JP3011578B2 - レセプト発行システム - Google Patents
レセプト発行システムInfo
- Publication number
- JP3011578B2 JP3011578B2 JP5187065A JP18706593A JP3011578B2 JP 3011578 B2 JP3011578 B2 JP 3011578B2 JP 5187065 A JP5187065 A JP 5187065A JP 18706593 A JP18706593 A JP 18706593A JP 3011578 B2 JP3011578 B2 JP 3011578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- file
- issued
- sheet
- receipt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療事務用コンピュータ
システムに係わり、特に診療報酬明細書(レセプト)の
発行作業を行うためのレセプト発行システムに関する。
システムに係わり、特に診療報酬明細書(レセプト)の
発行作業を行うためのレセプト発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療事務の現場においては、医療
事務専用のコンピュータが導入され、各種の事務処理が
自動化されるに至っている。その一つに、いわゆるレセ
プト(診療報酬明細書)の発行業務のコンピュータ化が
進んでいる。このレセプトは、各医療機関が診療を行っ
た各患者についてそれぞれ点数計算を行い、これを所定
の機関に提出し診療報酬の支払いを求めるためのもので
ある。このレセプトは、通常、各月度ごとにかつ患者ご
とに集計され、発行されるものであるが、その発行に際
して使用される用紙は、その患者が属する保険の種別等
によって異なり、その種類は約30種類にも及んでい
る。従って、レセプトを発行する場合には、患者の属す
る保険種別等毎にデータを分類集計し、それぞれ分類さ
れたグループ毎に連続的に同一用紙で印字出力を行うこ
とで処理効率の向上が計られている。
事務専用のコンピュータが導入され、各種の事務処理が
自動化されるに至っている。その一つに、いわゆるレセ
プト(診療報酬明細書)の発行業務のコンピュータ化が
進んでいる。このレセプトは、各医療機関が診療を行っ
た各患者についてそれぞれ点数計算を行い、これを所定
の機関に提出し診療報酬の支払いを求めるためのもので
ある。このレセプトは、通常、各月度ごとにかつ患者ご
とに集計され、発行されるものであるが、その発行に際
して使用される用紙は、その患者が属する保険の種別等
によって異なり、その種類は約30種類にも及んでい
る。従って、レセプトを発行する場合には、患者の属す
る保険種別等毎にデータを分類集計し、それぞれ分類さ
れたグループ毎に連続的に同一用紙で印字出力を行うこ
とで処理効率の向上が計られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況から、
従来においては、発行するレセプトが何件あるかについ
て、用紙別に件数集計を行い、これを帳票に一旦出力し
て確認した後、用紙別に割り振られた番号(以下用紙番
号という)及び用紙別に異なる発行条件をその都度画面
より入力し、レセプトを発行するようになっていた。こ
こに、発行条件とは、外来又は入院の区別、交通事故か
否かの病気区別、医療機関名を印字する必要があるか否
かの区別、医療機関コードを印字するか否かの区別、そ
の他多岐にわたる各種の条件を含むものである。このた
め、従来は、用紙ごとにこれらの条件を記憶しておく
か、あるいはメモを参照しながら画面より入力する必要
があり、経験の豊かな熟練者でなければ容易にレセプト
発行を行うことができなかった。
従来においては、発行するレセプトが何件あるかについ
て、用紙別に件数集計を行い、これを帳票に一旦出力し
て確認した後、用紙別に割り振られた番号(以下用紙番
号という)及び用紙別に異なる発行条件をその都度画面
より入力し、レセプトを発行するようになっていた。こ
こに、発行条件とは、外来又は入院の区別、交通事故か
否かの病気区別、医療機関名を印字する必要があるか否
かの区別、医療機関コードを印字するか否かの区別、そ
の他多岐にわたる各種の条件を含むものである。このた
め、従来は、用紙ごとにこれらの条件を記憶しておく
か、あるいはメモを参照しながら画面より入力する必要
があり、経験の豊かな熟練者でなければ容易にレセプト
発行を行うことができなかった。
【0004】また、上記した如く、レセプト発行の際に
は、用紙別の発行件数を把握すべく、用紙別に件数集計
という前作業を行う必要があり、極めて煩雑であった。
しかも、この件数集計という作業は、本来のレセプト発
行作業とは別のルーチンとなっており、現段階において
どの用紙までについてのレセプト発行が終了しているか
を把握するには、その都度件数集計のための別ルーチン
を起動させなければならなかった。
は、用紙別の発行件数を把握すべく、用紙別に件数集計
という前作業を行う必要があり、極めて煩雑であった。
しかも、この件数集計という作業は、本来のレセプト発
行作業とは別のルーチンとなっており、現段階において
どの用紙までについてのレセプト発行が終了しているか
を把握するには、その都度件数集計のための別ルーチン
を起動させなければならなかった。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、熟練者でない初心者であっても極
めて容易にかつ迅速にレセプト発行をすることができる
レセプト発行システムを得ることにある。
なされたものであり、熟練者でない初心者であっても極
めて容易にかつ迅速にレセプト発行をすることができる
レセプト発行システムを得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るレセプト発行システムは、診療を行った患者について
の保険情報を頭書きデータファイルに逐次格納してお
き、月度ごとに該頭書きデータファイルから患者別のレ
セプトを作成し発行するシステムにおいて、(i)レセプ
ト発行に用いる用紙の種別を示すための用紙番号を、当
該用紙種別の内容を示す保険情報に対応付けて割り当て
た用紙割当表ファイルと、(ii)指定された月度の頭書き
データを前記頭書きデータファイルから抽出し、これを
基に当月分のインデックスファイルを作成するインデッ
クスファイル作成手段と、(iii) 前記インデックスファ
イルの作成と同時に、前記頭書きデータファイルから、
各用紙番号ごとに、発行すべき件数である発行件数と発
行の済んでいる件数である発行済件数とをカウントする
とともに、前記用紙割当ファイルから用紙番号に対応す
る用紙名称を抽出し、各用紙番号に用紙名称、発行件数
及び発行済件数を対応付けた用紙別発行件数ファイルを
作成する用紙別発行件数ファイル作成手段と、(iv)この
用紙別発行件数ファイル作成手段により作成された用紙
別発行件数ファイルの内容を表示する表示手段と、(v)
この表示手段の表示内容から、発行すべきレセプトに対
応する用紙番号を選択する選択手段と、(vi)この選択手
段により選択された用紙番号に対応する保険情報を前記
インデックスファイルから読み出し、これを基にレセプ
トへの印字を行う印字手段と、を有するものである。
るレセプト発行システムは、診療を行った患者について
の保険情報を頭書きデータファイルに逐次格納してお
き、月度ごとに該頭書きデータファイルから患者別のレ
セプトを作成し発行するシステムにおいて、(i)レセプ
ト発行に用いる用紙の種別を示すための用紙番号を、当
該用紙種別の内容を示す保険情報に対応付けて割り当て
た用紙割当表ファイルと、(ii)指定された月度の頭書き
データを前記頭書きデータファイルから抽出し、これを
基に当月分のインデックスファイルを作成するインデッ
クスファイル作成手段と、(iii) 前記インデックスファ
イルの作成と同時に、前記頭書きデータファイルから、
各用紙番号ごとに、発行すべき件数である発行件数と発
行の済んでいる件数である発行済件数とをカウントする
とともに、前記用紙割当ファイルから用紙番号に対応す
る用紙名称を抽出し、各用紙番号に用紙名称、発行件数
及び発行済件数を対応付けた用紙別発行件数ファイルを
作成する用紙別発行件数ファイル作成手段と、(iv)この
用紙別発行件数ファイル作成手段により作成された用紙
別発行件数ファイルの内容を表示する表示手段と、(v)
この表示手段の表示内容から、発行すべきレセプトに対
応する用紙番号を選択する選択手段と、(vi)この選択手
段により選択された用紙番号に対応する保険情報を前記
インデックスファイルから読み出し、これを基にレセプ
トへの印字を行う印字手段と、を有するものである。
【0007】請求項2記載の発明に係るレセプト発行シ
ステムは、請求項1において、さらに、1つの用紙番号
についてのレセプト発行が終了した時点で前記用紙別発
行件数ファイル内の当該用紙番号に対応した発行済件数
の内容を更新する発行済件数更新手段、を有するもので
ある。
ステムは、請求項1において、さらに、1つの用紙番号
についてのレセプト発行が終了した時点で前記用紙別発
行件数ファイル内の当該用紙番号に対応した発行済件数
の内容を更新する発行済件数更新手段、を有するもので
ある。
【0008】請求項3記載の発明に係るレセプト発行シ
ステムは、請求項1において、さらに、(vii) 用紙番号
ごとにレセプト発行のための各種印字条件を対応付けた
用紙別発行条件ファイルと、(viii)前記選択手段により
選択された用紙番号に対応する印字条件を前記用紙別発
行条件ファイルから抽出して前記印字手段に供給する手
段と、を有するものである。
ステムは、請求項1において、さらに、(vii) 用紙番号
ごとにレセプト発行のための各種印字条件を対応付けた
用紙別発行条件ファイルと、(viii)前記選択手段により
選択された用紙番号に対応する印字条件を前記用紙別発
行条件ファイルから抽出して前記印字手段に供給する手
段と、を有するものである。
【0009】を具備することを特徴とするレセプト発行
システム。
システム。
【0010】請求項4記載の発明に係るレセプト発行シ
ステムは、請求項1において、さらに、前記表示手段
は、その表示内容のうち発行件数が発行済件数より大き
い用紙番号について所定の未発行マークを表示すること
を特徴とするものである。
ステムは、請求項1において、さらに、前記表示手段
は、その表示内容のうち発行件数が発行済件数より大き
い用紙番号について所定の未発行マークを表示すること
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、頭書きファイルから
当月分のインデックスファイルを作成する際に用紙別発
行件数ファイルの作成も行われ、その内容、すなわち各
用紙ごとのレセプト発行件数と発行済件数とが画面に表
示される。そして、画面上の所望の用紙番号を指定する
ことにより、その指定された用紙のレセプト発行が行わ
れる。
当月分のインデックスファイルを作成する際に用紙別発
行件数ファイルの作成も行われ、その内容、すなわち各
用紙ごとのレセプト発行件数と発行済件数とが画面に表
示される。そして、画面上の所望の用紙番号を指定する
ことにより、その指定された用紙のレセプト発行が行わ
れる。
【0012】請求項2記載の発明では、1つの用紙番号
についての1群のレセプト発行が終了した時点で用紙別
発行件数ファイル内の当該用紙番号に対応した発行済件
数の内容が更新され、同時に画面上の表示も更新され
る。
についての1群のレセプト発行が終了した時点で用紙別
発行件数ファイル内の当該用紙番号に対応した発行済件
数の内容が更新され、同時に画面上の表示も更新され
る。
【0013】請求項3記載の発明では、選択手段により
用紙番号が選択されると、これに対応する印字条件が自
動的に用紙別発行条件ファイルから抽出され、これを基
にレセプトへの印字が行われる。
用紙番号が選択されると、これに対応する印字条件が自
動的に用紙別発行条件ファイルから抽出され、これを基
にレセプトへの印字が行われる。
【0014】請求項4記載の発明では、画面表示内容の
うち発行件数が発行済件数より大きい用紙番号に対して
所定の未発行マークも表示される。
うち発行件数が発行済件数より大きい用紙番号に対して
所定の未発行マークも表示される。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例におけるレセプ
ト発行システムの概略構成を表したものである。このシ
ステムには、各種のデータ処理をつかさどる中央処理部
11が設けられ、キーボード21、CRTディスプレイ
22、プリンタ装置23等の入出力機器が接続されると
共に、以下の各データファイルに接続されている。
ト発行システムの概略構成を表したものである。このシ
ステムには、各種のデータ処理をつかさどる中央処理部
11が設けられ、キーボード21、CRTディスプレイ
22、プリンタ装置23等の入出力機器が接続されると
共に、以下の各データファイルに接続されている。
【0017】(i) 頭書データファイル12:このファイ
ルは、各患者ごとの保険情報と診療年月日等を対応付け
たファイルであり、具体的には図3に示す構成となって
いる。すなわち、患者コードに氏名、住所、保険者番
号、公費負担者番号、本人/家族種別等から成る保険情
報を対応付け、さらに診療した年月日及び発行フラグを
付したデータファイルであって、ほぼ恒久的に保存され
る性質のものである。
ルは、各患者ごとの保険情報と診療年月日等を対応付け
たファイルであり、具体的には図3に示す構成となって
いる。すなわち、患者コードに氏名、住所、保険者番
号、公費負担者番号、本人/家族種別等から成る保険情
報を対応付け、さらに診療した年月日及び発行フラグを
付したデータファイルであって、ほぼ恒久的に保存され
る性質のものである。
【0018】(ii)用紙割当表ファイル13:このファイ
ルは、図4に示すように、保険者番号、公費負担者番
号、及び本人/家族の種別の3つのデータと、用紙種別
を示す用紙番号とを対応付けた割当てファイルである。
この用紙割当表ファイル13は、頭書データファイル1
2から、後述する用紙別発行件数ファイル16を作成す
る際に参照される。
ルは、図4に示すように、保険者番号、公費負担者番
号、及び本人/家族の種別の3つのデータと、用紙種別
を示す用紙番号とを対応付けた割当てファイルである。
この用紙割当表ファイル13は、頭書データファイル1
2から、後述する用紙別発行件数ファイル16を作成す
る際に参照される。
【0019】(iii) 用紙別発行条件ファイル14:この
ファイルは、図5に示すように、用紙番号と、外来/入
院の区別、様式、医療機関名の要否、医療機関コードの
要否、その他の印字に際して必要な発行条件を対応付け
たファイルであって、後述するように、最終的にレセプ
トを印字する際に参照されるものである。
ファイルは、図5に示すように、用紙番号と、外来/入
院の区別、様式、医療機関名の要否、医療機関コードの
要否、その他の印字に際して必要な発行条件を対応付け
たファイルであって、後述するように、最終的にレセプ
トを印字する際に参照されるものである。
【0020】(iv)インデックスファイル15:このファ
イルは、上記した頭書データファイル12から、レセプ
ト発行の対象である当月データのみを抽出して作成され
るファイルであり、例えば図6に示すように、用紙番号
と、保険者情報と、発行フラグとを対応付けたものであ
る。ここで発行フラグとは、上記頭書データファイル1
2における発行フラグと同一のものであり、レセプト発
行と同時にフラグが立てられる。なお、このインデック
スファイル15は、図示のように、用紙番号ごとにソー
ティングがなされており、同一の用紙番号は連続したレ
コードを形成している。
イルは、上記した頭書データファイル12から、レセプ
ト発行の対象である当月データのみを抽出して作成され
るファイルであり、例えば図6に示すように、用紙番号
と、保険者情報と、発行フラグとを対応付けたものであ
る。ここで発行フラグとは、上記頭書データファイル1
2における発行フラグと同一のものであり、レセプト発
行と同時にフラグが立てられる。なお、このインデック
スファイル15は、図示のように、用紙番号ごとにソー
ティングがなされており、同一の用紙番号は連続したレ
コードを形成している。
【0021】(v) 用紙別発行件数ファイル16:このフ
ァイルは、頭書データファイル12から上記したインデ
ックスファイル15を作成する際に同時に作成されるも
のであり、その作成に際しては、上記した用紙割当表フ
ァイル13が参照される。このファイルは、図7に示す
ように、用紙番号と用紙名称、用紙別の発行済件数、及
び用紙別の総件数を対応付けた集計ファイルであり、内
容的には、インデックスファイル15の内容を、用紙番
号ごとに集計したものと同一である。なお、このファイ
ルの内容は、後述するように、CRTディスプレイ22
の画面上に表示される。
ァイルは、頭書データファイル12から上記したインデ
ックスファイル15を作成する際に同時に作成されるも
のであり、その作成に際しては、上記した用紙割当表フ
ァイル13が参照される。このファイルは、図7に示す
ように、用紙番号と用紙名称、用紙別の発行済件数、及
び用紙別の総件数を対応付けた集計ファイルであり、内
容的には、インデックスファイル15の内容を、用紙番
号ごとに集計したものと同一である。なお、このファイ
ルの内容は、後述するように、CRTディスプレイ22
の画面上に表示される。
【0022】以上の構成のレセプト発行システムの処理
動作について、図2と共に説明する。
動作について、図2と共に説明する。
【0023】図2において、まず利用者が、レセプト発
行プログラムを起動し、画面上にレセプト発行月入力を
促すメッセージが表示されると、利用者は、キーボード
21より、レセプト発行月を入力する(ステップS10
1)。例えば、平成5年6月分のレセプト発行を行うも
のとすると、“5年6月”と入力する。
行プログラムを起動し、画面上にレセプト発行月入力を
促すメッセージが表示されると、利用者は、キーボード
21より、レセプト発行月を入力する(ステップS10
1)。例えば、平成5年6月分のレセプト発行を行うも
のとすると、“5年6月”と入力する。
【0024】これに応答して中央処理部11は、頭書デ
ータファイル12より、該当する患者データ(頭書デー
タ)を1件抽出し(ステップS103)、これをインデ
ックスファイル15に書き込む(ステップS104)。
このとき、該当用紙についての件数を1件カウントする
と共に(ステップS105)、そのデータに付随してい
る発行フラグをチェックして、フラグが立っていれば発
行済件数もカウントする(ステップS106)。このよ
うな処理を、頭書データファイル12の全てのデータに
ついて順次行うことにより(ステップS102〜S10
6)、当月、すなわち平成5年6月分のデータがインデ
ックスファイル15に全て抽出され格納されることとな
る。
ータファイル12より、該当する患者データ(頭書デー
タ)を1件抽出し(ステップS103)、これをインデ
ックスファイル15に書き込む(ステップS104)。
このとき、該当用紙についての件数を1件カウントする
と共に(ステップS105)、そのデータに付随してい
る発行フラグをチェックして、フラグが立っていれば発
行済件数もカウントする(ステップS106)。このよ
うな処理を、頭書データファイル12の全てのデータに
ついて順次行うことにより(ステップS102〜S10
6)、当月、すなわち平成5年6月分のデータがインデ
ックスファイル15に全て抽出され格納されることとな
る。
【0025】次に中央処理部11は、ステップS105
及びステップS106においてカウントした用紙の発行
件数及び発行済件数を、用紙別発行件数ファイル16の
該当する用紙番号のレコードに書き込む(ステップS1
07)。これにより、用紙別発行件数ファイル16の内
容は、図7に示すように、用紙番号に対応して発行済件
数及び総件数が書き込まれた状態となる。なお、このと
き、用紙割当表ファイル13を参照することにより、用
紙番号に対応した用紙名称も書き込まれる。用紙名称と
しては、例えば患者が社会保険に加入している本人であ
るときには用紙番号は1、社会保険に加入している家族
である場合には用紙番号は2等々となる。そして、イン
デックスファイル15について用紙番号をキーとしてソ
ーティングを行う(ステップS108)。インデックス
ファイルのソーティングにより、その内容は、図6に示
したように、用紙番号順に連続的にソートされた状態と
なっている。
及びステップS106においてカウントした用紙の発行
件数及び発行済件数を、用紙別発行件数ファイル16の
該当する用紙番号のレコードに書き込む(ステップS1
07)。これにより、用紙別発行件数ファイル16の内
容は、図7に示すように、用紙番号に対応して発行済件
数及び総件数が書き込まれた状態となる。なお、このと
き、用紙割当表ファイル13を参照することにより、用
紙番号に対応した用紙名称も書き込まれる。用紙名称と
しては、例えば患者が社会保険に加入している本人であ
るときには用紙番号は1、社会保険に加入している家族
である場合には用紙番号は2等々となる。そして、イン
デックスファイル15について用紙番号をキーとしてソ
ーティングを行う(ステップS108)。インデックス
ファイルのソーティングにより、その内容は、図6に示
したように、用紙番号順に連続的にソートされた状態と
なっている。
【0026】次に中央処理部11は、図8に示すよう
に、用紙別発行件数ファイル16の内容をそのままCR
Tディスプレイ22の画面上に表示する(ステップS1
09)。このとき、各用紙ごとに発行済件数と総件数と
の比較を行い、総件数が発行済件数より大きいときに
は、レセプト発行が完了していないことを示す黒塗りの
未発行マーク29を表示する(ステップS110)。な
おこの図に示すように、レセプト発行が全て完了しては
いるものについては、白抜きの完了マーク28が表示さ
れる。
に、用紙別発行件数ファイル16の内容をそのままCR
Tディスプレイ22の画面上に表示する(ステップS1
09)。このとき、各用紙ごとに発行済件数と総件数と
の比較を行い、総件数が発行済件数より大きいときに
は、レセプト発行が完了していないことを示す黒塗りの
未発行マーク29を表示する(ステップS110)。な
おこの図に示すように、レセプト発行が全て完了しては
いるものについては、白抜きの完了マーク28が表示さ
れる。
【0027】さてここで、利用者はこれから出力しよう
とする用紙を画面より把握される必要枚数以上プリンタ
上にセットし(ステップS111)、図8に示す画面上
においてボックスカーソル30を移動させて希望する用
紙番号を選択する(ステップS112)。
とする用紙を画面より把握される必要枚数以上プリンタ
上にセットし(ステップS111)、図8に示す画面上
においてボックスカーソル30を移動させて希望する用
紙番号を選択する(ステップS112)。
【0028】ここで、作業を終了したい場合には、所定
の終了キーを押すことにより(ステップS113;終
了)、このレセプト発行業務が終了する。一方、所望の
用紙番号を選択した場合には(ステップS113;選
択)、用紙別発行条件ファイル14より該当する発行条
件が読み出されこれがメモリ上に展開される(ステップ
S114)。そしてインデックスファイル15から該当
する用紙番号に対応したデータが読み出されると共に、
図1の診療データファイル17から、対応する診療デー
タ、具体的には点数計算データ等が読み出され、プリン
タ23にセットされた当該用紙上に印字が行われる(ス
テップS116)。そしてこれと共に当該用紙番号に関
する発行済件数を1カウントアップする(ステップS1
17)。
の終了キーを押すことにより(ステップS113;終
了)、このレセプト発行業務が終了する。一方、所望の
用紙番号を選択した場合には(ステップS113;選
択)、用紙別発行条件ファイル14より該当する発行条
件が読み出されこれがメモリ上に展開される(ステップ
S114)。そしてインデックスファイル15から該当
する用紙番号に対応したデータが読み出されると共に、
図1の診療データファイル17から、対応する診療デー
タ、具体的には点数計算データ等が読み出され、プリン
タ23にセットされた当該用紙上に印字が行われる(ス
テップS116)。そしてこれと共に当該用紙番号に関
する発行済件数を1カウントアップする(ステップS1
17)。
【0029】以下同様にして、指定された用紙番号につ
いてのデータがインデックスファイル15から順次読み
出されて印字されるが、インデックスファイル上の用紙
番号が変更したとき、すなわち図6における用紙番号
“1”が246件目において用紙番号“2”に変化した
とき、用紙番号1についての出力は全て終了したと判断
し(ステップS115;Y)、この時点における発行済
件数のカウント値を用紙別発行件数ファイル16の発行
済件数の欄に書き加え更新する(ステップS118)。
そしてこの用紙別発行件数ファイル16の更新内容は、
ステップS109においてそのまま画面に更新表示され
ることとなる。利用者はこれを確認することにより、現
段階における各用紙ごとの発行済状態を一目で即座に把
握することができる。
いてのデータがインデックスファイル15から順次読み
出されて印字されるが、インデックスファイル上の用紙
番号が変更したとき、すなわち図6における用紙番号
“1”が246件目において用紙番号“2”に変化した
とき、用紙番号1についての出力は全て終了したと判断
し(ステップS115;Y)、この時点における発行済
件数のカウント値を用紙別発行件数ファイル16の発行
済件数の欄に書き加え更新する(ステップS118)。
そしてこの用紙別発行件数ファイル16の更新内容は、
ステップS109においてそのまま画面に更新表示され
ることとなる。利用者はこれを確認することにより、現
段階における各用紙ごとの発行済状態を一目で即座に把
握することができる。
【0030】なお、ある用紙についての印字動作中にお
いては、図8の下部に示したように、現在何件目のレセ
プトを出力中かを表示すると共に(符号26)、インジ
ケータ27により、当該用紙の総件数に対する出力済件
数の割合を表示する。これにより、利用者は、ある用紙
の出力中であっても、その用紙の出力終了までどの程度
の時間がかかるかを一目で把握することができ、次の用
紙切り替えのための準備あるいはその間に行うことがで
きる仕事の準備をすることができる。
いては、図8の下部に示したように、現在何件目のレセ
プトを出力中かを表示すると共に(符号26)、インジ
ケータ27により、当該用紙の総件数に対する出力済件
数の割合を表示する。これにより、利用者は、ある用紙
の出力中であっても、その用紙の出力終了までどの程度
の時間がかかるかを一目で把握することができ、次の用
紙切り替えのための準備あるいはその間に行うことがで
きる仕事の準備をすることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、頭書きファイルから当月分のインデックス
ファイルを作成する際に用紙別発行件数ファイルの作成
をも行い、その内容である各用紙ごとのレセプト発行件
数と発行済件数とを画面に表示するとともに、画面上の
所望の用紙番号を指定することでレセプト発行を可能と
したので、従来のように用紙ごとの発行件数及び発行済
件数の確認のためにプリント出力を行う必要がなくな
り、また、次に発行すべきレセプトの用紙指定を画面上
のみで容易に行うことができる。従って、レセプト発行
作業をより簡易かつ迅速に行うことができるという効果
がある。
明によれば、頭書きファイルから当月分のインデックス
ファイルを作成する際に用紙別発行件数ファイルの作成
をも行い、その内容である各用紙ごとのレセプト発行件
数と発行済件数とを画面に表示するとともに、画面上の
所望の用紙番号を指定することでレセプト発行を可能と
したので、従来のように用紙ごとの発行件数及び発行済
件数の確認のためにプリント出力を行う必要がなくな
り、また、次に発行すべきレセプトの用紙指定を画面上
のみで容易に行うことができる。従って、レセプト発行
作業をより簡易かつ迅速に行うことができるという効果
がある。
【0032】請求項2記載の発明では、1つの用紙番号
についての1群のレセプト発行が終了した時点で用紙別
発行件数ファイル内の当該用紙番号に対応する発行済件
数の内容を更新するとともに、画面上の表示も更新する
こととしたので、一連のレセプト発行作業の中で、現在
どの用紙までレセプト発行が完了しているかを常に容易
に把握することができるという効果がある。
についての1群のレセプト発行が終了した時点で用紙別
発行件数ファイル内の当該用紙番号に対応する発行済件
数の内容を更新するとともに、画面上の表示も更新する
こととしたので、一連のレセプト発行作業の中で、現在
どの用紙までレセプト発行が完了しているかを常に容易
に把握することができるという効果がある。
【0033】請求項3記載の発明では、選択手段により
用紙番号が選択されると、これに対応する印字条件を自
動的に用紙別発行条件ファイルから抽出し、これを基に
レセプトへの印字を行うこととしたので、従来のよう
に、用紙ごとに異なる複雑な発行条件をメモまたは記憶
に頼って入力する必要がなくなり、熟練者でなくともレ
セプト発行を容易に行うことができるという効果があ
る。
用紙番号が選択されると、これに対応する印字条件を自
動的に用紙別発行条件ファイルから抽出し、これを基に
レセプトへの印字を行うこととしたので、従来のよう
に、用紙ごとに異なる複雑な発行条件をメモまたは記憶
に頼って入力する必要がなくなり、熟練者でなくともレ
セプト発行を容易に行うことができるという効果があ
る。
【0034】請求項4記載の発明では、画面表示内容の
うち発行件数と発行済件数とが等しい用紙番号に対して
所定の未発行マークをも表示することとしたので、レセ
プト発行が完了していない用紙を一目で知ることがで
き、レセプト発行作業をより効率的に行うことができる
という効果がある。
うち発行件数と発行済件数とが等しい用紙番号に対して
所定の未発行マークをも表示することとしたので、レセ
プト発行が完了していない用紙を一目で知ることがで
き、レセプト発行作業をより効率的に行うことができる
という効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるレセプト発行システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】このシステムの処理手順を説明するための流れ
図である。
図である。
【図3】頭書きデータファイルの構成を示す説明図であ
る。
る。
【図4】用紙割当ファイルの構成を示す説明図である。
【図5】用紙別発行条件ファイルの構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】インデックスファイルの構成を示す説明図であ
る。
る。
【図7】用紙別発行件数ファイルの構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】画面表示の一例を示す説明図である。
11 中央処理部 12 頭書きデータファイル 13 用紙割当表ファイル 14 用紙別発行条件ファイル 15 インデックスファイル 16 用紙別発行件数ファイル 17 診療データファイル 21 キーボード 22 CRT 23 プリンタ
Claims (4)
- 【請求項1】 診療を行った患者についての保険情報を
頭書きデータファイルに逐次格納しておき、月度ごとに
該頭書きデータファイルから患者別のレセプトを作成し
発行するシステムにおいて、 レセプト発行に用いる用紙の種別を示すための用紙番号
を、当該用紙種別の内容を示す保険情報に対応付けて割
り当てた用紙割当表ファイルと、 指定された月度の頭書きデータを前記頭書きデータファ
イルから抽出し、これを基に当月分のインデックスファ
イルを作成するインデックスファイル作成手段と、 前記インデックスファイルの作成と同時に、前記頭書き
データファイルから、各用紙番号ごとに、発行すべき件
数である発行件数と発行の済んでいる件数である発行済
件数とをカウントするとともに、前記用紙割当ファイル
から用紙番号に対応する用紙名称を抽出し、各用紙番号
に用紙名称、発行件数及び発行済件数を対応付けた用紙
別発行件数ファイルを作成する用紙別発行件数ファイル
作成手段と、 この用紙別発行件数ファイル作成手段により作成された
用紙別発行件数ファイルの内容を表示する表示手段と、 この表示手段の表示内容から、発行すべきレセプトに対
応する用紙番号を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された用紙番号に対応する保険
情報を前記インデックスファイルから読み出し、これを
基にレセプトへの印字を行う印字手段と、 を具備することを特徴とするレセプト発行システム。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに、1つの用紙
番号についてのレセプト発行が終了した時点で前記用紙
別発行件数ファイル内の当該用紙番号に対応した発行済
件数の内容を更新する発行済件数更新手段を具備するこ
とを特徴とするレセプト発行システム。 - 【請求項3】 請求項1において、さらに、 用紙番号ごとにレセプト発行のための各種印字条件を対
応付けた用紙別発行条件ファイルと、 前記選択手段により選択された用紙番号に対応する印字
条件を前記用紙別発行条件ファイルから抽出して前記印
字手段に供給する手段と、 を具備することを特徴とするレセプト発行システム。 - 【請求項4】 請求項1において、さらに、前記表示手
段は、その表示内容のうち発行件数が発行済件数より大
きい用紙番号について所定の未発行マークを表示するこ
とを特徴とするレセプト発行システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187065A JP3011578B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | レセプト発行システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187065A JP3011578B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | レセプト発行システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785167A JPH0785167A (ja) | 1995-03-31 |
JP3011578B2 true JP3011578B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=16199534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5187065A Expired - Fee Related JP3011578B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | レセプト発行システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011578B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5187065A patent/JP3011578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0785167A (ja) | 1995-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20010029475A1 (en) | Financial processing system and method | |
JP3136928B2 (ja) | データ処理装置 | |
JP3011578B2 (ja) | レセプト発行システム | |
JPH09167191A (ja) | データ処理装置 | |
JPH05216903A (ja) | 帳票書式作成方法および装置 | |
JP2001005886A (ja) | データ処理装置及び記憶媒体 | |
KR100249328B1 (ko) | 장표 작성 방법 | |
JP2812646B2 (ja) | 表形式データの印刷処理方法 | |
JP3663865B2 (ja) | 帳票処理装置及び記憶媒体 | |
JP3567299B2 (ja) | グラフ生成出力装置 | |
JPH09297801A (ja) | 帳票印刷方法 | |
JPH05298378A (ja) | 設計図面管理方法 | |
JP2001056836A (ja) | 帳票処理装置、及び記憶媒体 | |
JP2001167210A (ja) | 会計システム | |
JP3632988B2 (ja) | 項目データ処理装置 | |
JP3047400B2 (ja) | データ処理装置 | |
JPH02289368A (ja) | 印刷方法 | |
JPS61157973A (ja) | 入力編集装置 | |
JPH0610817B2 (ja) | 印鑑検索システム | |
JPH0458365A (ja) | 帳票出力装置 | |
JP3030300U (ja) | 会計情報処理装置 | |
JPH08110927A (ja) | 帳票出力装置 | |
JPH06149781A (ja) | データ処理装置 | |
JPH08235288A (ja) | データ処理装置 | |
JPH0728796A (ja) | 名刺作成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |