JPH04205650A - 情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記入位置等の書式が既に作成されている定形
用紙上の指定位置に文字・図形等を印刷して文書を作成
する情報処理装置に関するものである。

［従来の技術］ ワードプロセッサを代表とする、電子計算機を利用した
情報処理装置が、文書作成効率や文書品質の向上を主な
目的とし、広く利用されている。

これら情報処理装置においては、一般に文字や行の間隔
、用紙の余白値等を文書の書式として指定することによ
り、印刷する用紙上への文字の配置が決定される。

しかし、伝票や便せん、原稿用紙等のように、あらかじ
め記入位置が指定されている定形用紙に印刷する場合に
は、上記のような書式指定方法では十分に対応できなか
った。

そのため、最近では、用紙」二の印刷位置等を、画面上
での書式とは別に指定することにより、定形用紙上の所
定の印刷位置に、文書を印刷する機能を備えた情報処理
装置が増えつつある。

［発明が解決しようとする課題点］ しかし、」二記綿来技術においては、文書編集中には、
文字・図形等が、定形用紙上のどの位置に印刷されるか
を確認できなかった。つまり、用紙上における、実際の
印刷位置を画面上で把握することが困難であった。

本発明は、定形用紙に印刷されるべき文字・同位置との
対応を、表示画面上で容易に把握でき、定形用紙に印刷
する文書の作成を容易にする情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、そ
の−態様としては、データを処理する演算手段と、該演
算手段に対する指示およびデータの入力を行う入力手段
と、該演算手段の処理するデータを表示する表示手段と
を有し、上記演算手段が、用紙上の特定位置に対応する
印刷位置欄相互を有し、該印刷位置欄相互に基づいて上
記表示手段の画面上に上記特定位置に対応する印刷位置
欄を表示する情報処理装置において、上記演算手段が、
上記印刷位置欄相互の位置関係を判断し、隣接する印刷
位置欄の隣接位置を示す表示を行わせる機能を有するこ
とを特徴とする情報処理装置が提供される。

この場合、上記表示手段の表示画面」二における入力位
置を示すカーソル手段が、上記入力手段からの入力に応
じて、上記表示画面上において、上記印刷位置欄内にお
いてのみ移動することが好ましい。

また、上記印刷位置欄相互が各印刷位置欄毎の特定デー
タを有し、上記演算手段は、上記カーソルの存在する上
記印刷位置欄に対応する上記特定データを上記表示画面
上に表示させても良い。この場合、上記特定データは、
対応する上記印刷位置欄に入力されるべきデータの意味
を示すデータであることが好ましい。

Ｕ作　用コ 演算手段は、印刷位置欄相互に基づいて、表示手段上に
印刷位置欄を表示させる。そして、各印刷位置欄の位置
関係を判断し、他の印刷位置欄と接している場合には、
その境界線を表示させる。

また、該印刷位置欄に対応する特定データ、例えば、該
印刷位置欄に入力されるデータの意味を示すデータを表
示させる。

印刷位置欄への入力時、演算手段は、入力手段からの入
力に応じてカーソルを印刷位置欄内の位置においてのみ
移動させ、印刷位置欄相互の位置には移動させない。

［発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本実施例の情報処理装置の構成を示したもの
である。

この情報処理装置は、電子計算機１１と、デイスプレィ
１２と、キーボード１３、プリンタ１４とにより構成さ
れている。

電子計算機１１は、キーボード１３から入力された文字
等のデータの処理を行うと共に、デイスプレィ１２への
表示を行う機能を有する。

該電子計算機１１は、図示しないＣＰＵおよびメモリを
備えている。そして、該ＣＰＵは、メモリに記憶された
プログラムおよびデータに基づいて各種の処理を行って
いる。

さらに、電子計算機１１は、印刷時の印刷位置を指定す
る印刷位置欄相互をメモリに記憶している。

そして、定形用紙への印刷を目的としたデータ入力時に
は、該定形用紙を模した書式を算出し、これを文書編集
画面として、デイスプレィ１２上に表示する機能を有し
ている。すなわち、印刷位置欄相互に基づいて、プリン
タ１４による定形用紙上への正確な印刷が可能となって
いる。なお、本実施例においては、該印刷位置欄相互を
キーボード１３から人力しているが、入力方法はこれに
限定されるものではない。

さらに、本実施例の印刷位置欄相互は、該印刷位置に印
刷されるべき文字が、いかなる意味を持つかを示した識
別子である項目名称をも含んでいる。但し、識別子は項
目名称に限るものではなく、当該印刷位置に関連する他
のデータであってもよい。

これにより、電子計算機１１は、上述の文書編集画面を
表示する際に、現在入力の対象となっている印刷位置欄
の項目名称を表示させる機能を有している。また、各印
刷位置欄相互に基づいて、各印刷位置欄の位置関係を判
断し、印刷位置欄が隣の印刷位置欄と接する場合には、
ケイ線により各入力欄の区切りを表示させる機能を有す
るものとなっている。

印刷位置欄相互の構成を第２図を用いて詳細に説明する
。

印刷位置欄相互は、第２図に示すように、各印刷位置の
項目名称と、印刷位置を用紙の上端からの距離により示
したデータと、用紙の左端からの距離により示したデー
タと、該印刷位置の横方向の長さを示す横長さと、該印
刷位置への入力可能な文字数とにより構成されている。

例えば、顧客名を印刷する印刷位置のデータは、Ｎα４
に格納されており、上端（上余白下端）からの位置は３
３．Ｑｎｗｎ、左端（左余白右端）からの位置は１９．
Ｏｎｗｎ、項目の横長さは６０．０ｎｍｎ。

印刷する文字数は１２文字である。

該印刷位置欄相互を、本実施例の印刷の対象となる定形
用紙に対応させて説明する。

第３図は該定形用紙を示したものである。

図中、斜線を施した部分は文字を印刷すべき印刷位置で
ある。そして、該斜線部の左上のコーナ部分が、印刷位
置欄相互に含まれる位置データに対応する位置である。

そして、斜線部分中に示した文字が、該印刷位置の識別
子として付した上述の項目名称である。

次に文書編集画面を表示する動作を説明する。

第４図は、印刷位置欄相互から、定形用紙に近似した印
刷位置欄を有する文書編集画面を生成するために、画で
表された位置を行桁座標系に近似する処理を示すフロー
チャートである。

通常、定形用紙上の印刷位置は、圃単位で指定する。こ
れに対して、本実施例の情報処理装置は文書作成を主目
的とするため、文書編集時の文字の位置は、行桁の座標
系で表される。そのため、本実施例においては、印刷位
置欄相互から定形用紙に近似した印刷位置欄を有する書
式を生成するために、■で表された位置を行桁座標系に
近似する処理を行っている。

以下、画で表された印刷位置欄相互を、行桁の座標で表
される項目管理データに変換する処理に＝８＝ ついて第４図に沿って説明する。

なお、印刷位置欄相互に基づいて算出される項目管理デ
ータの構造は、第５図に示すとおり印刷位置欄相互と、
基本的には同じである。

処理開始後、まず、用紙の大きさ、余白値、および使用
する文字の大きさから行桁で表される文書の書式を決定
し、この書式の１頁分に網かけを施して画面に表示する
（ステップ４１）。続いて、印刷位置欄相互、および第
５図に示す項目管理データの参照位置を指示するインデ
クスを共にデータの先頭、第２図および第５図に示した
例においては項目名称が「年」のデータ、を指示するよ
うに初期化し、さらに、処理済み印刷位置欄相互の個数
を示すカウンタを○に初期化する（ステップ４２）。そ
して、該個数カウンタの値と、設定されている印刷位置
欄相互の個数とを比較する（ステップ４３）。そして、
個数カウンタの値が、印刷位置欄相互の個数よりも、小
さければステップ４４に進む。

ステップ４４においては、項目管理データの項自行位置
、項目桁位置および項目桁数の算出・設定し、また、項
目管理データの項目名称に印刷位置欄相互の項目名称を
設定する。この場合、項目行位置は、印刷位置欄相互の
上端からの位置を、文字サイズで除した値に１を加える
ことで得られる。また、項目桁位置は、印刷位置欄相互
の左端からの位置を、文字サイズの２分の１で除した値
に１を加えることで得られる。項目桁数は、印刷位置欄
相互の文字数に２を乗することにより得られる。

続いて、ステップ４５で、項目処理データが指示する、
画面上の項目行位置の項目桁位置から、項目桁数分の範
囲の網かけ表示を解除して、印刷位置欄を形成する。そ
して、印刷位置欄相互、および第５図に示す項目管理デ
ータの参照位置を指示するインデクスを、共に次のデー
タを指示するように更新する。そしてさらに、個数カウ
ンタの値に１を加えて更新する（ステップ４６）。その
後、ステップ４３に戻って、同様の動作を繰り返す。

一方、ステップ４３において、個数カウンタの値が、印
刷位置欄相互の個数以上である場合、すなわち、全ての
印刷位置欄相互について処理が完了していれば、終了す
る。

次に、上記処理により生成された行桁座標系の印刷位置
欄が互いに接しているか、あるいは、重なっている場合
に、これを明確に区別するためにケイ線を表示する処理
について、第６図のフローチャー１・を用いて説明する
。

まず、比較元の項目管理データを指示するインデクスを
、データ先頭を指示するように初期化する。つまり、イ
ンデクスの値Ｊを１にする。また同時に、比較元の項目
管理データを指示するインデクスを、比較元の直後のデ
ータを指示するように初期化する。つまり、インデクス
にの値を２にする（ステップ６１）。

続いて、比較光項目のデータにより形成される印刷位置
欄と、比較光項目のデータにより形成される印刷位置欄
とが桁方向に重なっているかどうかを比較しくステップ
６２）、重なっているならばステップ６３へ進む。一方
、重なっていなければステップ６５へ進む。

ステップ６３では、比較光項目の印刷位置欄と比較光項
目の印刷位置欄とが行方向に接しているかどうかを比較
し、接していればステップ６４へ、また、接していなけ
ればステップ６５へ、それぞれ進む。

ステップ６４では、比較光項目の印刷位置欄と比較光項
目の印刷位置欄との接している部分に桁方向の、つまり
縦方向の、ケイ線を表示し、その後、ステップ６５に進
む。

ステップ６５においては、比較光項目の印刷位置欄と比
較光項目の印刷位置欄とが行方向に重なっているかどう
かを比較し、重なっていればステップ６６へ進む。一方
、重なっていないなければステップ６８へ進む。ステッ
プ６６では、比較光項目の印刷位置欄と比較光項目の印
刷位置欄とが桁方向に接しているかどうかを比較し、接
していればステップ６７八、接していなければステップ
６８へ、それぞれ進む。

ステップ６７では、比較光項目の印刷位置欄と比較光項
目の印刷位置欄との接している部分に行方向の、つまり
、水平方向の、ケイ線を表示し、その後、ステップ６８
に進む。

ステップ６８では、比較光項目を指示するインデクスの
値、つまり第６図のＫと、設定されている項目管理デー
タの個数とを比較する。その結果、Ｋの方が小さければ
、比較光項目を指示するインデクスを、次のデータを指
示するように更新する。

つまりＫの値を１大きくする（ステップ７０）。

そして、その後ステップ６２に戻り同様の処理を行う。

逆に、比較光項目を指示するインデクスの値Ｋが、設定
されている項目管理データの個数以上であれば、ステッ
プ６９に進む。

ステップ６９では、比較光項目を指示するインデクスの
値、つまり第６図のＪの値と、項目管理データの個数か
ら１を減じた値とを比較する。

その結果、Ｊの方が小さければ、比較光項目および比較
光項目を指示するインデクスを次のデータを指示するよ
うに更新する。つまりＪの値を１大きくし、その後、Ｋ
にＪ＋１の値を代入する（ステップ７１）。そして、そ
の後ステップ６２に進み同様の処理を行う。

一方、ステップ６９において、Ｊの値が、項目管理デー
タの個数から１を減じた値以上であれば、処理を終了す
る。

以上の処理により作成された、文書編集画面を第７図に
示した。印刷項目欄の接する位置においては、ケイ線７
５が表示されている。

次に、文字入力時の動作について第７図を用いて説明す
る。

文字入力に先立って、予め、上述の処理により定形用紙
の書式に近似した文書編集画面を構成・表示する。

文字入力時には、項目管理データを利用することにより
、文字入力位置を示す位置表示記号、つまりカーソル７
１を、定形用紙上への印刷位置に対応する画面」二の位
置、つまり印刷位置欄７２の中のみを移動させる。

また、この時、カーソル７１の存在する印刷位置欄、つ
まり、現在、入力の対象となっている印刷位置覧の項目
名称７３を表示させる。なお、本実施例においては、項
目名称７３を画面下側に表示させているが、表示位置は
これに限定されるものではない。

以上説明したように、本実施例の情報処理装置は、表示
画面上で、定形用紙上への印刷位置に対応する画面位置
、つまり印刷位置欄と、それ以外の画面位置とを、明確
に区別する画面表示を行なうことができる。

また、この場合、該印刷位置欄が隣の印刷位置欄とで接
する場合には、ケイ線を表示して範囲を明確化すること
ができる。

さらに、カーソル７１が存在する印刷位置欄へ入力され
るべき文字が、目的とする文書においていかなる意味を
持つかを明示する識別子である項目名称を表示すること
ができる。

尚、本実施例において、定形用紙」二への印刷位置に対
応する印刷位置欄と、それ以外の画面上の印刷位置欄と
を明確に区別する手段として、網かけ表示を行なうもの
としたが、これに限定されるものではなく、例えば、全
ての印刷位置欄について、ケイ線を設けることにより、
区別を行なってもよい。

また、該識別子としては、項目名称以外の情報を持たせ
ることも可能である。例えば、識別子を当該印刷位置欄
に入力すべき文字種の情報として、カーソル７１の存在
する印刷位置欄に対応して、キーボード１３の入力モー
ドを自動的に切換えることも可能である。さらには、該
識別子を利用して、印刷位置欄に入力された数値を対象
とする計算機能を持たせること等も容易に可能である。

以上のように上記実施例においては、定形用紙に印刷さ
れるべき文字・図形等と、これらを実際に印刷する定形
用紙上の位置との対応を表示画面上で容易に把握できる
ため、定形用紙に印刷する文書の作成を容易に行なうこ
とができる。また、現在入力すべき文字の意味を確認す
ることができるため入力ミスが少なくなる。

［発明の効果］ 以上のように本発明の情報処理装置は、定形用紙に印刷
されるべき文字・図形等と、これらを実際に印刷する定
形用紙上の位置との対応を表示画面上で容易に把握でき
、定形用紙に印刷する文書の作成を容易に行なうことが
できる。また、現在入力すべき文字の意味を確認するこ
とができるため入力ミスが少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における情報処理装置の構成
図、第２図は印刷位置欄相互の構成図、第３図は本実施
例において印刷対象とする定形用紙の一例、第４図はｍ
で表された位置データを行桁の座標の変換する処理を示
すフローチャート、第５図は項目管理データの構成図、
第６図はケイ線表示を行う処理のフローチャート、第７
図は本実施例における処理の結果生成される表示画面で
ある。 １１・・・電子計算機、１２・・・デイスプレィ、１３
・・・キーボード、１４・・プリンタ、７１・・カーソ
ル、７２　印刷位置欄、７３・項目名称、７５・・・ケ
イ線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データを処理する演算手段と、該演算手段にに対す
   る指示およびデータの入力を行う入力手段と、該演算手
   段の処理するデータを表示する表示手段とを有し、 上記演算手段が、用紙上の特定位置に対応する印刷位置
   データを有し、該印刷位置データに基づいて上記表示手
   段の画面上に上記特定位置に対応する印刷位置欄を表示
   する情報処理装置において、 上記演算手段が、上記印刷位置欄相互の位置関係を判断
   し、隣接する印刷位置欄の隣接位置を示す表示を行わせ
   る機能を有することを特徴とする情報処理装置。 ２、上記表示手段の表示画面上における入力位置を示す
   カーソル手段が、上記入力手段からの入力に応じて、上
   記表示画面上において、上記印刷位置欄内においてのみ
   移動することを特徴とする請求項１記載の情報処理装置
   。 ３、上記印刷位置データが各印刷位置欄毎の特定データ
   を有し、上記演算手段は、上記カーソルの存在する上記
   印刷位置欄に対応する上記特定データを上記表示画面上
   に表示させることを特徴とする請求項１記載の情報処理
   装置。 ４、上記特定データが、対応する上記印刷位置欄に入力
   されるべきデータの意味を示すデータであることを特徴
   とする請求項３記載の情報処理装置。