JP3030299U - 会計情報処理装置 - Google Patents

会計情報処理装置

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JP3030299U
JP3030299U JP1996004053U JP405396U JP3030299U JP 3030299 U JP3030299 U JP 3030299U JP 1996004053 U JP1996004053 U JP 1996004053U JP 405396 U JP405396 U JP 405396U JP 3030299 U JP3030299 U JP 3030299U
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政治 兼島
誠 小深田
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政治 兼島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 予定および実績の会計情報を一元的に処理で
きる会計情報処理システムにおいて、入力を簡略化し、
作成、修正や検索の容易な資金繰り予定表等を得る。 【解決手段】 (1)「予定した日」欄、「事実発生予
定日」欄、「事実発生日」欄の3種類の日付欄を表示す
る手段、(2)予定の仕訳データの作成に際して、「予
定した日」欄に会計処理した日を入力し、「事実発生予
定日」欄に事実発生予定日を入力する手段、(3)実績
の仕訳データの作成に際して、前記「事実発生日」欄に
事実発生日を入力する手段、(4)作成された予定の仕
訳データを検索、表示する手段、(5)予定の仕訳デー
タを実績の仕訳データに修正するに際して、「事実発生
日」欄に事実発生日を入力する手段、(6)実績の仕訳
データを生成する際、当該「事実発生日」の日付で元の
予定の仕訳の金額を全額減少させる仕訳データを生成し
て元の予定の仕訳を処理する手段を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコンピュ−タを用いた予定、実績会計情報処理装置で、詳しくは、仕 訳入力方式により、予定および実績の会計情報について一元的に仕訳データを生 成、処理する会計情報処理装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来より会計情報処理システムの分野においては、コンピュ−タによる予定、 実績の会計情報の処理が行われている。これらの装置は、予定の会計情報ないし 実績の会計情報に専用の装置を構成し、予定の会計情報、実績の会計情報それぞ れ、それぞれ独立した装置で扱われることが多いが、実績の会計情報のコンピュ ータ処理を主とし、補助的に予定の会計情報のコンピュータ処理を行うことが可 能な装置もある。
【0003】 いずれの装置も当然ながら、手書きで帳簿や伝票に記録されていた会計情報を コンピュータ処理することにより、各種の決算書類作成を省力化することが本来 の目的であるため、実績の会計情報についてのコンピュ−タ処理は、仕訳入力が 基本となっている。日付、借方科目、貸方科目とそれぞれの金額、補助科目や摘 要をデータとして入力し、生成したデータファイルを元に各帳簿類に分類集計し たり、決算書類を生成する。
【0004】 一方、予定の会計情報についてのコンピュータ処理は、予定される会計情報を 記録し、月や年単位の各種の表形式で展開し、例えば手形や固定資産の管理や、 資金繰りの計画に利用するものである。補助的にコンピュータ処理した予定の会 計情報を実績の会計情報に対比させ、経営内容の分析や管理に役立てるものもあ る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 このように従来の会計情報処理装置は、主に決算書類の作成を省力化するもの で、会計情報の記録と実績の会計情報、予定の会計情報は独立した処理が行われ ている。そのため、元々の会計処理の対象となる事実(これを会計事実という) が発生した事実発生日のみを基準として、分類集計されている。
【0006】 単に帳簿や伝票、決算書類等の作成を支援するならば、仕訳が必要な会計事実 の大部分は過去の事実であることから、日付は事実発生日のみを基準として分類 集計し、過去の報告である決算書類を作成出来れば十分である。
【0007】 しかし、会計情報を経営管理に役立てようとする際は、事実のみに関するのよ うな、過去の情報だけでは不十分である。視野の広い経営方針を探るには、過去 の情報に留まらず、むしろ明日以降の将来に関する会計予定情報を知る必要があ る。
【0008】 会計処理の対象となる事実(これを会計事実という)が発生する前に経営管理 上、そのような会計予定情報を知るものの一つとして資金繰り予定表があるが、 従来の会計情報処理システムでは、事実発生日のみを基準とするため、予定の会 計情報は仕訳処理が出来ず、将来の月に展開する形式で作成されている。そのた め、予定した取引に増減が生じた際、適切に加減できない、内訳を知りたい場合 に簡単に探せない、分散処理が不可能であるなどの欠点がある。また、時間が経 過し、予定した取引が事実となった場合、通常の財務会計の為に改めて仕訳入力 するため、会計処理の作業の大部分が重複し、無駄である。
【0009】 本考案は予定および実績の会計情報を一元的に処理できる会計情報処理システ ムを得て、入力の無駄を省き、作成、修正や検索の容易な資金繰り予定表等を提 供し、会計予定情報の把握を支援することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本考案では、以下の2つの手段を得て、複式簿記 の原理による仕訳により予定および実績の会計情報を処理可能な会計情報処理シ ステムを構成する。
【0011】 コンピュータにより予定及び実績の会計情報を仕訳入力方式で処理し、仕訳デ ータを生成する会計情報処理装置に、(1)予定と実績とを区分する予実区分コ ードを登録する「予実区分」欄を表示する手段、(2)会計処理した日を登録す る欄及び事実発生予定日又は事実発生日のいずれかの日付を登録する「予定・実 績日」欄を表示する手段、(3)仕訳データの作成に際して、前記「予実区分」 欄に登録、表示される予実区分コードを入力する手段、(4)前記会計処理した 日を登録する欄に登録、表示される会計処理した日を入力する手段、(5)前記 「予定・実績日」欄に登録、表示される事実発生予定日又は事実発生日を入力す る手段、(6)予定である旨の予実区分コードが付された仕訳を検索、表示する 手段、(7)前記仕訳に付された予実区分コードを予定である旨のコ−ドから実 績である旨のコ−ドに修正入力する手段、(8)「予定・実績日」欄に登録、表 示される事実発生予定日又は事実発生日を修正入力する手段、(9)予実コード を修正入力することにより実績である旨の予実コードが付された実績の仕訳を生 成する際、当該「事実発生予定日又は事実発生日」の日付で元の予定の仕訳の金 額を全額減少させる仕訳データを生成して元の予定の仕訳を処理する手段を含む 構成とする。(以下、判別コード方式とする)
【0012】 判別コード方式の構成においては、まず、一定の会計事実が予想される場合、 (1)〜(5)の手段により、仕訳入力に際して、当該仕訳が予定である旨の予 実コ−ド、会計処理した日(予定した日当日)及び事実発生予定日を入力し、会 計処理の対象とする予定に関する会計情報を得る。同時に一定の会計事実が発生 した場合、仕訳入力に際して、当該仕訳が実績である旨の予実コード、会計処理 した日及び事実発生日を入力し、実績に関する会計情報を得る。従来の会計処理 では事実発生日を入力の対象としていたものの、会計処理を実際行っている日を 入力の対象とすることはなかったが、本考案では予定に関する日付を処理の対象 とする関係上、いつから以降の予定であるかを明らかにする必要上始期として予 定した日を入力する必要がある。
【0013】 次に、(6)〜(8)の手段により、予定に関する会計情報に対応する会計事 実が発生した場合、予定の会計情報に係る仕訳を検索表示し、当該仕訳に付され た予定である旨のコ−ドを、実績である旨のコ−ドに修正入力することにより実 績に関する会計情報を得る。すでに入力されている予定の会計情報を活用して実 績の会計情報が得られるため、実績の会計情報として改めて入力し直す必要はな い。予定である旨のコードが実績である旨のコードに修正入力されると同時に、 (9)の手段が、対応する予定の会計情報の仕訳を全額減少させる仕訳データを 生成し、相殺する形で処理するため、予定に関する会計情報を後日活用すること ができる。
【0014】 コンピュータにより予定及び実績の会計情報を仕訳入力方式で処理し、仕訳デ ータを生成する会計情報処理装置に(1)会計処理した日を登録する「予定した 日」欄、事実発生予定日を登録する「事実発生予定日」欄、事実発生日を登録す る「事実発生日」欄の3種類の日付欄を表示する手段、(2)予定の仕訳データ の作成に際して、前記「予定した日」欄に登録、表示される会計処理した日を入 力し、前記「事実発生予定日」欄に登録、表示される事実発生予定日を入力する 手段、(3)実績の仕訳データの作成に際して、前記「事実発生日」欄に登録、 表示される事実発生日を入力する手段、(4)作成された前記予定の仕訳データ を検索、表示する手段、(5)検索、表示した前記予定の仕訳データを実績の仕 訳データに修正するに際して、前記「事実発生日」欄に登録、表示される事実発 生日を入力する手段、(6)前記予定の仕訳データを修正することにより実績の 仕訳データを生成する際、当該「事実発生日」の日付で元の予定の仕訳の金額を 全額減少させる仕訳データを生成して元の予定の仕訳を処理する手段を含む構成 とする。(以下、複数日付方式とする。)
【0015】 複数日付方式の構成においては(1)〜(3)の手段により、会計処理した日 、事実発生予定日、事実発生日の3種類の日付を入力する欄が設けられており、 一定の会計事実が予定される場合は、仕訳に際して会計処理した日、事実発生予 定日を入力し、一定の会計事実が発生した場合は、仕訳に際して会計処理した日 、事実発生日を入力することにより、予定に関する会計情報と、実績に関する会 計情報を得る。会計処理した日欄の日付は予定に関する始期として取り扱われ、 事実発生予定日欄の日付は予定日として取扱われ、事実発生日欄の日付は事実の あった日として取扱われる。
【0016】 次に、予定の会計情報に対応する会計事実が発生した場合、(4)〜(5)の 手段により、予定の会計情報に係る仕訳を検索表示し、当該仕訳に付された事実 発生日の欄に事実発生日を入力することにより事実に関する会計情報を得る。す でに入力されている予定の会計情報に事実発生日を入力し、必要な部分を修正す れば、実績の会計情報が得られる。予定の会計情報に事実発生日が入力されると 同時に(6)の手段が、対応する予定の会計情報の仕訳を全額減少させる仕訳デ ータを生成し、相殺する形で処理するため、予定に関する会計情報を後日活用す ることができる。
【0017】 日付は未定であっても財務会計事実(財務会計処理の対象となる事実)や資金 会計事実(資金会計処理の対象となる事実)が発生する事が予想される時は、日 付の欄には0年0月0日等の予め設定した日を入力すればよい。このように、未 定を含めて入力されたデ−タを分類、集計することにより予定に関する会計情報 を得る事ができる。
【0018】 なお本考案の会計情報処理装置では、通常の会計情報のデータに添えて、会計 科目や勘定科目等の分類コードを同時に入力することにより、各会計科目や勘定 科目等の属性に関する会計処理を行うことが考えられる。例えば資金会計の処理 では、通常の財務会計に関するデ−タに添えて資金会計の資金コ−ドを同時に入 力する。
【0019】
【考案の実施の形態】 以下に本考案について図面と共に説明する。図1は本考案の一例における会計 情報処理装置を示すシステム構成図である。一例に示す会計情報処理装置は、仕 訳データの入力及び会計情報の出力指示等を行うためのキーボード1、入出力情 報処理を行うための中央処理装置2、入力フォーマットや会計情報等を表示する ためのCRT等で構成されたディスプレイ3、帳票を出力するためのプリンタ4 、マスタファイル及びデータファイルを記憶するためのハードディスク記憶装置 等で構成された外部記憶装置5で構成している。
【0020】 マスタファイルには、財務会計、資金会計、消費税会計、及び部門会計等の会 計データの仕訳項目であるそれぞれの会計の会計科目についての情報を記憶した 各科目のマスタファイル、財務会計の補助科目についての情報を記憶した補助科 目マスタファイル、摘要に使用する固定的語句を記憶するための固定摘要マスタ ファイル及びその他のファイルがある。
【0021】 またデータファイルには、キーボードより入力され、あるいはプログラムによ り自動的に生成された、財務会計、資金会計、消費税会計、及び部門会計等の各 会計に関する、会計科目、補助科目、金額、摘要等の仕訳項目及び、日付等仕訳 付随項目から構成される会計仕訳データを記憶する会計仕訳データファイル及び その他のファイルが含まれる。
【0022】 図2は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する際にディ スプレイ画面に表示される基本入力フォーマットの説明図である。図は本考案の 判別コード方式における基本入力フォーマットを示す。オペレータはこの画面か ら仕訳データを入力していくが、詳細については次項の処理手順とともに説明す る。
【0023】 図3は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する処理手順 を説明するフローチャートである。オペレータは図2のようなディスプレイの入 力フォーマットを見ながらキーボードより入力を始める。
【0024】 ここで終了キーを押せば、入力業務は終了する(ステップ1)が、終了しない なら、これから入力する会計仕訳が、予定であるか実績であるかを判別するため 、予定・実績を区分するコード(予実区分コード)を入力し(ステップ2)、入 力された予実区分コードを判定する。(ステップ3)
【0025】 予定である旨の予実区分コード(予定区分コード)を入力された場合、これか ら入力する会計仕訳伝票には、予定区分コードがセットされ、ディスプレイの「 予実区分」欄に予定区分コードが表示されるとともに、予定伝票として記録され ることになる。そして処理は予定仕訳伝票入力サブルーチンへ移る(ステップ4 )。
【0026】 また、実績である旨の予実区分コード(実績区分コード)を入力された場合、 これから入力する会計仕訳伝票には、実績区分コードがセットされ、ディスプレ イの「予実区分」欄に実績区分コードが表示されるとともに、実績伝票として記 録されることになる。そして処理は実績仕訳伝票入力サブルーチンへ移る(ステ ップ5)。これらの予定仕訳伝票入力処理または実績仕訳伝票入力処理が終了す ると、初めへ戻る(ステップ6)。
【0027】 図4は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する処理手順 を説明するフローチャートであって、予定仕訳伝票入力サブルーチンを示す。予 定仕訳伝票入力処理の初めでは、まずここで終了キーを押せば、処理終了となり (ステップ7)、サブルーチンを抜けてステップ6へ戻る(ステップ8)。しか し、終了しないのならば、日付等を入力する。最初は「予定した日」の欄に予定 した日を入力する。次に「予定・実績日」の欄に予定・実績日(ここでは、事実 発生予定日)を入力し、続いて伝票番号を入力する(ステップ9)。
【0028】 ここの入力が終わると、仕訳入力処理へ進む。仕訳入力処理では借方及び貸方 仕訳を入力する。その入力手順は仕訳入力サブルーチンへ移る(ステップ10, 11)。これらの入力が終了すると、ここで入力された伝票は1予定仕訳伝票と してデータファイルへ出力される(ステップ12)。これで1仕訳伝票の入力が すんだので、次の伝票の仕訳入力をするため予定仕訳伝票入力サブルーチンの初 めへ戻る。
【0029】 図5は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する処理手順 を説明するフローチャートであって、実績仕訳伝票入力サブルーチンを示す。実 績仕訳伝票入力処理は、予定仕訳伝票入力処理とほぼ同様な手順で処理が行われ る。初めに、まずここで終了キーを押せば、処理終了となり(ステップ13)、 サブルーチンを抜けてステップ6へ戻る(ステップ14)。しかし、終了しない のならば、日付等を入力する。最初は、予定・実績日(ここでは、事実発生日) から入力する。続いて伝票番号を入力する(ステップ15)。
【0030】 ここの入力が終わると、仕訳入力処理へ進む。仕訳入力処理では借方及び貸方 仕訳を入力する。その入力手順の仕訳入力サブルーチンへ移る(ステップ16, 17)。これらの入力が終了すると、ここで入力された伝票は1実績仕訳伝票と してデータファイルへ出力される(ステップ18)。これで1仕訳伝票の入力が すんだので、次の伝票の仕訳入力をするため実績仕訳伝票入力サブルーチンの初 めへ戻る。
【0031】 図6は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する処理手順 を説明するフローチャートであって、仕訳入力サブルーチンを示す。予定仕訳伝 票入力処理あるいは実績仕訳伝票入力処理で、日付等入力が終わると、仕訳伝票 の入力をするため、この仕訳入力サブルーチンに移る。借方貸方のどちらでも手 順は同じである。
【0032】 初めに、まずここで終了キーを押せば、データ終了となり(ステップ19)、 サブルーチンを抜けて元のステップへ戻り、次の処理へ移る(ステップ20)。 しかし、終了しないのならば、まず財務科目コードを入力すると財務科目名が表 示される(ステップ21)。次にこの財務科目について補助科目が設定されてい なければ、カーソルは補助科目コードの入力位置をスキップするが、補助科目が 設定されていれば、カーソルは補助科目コードの入力位置に移る(ステップ22 )。
【0033】 補助科目コードの入力位置で補助科目コードを入力すると、補助科目名が表示 される(ステップ23)。同様にして順次、資金科目、消費税科目、及び部門科 目の各科目について入力する(ステップ24〜29)。
【0034】 補助科目コード等の入力に続き、金額及び摘要を入力する(ステップ30,3 1)と、1仕訳伝票の入力が済み、カーソルは次の行に移る。そして処理は仕訳 入力サブルーチンの初めへ戻るので次の仕訳伝票の入力をする。
【0035】 図7は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳修正入力する処理 手順を説明するフローチャートである。オペレータは図2のようなディスプレイ の検索表示用のフォーマットを呼び出す(ステップ32)。カーソルは最初は「 予実区分」欄に止まる。まず、ここで終了キーを押せば、修正業務は終了する( ステップ33)。しかし、終了しないなら、修正すべき伝票を呼び出すために、 まず「予実区分」欄に予定区分コードを入力する(ステップ34)。
【0036】 次に、他の検索条件を指定する項目にカーソルを移動して、検索条件を入力す る(ステップ35)と、条件にあった伝票群の中から、順次1伝票ずつ呼び出さ れて表示される(ステップ36)。表示された伝票が修正すべき伝票ではない場 合は、次の伝票が呼び出されて表示される。こうして該当の伝票を選択したら( ステップ37)、修正作業に移る。このとき、カーソルはふたたび「予実区分」 欄に止まっていて、予定区分コードが表示されている。
【0037】 ここで、まず修正の目的が予定の修正の場合は「予実区分」欄はそのままにし ておけば、これからの処理は予定仕訳伝票の単純な修正であると判断される(ス テップ38)。この場合は、初めにカーソルを修正する項目の欄に移動させて、 正しいデータに修正する。次にこの伝票に追加する予定仕訳データがあれば同時 に次の行の仕訳欄に入力する(ステップ39)。
【0038】 修正入力が終わると、修正された予定仕訳データ及び追加入力された予定仕訳 データは更新伝票としてデータファイルへ出力される(ステップ40)。こうし て、伝票の修正処理が1件終わると、「予定区分コード入力」(ステップ34) へ戻って次の検索及び修正を行う。
【0039】 ステップ38において、修正の目的が予定の実現の場合は「予実区分」欄の予 定区分コードを実績区分コードに修正すると(ステップ41)、これからの処理 は予定仕訳伝票の実現修正処理であると判断される。つまり事実発生に伴う予定 仕訳データの取消しと、その実現に伴う実績仕訳データの入力の処理である。
【0040】 この場合に、他に修正する個所がなければ、予定区分コードを実績区分コード に修正することで修正は完了するが、他に修正する個所があれば、当該項目を修 正し、追加する仕訳があれば追加入力する(ステップ42)。
【0041】 こうして実現した予定仕訳の修正入力が終了すると、まず予定が実現して実績 となったので、当初の予定仕訳の予定金額を、全額減少させる予定仕訳データが 新たに生成される。当初の予定仕訳データはデータファイルにそのまま残ってお り、当初の予定仕訳と新たな予定仕訳の2つの予定仕訳を一組とすると、予定金 額の残高は差引ゼロとなり、予定が取消された結果となる。
【0042】 予定仕訳を修正する形で入力された実績仕訳は、新たな実績仕訳データとして 生成される。また、この伝票に追加入力した実績仕訳も新たな実績仕訳データと して生成される。修正が終わると、新たに生成された予定データと実績データは それぞれ1仕訳伝票としてデータファイルへ出力される(ステップ43)。こう して、伝票の修正処理が1件終わると、「予定区分コード入力」(ステップ34 )へ戻って次の検索及び修正を行う。
【0043】 以下に本考案の複数日付方式における基本入力フォーマットとその処理手順に ついて説明する。なお、システム構成は、図1に示したものと同一の構成となっ ている。
【0044】 図8は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力するの際にデ ィスプレイ画面に表示される基本入力フォーマットの説明図である。オペレータ はこの画面から仕訳データを入力していくが、詳細については次項の処理手順と ともに説明する。
【0045】 図9は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳入力する処理手順 を説明するフローチャートである。オペレータは図8のようなディスプレイの入 力フォーマットを見ながらキーボードより入力を始める。
【0046】 ここで終了キーを押せば、入力業務は終了する(ステップ1)が、終了しない なら、これから入力する会計仕訳が、予定であるか実績であるかによりそれぞれ の処理へ進む(ステップ2)。
【0047】 まず、これから入力する会計仕訳伝票が予定伝票である場合は、予定仕訳伝票 入力処理を行う(ステップ3)。予定仕訳伝票入力処理の初めでは、終了キーを 押せば処理終了となり、業務の初めへ戻る(ステップ4)が、終了しないのなら ば、日付等を入力する。最初は「予定した日」の欄に予定した日を入力する。次 に「事実発生予定日」の欄に事実発生予定日を入力し、続いて伝票番号を入力す る(ステップ5)。
【0048】 ここの入力が終わると、仕訳入力処理へ進む。仕訳入力処理では借方及び貸方 仕訳を入力する。その入力手順は仕訳入力サブルーチンへ移る(ステップ6,7 )。これらの入力が終了すると、ここで入力された伝票は1予定仕訳伝票として データファイルへ出力される(ステップ8)。これで1仕訳伝票の入力がすんだ ので、次の伝票の仕訳入力をするため予定仕訳伝票入力処理の初めへ戻る。
【0049】 一方、これから入力する会計仕訳伝票が実績伝票である場合は、実績仕訳伝票 入力処理を行う(ステップ9)。実績仕訳伝票入力処理は、予定仕訳伝票入力処 理とほぼ同様な手順で処理が行われる。
【0050】 初めに、ここで終了キーを押せば処理終了となり、業務の初めへ戻る(ステッ プ10)が、終了しないのならば、日付等を入力する。最初に事実発生日から入 力し、続いて伝票番号を入力する(ステップ11)。ここの入力が終わると、仕 訳入力処理へ進む。仕訳入力処理では借方及び貸方仕訳を入力する。その入力手 順は仕訳入力サブルーチンへ移る(ステップ12,13)。
【0051】 これらの入力が終了すると、ここで入力された伝票は1実績仕訳伝票としてデ ータファイルへ出力される(ステップ14)。これで1仕訳伝票の入力がすんだ ので、次の伝票の仕訳入力をするため実績仕訳伝票入力処理の初めへ戻る。
【0052】 図10は、本考案の一例において会計情報処理システムを用いて仕訳入力する 処理手順を説明するフローチャートであって、仕訳入力サブルーチンを示す。予 定仕訳伝票入力処理あるいは実績仕訳伝票入力処理で、日付等入力が終わると、 仕訳伝票の入力をするため、この仕訳入力サブルーチンに移る。借方貸方のどち らでも手順は同じである。
【0053】 初めに、まずここで終了キーを押せば、データ終了となり(ステップ15)、 サブルーチンを抜けて元のステップへ戻り、次の処理へ移る(ステップ16)。 終了しないのならば、まず財務科目コードを入力すると財務科目名が表示される 。(ステップ17)この財務科目について補助科目が設定されていれば、カーソ ルは補助科目コードの入力位置に移る(ステップ18)。
【0054】 そこで、補助科目コードを入力すると補助科目名が表示される(ステップ19 )が、補助科目が設定されていなければ、カーソルは補助科目コードの入力位置 をスキップする(ステップ18)。同様にして順次、資金科目、消費税科目、及 び部門科目の各科目について入力し(ステップ20〜25)、続いて金額及び摘 要を入力する(ステップ26,27)。これで1仕訳伝票の入力がすんだので、 カーソルは次の行に移る。そして処理は仕訳入力サブルーチンの初めへ戻るので 次の仕訳伝票の入力をする。
【0055】 図11は本考案の一例において会計情報処理装置を用いて仕訳修正入力する処 理手順を説明するフローチャートであって、予定仕訳修正入力の処理手順を示し ている。オペレータは図8のようなディスプレイの検索表示用のフォーマットを 呼び出し、検索修正業務を始める(ステップ28)。
【0056】 ここで終了キーを押せば、業務は終了する(ステップ29)が、終了しないな ら、修正すべき伝票を呼び出すために、3種類の日付、伝票番号、各科目、金額 あるいは摘要の文字列、等のうちから適当な項目を入力して検索条件を指定する (ステップ30)。すると、指定された検索条件に適合する仕訳伝票群の中から 、順次1伝票ずつ呼び出されて表示される(ステップ31)。
【0057】 表示された伝票が修正すべき伝票ではない場合は、次の伝票が呼び出されて表 示される。こうして該当の伝票を選択したら(ステップ32)、修正作業に移る 。ここで、予定仕訳から予定仕訳に修正する場合は、「事実発生日」欄は空欄と なっているので、そのままにしておけば、これからの処理は予定仕訳伝票の単純 な修正であると判断される(ステップ33)。この場合は、初めにカーソルを修 正する項目の欄に移動させて、正しいデータに修正する。次にこの伝票に追加す る予定仕訳データがあれば同時に次の行の仕訳欄に入力する。(ステップ34) 。
【0058】 修正入力が終わると、修正された予定仕訳データ及び追加入力された予定仕訳 データは更新伝票としてデータファイルへ出力される(ステップ35)。こうし て、伝票の修正処理が1件終わると、業務の初めへ戻って検索表示用のフォーマ ットから次の検索及び修正のための条件入力を行う。
【0059】 一方、ステップ33において、予定の仕訳から実現の仕訳に修正する場合はま ず、空欄となっている「事実発生日」欄に事実発生日を入力すると、これからの 処理は予定仕訳伝票の実現修正処理であると判断される。つまり事実発生に伴う 予定仕訳データの取消しと、その実現に伴う実績仕訳データの入力の処理である (ステップ36)。他に修正する個所がなければ、事実発生日を入力することだ けで修正処理は完了するが、他に修正する個所があれば、当該項目を修正する。 また、追加する仕訳があれば追加入力する(ステップ37)。
【0060】 こうして実現した予定仕訳の修正入力が終了すると、まず予定が実現して実績 となったので、当初の予定仕訳の予定金額を、全額減少させる予定仕訳データが 新たに生成される。当初の予定仕訳データはデータファイルにそのまま残ってい るため、当初の予定仕訳と新たな予定仕訳の2つの予定仕訳を一組とすると、予 定金額の残高は差引ゼロとなり、予定が取消された結果となる。
【0061】 予定仕訳を修正する形で入力された実績仕訳は、新たな実績仕訳データとして 生成される。また、この伝票に追加入力した実績仕訳も新たな実績仕訳データと して生成される。修正入力が終わると、新たに生成された予定データと実績デー タはそれぞれ1仕訳伝票としてデータファイルへ出力される(ステップ38)。 こうして、伝票の修正処理が1件終わると、業務の初めへ戻って検索表示用のフ ォーマットから次の検索及び修正のための条件入力を行う。
【0062】
【実施例】
本考案の会計情報処理装置における実施例として、以下に判別コード方式によ る仕訳処理と、複数日付方式による仕訳処理を挙げて詳細を説明する。
【0063】 (実施例1)本実施例は、本考案の判別コ−ド方式による会計情報処理装置の 仕訳処理について示すものである。以下、設例の取引に従って説明する。
【0064】 (会計事実の予定) 96/3/1に 4/30,5/31,6/30,7/31の各月末における賃貸料50,000円の入金を予 定した。
【0065】 (予定の会計仕訳入力) 会計事実の予定に従って以下の表1に示す入力フォーマットを用いて入力を行 う。なお、表1中の(111)は「賃貸料入金」を示す資金コ−ド番号で、予実コー ド1は予定である旨の予実区分コード番号である。
【0066】
【表1】
【0067】 (予定の会計情報の表示) 以上のように予定の会計情報を入力した結果、96/3/1以降の月次資金予定推移 表は次の表2の通りに表示される。()は予定を表す。
【0068】
【表2】
【0069】 (会計事実の発生) 96/4/30に予定通りA銀行普通口座に甲社より50,000振込まれた。
【0070】 (会計事実に対応する予定の会計仕訳の検索) 以前予定した仕訳を検索すると、表3の通りのフォーマットが表示される。
【0071】
【表3】
【0072】 (修正入力) ここで、予実コ−ド欄の予実区分コ−ド番号1を実績である旨の予実コード番 号0に修正入力すると表4のようになる。
【0073】
【表4】
【0074】 (実績及び予定の会計情報の表示) この結果、96/4/30以降の月次資金実績・予定推移表は次の通り表示される。 なお、()のない金額は実績を表す。
【0075】
【表5】
【0076】 (会計事実の発生) 96/6/5に予定より遅れてA銀行当座勘定に甲社より 1,000の振込手数料を控除 して49,000振込まれた。
【0077】 (会計事実に対応する予定の会計仕訳の検索) そこで以前予定した仕訳を検索すると、表6のようなフォーマットが表示され る。
【0078】
【表6】
【0079】 (修正入力) ここで表示した後、予実区分コードや修正項目について修正入力すると、表7 のようになる。
【0080】
【表7】
【0081】 (追加入力) また、付随する会計事実について表8のように追加入力を行う。
【0082】
【表8】
【0083】 (実績及び予定の会計情報の表示) この結果、96/6/5以降 月次資金実績・予定推移表は次の通り表示される。
【0084】
【表9】
【0085】 (実施例2)本実施例は、本考案の複数日付方式による会計情報処理装置の仕 訳処理について示すものである。以下、設例の取引に従って説明する。
【0086】 (会計事実の予定) 96/3/1に 4/30,5/31,6/30,7/31の各月末における賃貸料50,000円の入金を予 定した。
【0087】 (予定の会計仕訳入力) 会計事実の予定に従って以下の表10に示す入力フォーマットを用いて入力を 行う。なお、表10中の(111)は「賃貸料入金」を示す資金コ−ド番号である。
【0088】
【表10】
【0089】 (予定の会計情報の表示) 以上のように予定の会計情報を入力した結果、96/3/1以降 月次資金予定推移 表は次の通り表示される。()は予定を表す。
【0090】
【表11】
【0091】 (会計事実の発生) 96/4/30に予定通りA銀行普通口座に甲社より50,000振込まれた。
【0092】 (会計事実に対応する予定の会計仕訳の検索) 以前予定した仕訳を検索すると、表12の通りのフォーマットが表示される。
【0093】
【表12】
【0094】 (修正入力) ここで、事実発生日に会計事実が発生した日付を入力すると表13のようにな る。
【0095】
【表13】
【0096】 (実績及び予定の会計情報の表示) この結果、96/4/30以降の月次資金実績・予定推移表は次の通り表示される。 なお、()のない金額は実績を表す。
【0097】
【表14】
【0098】 (会計事実の発生) 96/6/5に予定より遅れてA銀行当座勘定に甲社より 1,000の振込手数料を控除 して49,000振込まれた。
【0099】 (会計事実に対応する予定の会計仕訳の検索) そこで以前予定した仕訳を検索すると、表15のようなフォーマットが表示さ れる。
【0100】
【表15】
【0101】 (修正入力) ここで事実発生日に会計事実が発生した日付を入力し、修正項目について修正 入力すると表16のようになる。
【0102】
【表16】
【0103】 (追加入力) また、付随する会計事実について表17のように追加入力を行う。
【0104】
【表17】
【0105】 (実績及び予定の会計情報の表示) この結果、96/6/5以降 月次資金実績・予定推移表は次の通り表示される。
【表18】
【0106】 本考案の会計情報処理装置は、実施例に示すような不動産賃貸業の財務会計の 仕訳処理だけでなく、製造仕入販売等一般業の経営管理に幅広く適用することが 可能である。
【0107】
【考案の効果】
上記のように本考案の会計情報処理装置は、コード判別方式あるいは複数日付 方式を提供する構成により、会計事実を予定した日、会計事実発生予定日、会計 事実発生日を基準とした複式簿記の原理による仕訳により予定および実績の会計 情報を処理可能としている。
【0108】 集計の範囲を日付の種類の使い分けにより、予定と実績のいずれも同一のシス テムで表示できる。一度入力した予定の会計情報は各種項目から検索し、後日発 生した会計事実に応じて、各種項目から検索してに内訳を適切に増減し、修正す ることが出来る。そのため、入力の手数が大幅に軽減され、予定が仕訳によって いる為、必要に応じて予定の内訳を仕訳レベルの明細まで把握でき、予定の会計 情報に関しても分散処理が可能となる。
【0109】 また仕訳入力と同時に会計科目や勘定科目等の分類コードを入力すれば、各会 計科目や勘定科目等の属性に関する会計処理が可能となり、予定の会計情報と実 績の会計情報についてコンピュータを用いて、いろいろな方向から経営分析を容 易に行うことが可能となる。例えば資金繰り予定表の場合、デ−タの集積を仕訳 入力により行う為、資金予定(推移)表について全体構造を知らない人でも資金 予定(推移)表の作成や修正ができ、月次のみならず日次の資金予定表も作成で きる。本考案の会計情報処理装置で蓄積されたデータを利用し、将来の会計情報 を詳しく推測し、経営管理に役立てることが出来る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例における会計情報処理装置を示す
システム構成図である。
【図2】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する際にディスプレイ画面に表示される基本
入力フォーマットの説明図である。
【図3】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図5】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図6】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳修正入力する処理手順を説明するフローチャート
である。
【図8】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力するの際にディスプレイ画面に表示される基
本入力フォーマットの説明図である。
【図9】本考案の一例において会計情報処理装置を用い
て仕訳入力する処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図10】本考案の一例において会計情報処理システム
を用いて仕訳入力する処理手順を説明するフローチャー
トである。
【図11】本考案の一例において会計情報処理装置を用
いて仕訳修正入力する処理手順を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 キーボード 2 中央処理装置 3 ディスプレイ 4 プリンタ 5 外部記憶装置

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予定及び実績の会計情報を仕訳入力方式
    で処理し、仕訳データを生成する会計情報処理装置にお
    いて、(1)予定と実績とを区分する予実区分コードを
    登録する「予実区分」欄を表示する手段と、(2)会計
    処理した日を登録する欄及び事実発生予定日又は事実発
    生日のいずれかの日付を登録する「予定・実績日」欄を
    表示する手段と、(3)仕訳データの作成に際して、前
    記「予実区分」欄に登録、表示される予実区分コードを
    入力する手段、(4)前記会計処理した日を登録する欄
    に登録、表示される会計処理した日を入力する手段、
    (5)前記「予定・実績日」欄に登録、表示される事実
    発生予定日又は事実発生日を入力する手段を含む構成で
    あることを特徴とする会計情報処理装置。
  2. 【請求項2】 実績の会計情報を仕訳入力方式で処理
    し、仕訳データを生成する会計情報処理装置において、
    (1)予定と実績とを区分する予実区分コードを登録す
    る「予実区分」欄を表示する手段と、(2)会計処理し
    た日を登録する欄及び事実発生予定日又は事実発生日の
    いずれかの日付を登録する「予定・実績日」欄を表示す
    る手段と、(3)仕訳データの作成に際して、前記「予
    実区分」欄に登録、表示される予実区分コードを入力す
    る手段、(4)前記会計処理した日を登録する欄に登
    録、表示される会計処理した日を入力する手段、(5)
    前記「予定・実績日」欄に登録、表示される事実発生予
    定日又は事実発生日を入力する手段を備え、(6)予定
    である旨の予実区分コードが付された仕訳を検索、表示
    する手段と、(7)前記仕訳に付された予実区分コード
    を予定である旨のコ−ドから実績である旨のコ−ドに修
    正入力する手段と、(8)「予定・実績日」欄に登録、
    表示される事実発生予定日又は事実発生日を修正入力す
    る手段を含む構成であることを特徴とする会計情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 予定の会計情報を仕訳入力方式で処理
    し、仕訳データを生成する会計情報処理装置において、
    (1)予定と実績とを区分する予実区分コードを登録す
    る「予実区分」欄を表示する手段と、(2)会計処理し
    た日を登録する欄及び事実発生予定日又は事実発生日の
    いずれかの日付を登録する「予定・実績日」欄を表示す
    る手段と、(3)仕訳データの作成に際して、前記「予
    実区分」欄に登録、表示される予実区分コードを入力す
    る手段、(4)前記会計処理した日を登録する欄に登
    録、表示される会計処理した日を入力する手段、(5)
    前記「予定・実績日」欄に登録、表示される事実発生予
    定日又は事実発生日を入力する手段と、(6)予定であ
    る旨の予実区分コードが付された仕訳を検索、表示する
    手段と、(7)前記仕訳に付された予実区分コードを予
    定である旨のコ−ドから実績である旨のコ−ドに修正入
    力する手段と、(8)「予定・実績日」欄に登録、表示
    される事実発生予定日又は事実発生日を修正入力する手
    段とを備え、(9)予実コードを修正入力することによ
    り実績である旨の予実コードが付された実績の仕訳を生
    成する際、当該「事実発生予定日又は事実発生日」の日
    付で元の予定の仕訳の金額を全額減少させる仕訳データ
    を生成して元の予定の仕訳を処理する手段を含む構成で
    あることを特徴とする会計情報処理装置。
  4. 【請求項4】 予定及び実績の会計情報を仕訳入力方式
    により処理する会計情報処理装置において、(1)会計
    処理した日を登録する「予定した日」欄、事実発生予定
    日を登録する「事実発生予定日」欄、事実発生日を登録
    する「事実発生日」欄の3種類の日付欄を表示する手段
    と、(2)予定の仕訳データの作成に際して、前記「予
    定した日」欄に登録、表示される会計処理した日を入力
    し、前記「事実発生予定日」欄に登録、表示される事実
    発生予定日を入力する手段と(3)実績の仕訳データの
    作成に際して、前記「事実発生日」欄に登録、表示され
    る事実発生日を入力する手段を含む構成であることを特
    徴とする会計情報処理装置。
  5. 【請求項5】 実績の会計情報を仕訳入力方式により処
    理する会計情報処理装置において、(1)会計処理した
    日を登録する「予定した日」欄、事実発生予定日を登録
    する「事実発生予定日」欄、事実発生日を登録する「事
    実発生日」欄の3種類の日付欄を表示する手段と、
    (2)予定の仕訳データの作成に際して、前記「予定し
    た日」欄に登録、表示される会計処理した日を入力し、
    前記「事実発生予定日」欄に登録、表示される事実発生
    予定日を入力する手段と(3)実績の仕訳データの作成
    に際して、前記「事実発生日」欄に登録、表示される事
    実発生日を入力する手段とを備え、(4)作成された前
    記予定の仕訳データを検索、表示する手段と、(5)検
    索、表示した前記予定の仕訳データを実績の仕訳データ
    に修正するに際して、前記「事実発生日」欄に登録、表
    示される事実発生日を入力する手段を含む構成であるこ
    とを特徴とする会計情報処理装置。
  6. 【請求項6】 予定の会計情報を仕訳入力方式により処
    理する会計情報処理装置において、(1)会計処理した
    日を登録する「予定した日」欄、事実発生予定日を登録
    する「事実発生予定日」欄、事実発生日を登録する「事
    実発生日」欄の3種類の日付欄を表示する手段と、
    (2)予定の仕訳データの作成に際して、前記「予定し
    た日」欄に登録、表示される会計処理した日を入力し、
    前記「事実発生予定日」欄に登録、表示される事実発生
    予定日を入力する手段と(3)実績の仕訳データの作成
    に際して、前記「事実発生日」欄に登録、表示される事
    実発生日を入力する手段と(4)作成された前記予定の
    仕訳データを検索、表示する手段と、(5)検索、表示
    した前記予定の仕訳データを実績の仕訳データに修正す
    るに際して、前記「事実発生日」欄に登録、表示される
    事実発生日を入力する手段とを備え、(6)前記予定の
    仕訳データを修正することにより実績の仕訳データを生
    成する際、当該「事実発生日」の日付で元の予定の仕訳
    の金額を全額減少させる仕訳データを生成して元の予定
    の仕訳を処理する手段を含む構成であることを特徴とす
    る会計情報処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004030276A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Casio Comput Co Ltd 資金繰り管理装置
JP2004030275A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Casio Comput Co Ltd 資金繰り管理装置およびプログラム
JP2004302979A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Tamura Takemasa 資金管理装置および資金管理方法並びにその方法をコンピュータに実行させるソフトウェアが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006285710A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Yayoi Kk 会計処理装置及びプログラム
JP2017182782A (ja) * 2016-03-25 2017-10-05 株式会社オービック 仕訳作成装置、仕訳作成方法、および、仕訳作成プログラム

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