JPH1131046A - 筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH1131046A
JPH1131046A JP12279297A JP12279297A JPH1131046A JP H1131046 A JPH1131046 A JP H1131046A JP 12279297 A JP12279297 A JP 12279297A JP 12279297 A JP12279297 A JP 12279297A JP H1131046 A JPH1131046 A JP H1131046A
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JP
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input area
entry
scoring
tablet
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JP12279297A
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Takaharu Makino
宇晴 牧野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採点等の記入作業を行ったのちキー入力等に
よってデータを新ためて入力しなくても、記入作業と同
時にその結果を集計する。 【解決手段】 記憶装置3には答案用紙の手書き記入欄
をタブレット7上の入力域として定義すると共に、集計
対象の入力域を識別可能に定義する書式データが記憶さ
れている。タブレット7に答案用紙が重ね合せられた状
態において、CPU1は手書き記入欄に記入された情報
をタブレット7の入力域に入力された筆記データとして
取り込んで文字認識する。この入力域が集計対象として
書式データに定義されていれば、CPU1はその文字認
識結果に基づいて集計処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タブレット上に
筆記されたデータを文字認識する筆記データ入力装置お
よびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、学校や学習塾、テスト業者等
は、答案用紙を1枚ずつ採点し、その採点結果をパーソ
ナルコンピュータ(ワークステーション)からキー入力
することにより各人の得点結果を記憶管理するようにし
ている。つまり、1問ずつ採点しながら小計を求めると
共に、各小計を合計して総得点を求め、その後、小計や
総得点に間違いがないかを何回か確認したのち、小計や
総得点をパーソナルコンピュータからキー入力するよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな作業は、極めて煩雑であると共に、採点結果を新た
めてパーソナルコンピュータにキー入力しなければなら
ず、採点者に大きな負担をかけていた。この発明の課題
は、採点等の記入作業を行ったのちキー入力等によって
データを新ためて入力しなくても、記入作業と同時にそ
の結果を集計できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、手書き記入欄が形成
されている記入シートに対応してその手書き記入欄をタ
ブレット上の入力域として定義すると共に、集計対象の
入力域を識別可能に定義する書式データ記憶手段と、記
入シートがタブレットに重ね合せられた状態で記入シー
トの手書き記入欄に筆記された情報をタブレットの入力
域に入力された筆記データとして入力域毎に取り込んで
文字認識する文字認識手段と、この文字認識手段によっ
て筆記データを入力域毎に文字認識した際に、前記書式
データ記憶手段に集計対象の入力域として定義されてい
る入力域であれば、この入力域に対応する文字認識結果
に基づいて集計処理を行う集計手段とを具備するもので
ある。なお、前記集計手段は文字認識結果が特定記号で
あれば、特定記号に対応して予め設定されている点数デ
ータに基づいて累計点を求める集計処理を行うようにし
てもよい。また、前記書式データ記憶手段は採点記入欄
とそれに対応する小計記入欄が形成されている用紙に対
応して各記入欄をタブレット上の入力域として定義する
と共に、集計対象の入力域として採点記入欄、小計記入
欄を識別可能に定義する書式データを記憶し、前記集計
手段は採点記入欄に対応する文字認識結果に基づいてそ
の合計点を求める集計処理を行い、この集計手段によっ
て採点記入欄毎に求められた合計点と、この採点記入欄
に対応する小計記入欄の文字認識結果とを比較し、両者
の不一致を検出した場合にその旨を報知するようにして
もよい。更に、前記書式データ記憶手段は小計記入欄と
合計記入欄が形成されている用紙に対応してその各記入
欄をタブレット上の入力域として定義すると共に、小計
記入欄、合計記入欄を識別可能に定義する書式データを
記憶し、前記集計手段は各小計記入欄に対応する文字認
識結果に基づいてその合計点を求める集計処理を行い、
この集計手段によって求められた合計点と、合計記入欄
の文字認識結果とを比較し、両者の不一致を検出した場
合にその旨を報知するようにしてもよい。請求項1記載
の発明によれば、答案用紙等の記入シートがタブレット
に重ね合せられた状態で、記入シートの手書き記入欄に
筆記された情報をタブレットの入力域に入力された筆記
データとして取り込んで文字認識を行った際に、その入
力域が書式データに集計対象として定義されている入力
域であれば、この入力域に対応する文字認識結果に基づ
いて集計処理が行われる。したがって、採点等の記入作
業を行ったのちキー入力等によってデータを新ためて入
力しなくても、記入作業と同時にその結果を集計するこ
とができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は筆記データ入力装
置の全体構成を示したブロック図である。CPU1はR
AM2内にロードされている各種プログラムにしたがっ
てこの筆記データ入力装置の全体動作を制御する中央演
算処理装置である。記憶装置3はオペレーティングシス
テムや各種アプリケーションプログラム、データファイ
ル、文字フォントデータ等が予め格納されている記憶媒
体4やその駆動系を有している。この記憶媒体4は固定
的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なもので
あり、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体
メモリによって構成されている。また、記憶媒体4内の
プログラムやデータは、必要に応じてCPU1の制御に
より、RAM2にロードされる。更に、CPU1は通信
回線等を介して他の機器側から送信されて来たプログラ
ム、データを受信して記憶媒体4に格納したり、他の機
器側に設けられている記憶媒体に格納されているプログ
ラム、データを通信回線等を介して使用することもでき
る。そして、CPU1にはその入出力周辺デバイスであ
る入力装置5、表示装置6、タブレット7がバスライン
を介して接続されており、入出力プログラムにしたがっ
てCPU1はそれらの動作を制御する。入力装置5は文
字列データ等を入力したり、各種コマンドを入力するキ
ーボードである。タブレット7は平板状に形成されたも
ので、その上に後述する記入用紙を重ね合せた状態にお
いて、記入用紙を通して加わった筆圧に基づいてその位
置座標を検出することにより筆記データを入力する感圧
式の座標入力装置である。
【0006】図2は記憶装置3の主要内容を示した図
で、記憶装置3にはフォーマットファイルFM、採点フ
ァイルPT、文字認識プログラムPG、文字認識辞書C
Rが記憶されており、それらは必要に応じてRAM2に
ロードされる。フォーマットファイルFMは記入用紙の
手書き記入欄をタブレット7の入力域として定義する書
式データを記入用紙の種類に対応付けて記憶するもの
で、図3に示した書式データは図5に例示した答案用紙
に対応するフォーマットである。すなわち、この答案用
紙は採点者用の手書き記入欄として「テストNo」、「生
徒No」、「合計得点欄」の他、各問に対応する「小計
欄」と、「採点エリア」が形成されており、この各手書
き記入欄をタブレット7の入力域として定義するために
フォーマットファイルFMにはこの書式データとしてそ
の「領域名」と「領域位置座標」が定義されている。こ
こで、「領域名」としては、図5に示した答案用紙に対
応付けて「テスト番号」、「生徒番号」、「得点欄」、
「小計欄」、「採点エリア」、「小計欄」、「採
点エリア」……が記憶され、また、「領域位置座標」
としては、矩形領域を特定するための2点対角座標(左
上座標、右下座標)が記憶されている。また、各領域毎
に、数字が手書き入力される領域か、記号が手書き入力
される領域かを示す「属性」が記憶されていると共に、
採点エリアに対応付けて「配点」が記憶されている。こ
の場合において、その属性が記号である場合には、記号
毎にその配点が記憶されている。
【0007】採点ファイルPTは生徒毎にその採点結果
を記憶するもので、図4に示すように採点ファイルPT
には、生徒毎に「テスト番号」、「生徒番号」を記憶す
る他に、「採点エリアの各問の得点」、「採点エリア
の小計」、「採点エリアの各問の得点」、「採点エ
リアの小計」……「合計得点」を記憶するもので、そ
の内容はホストコンピュータへ伝送されて記憶管理され
る。ここで、ホストコンピュータ側においては採点ファ
イルPTの内容を解析することにより、各問毎の平均
点、総得点の平均点を求めて各人の偏差値を割り出す等
の処理を行い、その処理結果をグラフ化して印刷出力す
るようにしている。
【0008】次に、筆記データ入力装置の動作を図6〜
図9に示すフローチャートにしたがって説明する。ここ
で、これらのフローチャートに記述されている各機能を
実現するためのプログラムは、CPU1が読み取り可能
なプログラムコードの形態で記憶媒体4に記憶されてお
り、その内容がRAM2にロードされている。図6は答
案用紙を採点する際の全体動作を示したフローチャート
で、採点開始キーの操作に応答して実行開始される。先
ず、各種の初期化処理が行われる(ステップA1)。す
なわち、答案用紙の種類が入力指定されると、その種類
に対応する書式データをフォーマットファイルFMから
呼び出してRAM2にダウンロードするが、既に書式デ
ータがダウンロードされているときには、用紙の種類の
指定は不要となる。そして、答案用紙をタブレット7上
に重ね合せた状態において、用紙上の所定位置(基点)
をタッチすることにより用紙とタブレット7との位置決
めが行われる。このような初期化処理が行われたのち、
筆記入力待ちとなる(ステップA2)。ここで、筆記入
力が行われると、どの手書き記入欄に筆記されたのかを
チェックする(ステップA3〜A7)。
【0009】いま、答案用紙の「テストNo」に対して筆
記された場合には、ステップA7でそのことが検出され
てステップA14に進み、その手書き記入欄に対応する
入力域に基づいて文字列の切り出しと共に、この文字列
(筆記イメージ)を1文字毎に文字認識する。そして、
この認識結果(数字列コード)は採点ファイルPT内の
空エリア内にテスト番号として登録保存される(ステッ
プA15)。また、答案用紙の「生徒No」に対して筆記
された場合には、ステップA6でそのことが検出されて
ステップA12に進み、文字列の切り出しを行って文字
認識し、その認識結果(数字列コード)は採点ファイル
PT内に生徒番号として登録保存される(ステップA1
3)。このようにしてテスト番号、生徒番号を筆記した
のち、採点作業に移るが、採点終了の入力指示がステッ
プA8で検出されるまでステップA2に戻り、筆記入力
待ちとなる。
【0010】いま、採点エリアに筆記された場合には
(ステップA3でYES)、図7に示すフローチャート
にしたがって得点認識処理が行われる(ステップA
9)。すなわち、採点エリアに筆記されたデータを取り
出す(ステップB1)。この場合の切り出し処理はスト
ローク間の空間的および時間的な隔たりに基づいて1文
字列分の切り出しを行う。そして、書き込み位置を検出
する(ステップB2)。つまり、どの採点エリアに書き
込まれたか、採点エリアのどの位置に書き込まれたかを
検出し、この検出結果に基づいて採点エリアの種別を調
べる(ステップB3)。ここで、書式データには領域毎
に属性が定義されているので、採点エリアの種別はこの
属性を参照することにより判断し、「○」、「×」……
の記号が筆記される採点エリアであれば、ステップB1
0に進み、文字認識処理が行われる。この場合、文字の
切り出しによって得られた筆記データと文字認識辞書C
Rの内容とを照合することにより「○」、「×」……の
記号を認識する。この認識結果に基づいて得点を求める
処理が行われる(ステップB11)。例えば、認識した
記号が「○」であれば配点「10」、「×」であれば配
点「0」をフォーマットファイルFMの内容にしたがっ
て求めるが、その際、図3に示すように採点エリアが異
なれば、同一種類の記号であっても配点が異なる場合が
ある。このようにして求められた得点は、その生徒に対
応付けて採点エリアの得点データとして採点ファイルP
Tに登録保存される(ステップB9)。この場合、上述
したステップB2において、どの採点エリアに書き込ま
れたか、採点エリアのどの位置に書き込まれたかが検出
されているので、その検出内容にしたがって、どの採点
エリアのどの問いに対する得点かを判断し、それに対応
する得点として採点ファイルPTに書き込まれる。そし
て、図6のステップA8で採点終了が検出されるまでス
テップA2に戻るため例えば、採点エリアが記号書き
込みエリアであれば、そのエリア内の各問いに対する採
点作業で記号が筆記される毎に上述の動作が繰り返さ
れ、採点エリアの各問いに対する得点が求められて採
点ファイルPTに登録保存される。
【0011】また、採点エリアが記号書き込みエリアで
はなく、得点書き込みエリアである場合には、そのエリ
ア内に得点が筆記されると、図7のステップB3におい
て、得点書き込みエリアに対する記入であることが検出
されるため、ステップB4に進み、文字認識が行われる
と共に、これによって文字認識された数字列を数値化し
て数値データ(得点データ)に変換する(ステップB
5)。そして、負の得点か否かを調べ(ステップB
6)、負の得点であれば、その採点エリアに対応してフ
ォーマットファイルFMに設定されている配点を読み出
し、その配置から認識数値を減算することによって得ら
れた値をその問いに対する得点として求め(ステップB
8)、採点ファイルPTに登録保存する(ステップB
9)。また、正の値であれば、認識数値をそのままその
問いに対する得点とし(ステップB7)、採点ファイル
PTに登録保存する(ステップB9)。これによって例
えば、図5に示す採点エリアのうち、最下段の採点エリ
アは得点書き込みエリアとして定義されていると共に、
そのエリア内の各問いに対する配点が「各20点」とし
て定義されているものとすると、1問目の採点として
「−2」が記入された場合には、その得点として「18
点」が求められて採点ファイルPTに登録され、2問目
の採点として「5」が記入された場合にはその得点とし
て「5点」が求められて採点ファイルPTに登録される
ことになる。
【0012】また、答案用紙の小計欄に得点が筆記され
た場合には、ステップA4でそのことが検出されてステ
ップA10に進み、小計チェック処理が行われる。図8
はこの小計チェック処理を示したフローチャートであ
る。先ず、小計欄に対応する採点エリア内の各得点を採
点ファイルPTから読み出し(ステップC1)、そのエ
リア内の採点が全て終了したか、(得点データが全て揃
っているか)をチェックする(ステップC2)。いま、
そのエリアの採点が終了していればその旨が警告表示さ
れるが(ステップC3)、終了していれば、小計欄に筆
記された文字列を切り出すと共に(ステップC4)、文
字認識処理を行う(ステップC5)。この場合、切り出
された文字列は1文字毎に文字認識され、その認識結果
(数字列)は、数値化されて数値データ(小計データ)
に変換される(ステップC6)。そして、小計欄に対応
する採点エリア内の各得点をそれぞれ累計し(ステップ
C7)、この累計値と小計データとを比較する(ステッ
プC8)。ここで、両者が一致すれば(ステップC9で
YES)、小計欄に筆記された小計データは正しい値で
あると判断してこの小計データを採点エリアに対応付け
て採点ファイルPTに登録保存するが(ステップC1
0)、不一致が検出されると、その旨が警告表示される
(ステップC11)。この場合、図5に示した最下段の
採点エリアのようにその1問目の得点が「18点」、2
問目の得点が「5点」で、そのエリア内の小計が「23
点」である場合に、小計欄に「22点」が記入された場
合には、不一致の警告表示が行われる。この場合、小計
欄に所定の取消記号(平行する2本線)を筆記すると、
その欄外に仮想の文字入力域が生成され、この仮想入力
域に新たな小計を記入することによって小計欄の記入ミ
スを訂正することができる。
【0013】このようにして各採点エリアおよび小計欄
に対する記入が終了し、その合計欄に得点が記入される
と、図6のステップA5でそのことが検出されてステッ
プA11に進み、得点チェック処理が行われる。図9は
この得点チェック処理を示したフローチャートである。
先ず、採点ファイルPTの内容を全て読み出し(ステッ
プD1)、各採点エリアに対応する得点データに基づい
て全ての採点が終っているかを調べ(ステップD2)、
終っていなければその旨が警告表示される(ステップD
3)。また、各採点エリアに対する採点が終っていても
全ての小計欄に得点データが記入されていなければ、ス
テップD4でそのことが検出され、その旨が警告表示さ
れる(ステップD3)。いま、各採点エリアおよび小計
欄への記入が全て終了した段階で合計得点が記入された
場合にはその合計欄に対応する入力域に基づいて文字の
切り出しが行われるとともに(ステップD5)、文字認
識処理が実行される(ステップD6)。そして、この認
識結果(数字列)は数値化されて数値データ(合計得点
データ)に変換される(ステップD7)。次に、各小計
欄に対応する得点データをそれぞれ累計し(ステップD
8)、この累計値と合計得点データとを比較する(ステ
ップD9)。ここで、両者が一致すれば(ステップD1
0でYES)、合計欄に筆記された合計得点データは正
しい値であると判断してこの合計得点を採点ファイルP
Tに登録保存するが(ステップD11)、不一致が検出
されると、その旨が警告表示される(ステップD1
2)。この場合においても、合計欄に所定の取消記号を
記入すると、その欄外に仮想入力域が生成され、この仮
想入力域内に新たな得点を記入することによって合計欄
の記入ミスを訂正することができる。
【0014】以上のようにこの筆記データ入力装置にお
いては、タブレット7上に答案用紙を重ね合せた状態に
おいて、その各採点エリアに対して採点を記入すると、
記入と同時にそれに応じた得点が各問い毎に求めること
ができる。また、各採点エリアに対応する小計欄に得点
を記入すると、対応する採点エリアの各得点を累計した
値が求められると共に、この累計値と小計欄に記入され
た得点とを比較し、不一致であれば、警告表示されるの
で、小計欄に記入した得点が正しいかどうかをその記入
と同時に確認することができる。更に、各小計欄に得点
を記入したのち、合計得点欄に得点を記入すると、各小
計を累計した値が求められると共に、この累計値と合計
欄に記入された得点とを比較し、不一致があれば、警告
表示されるので、合計欄に記入した値が正しいかどうか
をその記入と同時に確認することができる。また、採点
ファイルPTには生徒番号の他に各採点エリアの各問い
毎に得点データが格納されると共に、小計、合計得点が
格納されるので、この採点ファイルPTをホストコンピ
ュータへ伝送するようにすれば、ホストコンピュータ側
においてはこの採点ファイルPTの内容に基づいて個人
別通知書、偏差値表、クラス別順位表、学年別順位表等
を作成することができる。
【0015】なお、上述した実施形態においては、各採
点エリアに対応する小計欄に得点を記入する際に、採点
者は小計を暗算等によって求めて小計欄に記入するよう
にしたが、採点エリア内の各問い毎に求められた値を累
計した累計値そのまま小計データとしてガイド表示する
ようにすれば、小計を暗算等によって求める必要がな
く、採点作業を効率良く行うことが可能となる。このこ
とは、合計得点についても同様であり、各小計を累計し
た値をその生徒の合計得点として求めてガイド表示する
ようにすればよい。また、答案用紙を採点する場合に限
らず、例えば、アンケート用紙に「○」、「×」等の記
号が記入されると同時に記号別にその結果を集計するよ
うにしてもよい。更に、上述した実施形態においては、
タブレット7に記入用紙を重ね合せて筆記する場合を例
に挙げたが、透明タブレットを用いれば、タブレットの
下側に用紙をセットするようにしてもよい。また、タブ
レットとしては電磁誘導式タブレットであってもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、答案用紙等の記入シ
ートをタブレットに重ね合せた状態において、記入シー
トの各手書き記入欄に記号や数字等を手書きすると、そ
の手書き記入欄に対応するタブレット上の入力域が集計
対象の入力域として定義されていれば、その入力域に対
応する文字認識結果に基づいて所定の集計処理を実行す
るようにしたので、採点等の記入作業と同時にその結果
を集計することができ、後でキー入力等によってデータ
を入力する必要がなくなり、作業を効率良く行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆記データ入力装置の全体構成を示したブロッ
ク図。
【図2】記憶装置3の主要内容を示した図。
【図3】フォーマットファイルFMの主要内容を示した
図。
【図4】採点ファイルPTのデータ構造を示した図。
【図5】答案用紙の構成を示すと共に、採点した状態を
具体的に示した図。
【図6】採点時の全体動作を示したフローチャート。
【図7】図6のステップA9(得点の認識処理)を詳述
するためのフローチャート。
【図8】図6のステップA10(小計のチェック処理)
を詳述するためのフローチャート。
【図9】図6のステップA11(得点のチェック処理)
を詳述するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 7 タブレット FM フォーマットファイル PT 採点ファイル PG 文字認識プログラム CR 文字認識辞書

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書き記入欄が形成されている記入シート
    に対応してその手書き記入欄をタブレット上の入力域と
    して定義すると共に、集計対象の入力域を識別可能に定
    義する書式データ記憶手段と、 記入シートがタブレットに重ね合せられた状態で記入シ
    ートの手書き記入欄に筆記された情報をタブレットの入
    力域に入力された筆記データとして入力域毎に取り込ん
    で文字認識する文字認識手段と、 この文字認識手段によって筆記データを入力域毎に文字
    認識した際に、前記書式データ記憶手段に集計対象の入
    力域として定義されている入力域であれば、この入力域
    に対応する文字認識結果に基づいて集計処理を行う集計
    手段とを具備したことを特徴とする筆記データ入力装
    置。
  2. 【請求項2】前記集計手段は文字認識結果が特定記号で
    あれば、特定記号に対応して予め設定されている点数デ
    ータに基づいて累計点を求める集計処理を行うようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の筆記データ入力装
    置。
  3. 【請求項3】前記書式データ記憶手段は採点記入欄とそ
    れに対応する小計記入欄が形成されている用紙に対応し
    て各記入欄をタブレット上の入力域として定義すると共
    に、集計対象の入力域として採点記入欄、小計記入欄を
    識別可能に定義する書式データを記憶し、 前記集計手段は採点記入欄に対応する文字認識結果に基
    づいてその合計点を求める集計処理を行い、 この集計手段によって採点記入欄毎に求められた合計点
    と、この採点記入欄に対応する小計記入欄の文字認識結
    果とを比較し、両者の不一致を検出した場合にその旨を
    報知するようにしたことを特徴とする請求項1記載の筆
    記データ入力装置。
  4. 【請求項4】前記書式データ記憶手段は小計記入欄と合
    計記入欄が形成されている用紙に対応してその各記入欄
    をタブレット上の入力域として定義すると共に、小計記
    入欄、合計記入欄を識別可能に定義する書式データを記
    憶し、 前記集計手段は各小計記入欄に対応する文字認識結果に
    基づいてその合計点を求める集計処理を行い、 この集計手段によって求められた合計点と、合計記入欄
    の文字認識結果とを比較し、両者の不一致を検出した場
    合にその旨を報知するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の筆記データ入力装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 手書き記入欄が形成されている記入シートがタブレット
    に重ね合せられている状態で、記入シートの手書き記入
    欄に筆記された情報をタブレットの入力域に入力された
    筆記データとして入力域毎に取り込んで文字認識する機
    能と、 記入シートの各手書き記入欄をタブレット上の入力域と
    して定義する書式データに、集計対象の入力域として定
    義されている入力域の文字認識結果に基づいて集計処理
    を行う機能を実現させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
JP12279297A 1997-04-01 1997-04-28 筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体 Pending JPH1131046A (ja)

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JP12279297A JPH1131046A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 筆記データ入力装置およびそのプログラム記録媒体
US09/049,231 US6525716B1 (en) 1997-04-01 1998-03-27 Handwritten data input device having coordinate detection tablet
TW087104879A TW375716B (en) 1997-04-01 1998-04-01 Handwritten data input device having coordinate detection tablet
CNB981010695A CN1137430C (zh) 1997-04-01 1998-04-01 具有坐标检测图形输入板的数据输入设备及数据输入方法
KR1019980011468A KR100314637B1 (ko) 1997-04-01 1998-04-01 좌표검출태블릿을갖는필기데이터입력장치
HK99101401A HK1016304A1 (en) 1997-04-01 1999-04-08 Data input device and method having coordinate detection tablet

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