JPH1131187A - 診断レポート作成システム - Google Patents

診断レポート作成システム

Info

Publication number
JPH1131187A
JPH1131187A JP19918897A JP19918897A JPH1131187A JP H1131187 A JPH1131187 A JP H1131187A JP 19918897 A JP19918897 A JP 19918897A JP 19918897 A JP19918897 A JP 19918897A JP H1131187 A JPH1131187 A JP H1131187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diagnostic
information
diagnostic report
image
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19918897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ito
幸雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP19918897A priority Critical patent/JPH1131187A/ja
Publication of JPH1131187A publication Critical patent/JPH1131187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 診断情報を電子ファイルとして作成させる診
断レポート作成システムにおいて、診断レポート用紙に
対して手書きで診断情報を記入する場合と同様にして診
断情報を入力し、この手書きの筆跡情報を文字コード情
報に変換することができ、また、診断画像と診断レポー
トとを相関させた管理が容易に行えるようにする。 【解決手段】 予め診断レポート用紙183をイメージ
スキャナ133で読み取って、診断レポートのフォーマ
ットを磁気ディスク121aにテンプレートファイル1
82として登録しておく。そして、診断レポートの作成
時には、CRT142に前記テンプレートファイル18
2を表示すると共に、タブレット132上に置かれた診
断レポート用紙183に手書き入力ペン132aで記入
された診断情報をタブレット132と手書き入力ペン1
32aとの接触位置データとして読み込み、該読み込ん
だ接触位置データを筆跡情報として文字コード情報に変
換する。この文字コード情報と画像データとは電子ファ
イルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断情報を記録す
る診断レポート(カルテ)を作成するための診断レポー
ト作成システムに関し、特に、種々の診断レポートのフ
ォーマットに対応しつつ手書きで診断情報を記入し、こ
の手書きの筆跡情報を文字コード情報に変換することが
でき、また、診断画像と診断レポートとを相関させた管
理が容易な診断レポート作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線検査装置等の医用画像診断装
置によって得られた医用画像をディジタルデータの形で
画像データベースに記録する一方、該画像データベース
と医用画像診断ワークステーションとをネットワークに
より接続し、診断・治療の際に、前記医用画像診断ワー
クステーションの表示装置に、前記画像データベースか
ら検索した医用画像を表示させ、該表示された医用画像
に基づいて診断・治療を行うよう構成した医用画像管理
システムがあった。また、前記医用画像診断ワークステ
ーションにおいて、表示装置に表示された診断画像に基
づく診断情報をキーボードによって入力して診断レポー
トを作成する場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
診断情報をキーボードで入力させる場合には、診断情報
としての文字情報をキーボード操作によって漢字変換な
どの操作が必要となるため、診断しながらでは入力操作
が煩わしいという問題があった。
【0004】更に、従来の紙の診断レポートと電子ファ
イル化された診断レポートとを併用する場合には、手書
き診断レポートのフォーマットに電子ファイルとしての
診断レポートのフォーマットを一致させることが望まれ
るが、キーボード入力で手書き診断レポートのフォーマ
ットを忠実に入力することは困難であり、また、病院毎
に異なる診断レポートのフォーマットを個別にキーボー
ド操作で入力するのは煩雑であるという問題もあった。
【0005】また、前記診断レポートは、診断画像と対
応付けて記録されることが要求されるが、従来では、前
記対応付けをデータベースによって行っていたため、診
断レポートのデータと診断画像のデータとの管理が複雑
になってしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、画面表示された診断レポートに手書きで診断情報
を記入し、この手書きの筆跡情報を文字コード情報に変
換することができ、かつ、種々の診断レポートのフォー
マットに容易に対応できる診断レポート作成システムを
提供することを目的とする。
【0007】また、診断画像と診断レポートとを相関さ
せた管理が容易に行える診断レポート作成システムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による診断レポート作成システムは、医用画
像を表示装置に表示して画像診断する医用画像診断ワー
クステーションと、前記表示装置に診断レポートのフォ
ーマットを走査して画像として入力するスキャナ入力手
段と、前記表示装置に文字あるいは筆跡情報を手書き入
力する手書き入力手段と、前記診断レポート作成時に、
前記診断レポートのフォーマットを画像表示させ、この
表示された前記診断レポートのフォーマットに対し、前
記手書き入力手段で診断情報として入力した文字あるい
は筆跡情報を文字コード情報に変換する手段とからな
る。
【0009】また、診断レポートのフォーマット情報と
前記文字コード情報は、前記医用画像の付帯情報エリア
に記録する構成としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による診
断レポート作成システムを含んで構成される医用画像管
理システムを示すブロック図である。この医用画像管理
システムは、CRTなどの表示装置に表示される診断画
像に基づいて医師が診断を行うと共に、前記診断画像に
基づく診断情報を手書きによって所定のフォーマットに
従った診断レポートに入力するためのものであり、医師
等が直接操作する医用画像診断ワークステーション1
と、X線CT装置などの各種医用画像診断装置2と、該
医用画像診断装置2等によって得られた医用画像をディ
ジタルデータの形で記録する画像データベース3とから
なり、これらは同一病院内に敷設されたローカルエリア
ネットワーク(LAN)4を介して相互に接続されてい
る。
【0011】前記医用画像診断ワークステーション1
は、プロセッサユニット部11と、ストーレッジ部12
と、入力部13と、表示部14と、ネットワークインタ
ーフェース部15と、文字認識プロセッサユニット部1
7とからなり、これらは相互に内部バス16で接続され
ている。
【0012】前記プロセッサユニット部11は、医用画
像診断ワークステーション1の全体の制御を行うもので
あり、CPU110,RAM111,ROM112,T
IMER113からなる。前記ストーレッジ部12は、
画像データベース3から検索された医用画像データ又は
前記医用画像診断装置2から直接入力された医用画像デ
ータ等を記録するためのものであり、インターフェース
120を介して、磁気ディスクドライブ121,光ディ
スクドライブ122,光磁気ディスクドライブ123,
DAT(デジタル・オーディオ・テープ)ドライブ12
4,8mmテープドライブ125などが接続され、医用
画像データ等を磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディ
スク,DAT,8mmテープなどに記録できるようにな
っている。
【0013】前記入力部13は、入力インターフェース
部130を介して、マウス131,タブレット132,
イメージスキャナ133などの入力装置が接続されたも
のであり、前記タブレット132には該タブレット13
2上の接触位置の情報として、文字コードと図形データ
とを入力させるための手書き入力ペン132aが付設さ
れている。
【0014】前記表示部14は、表示インターフェース
部140を介して2台のCRT(表示装置)141,1
42を接続したものである。但し、医用画像診断ワーク
ステーション1に備えられるCRTは、3台以上であっ
ても良く、また、1台のみであっても良い。
【0015】前記ネットワークインターフェース部15
は、前記医用画像診断ワークステーション1を前記ロー
カルエリアネットワーク(LAN)4に接続するための
ものである。
【0016】前記医用画像診断装置2は、X線CT装置
のように医用画像が直接ディジタルデータとして得られ
るものである。尚、X線直接撮影によって得られたフィ
ルム上のアナログ画像をディジタルデータ化するディジ
タイザをローカルネットワーク4上に接続し、前記医用
画像診断装置2によって直接得られるディジタルデータ
と同様に、前記ディジタイザでディジタル化した画像デ
ータを画像データベース3に記録させる構成としても良
い。
【0017】前記画像データベース3は、前記医用画像
診断装置2等から得られたディジタルデータとしての医
用画像データの検索情報を記録するものであり、CP
U,メモリ,磁気ディスク等の記録装置,表示装置,ネ
ットワークインターフェース等(図示省略)を含んで構
成され、リレーショナルデータベース等によって、医用
画像データの登録,検索,修正,管理等を行う構成とな
っている。そして、前記医用画像診断ワークステーショ
ン1から例えば患者のID番号,氏名,撮影装置,撮影
年月日などの検索情報を入力することで、前記画像デー
タベース3から所望の診断画像を検索できるようになっ
ている。
【0018】前記入力部13の入力インターフェース部
130には、文字認識プロセッサユニット部17が接続
されている。この文字認識プロセッサユニット部17
は、タブレット132上に書き込まれた手書き入力ペン
132aの位置情報と筆跡情報とを読み取り、手書き文
字認識を行なうものである。この手書き文字の認識につ
いては、既に商品化がされているので詳細には説明しな
いが、一つの認識手段として、手書き入力情報をセグメ
ント化し、各セグメントを例えば8種類のストローク情
報に分別し、これらストローク情報の組合せから目的の
文字を認識させるものがある。他の認識手段として、手
書き入力情報にテンプレートを重ねることにより目的の
文字を認識させるものもある。このように、手書き文字
を認識した結果は、文字コード情報に変換される。
【0019】次に、上記構成の医用画像管理システムの
医用画像診断ワークステーション1における診断レポー
トの作成の様子を図2を用いて説明する。まず、当該病
院で使用する診断レポート用紙(未使用のもの)を前記
イメージスキャナ133にセットして、診断レポートの
フォーマット(枠,罫線及び記載項目,病院名などを示
す文字情報等)を画像データとして入力し、該診断レポ
ートのフォーマットを例えば磁気ディスクドライブ12
1にセットされた磁気ディスク121aに予めテンプレ
ートファイルとして記録させる。
【0020】一方、医師は、画像データベース3又はス
トーレッジ部12からの検索、或いは、前記医用画像診
断装置2からの直接入力により、診断に必要な医用画像
を獲得し、CRT141に表示させる。医師は、前記C
RT141に表示された診断画像の読影を行って患者の
診断を行うが、読影後又は読影中に診断レポートを作成
する場合には、CRT141に表示される診断レポート
作成開始のアイコン181をマウス131によりクリッ
クする。
【0021】前記アイコン181がクリックされると、
予め磁気ディスク121aに記録されている診断用レポ
ートのフォーマット(テンプレートファイル182)が
読み出され、該フォーマット(テンプレートファイル1
82)がCRT141,142のうち予め診断レポート
作成用として医師が設定しておいた方のCRTに表示さ
れる。尚、図2には、CRT142が診断レポート作成
用として設定されている場合を示してある。
【0022】ここで、医師は、CRT141に表示され
た診断画像を読影しながら、タブレット132と手書き
入力ペン132aとを使用して診断情報(診断所見)を
入力する。このとき、タブレット132上には、前記イ
メージスキャナ133で読み取らせたものと同じ診断レ
ポート用紙183がセットされ、また、タブレット13
2を用いてデータ入力するための手書き入力ペン132
aとしてボールペン等の通常の筆記具を用いることがで
きるようにしてある。そして、手書き文字を認識させる
場合は、前記CRT141の画面にある文字認識を指示
する認識アイコン187をクリックする。すると、読み
取った手書き入力ペン132aの位置情報データと筆跡
情報とから変換した文字コード情報が画面上に表示さ
れ、変換が正しく行われた場合には、前記テンプレート
ファイル182のデータと対応付けが行われ、メモリに
一時記憶される。一方、上記変換が正しく行われなかっ
た場合には、変換対象候補文字群を表示し、医師等の操
作者が変換したい文字を選択できるようにする。更に、
変換対象候補文字群に正しい変換文字がない場合は、再
入力を可能としたり、キーボードを使用したカナ漢字変
換やローマ字漢字変換等の入力方式により入力可能とす
る。その後、選択された変換文字は、前記テンプレート
ファイル182のデータと対応付けが行われ、メモリに
一時記憶される。
【0023】また、図形や筆跡状態のまま記録したい場
合は、図形アイコン188をクリックして入力情報の記
録方式を指示できるようにする。これにより、医師は、
診断レポート用紙183に日常業務として手書きで書き
込むのと同様に診断情報を書き込むことで、医用画像診
断ワークステーション1に対して診断情報(文字及び図
形)を文字コード及び図形データとして入力することが
できるものであり、紙の診断レポートの作成と同時進行
で、診断情報の画像データとしての入力が行えるように
なっている。
【0024】図3に示すように、手書き入力ペン132
aがタブレット132に接すると、タブレット132が
手書き入力ペン132aの接触位置の座標データ(位置
情報)を順次通信回線185を介して入力インターフェ
ース部130に送信し、該送信された座標情報が、プロ
セッサユニット部11におけるソフトウェア処理によっ
て順次読み込まれるようになっており、前記診断レポー
トのフォーマットと対応する前記座標情報(位置情報)
は、RAM111又は磁気ディスク121a(図2参
照)に記録されると共に、前記CRT142に表示され
る診断レポートのフォーマット上に手書き入力ペン13
2aの軌跡として重ねて表示され、タブレット132上
の診断レポート用紙に記載された内容が、CRT142
に表示されるようにしてある。
【0025】尚、画像データとして登録されている診断
レポートのフォーマットに対応してタブレット132上
に置かれた診断レポート用紙183(図2参照)に診断
情報を記載させるために、タブレット132上の予め決
められた位置に診断レポート用紙183を置くことが必
要であり、そのために、診断レポート用紙183の位置
決めのための印をタブレット132上に設けたり、タブ
レット132に診断レポート用紙183の固定機構を設
けることが好ましい。
【0026】診断情報の入力が終了すると、図2におい
てCRT141に表示される診断レポート作成終了のア
イコン186をマウス131によりクリックする。前記
タブレット132からの座標情報を一旦RAM111に
記録し、その後に磁気ディスク121aに記録する場合
には、前記アイコン186のクリックによってそれまで
に前記RAM111に記録されていた座標情報のデータ
が磁気ディスク121aに電子ファイルとして記録され
る。また、前記座標情報を順次電子ファイルとして直接
磁気ディスク121aに記録させる場合には、前記アイ
コン186のクリックによって書き込み処理を終了させ
ることになる。
【0027】上記構成によると、タブレット132と手
書き入力ペン132aとを使用した入力によって、解剖
学的な所見の図形としての入力が容易に行え、また、手
書きの文字情報を自動的に文字コードに変換するため、
漢字変換操作などの手間が省ける。更に、診断レポート
のフォーマットを、診断レポート用紙をイメージスキャ
ナ133によって読み取ることで画像データとして入力
できるから、病院毎に診断レポートのフォーマットが異
なっても、それぞれのフォーマットに従った電子ファイ
ルとしての診断レポートを容易に作成でき、診断レポー
ト用紙の変更に対しても柔軟に対応できる。また、上記
のように、電子ファイルとしての診断レポートの作成と
同時に、紙の診断レポートが作成される場合には、同じ
診断レポートが電子ファイルとして磁気ディスク121
aに保存されると共に紙としても保管できることにな
る。
【0028】尚、上記のように、前記タブレット132
を介して入力された診断情報が、CRT142に診断レ
ポートのフォーマットに重ねて表示されるので、前述の
ように、タブレット132上に診断レポート用紙をセッ
トして該用紙に直接書き込むことをせずに、タブレット
132上を直接手書き入力ペン132aでタッチさせ、
その入力結果をCRT142で確認しながら診断情報を
入力させる構成としても良い。更に、タブレット132
が液晶を備える構成とし、前記液晶に診断レポート用紙
のフォーマットを表示させ、該液晶画面上を手書き入力
ペン132aでタッチすることで診断情報を入力させる
と、該入力結果が液晶画面上にフォーマットと重ねて表
示されるようにしても良い。この場合は、タブレット1
32が医用画像診断ワークステーション1の表示装置を
兼ねることになる。
【0029】次に、前記タブレット132を介して文字
コード情報及び図形データとして入力される診断情報の
記録形式の詳細を説明する。図4は、タブレット132
と手書き入力ペン132aとの接触座標位置としての診
断情報と、診断レポートの表示情報との記録形式を示す
ものであり、診断画像データを識別するための診断画像
データID201と共に、CRT142上にどのように
診断レポートを表示するかを示す情報であるデータの大
きさ(1024×1024)202,表示する際のデー
タの横サイズ(Data X=1024)203及びデ
ータの縦サイズ(Data Y=1024)204が記
録される一方、文字認識したテキストデータの表現形式
(Data expression=文字コード)205と、テキスト
データの書式206と、テキストデータ開始位置識別子
207と、テキストデータ208と、テキストデータ終
了位置識別子209とが設定される。
【0030】更に、図形入力データの表現形式(Data e
xpression=図形データ)210と、図形指定で入力し
た筆跡情報としてタブレット132と手書き入力ペン1
32aとが接触した位置の座標データ群212と、該座
標データ群212の開始位置を識別するための識別子2
11、及び終了位置を識別するための識別子213とが
記録される。尚、テキストデータの書式206は、テキ
ストデータ208の書式に関する情報であり、例えばテ
キストデータ208を再表示,印刷する際に、カルテ紙
面上のどこに表示するかという表示位置情報、文字の大
きさ等のフォント情報、テキストデータを表示するエリ
ア情報とから成る。また、テキストデータ208は、手
書き入力文字群を認識したテキストコード列であり、こ
のテキストコード列の始まりと終りを示すものが、テキ
ストデータ開始位置識別子207及びテキストデータ終
了位置識別子209である。
【0031】図5は、テキストデータ関連情報(図4の
(Data expression=文字コード)205〜テキストデー
タ終了位置識別子209)、及び座標群データ関連情報
(図4の(Data expression=図形データ)210〜座
標データ群212の終了位置を識別するための識別子2
13)に診断レポートのフォーマットデータを添付して
記録させる記録形式を示すものである。この図5では、
「所見」という文字列とこれを囲む枠の位置情報として
の座標データ群214、及び「○×病院」という文字列
とこれを囲む枠の位置情報209としての座標データ群
215を前記テキストデータ関連情報及び座標群データ
関連情報の前に添付して記録させた例を示す。
【0032】次に図形入力指定した場合のタブレット1
32と手書き入力ペン132aとが接触した位置を示す
座標データ群212の表現形式について図6を参照して
説明する。図6に示す表現形式は、診断画像データと同
様に、前記接触位置を2次元の画素データとして記録す
るものであり、タブレット132と手書き入力ペン13
2aとの接触位置を示す座標データ群211は、各座標
(1,1)〜(1024,1024)毎にタブレット1
32に手書き入力ペン132aが接触したか否かを、デ
ータ「0」又は「1〜n」で表現し、タブレット132
に手書き入力ペン132aが接触した座標のデータを1
以上とし、非接触の座標のデータを0として示す。ここ
で、接触,非接触を「0」と「1」とによって示す構成
としても良いが、上記のように接触を示すデータを1以
上とすれば、その数値の大きさによって画素の濃淡表示
を行わせたり、カラー表示の色指定にも利用できる。
【0033】また、図7は、診断画像のディジタルデー
タにおける付帯情報エリア220に図4〜図6に示した
ような診断レポート情報221を付加して記録させ、該
診断レポート情報が付加された診断画像データ222を
画像データベース3に再登録させる構成としてある。か
かる構成によると、診断レポート情報と診断画像データ
との対応付けをデータベースを用いて行う必要がなく、
診断画像の呼び出しを行うことで同時に対応する診断レ
ポートも呼び出させることになり、診断レポートの管理
システムが簡略化される。尚、前記付帯情報エリア22
0とは、例えば患者のIDや撮影年月日などを記録する
エリアである。但し、診断レポートのデータのみをファ
イル化して、診断レポートのデータベースを利用して管
理しても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
診断レポートの作成時に、診断レポートのフォーマット
を表示装置に表示させると共に、この表示された前記診
断レポートのフォーマットに対しタブレットを介して手
書き入力ペンで診断情報を入力する一方、該手書き入力
ペンの筆跡情報を文字コード情報に変換し、前記診断レ
ポートのフォーマットの画像データと前記文字コード情
報に変換された診断情報とを電子ファイルしたことによ
り、手書きの文字情報が自動的に文字コード情報に変換
され、漢字変換操作などの手間が省けると共に、病院毎
に診断レポートのフォーマットが異なっても、それぞれ
のフォーマットに従った電子ファイルとして診断レポー
トを容易に作成でき、診断レポート用紙の変更に対して
も柔軟に対応することができる。
【0035】また、前記手書き入力ペンによって入力さ
れた診断情報を、該診断情報に対応する診断画像のディ
ジタルデータの付帯情報エリアに記録する構成としたこ
とにより、電子ファイル情報としての診断レポートと診
断画像との対応付けをデータベースを用いて行う必要が
なく、診断画像の呼び出しによって対応する診断レポー
トも同時に呼び出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による診断レポート作成システムを構成
する医用画像診断ワークステーションの実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】前記実施の形態における診断レポートの作成の
様子を示す部分構成図である。
【図3】前記実施の形態におけるタブレットと手書き入
力ペンとの接触位置を示すデータの出力の様子を示す部
分構成図である。
【図4】前記実施の形態におけるタブレットと手書き入
力ペンとの接触位置座標の記録形式を示す記録データ構
成図である。
【図5】前記実施の形態におけるタブレットと手書き入
力ペンとの接触位置座標のデータ群に診断レポートのフ
ォーマットデータを添付して記録させる記録形式を示す
記録データ構成図である。
【図6】前記実施の形態におけるタブレットと手書き入
力ペンとの接触位置座標の表現形式の別の例を示す記録
データ構成図である。
【図7】前記実施の形態における診断画像データと診断
レポート情報との記録形式を示す記録データ構成図であ
る。
【符号の説明】
1 医用画像診断ワークステーション 2 医用画像診断装置 3 画像データベース 11 プロセッサユニット部 12 ストーレッジ部 13 入力部 14 表示部 15 ネットワークインターフェース部 17 文字認識プロセッサユニット部 110 CPU 111 RAM 112 ROM 113 TIMER 120 インターフェース 121 磁気ディスクドライブ 122 光ディスクドライブ 123 光磁気ディスクドライブ 124 DATドライブ 125 8mmテープドライブ 130 入力インターフェース部 131 マウス 132 タブレット 132a 手書き入力ペン 133 イメージスキャナ 140 表示インターフェース部 141,142 CRT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医用画像を表示装置に表示して画像診断
    する医用画像診断ワークステーションと、前記表示装置
    に診断レポートのフォーマットを走査して画像として入
    力するスキャナ入力手段と、前記表示装置に文字あるい
    は筆跡情報を手書き入力する手書き入力手段と、前記診
    断レポート作成時に、前記診断レポートのフォーマット
    を画像表示させ、この表示された前記診断レポートのフ
    ォーマットに対し、前記手書き入力手段で診断情報とし
    て入力した文字あるいは筆跡情報を文字コード情報に変
    換する手段とからなることを特徴とする診断レポート作
    成システム。
  2. 【請求項2】 診断レポートのフォーマット情報と前記
    文字コード情報は、前記医用画像の付帯情報エリアに記
    録することを特徴とする請求項1に記載の診断レポート
    作成システム。
JP19918897A 1997-07-10 1997-07-10 診断レポート作成システム Pending JPH1131187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19918897A JPH1131187A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 診断レポート作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19918897A JPH1131187A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 診断レポート作成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1131187A true JPH1131187A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16403613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19918897A Pending JPH1131187A (ja) 1997-07-10 1997-07-10 診断レポート作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1131187A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163356A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Nec Corp 診療支援システム、その表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2002306481A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Olympus Optical Co Ltd 超音波画像処理装置
JP2007257058A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 情報合成表示システム、情報合成表示装置及び情報合成制御装置
US7394786B2 (en) 1998-12-16 2008-07-01 Nokia Corporation Method and system for limiting quality of service of data transmission

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7394786B2 (en) 1998-12-16 2008-07-01 Nokia Corporation Method and system for limiting quality of service of data transmission
JP2002163356A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Nec Corp 診療支援システム、その表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
US7567238B2 (en) 2000-11-22 2009-07-28 Nec Corporation Method for supporting medical treatment system and medical treatment support system
JP2002306481A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Olympus Optical Co Ltd 超音波画像処理装置
JP2007257058A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Ricoh Co Ltd 情報合成表示システム、情報合成表示装置及び情報合成制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4870611A (en) Apparatus and method for system printing mode control
JP3746378B2 (ja) 電子メモ処理装置、電子メモ処理方法、および電子メモ処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
US6697056B1 (en) Method and system for form recognition
US5930799A (en) Database creating method using image information
JPH09319556A (ja) 情報処理装置
JP2004305289A (ja) 医用システム
JPH1185706A (ja) アプリケーションデータ生成方法および装置並びにアプリケーションデータ生成プログラムを記録した記録媒体
JP2005148990A (ja) 医用画像読影システム及び読影レポート作成方法
JPH05324785A (ja) 医用情報システム
US20030169922A1 (en) Image data processor having image-extracting function
JP2002041199A (ja) ショートカットシンボルを用いたコンピュータ装置の操作処理方法、ショートカット処理システム
AU652120B2 (en) Apparatus for document annotation and manipulation using images from a window source
JPH1131187A (ja) 診断レポート作成システム
JP2004054375A (ja) カルテ管理システム、カルテ管理システムにおけるカルテ管理装置及びカルテ管理処理プログラム、並びにカルテ用紙
JP4661387B2 (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JPH10211173A (ja) 診断レポート作成装置
JP3867180B2 (ja) 画像出力装置およびそのプログラム記録媒体
JPH09297802A (ja) 画像表示記録方法
JP2012003465A (ja) シェーマ描画装置、シェーマ描画システムおよびシェーマ描画プログラム
JP2006031192A (ja) 手書き電子情報記録システム
JPH0991107A (ja) 用紙フォーマット登録装置
WO2022211213A1 (ko) 문진정보 입력 시스템, 문진정보 입력장치 및 문진정보 입력 방법
JP2003132078A (ja) データベース構築装置、データベース構築方法、データベース構築プログラム、記録媒体
JP4096972B2 (ja) データベース作成装置
JP2996768B2 (ja) レポート作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040531

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070604