
プB14)、候補選択処理が行われる(ステップB1
5)。そして、確定キー操作が行われると(ステップB
16)、確定候補は認識データファイル18に格納され
る(ステップB17)。ここで、CPU11は確定候補
を当該枠名称に対応付けて認識データファイル18に格
納する。
【0016】そして、CPU11はこの枠名称に対応し
てフォーマットファイル12に「関数」が設定されてい
るかをチェックする(ステップB18)。ここで、関数
が設定されていなければ、次の手書き文字の入力待ちと
なるが、関数が設定されている場合には、関数計算処理
を行う(ステップB19)。図8はこの関数計算処理を
示したフローチャートで、CPU11はフォーマットフ
ァイル12から関数定義データを読み出し(ステップC
1)、それにしたがって関数演算を実行し(ステップC
2)、その計算結果を図10に示す関数計算結果表示部
に表示出力させる(ステップC3)。次に、CPU11
はこの関数計算結果を当該枠名称に対応付けて認識デー
タファイル18に格納する(ステップB20)。
【0017】なお、文字認識時において、変換候補群の
中に所望の文字が含まれていなかった場合や認識不能が
検出された場合には、手書き入力されたストローク情報
をキャンセルし、キーボード17から入力された文字コ
ードあるいは仮名漢字変換された変換コードを当該枠名
称に対応付けて認識データファイル18に格納するよう
にしてもよい。
【0018】以上のように構成されたデータ処理装置に
おいては、感圧式のタブレット2に帳票3を載置した状
態において、そのフォーマット通りに文字配置領域CA
の対角2点をペンタッチするだけで帳票フォーマットを
登録することができるので、フォーマット登録を極めて
容易かつ確実に行うことが可能となる。この場合、帳票
3上の基準点BPをペンタッチすることによりこのタッ
チ位置座標に基づいて帳票3とタブレット2との相対的
な位置決めを行うようにしたから、タブレット2上に帳
票3を載置する際に、機械的な手段等による位置決めが
不要となり、それだけ構造上有利なものとなる。
【0019】このようにしてフォーマット情報を登録し
た状態において、帳票3上の文字配置領域CA内に文字
が記入されると、そのストローク情報に基づいて文字認
識が行われ、この認識結果が文字配置領域CAに対応す
る入力データとして認識データファイル18に格納され
るので、帳票3への記入作業がそのままデータ入力作業
となり、データ入力作業を新めて行わなくても良く、こ
れによって作業の簡素化を図ることができると共に、デ
ータ入力ミスも防止することが可能となる。その際、フ
ォーマット情報として定義された帳票3上の文字配置領
域CAは文字認識枠として用いられる。したがって、透
明なタブレットを液晶等の表示パネルに重ね合せて認識
枠をガイド表示させる必要がないのでコスト的にも有利
なものとなる。特に、液晶表示装置はコントラストが十
分でないため、タブレットに高い透明度が要求された
り、バックライトを取り付けることが要求されるが、液
晶表示装置を不要とすることによりコストの他、消費電
力の点でも有利なものとなる。
【0020】また、フォーマット情報として文字認識を
定義する他に、文字属性を定義するようにしたから、文
字認識率を向上させることができる。更に、関数定義デ
ータをフォーマット情報として登録するようにしたか
ら、文字認識されたデータに基づいて所定の表計算等も
実行することができる。
【0021】また、フォーマット情報を登録する際に、
帳票3上の文字配置領域CAがマトリックス状に配列さ
れている場合には、その全体領域の対角2点をペンタッ
チすると共に、上下左右の分割数をキー入力すると、そ
の領域全体がキー入力された分割数に基づいて分割され
るので、フォーマット情報を更に容易に行う可能とな
る。
【0022】(第2実施形態)以下、図11を参照して
この発明における第2実施形態について説明する。な
お、上述した第1実施形態においては、帳票3上の文字
配置領域CAを文字認識枠とするフォーマット情報を登
録するようにしたが、この第2実施形態においては、帳
票3上の文字配置領域CAをOCR(光学式文字読取装
置)によって文字イメージを読み取るための読取領域と
し、この読取領域をフォーマット情報として登録するよ
うにしたものである。図11はフォーマット情報登録時
の動作概要を示し、基本的には上述の第1実施形態と同
様である。先ず、フォーマット名称をキー入力すると共
に(ステップD1)、タブレット2上に帳票3を載置し
てその基準点をペンタッチすることにより帳票3とタブ
レット2との相対的な位置決めを行うことは上述と同様
である(ステップD2)。ここで、OCR読取帳票がキ
ー入力指定されたかをチェックし(ステップD3)、O
CR読取帳票でなければ上述の第1実施形態と同様の動
作が行われる(ステップD4)。
【0023】いま、OCR帳票であれば、帳票3上の領
域は対角2点をペンタッチすることにより指定された領
域はOCRの読取領域としてフォーマットファイル12
に登録される(ステップD5)。つまり、OCRによっ
て読み取られた帳票イメージを切り出すための切り出し
枠として登録される。この場合、領域分割が指示され、
分割数がキー入力されると、この分割数に基づいて領域
全体が分割されてフォーマットファイル12に登録され
ることは上述と同様であるが、属性設定や関数設定は行
われない。そして、領域指定の終了が指示されるまでス
テップD5が繰り返される(ステップD6)。
【0024】なお、上記各実施形態においてはタブレッ
ト2上に帳票3を載置するようにしたが、タブレット2
を透明タブレットによって構成することによりタブレッ
ト2の下側に重ね合せて帳票3を装着し、タブレット2
を通して帳票3の印刷内容を目視確認しながらフォーマ
ット情報を登録するようにしてもよい。また、タブレッ
ト2をパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置にコ
ード接続するようにしたが、タブレット2を備えた入力
専用機としての手書き入力装置とパーソナルコンピュー
タ等のデータ処理装置とを構造的に切り離し、手書き入
力装置に登録されたフォーマット情報をRAMカードや
モデムカードを介してデータ処理装置に転送するように
してもよい。また、伝票等の帳票3を例に挙げたが、テ
スト用紙、アンケート用紙等のフォーマット情報を登録
するようにしてもよく、また定型用紙に限らず、書式が
定まっていない原稿用紙のフォーマット情報を登録する
ようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、タブレットと帳票等
の用紙とを重ね合せた状態においてそのフォーマット通
りにタブレット上をタッチするだけで用紙フォーマット
を登録することができるので、フォーマット情報の登録
を容易かつ確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タブレット付きデータ処理装置の外観図。
【図2】タブレット付きデータ処理装置のブロック構成
図。
【図3】タブレット2に帳票3を重ね合せた状態におい
て、用紙フォーマットを登録する際にペンタッチされる
位置を示した図。
【図4】フォーマットファイル12の内容を示した図。
【図5】フォーマット情報を登録する際の動作を示した
フローチャート。
【図6】帳票3をタブレット2に載置した状態でタブレ
ット2に記入された情報に基づいて文字認識された認識
結果を帳票3に対する入力データとする際の動作を示し
たフローチャート。
【図7】図6に続くフローチャート。
【図8】図7のステップB19(関数計算処理)を説明
するためのフローチャート。
【図9】領域分割処理を説明するための図。
【図10】手書き入力された文字を認識する際の表示画
面を示した図。
【図11】この発明における第2実施形態を説明するた
めの図で、フォーマット情報登録時の動作を示したフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 タブレット 3 帳票 11 CPU 12 フォーマットファイル 13 文字認識部 14 認識辞書メモリ 15 ワークメモリ 16 CRT表示部 17 キーボード 18 認識データファイル CA 文字配置領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字が配置される文字配置領域が形成され
    て成る用紙をタブレット上に重ね合せた状態において当
    該用紙の文字配置領域に対応するタブレット上の位置が
    タッチされた際に、そのタッチ位置座標を用紙の文字配
    置領域を定義するフォーマット情報として入力する入力
    手段と、 この入力手段から入力されたフォーマット情報を用紙に
    対応付けて登録する登録手段とを具備したことを特徴と
    する用紙フォーマット登録装置。
  2. 【請求項2】感圧式のタブレット上に用紙を載置し、用
    紙の文字配置領域をペンタッチすることにより用紙を介
    してタブレット上に加わる筆圧に基づいてそのタッチ位
    置座標を検出するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)記載の用紙フォーマット登録装置。
  3. 【請求項3】フォーマット情報を登録する際に、用紙上
    に形成されている基準点をペンタッチすることにより用
    紙とタブレットとの相対的な位置決めを行うようにした
    ことを特徴とする請求項(1)記載の用紙フォーマット
    登録装置。
  4. 【請求項4】前記フォーマット情報として登録された文
    字配置領域は、タブレット上に手書きされた情報を文字
    認識するための文字認識領域であることを特徴とする請
    求項(1)記載の用紙フォーマット登録装置。
  5. 【請求項5】前記文字認識領域に対応付けて文字認識用
    としての文字属性を指定する指定手段を設け、 この指定手段によって指定された文字属性をフォーマッ
    ト情報として登録するようにしたことを特徴とする請求
    項(4)記載の用紙フォーマット登録装置。
  6. 【請求項6】前記フォーマット情報として登録された文
    字配置領域に対応付けて当該領域内に配置されるデータ
    を算出するための関数を指定する指定手段を設け、 この指定手段によって指定された関数をフォーマット情
    報として登録するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)記載の用紙フォーマット登録装置。
  7. 【請求項7】前記フォーマット情報として登録された文
    字配置領域を分割する分割数を指定する指定手段と、 この指定手段によって指定された分割数に基づいて当該
    文字配置領域を分割する分割手段とを設け、 この分割手段によって分割された各分割領域をフォーマ
    ット情報として登録するようにしたことを特徴とする請
    求項(1)記載の用紙フォーマット登録装置。
  8. 【請求項8】前記フォーマット情報として登録された文
    字配置領域は、光学式文字読取手段によって文字イメー
    ジを読み取るための文字読取領域であることを特徴とす
    る請求項(1)記載の用紙フォーマット登録装置。
JP7270701A 1995-09-26 1995-09-26 用紙フォーマット登録装置 Pending JPH0991107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7270701A JPH0991107A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 用紙フォーマット登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7270701A JPH0991107A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 用紙フォーマット登録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0991107A true JPH0991107A (ja) 1997-04-04

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