JP3030300U - 会計情報処理装置 - Google Patents

会計情報処理装置

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JP3030300U
JP3030300U JP1996004054U JP405496U JP3030300U JP 3030300 U JP3030300 U JP 3030300U JP 1996004054 U JP1996004054 U JP 1996004054U JP 405496 U JP405496 U JP 405496U JP 3030300 U JP3030300 U JP 3030300U
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JP1996004054U
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政治 兼島
誠 小深田
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政治 兼島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力先の帳簿に応じて一の会計事実が一の仕
訳に一括される会計情報処理装置を得て、円滑でわかり
やすい仕訳入力を可能とし、把握しやすい帳簿、書類を
提供する。 【解決手段】 会計情報を処理する会計情報処理装置に
おいて、(1)一の財務科目に付した他の一以上の属性
科目または属性科目を示すコードを登録する欄を表示す
る手段、(2)前記属性科目毎の内訳を登録する複数の
欄を表示する手段、(3)前記の内訳を登録する複数の
欄に対応する金額を登録する金額欄を表示する手段、
(4)前記属性科目または属性科目を示すコードを登録
する欄に属性科目または属性科目を示すコードを入力す
る手段、(5)前記の内訳を登録する複数の欄に内訳を
入力する手段、(6)前記金額欄に金額を入力する手段
を含む構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコンピュ−タを用いた予定、実績会計情報処理装置で、詳しくは、内 訳入力方式により、一つの会計事実について一括した仕訳データを生成、処理す る装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来より会計情報処理システムの分野においては、コンピュ−タによる情報処 理が行われている。これらの装置は、伝票または帳簿に記録する方式で仕訳デー タを入力し、会計上必要な各種帳票や決算書類を作成したり、集計して台帳や管 理資料を生成するものである。
【0003】 いずれの装置も当然ながら、手書きで帳簿や伝票に記帳、転記されていた会計 情報をコンピュータ処理することにより、各種の帳簿や決算書類作成を簡便なも のとし、省力化することが本来の目的である。そのため、日付、借方科目、貸方 科目とそれぞれの金額に、補助科目や摘要を加えたデータ単位での仕訳入力が基 本となっている。仕訳入力により得られたデータファイルを元に各帳簿類に分類 集計したり、決算書類を生成する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の会計情報処理装置は各種の帳簿、決算書類の作成を行うため 、財務科目に付した属性科目に分けて詳細な仕訳入力が行われている。
【0005】 しかし、単純な会計事実であれば、一の会計事実が一の仕訳に対応するが、一 の会計事実に財務会計の他の属性がある場合、詳細な仕訳データを得るには、仕 訳を属性毎に分割する必要があるため、入力に簡便さを欠き、会計に関する知識 がなければ装置を利用することが難しい。また、例えば総勘定元帳のように会計 情報の記録が仕訳単位の明細が出力される帳簿には、一の会計事実が分割して出 力されるため、会計情報の把握に不便である。
【0006】 本考案は出力先の帳簿に応じて一の会計事実が一の仕訳に一括される会計情報 処理装置を得て、円滑でわかりやすい仕訳入力を可能とし、把握しやすい帳簿、 書類を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本考案では、以下の手段により、一の会計事実を 一括して複式簿記の原理による仕訳により会計情報を処理することが可能な会計 情報処理装置を構成する。
【0008】 コンピュータにより会計情報を処理する会計情報処理装置を(1)一の財務科 目に付した他の一以上の属性科目または属性科目を示すコードを登録する欄を表 示する手段、(2)前記属性科目毎の内訳を登録する複数の欄を表示する手段、 (3)前記の内訳を登録する複数の欄に対応する金額を登録する金額欄を表示す る手段、(4)前記属性科目または属性科目を示すコードを登録する欄に属性科 目または属性科目を示すコードを入力する手段、(5)前記の内訳を登録する複 数の欄に内訳を入力する手段、(6)前記金額欄に金額を入力する手段を含む構 成とする。
【0009】 本考案の会計情報処理装置の構成において(1)の手段および(4)の手段は 、一の会計事実が複数の属性を有する取引について仕訳入力する際に、内訳があ る旨の特定の科目名またはコードを入力すると、動作するように設定すれば、内 訳がある場合、内訳がない場合それぞれに適した仕訳入力が可能である。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下に本考案について図面と共に説明する。図1は本考案の一例における会計 情報処理装置を示すシステム構成図である。一例に示す会計情報処理装置は、仕 訳データの入力及び会計情報の出力指示等を行うためのキーボード1、入出力情 報処理を行うための中央処理装置2、入力フォーマットや会計情報等を表示する ためのCRT等で構成されたディスプレイ3、帳票を出力するためのプリンタ4 、マスタファイル及びデータファイルを記憶するためのハードディスク記憶装置 等で構成された外部記憶装置5で構成している。
【0011】 マスタファイルには、財務科目、資金科目、その他の属性科目等、会計データ の仕訳項目であるそれぞれの会計科目についての情報を記憶した各科目のマスタ ファイル、財務会計の補助科目についての情報を記憶した補助科目マスタファイ ル、摘要に使用する固定的語句を記憶するための固定摘要マスタファイル及びそ の他のファイルがある。
【0012】 またデータファイルには、キーボードより入力され、あるいはプログラムによ り自動的に生成された会計科目、補助科目、金額、摘要等の仕訳項目及び、日付 等仕訳付随項目から構成される会計仕訳データを記憶する会計仕訳データファイ ル及びその他のファイルが含まれる。
【0013】 図2は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する際にディ スプレイ画面に表示される入力フォーマットの説明図であって、(1)内訳がな い場合と(2)内訳がある場合を示す。本考案では図のように必要な入力項目を 示した入力フォーマットを用いて内訳入力処理を実現している。オペレータはこ の画面から仕訳データを入力していく。
【0014】 内訳がない場合、図2(1)の入力フォーマットに従って従来行われている通 りに、仕訳入力をすればよい。
【0015】 まず、財務科目について科目コードを入力すると、システムは財務科目マスタ を読み出し、登録されている財務科目名を表示する。次に、入力された財務科目 に対して属性科目が登録されていれば、カーソルはその属性科目の「コード」欄 に止まる。そこでその属性科目の科目コードを入力すると、システムはその属性 科目のマスタファイルを読み出し、登録されている科目名を表示する。
【0016】 こうしてすべての登録されている属性科目について処理が済んだら、次に、財 務科目について仕訳金額を入力する。これでこの財務科目についての仕訳データ 入力は終了する。
【0017】 内訳がある場合、図2(2)の入力フォーマットに従って仕訳入力を行う。
【0018】 まず、財務科目について科目コードを入力すると、システムは財務科目マスタ を読み出し、登録されている財務科目名を表示する。次に、入力された財務科目 に対して属性科目が登録されていれば、カーソルはその属性科目の「コード」欄 に止まる。そこでその属性科目の科目コードを入力すると、システムはその属性 科目のマスタファイルを読み出し、登録されている科目名を表示する。
【0019】 ここでこの属性科目に内訳があるならば、属性科目の科目コードに代わり、内 訳があることを示すコード(一例では0を設定してある)を入力する。すると「 科目名」の欄には(内訳あり)と表示され、カーソルは財務科目に対して次に登 録されている属性科目の「コード」欄に移動する。
【0020】 こうしてすべての登録されている属性科目について処理が済んだら、次に、も との財務科目について仕訳金額を入力する。次にカーソルは次の入力行の、内訳 ありと指定した属性科目の「コード」欄に移動するので、内訳を入力していく。 内訳の仕訳として、まずコードを入力すると科目名が表示され、次に金額を入力 する。
【0021】 これを順次繰り返していき、この属性科目について入力する内訳がなくなれば 内訳終了を指示する。カーソルは次行の、内訳ありとしていした属性科目の「コ ード」欄に移動するので、その属性科目についても内訳を入力していく。
【0022】 内訳ありと指定されたすべての属性科目について処理が済めば、この財務科目 についての仕訳データ入力は終了する。
【0023】 入力した仕訳データは、同時に入力した摘要、相手方の仕訳、日付および伝票 番号等のデータとともに1仕訳伝票として会計仕訳データファイルに出力される 。
【0024】
【実施例】
本実施例は、本考案の会計情報処理装置を用いた仕訳処理について説明するも のである。一つの会計事実に対して財務会計処理の他に属性がある場合として次 の取引を設例とし、以下設例に従って説明する。
【0025】 資金会計に関し、甲社より前月(3月)分家賃と立替電気料が本日(4/5) 現金で入金された。前月入金がされなかったので、以下の表1のように、月末3 /31付けで未収金を計上ずみである。
【0026】
【表1】
【0027】 従来の会計情報処理装置を用いて、この未収金回収について仕訳処理を行うと 、表2のようになる。ここで、(111)は「賃貸料入金」を示す資金コード、(705) は「立替金入金」を示す資金コードである。
【0028】
【表2】
【0029】 従来はこのように一つの会計事実でありながら、属性を明確にするため、分割 して仕訳処理を行っていた。
【0030】 本考案の会計情報処理装置を用いて、同じ仕訳処理を行うと表3のようになる 。ここで(0)は「内訳あり」を示す資金コード、(111)は「賃貸料入金」を示す資 金コード、(705)は「立替金入金」を示す資金コードである。
【0031】
【表3】
【0032】 なお、資金コードは財務会計の勘定科目に固有のコードを付する方法が一般的 であるので、本実施例の資金会計においてもコードにより入力している。
【0033】 以上のように仕訳処理された仕訳データを利用し、従来の会計情報処理装置を 用いて総勘定元帳に出力すると、以下の表4のようになる。
【0034】
【表4】
【0035】 表4からは属性が異なる2つの未収金がまとめて現金で入金された一つの会計 事実であることを把握することは出来ない。そこで本考案の会計情報処理装置を 用いて総勘定元帳に出力すると、以下の表5のようになる。
【0036】
【表5】
【0037】 本考案の会計情報処理装置は、実施例に示すような不動産賃貸業の財務会計の 仕訳処理だけでなく、製造仕入販売等一般業に幅広く適用することが可能である 。
【0038】
【考案の効果】
本考案の会計情報処理装置は内訳入力を可能とすることにより、一の会計事実 を一の仕訳に一括するものである。また、仕訳が属性毎に分割されないため、仕 訳の数が減少し、目的に応じた出力が得られるため、把握しやすい帳簿、書類が 得られる。属性の有無を設定したコードを利用することにより、内訳の有無を問 わず、円滑で無駄のない仕訳入力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例における会計情報処理装置を示す
システム構成図である。
【図2】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する際にディスプレイ画面に表示される基本
入力フォーマットの説明図である。
【符号の説明】
1 キーボード 2 中央処理装置 3 ディスプレイ 4 プリンタ 5 外部記憶装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会計情報処理装置において、(1)一の
    財務科目に付した他の一以上の属性科目または属性科目
    を示すコードを登録する欄を表示する手段と(2)前記
    属性科目毎の内訳を登録する複数の欄を表示する手段と
    (3)前記の内訳を登録する複数の欄に対応する金額を
    登録する金額欄を表示する手段と(4)前記属性科目ま
    たは属性科目を示すコードを登録する欄に属性科目また
    は属性科目を示すコードを入力する手段と(5)前記の
    内訳を登録する複数の欄に内訳を入力する手段と(6)
    前記金額欄に金額を入力する手段を含む構成であること
    を特徴とする会計情報処理装置。
JP1996004054U 1996-04-17 1996-04-17 会計情報処理装置 Expired - Lifetime JP3030300U (ja)

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JP3030300U true JP3030300U (ja) 1996-10-22

Family

ID=43165300

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JP1996004054U Expired - Lifetime JP3030300U (ja) 1996-04-17 1996-04-17 会計情報処理装置

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