JP2007087074A - 携帯端末を使用した工程管理システム - Google Patents

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剛 和田
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貴史 堀辺
Koji Hamamoto
幸治 浜本
Tsutomu Shimizu
務 清水
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Abstract

【課題】 施行現場において施工管理者と現場監督とがそれぞれお互いの工程管理に関する作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により入力できるとともに、お互いが入力した作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により確認できる携帯端末を使用した工程管理システムを提供する。
【解決手段】 本携帯端末を使用した品質管理システム1は、施工管理者用事務所端末2と、施工管理者が使用し、施工管理者用事務所端末2と通信ネットワーク5を介して接続される施工管理者用携帯端末6と、現場監督用事務所端末3と、現場監督が使用し、前記現場監督用事務所端末と通信ネットワーク5を介して接続される現場監督用携帯端末7と、施工管理者用事務所端末6及び現場監督用事務所端末7と通信ネットワーク5を介して接続されたサーバ4とからなる携帯端末を使用した品質管理システムであって、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7は、サーバ4により統合された工程情報を表示するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施行現場において施工管理者と現場監督とがお互いの工程内容を確認できる携帯端末を使用した工程管理システムに関する。
住宅等の建築施工現場においては、一般に、施工管理者と現場監督とにより施工の品質管理及び工程管理を行っている。工程管理においては、施工管理者と現場監督が、現場の進捗状況や資材の入荷状況を把握するためにそれぞれが管理を担当する作業や資材の入荷といったイベントの終了した日付を業務管理用のシステムに入力して管理を行う。しかし、施工管理者及び現場監督は、上記の日付入力をまとめて行うことが多く、現場の進捗状況をリアルタイムで把握できないことがあった。
そこで、携帯端末を使用した工程管理システムがある(例えば、特許文献1参照)。このシステムによれば、施工現場における毎日の作業の進捗状況等のデータを携帯端末に入力してサーバにアップロードして保存でき、また、サーバから携帯端末に作業の進捗状況等のデータをダウンロードして閲覧できる。
特開2002−188290号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、工程管理に関する施工管理者の管理項目に対する入力と現場監督の管理項目に対する入力を携帯端末によりそれぞれ別に受け付けるものではないため、入力された作業の進捗状況や資材の入荷状況が施工管理者により入力されたものか現場監督により入力されたものなのか分からず、お互いの管理内容を混同することが懸念された。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、施行現場において施工管理者と現場監督とがそれぞれお互いの工程管理に関する作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により入力できるとともに、お互いが入力した作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により確認できる携帯端末を使用した工程管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、施工管理者の事務所に設置された施工管理者用事務所端末と、前記施工管理者が使用し、前記施工管理者用事務所端末と通信ネットワークを介して接続される施工管理者用携帯端末と、前記現場監督の事務所に設置された現場監督用事務所端末と、前記現場監督が使用し、前記現場監督用事務所端末と通信ネットワークを介して接続される現場監督用携帯端末と、前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバとからなる携帯端末を使用した工程管理システムであって、前記施工管理者用事務所端末は、前記サーバに記憶された管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報を前記サーバ上に作成する手段と、該工程情報を前記サーバから前記施工管理者用携帯端末に前記通信ネットワークを介してダウンロードする手段と、前記工程情報を前記施工管理者用携帯端末から前記サーバに前記通信ネットワークを介してアップロードする手段と、を備え、前記施工管理者用携帯端末は、ダウンロードされた前記工程情報を記憶する施管携帯工程情報記憶手段と、前記工程情報を表示する手段と、前記工程情報に基づいて施工管理者が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力する手段と、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を前記施管携帯工程情報記憶手段に記憶された工程情報に保存する手段と、を備え、前記現場監督用事務所端末は、管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報を前記サーバ上に作成する手段と、前記工程情報を前記サーバから前記現場監督用携帯端末に前記通信ネットワークを介してダウンロードする手段と、前記工程情報を前記現場監督用携帯端末から前記サーバに前記通信ネットワークを介してアップロードする手段と、を備え、前記現場監督用携帯端末は、ダウンロードされた前記工程情報を記憶する現監携帯工程情報記憶手段と、前記工程情報を表示する手段と、前記工程情報に基づいて現場監督が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力する手段と、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を前記現監携帯工程情報記憶手段に記憶された工程情報に保存する手段と、を備え、前記サーバは、予め管理対象の基本情報を記憶する手段と、作成された前記工程情報を記憶する工程情報記憶手段と、該工程情報記憶手段により記憶された工程情報とアップロードされた前記工程情報とを統合して記憶する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記施工管理者用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力する手段と、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、前記施工管理者用携帯端末は、表示された工程情報のイベントをタップ又はクリックされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示する手段を備え、前記現場監督用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力する手段と、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、前記現場監督用携帯端末は、表示された工程情報のイベントをタップ又はクリックされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示する手段を備えることを特徴としている。
請求項3記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1又は2記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記施工管理者用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力する手段と、入力されたアクション情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、前記施工管理者用携帯端末は、表示された工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示する手段を備え、前記現場監督用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力する手段と、入力されたアクション情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、前記施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、表示した工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示する手段を備えることを特徴としている。
請求項4記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、表示する工程情報のアクション情報が関連付けられたイベントに対してアクション情報が関連付けられている旨を表示する手段を備えることを特徴としている。
請求項5記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記イベントを前記工程情報に追加する手段を備えることを特徴としている。
請求項6記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記工程情報は、工事関係業者名及び連絡先を含むものであり、前記施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、該工事関係業者名及び連絡先を表示する手段を備えることを特徴としている。
請求項7記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記サーバは、標準工程を記憶する手段を備え、前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報を入力する手段と、前記標準工程を基にして前記建物面積、職人の能力、及び特殊工事の情報と前記工程情報に含まれるイベントの予定日及び実績日を掲載した工程表を前記サーバ上に作成する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項8記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項1乃至7のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記工程情報に基づいて管理対象毎の工事項目別の工程を表示する手段と、該工程を表示された工事業者の工程フィールドに移動することにより工事業者への割り振りを入力する手段と、入力された割り振りに基づいて工事項目別の工程表を前記サーバ上に作成する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項9記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項8記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記工程情報及び工程表に基づいて工事関係業者用工程表を前記サーバ上に作成する手段を備え、前記サーバは、作成された工事関係業者用工程表を掲載した工事関係業者用サイトを作成する手段と、ログインサイトと、前記工事関係業者用サイトを含むインターネット上に公開されたWEBサイトを提供する手段と、予め登録された工事関係業者のID、及びパスワードを記憶する工事関係業者情報記憶手段と、前記ログインサイトから受信したID及びパスワードを前記工事関係業者情報記憶手段により記憶されたID及びパスワードと照会し、一致した場合に前記工事関係業者用サイトへのアクセスを許可する手段と、を備え、工事関係業者側に設置された工事関係業者側端末が前記サーバとインターネットを介して通信可能に接続されており、該工事関係業者側端末は、前記ログインサイト、及び工事関係業者用サイトにアクセスして表示する手段と、前記ID及びパスワードを前記ログインサイトから前記サーバに前記インターネットを介して送信する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項10記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項9記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記工事関係業者側端末は、イベントの実績日を前記工事関係業者用サイトから前記サーバに前記インターネットを介して送信する手段を備え、前記サーバは、受信したイベントの実績日を前記工程情報に保存する手段と、前記実績日を全ての工程表に反映する手段と、を備えることを特徴としている。
請求項11記載の携帯端末を使用した工程管理システムは、請求項9又は10記載の携帯端末を使用した工程管理システムにおいて、前記サーバは、前記工事関係業者のメールアドレスを記憶する手段と、次工程へのポイントとなるイベントの実績日を前記工程情報に統合して記憶した場合に、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を記載した電子メールを前記工事関係業者のメールアドレスに送信する手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の請求項1の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、施工管理者用事務所端末は、前記サーバに記憶された管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報を前記サーバ上に作成し、該工程情報を前記サーバから前記施工管理者用携帯端末に前記通信ネットワークを介してダウンロードし、前記工程情報を前記施工管理者用携帯端末から前記サーバに前記通信ネットワークを介してアップロードするものとして機能し、施工管理者用携帯端末は、ダウンロードされた前記工程情報を記憶し、前記工程情報を表示し、前記工程情報に基づいて施工管理者が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力し、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を記憶された工程情報に保存するものとして機能し、現場監督用事務所端末は、管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報を前記サーバ上に作成し、前記工程情報を前記サーバから前記現場監督用携帯端末に前記通信ネットワークを介してダウンロードし、前記工程情報を前記現場監督用携帯端末から前記サーバに前記通信ネットワークを介してアップロードするものとして機能し、現場監督用携帯端末は、ダウンロードされた前記工程情報を記憶し、前記工程情報を表示し、前記工程情報に基づいて現場監督が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力し、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を前記現監携帯工程情報記憶手段に記憶された工程情報に保存するものとして機能し、サーバは、予め管理対象の基本情報を記憶し、作成された前記工程情報を記憶する工程情報記憶手段と、該工程情報記憶手段により記憶された工程情報とアップロードされた前記工程情報とを統合して記憶するものとして機能するため、施行現場において施工管理者と現場監督とがそれぞれお互いの工程管理に関する作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により入力できるとともに、お互いが入力した作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により確認できる。
請求項2の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、施工管理者用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力し、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存するものとして機能し、施工管理者用携帯端末は、表示された工程情報のイベントをタップ又はクリックされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示するものとして機能し、現場監督用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力し、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存するものとして機能し、現場監督用携帯端末は、表示された工程情報のイベントをタップ又はクリックされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示されたイベントをタップ又はクリックすることによりイベントに対するアドバイスやチェック項目であるお知らせ情報を確認することができ、イベントに関するミスやトラブルを削減できる。
請求項3の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1又は2記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、施工管理者用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力し、入力されたアクション情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存するものとして機能し、施工管理者用携帯端末は、表示された工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示するものとして機能し、現場監督用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力し、入力されたアクション情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存するものとして機能し、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、表示した工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末にイベントの実績日を入力すると、近隣、施主、役所、検査、手配、業務等に関する注意事項であるアクション情報を確認でき、イベント完了時におけるミスやトラブルを削減できる。
請求項4の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、表示する工程情報のアクション情報が関連付けられたイベントに対してアクション情報が関連付けられている旨を表示するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、予めイベント完了時にアクション情報が表示されることを認識でき、イベント完了時にアクション情報を見落とすことを防止できる。
請求項5の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記イベントを前記工程情報に追加するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、工程情報に標準として含まれるイベントに加えて、管理対象毎にイベントを追加できる。
請求項6の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、前記工程情報は、工事関係業者名及び連絡先を含むものであり、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、該工事関係業者名及び連絡先を表示するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、施工現場において工事関係業者名及び連絡先を確認できる。
請求項7の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、サーバは、標準工程を記憶するものとして機能し、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報を入力し、前記標準工程を基にして前記建物面積、職人の能力、及び特殊工事の情報と前記工程情報に含まれるイベントの予定日及び実績日を掲載した工程表を前記サーバ上に作成するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末により容易に工程表を作成できる。
請求項8の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項1乃至7のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記工程情報に基づいて管理対象毎の工事項目別の工程を表示し、該工程を表示された工事業者の工程フィールドに移動することにより工事業者への割り振りを入力し、入力された割り振りに基づいて工事項目別の工程表を前記サーバ上に作成するものとして機能するため、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末により容易に工事項目別の工程表を作成できる。
請求項9の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項8記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記工程情報及び工程表に基づいて工事関係業者用工程表を前記サーバ上に作成するものとして機能し、サーバは、作成された工事関係業者用工程表を掲載した工事関係業者用サイトを作成し、ログインサイトと、前記工事関係業者用サイトを含むインターネット上に公開されたWEBサイトを提供し、予め登録された工事関係業者のID、及びパスワードを記憶し、前記ログインサイトから受信したID及びパスワードを記憶されたID及びパスワードと照会し、一致した場合に前記工事関係業者用サイトへのアクセスを許可するものとして機能し、工事関係業者側に設置された工事関係業者側端末が前記サーバとインターネットを介して通信可能に接続されており、該工事関係業者側端末は、前記ログインサイト、及び工事関係業者用サイトにアクセスして表示し、前記ID及びパスワードを前記ログインサイトから前記サーバに前記インターネットを介して送信するものとして機能するため、工事関係業者は、インターネットを介して工事関係業者用サイトにアクセスして工事関係業者用工程表を閲覧でき、工事の進捗状況を把握できる。
請求項10の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項9記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、工事関係業者側端末は、イベントの実績日を前記工事関係業者用サイトから前記サーバに前記インターネットを介して送信し、サーバは、受信したイベントの実績日を前記工程情報に保存し、前記実績日を全ての工程表に反映するものとして機能するため、工事関係業者は、自身が担当する工事の実績日を入力して工程表に反映することができる。
請求項11の携帯端末を使用した工程管理システムによれば、請求項9又は10記載の携帯端末を使用した工程管理システムの効果に加えて、サーバは、前記工事関係業者のメールアドレスを記憶し、次工程へのポイントとなるイベントの実績日を前記工程情報に統合して記憶した場合に、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を記載した電子メールを前記工事関係業者のメールアドレスに送信するものとして機能するため、工事関係業者は、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を受信した電子メールにより認識できる。
以下、本発明の実施の形態に係る携帯端末を使用した工程管理システムについて図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末を使用した工程管理システム1の概略構成を示すものである。本携帯端末を使用した工程管理システム1は、図示するように、施工管理者の事務所に設置された施工管理者用事務所端末2及び現場監督の事務所に設置された現場監督用事務所端末3が、サーバ4とイントラネット等のLAN(Local Area Network)である通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されており、施工管理者が使用する施工管理者用携帯端末6が施工管理者用事務所端末2とケーブル等の通信ネットワーク5を介して通信可能に接続可能であり、現場監督が使用する現場監督用携帯端末7が現場監督用事務所端末3とケーブル等の通信ネットワーク5を介して通信可能に接続可能である。また、通信ネットワーク5は、セキュリティを確保するファイアーウォール8、及びネットワーク同士を相互に接続するルータ9を介してインターネット10と接続されており、サーバ4と工事関係業者側端末11が、インターネット10を介して通信可能に接続されている。
施工管理者用事務所端末2は、施工管理者の事務所に設置された汎用のパーソナルコンピュータ(PC)であって、制御部(CPU:Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HD(Hard Disk)、モニタ等の表示部、キーボードやマウス等の入力部等を有しており、制御部によりROMに予めインストールされたコンピュータプログラムに従って各部が制御される。この施工管理者用事務所端末2は、管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報をサーバ4上に作成し、該工程情報をサーバ4から施工管理者用携帯端末6に通信ネットワーク5を介してダウンロードし、前記工程情報を施工管理者用携帯端末6からサーバ4に通信ネットワーク5を介してアップロードするものとして機能する。また、工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力し、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けてサーバ4に記憶された工程情報に保存するものとして機能する。また、工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力し、入力されたアクション情報をイベントに関連付けてサーバ4に記憶された工程情報に保存するものとして機能する。
ここで、管理対象の基本情報とは、検査対象である住宅の邸名、住所、工事進捗状況、期間、施工管理者名、現場監督名等の情報のことである。また、工事情報とは、工事項目、各工事項目に対するイベント等の情報のことである。
また、施工管理者用事務所端末2は、工程表を作成する機能を有しており、管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報を入力し、標準工程を基にして建物面積、職人の能力、及び特殊工事の情報と工程情報に含まれるイベントの予定日及び実績日を掲載した工程表をサーバ4上に作成するものとして機能する。また、工程情報に基づいて管理対象毎の工事項目別の工程を表示し、該工程を工事業者の工程フィールドに移動することにより工事業者への割り振りを入力し、入力された割り振りに基づいて工事項目別の工程表をサーバ4上に作成するものとして機能する。さらに、工程情報及び工程表に基づいて工事関係業者用工程表をサーバ4上に作成するものとして機能する。
現場監督用事務所端末3は、現場監督の事務所に設置された汎用のPCであって、施工管理者用事務所端末2と同様に、制御部やRAM、ROM、HD、モニタ等の表示部、キーボードやマウス等の入力部等を有しており、制御部によりROMに予めインストールされたコンピュータプログラムに従って各部が制御される。この現場監督用事務所端末3は、管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報をサーバ4上に作成し、該工程情報をサーバ4から現場監督用携帯端末7に通信ネットワーク5を介してダウンロードし、前記工程情報を現場監督用携帯端末7からサーバ4に通信ネットワーク5を介してアップロードするものとして機能する。また、工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力し、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けてサーバ4に記憶された工程情報に保存するものとして機能する。また、工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力し、入力されたアクション情報をイベントに関連付けてサーバ4に記憶された工程情報に保存するものとして機能する。
また、現場監督用事務所端末3は、施工管理者用事務所端末2と同様に、工程表を作成する機能を有しており、管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報を入力し、標準工程を基にして建物面積、職人の能力、及び特殊工事の情報と工程情報に含まれるイベントの予定日及び実績日を掲載した工程表をサーバ4上に作成するものとして機能する。また、工程情報に基づいて管理対象毎の工事項目別の工程を表示し、該工程を工事業者の工程フィールドに移動することにより工事業者への割り振りを入力し、入力された割り振りに基づいて工事項目別の工程表をサーバ4上に作成するものとして機能する。さらに、工程情報及び工程表に基づいて工事関係業者用工程表をサーバ4上に作成するものとして機能する。
サーバ4は、工程管理サーバ40、基本情報データベース41及び工事関係業者用工程表を掲載した業者情報データベース42を格納するためのデータベースサーバ43と、ログインサイトと、工事関係業者用サイトを含むインターネット上に公開されたWEBサイトを提供するためのWEBサーバ44と、メールサーバ45とを備えている。図示していないが、工程管理サーバ40、データベースサーバ43、WEBサーバ44、及びメールサーバ45は、制御部やRAM、ROM等を有しており、制御部によりROMに予めインストールされたコンピュータプログラムに従って各部が制御される。
工程管理サーバ40は、管理対象である住宅を施工する上での工程管理を行うためのものであり、施工管理者用事務所端末2及び現場監督用事務所端末3により作成された工程情報をHDに記憶し、記憶した工程情報とアップロードされた前記工程情報とを統合してHDに記憶するものとして機能する。また、標準工程をHDに記憶するものとしても機能する。
データベースサーバ43は、通信ネットワーク5やインターネット10を介して施工管理者用事務所端末2、現場監督用事務所端末3、又は工事関係業者側端末機11から受信したデータを基本情報データベース41及び業者情報データベース42に格納し、検索するものである。基本情報データベース41は、予め管理対象の基本情報を記憶するものとして機能する。業者情報データベース42は、予め登録された工事関係業者のID、パスワード、メールアドレスを記憶するものとして機能する。
WEBサーバ44は、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により作成された工事関係業者用工程表を掲載した工事関係業者用サイトを作成し、ログインサイトと、工事関係業者用サイトを含むインターネット上に公開されたWEBサイトを提供し、ログインサイトから受信したID及びパスワードを業者情報データベース42が記憶したID及びパスワードと照会し、一致した場合に工事関係業者用サイトへのアクセスを許可するものとして機能する。なお、工事関係業者用サイトの作成は、予め記憶した工事関係業者用サイトのHTMLファイルのテンプレートを元に施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3から前記通信ネットワークを介してアップロードされた工事関係業者用工程表を添付して工事関係業者用サイトを作成する。また、WEBサーバ44は、工事関係業者用サイトから受信したイベントの実績日を工程管理サーバ40に送信し、工程管理サーバ40は、受信したイベントの実績日をHDに記憶された工程情報に保存する。
メールサーバ45は、図示しないが、メールを宛先のメールサーバまで届けるためのSMTPサーバ(Simple Mail Transfer Protocol serber)と、メールを受け取るとともに、そのメールを引き渡すためのPOPサーバ(Post Office Protocol serber)とから構成され、次工程へのポイントとなるイベントの実績日が保存された工程情報が施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3から通信ネットワーク5を介してサーバ4にアップロードされた場合、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を記載した電子メールを業者情報データベース42が記憶した工事関係業者のメールアドレスに送信するものとして機能する。さらに、WEBサーバ44が工事関係業者用サイトから次工程へのポイントとなるイベントの実績日を受信した場合に、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を記載した電子メールを業者情報データベース42が記憶した工事関係業者のメールアドレスに送信するものとしても機能する。
施工管理者用携帯端末6は、施工管理者が使用する汎用のPDA(Personal Digital Assistant)であって、制御部やRAM、ROM、HDやSDカード(Secure Digital Card)等の記憶装置、タッチパネル式の液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる表示・入力部等を有しており、サーバ4からダウンロードされた工程情報をHDに記憶し、工程情報を表示・入力部により表示し、工程情報に基づいて施工管理者が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力し、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日をHDに記憶された工程情報に保存し、工程情報を施工管理者用事務所端末2に通信ネットワーク5を介してアップロードするものとして機能する。また、表示・入力部により表示された工程情報のイベントをタップされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示するものとしても機能する。また、表示・入力部により表示された工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示するものとしても機能する。また、表示する工程情報のアクション情報が関連付けられたイベントに対してアクション情報が関連付けられている旨を表示するものとしても機能する。また、工事関係業者名及び連絡先を表示・入力部により表示するとしても機能する。
現場監督用携帯端末7は、現場監督が使用する汎用のPDAであって、施工管理者用携帯端末6と同様に、制御部やRAM、ROM、HDやSDカード等の記憶装置、タッチパネル式の液晶表示装置からなる表示・入力部等を有しており、サーバ4からダウンロードされた工程情報をHDに記憶し、工程情報を表示・入力部により表示し、工程情報に基づいて現場監督が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力し、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日をHDに記憶された工程情報に保存し、工程情報を現場監督用事務所端末3に通信ネットワーク5を介してアップロードするものとして機能する。また、表示・入力部により表示された工程情報のイベントをタップされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示するものとしても機能する。また、表示・入力部により表示された工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示するものとしても機能する。また、表示する工程情報のアクション情報が関連付けられたイベントに対してアクション情報が関連付けられている旨を表示するものとしても機能する。また、工事関係業者名及び連絡先を表示・入力部により表示するとしても機能する。
工事関係業者側端末11は、工事関係業者側に設置された汎用のPCであって、制御部やRAM、ROM、HD、モニタ等の表示部、キーボードやマウス等の入力部等を有しており、制御部によりROMに予めインストールされたコンピュータプログラムに従って各部が制御される。この工事関係業者側端末11は、表示部にWEBサイトを表示するブラウザがインストールされており、ログインサイト、及び工事関係業者用サイトにアクセスして表示し、ID及びパスワードをログインサイトからサーバ4にインターネット10を介して送信するものとして機能する。また、工事関係業者用サイトからサーバ4にインターネット10を介してイベントの実績日を送信するものとしても機能する。
次に、本携帯端末を使用した工程管理システム1を用いて実現される工程管理方法について説明する。図2は、本工程管理方法における主要ステップを示したフローチャートである。
本携帯端末を使用した工程管理方法では、施工管理者又は現場監督は、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により基本情報データベース41に記憶された管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対する工程情報を工程管理サーバ40上に作成する。そして、施工管理者及び現場監督は、工程情報を工程管理サーバ40から施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7にダウンロードし、施工現場において該工程情報に基づいて管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力して工程情報に保存し、イベントの予定日、進捗状況、及び実績日を保存した工程情報を工程管理サーバ40にアップロードする。工程管理サーバ40は、記憶した工程情報とアップロードされた工程情報を統合して記憶する。再度管理するイベントがある場合、施工管理者及び現場監督は、工程管理サーバ40により統合された工程情報を施工管理者用事務所端末2及び現場監督用事務所端末3により工程管理サーバ40から施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7にダウンロードする。以下、詳細に説明する。
まず、施工管理者又は現場監督は、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により基本情報データベース41に記憶された管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対する工程情報を工程管理サーバ40上に作成する。(S1)。この工程情報を作成する際に、イベントに対してアドバイスやチェック項目がある場合は、それらのアドバイスやチェック項目をお知らせ情報として入力し、イベントに関連付けて工程情報に保存する。また、イベント完了時に近隣、施主、役所、検査、手配、業務等に関する注意事項がある場合は、それらの注意事項をアクション情報として入力し、イベントに関連付けて工程情報に保存する。
次いで、施工管理者又は現場監督は、管理対象の工程情報に個別のイベントを追加するか否かを決定する(S2)。イベントを追加する場合(S2:YES)、施工管理者又は現場監督は、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により工程情報にイベントを追加する(S3)。施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3は、追加されたイベントを工程管理サーバ40に記憶された工程情報に保存する。
一方、イベントを追加しない場合(S2:NO)、又はS3の後、施工管理者又は現場監督は、施工現場において管理するイベントがある日において現場に行く前に、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により工程管理サーバ40に作成した工程情報を工程管理サーバ40から施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7にダウンロードする。(S4)。施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7は、ダウンロードされた工程情報をHDに記憶する。このように、施工管理者及び現場監督は、作成した工程情報を工程管理サーバ40から施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7にダウンロードすることにより、お互いに共有することができる。なお、工程管理サーバ40から施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7に工程情報をダウンロードする際に、ダウンロードする工程情報を管理対象により選択するようにしてもよい。
施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7に工程情報をダウンロードした施工管理者及び現場監督は、施工現場においてそれぞれ施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7によりイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力して、工程情報にイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を保存する(S5)。以下、具体的に説明する。
〔イベントの予定日、進捗状況、及び実績日の入力〕
まず、施工管理者及び現場監督は、図3に示すように、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7により管理対象一覧画面12を表示する。この管理対象一覧画面12には、管理対象の邸名と管理工程からなる表が表示されており、セル内に「□」と表示されている場合、該当工程内に未完了のイベントがあることを示しており、また、セル内に「■」と表示されている場合は、該当工程内の全イベントが完了していることを示している。また、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7は、フィルタ機能を有しており、フィルタチェックボックス13をタップすると、プルダウンメニュー14に「着工前物件」、「工事中物件」、「引渡し後」が表示され、それらのうちのいずれかを選択することにより表示される管理対象の邸名を切り替えることができる。なお、デフォルトでは、「工事中物件」の邸名が表示される。
次いで、施工管理者及び現場監督がこの管理対象一覧画面12から表示する邸名及び工程を選択してタップすると、イベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力する画面が表示されるが、例えば、管理対象一覧画面12の邸名が「□□□□□」で工程が「全体」であるセルをタップすると、図4に示すように、工事重要イベント表示画面15が表示される。同様に、管理対象一覧画面12の邸名が「○○ ○○」で工程が「外装」であるセルをタップすると、図5に示すように、工事別詳細イベント表示画面16が表示され、管理対象一覧画面12の邸名が「△△△△△」で工程が「出荷日」であるセルをタップすると、図6に示すように、出荷イベント画面17が表示される。施工管理者及び現場監督は、これらの画面においてイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を閲覧できる。また、これらの画面において管理を担当するイベントの予定、進捗、実績のいずれかのセルをタップすると、図7に示すように日付入力画面18が表示され、この日付入力画面18からイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力することができ、入力後、「更新」ボタン19をタップすると、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日が工程情報に保存される。「更新」ボタン19のタップ後、「戻る」ボタン20をタップすると、各画面に入力したイベントの予定日、進捗状況、及び実績日が表示される。なお、施工管理者が現場監督が管理を担当するイベントをタップしても日付入力画面18は表示されず、同様に、現場監督が施工管理者が管理を担当するイベントをタップしても日付入力画面18は表示されない。これにより、施工管理者と現場監督が間違って管理を担当しないイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力することを防止できる。このように、施行現場において施工管理者と現場監督とがそれぞれお互いの工程管理に関する作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により入力できるとともに、お互いが入力した作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により確認できる。
また、施工管理者及び現場監督は、各画面において、「関係者」ボタン21をタップすると、図8に示すように、工程情報に含まれた工事関係者名及び連絡先が記された工事関係業者一覧画面22が工事項目毎に表示される。これにより、施工管理者及び現場監督は、現場において、工事関係者に連絡を取りたい場合に、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7により表示される工事関係者名及び連絡先を確認して連絡することができる。
また、施工管理者及び現場監督が工事重要イベント表示画面15、工事別詳細イベント表示画面16、出荷イベント画面17等のイベントが表示された画面において、各イベントが表示されたセルをタップすると、例えば、図5に示す工事別詳細イベント表示画面16のように、お知らせ情報23が表示される。これにより、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用携帯端末2及び現場監督用携帯端末3に表示されたイベントをタップすることによりイベントに対するアドバイスやチェック項目であるお知らせ情報を確認することができ、イベントに関するミスやトラブルを削減できる。
さらに、イベントに関連付けてアクション情報が工程情報に保存されている場合は、図4に示す工事重要イベント表示画面15や図6に示す出荷イベント画面17のように、実績日を入力すると、アクション情報24が表示される。これにより、施工管理者及び現場監督は、イベント完了時における近隣、施主、役所、検査、手配、業務等に関する注意事項であるアクション情報を確認でき、イベント完了時におけるミスやトラブルを削減できる。また、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7は、イベントに関連付けてアクション情報が工程情報に保存されている場合は、該イベントのセルの色を変えたり、「※」マークを表示したりして、イベントに対してアクション情報が関連付けられている旨を表示する。これにより、施工管理者及び現場監督は、予めイベント完了時にアクション情報が表示されることを認識でき、イベント完了時にアクション情報を見落とすことを防止できる。
そして、施工管理者及び現場監督は、一日の作業が終わったら、図3に示す管理対象一覧画面12の「終了」ボタン25をタップし、事務所に戻ってイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を保存した工程情報を施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7から工程管理サーバ40にアップロードする(S6)。工程管理サーバ40は、HDに記憶した工程情報と、この工程情報を施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7からアップロードされた工程情報を統合してHDに記憶する(S10)。この工程情報の統合は、工程管理サーバ40が記憶した工程情報に、アップロードされた工程情報に含まれる新規に保存されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を上書きして記憶することにより行うが、施工管理者が施工管理者用携帯端末6により入力して工程情報に新規に保存されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日と、現場監督が現場監督用携帯端末7により入力して工程情報に新規に保存されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日は、それぞれ重ならず、工程管理サーバ40が統合して記憶する工程情報は、施工管理者と現場監督の最新のイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を含んでいる。なお、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7から工程管理サーバ40に工程情報をアップロードする際に、アップロードする工程情報を管理対象により選択するようにしてもよい。この工程管理サーバ40が記憶する工程情報を蓄積することにより、全社的な工程検査に関するデータを蓄積できる。
そして、施工管理者及び現場監督は、管理対象の工事工程が全て終了していない場合(S8:NO)、工事工程が終了するまでS4以降のステップを行う。以上のステップにより、本携帯端末を使用した工程管理方法では工程管理を行う。なお、工程管理は、施工管理者のみが行う日もあれば、現場監督のみが行う日もあるので、その場合はどちらか一方のみが工程情報を携帯端末にダウンロードして、イベントの予定日、進捗状況、実績日等を入力し、それらを保存した工程情報を工程管理サーバ40にアップロードする。
次に、本携帯端末を使用した工程管理システム1において、施工管理者用事務所端末2及び現場監督用事務所端末3は、各種工程表を作成することができる。以下、具体的に説明する。
〔工程表の作成〕
施工管理者又は現場監督が施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報を入力し、工程表作成の指示を入力すると、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3は、図9及び図10に示すように、工程管理サーバ40のHDに記憶されている標準工程を基にして入力された管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報と、工程情報に含まれるイベントの予定日及び実績日を掲載した担当者別工程表26及び邸別工程表27を工程管理サーバ40上に作成する。このように、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用事務所端末2及び現場監督用事務所端末3により容易に工程表を作成できる。
また、施工管理者又は現場監督が施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により工事項目別の工程表の作成の指示を入力すると、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3は、図11に示すように、上段に管理対象毎の工事項目別の工程を表示する。施工管理者又は現場監督が表示された工程を下段に表示された工事業者の工程フィールドにマウスでドラッグして移動すると、割り振りが入力され、工事項目別の工程表28を工程管理サーバ40上に作成する。このように、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用事務所端末2及び現場監督用事務所端末3により容易に工事項目別の工程表28を作成できる。
また、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3は、図12に示すように、工程情報、担当者別工程表26及び邸別工程表27に基づいて基礎工事、外装工事、木工・仕上工事、設備工事毎に分かれた工事関係業者用工程表29を工程管理サーバ40上に作成することができる。
また、本携帯端末を使用した工程管理システム1において、作成した工事関係業者用工程表29をインターネットを介して工事関係業者側端末11により閲覧することができ、実績日を入力することができる。図13は、本携帯端末を使用した工程管理システム1における工事関係業者用工程表のWEB公開の主要ステップを示すフローチャートである。以下、具体的に説明する。
〔工事関係業者用工程表のWEB公開〕
まず、施工管理者又は現場監督は、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3により工事関係業者用工程表29を工程管理サーバ40上に作成する(S21)。WEBサーバ44は、工事関係業者用工程表29が工程管理サーバ40上に作成されると、この工事関係業者用工程表29を掲載した工事関係業者用サイトをHDに記憶したテンプレートを基にして作成する(S22)。次いで、工事関係業者が、工事関係業者側端末11によりWEBサーバ44が提供するログインサイトからID及びバスワードを送信すると、これを受信したWEBサーバ44は、受信したID及びパスワードをデータベースサーバ43の業者情報データベース42に記憶したID及びパスワードと照会し、一致した場合に工事関係業者用サイトへのアクセスを許可する(S23)。ここで、WEBサーバ44は、ログインサイトから送信されたID及びパスワードが業者情報データベース42に記憶したID及びパスワードと一致しなければ再送信を促し、所定回数連続して一致しなかった場合はアクセスを許可しない。
次いで、ログインして工事関係業者用サイトへのアクセスを許可された工事関係業者は、工事関係業者用サイトにより工事関係業者用工程表29を閲覧し(S24)、自身が担当する工事の実績日を入力する場合(S25:YES)、工事関係者は、工事関係業者用サイトから実績日を入力して送信する(S26)。WEBサーバ44は、受信した実績日を工程管理サーバ40に送信し、工程管理サーバ40は受信した実績日をHDに記憶した工程情報に保存するとともに全ての工程表に受信した実績日を反映する(S27)。このように、工事関係業者は、インターネットを介して工事関係業者用サイトにアクセスして工事関係業者用工程表を閲覧でき、工事の進捗状況を把握でき、自身が担当する工事の実績日を入力して工程表に反映させることができる。
さらに、本携帯端末を使用した工程管理システム1において、工程管理サーバ40が次工程へのポイントとなるイベントの実績日を工程情報に統合して記憶した場合、すなわち、施工管理者用事務所端末2又は現場監督用事務所端末3から次工程へのポイントとなるイベントの実績日を保存した工程情報がアップロードされた場合、又は、工事関係業者用サイトから次工程へのポイントとなるイベントの実績日が送信された場合、メールサーバ45は、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を記載した電子メールを業者情報データベース42に記憶された工事関係業者のメールアドレスに送信する。これにより、工事関係業者は、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を受信した電子メールにより認識できる。
以上の説明より明らかなように、本携帯端末を使用した工程管理システム1によれば、施行現場において施工管理者と現場監督とがそれぞれお互いの工程管理に関する作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により入力できるとともに、お互いが入力した作業の進捗状況や資材の入荷状況を携帯端末により確認できる。また、施工管理者及び現場監督は、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示されたイベントをタップ又はクリックすることによりイベントに対するアドバイスやチェック項目であるお知らせ情報を確認することができ、イベントに関するミスやトラブルを削減できる。また、施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末にイベントの実績日を入力すると、近隣、施主、役所、検査、手配、業務等に関する注意事項であるアクション情報を確認でき、イベント完了時におけるミスやトラブルを削減できる。また予めイベント完了時にアクション情報が表示されることを認識でき、イベント完了時にアクション情報を見落とすことを防止できる。また、工程情報に標準として含まれるイベントに加えて、管理対象毎にイベントを追加できる。また、施工現場において工事関係業者名及び連絡先を確認できる。また、施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末により容易に工程表、工事項目別の工程表、工事関係業者用工程表を作成できる。
また、工事関係業者は、インターネットを介して工事関係業者用サイトにアクセスして工事関係業者用工程表を閲覧でき、工事の進捗状況を把握できる。また、自身が担当する工事の実績日を入力して工程表に反映することができる。また、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を受信した電子メールにより認識できる。
さらに、本携帯端末を使用した工程管理システム1を利用することにより、全社的な工程管理に関するデータを蓄積できるため、データの集計・分析が容易となり、分析結果を基に工程管理において適正な改善活動を行うことができる。したがって、本携帯端末を使用した工程管理システム1により、継続的改善活動を業務に展開でき、より一層の工程管理の向上が可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本実施の形態では、施工管理者用携帯端末6及び現場監督用携帯端末7は、PDAとしているが、上記の機能を果たすことができるものであれば、小型のPC、携帯電話等であってもよい。同様に、現場責任者用携帯端末11は、携帯電話としているが、上記の機能を果たすことができるものであれば、小型のPC、PDA等であってもよい。
本発明は、施行現場において現場監督と施工管理者とがお互いの検査内容する場合に利用可能である。
本発明の実施の形態に係る携帯端末を使用した工程管理システムの構成例を示すブロック図である。 携帯端末を使用した工程管理システムを用いた工程管理方法の主要ステップを示すフローチャートである。 施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示された管理対象一覧画面を示す図である。 施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示された工事重要イベント表示画面を示す図である。 施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示された工事別詳細イベント表示画面を示す図である。 施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示された出荷イベント画面を示す図である。 施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示された日付入力画面を示す図である。 施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末に表示された工事関係業者一覧画面を示す図である。 担当者別工程表を示す図である。 邸別工程表を示す図である。 工事項目別の工程表を示す図である。 工事関係業者用工程表を示す図である。 携帯端末を使用した工程管理システムを用いた工事関係業者用工程表のWEB公開の主要ステップを示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末を使用した工程管理システム
2 施工管理者用事務所端末
3 現場監督用事務所端末
4 サーバ
5 通信ネットワーク
6 施工管理者用携帯端末
7 現場監督用携帯端末

Claims (11)

  1. 施工管理者の事務所に設置された施工管理者用事務所端末と、前記施工管理者が使用し、前記施工管理者用事務所端末と通信ネットワークを介して接続される施工管理者用携帯端末と、前記現場監督の事務所に設置された現場監督用事務所端末と、前記現場監督が使用し、前記現場監督用事務所端末と通信ネットワークを介して接続される現場監督用携帯端末と、前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末と通信ネットワークを介して接続されたサーバとからなる携帯端末を使用した工程管理システムであって、
    前記施工管理者用事務所端末は、前記サーバに記憶された管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報を前記サーバ上に作成する手段と、該工程情報を前記サーバから前記施工管理者用携帯端末に前記通信ネットワークを介してダウンロードする手段と、前記工程情報を前記施工管理者用携帯端末から前記サーバに前記通信ネットワークを介してアップロードする手段と、を備え、
    前記施工管理者用携帯端末は、ダウンロードされた前記工程情報を記憶する施管携帯工程情報記憶手段と、前記工程情報を表示する手段と、前記工程情報に基づいて施工管理者が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力する手段と、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を前記施管携帯工程情報記憶手段に記憶された工程情報に保存する手段と、を備え、
    前記現場監督用事務所端末は、管理対象の基本情報に基づいて管理対象に対してイベントを含む工程情報を前記サーバ上に作成する手段と、前記工程情報を前記サーバから前記現場監督用携帯端末に前記通信ネットワークを介してダウンロードする手段と、前記工程情報を前記現場監督用携帯端末から前記サーバに前記通信ネットワークを介してアップロードする手段と、を備え、
    前記現場監督用携帯端末は、ダウンロードされた前記工程情報を記憶する現監携帯工程情報記憶手段と、前記工程情報を表示する手段と、前記工程情報に基づいて現場監督が管理するイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を入力する手段と、入力されたイベントの予定日、進捗状況、及び実績日を前記現監携帯工程情報記憶手段に記憶された工程情報に保存する手段と、を備え、
    前記サーバは、予め管理対象の基本情報を記憶する手段と、作成された前記工程情報を記憶する工程情報記憶手段と、該工程情報記憶手段により記憶された工程情報とアップロードされた前記工程情報とを統合して記憶する手段と、を備えることを特徴とする携帯端末を使用した工程管理システム。
  2. 前記施工管理者用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力する手段と、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、
    前記施工管理者用携帯端末は、表示された工程情報のイベントをタップ又はクリックされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示する手段を備え、
    前記現場監督用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてお知らせ情報を入力する手段と、入力されたお知らせ情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、
    前記現場監督用携帯端末は、表示された工程情報のイベントをタップ又はクリックされた場合に、該イベントに関連付けられたお知らせ情報を表示する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  3. 前記施工管理者用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力する手段と、入力されたアクション情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、
    前記施工管理者用携帯端末は、表示された工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示する手段を備え、
    前記現場監督用事務所端末は、前記工程情報に含まれるイベントに関連付けてアクション情報を入力する手段と、入力されたアクション情報を前記イベントに関連付けて前記サーバに記憶された前記工程情報に保存する手段と、を備え、
    前記施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、表示した工程情報のイベントの実績日が入力された場合に、該イベントに関連付けられたアクション情報を表示する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  4. 前記施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、表示する工程情報のアクション情報が関連付けられたイベントに対してアクション情報が関連付けられている旨を表示する手段を備えることを特徴とする請求項3記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  5. 前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記イベントを前記工程情報に追加する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  6. 前記工程情報は、工事関係業者名及び連絡先を含むものであり、
    前記施工管理者用携帯端末及び現場監督用携帯端末は、該工事関係業者名及び連絡先を表示する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  7. 前記サーバは、標準工程を記憶する手段を備え、
    前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、管理対象の建物面積、管理対象を工事する職人の能力、及び特殊工事の情報を入力する手段と、前記標準工程を基にして前記建物面積、職人の能力、及び特殊工事の情報と前記工程情報に含まれるイベントの予定日及び実績日を掲載した工程表を前記サーバ上に作成する手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  8. 前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記工程情報に基づいて管理対象毎の工事項目別の工程を表示する手段と、該工程を表示された工事業者の工程フィールドに移動することにより工事業者への割り振りを入力する手段と、入力された割り振りに基づいて工事項目別の工程表を前記サーバ上に作成する手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  9. 前記施工管理者用事務所端末及び現場監督用事務所端末は、前記工程情報及び工程表に基づいて工事関係業者用工程表を前記サーバ上に作成する手段を備え、
    前記サーバは、作成された工事関係業者用工程表を掲載した工事関係業者用サイトを作成する手段と、ログインサイトと、前記工事関係業者用サイトを含むインターネット上に公開されたWEBサイトを提供する手段と、予め登録された工事関係業者のID、及びパスワードを記憶する工事関係業者情報記憶手段と、前記ログインサイトから受信したID及びパスワードを前記工事関係業者情報記憶手段により記憶されたID及びパスワードと照会し、一致した場合に前記工事関係業者用サイトへのアクセスを許可する手段と、を備え、
    工事関係業者側に設置された工事関係業者側端末が前記サーバとインターネットを介して通信可能に接続されており、
    該工事関係業者側端末は、前記ログインサイト、及び工事関係業者用サイトにアクセスして表示する手段と、前記ID及びパスワードを前記ログインサイトから前記サーバに前記インターネットを介して送信する手段と、を備えることを特徴とする請求項8記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  10. 前記工事関係業者側端末は、イベントの実績日を前記工事関係業者用サイトから前記サーバに前記インターネットを介して送信する手段を備え、
    前記サーバは、受信したイベントの実績日を前記工程情報に保存する手段と、前記実績日を全ての工程表に反映する手段と、を備えることを特徴とする請求項9記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
  11. 前記サーバは、前記工事関係業者のメールアドレスを記憶する手段と、次工程へのポイントとなるイベントの実績日を前記工程情報に統合して記憶した場合に、次工程へのポイントとなるイベントが完了した旨を記載した電子メールを前記工事関係業者のメールアドレスに送信する手段と、を備えることを特徴とする請求項9又は10記載の携帯端末を使用した工程管理システム。
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